JPS63143771A - プラスチツク絶縁ケ−ブル接続部の成形方法 - Google Patents

プラスチツク絶縁ケ−ブル接続部の成形方法

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Publication number
JPS63143771A
JPS63143771A JP61287825A JP28782586A JPS63143771A JP S63143771 A JPS63143771 A JP S63143771A JP 61287825 A JP61287825 A JP 61287825A JP 28782586 A JP28782586 A JP 28782586A JP S63143771 A JPS63143771 A JP S63143771A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
molding
conductor
insulating layer
mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP61287825A
Other languages
English (en)
Inventor
英男 佐藤
正幸 山口
磯野 真
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、プラスチック絶縁ケーブル接続部のモール
ド成形方法、詳しくは架橋化ポリエチレン絶縁ケーブル
(以下、Cvケーブルと云う。)等で代表されるプラス
チック絶縁ケーブル接続部の絶縁体のモールド成形方法
に関するものである。
(従来の技術〕 Cvケーブルは取り扱いか容易で保守か簡単なことから
、最近では高圧用の主幹線にも使用されるようになって
きた。このCVケーブルの直線接続部は、第1図を参照
して説明すると、接続するCVケーブル1.1’の接続
端をそれぞれペンシリング(鉛筆削り)してケーブル導
体2.2′を露出させ、その上に導体スリーブ3を被嵌
して電気的に接続した後、この上に絶縁体として未架橋
のポリエチレンを押出しまたはテープ巻きによって絶縁
層4を紡錘状に厚く被覆して形成し、この外周に金型6
を密閉して被せ、高圧ガス中て加熱することにより接続
部絶縁層4をケーブル導体と一体にモールド成形させて
形成するものである。したかって、このモールド成形す
る際に、金型6内のケーブルl、1′部分も100℃〜
200℃の高温に晒されることになる。
このとき、ケーブル1.1′内のケーブル絶縁体中には
ケーブル製造時における架橋反応による架橋残渣のクミ
ルアルコールか存在し、これか加熱分解して水とアルフ
ァメチルスチレンとに分解する。この水か生成されると
、ケーブル1.1′の絶縁体中にホイドが形成され、こ
れかケーブルの絶縁性能を著しく低下させる原因となっ
てしまう。この分解反応は、一般に酸素か存在するとき
に活発となるため、金型6内の加圧ガスとしては空気の
代りに不活性ガスである窒素ガスを使用する方法かすて
に提案されている。
(発明か解決しようとする問題点) ところて、ケーブル接続部の外部から加圧するガスを空
気から不活性ガスである窒素ガス等にすることにより、
ケーブル絶縁体内に含有するケーブル製造時の架橋反応
における架橋残渣であるクミルアルコール等の分解反応
をかなりの程度少〈くすることができるが、ケーブル導
体中には依然として空気か存在するために金型内の空気
を窒素ガスと置換しただけでは不十分であった。
したかって、この発明の目的は、Cvケーブル接続部の
絶縁層をモールド成形する際に、加熱によるケーブル絶
縁体内に含有する架橋残液の分解反応を押えることによ
り、絶縁性能の優れたCvケーブル接続部の改良された
モールド成形方法を提供するにある。
(問題点を解決するための手段および作用)この発明の
CVケーブル接続部のモールド成形方法は、接続するケ
ーブル導体を電気的に一体的に接続した後、このケーブ
ル導体内の空気を不活性ガスと置換させ、続いて内部導
電性チュー7を被覆し、次に、押出しまたはテープ巻き
により絶縁層を形成し、この後、不活性ガスの雰囲気中
て加圧し加熱してモールド成形を行なうようにしたもの
である。
このため、ケーブル導体内に存在する空気(酸素)を不
活性ガスで置換することによって、ケーブル製造時に生
したケーブル絶縁体内に残存した架橋残渣であるクミル
アルコールの分解反応か抑制てき、絶縁性能の優れたC
vケーブル接続部を形成することができる。
