JPH03216851A - テーププレーヤのカセットイジェクト機構 - Google Patents
テーププレーヤのカセットイジェクト機構Info
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- JPH03216851A JPH03216851A JP2011505A JP1150590A JPH03216851A JP H03216851 A JPH03216851 A JP H03216851A JP 2011505 A JP2011505 A JP 2011505A JP 1150590 A JP1150590 A JP 1150590A JP H03216851 A JPH03216851 A JP H03216851A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/60—Guiding record carrier
- G11B15/66—Threading; Loading; Automatic self-loading
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/675—Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
- G11B15/67581—Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with pivoting movement of the cassette holder
- G11B15/67584—Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with pivoting movement of the cassette holder outside the apparatus
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/60—Guiding record carrier
- G11B15/61—Guiding record carrier on drum, e.g. drum containing rotating heads
- G11B15/615—Guiding record carrier on drum, e.g. drum containing rotating heads inside container
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明テーププレーヤのカセットイジエクト機構を以下
の項目に従って詳細に説明する。
の項目に従って詳細に説明する。
A.産業上の利用分野
B.発明の概要
C、背景技術[第24図]
D.発明が解決しようとする課題[第24図]E.課題
を解決するための手段 F.実施例[第1図乃至第23図] a.テープカセット[第1図、第3図乃至第5図、第8
図乃至第10図、第20図乃至第23図] b.テーププレーヤの概要[第1図乃至第4図、第8図
乃至第10図] C.カセット装着部[第1図、第2図、第11図乃至第
16図] d.カセットホルダー[第1図乃至第5図、第11図乃
至第16図、第20図コ e,テープカセットの装着等[第4図、第5図] f.ヘッドドラムの支持[第1図、第2図、第4図乃至
第16図] g.操作機構[第1図乃至第3図、第11図乃至第20
図] g−1.ヘッドドラム移動レバー[第1図、第3図、第
11図乃至第20図コ g−2.プレイレバー リミッタバネ、戻しバネ等[第
1図乃至第3図、第 11図乃至第19図コ g−2−a.構造 g−2−b.ヘッドドラムの圧着及び圧着解除[第18
図、第19図] g−3.解除レバー 口ツクレバー[第1図、第2図、
第11図乃至第 17図、第20図] g−4.REWレバー FFレバー[第1図、第2図、
第11図乃至第 17図] g−5.ヘッドドラム退出手段 g−5−a.ヘッドドラム退出レバー、中間レバー[第
2図、第3図、第 11図乃至第17図、第20 図] g−5−b.中間レバー切換手段[第11図乃至第17
図] g−5−c.解除レバーのストップ機能[第13図] g−5−d.解除レバーのイジェクト機能[第14図] g−6.イジェクト時の操作感等[第14図] h.カセットイジエクト機構[第1図乃至第3図、第1
1図乃至第17図、第20 図] h−1,カセットホルダーとヘッドドラム退出レバーと
の間の相互口ック h−2.ホルダー押圧レバー i.ilJ作 G.発明の効果 (A.産業上の利用分野) 本発明は新規なテーププレーヤのカセットイジェクト機
構に関する。詳しくは、テープカセットの挿入及び取出
が行なわれるイジエクト位置とテープカセットをカセッ
ト装着部に装着させる装着位置との間でB動ずるように
回動自在に支持されると共にイジェクト位置側への穆動
力を付勢されているカセットホルダーと、摺動ベースに
支持されたヘッドドラムと、ヘッドドラム退出レバーと
を備え、テープカセットの着脱が行なわれるとき以外は
ヘッドドラムをテープカセット内に位置させておきテー
プカセットのイジエクトを行なうときは上記ヘッドドラ
ム退出レバーを後退させてヘッドドラムを後退させテー
プカセット内から退出させるようにしたテーププレーヤ
のカセットイジェクト機構に関するものであり、カセッ
トホルダーの装着位置におけるロック及びその解除とヘ
ッドドラムのテープカセット内から退出した後退位置に
おける保持とを上記カセットホルダーとヘッドドラム退
出レバーだけで行なうことができるようにした新規なテ
ーププレーヤのカセットイジェクト機構を提供しようと
するものである。
を解決するための手段 F.実施例[第1図乃至第23図] a.テープカセット[第1図、第3図乃至第5図、第8
図乃至第10図、第20図乃至第23図] b.テーププレーヤの概要[第1図乃至第4図、第8図
乃至第10図] C.カセット装着部[第1図、第2図、第11図乃至第
16図] d.カセットホルダー[第1図乃至第5図、第11図乃
至第16図、第20図コ e,テープカセットの装着等[第4図、第5図] f.ヘッドドラムの支持[第1図、第2図、第4図乃至
第16図] g.操作機構[第1図乃至第3図、第11図乃至第20
図] g−1.ヘッドドラム移動レバー[第1図、第3図、第
11図乃至第20図コ g−2.プレイレバー リミッタバネ、戻しバネ等[第
1図乃至第3図、第 11図乃至第19図コ g−2−a.構造 g−2−b.ヘッドドラムの圧着及び圧着解除[第18
図、第19図] g−3.解除レバー 口ツクレバー[第1図、第2図、
第11図乃至第 17図、第20図] g−4.REWレバー FFレバー[第1図、第2図、
第11図乃至第 17図] g−5.ヘッドドラム退出手段 g−5−a.ヘッドドラム退出レバー、中間レバー[第
2図、第3図、第 11図乃至第17図、第20 図] g−5−b.中間レバー切換手段[第11図乃至第17
図] g−5−c.解除レバーのストップ機能[第13図] g−5−d.解除レバーのイジェクト機能[第14図] g−6.イジェクト時の操作感等[第14図] h.カセットイジエクト機構[第1図乃至第3図、第1
1図乃至第17図、第20 図] h−1,カセットホルダーとヘッドドラム退出レバーと
の間の相互口ック h−2.ホルダー押圧レバー i.ilJ作 G.発明の効果 (A.産業上の利用分野) 本発明は新規なテーププレーヤのカセットイジェクト機
構に関する。詳しくは、テープカセットの挿入及び取出
が行なわれるイジエクト位置とテープカセットをカセッ
