JPS6133123A - 育毛養毛等美髪食品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は育毛養毛等美髪食品に関し、より詳しくはこ
の発明の目的は菊花（キク（Ｃｈｒｉｙｓａｎｔｈｅｍ
ｕｍ　ｍｏｒｉｆｏｌｉｕｍ　Ｈｅｍ５ｌ）及びその品
種の頭状花）の粉末及び／又は抽出粉末と、ホップ（）
Ｉｕｍｕｌｕｓｌｕｐｕｌｕｓ　Ｌ、）の粉末及び／又
は抽出粉末の両方又はいずれか一方を必須成分としてな
る育毛養毛等美髪食品の提供にある。

（従来の技術及びその欠点） 一般に、ＷＲ髪の育毛養毛等美髪問題で悩んでいる人は
多い。

従って、従来から育毛養毛等美髪問題を解決する為の種
々の化粧料組成物が開発されている。

これらは、その殆どが頭髪の生え際の皮膚特に毛根を刺
激し、毛根及び毛根部の新陳代謝を促進し７結果育毛養
毛等美髪問題を解決せんとこころみるものであった。

又、物理的に頭髪の生え際の皮膚特に毛根をブラシ等で
たたいて刺激し同時に薬効成分を皮膚から吸収させて結
果育毛養毛等美髪問題を解決せんとするものも存在する
。

しかしながら、これら従来の育毛養毛等美髪用の化粧料
は、使用するひとによってはかぶれの問題が生じたり物
理的に叩くと云う行為が煩わしいという欠点が有るうえ
、皮膚の弱い人には外的薬剤の吸収というのは炎症を生
じたりして却って逆効果である等の欠点があった。

又一方この様な外用量にたいし、内用するものであれば
炎症を生じたりかぶれたりすることがなく、而も医薬品
では無く食品であればむりなく継続して内用でき、育毛
養毛等美髪作業に物理的な煩わしい作業も伴なわないと
いうことに着目した食品、医薬品も数多く存在する。

一般に、これら従来の食品、医薬品は育毛養毛等に効果
があるいわれている成分、オタネニンジン（Ｐａｎａｘ
　ＨｉｎｓｅｎＨＣ，Ａ、Ｍｅｙｅｒ　）の粉末及び／
又は抽出粉末、昆布（Ｌａｍｉｎａｒｉａ　ｊａｐｏｎ
ｉｃａ　Ａ　）又は（Ｕｎｄａｒｉａ　ｐｉｎｎａｔｉ
ｆｉｄａ　Ｓ）の粉末及び／又は抽出粉末、天然ビタミ
ンＥのいずれか一成分或いは混合配合物を必須成分とす
るものが多い。

この発明者らは、これら成分を持つ従来市販されている
種々の内服用の育毛養毛等美髪食品に関し鋭意研究を続
けたところ、これら従来からの配合成分をもつ育毛養毛
効果を持つ食品に更に、特定の成分を配合するとより育
毛、養毛効果が増大するこ２を確認しこの発明に到達し
た。

（解決手゛段） 即ちこの発明は、菊花（キク（Ｃｈｒｉｙｓａｎｔｈｅ
ｍｕ＋＋＋ｍｏｒｉｆｏｌｉｕｍ　Ｈｅｎ＋ｓｌ）及び
その品種の凹状孔）の粉末及び／又は抽出粉末と、ホッ
プ（Ｈｕｍｕｌｕｓ　１ｕｐｕＩｕｓ　Ｌ、）の粉末及
び／又は抽出粉末の両方又はいずれか一方を必須成分と
してなる育毛養毛等美髪食品に係るものである。

（実施例） この発明において使用する菊花とは、キク科（Ｃｏｍｐ
ｏｓ　ｉ　ｔａｅ）のキク（Ｃｈｒｉｙｓａｎｔｈｅｍ
ｕｍ　ｍｏｒｉｆｏｌｉｕｍＨｅｍｓｌ）及びその品種
の凹状孔を乾燥したものを云う。

この発明で使用できる菊花は、従来から漢方成分として
使用されていたもので動脈硬化の改善即ちコレステロー
ルの代謝に効果があり、後記昆布（Ｌａｍｉｎａｒｉａ
　ｊａｐｏｎｉｃａ　Ａ　）又は（Ｕｎｄａｒｉａ　ｐ
ｉｎｎａｔｉｆｉｄａ　Ｓ）の機能と同等の効果を持ち
場合に依って昆布と併用すると相乗的に美髪効果がある
。

