JP2541875B2 - ディスクプレ―ヤのロ―ディング機構 - Google Patents

ディスクプレ―ヤのロ―ディング機構

Info

Publication number
JP2541875B2
JP2541875B2 JP2331059A JP33105990A JP2541875B2 JP 2541875 B2 JP2541875 B2 JP 2541875B2 JP 2331059 A JP2331059 A JP 2331059A JP 33105990 A JP33105990 A JP 33105990A JP 2541875 B2 JP2541875 B2 JP 2541875B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
sub
base
disc
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2331059A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04205755A (ja
Inventor
弘 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP2331059A priority Critical patent/JP2541875B2/ja
Publication of JPH04205755A publication Critical patent/JPH04205755A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2541875B2 publication Critical patent/JP2541875B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Disk Changers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はディスクプレーヤのディスクの出し入れに係
るローディング機構に関する。
(従来の技術) 据付け型コンパクトディスクプレーヤには、引き出し
形状のトレイにディスクを載置して、プレーヤ内に挿入
する方式が多く採用され、近年、長時間演奏や選択曲数
を増す目的で二枚のディスクを一台のプレーヤに装着す
るものが要求されている。
この要求に応ずるプレーヤには、例えば、特開平1−
71339号公報に示すものがあり、このディスクプレーヤ
は上下に2段にトレイ(5),(6)を配置し、これら
トレイ(5),(6)をモータ(28),(29)等の駆動
機構で別々に移動することで、同時に2枚のディスクを
収納する。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上記技術はディスクに対応してモータ等の駆
動機構をセットで用意する必要があり、3枚以上のディ
スクを同時に装入可能なプレーヤが要求された場合に
は、ディスクの枚数分だけ駆動機構を積上げることにな
り、そのプレーヤハウジングは比例的に高さが増し、六
形化する。
これでは、4〜6枚のディスクを同時に挿入できるプ
レーヤが実用に供され難い。
よって、本発明の目的は、プレーヤハウジングをあま
り大きくすることなく、4枚又はそれ以上の同時装入を
可能にしたディスクプレーヤを提供すると共に、確実な
ローディング動作ができるディスクプレーヤのローディ
ング機構を提供する。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、発明
は、ディスクを載置する平板状のサブトレイと、前記デ
ィスクが載置された前記サブトレイを所定間隔を保って
段積みして複数組収納し、かつディスクプレーヤに引出
し自在に取付けられたベーストレイと、前記ベーストレ
イに収納された前記サブトレイをプレーヤハウジング内
部の待機位置に位置させた状態で前記ベーストレイをデ
ィスクプレーヤの外部位置と前記待機位置との間で往復
移動させるトレイ移動機構とを備えたディスクプレーヤ
のローディング機構において、前記ベーストレイを前記
外部位置に引き出す動作に連動して前記待機位置に位置
した前記サブトレイの側面を保持するよう変位するサブ
トレイホルダを具備したことを特徴とするディスクプレ
ーヤのローディング機構である。
(実施例) 本発明に係るディスクプレーヤのローディング機構の
一実施例を添付図面に基づいて<ディスクプレーヤの外
観構造>,<ベーストレイ及びサブトレイの形状>,<
ローディング機構の構造>,<ローディング機構の動作
>の項目順に詳細に説明する。
<ディスクプレーヤの外観構造> 第8図はディスクプレーヤの外観斜視図であり、ディ
スクプレーヤ1は箱状のプレーヤハウジング2の前面に
矩形状の開口部2aがあけられ、この開口部2aにベースト