ト装着部に装着させる装着位置との間でB動ずるように
回動自在に支持されると共にイジェクト位置側への穆動
力を付勢されているカセットホルダーと、摺動ベースに
支持されたヘッドドラムと、ヘッドドラム退出レバーと
を備え、テープカセットの着脱が行なわれるとき以外は
ヘッドドラムをテープカセット内に位置させておきテー
プカセットのイジエクトを行なうときは上記ヘッドドラ
ム退出レバーを後退させてヘッドドラムを後退させテー
プカセット内から退出させるようにしたテーププレーヤ
のカセットイジェクト機構に関するものであり、カセッ
トホルダーの装着位置におけるロック及びその解除とヘ
ッドドラムのテープカセット内から退出した後退位置に
おける保持とを上記カセットホルダーとヘッドドラム退
出レバーだけで行なうことができるようにした新規なテ
ーププレーヤのカセットイジェクト機構を提供しようと
するものである。
(B.発明の概要)
本発明テーププレーヤのカセットイジエクト機構は、カ
セットホルダーに被ロック部を形成すると共にヘッドド
ラム退出レバーにロック部を形成し、カセットホルダー
が装着位置に来ているときはヘッドドラム退出レバーの
ロック部がカセットホルダーのイジェクト位置側への動
きを阻止してカセットホルダーが装着位置にロックされ
、ヘッドドラム退出レバーが後退すると上記ロックが解
除されてカセットホルダーがイジエクト位置へと移動し
、かつ、カセットホルダーの被ロック部がヘッドドラム
退出レバーのロック部の前方に位置してヘッドトラム退
出レバーの前方への戻りが阻止される、即ち、ヘッドド
ラムが後退位置にロックされるようにしたものであり、
これにより、カセットホルダーの装着位置におけるロッ
ク及びその解除とヘッドドラムの後退位置におけるロッ
クとをカセットホルダーとヘッドドラム退出レバーだけ
でこれら各動作を所定の順序で確実に行なうことができ
る。
セットホルダーに被ロック部を形成すると共にヘッドド
ラム退出レバーにロック部を形成し、カセットホルダー
が装着位置に来ているときはヘッドドラム退出レバーの
ロック部がカセットホルダーのイジェクト位置側への動
きを阻止してカセットホルダーが装着位置にロックされ
、ヘッドドラム退出レバーが後退すると上記ロックが解
除されてカセットホルダーがイジエクト位置へと移動し
、かつ、カセットホルダーの被ロック部がヘッドドラム
退出レバーのロック部の前方に位置してヘッドトラム退
出レバーの前方への戻りが阻止される、即ち、ヘッドド
ラムが後退位置にロックされるようにしたものであり、
これにより、カセットホルダーの装着位置におけるロッ
ク及びその解除とヘッドドラムの後退位置におけるロッ
クとをカセットホルダーとヘッドドラム退出レバーだけ
でこれら各動作を所定の順序で確実に行なうことができ
る。
(C.背景技術)[第24図]
ビデオテーププレーヤや回転ヘッド式オーディオテープ
プレーヤ等にあっては、回転磁気ヘッドを備えたヘッド
ドラムの外周面に磁気テープを所定の巻付角略螺旋状に
巻き付けた状態で磁気テープを走行させ、かつ、磁気ヘ
ッドを回転させることで所謂ヘリカルスキャン方式によ
る記録や再生が行なわれるようにされる。
プレーヤ等にあっては、回転磁気ヘッドを備えたヘッド
ドラムの外周面に磁気テープを所定の巻付角略螺旋状に
巻き付けた状態で磁気テープを走行させ、かつ、磁気ヘ
ッドを回転させることで所謂ヘリカルスキャン方式によ
る記録や再生が行なわれるようにされる。
ところで、このようなテーププレーヤにあって、その構
造をより簡素化し、かつ、ストップモードから動作モー
ドへの機械的な移行がより迅速に行なわれるようにする
ために、テープカセットのカセット装着部に対する着脱
を行なうとき以外はヘッドドラムの一部をテープカセッ
ト内に位置させておくようにすることが考えられる。
造をより簡素化し、かつ、ストップモードから動作モー
ドへの機械的な移行がより迅速に行なわれるようにする
ために、テープカセットのカセット装着部に対する着脱
を行なうとき以外はヘッドドラムの一部をテープカセッ
ト内に位置させておくようにすることが考えられる。
第24図はそのようなテーププレーヤの一例aを示すも
のである。
のである。
同図において、bはカセットホルダーであり、2点鎖線
で示すイジェクト位置、即ち、テープカセットCの装填
挿入及び取出が行なわれる位置と実線で示す装着位置、
即ち、テープカセットCをカセット装着部に装着する位
置との間で移動するように回動自在に支持されると共に
イジエクト位置側への移動力を付勢されており、装着位
置に来たところで図示しないロック手段によりロックさ
れるようになっている。dは摺動板eに支持されたべッ
ドトラムであり、装着位置に来たカセットホルダーbの
後方にあって、1点鎖線で示す第1の位置と、それより
稍後方の実線で示す第2の位置と、更にそれより後方の
2点鎖線で示す第3の位置との間を移動され、その外周
面に沿って移動する図示しない回転磁気ヘッドを備えて
いる。
で示すイジェクト位置、即ち、テープカセットCの装填
挿入及び取出が行なわれる位置と実線で示す装着位置、
即ち、テープカセットCをカセット装着部に装着する位
置との間で移動するように回動自在に支持されると共に
イジエクト位置側への移動力を付勢されており、装着位
置に来たところで図示しないロック手段によりロックさ
れるようになっている。dは摺動板eに支持されたべッ
ドトラムであり、装着位置に来たカセットホルダーbの
後方にあって、1点鎖線で示す第1の位置と、それより
稍後方の実線で示す第2の位置と、更にそれより後方の
2点鎖線で示す第3の位置との間を移動され、その外周
面に沿って移動する図示しない回転磁気ヘッドを備えて
いる。
fは回動自在なヘッドドラム穆動レバーであり、その一
端部が摺動板eと連結されており、該ヘッドドラム移動
レバーfが回動することにより摺動板eがヘッドドラム
dと一体的に前後方向へ移動される。
端部が摺動板eと連結されており、該ヘッドドラム移動
レバーfが回動することにより摺動板eがヘッドドラム
dと一体的に前後方向へ移動される。
gは摺動自在なヘッドドラム退出レバーであり、該ヘッ
ドトラム退出レバーgが後方へ押し込まれることによっ
てヘッドドラム移動レバーfが後方へ回動される。
ドトラム退出レバーgが後方へ押し込まれることによっ
てヘッドドラム移動レバーfが後方へ回動される。
そして、テープカセットCのイジエクトを行なうときは
ヘッドドラム退出レバーgを後方へ移動させてヘッドド
ラム移動レバーfを同図(A)に2点鎖線で示す後退位
置へと移動させ、それにより、ヘッドドラムdをカセッ
トホルダーbに保持されたテープカセットCの回動軌跡
から後方へ外れたところに位置させ、ヘッドドラムdが
テープカセットC内から退出した後にカセットホルダー
bに対するロックを解除してカセットホルダーbをイジ
ェクト位置へと移動させる。また、テープカセットCが
装着されたカセットホルダーbを装着位置へと移動させ
ることでテープカセットCがカセット装着部に装着され
、この状態からヘッドドラム移動レバーfを実線で示す
ストップ位置へと移動させてヘッドドラムdの前端部を
テープカセットCの前面に形成されたヘッドドラム挿入
凹部h内に挿入させ、それにより、磁気テーブiがヘッ
ドドラムdの外周面に小さな巻付角で巻き付けられるよ
うにする。この状態がストツブモードである。そして、
磁気テープiの早送や巻戻あるいはサーチ等の動作はこ
の状態で行ない、更に、記録や再生を行なうときはヘッ
ドドラム移動レバーfを1点鎖線で示す前進位置へと移
動させて磁気テーブiのヘッドドラムdに対する巻付角
を大きくして記録や再生が為されるようにする。
