JPS6314359A - テ−プレコ−ダ - Google Patents

テ−プレコ−ダ

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JPS6314359A
JPS6314359A JP61157620A JP15762086A JPS6314359A JP S6314359 A JPS6314359 A JP S6314359A JP 61157620 A JP61157620 A JP 61157620A JP 15762086 A JP15762086 A JP 15762086A JP S6314359 A JPS6314359 A JP S6314359A
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cassette
tape
carrier
lock
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Genichi Iizuka
飯塚 源一
Atsuhiro Kumagai
厚博 熊谷
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Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明テープレコーダを以下の項目に従って説明する。
A、産業上の利用分箭 B0発明の概要 C1従来技術 C−1,一般的背景 C−2,従来のテープレコーダの一例[第11図] D0発明が解決しようとする問題点[第11図(B)、
第11図(C)] E1問題点を解決するための手段 F、実施例 a、テープカセット〔第1図乃至第3図、第9図、第1
0図] b、テープレコーダの概要[第1図乃至第5図コ C4支持体[第1図、第3図乃至第5図、第10図] C−1,下部シャーシ[第1図、第3図乃至第5図] c−2,上部シャーシ[第3図乃至第5図、第10図コ d、記録再生品[第1図、第3図乃至第5図] e、カセットローディング装置[第1図乃至第10図] e  1.駆!111m構[第3図乃至第5国]e−2
,摺動体[第1図乃至第6図、第10図〕 e−2−a、主部 e−2−b、カセットキャリア支持 手段 e−3,カセットキャリア[第1図乃至第3図、第5図
、第7図乃至第 10図] e−3−a、カセット裁置板[第 1図乃至第3図、第 7図、第9図、第 10図] e−3−b、側板[第2図、第3 図、第5図、第7図乃 至第10図コ e−3−C,M起し[第1図乃至第 3図、第7図、第 10図] e−3−d、カセットキャリアの支 持[第2図、第3図、 第5図、第10図] e−4,カセットキャリア及び摺動体の移動[第1図乃
至第3図、第5図コ e−4−a、ローディング方向への 8勅 e−4−b、アンローディング方向 への8勅 e−5,カセット保持機構[第1図乃至第3図、第5図
、第7図乃至第 10図コ e−5−a、カセット押え[第1図 乃至第3図、第5図、 第7図乃至第10図] e−5−b、操作アーム、引張りバ ネ[第1図(A)、第 3図、第5図、第7図 乃至第10図] e−5−c、カム板[第3図、第 5図、第10図] e−5−d、カセット保持動作[第 1図、第3図、第9 図、第10図コ e−5゜ロック解除子U第1図、第3図、第8図、第9
図コ e−6−B、構成 e−6−b、ロック解除動作[第 1図] e−7,カセット押えによるカセット保持動作とロック
解除子によるロック 解除動作の確実性 e−8,カセットローディング動作、カセットアンロー
ディング肪作 e−8−a、カセットローディング 動作 e−8−b、カセットアンローディ ング動作 G1発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本発明は新規なテープレコーダに関する。詳しくは、テ
ープ引出面を開閉し常時テープ引出面を閉じる方向への
回動力か付勢されかつ使用されないときは蓋体ロック子
によってテープ引出面を閉じる位置にロックされる蓋体
を備えたテープカセットが使用されると共に、支持体に
対して移動自在に支持されかつイジェクト位置とローデ
ィング完了位置との間を移動されると共にテープカセッ
トが載置されるカセット収納空間を有するカセットキャ
リアと、カセットキャリアがこれにテープカセットが載
置された状態でイジェクト位置からローディング完了位
置まで移動される間にテープカセットをカセットキャリ
アに保持するカセット保持手段とテープカセットの蓋体
に対するロック子によるロックを解除するロック解除手
段とを備えたテープレコーダに関するものであり、上記
カセット保持手段によるカセット保持動作とロック解除
手段によるロック解除動作とが所定のタイミングにより
連動して行なわれるようにして、これらカセット保持動
作とロック解除動作がいずれも正しく行なわれるように
した新規なテープレコーダを提供しようとするものであ
る。
(B、発明の概要) 本発明テープレコーダは、テープ引出面を開閉し常時テ
ープ引出面を閉じる方向への回動力が付勢されかつ使用
されないときは蓋体ロック子によフてテープ引出面を閉
じる位置にロックされる蓋体を僅えたテープカセットが
使用されると共に、支持体に対して移動自在に支持され
かつイジェクト位置とローディング完了位置との間を移
動されると共にテープカセットが載置されるカセット収
納空間を有するカセットキャリアと、カセットキャリア
がこれにテープカセットが載置された状態でイジェクト
位置からローディング完了位置まで81Aされる間にテ
ープカセットをカセットキャリアに保持するカセット保
持手段とテープカセットの蓋体に対するロック子による
ロックを解除するロック解除手段とを備えたテープレコ
ーダにおいて、上記ロック解除手段をカセットキャリア
に回動自在に支持すると共に、少なくとも前記カセット
保持手段によるテープカセットに対する保持動作が開始
された後に該カセット保持手段によってロック解除手段
が動作されるようにし、それによって、カセット保持手
段によるカセット保持動作とロック解除手段によるロッ
ク解除動作とが互いに支障を与えることなくいずれも正
しく実行されるようにしたものである。
(C,従来技術) (C−1,一般的背景) 近時テープレコーダの多くは、磁気テープとしてカセッ
トケースに収納されたもの、即ち、所謂テープカセット
を使用するようになっており、該テープカセットへの装
着はテープカセットの蔵置及び取出が行なわれるイジェ
クト位置とテープカセットを記録再生部に装着するロー
ディング完了位置との間を9動されるカセットキャリア
にテープカセットを載置した状態で上記カセットキャリ
アをローディング完了位置へ8ff!I]させることに
よって行なわれるようになっている。
また、既知の通り、ビデオテープレコーダ(以下、rV
TRJと言う。)や所謂PcM(パルス・コード・モジ
ュレーション)録音方式によるオーディオテープレコー
ダ等に使用されるテープカセットは、その磁気テープに
対する信号の記録密度がかなり高いので磁気テープに埃
や油性分が付着しないように、通常、そのカセットケー
スのテープ引出面を開閉する前面蓋が設けられており、
テープカセットが使用されないときは上記前面蓋がテー
プ引出面を閉じる閉塞位置で蓋体ロック子によってロッ
クされ、テープカセットが使用されるときはテープ引出
面を開放する開放位置へとg動されるようになっている
従って、このような前面蓋を備えたテープカセットが使
用されるテープレコーダのカセットローディング装置に
は、通常、少なくともテープカセットが記録再生部に装
着される前に蓋体ロック子による前面蓋のロックを解除
し、かつ、開放位置へ8動させる手段が設けられている
また、VTR等においてはテープカセットは記録再主部
に対して正しく位置決めされた状態で装着される必要が
あるので、この種のテープレコーダにおいてはテープカ
セットはその記録再生部に設けられたテープカセット位
置決め用の部材に圧着される状態で装着されるようにな
っている。このため、カセットキャリアにはテープカセ
ットをその上面側から押圧することによって当該カセッ
トキャリアのカセット載置仮に押し付けるようにして保
持するためのカセット押えが設けられており、カセット
キャリアがローディング完了位置に来るとテープカセッ
トは前記位置決め部材にカセット押えによって圧着され
るようになっている。
ところで、テープカセットのカセットキャリアに対する
装着方式は、主として当該カセットローディング装置の
ローディング方式の違いによって異なり、例えば、所謂
フロントローディング方式によるカセットローディング
装置を備えたテープレコーダにおいては、テープカセッ
トを外筐の前面側から、即ち、カセットキャリアのカセ
ット挿人口側から挿入するようになっており、また、所
謂リニアスケート方式によるカセットローディング装置
を僅えたテープレコーダにおいてはカセットチャリアが
外筐外へ引き出された状態でテープカセットをカセット
キャリアにその上方から載置するようになっている。
(C−2,従来のテープレコーダの一例)[第11図] 第11図はリニアスケート方式によるカセットローディ
ング装置を備えた従来のテープレコーダにおけるテープ
カセットの前面蓋のロック解除手段及びカセット保持手
段の一例を概略的に示すものである。
同図において、aはテープカセットであり、そのカセッ
トケースbの前面がテープ引出面Cになっている。dは
テープ引出面Cを開閉するための前面蓋であり、該前面
Mdはその左右両側片e、e(図面では一方のもののみ
示しである。)がカセットケースbの前端部の左右両側
部で回動自在に支持されると共に、常時、同図(A)及
び(B)における反時計回り方向への回動力が付勢され
ており、その一方の側片eの略円弧状を為す後縁に寄っ
た部分の内面に小さな係合突起fが形成されている。
gは蓋体ロック子であり、該蓋体ロック子gはその上端
部がカセットケースbに回動自在に支持されると共に、
図示しない弾発手段によって、常時、同図(A)及び(
B)における時計回り方向への回動力が付勢されている
。そして、蓋体ロック子gの下端部には反カセットケー
スb側へ向けて屈曲され、かつ、その下端がカセットケ
ースbの底面近くに位置する被押圧部りか形成され、ま
た、その前面蓋d側の側縁のうち前記係合突起fの稍下
方と対応する位Jから係合爪iが突設されており、前面
蓋dはこれがその閉奉位置に来ている状態において蓋体
ロック子gの係合爪iが係合突起fに略下方から係合さ
れることによって閉塞位置に保持され、その状態から蓋
体ロック子gが反時計回り方向へ回動されてその係合爪
iの係合突起fに対する係合が解除されることによりそ
のロックが解除される。
jはカセットキャリアのカセット載置板であり、該カセ
ット載置板jはテープカセットaの平面形状と略等しい
大きさを有する略長方形状の板状に形成されると共に、
その左側縁に沿った部分のこれに蔵置されたテープカセ
ットaの蓋体ロック子gと略対応する位置にロック解除
突起kが突設されている。
また、λ、k′はカセット載置板jの左右両側に配置さ
れたカセット押えであり、これらカセット押えλ、l′
はその下端部がカセットキャリアに回動自在に支持され