レイ5が引出し可能に嵌め込まれている。4はプレーヤ
の操作に係るセレクトスイッチである。そして、上記ベ
ーストレイ5には複数枚のサブトレイ11〜14を収納で
き、それぞれのサブトレイ11〜14にディスクCDが載置さ
れて、ベーストレイ5に複数組収納されている。尚、ベ
ーストレイ5は実施例では4枚のサブトレイ11〜14を収
納できるように構成されているが、これに限定されるこ
となく更に多くのサブトレイ及びディスクCDを収納でき
るよう構成することも可能である。
そして、後述するように、ベーストレイ5はディスク
CDが載置されたサブトレイ11〜14を収納したままで外部
位置に引き出したり、あるいは交換を必要とするサブト
レイ(11〜14)のみを外部位置に引き出し、残りのディ
スクCDが載置されたサブトレイ(11〜14)を待機位置に
位置させておくこともでき、更に待機位置から所望のデ
ィスクCDを再生位置に引き出して再生することができる
構造になっている。
<ベーストレイ及びサブトレイの形状> 第4図乃至第7図を用いてベーストレイ5及びサブト
レイ11〜14の形状につてい説明する。
第4図はベーストレイ平面図、第5図は第4図のA矢
視図、第6図は第4図のB−B線断面図であり、ベース
トレイ5は第5図に示す如く、前面板6から、上面板7
及び側面板8,9が延出し、前面板6の背面には4段の保
持溝6a…が設けられ、又側面板8,9の内側には各々4段
の摺動溝8a〜8d、9a〜9dが所定間隔を保って設けられて
いる。一方の側面板8には板バネ10aの一端をビス止め
し、他端に突起10bを取付けてなるストッパ10が摺動溝8
a〜8dに出入自在に設けられている。また、ストッパ10
に近接した側面板8のコーナには傾斜面8eが形成されて
いる。
更に、上面板7には、第4図に示す如く略中央にディ
スク出入口7aがあけられ、その前方上下隅に指を差し入
れる孔7b,7bが穿設されている。
次に、第7図はサブトレイ平面図であり、サブトレイ
11〜14は同一形状のためここではサブトレイ11につてい
説明する。尚、以下の説明においてサブトレイ11の補助
記号を符した部分は、他のサブトレイ12〜14の同一形状
部分にも同一補助記号を符して説明するが図示は省略す
る。
上記サブトレイ11は取り扱うディスクCDより少し厚い
だけの薄形平板状の板で形成され、図左端に保持部11
a、図上下端に側面となる摺動部11b,11c、略中央に12cm
径ディスクCDに対応する大きな凹部11dと8cm径ディスク
CDに対応する小さな凹部11eが同心円状に設けられ、更
に長円状の切欠部11fがあけられている。この切欠部11f
はディスク再生時にプレーヤ1(第8図)内の図示しな
いターンテーブルやピックアップの可動範囲を避けるた
めのものである。一方の摺動部11bにはV字切欠部11gが
設けられ、他方の摺動部11cにはコ字切欠部11hがそれぞ
れ設けられている。また、11kはカギ部である。
なお、前記保持部11aは第5図の保持溝6aに対応し、
又、摺動部11b(〜14b),11c(〜14c)は第6図の摺動
溝8a(〜8d),9a(〜9d)に対応する形状寸法である。
よって、ベーストレイ5に4枚のサブトレイ11〜14
(以下、4枚のサブトレイを上から下へ順に11,12,13,1
4と呼称する。)が水平に段積み状に収納可能である。
また、収納されたサブトレイ11〜14は、そのV字切欠
部11g〜14gにベーストレイ5のストッパ10の突起10b
(第4図)が係止するので、多少の衝撃では定位置から
外れることはなく、ある程度以上の力を加えた時にのみ
外れる構成とされている。そして、ストッパ10を係止解
除する動作は、サブトレイ11〜14のカギ部11k〜14kを図
示しない引き出し手段により引き出して再生動作させる
時とか、あるいは後述するサブトレイ11〜14のいずれか
を待機位置に係止させてベーストレイ5を外部位置に引
き出す時である。そしてベーストレイ5は外部位置に引
き出された時はディスクCDを交換することが可能となる
ものである。
<ローディング機構の構造> ここで本発明の要部となるディスクプレーヤのローデ
ィング機構の構造について第1図乃至第3図を併用して
説明する。
第1図は本発明に係わるディスクプレーヤのローディ
ング機構の全体斜視図、第2図は第1図に示したサブト
レイホルタ機構を示した部分斜視図、第3図は第1図に
示したサブトレイ待機位置係止機構及びサブトレイ選択
機構を示した平断面図である。
第8図に示したプレーヤハウジング2を開蓋すると第
1図に示したローディング機構が設けられている。ま
た、第1図に示したローディング機構は、ベーストレイ
5を外部位置に引き出し(二点鎖線図示)、サブトレイ
11〜14のうちサブトレイ12〜14を待機位置に係止させ、
かつサブトレイ11をベーストレイ5と一緒に引き出した
状態を示している。