ヘッドドラム退出レバーgを後方へ移動させてヘッドド
ラム移動レバーfを同図(A)に2点鎖線で示す後退位
置へと移動させ、それにより、ヘッドドラムdをカセッ
トホルダーbに保持されたテープカセットCの回動軌跡
から後方へ外れたところに位置させ、ヘッドドラムdが
テープカセットC内から退出した後にカセットホルダー
bに対するロックを解除してカセットホルダーbをイジ
ェクト位置へと移動させる。また、テープカセットCが
装着されたカセットホルダーbを装着位置へと移動させ
ることでテープカセットCがカセット装着部に装着され
、この状態からヘッドドラム移動レバーfを実線で示す
ストップ位置へと移動させてヘッドドラムdの前端部を
テープカセットCの前面に形成されたヘッドドラム挿入
凹部h内に挿入させ、それにより、磁気テーブiがヘッ
ドドラムdの外周面に小さな巻付角で巻き付けられるよ
うにする。この状態がストツブモードである。そして、
磁気テープiの早送や巻戻あるいはサーチ等の動作はこ
の状態で行ない、更に、記録や再生を行なうときはヘッ
ドドラム移動レバーfを1点鎖線で示す前進位置へと移
動させて磁気テーブiのヘッドドラムdに対する巻付角
を大きくして記録や再生が為されるようにする。
尚、ヘッドドラム移動レバーfのストップ位置から前進
位置への移動は図示しないプレイレバーを押し込むこと
により行ない、また、ヘッドドラム退出レバーgの後方
への移動は図示しないイジェクトレバーを押し込むこと
により行なう。
位置への移動は図示しないプレイレバーを押し込むこと
により行ない、また、ヘッドドラム退出レバーgの後方
への移動は図示しないイジェクトレバーを押し込むこと
により行なう。
このようにすれは、ヘッドドラムdを移動させるだけで
磁気テーブiのヘッドドラムdへの巻付を行なうことが
できるので、磁気テーブiをテープカセットCから引き
出してヘッドドラムdに巻き付けるための特別なテープ
ローデイング機構が不要となり構造が極めて簡単になり
、しかも、ストップモードにおいては磁気テーブiが既
にヘッドドラムdに巻ぎ付けられているため、ヘッドド
ラムdを移動させないでも直ちにサーチ等の動作を開始
することができ、かつ、ストップモードから記録や再生
を行なうブレイモードへ移行する際のヘッドドラムdの
移動距離が短いため、記録や再生を素速く開始すること
ができる。
磁気テーブiのヘッドドラムdへの巻付を行なうことが
できるので、磁気テーブiをテープカセットCから引き
出してヘッドドラムdに巻き付けるための特別なテープ
ローデイング機構が不要となり構造が極めて簡単になり
、しかも、ストップモードにおいては磁気テーブiが既
にヘッドドラムdに巻ぎ付けられているため、ヘッドド
ラムdを移動させないでも直ちにサーチ等の動作を開始
することができ、かつ、ストップモードから記録や再生
を行なうブレイモードへ移行する際のヘッドドラムdの
移動距離が短いため、記録や再生を素速く開始すること
ができる。
(D.発明が解決しようとする課題)[第24図]
ところで、このようなテーププレーヤaにあっては、カ
セットホルダーbのイジエクト位置への移動タイミング
、換言すれば装着位置におけるロックを解除するタイミ
ングは少なくともヘッドドラムdがテープカセットC内
から退出した後になるようにする必要がある。
セットホルダーbのイジエクト位置への移動タイミング
、換言すれば装着位置におけるロックを解除するタイミ
ングは少なくともヘッドドラムdがテープカセットC内
から退出した後になるようにする必要がある。
そこで、カセットホルダーbに対するロックの解除とヘ
ッドドラムdのテープカセットC内からの退出を格別な
操作手段により行なうようにし、それら操作手段の間に
タイミングを制御する手段、即ち、ヘットドラム退出用
の操作手段が操作された状態でロック解除用の操作手段
に対する操作が可能になるようにする制御手段を設ける
ことも考えられるが、そのようにすると、構造が複雑に
なり、かつ、イジェクトのための操作が面到になるとい
う問題が生じる。
ッドドラムdのテープカセットC内からの退出を格別な
操作手段により行なうようにし、それら操作手段の間に
タイミングを制御する手段、即ち、ヘットドラム退出用
の操作手段が操作された状態でロック解除用の操作手段
に対する操作が可能になるようにする制御手段を設ける
ことも考えられるが、そのようにすると、構造が複雑に
なり、かつ、イジェクトのための操作が面到になるとい
う問題が生じる。
また、カセットホルダーbが装着位置以外の位置に来て
いる間はヘッドドラム移動レバーfを後退位置にロック
しておくことでヘッドドラムdをテープカセットC内か
ら退出した位置に保持しておき、その状態からカセット
ホルダーbが装着位置へと穆動したとぎは上記ロックが
解除されるようにする必要があり、このような制御を行
なうために特別な手段を設けるとすると、テープローデ
ィング機構を省略することができた割にはテーププレー
ヤaの構造がさほど簡単なものにはならないことになっ
てしまうという問題がある。
いる間はヘッドドラム移動レバーfを後退位置にロック
しておくことでヘッドドラムdをテープカセットC内か
ら退出した位置に保持しておき、その状態からカセット
ホルダーbが装着位置へと穆動したとぎは上記ロックが
解除されるようにする必要があり、このような制御を行
なうために特別な手段を設けるとすると、テープローデ
ィング機構を省略することができた割にはテーププレー
ヤaの構造がさほど簡単なものにはならないことになっ
てしまうという問題がある。
(E.課題を解決するための手段)
そこで、本発明テーププレーヤのカセットイジェクト機
構は、上記課題を解決するために、イジェクト位置側へ
の移動力が付勢されたカセットホルダーに被ロック部を
形成すると共にヘッドドラムをテープカセット内から退
出させるためのへッドトラム退出レバーにロック部を設
け、カセットホルダーが装着位置に来ているときは上記
ロック部が被ロック部の下方に位置するようにし、ヘッ
ドトラム退出レバーが後退するとそのロック部がカセッ
トホルダーの被ロック部の回動軌跡から外れてカセット
ホルダーがイジエクト位置へと移動し、かつ、そのロッ
ク部が被ロック部の前方に位置するようにしたものであ
る。
構は、上記課題を解決するために、イジェクト位置側へ
の移動力が付勢されたカセットホルダーに被ロック部を
形成すると共にヘッドドラムをテープカセット内から退
出させるためのへッドトラム退出レバーにロック部を設
け、カセットホルダーが装着位置に来ているときは上記
ロック部が被ロック部の下方に位置するようにし、ヘッ
ドトラム退出レバーが後退するとそのロック部がカセッ
トホルダーの被ロック部の回動軌跡から外れてカセット
ホルダーがイジエクト位置へと移動し、かつ、そのロッ
ク部が被ロック部の前方に位置するようにしたものであ
る。
従って、本発明テーププレーヤのカセットイジェクト機
構によれば、カセットホルダーが装着位置に来ていると
きはその被ロック部の回動がヘッドドラム退出レバーの
ロック部により阻止されてカセットホルダーのイジエク
ト位置側への移動が阻止される、即ち、装着位置にロッ
クされ、ヘッドドラム退出レバーが後退するとヘッドド
ラムがテープカセットから退出した退出位置へと移動さ
れると共にヘッドドラム退出レバーのロック部がカセッ
トホルダーの被ロック部の回動軌跡から外れて上記ロツ
クが解除されるのでカセットホルダーがイジェクト位置
へと移動し、かつ、カセットホルダーがイジェクト位置
へと穆動するとその被ロック部がヘッドドラム退出レバ
ーのロック部の前方に位置してヘッドドラム退出レバー
の前方への戻り、換言すれば、退出位置に移動されたヘ