〔実 施 例〕
以下1図示の一実施例によって本発明のCvケーブル接
続部のモールド成形方法を説明する。
第2図において、接続するケーブル1,1′の両端はペ
ンシリング(鉛筆削り)してそれぞれのケーブル導体2
.2′を露出させ、導体接続スリーン3を被嵌させて電
気的に接続される。この状態のCVケーブル接続部の外
周を取り囲むように金型6を被せ、この金型6内に窒素
ガスを導入して加圧する。すると、CVケーブル1,1
′のペンシリンタ先端と導体スリーブ3との間から窒素
ガスか進入する。この後、すばやく金型6を解体し、内
部導電性チューブ5を被覆すれば接続するケーブル1.
1′のケーブル導体2.2′の接続部はほぼ完全に窒素
で置換された状態に保つことができる。
続いて、第1図に示されるように、このような状態のC
vケーツル接続部に未架橋のポリエチレンからなる絶縁
体を押出しあるいはテープ巻きによって絶縁層4を紡錘
状にすばやく形成する。そして、その上に外部半導電層
7を被覆する。次に、この外側に再び金型6を被せ、こ
の中に窒素ガス8を導入し加圧して、絶縁層4を一様に
加圧しながら加熱してモールド成形を行なうものである
。したがって、ケーブルl、1′の製造時におけるC■
ケーブル絶縁体に含有した架橋残渣であるクミルアルコ
ールの分解反応を大幅に押えることかでき、Cvケーブ
ル接続部は絶縁性能の優れたものか得られることになる
空気中と窒素ガス中で架橋ポリエチレンを加熱したとき
の架橋残渣であるクミルアルコールの分解反応度を第3
図に示す。この図は、サンプルとして、40m5φのケ
ーブル導体に100mφのポリエチレン絶縁体を被覆し
たケーブルを長さ45++u++に切り出し、150℃
の温度下で測定した数値を表わしたものである。Bは空
気中で測定された分解度、Aは窒素ガス中て測定した分
解度をそれぞれ示している。この図からも明らかなよう
に、この発明のモールド成形方法によれば、ケーブル製
造時に生じるCvケーブル内の架橋残渣てあるクミルア
ルコールの分解反応を大幅に抑制することによって、極
めて絶縁性能の優れたCvケーブル接続部をモールド成
形することか理解できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明のモールド成形方法によ
れば、モールド成形する前にCVケーブルの導体内の空
気を十分に窒素ガス等の不活性ガスと置換させ、内部導
電性チューブを被覆して、次に押出しあるいはテープ積
層による絶縁層を形成して架橋作業か行なわれるので、
Cvケーブル製造時にCvケーブル絶縁体中に含有した
クミルアルコール等の架橋残渣の分解を極力押えること
により、ケーブル導体中ての水の生成および水トリーの
進展などの絶縁性能を劣化させる因子を大幅に低下させ
ることかできる顕著な効果かもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の成形方法に適用されたCVケーブル
接続部の上半部のみを示す要部側面図。 第2図は、上記第1図に示す状態に至る前の前処理を行
なっている状態の上半部のみを示す要部側面図、 第3図は、ケーブル製造時の架橋残渣であるクミルアル
コールの分解度を示す線図である。 2.2’−−−−ケーブル導体 4−−−−−−−−−一絶縁層 5−−−−−−−一−−内部導電性チューブ6−−−一
−−−−−−金型

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 プラスチック絶縁ケーブル接続部に未架橋の絶縁体を被
    覆して絶縁層を形成し、これをモールド成形するモール
    ド成形方法において、 接続するケーブル導体を接続した後、このケーブル導体
    内の空気を不活性ガスと置換させ、続いて内部導電性チ
    ューブを被覆させ、次に押出しまたはテープ巻きにより
    絶縁層を形成し、この後不活性ガス雰囲気中の一定の圧
    力下で加熱してモールド成形するようにしたことを特徴
    とするプラスチック絶縁ケーブル接続部の成形方法。
JP61287825A 1986-12-04 1986-12-04 プラスチツク絶縁ケ−ブル接続部の成形方法 Pending JPS63143771A (ja)

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ID=17722249

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