この発明に係る食品を調製するに際し、この菊花を粉末
で使用する時は、（この後述べるホップ（Ｈｕｍｕｌｕ
ｓ　１ｕｐｕｌｕｓ　Ｌ、）　　も同様であるが）、５
０メツシユ以下の粉末として食品に混合添加するのが望
ましい。

後述の公知の育毛成分であるオタネニンジン（Ｐａｎａ
ｘ　ＨｉｎｓｅｎＨＣ，八、Ｍｅｙｅｒ　）及び昆布（
Ｌａｍｉｎａｒｉａ　ｊａｐｏｎｉｃａ　Ａ　）又は（
Ｕｎｄａｒｉａ　ｐｉｎｎａｔｉｆｉｄａ　Ｓ）をこの
発明食品に混合する場合には、前記と同様５０メツシユ
以下の粉末として食品に混合添加するのが望ましい。

この発明で菊花及び／又はホップ（Ｈｕｍｕｌｕｓ　ｌ
ｕρｕｌｕｓ　Ｌ、）を抽出エキスとして、食品化する
場合には各成分類の抽出効果をよくするため出来るだけ
細ぎりし、水または水性アルコールで熱抽出処理する。

この発明でアルコールとしてはメタノール、エタノール
等の低級脂肪族アルコールが好ましく、３０〜４０％含
有水溶液として用いるのが好ましい。

又、何れの成分も熱抽出はあまり過熱にならないよう充
分な量の溶媒を用い、なるべく時間をかけて行うのが好
ましい。

また抽出は２〜３回行うのがよい。得られる抽出エキス
液はなるべく減圧下で濃縮される。

濃縮を完全に行って所謂乾燥エキスとしてもよく、また
ある程度の濃縮に止め所謂流エキス又は軟エキスとして
もよい。これらは何れもこの発明の目的に使用できる。

この発明で使用するホップ（Ｈｕｍｕｌｕｓ　Ｉｕｐｕ
ｌｕｓＩ７．）とはクワ科の多年草のつる草で、その雌
花序を使用する。

この発明で使用するホップ（）ｌｕｍｕｌｕｓ　Ｉｕｐ
ｕｌｕｓｌｌ、）の雌花序は苦み配糖体を有し、この苦
み配糖体が血行を促進し、微少血管の血流を改善し結果
育毛養毛等の美髪効果をもたらすものと考えられる。

この発明に係る育毛養毛等美髪食品には、従来公知の育
毛養毛食品で使用される成分、即ちオタネニンジン（Ｐ
ａｎａｘ　ｇｉｎｓｅｎｇ　Ｃ，Ａ、Ｍｅｙｅｒ　）　
、昆布（Ｌａｍｉｎａｒｉａ　ｊａｐｏｎｉｃａ　Ａ　
）又は（Ｕｎｄａｒｉａ　ｐｉｎｎａｔｉｆｉｄａ　Ｓ
）　、天然ビタミンＥを配合しても良い。

このオタネニンジン（Ｐａｎａｘ　ｇｉｎｓｅｎｇ　Ｃ
，Ａ、Ｍｅｙｅｒ）を配合する場合は、通常その根部を
使用し場合によっては茎部及びまたは葉部をも使用する
が、この様な部位のオタネニンジン（Ｐａｎａｘ　ｇｉ
ｎｓｅｎｇＣ，＾０Ｍｅｙｅｒ　）は、常法に準じ抽出
エキスあるいば抽出エキス乾燥物として食品に含有させ
てもよく、或いはそのものの乾燥粉末として調製して食
品に含有させてもよい。

このオタネニンジン（Ｐａｎａｘ　ｇｉｎｓｅｎｇ　Ｃ
，Ａ、Ｍｅｙｅｒ）は、古くから滋養強壮、体力増強、
代謝を活発にする作用があるといわれ、近年その薬理作
用が薬学的、医学的に解明されるに至りサポニン成号 分が細胞賦活作用を機作するものと考えられ、実証され
るに至っている。