ッドドラムの前方への戻りが阻止されることになる。
構によれば、カセットホルダーが装着位置に来ていると
きはその被ロック部の回動がヘッドドラム退出レバーの
ロック部により阻止されてカセットホルダーのイジエク
ト位置側への移動が阻止される、即ち、装着位置にロッ
クされ、ヘッドドラム退出レバーが後退するとヘッドド
ラムがテープカセットから退出した退出位置へと移動さ
れると共にヘッドドラム退出レバーのロック部がカセッ
トホルダーの被ロック部の回動軌跡から外れて上記ロツ
クが解除されるのでカセットホルダーがイジェクト位置
へと移動し、かつ、カセットホルダーがイジェクト位置
へと穆動するとその被ロック部がヘッドドラム退出レバ
ーのロック部の前方に位置してヘッドドラム退出レバー
の前方への戻り、換言すれば、退出位置に移動されたヘ
ッドドラムの前方への戻りが阻止されることになる。
しかして、本発明テーププレーヤのカセットイジェクト
機構によれば、カセットホルダーの装着位置におけるロ
ック及びその解除とヘッドドラムのテープカセット内か
ら退出した位置へのロックをカセットホルダーとヘッド
ドラム退出レバーだけで確実に行なうことができ、従っ
て、構造を複雑にしないで済むと共に、カセットイジェ
クトを行なわせるための操作部材が1つで済むため、イ
ジエクト操作を極めて簡単に行なうことができる。
機構によれば、カセットホルダーの装着位置におけるロ
ック及びその解除とヘッドドラムのテープカセット内か
ら退出した位置へのロックをカセットホルダーとヘッド
ドラム退出レバーだけで確実に行なうことができ、従っ
て、構造を複雑にしないで済むと共に、カセットイジェ
クトを行なわせるための操作部材が1つで済むため、イ
ジエクト操作を極めて簡単に行なうことができる。
(F.実施例)[第1図乃至第23図コ以下に、本発明
テーププレーヤのカセットイジェクト機構の詳細を図示
した実施例に従って説明する。
テーププレーヤのカセットイジェクト機構の詳細を図示
した実施例に従って説明する。
先ず、テーププレーヤ1に使用するテープカセットの一
例を説明し、次いで、テーププレーヤ1を説明する。
例を説明し、次いで、テーププレーヤ1を説明する。
(a.テープカセット)[第1図、第3図乃至第5図、
第8図乃至第10図、第20図乃至第23図] 2はテープカセットである。
第8図乃至第10図、第20図乃至第23図] 2はテープカセットである。
3はカセットケースであり、上方から見て左右方向に長
い長方形状をした扁平な箱状をしている。
い長方形状をした扁平な箱状をしている。
該カセットケース3内には2つのテーブリール4、4が
回転自在に収納されており、これらテーブリール4、4
に磁気テーブ5が巻装されている。
回転自在に収納されており、これらテーブリール4、4
に磁気テーブ5が巻装されている。
カセットケース3の厚み方向で対向した2つの壁には各
2個づつの挿通孔6、6、・・・が形成されており、こ
れら挿通孔6、6、・・・から上記テーブリール4、4
に設けられた係合孔4a、4aが外部に臨まされる。
2個づつの挿通孔6、6、・・・が形成されており、こ
れら挿通孔6、6、・・・から上記テーブリール4、4
に設けられた係合孔4a、4aが外部に臨まされる。
7、7はカセットケース3の前面の左右両端部に形成さ
れたテープ出口であり、上記磁気テープ5はこれらテー
プ出口7、7からカセットケース3外に導出され、カセ
ットケース3の前面に沿うように位置している。
れたテープ出口であり、上記磁気テープ5はこれらテー
プ出口7、7からカセットケース3外に導出され、カセ
ットケース3の前面に沿うように位置している。
8はカセットケース3の前端部のうちテープ出口7、7
が形成された両端部を除いた部分に形成されたヘッドド
ラム挿入凹部であり、前方に開口し、上下両端は塞がれ
ている。
が形成された両端部を除いた部分に形成されたヘッドド
ラム挿入凹部であり、前方に開口し、上下両端は塞がれ
ている。
9、9はヘッドドラム挿入凹部8の内側面のうち左右両
端寄りの位置に形成された当接面であり、後述するヘッ
ドドラムがこの当接面9、9に当接することによってヘ
ットドラムとテープカセット2との間の位置決めが為さ
れる。
端寄りの位置に形成された当接面であり、後述するヘッ
ドドラムがこの当接面9、9に当接することによってヘ
ットドラムとテープカセット2との間の位置決めが為さ
れる。
lO、10はピンチローラであり、テープ出口7、7の
うちヘッドドラム挿入凹部8側に寄った位置に回転自在
に支持されている。しかして、磁気テーブ5はこれらピ
ンチローラ10,10に巻き付いた状態でカセットケー
ス3の前面部に架け渡されて、上記ヘッドドラム挿入凹
部8の前面を横断した状態とされている。そして、この
磁気テーブ5がヘッドドラム挿入凹部8の前面を横断し
ている面がテープ架渡面である。
うちヘッドドラム挿入凹部8側に寄った位置に回転自在
に支持されている。しかして、磁気テーブ5はこれらピ
ンチローラ10,10に巻き付いた状態でカセットケー
ス3の前面部に架け渡されて、上記ヘッドドラム挿入凹
部8の前面を横断した状態とされている。そして、この
磁気テーブ5がヘッドドラム挿入凹部8の前面を横断し
ている面がテープ架渡面である。
11は前面蓋であり、撓み弾性を有する合成樹脂で形成
されており、カセットケース3の前面を覆う覆部11a
と該覆部11aの両端から後方へ向って突出した側片1
lb,jlbとが一体に形成されて成り、側片1lb,
jlbの先端部がカセットケース3の左右両側面に回動
自在に支持され、第23図(A)に示す閉塞位置と第2
3図(B)に実線及び2点鎖線で示す開放位置との間を
回動されるようになっている。
されており、カセットケース3の前面を覆う覆部11a
と該覆部11aの両端から後方へ向って突出した側片1
lb,jlbとが一体に形成されて成り、側片1lb,
jlbの先端部がカセットケース3の左右両側面に回動
自在に支持され、第23図(A)に示す閉塞位置と第2
3図(B)に実線及び2点鎖線で示す開放位置との間を
回動されるようになっている。
そして、側方から見て、前面M11の回動支点から覆部
11aまでの間隔より回動支点からカセットケース3前
面の上端又は下端までの距離の方が若干大きくなってい
るので、上記2つの位置の間を移動する際は、覆部11
aがカセットケース3前面の上端又は下端を通過すると
きに前方へ引張られるような力を受け、それによって、
全体が緩やかなアーチ状に撓むことによって覆部11a
がカセットケース3前面の上端又は下端を通過すること
ができる。そして、閉塞位置にあっては該位置にクリッ
クロツクされることになる。
11aまでの間隔より回動支点からカセットケース3前
面の上端又は下端までの距離の方が若干大きくなってい
るので、上記2つの位置の間を移動する際は、覆部11
aがカセットケース3前面の上端又は下端を通過すると
きに前方へ引張られるような力を受け、それによって、
全体が緩やかなアーチ状に撓むことによって覆部11a
がカセットケース3前面の上端又は下端を通過すること
ができる。そして、閉塞位置にあっては該位置にクリッ
クロツクされることになる。
(b.テーププレーヤの概要)[第1図乃至第4図、第
8図乃至第10図コ 12はメインシャーシ、13はメインシャーシ12の上
面に固定された側壁、14はメインシャーシ12に固定
されたサブシャーシである。
8図乃至第10図コ 12はメインシャーシ、13はメインシャーシ12の上
面に固定された側壁、14はメインシャーシ12に固定
されたサブシャーシである。
メインシャーシ12は前後方向(第1図における下側へ
向う方向を前方とし、上側へ向う方向を後方とする。ま