ると共に、カセットキャリアがそのイジェクト位置に来
ているときは、実線で示すように、その上端部に内側へ
向けて突設された係合爪m、m′がカセット載置板jに
載置されたテープカセットaに係合しない位置に来る非
押え位置に保持され、カセットキャリアがイジェクト位
置からローディング位置へ向けて8刊されて行くことに
よって、その係合爪m、m′がカセットケースbの左右
両端部上面に係合する押え位置へとUvJされるように
なっている。
そこで、同図(A)に示すように、カセット載置板jに
そのカセットケースbの底面の全体がカセット載置板j
の上面に接触する正規の状態で截百されると、テープカ
セットaの蓋体ロック子gの被抑圧部りがロック解除突
起kによって押圧されて蓋体ロック子gが反時計回り方
向へ回動されるので、蓋体ロック子gによる前面Mdの
ロックが解除されることになる。
そして、カセットキャリアがイジェクト位置からローデ
ィング完了位置へ向けて移動されてゆくと、カセット押
え1、L′が押え位置へと移動され、これらカセット押
えλ%β′がカセットケースbをカセット載置板jに押
し付けることになり、これによって、テープカセットa
がカセットキャリアに保持されることになる。
尚、前面Mdはカセットキャリアがローディング完了位
置に到達する前に所定の蓋起し手段によって開放位置へ
と移動される。
(D、発明が解決しようとする問題点)[第11図(B
)、(C)] ところで、テープカセットaの前面Mdのロックを解除
するロック解除手段がこのように構成されていると、こ
のロック解除動作とカセット押えIt、A’によるカセ
ット保持動作が確実に実行されるとは限らないという問
題がある。
この問題を第11図(B)及び(C)によって説明する
即ち、前記したように、テープカセットaの蓋体ロック
子gはテープカセットaがカセット載置板jに載置され
るとき該カセット載置板jに設けられたロック解除突起
kによって相対的に押圧されることにより前面fi d
に対するロックを解除する位置へ移動されるが、蓋体ロ
ック子gには時計回り方向への回動力、即ち、前面id
をロックする方向への回動力が付勢されているため、ロ
ック解除突起kによる蓋体ロック子gに対する相対的な
押圧はその回動力に抗して行なわれることになる。
従って、蓋体ロック子gに付勢された回動力が所定の強
さより強かったり、あるいは何らかの原因によって蓋体
ロック子gに弾発手段以外による負荷が加えられている
と、第11図(B)に示すように、テープカセットaが
カセット載置板j上に載置されてもその蓋体ロック子g
がロック解除突起にの上に乗るだけでロック解除方向へ
回動されないといったことが起ることになり、このよう
なことが起ると、第11図(C)に2点鎖線で示すよう
に、テープカセットaはその蓋体ロック子gが設けられ
た方の端部がカセット@買板jから浮き上がった姿勢に
なってしまう。
すると、前面蓋dのロックが解除されないばかりか、カ
セットケースbの上面の蓋体ロック子g側の端部はこれ
に対応する方のカセット押えλ′の係合爪m′より高い
位置に位置されることになるので、当該カセット押えλ
′は、同図(C)に2点舎頁線で示すようにその係合爪
m′がカセットケースbの側面に衝突してしまうことに
なる。
従って、このような場合は、テープカセットaの前面N
dのロック解除が行なわれないばかりか、カセット押え
λ′によるカセットの保持も行なわれないことになり、
このような状態でカセットキャリアがローディング完了
位置へ向けて8勅されて行くと、前面Mdを開放位置へ
移動させることができないためにテープカセットaが蓋
起し手段等に引掛ってその移動が阻止され、カセットロ
ーディングが途中で行なわれなくなったり、あるいはカ
セットキャリアやテープカセットあるいは蓋起し手段等
が破壊されるといった重大な事故が生じることにもなる
(E、問題点を解決するための手段) 本発明テープレコーダは、上記した問題点を解決するた
めに、テープカセットがカセットキャリアに戦国される
ことによって相対的にテープカセットの蓋体ロック子に
対向される押圧部を有すると共に蓋体ロック子のロック
を解除する方向と略反対の方向への回動力が付勢された
ロック解除部材をカセットキーリアに回動自在に支持す
ると共に、カセットキャリアがイジェクト位置に来てい
るときはテープカセットを押えない位置に保持されカセ
ットキャリアがローディング完了位置へ向けて8!II
Iされることによってテープカセットをカセットキャリ
アに対して上方から押える押え位置へと8動されかつ押
え位置へと移動されることにより前記ロック解除部材を
ロック子のロック解除方向と略同じ方向へ回乃させるカ
セット押えを設けたものである。
従って、本発明によれば、テープカセットがカセットキ
ャリアに載置される時点においてロック解除部材はテー
プカセットのロック子を押圧しない位置に来ているので
、テープカセットはロック解除部材によってその裁置さ
れる方向と反対の方向へ押圧されることなくカセットキ
ャリアに所定の姿勢で正しく載五されることになり、こ
のため、カセット押えによるテープカセットの押え、即
ち、カセットキャリアに対する保持動作が正しく行なわ
れることになり、また、ロック解除部材によるロック解
除は少なくともカセット押えによるテープカセットの保
持が開始された後に行なわれることになるので、ロック
解除子がテープカセットのロック子を押圧してもテープ
カセットがカセットキャリアに対して8動されることは
なく、従って、そのロック解除力作も確実に行なわれる
ことになる。
(F、実施例) 以下に、本発明テープレコーダの詳細を添付図面に示し
た実施例に従って説明する。
尚、図面に示した実施例は本発明テープレコーダをリニ
アスケート方式のテープローディング機構を有するVT
Rに適用したものである。
先ず、テープカセットの一例について説明し、その後で
VTRについて説明する。
(a、テープカセット)[第1図乃至第3図、第9図、
第10図] 1は比較的小型のテープカセットであり、該テープカセ
ット1は第11図に示した前記テープカセットaと略同
じものである。
2はテープカセット1のカセットケースであり、該カセ
ットケース2は上下方向から見た形状において左右方向
(第2図における左斜め下方へ向う方向を左側とし、右
斜め上方へ向う方向を右側とする。また、同図における
右斜め下方へ向う方向を前側とし、左斜め上方へ向う方
向を後側とする。尚、テープ力でット1についての前後
方向についてはVTRの前後方向と逆の向きとする。
以下の説明において向きを示すときはこの方向によるも
のとする。)に長い略長方形状を成し、かつ、比較的薄
い略箱形に形成されると共に、その前面がテープ引出面
2a(第1図(C)参照)になっており、カセットケー
ス2内に収納された図示しない2つのテープリールに巻
装された6i1気テープはその一部が上記テープ引出面
2aを通されている。
3はテープ引出面2aを開閉するための前面蓋である。
該前面蓋3は上方から見て左右方向に長い略コ字形に形
成され、その左右両側片3a、3bがカセットケース2
の前端部の左右両側面に回動自在に支持されると共に、
図示しない弾発部材により、常時、第1図における反時
計回わり方向への回動力、即ち、テープ引出面2aを閉
じる方向への四切刃が付勢されており、テープカセット
1が使用されていない状態においてはテープ引出面2a
を閉じる位置、即ち、第1図(A)及び(B)に示す位
置(以下、「閉塞位置」と言う。)に来ており、テープ
カセット1がVTRの記録再生部に装着されるときはテ
ープ引出面2aを開放する位置、即ち、第1図(C)に
2点鎖線で示す位置(以下、「開放位置」と言う。)へ
とfJ乃されるようになっている。
4は前面蓋3をその閉塞位置においてロックする蓋ロツ
ク子である。該蓋ロツク子4はカセットケース2の左側
板のうち前面蓋3の左側片3aに後方から近接する部分
に形成された幅の狭い¥14状部にその大部分か位置さ
れ、その上端部に形成された支点ビン5が上記溝状部の
内側面に四肪自在に支持されることによって略前後方向
へ回動自在なるように支持されると共に、前面蓋3に前
記回動力を付勢している図示しない弾発部材により、常
時、第1図における時計回わり方向への回動力を付勢さ
れている。
そして、蓋ロツク子4の前側縁の下端寄りの位置に略前
方斜め上側へ向けて突出する係合爪6が形成され、又、
蓋ロツク子4の下端部からは左側へ向けて突出された被
押圧片7が一体に形成されており、そして、該被押圧片
7の下端はカセットケース2の底面と略同じ高さに位置
されている。
更に、前面M3の左側片3aの内側面の後端縁に沿う部
分のうち上記蓋ロツク子4の係合爪6の上側と略対応す
る位置には係合突起8が形成されており、前面M3が閉
塞位置に来ている状態において蓋ロツク子4の被押圧片
7が後方へ押圧されていないときは、第1図(A)を見
て良く解るように、蓋ロツク子4の係合爪6が前面蓋3
の係合突起8に下方から係合するように位置されること
によって前面M3の時計回わり方向への回動が阻止され
、それによって前面蓋が閉塞位置においてロックされる
ことになり、また、その状態から蓋ロツク子4が後方へ
回動すると、第1図(B)及び(C)に示すように蓋ロ
ツク子4の係合爪6が前面M3の係合突起8の回動軌跡
から後方へ逃げた位置に来るので、これによって前面M
3に対するロックが解除され前面M3が開放位置へ移動
され得る状態になる。
(b、テープレコーダの概要)[第1図乃至第5図] 9はVTRである。
10はVTR9の外筺であり、その前面板11が所定の
表示窓や操作ボタンが配置された操作パネルになってお
り、また、工右方向に細長い開口部12が形成されてい
る。
13は外筺10内の上記開口部12と略対応する位置に
固定された支持体14に前後方向へ摺動自在なるように
支持された摺動体であり、該摺動体13にテープカセッ
ト1の大きさより稍大きいカセット収納空間を有するカ
セットキャリア15が上下方向へ移動自在なるように支
持されている。
そして、カセットキャリア15の左右両側板16.16
′の底面と前面には上記2つの面に連続して延びるラッ
ク17.17′が形成されると共に、これらラック17
.17′が支持体14に設けられた駆動機構18によっ
て回転される送りギヤ19.19′と噛合されており、
カセットキャリア15は上記ラック17.17′が送り
ギヤ19.19′によって水平方向へ送られることによ
って前後方向へ移動され、垂直方向へ送られることによ
って上下方向へ8動されるようになっている。
また、摺動体13はカセットキャリア15が前後方向へ
6 vJされる間該カセットキャリア15によってこれ
と一体的に前後方向へ移動され、それによって、第5図
に細い2点鎖線で示すように、その前端面が外筺10に
形成された前記開口部12を塞ぐ位置(以下、「引込位
置」と言う。)と、第1図(A)、第2図及び第3図に
示すようにその略全部が外筐10外へ引き出される位置
(以下、「引出位置」と言う。)との間を穆勤されるよ
うになっている。
そして、カセットキャリア15は摺動体13が引出位置
に来たとき、第3図及び第5図等を見て良く解るように
、その大部分が外筐10外に、即ち、左右両側板16.