すなわち、第1図において、平坦面15aの両側に側面1
5b,15cが形成されたコ字状のフレーム15にベーストレイ
5が引き出し自在に設けられている。このベーストレイ
5には前述したように複数枚のサブトレイ11〜14を収納
でき、それぞれのサブトレイ11〜14にディスクCD(第8
図)が載置され、サブトレイ11〜14はベーストレイ5と
一緒に引き出し自在となると共に、後述するようにサブ
トレイ11〜14のいずれかを待機位置で選択的に係止でき
る構造になっている。
そして、このフレーム15には、側面15b側にサブトレ
イホルダ機構20、側面15c側にサブトレイ待機位置係止
機構及びサブトレイ選択機構30,トレイ移動機構50が図
示する如くそれぞれ配置されている。
上記サブトレイホルダ機構20は、ベーストレイ5の移
動に連動して後述する動作により待機位置に係止された
サブトレイ11〜14の側面となる摺動部11b〜14b(第7
図)を保持する機構である。
第2図にも示したサブトレイホルダ機構20は、一端21
aに軸22を中心としてスプリング26の引張力により時計
方向に回動変位するサブトレイホルダベース21がフレー
ム15の側面15bに配置されている。また、上記サブトレ
イホルダベース21の他端21bには、軸24を中心としてス
プリング27の引張力により反時計方向に回動変位するサ
ブトレイホルダ23が設けられている。上記サブトレイホ
ルダ23は4段の長尺な保持溝23a〜23dが形成され、これ
らの保持溝23a〜23dはベーストレイ5の摺動溝8a〜8d
(第6図)と対応位置関係になっており、すなわちフレ
ーム15の平坦面15aから同一高さ位置関係になってい
る。そして、サブトレイホルダ23の保持溝23a〜23dは、
後述する動作により待機位置に係止されたサブトレイ11
〜14の摺動部11b〜14b(第7図)を保持することができ
るようになっている。更にサブトレイホルダ23の突出部
23eにはローラ25が回転自在に軸着されており、このロ
ーラ25は後述する動作時にベーストレイ5の側面板8を
転動してサブトレイホルダ23の回動姿勢に作用してい
る。尚、サブトレイホルダベース21のスプリング掛止部
21dに掛止されたスプリング26,サブトレイホルダ23のス
プリング掛止部23fに掛止されたスプリング27の他端は
フレーム15に掛止されている。また、サブトレイホルダ
ベース21の折り曲げ片21cはサブトレイホルダ23の回動
時のストッパとなるよう形成されている。
次に側面15c側に設けたサブトレイ待機位置係止機構
及びサブトレイ選択機構30は、ベーストレイ5に収納さ
れたサブトレイ11〜14のいずれかを待機位置に選択的に
係止させると共に、係止されたサブトレイ11〜14のいず
れかを選択的に係止解除する機構である。
第1図中右方でフレーム15の側面15c側には固定サブ
トレイホルダ31が固定されている。この固定サブトレイ
ホルダ31は4段の保持溝31a〜31dが形成され、これらの
保持溝31a〜31dはベーストレイ5の摺動溝9a〜9d(第6
図)と対応位置関係になっており、かつサブトレイ11〜
14のコ字切欠部11h〜14h(第7図)を係止しながらサブ
トレイ11〜14の側面を保持することができるようになっ
ている。すなわち、これらの保持溝31a〜31dのうち最上
段の保持溝31aを代表して説明すると、第3図にも示し
たように保持溝31aに近接して孔31eが穿設され、この孔
31e内にコンプレッションスプリング32aを介して段付き
ピン32が出没自在に設けられている。そして段付きピン
32がサブトレイ11のコ字切欠部11h内に突出している時
にはサブトレイ11を待機位置で係止する構造である。ま
た、段付きピン32に近接して一端にローラ38が軸着され
たZ字形のアーム33が軸37を中心として回動できるよう
配設され、このアーム33の他端は段付きピン32に当接し
ており、一方、ローラ38は切欠部39a及びカム面39bが形
成された選択用カム39に沿って転動できるようになって
いる。そして、ローラ38が選択用のカム39のカム面39b
に当接している時には、アーム33はコンプレッションス
プリング32aに抗して軸37を中心として時計方向に回動
し、段付きピン32を突出状態に保持し、サブトレイ11の
コ字切欠部11h内に段付きピン32が突出してサブトレイ1
1を待機位置で係止させる。また、選択用カム39が矢印
方向に回転して、ローラ38が選択用カム39の切欠部39a
に嵌入した時には、コンプレッションスプリング32aの
付勢力によりアーム33は軸37を中心として反時計方向に
回動し、これにより段付きピン32は突出状態を解除さ
れ、サブトレイ11のコ字切欠部11hとの係止状態が解除
される。
ここで、第1図に戻ると、上記した構造のサブトレイ
待機位置係止機構及びサブトレイ選択機構30は、固定サ
ブトレイホルダ31の保持溝31a〜31dにそれぞれ対応して