た、同図における左側へ向う方向を左方とし、右側へ向
う方向を右方とする。以下の説明において向きを示すと
きはこの方向によるものとする。)に長い略長方形状を
した外形を有し、その底板部15の前端縁から前壁16
が立ち上げられ、また、底板部15の前端寄りの部分と
左端寄りの部分を除いた大部分が開口され、右側縁から
稍左方へ寄った位置に前後方向に延びる側壁13が固定
されている。
向う方向を前方とし、上側へ向う方向を後方とする。ま
た、同図における左側へ向う方向を左方とし、右側へ向
う方向を右方とする。以下の説明において向きを示すと
きはこの方向によるものとする。)に長い略長方形状を
した外形を有し、その底板部15の前端縁から前壁16
が立ち上げられ、また、底板部15の前端寄りの部分と
左端寄りの部分を除いた大部分が開口され、右側縁から
稍左方へ寄った位置に前後方向に延びる側壁13が固定
されている。
サブシャーシ14はメインシャーシ12の底板部15の
側壁13より左方の部分の上方に該底板部15と平行に
なるようにメインシャーシ12に支持されている。
側壁13より左方の部分の上方に該底板部15と平行に
なるようにメインシャーシ12に支持されている。
17、18はメインシャーシ12の底板部15の前寄り
の位置に左右に離間して回転自在に配置されたリール台
であり、リール台ギャ19、19′とリール係合軸20
、20′とを備えており、リール台ギャ19、19′と
リール係合軸20、20′との間は摩擦結合されており
、リール台ギャ19、19′が後述する駆動系によって
回転されると、リール台ギャ19、19′との間に働く
摩擦力によってリール係合軸20、20’が回転される
ようになっている。
の位置に左右に離間して回転自在に配置されたリール台
であり、リール台ギャ19、19′とリール係合軸20
、20′とを備えており、リール台ギャ19、19′と
リール係合軸20、20′との間は摩擦結合されており
、リール台ギャ19、19′が後述する駆動系によって
回転されると、リール台ギャ19、19′との間に働く
摩擦力によってリール係合軸20、20’が回転される
ようになっている。
そして、サブシャーシ14の前部がカセット装着部とな
っており、そこに前記テープカセット2が装着される。
っており、そこに前記テープカセット2が装着される。
21はヘッドドラムであり、サブシャーシ14の上面に
前後方向へ移動自在なるように支持されている。
前後方向へ移動自在なるように支持されている。
ヘッドドラム21は中ドラム回転型であり、中ドラム2
2の外周面部に磁気ヘッド23、23、23が支持され
ており、これら磁気ヘッド23、23、23は上下のド
ラム24、25間に形成された間陣26内に位置してい
る。そして、該ヘッドドラム21の前部21aにおいて
上ドラム24の上面と下ドラム25の下面との間の間隔
は上記テープカセット2のヘッドドラム挿入凹部8の上
下幅より稍小さくされている。また、該前部21aにお
いて上ドラム24の上縁及び下ドラム25の下縁には僅
かに外方へ張り出した突当縁24a,25aが形成され
ている。そして、この突当縁24aと25aとの間の間
隔は磁気テーブ5の幅より僅かに大きくされている。
2の外周面部に磁気ヘッド23、23、23が支持され
ており、これら磁気ヘッド23、23、23は上下のド
ラム24、25間に形成された間陣26内に位置してい
る。そして、該ヘッドドラム21の前部21aにおいて
上ドラム24の上面と下ドラム25の下面との間の間隔
は上記テープカセット2のヘッドドラム挿入凹部8の上
下幅より稍小さくされている。また、該前部21aにお
いて上ドラム24の上縁及び下ドラム25の下縁には僅
かに外方へ張り出した突当縁24a,25aが形成され
ている。そして、この突当縁24aと25aとの間の間
隔は磁気テーブ5の幅より僅かに大きくされている。
しかして、ヘッドドラム21は第8図に示すように、そ
の前部21aの殆んどがテープカセット2のヘッドドラ
ム挿入凹部8内に入った第1の位置と、第9図に示すよ
うに、前部21aがヘッドドラム挿入凹部8内に少し入
った第2の位置と、第10図に示すように、ヘッドドラ
ム21がヘッドドラム挿入凹部8から完全に出た第3の
位置との間を移動し得るようになっている。
の前部21aの殆んどがテープカセット2のヘッドドラ
ム挿入凹部8内に入った第1の位置と、第9図に示すよ
うに、前部21aがヘッドドラム挿入凹部8内に少し入
った第2の位置と、第10図に示すように、ヘッドドラ
ム21がヘッドドラム挿入凹部8から完全に出た第3の
位置との間を移動し得るようになっている。
そして、ヘッドドラム21が第1の位置に移動すると、
磁気テーブ5はヘッドドラム挿入凹部8内へ押し込まれ
ヘットトラム21に所定の巻付角で巻き付けられる。こ
の状態で磁気ヘッド23、23、23による磁気テーブ
5に対する記録及び/又は再生が為される。
磁気テーブ5はヘッドドラム挿入凹部8内へ押し込まれ
ヘットトラム21に所定の巻付角で巻き付けられる。こ
の状態で磁気ヘッド23、23、23による磁気テーブ
5に対する記録及び/又は再生が為される。
ヘッドドラム21が第2の位置へ移動すると、磁気テー
プ5は上記記録及び/又は再生が為される時より浅い巻
付角でヘッドドラム21に巻き付けられ、この状態で磁
気テープ5の早送り、巻戻し及びサーチが選択的に為さ
れる。
プ5は上記記録及び/又は再生が為される時より浅い巻
付角でヘッドドラム21に巻き付けられ、この状態で磁
気テープ5の早送り、巻戻し及びサーチが選択的に為さ
れる。
そして、テープカセット2のテーププレーヤ1に対する
着脱を行なうときは、ヘッドドラム21が第3の位置に
移動され、テープカセットの看脱やテープの走行を行な
うとき以外、ヘッドドラム21は第2の位置に保持され
る。
着脱を行なうときは、ヘッドドラム21が第3の位置に
移動され、テープカセットの看脱やテープの走行を行な
うとき以外、ヘッドドラム21は第2の位置に保持され
る。
(c.カセット装着部)[第1図、第2図、第11図乃
至第16図] サブシャーシ14の略前半部分の上面がカセット装着部
27となる。
至第16図] サブシャーシ14の略前半部分の上面がカセット装着部
27となる。
サブシャーシ14の前部14aには左右方向に間隔を置
いて挿通孔28、28が形成され、該挿通孔28、28
を通して上記リール台17、18のリール保合軸20、
20′がサブシャーシ14の上方へ突出されている。
いて挿通孔28、28が形成され、該挿通孔28、28
を通して上記リール台17、18のリール保合軸20、
20′がサブシャーシ14の上方へ突出されている。
29はプレイギャアームであり、その基端部がリール台
17の支持軸17aに回動自在に支持されている。そし
て、該アーム29の回動端郎にはブレイギャ30が回転
自在に支持され、該プレイギャ30は大ギャ30aと小
ギャ30bとが一体に形成されて成り、小ギャ30bは
リール台17のリール台ギャ19と常時噛合されている
。
17の支持軸17aに回動自在に支持されている。そし
て、該アーム29の回動端郎にはブレイギャ30が回転
自在に支持され、該プレイギャ30は大ギャ30aと小
ギャ30bとが一体に形成されて成り、小ギャ30bは
リール台17のリール台ギャ19と常時噛合されている
。
プレイギャ30の支持軸31の下端はメインシャーシ1
2の下方にまで延びていて、メインシャーシ12に形成
された規制孔32内に位置されている。該規制孔32は
上記支持軸17aを中心とする円弧状に形成されており
、これによってアーム29の回動範囲が規制されている
。
2の下方にまで延びていて、メインシャーシ12に形成