16′の大部分とカセット@置板20の全体が外筐10
外にある位置(以下、「イジェクト位置」と言う。)に
達し、又、摺動体13が引込位置に来ている状態におい
て上下方向へ移動され、かつ、その上下方向における移
動ストロークの下端に来ることによって第1図(C)及
び第5図に2点鎖線で示す位置、即ち、カセット載置板
20に載置されたテープカセット1を後述する記録再生
部に装着する位置(以下、「ローディング完了位置」と
言う。)に達する。
従フて、カセットキャリア15は略横倒り字状の移動軌
跡を移動されることになり、テープカセット1のカセッ
トキャリア15に対する載置及び取出しはカセットキャ
リア15がそのイジェクト位置に来ている状態で行なわ
れ、カセットキャリア15にテープカセット1が載置さ
れた状態でカセットキャリア15がローディング完了位
置へと移動されることによりテープカセット1が記録再
生部に装着されることになる。
そして、カセットキャリア15に載置されたテープカセ
ット1はカセットキャリア15がイジェクト位置からロ
ーディング完了位置へ向けて移動される間にカセットキ
ャリア15に回動自在に支持されたカセット押え21.
21′により上方から押圧されることによってカセット
キャリア15に保持され、かつ、カセットキャリア15
に支持されたロック解除子22により前記蓋ロツク子4
の前面M3に対するロックが解除されるようになってい
る。
(c、支持体)[第1図、第3図乃至第5図、第10図
] 支持体14は下部シャーシと上部シャーシとから成る。
(c−1,下部シャーシ)[第1図、第3図乃至第5図
] 23は下部シャーシである。該下部シャーシ23はその
主部24が略正方形の板状に形成されると共に、その左
右両側縁に側板25.25′が立ち上げ状に形成され、
かつ、その後縁から上記側板25.25′より稍低い後
壁26が立ち上げ状に形成されており、左右の側板25
.25′の上端縁の前端寄りの位置から取付片27.2
7′が外側へ向けて略水平に突設され、又、後壁26の
上端縁の左端寄りの位置から支持片28が上方へ向けて
突設され、更に、後壁26の右端寄りの位置に上記支持
片28と略同じ高さを有する取付ボス29が形成されて
いる。
そして、主部24の前端から後壁26と略同じ高さを有
する前壁30(第4図にのみ示しである。)が立ち上げ
状に形成され、該前壁3oの上端部の前面に回転軸支持
部材31が取着されている。
この回転軸支持部材31は全体として左右方向に長い略
角柱状に形成され、その上面に左右方向に延びる溝32
が形成されると共に、その左右両端部に軸受部33.3
3′が形成されている。
(c−2,上部シャーシ)[第3図乃至第5図、第10
図] 34は上部シャーシである。該上部シャーシ34はその
外形が前記下部シャーシ23の外形より略ひと口わり程
大きな略正方形状を成すと共に、その正方形の4つの辺
を成す前片35、後片36、エル37及び8片38によ
り略枠状に形成されており、エル37と8片38の各後
端部は後片36より後方へ突出するように位置され、エ
ル37の後端部の後片36から後方への突出二は8片3
8のそれの略2倍程度になっている。そして、エル37
と8片38の後端には下方へ向けて略直角に屈曲された
支持片39.39′が形成され、また、エル37及び8
片38にはこれらの側端から下方へ向けて屈曲された側
片40.40’(第3図にその前端部のみ示しである。
)が形成され、かつ、該側片40.40’の前端部40
a、40′aは内側へ向けて略り字状に屈曲されている
41.41′は摺動体13を摺動自在に支持するための
ガイド軸であり、該ガイド軸41.41′はその後端部
がエル37と8片38に形成された前記支持片39.3
9′に支持され、かつ、その前端部が側片40.40′
の前端部40a、40′aのうち左右方向に沿って延び
る部分に支持されている。
42(第3図参照)は左側のガイド!1Ii141の後
端部に外嵌され、かつ、支持片39に支持されたコイル
スプリングである。このコイルスプリング42の作用に
ついては後述する。
43.43′は側片40.40′の前端部寄りの位置の
下端部から外側へ向けて略水平に突設された取付片であ
り、また、44は上部シャーシ34の前後方向における
中央部から稍前寄りの位置で左行37と8片38との間
に架は渡し状に設けられた桟である。尚、該桟44の左
右両端部を除く大部分は上部シャーシ34の上面の他の
部分より稍高く位置されている。
そして、第3図を見て良く解るように、左行37及び8
片38の互いに対向する側縁のうち後片36と桟44と
の間の部分はこれら側縁の他の部分より内側に位置され
ると共に、その前側路半分の部分は前端へ行くに従って
次第に外側へ変位するように斜めに延びており、また、
その後側路半分の部分から下方へ向けて突出されたガイ
ド片45.45′(第3図及び第5図参照)が形成され
ている。尚、該ガイド片45.45′はカセットキャリ
ア15の前後方向における移動と上下方向におけるB勅
が連続されるときの移動方向を案内するための部材であ
り、その前縁45a、45′aは、第5図を見て良く解
るように、略逆り字状に形成されている。
そこで、このように形成された上部シャーシ34は、そ
の取付片43.43′が下部シャーシ23に形成された
取付片27.27′にねじ止めされると共に、その後片
36の右端部が下部シャーシ23に形成された取付ボス
29上に載置された状態で該取付ボス2つにねし止めさ
れ、かつ、後片36の左端部が下部シャーシ23に形成
された支持片28上に載置された状態で上記支持片28
に係合されることにより、下部シャーシ23に固定され
る。
しかして、下部シャーシ23と上部シャーシ34とが互
いに結合され、それによって全体として略箱形を成す支
持体14が形成されると共に、その支持体14の上端部
の左右両側部に2本のガイド![1141,41′が前
後方向に沿って延びる状態で配置されることになる。
尚、支持体14はその前面の上方部が外筺10に形成さ
れた前記開口部12と対向する状態で配置されており、
また、下部シャーシ23は図示しない固定手段によって
外筺10に固定されている。
(d、記録再生部)[第1図、第3図乃至第5図コ 46は記録再生部である。
47は記録再生部46のベースとなるメカシャーシであ
り、該メカシャーシ47は前記支持体14の下部シャー
シ23の主部24の上面に固定され、その後部の略中央
部に図示しない回転磁気ヘッドを備えたヘッドドラム4
8が設けられており、また、その前端寄りの部分に互い
に左右方向に離間して位置する2つのリール台49.4
9′が設けられている。49a、49’aはリール台4
9.49′のリール係合軸である。
そして、メカシャーシ47の前部には4本のカセット位
置決めピン50.50′及び51.51′が立設されて
おり、これら4木のカセット位置決めピン50.50′
及び51.51′のうち後側に位置する2木のカセット
位置決めピン50.50′はその上端に略円錐状の挿入
部50a、50’aが形成され、また、前側に位置する
2本のカセット位置決めピン51.51′はメカシャー
シ47の前端縁寄りの部分に位置されており、テープカ
セット1はそのカセットケース2がこれらカセット位置
決めピン50.50′及び51.51′上に載置される
ことによって記録再生部46に対する高さが規定される
と共に、カセットケース2の底面に形成された図示しな