アーム33〜36が設けられており、前記したアーム33を含
めてアーム33〜36はそれぞれ独立して軸37を中心として
回動でき、更にアーム33〜36の一端に軸着されたローラ
38もそれぞれ異なる選択用カム39〜42に沿って転動され
る。また、選択用カム39〜42は軸43に固着されており、
それぞれの選択用カム39〜42に形成された切欠部39a〜4
2aは軸43に位相をずらして固着されており、セレクタス
イッチ4(第8図)によりサブトレイ11〜14のうち1つ
を選択する、選択されたサブトレイのみが待機位置で係
止解除できるようになっている。すなわち、この係止解
除動作において、選択されたサブトレイをサブトレイ11
とすると、モータ45の軸に固着されたウオーム46が回転
して、軸43の下端に固着されたウオームホィール44が回
転し、サブトレイ11に対応する選択用カム39の切欠部39
aにローラ38が前述した如く嵌入し、段付きピン32は突
出状態を解除され、サブトレイ11が係止解除される。こ
の際、アーム33の回動状態をマイクロスイッチ47により
検出している。そして、係止解除されたサブトレイ11は
図示(二点鎖線図示)のようにベーストレイ5に収納さ
れるか、あるいは再生位置に取り出される。
次に、側面15c側に設けたトレイ移動機構50について
述べる。
上記トレイ移動機構50はベーストレイ5を引き出し自
在にすると共に、ベーストレイ5の移動に連動して後述
する動作により待機位置に係止されたサブトレイ11〜14
の摺動部11c〜14c(第7図)を保持する機構である。
第1図中左方でフレーム15の側面15c側に固定された
保持板51と前述した固定サブトレイホルダ31との間にガ
イドレール52が横架されている。また、上記ガイドレー
ル52には貫通孔53aを有するベーストレイホルダ53及び
貫通孔55beを有する摺動サブトレイホルダ55が後述する
リンク56,57に連結されてガイドレール52上を摺動でき
るようになっている。また、ベーストレイホルダ53の一
端53dはベーストレイ5の側面板9に固定されており、
ガイドレール52を介した他端53cにはラック54が固定さ
れている。一方、摺動サブトレイホルダ55は4段の保持
溝55a〜55dが形成され、これらの保持溝55a〜55dはベー
ストレイ5の摺動溝9a〜9d(第6図)と対応位置関係に
なっており、かつサブトレイ11〜14の摺動部11c〜14c
(第7図)を摺動しながら保持することができるように
なっている。また、ベーストレイホルダ53の面53bには
リンク56が軸58に軸着され、摺動サブトレイホルダ55の
面55fにはリンク57が軸60に軸着され、更にリンク56と
リンク57とは軸59により連結されている。そして、フレ
ーム15の側面15c側に固定されたモータ62の軸に固定さ
れたギヤ61を回転させると、前述しようにラック54に固
定されたベーストレイホルダ53がラック54と一体になっ
てガイドレール52に沿って左右方向(矢印方向)に移動
でき、これによりベーストレイホルダ53に固定されたベ
ーストレイ5も左右方向(矢印方向)に移動できる。ま
た、ベーストレイ5の移動に連動して、摺動サブトレイ
ホルダ55もサブトレイ11〜14の摺動部11c〜14cを摺動し
ながら保持できる構造になっている。
<ローディング機構の動作> ローディング機構の動作について第9図乃至第11図を
用いて説明する。
第9図はベーストレイ5がプレーヤハウジング2(第
8図)内の待機位置に引き込まれており、かつベースト
レイ5にはサブトレイ11〜14が収納されており、更にサ
ブトレイ11〜14の先端はサブトレイ待機位置係止機構及
びサブトレイ選択機構30により係止されている。この状
態からサブトレイ11〜14に載置された所望のディスクCD
(第8図)を再生するには、所望のディスクCDが載置さ
れたサブトレイの係止を前述した方法により解除させ、
その後所望のディスクCDが載置されたサブトレイ(11〜
14)のカギ部(11k〜14k)を図示しない引き出し手段に
より再生位置に引き出しすことにより可能となる。尚、
再生動作については周知のディスク再生手段によるため
ここでは詳述を省略する。
次に、第10図はベーストレイ5をプレーヤハウジング
2から外部位置方向に引き出し途中の状態を示してい
る。また、この状態では最上段のサブトレイ11はベース
トレイ5に収納されており、下段のサブトレイ12〜14は
待機位置でサブトレイ待機位置係止機構及びサブトレイ
選択機構30により係止されている。ここで図示の如く、
ベーストレイ5を外部位置方向に引き出してくると、ベ
ーストレイ5の側面板8側ではサブトレイホルダ機構20
が動作し始める。すなわち、サブトレイホルダ23に軸着
されたローラ25が側面板8を転動し、側面板8の傾斜面
8eに到達すると転動が解除される寸前となり、サブトレ