された規制孔32内に位置されている。該規制孔32は
上記支持軸17aを中心とする円弧状に形成されており
、これによってアーム29の回動範囲が規制されている
。
33はプレイギャアーム29とメインシャーシ12との
間に張設された引張バネであり、この引張バネ33によ
ってプレイギャアーム29には上方から見て反時計回り
方向への回動力が付勢されている。従フて、プレイギャ
アーム29はその回動端側を後方から押圧されないかぎ
りは、支持軸31の下端部が規制孔32の後端に当接し
た位置に保持されている。
間に張設された引張バネであり、この引張バネ33によ
ってプレイギャアーム29には上方から見て反時計回り
方向への回動力が付勢されている。従フて、プレイギャ
アーム29はその回動端側を後方から押圧されないかぎ
りは、支持軸31の下端部が規制孔32の後端に当接し
た位置に保持されている。
34はFFギャアームであり、その中間部分が上記支持
軸17aに回動自在に支持されており、その後端部には
FFギャ35が回転自在に支持されており、該FFギャ
35はリール台ギャ19の小ギャ19aと常時噛合され
ている。FFギャアーム34の前端部の左側縁には前に
行くに従って左方へ変位するカム縁36が形成されてい
る。
軸17aに回動自在に支持されており、その後端部には
FFギャ35が回転自在に支持されており、該FFギャ
35はリール台ギャ19の小ギャ19aと常時噛合され
ている。FFギャアーム34の前端部の左側縁には前に
行くに従って左方へ変位するカム縁36が形成されてい
る。
37はFFギャアーム34とメインシャーシ12との間
に張設された引張バネであり、この引張ハネ37によっ
てFFギャアーム34には上方から見て時計回り方向へ
の回動力が付勢されている。
に張設された引張バネであり、この引張ハネ37によっ
てFFギャアーム34には上方から見て時計回り方向へ
の回動力が付勢されている。
38はREWギャアームであり、その中間部分がリール
台18の支持軸18aに回動自在に支持されており、そ
の後端部にはREWギャ39が回転自在に支持されてお
り、該REWギャ39はリール台ギヤ19′と常時噛合
されている。
台18の支持軸18aに回動自在に支持されており、そ
の後端部にはREWギャ39が回転自在に支持されてお
り、該REWギャ39はリール台ギヤ19′と常時噛合
されている。
REWギャアーム38の前端部の右側縁には前に行くに
従って右方へ変位するカム縁40が形成されている。
従って右方へ変位するカム縁40が形成されている。
41はREWギャアーム38とメインシャーシ12との
間に張設された引張バネであり、この弓張バネ41によ
ってREWギャアーム38には上方から見て反時計回り
方向への回動力が付勢されている。
間に張設された引張バネであり、この弓張バネ41によ
ってREWギャアーム38には上方から見て反時計回り
方向への回動力が付勢されている。
そして、これらアーム34、38は後述する操作用のレ
バーが操作されることによって回動され、リール台17
、18を高速で回転させるFFモード、サーチそード、
REWモードが形成される。
バーが操作されることによって回動され、リール台17
、18を高速で回転させるFFモード、サーチそード、
REWモードが形成される。
42、42、42はサブシャーシ14に立設されたカセ
ット支持ピンであり、該カセット支持ビン42、42、
42の上面にテープカセット2が載置されてテープカセ
ット2の上下方向での位置決めが為される。
ット支持ピンであり、該カセット支持ビン42、42、
42の上面にテープカセット2が載置されてテープカセ
ット2の上下方向での位置決めが為される。
43、43はサブシャーシ14の前端縁の左右両端部か
ら立ち上げられた規制片であり、カセット装着部27に
装着さねたテープカセット2の後面(尚、テーププレー
ヤ1に装着された状態のテープカセット2の前後の向き
はテーププレーヤ1の前後の向きと逆になっている。)
が突き当ることによってテープカセット2の前後方向で
の位置決めが為される。
ら立ち上げられた規制片であり、カセット装着部27に
装着さねたテープカセット2の後面(尚、テーププレー
ヤ1に装着された状態のテープカセット2の前後の向き
はテーププレーヤ1の前後の向きと逆になっている。)
が突き当ることによってテープカセット2の前後方向で
の位置決めが為される。
(d.カセットホルダー)[第1図乃至第5図、第11
図乃至第16図、第20図]44はカセットホルダーで
あり、上下2つの板金製の枠部材44aと44bとが一
体的に結合されて成る。
図乃至第16図、第20図]44はカセットホルダーで
あり、上下2つの板金製の枠部材44aと44bとが一
体的に結合されて成る。
45はカセットホルダー44の主部を為すカセット保持
部であり、前方から見て扁平な長四角状をし、その天板
部45aは上方から見て横長四角形の枠状をしており、
その開口部の前縁の左右両端寄りの位置から後方へ向っ
て押圧片45b、45bが突設されており、該押圧片4
5b、45bはその後端部が天板部45aの下面より稍
下方に位置するように傾斜せしめられ、かつ、その後端
は僅かに上方へ湾曲している。
部であり、前方から見て扁平な長四角状をし、その天板
部45aは上方から見て横長四角形の枠状をしており、
その開口部の前縁の左右両端寄りの位置から後方へ向っ
て押圧片45b、45bが突設されており、該押圧片4
5b、45bはその後端部が天板部45aの下面より稍
下方に位置するように傾斜せしめられ、かつ、その後端
は僅かに上方へ湾曲している。
45Cは天板部45aの後縁のうち両端部を除いた部分
から上方へ向けて突設された蓋戻し片である。
から上方へ向けて突設された蓋戻し片である。
45dは底板部であり、該底板部45dには左右に離間
した2つの挿通孔45e、45eが形成されている。
した2つの挿通孔45e、45eが形成されている。
45f1 45fは下側の枠部材44bに設けられた側
板部45g、45gの後端縁を内側へしぼり加工して形
成されたガイド部であり、その前面が下端から始まり後
方へ行くに従って上方に変位して行く円弧状に形成され
ている。
板部45g、45gの後端縁を内側へしぼり加工して形
成されたガイド部であり、その前面が下端から始まり後
方へ行くに従って上方に変位して行く円弧状に形成され
ている。
46、46′は上側の枠部材44aに形成され側板部4
5g、45gの外側に重なり後方へ向けて突出したアー
ムであり、その後端寄りの位置に支持孔46a、46′
aが形成され、右側のアーム46はその後端が左側のア
ーム46′の後端より稍後方まで延びることで左側のア
ーム46′より長くなっており、右側のアーム46の後
端縁46bは支持孔46aの中心を中心とした円弧状に
形成され、更に、右側のアーム46の上側縁のうち支持
孔46aより稍前寄りの位置にバネ当部46cが形成さ
れている。
5g、45gの外側に重なり後方へ向けて突出したアー
ムであり、その後端寄りの位置に支持孔46a、46′
aが形成され、右側のアーム46はその後端が左側のア
ーム46′の後端より稍後方まで延びることで左側のア
ーム46′より長くなっており、右側のアーム46の後
端縁46bは支持孔46aの中心を中心とした円弧状に
形成され、更に、右側のアーム46の上側縁のうち支持
孔46aより稍前寄りの位置にバネ当部46cが形成さ
れている。
47はメインシャーシ12の底板部15の左側縁部から
立設された支持壁であり、該て支持壁47の上端部と前
記側壁13のうち上記上端部と対応した位置に支持軸4
8、48が突設されており、これら支持軸48、48が