い2つの位置決め孔に後側のカセット位置決めピン50
.50′の挿入部50a、50’aが挿入されることに
よって記録再生部46に対する水平方向における位置決
めが為されることになる。
52は蓋起し回動ピンであり、該M起し回動ピン52は
メカシャーシ47の左端部の前後方向における略中央部
から立設された支持片53の上端部から右側へ向けて略
水平に突出するように設けられると共に、カセットキャ
リア15がその水平方向の穆勤軌跡上に位置する状態に
おいてカセットキャリア15に設けられた後述する蓋起
しの底面と略同し高さに位置されている。
(e、カセットローディング装置)[第1区乃至第10
図] 54はカセットローディング装置であり、該カセットロ
ーディング装置54は、前屈摺動体13及びカセットキ
ャリア15と、カセットキャリア15を移動するための
駆動機構と、カセット保持機構及びロック解除子等から
成る。
(e−1,駆′#J機構)[第3図乃至第5図コ55は
モータであり、該モータ55は下部シャーシ23の左側
板25の後端部内面に取着されており、その回中云Φ山
55a1.:駆動プーリ56が固定されている。
57は上記駆動プーリ56よりかなり大径な減速ブーり
であり、該減速プーリ57はその右側に位置するギヤ部
58が一体に形成されると共に、下部シャーシ23の左
側板25の前後方向における略中央部から外方へ向って
略水平に突設された支持ピン59に回転自在に支持され
ており、この減速プーリ57と駆動プーリ56との間に
無端状の伝達ベルト60が架は葭されている。
61及び62は上記減速プーリ57のギヤ部58と左側
板25の前端との間の部分に位置された減速ギヤであり
、これら2つの減速ギヤ61及び62は左側板25から
外方へ向)て突設された支持ピン63.64に各別に、
かつ、回転自在に支持されると共に、後側の減速ギヤ6
1は比較的大径な大ギヤ61aと該大ギヤ61aの右側
に位置する比較的小径な小ギヤ61bとが一体に形成さ
れて成り、その大ギヤ61aが減速プーリ57のギヤ部
58と噛合され、また、その小ギヤ61bが前側の減速
ギヤ62と噛合されている。
しかして、モータ55が回転されると、その回転力が減
速プーリ56−伝達ベルト60−減速プーリ57及びそ
のギヤ部58−後側の?y!A速ギヤ61という伝達系
路を介して前側の減速ギヤ62に伝達され、そのように
伝達される間に所定の回転速度に減速されることになる
65は回転軸である。該回転軸65はその大部分が下部
シャーシ23に設けられた前記回転軸支持部材31に形
成された溝32内に位置されると共にその両端寄りの部
分が回転軸支持部材31の軸受部33.33′に回転自
在に支持されており、軸受部33.33′の外側に位置
する部分に前記送りギヤ19.19′が固定され、更に
、その左端部に被駆動ギヤ66が固定され、該被駆動ギ
ヤ66が前記前側の減速ギヤ62と噛合されている。
従って、モータ55が回転されると被駆動ギヤ66が回
転されるので回Ix!+I+65が回転され、それによ
って送りギヤ19.19′が回転されることになる。
尚、モータ55はカセットキャリア15をそのイジェク
ト位置からローディング完了位置へと移動させるローデ
ィングが行なわれるときはVTR9を左側から見て時計
回り方向へ回転され、また、カセットキでリア15をロ
ーディング完了位置からイジェクト位置へと第3カさせ
るアンローディングが行なわれるときは反時計回り方向
へ回転されるようになっている。従って、送りギヤ19
.19′はローディングが行なわれるときは第5図にお
ける反時計回り方向へ回転され、アンローディングが行
なわれるときは時計回り方向へ回転されることになる。
(e −2,摺動体)[第1図乃至第6図、第10図コ (e−2−a、主部) 摺動体13はその主部が互いに左右方向に第1間し、か
つ、略平行に対向し合う2枚の側板67.67′と該側
板67.67′の前端間を連結する前板68とにより上
下方向から見て前後方向に長い略コ字形を成すように形
成されており、その幅、即ち、側板67と67′の外側
面間の長さは外筺10に形成された前記開口部12の左
右方向における長ざと略等しくなっており、また、その
前後方向における長さは前記上部シャーシ34の前後方
向における長さと略同じ程度の長さを有している。
側板67.67′は内側に開口する略チャンネル状に形
成されると共に、左側の側板67は右側の側板67′よ
り稍長く形成されている。そして、側板67.67′の
上片67a、67’aの前後方向における略中間部間に
は補強材69が架は渡し状に設けられ、また、上片67
a、67′aの前端部寄りの部分には左右方向から見て
略逆台形状を成す凹部70.70′が形成されている。
そして、左側板67のコ字形の中間片67bの外側面の
後端寄りの略3分の1程度の部分の上手部には外側へ向
けて突出した略蒲鉾形の挿通部71が形成されると共に
、該挿通部71の前後両端部は他の部分より稍側方へ突
出され、その両端部に形成された孔71a、71aに略
円筒状を成す軸受部材72.72が圧入状に固定されて
いる。
また、これと略同様に、右側板67′のコ字形の中間片
67′bの外側面の後端寄りの略3分の1程度の部分の
上手部にも外側へ向けて突出した略蒲鉾形の挿通部71
′が形成されると共に、該挿通部にこれを前後方向へ貫
通するように挿通孔71′aが形成されている。
そして、摺動体13は左側板67に設けられた上記軸受
部72.72と右側板67′に形成された挿通孔71′
aに上部シャーシ34に支持された前記2木のガイド軸
41.41′が摺動自在に挿通されることにより、これ
らガイド軸41.41′に前後方向へ摺動自在なるよう
に支持されており、第3図を見て良く解るように、その
挿通部71.71′の前端面が上部シャーシ34の側片
40.40′の前端部40a、40′aに当接されるこ
とによって引出位置より前方への8肪が阻止されること
になる。
(e−2−b、カセットキャリア支持手段)73.73
及び73′、73′(第3図及び第6図参照)は側板6
7.67′の中間片67b、67′bの内側面の前後方
向における略中間部に互いに前後方向に相離間し、かつ
、上下方向に延びるように形成された突条であり、これ
ら2つの突条73と73.73′と73′によって上下
方向に延びるガイド溝74.74′が形成されており、
これらガイド溝74.74′の下端は側板67.67′
の下片67c、87’cに開口されている。そして、上
記突条73.73及び73′、73′のそれぞれ前側に
位置するもの73及び73′にはその側縁の下端部から
後方へ向けて突出した小さな係合片75.75′が形成
されている。
また、76.76′は側板67.67′の中間片67b
、67′bの前端部内側面に前記ガイド溝74.74′
と略同じようにして形成され、かつ、上下方向に延びる
ガイド溝であり、該ガイド溝76.76′の下端も下片
67c、67’cに開口されている。
尚、上記したガイド溝74.74′及び76.76′に
はカセットキャリア15に形成された後述する係合部が
摺動自在に係合され、それによって、カセットキャリア
15が摺動体13に上下方向へ移動自在なるように支持
される。
77.77′は側板67.67′の略3分の1程度の長
さを有する回転軸であり、該回転軸7フ、77′の両端
部にピニオンギヤ78.78及び78′、78′が固定
されており、回転軸77.77′は、そのピニオンギヤ
78.78及び78′、78′のうち前側のもの78.