イホルダベース21は軸22を中心としてスプリング26(第
2図)の引張力により時計方向に回動変位してサブトレ
イホルダ23を図示の如く傾斜させ、軸24近傍のサブトレ
イホルダ23の保持溝23b〜23d(第3図)がサブトレイ12
〜14の側面を保持し始める。一方、ベーストレイ5の側
面板9側ではサブトレイ12〜14がサブトレイ待機位置係
止機構及びサブトレイ選択機構30の固定サブトレイホル
ダ31により係止保持されていると共に、この固定サブト
レイホルダ31に近接して摺動サブトレイホルダ55が位置
している。
従って、第10図において、待機位置に位置しているサ
ブトレイ12〜14は再生位置側でサブトレイホルダ23,固
定サブトレイホルダ31,摺動サブトレイホルダ55により
保持され、これと反対側ではベーストレイ5の摺動溝8b
〜8d,9b〜9d(第6図)に保持されている。尚、待機位
置に位置しているディスクCDが載置されたサブトレイ12
〜14から所望のディスクCDを引き出して再生することも
可能であることは明白である。
更に、第11図はベーストレイ5を完全に外部位置に引
き出した状態を示している。また、この状態ではサブト
レイ11に載置されたディスクCD(第8図)を交換するこ
ともできる状態である。
第11図に示した状態において、ベーストレイ5の側面
板8はローラ25の転動が完全に解除され、サブトレイホ
ルダ23は軸24を中心としてスプリング27(第2図)の引
張力により反時計方向に回動変位し、サブトレイホルダ
23の保持溝23b〜23d(第2図)は、サブトレイ12〜14の
摺動部12b〜14b(第7図)を完全に保持することができ
る。一方、ベーストレイ5の側面板9側ではサブトレイ
12〜14がサブトレイ待機位置係止機構及びサブトレイ選
択機構30の固定サブトレイホルダ31により相変わらず係
止保持されていると共に、ベーストレイ5の左方移動に
連動して摺動サブトレイホルダ55も左方に移動されるた
め、サブトレイ12〜14がベーストレイ5から離脱しても
摺動サブトレイホルダ55が摺動部12c〜14c(第7図)を
保持する。
従って第11図においてはベーストレイ5の左方移動に
連動して、サブトレイホルダ23が待機位置に位置してい
るサブトレイ12〜14の摺動部12b〜14b(第7図)を保持
するように回動すると共に、摺動サブトレイホルダ55が
左方に移動してサブトレイ12〜14の摺動部12c〜14c(第
7図)を保持するため、サブトレイ12〜14は待機位置で
確実に保持される。尚、上記実施例では待機位置に位置
しているサブトレイ11〜14を保持する方法として、摺動
部11b〜14b(第7図)側と摺動部11c〜14c(第7図)側
とを異なる保持構造を採用しているが、これに限ること
なく両側とも同一保持機構を用いてもよく、例えば両側
ともサブトレイホルダ23構造あるいは両側とも摺動サブ
トレイホルダ55構造でもよいことは言うまでもないこと
である。
(発明の効果) 以上に述べた通り本発明に係わるディスクプレーヤの
ローディング機構では、ベーストレイをディスクプレー
ヤの外部位置に引き出す際、プレーヤハウジング内部の
待機位置に位置しているサブトレイの側面をベーストレ
イの移動に連動して回動するサブトレイホルダにより保
持する構造である。この結果、待機位置に位置している
サブトレイが確実に保持されるため、信頼性向上及び品
質向上に大いに寄与できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わるディスクプレーヤのローディン
グ機構の全体斜視図、第2図は第1図に示したサブトレ
イホルダ機構を示した部分斜視図、第3図は第1図に示
したサブトレイ待機位置係止機構及びサブトレイ選択機
構を示した平断面図、第4図はベーストレイ平面図、第
5図は第4図のA矢視図、第6図は第4図のB−B線断
面図、第7図はサブトレイ平面図、第8図はディスクプ
レーヤの外観斜視図、第9図乃至第11図はディスクプレ
ーヤのローディング機構の動作を説明するための図であ
る。 1……ディスクプレーヤ、 2……プレーヤハウジング、5……ベーストレイ、 11〜14……サブトレイ、 11b〜14b……側面(摺動部)、 11c〜14c……側面(摺動部)、 20……サブトレイホルダ機構、 21……サブトレイホルダベース、 23……サブトレイホルダ、 23a〜23d……保持溝、 30……サブトレイ待機位置係止機構及びサブトレイ選択
機構、 31……固定サブトレイホルダ、 50……トレイ移動機構、 55……摺動サブトレイホルダ、 55a〜55d……保持溝、56,57……リンク。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクを載置する平板状のサブトレイ
    と、 前記ディスクが載置された前記サブトレイを所定間隔を
    保って段積みして複数組収納し、かつディスクプレーヤ