ごのオタネニンジン（Ｐａｎａｘ　ｇｉｎｓｅｎｇ　Ｃ
，＾、　Ｍｅｙｅｒ）を乾燥粉末望ましくは冷凍乾燥粉
砕物とする場合は、使用部位をよく洗浄し、その上で乾
燥させるあるいは冷凍乾燥粉砕物として使用してもよく
、あるいは後記する如く抽出エキスを抽出工程の途中で
スプレードライ法で冷凍乾燥粉砕物としても良い。

抽出物とする場合には、オタネニンジン（Ｐａｎａｘ　
ｇｉｎｓｅｎｇ　Ｃ，Ａ、Ｍｅｙｅｒ　）の使用部位を
よく洗浄し、乾燥させた後細ぎりし、必要に応じて、脱
脂する。

この脱脂の後又は細ぎりの復水、・叉ば低級アルコール
で抽出する。

抽出条件としては、抽出溶媒によってもことなるが、６
０度乃至９００部程の加熱下、３０分乃至２時間程度、
抽出液が１／３程度成るようにおこなえばよい。

この抽出エキス液を前記した如くスプレードライ法で冷
凍乾燥粉砕物としても良（或いは抽出エキス液をそのま
ま使用してもよく、叉減圧乾燥法で粉末状結晶を調製し
てもよい。

この発明成分に混合して使用することができる昆布（Ｌ
ａｍｉｎａｒｉａ　ｊａｐｏｎｉｃａ＾）又は（Ｕｎｄ
ａｒｉａ　ｐｉｎｎａｔｉｆｉｄａ　Ｓ）は、抽出物と
して食品に含有させてもよく、或いは乾燥粉末としてｔ
Ｉ８ＩＮシて食品に含有させてもよい。

この昆布（Ｌａｍｉｎａｒｉａ　ｊａｐｏｎｉｃａ＾）
又は（Ｕｎｄａｒｉａ　ｐｉｎｎａｔｉｆｉｄａ　Ｓ）
は、アルギン酸、ヨード、鉄、カルシウム等を含みとく
にそのミネラルは可溶状で人体に吸収が容易であるとと
もに、近年抗凝血作用を持つ物質が含まれることが解明
、抹消血管の動脈硬化が改善されるとともにコレステロ
ールを代謝し毛根近傍等の微少血管の血流を促進し、結
果毛根の新陳代謝を促進すると考えられている。

この様な昆布（Ｌａｍｊｎａｒｉａ　ｊａｐｏｎｉｃａ
＾）又は（Ｕｎｄａｒｉａ　ｐｉｎｎａｔｉｆｉｄａ　
Ｓ）は、乾燥粉末望ましくは冷凍乾燥粉砕物とする場合
は、前記オタネニンジン（Ｐａｎａｘ　ｇｉｎｓｅｎｇ
　Ｃ，八、Ｍｅｙｅｒ　）と同様よく洗浄し、その上で
乾燥させるあるいは冷凍乾燥粉砕物として使用してもよ
く、あるいは後記する如く抽出物を抽出工程の途中でス
プレードライ法で冷凍乾燥粉砕物としても良い。

抽出物とする場合には、前記オタネニンジン（Ｐａｎａ
ｘ　ｇｉｎｓｅｎｇ　Ｃ，Ａ、Ｍｅｙｅｒ　）の方法に
準ずれば良い。

この発明成分に混合して使用できる天然ビタミンＥとは
、小麦や米の胚芽油、綿実油、トウモロコシ油等に多く
含まれるトコロール類及びトコトリエール類のことをい
い、生体内で抗酸化剤として機能する。

この発明において配合する有効成分は併用する場合には
、それぞれ実質的な量で用いられる必要がある。

この実質的な量とは、いずれか１つを１０部とした場合
最も少ないので４部程度を意味する。

例えば、使用割合としては菊花を１ｏ部とした場合ホッ
プは４〜７部程度を配合使用するのが望ましい。

尚、天然ビタミンＥをこの発明成分に混合して配合する
場合には、絶対量で成人１人１日１０ｍｇ〜１５ｍｇｒ
ｆｆ取できるように配合すれば良い。

この発明に係る育毛養毛等美髪食品は、食品全体として
エキス換算でエキス総量が成人１人１日量が１．０３ｇ
〜１．３２ｇ　、最も望ましくは１　、１２５ｇ程度を
含有する食品が１日当たり２〜３回に分けて食される様
にするのが望ましい。

