JPS647466B2 - - Google Patents

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JPS647466B2
JPS647466B2 JP12643180A JP12643180A JPS647466B2 JP S647466 B2 JPS647466 B2 JP S647466B2 JP 12643180 A JP12643180 A JP 12643180A JP 12643180 A JP12643180 A JP 12643180A JP S647466 B2 JPS647466 B2 JP S647466B2
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JP
Japan
Prior art keywords
tube
air
cap
electric wire
terminal
Prior art date
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Expired
Application number
JP12643180A
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English (en)
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JPS5750778A (en
Inventor
Junzo Ichikawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meishin Electric Co Inc
Original Assignee
Meishin Electric Co Inc
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Publication date
Application filed by Meishin Electric Co Inc filed Critical Meishin Electric Co Inc
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Publication of JPS5750778A publication Critical patent/JPS5750778A/ja
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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電線の接続部や、導体を露出させた
端末部にテープ巻きしたり、加熱などをすること
なしに絶縁被覆を行なう処理方法に関するもので
ある。
〔従来の技術とその問題点〕
従来、高所に架設された電線の接続方法にあつ
て、例えば高圧電線の接続は第4図に示すように
電線をスリーブ4で接続し、その接続個所の全体
を覆うようにスリーブカバー7を被着し、さらに
該スリーブカバー7の両端で電線1,1のビニル
被覆2,2とスリーブカバー7の端部とを絶縁テ
ープ8でもつて巻回して固定するようにしてい
る。また、低圧電線の接続では第5図に示すよう
に電線1,1のビニル被覆2,2を剥いで露出さ
せた導体3,3をBスリーブと称される片ひねり
に捻つて接続するスリーブ4により接続し、該接
続個所に絶縁テープ8を電線被覆に15mm以上重な
り合うように、しかもその幅を半幅ずつ重ね合わ
せ、4回以上密着巻きしている。またDV線と低
圧線との接続、例えば配電線と引込線または引込
幹線との分岐はツイストジヨイントまたはブリタ
ニヤジヨイントと称される、一方の直線状とした
電線に対して他方の電線をらせん巻きに巻回した
接続個所に前記したDV相互の接続の場合に準じ
て絶縁テープを4回以上密着巻きしているが、こ
れらのテープ巻きは何れもテープ半幅ずつを常に
重なり合うように位置をずらして往復する形で行
なうもので煩雑さがあり、すべて高所において作
業するものであるから著しく困難さを伴なうもの
である。また、電線の活線端末部の端末も例えば
第8図に示す引留碍子で引留めた電線の端末や、
第7図に示す積算電力計における検満計器の取換
え或いは計器の取付け位置変更等、多くの工事が
あるが、これらの端末処理も露出させた導体に絶
縁テープ8を巻回したり、或はキヤツプを冠着し
てさらに該キヤツプと電線とに跨らせて絶縁テー
プ8を巻回させて固定している。
このように電線接続部や端末処理に多く用いら
れている絶縁テープの巻回は作業性に困難さがあ
るのみならず、大気中に放置されるものであるか
ら、経時変化によつて接着性が低下して、絶縁テ
ープが剥れて絶縁の目的を達し得なくなり、感電
等の重大な欠陥をも持ち、電気工事並びに保全の
両面で大きな問題を持つているものである。
他方、かかる電線の接続部または、端末処理の
手段として絶縁テープの巻回によらずに熱収縮チ
ユーブと接着剤を利用するものもある。例えば実
公昭51−5732号では熱収縮チユーブの内面に所定
の接着剤層を断面波状もしくは縞状に設けてお
き、該接着剤層を前記チユーブの加熱収縮温度で
流動性を有するよう形成する。そして電線を挿通
したチユーブを加熱して収縮させ、前記接着剤層
により電線に水密なるようチユーブを接着固定す
るものである。しかしこの場合、チユーブの加熱
のために火気等の熱源や治具などを必要とする
他、該加熱作業に手間がかかる欠点もあつた。
さらに導体接続部に用いる加熱工程を要しない
収縮性ゴム管を開示するものとしては特開昭49−
107384号がある。これは多数の通気孔を設けた内
管と少なくとも一個の減圧孔を設けた外管とから
なる二重管に所定の収縮性ゴム管を挿入し、その
両端を前記外管端部を被覆するように折り返して
密着させ、前記減圧孔より内部の空気を抜いて減
圧して前記収縮性ゴム管を拡大保持するものであ
る。
そして前記減圧孔を開封して二重管内部を加圧
すると共に、収縮性ゴム管両端の折り返し部をは
ずすと該ゴム管は自然に収縮し被着体を被覆でき
る。
しかしこの場合には前記二重管を用いてその内
部に気圧の加減を生じさせ、収縮ゴム管の拡大、
収縮をなすため加圧、減圧をなす二重管とこれに
伴う装置、及び複雑な作業を要して手間がかかる
という欠点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はこのような従来問題を解消することが
できる簡便な電線の接続部並びに端末部の処理方
法を提供するためのもので、空気と遮断したとき
収縮を抑制する物質により収縮を抑制されてい
て、空気に接触したとき該収縮を抑制する物質が
消失して常温で収縮する性質を持つ、電気絶縁性
のよいゴム或は合成樹脂材によりチユーブ或いは
キヤツプを形成して、常には空気を遮断して密封
状態で保管しておき、該チユーブ或いはキヤツプ
を電線の接続個所や端末に被着して空気中に放置
すると、前記収縮を抑制する塩化ビニール、シリ
コンゴムなどの高分子材料に含浸させた脂肪酸エ