78′が前側のガイド溝76.76′から稍後方へ寄っ
た位置に位置される状態で、側板67.67′の内側面
に形成された軸受部79.79、・・・ (図面では右
側板67′に形成されたものの一部のみを示しである。
)に回転自在に支持されている。
尚、ピニオンギヤ78.78及び78・′、78′はそ
の外周面の一部が側板67.67′の内輪から僅かに突
出するように位置されている。
(e−3,カセットキャリア)[第1図乃至第3図、第
5図、第7図乃至第10 図] カセットキャリア15はテープカセット1が載首される
カセット載置板と該カセット載置板の左右両側に位置す
る2つの側板とテープカセット1の前面M3を開閉する
ための蓋起し等から成る。
尚、カセットキャリア15には上記した構成部分以外に
前記したカセット押え21.21′やロック解除子22
等が設けられているが、これらについては後の項におい
て説明する。
(e−3−a、カセット載置板)[第1図乃至第3図、
第7図、第9図、第 10図]コ カセット載置板20は全体として見た形状が左右方向に
長い略長方形状を成す板状に形成されており、第3図及
び第10図等を見て良く解るように、テープカセット1
のカセットケース2の外形と略同じ程度の大きさを有し
ている。
そして、カセット載置板20の後端寄りの部分の左右両
端部を除く部分には切欠部8oが形成されると共に、前
端の左右両端部に上方へ向けて突出された位置決め片8
1.81′が形成されており、また、前端部の左右の隅
角部が略り字形に切り欠かれると共に、そのL字形に切
り欠かれた部分の間の前端から略前方斜め上方へ向けて
屈曲された折曲片82が形成され、更に、前記後端部に
設けられた切欠部8oと前端との間の部分に互いに左右
方向に離間して位置する2つのリール台挿通孔83.8
3′が形成されている。
84.84′はカセット蔵置板20の左右両側縁のうち
後端寄りの位置から上方へ向けて立ち上げられ、かつ、
テープカセット1のカセットケース2の高さより稍低い
高さを有する側片であり、該側片84.84′の略中央
部に外側へ向けて略水平に突出した蓋起し支持ピン85
.85′が設けられている。86(第3図参照)はカセ
ット載置板20の右側縁のうち側片84′の後側の位置
から右側へ向けて突設されたストッパーであり、このス
トッパー86は後述する蓋起しを所定の位置に保持する
ためのものである。
(e−3−b、側板)[第2図、第3図、第5図、第7
図乃至第10図コ カセットキャリア15の左右の側板16.16′は力で
ット賊置板20の前後方向における長さの略1.5倍程
度の長さを有しており、その幅は前記摺動体13の左右
の側板67.67′の対向面間の幅と略等しくなるよう
にされており、その上面の前端寄りの路3分の1程度の
部分に凹部87.87′か形成されている。
88.88′は側方から見て略横倒り字形を成す化粧部
であり、該化粧部88.88′はその前後方向に延びる
部分、即ち、下部88a、88′aが側板16.16′
の内側面のうち上記凹部87.87′の底面と対応する
部分から内側へ突出するように位置され、その路上下方
向に延びる部分、V口ち、前部88b、88′b!;i
凹部87.87′の前端面と対応する部分から内側へ突
出するように位置される状態で形成されると共に、上記
下部88a、88’aにはその下面に開口する略スリッ
ト状の図示しない空間が形成されている。
そして、カセット載置板20はその左右両側縁の前部か
ら上方へ向けて突出された図示しない取付片が上記した
化粧部88.88′の上記スリット状の空間に下方から
挿入されると共にその取付片に側板16.16′に形成
されたねじ挿通孔を挿通されたねじ89.89(第5図
にその一方のもののみを示しである。)が螺合されるこ
とによって側板16.16′に取着されており、化粧部
88.88′の内側面はカセット穀置板20の側片84
.84′と略同−の平面上に位置される。
また、前記したように、側板16.16′の底面と前端
面にはこれら2つの面に連続して延びるラック17.1
7′が形成されており、これらラック17.17′のう
ちその水平方向に延びる部分17a、17’a(以下、
「水平部」と言う。)と垂直方向に延びる部分17b、
17′b(以下、「垂直部」と言う。)との間を連続す
る部分17c、17′c (以下、「連続部」と言う。
)は円弧状に形成されている。
90.90′は側板16.16′の前端部の上端部から
外方へ向けて略水平に突出された係合ピン、また、91
.91′は側板16.16′の後端寄りの部分の外側に
上下方向に沿って延び、かつ、上方から見て略り字形に
形成された係合片である。
92.92′は側板16.16′の後端部の上端部から
外方へ向けて略水平に突出された被ガイドピンである。
また、93.94及び93′、94′は側板16.16
′の外側面に上下方向に沿って延びるように形成された
案内ラックであり、該案内ラック93.94及び93′
−194′のうち前側に位置するもの93.93′は前
記凹部87.87′の前側に形成され、後側に位置する
もの94.94′は前記係合片91.91′の精面側に
形成されている。
しかして、カセット裁置板2oとその前端に位置する位
置決め片81.81′と後端に位置する折曲片82と左
右の側片84.84′及び化粧部88.88′の各内側
面とによってテープカセット1の大きさより稍大きいカ
セット収納空間95が画成され、テープカセット1はカ
セット裁置板20に載置されることによってこのカセッ
ト収納空間95内に位置されることになる。
(e−3−c、M起し)[第1図乃至第3図、第7図、
第10図] 96はテープカセット1の前面M3を回動するための蓋
起しであり、該蓋起し96は左右方向に長い板状に形成
された主部96aと該主部96aの左右両端から前方へ
向けて略直角に折曲された側片96b、96bとにより
略コ字形を成すように形成されると共に、その左右両側
片96b、96bの前端部がカセット載置板20の側片
84.84′に突設された前記蓋起し支持ピン85.8
5′に回動自在に支持されている。
そして、蓋起し96の右側の側片96bには右側の蓋起
し支持ピン85′に外嵌されたトーションバネ97(第
3図にのみ示しである。)の一方の腕が係着され、それ
によって蓋起し96に第1図における反時計回り方向へ
の回動力が付勢されており、これを時計回り方向へ回動
させる力が加えられていない状態においてはその右側片
96bがカセット載置板20に形成された前記ストッパ
ー86に上方から当接されることによってその主部96
aが略垂直な姿勢となる位置(以下、「非2し位置」と
言う。)に係持され、この状態において主部96aはカ
セット載置板20の位置決め片81.81′に後方から
近接して位置される。
尚、左側の側片96bの下端部には右方へ僅かに突出し
た押上げ突片98(第3図参照)が形成されており、該
押上げ突片98は蓋起し96が非2し位置に来ている状
態においてカセット収納空間95の底面の左側縁と後側
縁とが交わる角部に位置される。従って、カセット載置
板20にテープカセット1が載置されるとその前面蓋3
の左側片3aの下端縁がこの押上げ突片98上に位置さ
れる。
また、主部96aの下端面は第1図を見て良く解るよう
にいわゆる面取状の斜面に形成されている。
(e−3−d、カセットキャリアの支持)[第2図、第
3図、第5図、第 10図コ そこで、このように構成されたカセットキャリア15は
摺動体13及び送りギヤ19.19′に次のように支持
される。
即ち、カセットキャリア15はその係合ピン90.90
′が摺動体13の側板67.67′に形成された前記前
側のガイド溝76.76′に摺動自在なるように係合さ
れると共に、その係合片91.91′が摺動体13の側
板67.67′に形成された後側のガイド溝74.74
′に摺動自在に係合され、かつ、係合片91.91′の
前方へ向けて屈曲された部分が上記ガイド溝74.74
′を形成している文条73.73′に形成された係合片
75.75′に摺動自在に係合される。以上のようにし
て、カセットキャリア15は摺動体13に上下方向へX
多動自在なるように支持される。
そして、カセットキャリア15が)悶動体13にこのよ
うに支持されると、第3図、第5図を見て良く解るよう
に、カセットキャリア15の側板16.16′に形成さ
れた案内ラック93.94及び93′、94′が摺動体
13に回転自在に支持された前記ピニオンギヤ78.7
8及び78′、78′と噛合されることになる。従って
、カセットキャリア15はその側板16.16′の前後
両端部が互いに同朋して回転される2つのピニオンギヤ
78と78.78′と78′によって常に同じ高さに保
持されることになり、これによってカセットキャリア1
5の姿勢が常に水平に保持されることになる。
また、カセットキャリア15がその上下方向における移
動ストロークの上端の位置(以下、「浮上位置」と言う
。)に来ると、その側板16.16′の上面が摺動体1
3の側板67.67′の上面と並ぶように位置され、か
つ、側板16.16′の底板も側板67.67′の底面
と略同じ高さに位置されると共に、側板16.16′に
形成された前記化粧部88.88′が摺動体13の側板
67.67′に形成された前記逆台形状の凹部70.7
0′と並ぶように位置されることになる。
更に、カセットキャリア15は、第5図を見て良く解る
ように、そのラック17.17′が支持体14側に支持
された前記送りギヤ19.19′と噛合される。
(e−4,カセットキャリア及び摺動体のX多![13
)  [第1図乃至第3図、第5図コしかして、カセッ
トキャリア15及び摺動体13は次のように移動される
(e−4−a、ローディング方向への移動)摺動体13
が引出位置に来ている状態から送りギヤ19.19′が
反時計回り方向へ回転すると、ラック17.17′の水
平部17a、17’aが後方へ通られるので、カセット
キャリア15がその浮上位置に保持された状態でそのイ
ジェクト位置から後方へ向けて移動され、それと一体的
に摺動体13も後方へ向けて移動される。
そして、摺動体13がその引込位置に至る少し手前の位
置まで来ると、カセットキャリア15のラック17.1
7′はその連糸先部17c、17′Cが送りギヤ19.