カセットホルダー44のアーム46、46′に形成され
た支持孔46a、46 aに回動自在に挿通されてい
る。
立設された支持壁であり、該て支持壁47の上端部と前
記側壁13のうち上記上端部と対応した位置に支持軸4
8、48が突設されており、これら支持軸48、48が
カセットホルダー44のアーム46、46′に形成され
た支持孔46a、46 aに回動自在に挿通されてい
る。
しかして、カセットホルダー44はメインシャーシ12
に略上下方向に回動し得るように支持され、第20図(
B)に示すイジェクト位置、即ち、右側のアーム46の
上側縁が側壁13の上側縁に形成されたストツパ部49
に下方から当接して前上りに傾いた姿勢となった位置と
第20図(A)に示す装着位置、即ち、カセット保持部
45がサブシャーシ14のカセット装着部27に近接し
て略水平な姿勢となった位置との間で移動される。
に略上下方向に回動し得るように支持され、第20図(
B)に示すイジェクト位置、即ち、右側のアーム46の
上側縁が側壁13の上側縁に形成されたストツパ部49
に下方から当接して前上りに傾いた姿勢となった位置と
第20図(A)に示す装着位置、即ち、カセット保持部
45がサブシャーシ14のカセット装着部27に近接し
て略水平な姿勢となった位置との間で移動される。
50は鋏形バネであり、そのコイル部50aが上記支持
軸48、48のうち右側のもの48に外嵌され、その一
方の腕50bの先端部がカセットホルダー44のアーム
46に形成されたバネ当部46cに前下方から弾接され
、他方の腕50cの先端部が側壁13の上側縁に形成さ
れたバネ当部51に後下方から弾接されている。
軸48、48のうち右側のもの48に外嵌され、その一
方の腕50bの先端部がカセットホルダー44のアーム
46に形成されたバネ当部46cに前下方から弾接され
、他方の腕50cの先端部が側壁13の上側縁に形成さ
れたバネ当部51に後下方から弾接されている。
この鋏形バネ50の引張力により、カセットホルダー4
4には、右方から見て時計回り方向への回動力、即ち、
イジェクト位置側への移動力が付勢されており、装着位
置へと移動されると、その右側のアーム46の後端部4
6d(以下、「被ロック部」と言う。)の時計回り方向
への移動か後述するヘットトラム退出レバーにより阻止
されると共にカセット保持部45の右側板部45gから
右方へ向けて水平に突設された被ロツクビン52が後述
するホルダー押圧レバーによりロックされ、それらによ
ってカセットホルダー44が装着位置に保持される。
4には、右方から見て時計回り方向への回動力、即ち、
イジェクト位置側への移動力が付勢されており、装着位
置へと移動されると、その右側のアーム46の後端部4
6d(以下、「被ロック部」と言う。)の時計回り方向
への移動か後述するヘットトラム退出レバーにより阻止
されると共にカセット保持部45の右側板部45gから
右方へ向けて水平に突設された被ロツクビン52が後述
するホルダー押圧レバーによりロックされ、それらによ
ってカセットホルダー44が装着位置に保持される。
(e.テープカセットの装着等)[第4図、第5図]
そこで、イジエクト位置にあるカセットホルダー44の
カセット保持部45にテーブカセ・ント2を挿入して行
くと、前面M11の下側になっている部分の両端部がガ
イド部45f,45fに当接する。そこから更にテープ
カセット2をカセット保持部45に挿入して行くと、前
面M11の両端部がガイト部45f,45fにより迫り
上げられて開放位置へと回動せしめられる。前面蓋11
が開放位置に達するとカセット保持部45の天板45a
の後縁に設けらわた蓋戻し片45cが前面M11と殆ん
ど接する状態で対向した状態となる。従って、テープカ
セット2をカセット保持部45から抜き出すと、前面蓋
11がカセット保持部45の蓋戻し片45cによって相
対的に押圧されて閉塞位置へと戻される。
カセット保持部45にテーブカセ・ント2を挿入して行
くと、前面M11の下側になっている部分の両端部がガ
イド部45f,45fに当接する。そこから更にテープ
カセット2をカセット保持部45に挿入して行くと、前
面M11の両端部がガイト部45f,45fにより迫り
上げられて開放位置へと回動せしめられる。前面蓋11
が開放位置に達するとカセット保持部45の天板45a
の後縁に設けらわた蓋戻し片45cが前面M11と殆ん
ど接する状態で対向した状態となる。従って、テープカ
セット2をカセット保持部45から抜き出すと、前面蓋
11がカセット保持部45の蓋戻し片45cによって相
対的に押圧されて閉塞位置へと戻される。
上記したように、テープカセット2がカセット保持部4
5に挿入ざれた状態のカセットホルダー44が下方へ向
けて回動されることによって、テープカセット2がカセ
ット装着部27に装着される。即ち、テープカセット2
のテーブリール4、4の係合孔4a,4aにリール台1
7、18のリール係合軸20、20′がカセットホルダ
ー44の挿通孔45e,45eを通して係合され、カセ
ットケース3の下側になっている面がカセット支持ピン
42、42、42の上端面上に載置される。
5に挿入ざれた状態のカセットホルダー44が下方へ向
けて回動されることによって、テープカセット2がカセ
ット装着部27に装着される。即ち、テープカセット2
のテーブリール4、4の係合孔4a,4aにリール台1
7、18のリール係合軸20、20′がカセットホルダ
ー44の挿通孔45e,45eを通して係合され、カセ
ットケース3の下側になっている面がカセット支持ピン
42、42、42の上端面上に載置される。
尚、カセットホルダー44はテープカセット2がカセッ
ト支持ビン42、42、42上に載置された直後に装着
位置に到達し、テープカセット2は、カセットホルダー
44の押圧片45b、45bによってカセット支持ピン
42、42、42に圧着される。
ト支持ビン42、42、42上に載置された直後に装着
位置に到達し、テープカセット2は、カセットホルダー
44の押圧片45b、45bによってカセット支持ピン
42、42、42に圧着される。
(f.ヘッドドラムの支持)[第1図、第2図、第4図
乃至第16図] 53はへッドベースであり、サブシャーシ14に前後方
向へ移動自在に支持されている。
乃至第16図] 53はへッドベースであり、サブシャーシ14に前後方
向へ移動自在に支持されている。
該ヘッドベース53は板状をした摺動板54と該摺動板
54と固定された支持ブロック55とから成る。
54と固定された支持ブロック55とから成る。
支持ブロック55の左右両側面の上下方向における略中
央から連結片56、56が外方に向けて突設されている
。
央から連結片56、56が外方に向けて突設されている
。
摺動板54には後方に向って開口した大きな切欠57が
形成されており、このような摺動板54の後端部の左右
両端部が支持ブロック55の連結片56、56に固定さ
れている。
形成されており、このような摺動板54の後端部の左右
両端部が支持ブロック55の連結片56、56に固定さ
れている。
58、58は連結片56、56の上面に固定された摺動
駒であり、辷り性の良好な合成樹脂で形成され、外側に
向って開いた摺動溝59、59か形成されている。
駒であり、辷り性の良好な合成樹脂で形成され、外側に
向って開いた摺動溝59、59か形成されている。
60は摺動板54の前端縁の中央に形成され前後方向に
延びると共に前端に開口したスリット、61は同じく摺
動板54の前端部に形成された前後方向に長い案内長孔
である。
延びると共に前端に開口したスリット、61は同じく摺
動板54の前端部に形成された前後方向に長い案内長孔
である。
62は摺動板54の前端寄りの位置に形成され左右方向