ステル系の揮発性膨潤剤が気中に揮発することに
より常温で該チユーブ或いはキヤツプが全体的に
収縮して、電線を包み込むように密着して絶縁被
覆を形成し、長期にわたりこの密着状態を保持し
て優れた絶縁性能を発揮せしめるようにしたもの
であり、従来のような絶縁テープの巻回、或いは
加熱工程や複雑な装置を全く不要とすることで、
高所での電線の接続部並びに端末処理を安全にそ
して簡易迅速に行なえるようにしたものである。
〔作用〕
チユーブ或いはキヤツプを空気を遮断した状態
におくと前記収縮を抑制する物質により収縮が抑
制されて常態を維持する。
チユーブ或いはキヤツプを空気と接触した状態
におくと収縮を抑制する物質が消失し、該チユー
ブ等は常温で全体的に収縮して電線に密着する。
実施例 以下に本発明の詳細を実施例に基き、図面と共
に説明する。第3図はDV線の接続部を示すもの
で、同図において1,1はビニル被覆2,2を施
こしてなるDV線で、ビニル被覆を鉛筆削りと称
される方法ではぎとり所要長さに導体3,3を露
出させ、片ひねりしてBスリーブ4により接続す
る。なお、導体3,3の先端3a,3aは接続部
に向けて折り曲げてある。
第1図に示すものは前記第3図に示す如き接続
個所の全体に被着するチユーブ5である。該チユ
ーブ5は電気絶縁性を有すると共に、空気を遮断
した状態で収縮を抑制されていて、空気と接触し
て収縮する、謂わば、脂肪酸エステル系の揮発性
膨潤剤に含浸させた潜在収縮性を持つたシリコン
ゴム或いは合成樹脂材により形成されており、常
には空気を遮断した密封状態で保管する。該チユ
ーブ5は空気中に放置すると常温によつて収縮を
抑制する物質が揮発して潜在する収縮性が顕在化
してチユーブ5が全体的に収縮する性質を持つて
いる。
そして、前記チユーブ5は例えば第3図に示す
接続個所aの長さより稍長く、かつスリーブ4の
径より大径のものを接続作業に先立ち、DV線の
一方に挿通して保持させておき、露出させた導体
3,3を接続した後に、スリーブ4の周面に移動
させて接続個所aを被う状態で放置すれば該チユ
ーブ5が全体的に収縮して接続個所aに密着して
導体3,3を一定厚さに絶縁被覆することができ
る。
また、第2図に示すものは所要長さを持つ筒体
の一端を閉塞したキヤツプ6であり、該キヤツプ
6は前記チユーブ5と同様に潜在収縮性を持つた
ゴム或いは合成樹脂材により形成されている。そ
して第6図に示すように積算電力計の接続端子に
接続するべく分岐した電線1aの露出させた導体
3の端末に冠着して大気中に放置すれば、前記チ
ユーブ5と同じような挙動によつて該キヤツプ6
が全体的に収縮して前記端末に密着して絶縁被覆
を行なわせることができる。
〔発明の効果〕
以上に述べたように本発明の方法は、従来の手
数を要する絶縁テープ巻き及び熱収縮チユーブに
代えて電線の絶縁個所並びに端末にチユーブ或い
はキヤツプを被せて、これらのチユーブ或いはキ
ヤツプが空気に触れることによつて収縮を抑制す
る物質が消失し、同時に常温で収縮して該被着部
分に密着し、一定厚さの絶縁被覆を構成させるも
のであるために電線の接続或いは端末の処理を極
めて容易に、しかも短時間に行なえて、均一厚さ
の絶縁被覆が得られるために優れた絶縁性を発揮
する。そして、テープ巻きのもののように経時的
に接着力が低下して剥落するようなこともなく、
長時間にわたつて安定した絶縁を保持することが
でき、作業上の簡易安全と共に本来の使命である
絶縁性の安全という面でも利点を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本発明に係わるもので第1図はチユーブの
斜視図、第2図はキヤツプの斜視図、第3図は本
発明のチユーブの被着状態を示す断面図、第4図
は従来の高圧電線の接続方法の実施例を示す断面
図、第5図は従来の低圧電線の接続方法の実施例
を示す断面図、第6図は本発明のキヤツプの冠着
状態を示す断面図、第7図及び第8図は従来の電
線端末処理方法の実施例図である。 1,1……電線、5……チユーブ、6……キヤ
ツプ、a……接続個所。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 空気を遮断したとき収縮を抑制する物質によ
    り収縮を抑制されて常態を維持し、空気と接触し
    たとき該収縮を抑制する物質が消失して常温下で
    収縮する性質を持つたゴム或は合成樹脂材により
    チユーブ或いはキヤツプを形成して常には空気を
    遮断した密封状態に保管し、該チユーブ或いはキ
    ヤツプを電線の接続個所或いは端末に被着して空
    気中に放置することにより前記収縮を抑制する物
    質が消失してチユーブ或いはキヤツプが収縮して
    電線に密着するようにしたことを特徴とする電線
    の接続部並びに端末の処理方法。
JP12643180A 1980-09-11 1980-09-11 Connector for wire and method of treating terminal Granted JPS5750778A (en)

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JP12643180A JPS5750778A (en) 1980-09-11 1980-09-11 Connector for wire and method of treating terminal

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JP12643180A JPS5750778A (en) 1980-09-11 1980-09-11 Connector for wire and method of treating terminal

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Publication Number Publication Date
JPS5750778A JPS5750778A (en) 1982-03-25
JPS647466B2 true JPS647466B2 (ja) 1989-02-08

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021009999A1 (ja) * 2019-07-18 2021-01-21 株式会社エコファクトリー 換気空調構造、および、換気空調方法
WO2021075335A1 (ja) * 2019-10-15 2021-04-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 熱交換器及びそれを備えた空気調和装置

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JPS5750778A (en) 1982-03-25

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