19′と噛合され、この時点から刀セットキャリア15
は後方への移動量が漸減され、かつ、下方への8動量が
漸増されて行くことになる。
尚、このときから、カセットキャリア15の後端部に設
けられた被ガイドビン92.92′は上部シャーシ34
に形成されたガイド片45.45′の略逆り字形を成す
前縁45 a、45′aに当接して該前縁45a、45
′aに摺接しなから移動されるようになり、これによっ
て、カセットキャリア15の8動が略逆り字形の移動軌
跡に沿って為されるようにその移動方向が案内されるこ
とになる。
また、これと共に、摺動体13がその引込位置に至る少
し手前の位置まで引き込まれて来ると、その左側板67
の挿通部71の後端面が左側のガイド軸41に外嵌され
たコイルスプリング42に接触してこれを圧縮し始める
ため、摺動体13にそのコイルスプリング42の反発力
、即ち、前方への押圧力が加えられることになり、その
押圧力がカセットキャリア15にも加えられるので、ラ
ック17.17′が送りギヤ19.19′に押し付けら
れるようにされ、それによって、ラック17.17′の
連続部17c、17′c及び垂直部17b、17’bと
送りギヤ19.19′との噛合が確実に保持されること
になる。
そして、摺動体13がその引込位置に到達するのど略同
時に、カセットキャリア15のラック17.17′はそ
の垂直部17b、17’bが送りギヤ19.19′と噛
合され始め、この状態からカセットキャリア15は専ら
下方へ向けて移動されて行くことになる。
尚、カセットキャリア15が下方へ移動されて行くとそ
の側板16.16′に形成された案内ラック93.94
.93′、94′が摺動体13に支持されたピニオンギ
ヤ78.78.78′、78′を全て同期回転させなが
ら下方へ移動されて行くことになる。
そして、カセットキャリア15が、第1図(C)に2点
鎖線で示すように、そのカセット載置板20の上面が前
記メカシャーシ47から立設されたカセット位置決めビ
ン50.50′及51.51′の上端面と略同じ高さに
位置されるまで下降して来ると、図示しないストッパー
によってそれより下方への移動が阻止され、これによっ
てカセットキャリア15がローディング完了位置に到達
することになる。
尚、この状態において、カセットキャリア15のラック
17.17′はその垂直部17b117′bの上端部が
送りギヤ19.19′と噛合され、また、案内ラック9
3.94.93′、94′はその上端部がピニオンギヤ
78.78.78′、78′と噛合される。
そして、カセットキャリア15がローディング完了位置
に到達すると、カセットキャリア15はメカシャーシ4
7に設けられた図示しないロック手段によって上方への
8′#Jを阻止されるようになる。
(e−4−b、アンローディング方向への移動) また、カセットキャリア15がローディング完了位置に
来ている状態から上記したロック手段によるカセットキ
ャリア15に対するロックが解除され、送りギヤ19.
19′が時計回り方向へ回転すると、カセットキャリア
15はそのラック17.17′の垂直部17b、17’
bが上方へ送られるため、浮上位置へ向けて1HdJさ
れて行き、浮上位置に至る少し手前の位置まで上昇して
来ると今度はそのラック17.17′の連続部17c、
17’cが送りギヤ19.19′と噛合されるので、上
方への穆勤量が漸減され、かつ、前方への穆勤量が漸増
されて行くことになる。
従って、この時点からカセットキャリア15が摺動体1
3を前方へ押圧し始めることになるので、摺動体13が
その引込位置から前方へ向けて8′#Jされ始めること
になる。
そして、カセットキャリア15はそのラック17.17
′の水平部17a、17”aが送りギヤ19.19′と
噛合され始めたところで浮上位置に到達すると共に、今
度は専ら前方へ向けて移動され°〔行くことになり、摺
動体13が引出位置に到達することによってそれより前
方への移動が阻止され、それによりカセットキャリア1
5がイジェクト位置に到達することになる。
尚、この状態において、カセットキャリア15のラック
17.17′はその水平部17a117′aの後端部が
送りギヤ19.19′と噛合され、また、案内ラック9
3.94.93′、94′はその下端部がピニオンギヤ
78.78.78′、78′と噛合されている。
(e−5,カセット保持機構)[第1図乃至第3図、第
5図、第7図乃至第10 図] 99はカセット保持機構であり、該カセット保持機構9
9は前記したカセット押え21.21′と該カセット押
え21.21′を支持する2つの操作アームと該操作ア
ームの位置を所定のタイミングで制御するカム板等から
成り、カセット押え21と21′、2つの操作アームは
それぞれ略左右対称を為す構造を有している。
(e−5−a、カセット押え)[第1図乃至第3図、第
5図、第7図乃至第 10図コ カセット押え21.21′はその後面と下面が開口され
た主部100.100′と該主部100.100′の上
端から内側へ向けて突出された係合爪101.101′
とから成り、主部100.100′はその上部の左右方
向における幅がその下部より広く形成されると共に、そ
の高さがカセットキャリア15の倶1j板16.16′
に形成された前記凹部87.87′の高さと略同じ程度
の高さに形成されている。
そして、第9図を見て良く解るように、主部100.1
00′の内部の略中央部には下面が開口され、かつ、主
部100.100′の高さ方向に沿って延びるアーム挿
入孔102.102′が形成されると共に、該アーム挿
入孔102.102′の内側にバネ配買用空間104.
104′が形成されており、該バネ配置用空間104.
104′の上端部にバネ掛突起105.105′が形成
されている。
また、主部100.100′の前記アーム挿入孔102
.102′が形成された部分の上端寄りの位置から後方
へ向けて略水平に突出するストッパーピン106.10
6′が形成されている。
107は左側のカセット押え21のみに形成された脚片
であり、該脚片107は主部100の下端から後方へ向
けて略水平に突設されている。
(e−5−b、操作アーム、引張りバネ)[第1図(A
)、第3図、第5図、 第7図乃至第10図〕 108.108はカセット押え21.21′を支持して
いる操作アームである。
該操作アーム108.108′は比較的太い線径を有す
る線材によって側方から見て略逆台形状を成すように形
成されている。即ち、108a。
108’aは操作アーム108.108′の主部であり
、該主部108a、ICl3′aはカセットキャリア1
5の側板16.16′の長さの略3分の2程度の長さを
有し前後方向に延びており、その前端から前腕108b
、108’bが上方へ向けて略直角に屈曲され、また、
その後端から後腕108C1108’cが略後方斜め上
方へ向けて屈曲されている。
そして、操作アーム108.108′は、第8図等を見
て良く解るように、その主部108a、108′aの前
後両端部がカセットキャリア15の側板16.16′の
内側面の互いに前後方向に離間した位置に形成された支
持片109.109、・・・ (図面では左側の側板1
6の一部のみ示しである。)に回動自在に支持されると
共に、その前腕108b、108’bが側板16.16
′に形成された凹部87.87′の後端に近接して位置
され、かつ、その後腕108C1108”cが側板16
.16′の後端の下部から後ろ斜め上方へ向けて突出す
るように位置されている。
また、カセット押え21.21′はそのアーム挿入孔1
02.102′に操作アーム108.108′の前腕1
08b、108’b、6<摺動自在に挿入されることに
よって操作アーム108.108′に支持されている。
110.110′は弓1弓長りバネであり、該弓1弓長
りバネ110.110′はその一方のフックがカセット
キャリア15の側板16.16′の内側面のうち操作ア
ーム108.108′の前腕108b、108’bと略
対応する位置に突設されたバネ掛突起111.111′
に係着され、その他方のフックがカセット押え21.2
1′に形成された前記バネ掛突起105.105′に係
着されている。
従って、左側のカセット押え21及び操作アーム108
には常時、第9図における時計回り方向(以下、「押え
方向」と言う。)への回動力が付勢され、右側のカセッ
ト押え21′及び操作アーム108′には、常時、第9
図における反時計回ねり方向(以下、「押え方向」と言
う。)への回動力が付勢されている。そして、カセット
押え21.21′は、これらを上記回動力の方向と反対
の方向へ回動させる力が加えられていない状態において
はそのストッパービン106.106’がカセットキャ
リア16の側板16.16′に形成された凹部103.
103′の奥端面に当接されることによって、例えば、
第9図に2点鎖線で示すように、互いに略正対し合い、
かつ、その係合爪101.101′がカセット収納空間
95内に位置するテープカセット1のカセットケース2
の上面の左右両側縁に係合する姿勢となる位置(以下、
「押え位置」と言う。)に保持される。
尚、カセット押え21.21′が押え位置に来ている状
態において、操作アーム108.108′の後腕108
c、108’cはカセットキャリア15の側板16.1
6′の後端部の外側面に近接するかあるいは軽く接触す
るように位置される。
(e−5−c、カム板)[第3図、第5図、第10図] 112はカム板である。
113はカム板112の基部であり、該基部113は左
右方向に長い板状に形成されると共に、その前側縁の左
右両端部と略中央部から取付片114.114.114
が前方へ向けて略水平に突出するように形成され、該取
付片114.114.114に係止孔115.115.