    に引出し自在に取付けられたベーストレイと、 前記ベーストレイに収納された前記サブトレイをプレー
    ヤハウジング内部の待機位置に位置させた状態で前記ベ
    ーストレイをディスクプレーヤの外部位置と前記待機位
    置との間で往復移動させるトレイ移動機構とを備えたデ
    ィスクプレーヤのローディング機構において、 前記ベーストレイを前記外部位置に引き出す動作に連動
    して前記待機位置に位置した前記サブトレイの側面を保
    持するよう変位するサブトレイホルダを具備したことを
    特徴とするディスクプレーヤのローディング機構。
JP2331059A 1990-11-29 1990-11-29 ディスクプレ―ヤのロ―ディング機構 Expired - Lifetime JP2541875B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2331059A JP2541875B2 (ja) 1990-11-29 1990-11-29 ディスクプレ―ヤのロ―ディング機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2331059A JP2541875B2 (ja) 1990-11-29 1990-11-29 ディスクプレ―ヤのロ―ディング機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04205755A JPH04205755A (ja) 1992-07-27
JP2541875B2 true JP2541875B2 (ja) 1996-10-09

Family

ID=18239395

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2331059A Expired - Lifetime JP2541875B2 (ja) 1990-11-29 1990-11-29 ディスクプレ―ヤのロ―ディング機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2541875B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3417236B2 (ja) * 1996-11-29 2003-06-16 日本ビクター株式会社 ディスク自動演奏装置
DE60314194T2 (de) * 2002-02-27 2007-09-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd., Kadoma Plattenwechsler

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04205755A (ja) 1992-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0449658B1 (en) Cassette loading arrangement
JP2541875B2 (ja) ディスクプレ―ヤのロ―ディング機構
US5636199A (en) Automatic disc changer for retrieving a lowermost disc from a stack of stored discs and returning the disc to the top of the stack
JPH04221456A (ja) ディスクプレーヤ
JP2746045B2 (ja) ディスク自動演奏装置
JP2806411B2 (ja) ディスク収納マガジン
JP2806412B2 (ja) ディスク収納マガジン
JP2870564B2 (ja) ディスク収納マガジン
JP3694381B2 (ja) ディスク装置
JPH051006Y2 (ja)
JPH0643872Y2 (ja) カセット移送装置
JP3699230B2 (ja) ディスク装置
JP3543553B2 (ja) ディスク再生装置
JP2521913B2 (ja) テ−プレコ−ダ
JP3239395B2 (ja) テープカセット
JP2940178B2 (ja) ディスクプレーヤ
JPH08279231A (ja) ディスク自動演奏装置
JP3489914B2 (ja) ディスクチェンジャ装置
JP3541641B2 (ja) ディスク再生装置
JPH0677365B2 (ja) 記録媒体のオートチェンジャ装置
JP3573308B2 (ja) テープ情報装置のリールロック解除機構
JP3457486B2 (ja) ディスクチェンジャー
JP3599069B2 (ja) ディスクオートチェンジャー
JPH0711886B2 (ja) ディスクプレーヤ
JPH07101533B2 (ja) テ−プレコ−ダ