食品の形態としては、通常散剤９錠剤、乳剤。

乳剤、カプセル剤、茶剤、顆粒剤、液剤（清涼飲料水、
流エキス剤、シロップ剤などを含む）などの任意の形態
を採用すれば良い。

また紙等の小袋に封入した振出剤がある。

これらの門品には更に、乳糖、澱粉、デキストリン、等
の賦型剤、結合剤、矯味矯襞剤２着色剤、防腐剤、崩解
剤等のような通常の食品として受容な物質を含有させて
も良い。

更には任意の食品形態としても良く、その食品形態とし
ては主食に添加する、菓子、清涼飲料水、等の全ての食
品形態をも好適に採用することができる。

また、育毛効果を得る為の接食量としては、養毛効果を
える為の前記量よりも多く接食者が成人の場合、通常１
日乾燥エキス換算で２ｇ以上５ｇ望ましくは３ｇ程度と
する。

（発明の効果） このようにして得たこの発明に係る育毛養毛等美髪食品
は実施例で明らかな育毛、養毛等美髪効果に加え、実施
例、試験例では開示しないが皮膚艶を与え、或いは肩凝
り、冷え症等の新陳代謝能低下などの諸症状を改善する
効果をも持つ。

次にこの発明の実施例及び試験例を示すことにより一層
この発明の効果を明確にする。

実施例 オタネニンジン（Ｐａｎａｘ　ｇｉｎｓｅｎｇ　Ｃ，＾
、Ｍｅｙｅｒ　）抽出エキスは市販のエキス（高麗人参
製品公社（韓国）製）を使用し、昆布（褐藻類、Ｌａｍ
１ｎａｒｉａｊａｐｏｎｉｃａ、Ａｒｅｓｃｈ）を冷凍
乾燥粉末としたものを使用し、更に天然ビタミンＥとし
て小麦胚芽油のトコフェロールを使用し、この三成分の
みの育毛養毛食品を試験例とした。

この試験例にホップ（化ホップを乾燥粉末としたもの）
を単独配合したものを実施例１、菊花の乾燥粉末のみを
試験例に加えたものを実施例２、試験例にホップ粉末及
び菊花粉末の両方を混合したものを実施例３とした。

これらの実施例及び試験例の配合処方を次の処方として
散剤を作り、試験に供した。

（以下余白） ニンジンエキス抽出粉末１０ｇ ビタミンＥ　　　　　　　　　　　　　　０．０５ｇ昆
布　　　　　　　粉末　　　　　　２５ｇホップ　　　
　　粉末　　　　　　４ｇ及び／又は キク力　　　　　　粉末　　　　　　　８ｇ小麦粉　　
　　　　　　　２０ｇ 乳糖　　　　　　　　　　２０ｇ この処方物を良く混合分散させて２ｏ包（１包約５ｇ）
の散剤を調製した。

試験例 ３５才から５５才までの男性合計４０人に、これら男性
はやや毛が薄い人、部分的に禿でいる人、全く売上がっ
ている人を略均等に１０人づつのグループ４に分り、実
施例１〜３及び試験例の散剤を毎日３包食べさせ、３ケ
月後、及び６ケ月後に改善状態を質問して、調べた。

第１１￥ば実施例１、第２群は実施例２、第３群は実ｈ
ｉ例３、第４群は試験例のそれぞれ喫食群とした。

結果をまとめて第１表及び第２表に示す。

４４　　　　　　６　　　　１　　　　３　　Ｊ−注）
略効果有の中には、第三者が外観状目視で効果が確認出
来なくとも、本人が自覚的になんとなく調子が良いと自
覚したものを含む。

叉、効果有とは第三者が外観状目視で効果が顕著に確認
できるものをまとめた。

この結果から判るように、この発明に係る育毛養毛等美
髪食品は長期喫食により、従来品に比べて効果が顕著に
なることが判るとともにキク力とホップの白成分を併用
したほうがより効果を発揮できることが明らかである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）菊花（キク（Ｃｈｒｉｙｓａｎｔｈｅｍｕｍ　ｍ
   ｏｒｉｆｏｌｉｕｍ　Ｈｅｍｓｌ）及びその品種の頭状
   花）の粉末及び／又は抽出粉末と、ホップ（Ｈｕｍｕｌ
   ｕｓ　ｌｕｐｕｌｕｓ　Ｌ．）の粉末及び／又は抽出粉
   末の両方又はいずれか一方を必須成分としてなる育毛養
   毛等美髪食品。