115が形成されており、また、その下面の前側縁寄り
の部分の取付片114.114.114の間の略中間部
から係合突片116.116が前方へ向けて突設されて
いる。
117.118は基部113の左右両端部から後方へ向
けて突設されたカム片である。
そして、これらカム片117.118のうち左側のもの
117は上方から見て略へ字形に屈曲されると共にその
へ字形の屈曲点から前側に位置する前部117aは上記
屈曲点へ行くに従って次第に右側へ変位するように斜め
に延び、かつ、その前部が基部113の右側縁に沿うよ
うに位置され、また、上記屈曲点から後側に位置する後
部117bは略前後方向に延びており、この左側のカム
片117の外側面とこれに連続する基部113の左側縁
とによって左側の操作アーム108の位置を制御する左
側のカム面119が構成される。
また、右側のカム片118も上方から見て略へ字形に屈
曲されると共に、そのへ字形の屈曲点から前側に位置す
る前部118aは略前後方向に延び、かつ、その前端寄
りの部分が基部113の上面の右側縁に沿うように位置
されると共に、上記屈曲点から後側に位置する後部11
8bは後端へ行くに従って次第に左側へ変位するように
斜めに延びており、この右側のカム片118の外側面と
基部113の左側縁とによって右側の操作アーム108
′の位置を制御する右側のカム面120が構成される。
そこで、このように構成されたカム板112はその取付
片114.114.114と係合突片116.116が
前記上部シャーシ34の前片35の後側縁寄りの部分を
上下から挟むように係合され、かつ、取付片114.1
14.114に形成された係止孔115.115.11
5が上記前片35に切起し状に形成された係止片121
.121.121に係止されると共に、そのカム片11
7.118の後端部に形成された取付片122.122
、が上部シャーシ34の桟44の下面にねじ止めされる
ことにより、上部シャーシ34に取着されている。
そして、カセットキャリア15がそのイジェクト位置に
来ている状態、即ち、摺動体13がその引出位置に来て
いる状態において、第3図を見て良く解るように、操作
アーム108,108′の後腕108c、108’cは
その上端寄りの部分が前記カム面119.120のそれ
ぞれ前端寄りの位置と接触されることによってこれらカ
ム面119.120により外側へ向けて、即ち、操作ア
ーム108.108′に付勢された前記押え方向への回
動力と略反対の方向へ向けて押圧されている。
これにより、カセット押え21.21′が、例えば、第
3図に示し、また、第9図に実線で示すように、その係
合爪101.101′がカセット収納空間95の外側に
位!するように稍傾いた姿勢となる位置(以下、「非押
え位置」と言う。)に保持される。
(e−5−d  カセット保持動作)[第1図、第3図
、第9図、第10図コ そこで、このようなカセット保持機構99によるテープ
カセット1のカセットキャリア15に対する保持は次の
ように行なわれる。
即ち、摺動体13がその引出位置から後方へ向けて8動
されて行き、先ず、第1図(B)及び第10図(A)に
示す位置の相手前の位置まで来ると、左側の操作アーム
108の後腕108cがカム板112の左側のカム面1
19の斜面と接触しながら後方へ移動されて行くことに
なるので、上記カム面119による操作アーム108に
対する相対的な抑圧が除々に解除されて行くことになり
、これによって、左側のカセット押え21が非押圧位置
から押え位置へ向けて回動されて行くことになる。
そして、摺動体13が第1図(B)及び第10図(A)
に示す位置まで来ると、左側のカセット押え21が押え
位置に到達するので、その係合爪101がカセットケー
ス2の上面の左側縁に上方から係合しこの部分を下方へ
押圧することになる。
これによって、カセットケース2の左側が左側のカセッ
ト押え21によりカセットM置板2oに押し付けられる
ことになる。
尚、左側の操作アーム108の後腕108cはこの時点
からカム面119と煎れて行くことになる。
そして、この状態から更に摺動体13が後方へ移動され
、第10図(B)に示す位置の相手前の位置まで来ると
、右側の操作アーム108′の後腕108 ” cがカ
ム板112の右側のカム面120の斜面と接触しながら
移動されて行くことになるので、上記カム面120によ
る操作アーム108′に対する押圧が除々に解除されて
行くことになり、これによって、右側のカセット押え2
1′がその非押え位置から押え位置へ向けて回動されて
行くことになる。
更に、摺動体13が第10図(B)に示す位置まで来る
と、右側のカセット押え21′が押え位置に来るので、
その係合爪101′がカセットケース2の上面の右側縁
に上方から係合されこの部分を下方へ押圧することにな
る。
これによって、カセットケース2の右側縁が右側のカセ
ット押え21′によりカセット載置板20に押し付けら
れることになる。
尚、右側の操作アーム108′の後腕108′Cはこの
時点からカム面120と離れて行くことになる。
しかして、カセットキャリア15に裁看されたテープカ
セット1は摺動体13がその引込位置に到達する前にそ
のカセットケース2がカセット押え21.21′によっ
て上方から押圧されることになり、それによってカセッ
ト収納空間に位置する状態が確実に保持されることにな
る。
(e−6,ロック解除子)[第1図、第3図、第8図、
第9図] (e−6−a、構成) ロック解除子22は、平面形状で略り字形を為す板状に
形成された主部123と、該主部123の前端部の下側
に形成された略円筒状の軸部124と、主部123の前
端部から上方へ向けて突出された略逆り字形の被抑圧部
125と、主部123の右端寄りの位置から上方へ向け
て突出され、かつ、側方から見て略三角形状を成す押圧
片126と、主部123の後端から略前方斜め上方へ向
けて突出されたバネ掛片127とから成る。
また、128は前記カセット載置板20の左側縁から下
方へ向けて突出された突片(第9図参照)であり、該突
片128から支持ピン129が左側へ向けて略水平に突
設されている。
そして、ロック解除子22はその軸部124に上記支持
ピン129が挿通されることによって該支持ピン129
に回動自在に支持されると共に、その被抑圧部125が
前記左側のカセット押え21の脚片107に下方から近
接するように位置される。
130はトーションバネ(第1図、第3図参照)であり
、該トーションバネ130はそのコイル部がカセット載
置板20の左側の側片84に設けられた前記蓋起し支持
ビン85に外嵌状に支持されると共に、一方の腕130
aの先端部が上記側片84の蓋起し支持ビン85の略下
方の位置に切起し状に形成されたバネ潜行131 (第
1図参照)の後縁に弾接され、他方の腕130bの先端
部がロック解除子22のバネ潜行127に路上方斜め前
方から弾接されている。
従って、ロック解除子22にはトーションバネ130の
弾発力によって、常時、第1図における反時計回り方向
への回動力が付勢されており、これを時計回り方向へ回
動させるような力が加えられていない間は、その被抑圧
部125がカセット蔵置板20の左側の側片84の前端
部の下端から左側へ向けて屈曲され折曲片132の前側
に当接することにより、その押圧片126の前端部がカ
セット載蓋板2oの上面と略同じ高さにある位置(以下
、「非解除位置」と言う。)に保持される。
(e−6−b、ロック解除動作)[第1図コそこで、こ
のようなロック解除子22によるテープカセット1の前
面M3のロック解除は次のように行なわれる。
即ち、前記したように、摺動体13がその引出位置に来
ているときは、カセット押え21が非押え位置に来てい
るので、第1図(A)を見て良く解るように、該カセッ
ト押え21の脚片107はロック解除子22の被押圧部
125から上方へ稍離間して位置されており、従って、
この状態においてはロック解除子22が前記した非解除
位置に来ている。
そして、この状態からテープカセット1がカセット載置
板20に載置されると、第1図(A)を見て良く解るよ
うに、その蓋ロツク子4の被押圧部7がロック解除子2
2の押圧片126の前端部に近接するかあるいは軽く接
触するように上方から対向して位置される。
従って、この状態において蓋ロツク子4がロック解除子
22によって相対的に押圧されることはないので、カセ
ットケース2はその底面の全体がカセット載蓋板20の
上面に接触する状態で、即ち、カセット載置板20に対
して傾きを生じない状態で載置されることになる。
この状態から摺動体13が後方へ移動されると、左側の
カセット押え21が前記したように抑圧位置へとB動さ
れる。
このときロック解除子22の被抑圧部125が上記カセ
ット押え21の脚片107によって下方へ向けて押圧さ
れ、それによりロック解除子22が時計回り方向へ回動
されることになる。
すると、第1図(B)に示すように、ロック解除子22
の押圧片126の前側の斜H&がテープカセット1の蓋
ロツク子4の被押圧部7を略前方へ向けて押圧すること
になる。
これによって、蓋ロツク子4の係合爪6が前面M3の係
合突起8の下方から逃げた位置へと移動されるため、蓋
ロツク子4の前面M3に対するロックが解除されること
になり、この状態はカセット押え21がその押圧位置に
来ている限り保持されることになる。
(e−7,カセット押えによるカセット保持乃作とロッ
ク解除子によるロック解除 動作の確実性) しかして、カセットキャリア15がイジェクト位置に来
ている状態においては、ロック解除子22はカセット載
置板20に載置されて来るテープカセット1の蓋ロツク
子4を押圧しない位置に来ているため、テープカセット
1は、常に、カセット載置板20に対して傾きを生じる
ことなく正しい姿勢で載置されることになる。
従って、カセット載置板20に載置されたテープカセッ
ト1のカセットケース2の上面は、常に、カセット押え
21.21′の係合爪101.101′より低く位置さ
れることになるので、カセント押え21.21′による
前記カセット保持動作が確実に実行されることになる。
また、ロック解除子22によるロック解除動作は、左側
のカセット押え21がカセットケースの左側の上縁を保
持し始めた後に、あるいはまた、カセット押え21の係
合爪101がカセットケース2の上方に来た後に開始さ
れるので、ロック解除子22の押圧片126が蓋ロツク
子4を押圧することによってテープカセット1に押圧力
が加えられてもテープカセット1が浮き上がったりする
ことがない。
従って、ロック解除子22によるテープカセット1の前
面蓋3のロック解除動作も常に確実に実行されることに
なる。
(e−8,カセットローディング動作、アンローディン
グ動作) 上記したように構成されたテープカセットローディング
装置54によるカセットのローディング動作及びカセッ
トアンローディング動作は次のように行なわれる。
(e−8−a、 カセットローディング動作)まず、ロ
ーディング動作について説明する。
カセット載置板20にテープカセット1がR置された状
態でローディング動作が開始されると、摺動体13が後
方へ移動され、テープカセット1は、先ず、左側のカセ
ット押え21によって保持されると共に、その直後にロ
ック解除子22によって前面蓋3に対するロックが解除
され、次いで右側のカセット押え21′によって保持さ
れる。
そして、摺動体13が引込位置に至る少し手前の位置ま
で来ると、カセットキャリアX5に設けられた蓋起し9
6は第1図(C)に実線で示すように、その左側の部分
がメカシャーシ47に設けられた前記蓋起し回動ビン5
2に乗り上げるようになり、稍時計回り方向へ回動され
ることになる。
これによって、蓋起し96に形成された前記押上げ突片
98が前面蓋3の左側片3aを上方へ押し上げることに
なるので、前面蓋3がその閉塞位置から開放位=へ向け
て回動され始めることになる。
そして、この状態から摺動体13がその引込位置に移動
して行くと共に、カセットキャリア15が下方へXj動
されて行き、カセットキャリア15がそのローディング
完了位置に到達するのと略同時にテープカセット1のカ
セットケース2がメカシャーシ47から立設されたカセ
ット位置決めピン50,50′及び51.51′の上端
面に載置され、かつ、カセットケース2の底面に形成さ
れた図示しない位置決め孔に後側のカセット位置決めビ
ン5o、50′に形成された挿入部50a、50′aか
押入され、それによって、テープカセット1の記録再生
部46に対する水平方向及び高さ方向における位置決め
が為される。
しかして、テープカセット1が記録再生部46に装着さ
れると共に、この状態において蓋起し96は時計回り方
向へ略90°回動された位置に来ており、従って、前面
M3がその開放泣面に到達し、これによってカセットケ
ース2のテープ引出面2aがヘッドドラム48と対向す
る状態で開放されることになり、また、カセットケース
2内に収納された図示しないテープリールの係合孔にリ
ール台49.49′のリール係合軸49a、49′aが
相対的に挿入されることになる。
(e−8−b、カセットアンローディング動作) 次に、アンローディング動作について説明する。
上記した状態からアンローディング動作が開始すると、
カセットキャリア15が先ず浮上位置へと移動され、次
いで摺動体13を押圧しながら前方へ向けて移動され、
これによって摺動体13が引田位首へと移動され、かつ
、カセットキャリア15がイジェクト位置へと移動され
る。
そして、カセットキャリア15が浮上位置へと6勤され
る間にテープカセット1の前面M3が開放位置から略閉
塞位置に戻される。
更に、摺動体13が前方へ移動されて行く間に、先ず、
右側の操作アーム108′の後腕108’c、がカム板
112の右側のカム面120の斜面と接触して右側へ押
圧されて行くので、これによって右側のカセット押え2
1′が非押え位置に戻されて行き、次いで、左側の操作
アーム108の後腕108cがカム板112の左側のカ
ム板119の斜面と接触して相対的に左側へ押圧されて
行くので、これによって、左側のカセット押え21が非
押え位置に戻されて行くことになる。
そして、左側のカセット押え21が非押え位置に戻され
ると該カセット押え21によるロック解除子22に対す
る抑圧は解除されるので、それによってロック解除子2
2がトーションバネ130の弾発力により非押圧位置に
戻されることになり、このようにして、ロック解除子2
2が非抑圧位置に戻されると、テープカセット1の蓋ロ
ツク子4がこれに付勢された回動力によって肩面M3側
へ回動され、その係合爪6が閉塞位苦に戻された前面蓋
3の係合突起8に係合され、それによって前面M3が蓋
ロツク子4によってロックされることになる。
しかして、カセットキャリア15がイジェクト位置に来
た時点ではテープカセット1はカセット押え21.21
′による保持が解除され、かつ、その前面M3が蓋ロツ
ク子4によってロックされた状態で外筺10外に位置さ
れることになる。
(G、発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明テー
プレコーダは、テープ引出面を開閉し常時テープ引出面
を閉じる方向への回動力が付勢されかつ使用されないと
きは蓋体ロック子によってテープ引出面を閉じる位置に
ロックされる蓋体を備えたテープカセットが使用される
と共に、支持体に対して移動自在に支持されかつイジェ
クト位置とローディング完了位置との間を8勅されると
共にテープカセットが載置されるカセット収納空間を有
するカセットキャリアを備えたテープレコーダであって
、テープカセットがカセットキャリアに載置されること
によって相対的にテープカセットの蓋体ロック子に対向
される押圧部を有すると共に蓋体ロック子のロックを解
除する方向と略反対の方向への回動力が付勢されたロッ
ク解除部材をカセットキャリアに回動自在に支持すると
共に、カセットキャリアがイジェクト位置に来ていると
きはテープカセットを押えない位置に保持されカセット
キャリアがローディング完了位置へ向けて移動されるこ
とによってテープカセットをカセットキャリアに対して
上方から押える押え位置へと移動されかつ押え位置へと
O動されることにより前記ロック解除部材をロック子の
ロック解除方向と略同じ方向へ回動させるカセット押え
を設けたことを特徴とする。
従フて、本発明によれば、テープカセットがカセットキ
ャリアに載置される時点においてロック解除部材はテー
プカセットのロック子を相対的に押圧しない位置に来て
いるので、テープカセットはロック解除部材によってそ
の載置される方向と反対の方向へ押圧されることなくカ
セットキャリアに所定の姿勢で正しく載置されることに
なり、このため、カセット押えによるテープカセットの
押え、即ち、カセットキャリアに対する保持動作が正し
く行なわれることになる。
また、ロック解除部材によるロック解除は少なくともカ
セット押えによるテープカセットの保持が開始された後
に行なわれることになるので、ロック解除子がテープカ
セットのロック子を押圧してもテープカセットがカセッ
トキャリアに対して移動されることはなく、従って、そ
のロック解除動作も確実に為されることになる。
しかして、本発明によれば、比較的簡単な構成であるに
も拘らず、カセット押えによるテープカセット保持動作
とロック解除部材によるテープカセットの蓋体に対する
ロック解除動作とが互いに支障を与えることなくいずれ
も正しく実行されるようにすることができる。
尚、前記した実施例においては本発明をテープカセット
のカセットキャリアへのRMがカセットキャリアの上面
側から行なわれるテープレコーダに適用したものを示し
たか、本発明はこのような適用例に限られるものてなは
なく、例えば、フロントローディング方式によるテープ
レコーダ等テープカセットのカセットキャリアへの載置
がカセットキャリアのカセット11板の上面と略平行な
方向から行なわれるテープレコーダにも適用することか
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10121は本発明テープレコーダをVT
Rに適用した実施の一例を示すものであり、第1図はテ
ープカセットのローディング動作を(A)から(C)へ
順を追って示す側面図、第2図はテープレコーダの全体
をそのカセットキャリアがイジェクト位置に来ている状
態で示す斜視図、第3図はテープレコーダの機構部の平
面図、第4図は記録再生部とフカ機構等を示す要部の平
面図、第5図は要部の縦断側面図、第6図は摺動体を一
部分解して示す斜視図、第7図はカセットキャリアの斜
視図、第8図はカセットキャリアの要部を分解して示す
斜視図、第9図はカセット押えによるカセット保持動作
を示す第3図のIX−IX線に沿う要部の拡大断面図、
第10図はカセット押えによるカセット保持動作を(A
)から(B)へ順を追って示す要部の平面図、第11図
は従来のテープレコーダにおけるロック解除手段及びカ
セット保持手段の一例を概略的に示すものであり、(A
)はテープカセットがカセットキャリアのカセット載置
板に正規の状態で載置される場合の側面図、(B)はテ
ープカセットがカセット載置板に正規の状態で載置され
なかった場合の側面図、(C)はテープカセットがカセ
ット11反に載置された状態の正面図である。 符号の説明 1・・・テープカセット、 2a・・・テープ引出面、  3・・・蓋体、4・・・
蓋体ロック子、 9・・・テープレコーダ、 14・・・支持体、 15・・・カセットキャリア、 21・・・カセット押え、 22・・・ロック解除部材、 95・・・カセット収納空間、 126・・・抑圧部 出 願 人 ソニー株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 テープ引出面を開閉し常時テープ引出面を閉じる方向へ
    の回動力が付勢されかつ使用されないときは蓋体ロック
    子によってテープ引出面を閉じる位置にロックされる蓋
    体を備えたテープカセットが使用されると共に、支持体
    に対して移動自在に支持されかつイジェクト位置とロー
    ディング完了位置との間を移動されると共にテープカセ
    ットが載置されるカセット収納空間を有するカセットキ
    ャリアを備えたテープレコーダであって、テープカセッ
    トがカセットキャリアに載置されることによって相対的
    にテープカセットの蓋体ロック子に対向される押圧部を
    有すると共に蓋体ロック子のロックを解除する方向と略
    反対の方向への回動力が付勢されたロック解除部材をカ
    セットキャリアに回動自在に支持すると共に、 カセットキャリアがイジェクト位置に来ているときはテ
    ープカセットを押えない位置に保持されカセットキャリ
    アがローディング完了位置へ向けて移動されることによ
    ってテープカセットをカセットキャリアに対して上方か
    ら押える押え位置へと移動されかつ押え位置へと移動さ
    れることにより前記ロック解除部材をロック子のロック
    解除方向と略同じ方向へ回動させるカセット押えを設け
    たことを特徴とするテープレコーダ
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5377062A (en) * 1992-07-07 1994-12-27 U.S. Philips Corporation Recording and/or reproducing apparatus for a magnetic-tape cassette
US6265772B1 (en) 1998-06-17 2001-07-24 Nec Corporation Stacked semiconductor device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5377062A (en) * 1992-07-07 1994-12-27 U.S. Philips Corporation Recording and/or reproducing apparatus for a magnetic-tape cassette
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