に長い係合長孔である。
に長い係合長孔である。
サブシャーシ14にはその略後半部の大部分を占める孔
63か形成されており、該孔63の両側縁64、64が
案内縁とされ、前後方向に延び互いに平行にざれている
。そして、該案内縁64、64はその後端部64a、6
4aが僅かに内方に突出されていて、該後端部64aと
64aとの間の間隔が上記摺動駒58、58に形成され
た摺動溝59、59の奥面59a、59a間の間隔と略
同じにされ、案内縁64、64の後端部64a、64a
を除いた部分64b,64b間の間隔は上記奥面59a
、59a間の間隔より稍大きくなっている。
63か形成されており、該孔63の両側縁64、64が
案内縁とされ、前後方向に延び互いに平行にざれている
。そして、該案内縁64、64はその後端部64a、6
4aが僅かに内方に突出されていて、該後端部64aと
64aとの間の間隔が上記摺動駒58、58に形成され
た摺動溝59、59の奥面59a、59a間の間隔と略
同じにされ、案内縁64、64の後端部64a、64a
を除いた部分64b,64b間の間隔は上記奥面59a
、59a間の間隔より稍大きくなっている。
そして、ヘッドベース53の摺動溝59、59がサブシ
ャーシ14の案内縁64、64に摺動自在に係合され、
また、サブシャーシ14に植設された案内ピン65がヘ
ッドベース53の案内長孔61と摺動自在に係合し、更
に、同じくサブシャーシ14に植設された案内ピン66
がへットベース53のスリット60と摺動自在に係合し
、これらによって、ヘッドベース53はサブシャーシ1
4に前後方向へ啓動自在に支持されることになる。
ャーシ14の案内縁64、64に摺動自在に係合され、
また、サブシャーシ14に植設された案内ピン65がヘ
ッドベース53の案内長孔61と摺動自在に係合し、更
に、同じくサブシャーシ14に植設された案内ピン66
がへットベース53のスリット60と摺動自在に係合し
、これらによって、ヘッドベース53はサブシャーシ1
4に前後方向へ啓動自在に支持されることになる。
尚、摺動溝59、59が案内縁64、64の後端部64
a,64aと係合しているときは、摺動溝59、59の
奥面59a,59aに案内縁64a,64aが略接触し
た状態となるのでヘットベース53は殆んど左右への振
れの無い状態となるが、摺動溝59、59が案内縁64
、64の部分64b,64bと係合しているときは、該
部分64b、64bと摺動溝59、59の奥面59a,
59aとの間に若干の間隙があるので、ヘッドヘース5
3は若干左右への振れが出来る状態となる。
a,64aと係合しているときは、摺動溝59、59の
奥面59a,59aに案内縁64a,64aが略接触し
た状態となるのでヘットベース53は殆んど左右への振
れの無い状態となるが、摺動溝59、59が案内縁64
、64の部分64b,64bと係合しているときは、該
部分64b、64bと摺動溝59、59の奥面59a,
59aとの間に若干の間隙があるので、ヘッドヘース5
3は若干左右への振れが出来る状態となる。
そして、このようなヘッドベース53に土記したヘット
ドラム21が固定される。
ドラム21が固定される。
尚、このヘットドラム21はモータ一体型のヘットドラ
ムであり、67がドラムモータてある。
ムであり、67がドラムモータてある。
67aは回転軸であり、該回転軸67aに上記中ドラム
22とロータ67bがそれぞれ固定されている。そして
、ロータ67bにはロータ磁石67cが固定されている
。67dはロータ67bに対向するように配置されたス
テータであり、ロータ磁石67cに対向するようにステ
ータコイル67eが支持されている。67fはステータ
67dを挟んでロータ67bと対向するように回転軸6
7aに固定されたバツクヨークである。
22とロータ67bがそれぞれ固定されている。そして
、ロータ67bにはロータ磁石67cが固定されている
。67dはロータ67bに対向するように配置されたス
テータであり、ロータ磁石67cに対向するようにステ
ータコイル67eが支持されている。67fはステータ
67dを挟んでロータ67bと対向するように回転軸6
7aに固定されたバツクヨークである。
そして、上記モータ67の下端から下方へ突出した回転
軸67aの下端に駆動ギャ68が一体に形成されている
。
軸67aの下端に駆動ギャ68が一体に形成されている
。
69はギャベースであり、その後端部が上記へッドベー
ス53の支持ブロック55の下端部に固定されている。
ス53の支持ブロック55の下端部に固定されている。
70は駆動ギャ68の左横でギャベース69に回転自在
に支持された伝達ギヤである。該伝達ギャ70は大ギャ
70aと小ギャ70bとが一体に形成されて成り、大ギ
ャ70aが上記駆勧ギャ68と噛合されている。
に支持された伝達ギヤである。該伝達ギャ70は大ギャ
70aと小ギャ70bとが一体に形成されて成り、大ギ
ャ70aが上記駆勧ギャ68と噛合されている。
71、72はギャベース69の前端部に左右に並んで、
かつ、互いに噛合された状態で回転自在に支持された中
継ギヤであり、71はFWD系であり、72はREW系
である。そして、FWD系中継ギャ71は大ギャ71a
と小ギャ71bとが同軸に一体に形成されている。
かつ、互いに噛合された状態で回転自在に支持された中
継ギヤであり、71はFWD系であり、72はREW系
である。そして、FWD系中継ギャ71は大ギャ71a
と小ギャ71bとが同軸に一体に形成されている。
そして、FWD系の中継ギャ71の大ギャ71aと伝達
ギャ70の小ギャ70bとの間がギヤベース69に回転
自在に支持された連係ギャ73によって連係されている
。
ギャ70の小ギャ70bとの間がギヤベース69に回転
自在に支持された連係ギャ73によって連係されている
。
従って、ドラムモータ67が回転すると、2つの中継ギ
ャ71、72が互いに反対の方向に、即ち、上方から見
て、FWD系中継ギャ71は反時計回り方向へ、REW
系中継ギャ72は時計回り方向へ、それぞれ回転される
ことになる。
ャ71、72が互いに反対の方向に、即ち、上方から見
て、FWD系中継ギャ71は反時計回り方向へ、REW
系中継ギャ72は時計回り方向へ、それぞれ回転される
ことになる。
74はキャブスタンアームであり、その基端部かギャベ
ース69と上トラム24とに回動自在に支持され、かつ
、その回動軸は伝達ギャ70の回転軸と同軸になってい
る。
ース69と上トラム24とに回動自在に支持され、かつ
、その回動軸は伝達ギャ70の回転軸と同軸になってい
る。
そして、キャプスタンアーム74の回動端部にはキャプ
スタン75が回転自在に支持されており、かつ、キャブ
スタン75の下方に延出された軸75aにはキャブスタ
ンギャ76が固定されており、該キャプスタンギャ76
は上記伝達ギャ70の小ギャ70bと噛合されている。
スタン75が回転自在に支持されており、かつ、キャブ
スタン75の下方に延出された軸75aにはキャブスタ
ンギャ76が固定されており、該キャプスタンギャ76
は上記伝達ギャ70の小ギャ70bと噛合されている。
従って、ドラムモータ67が回転するとキャプスタン7
5が回転せしめられる。
5が回転せしめられる。
77はキャブスタンアーム74とヘッドベース53との
間に張設された引張バネであり、これによって、キャブ
スタンアーム74には上方から見て反時計回り方向への
回動力が付勢されている。
間に張設された引張バネであり、これによって、キャブ
スタンアーム74には上方から見て反時計回り方向への
回動力が付勢されている。
しかして、ヘッドベース53が前進してヘッドドラム2
1が第1の位置にある状態では、ヘッドベース53の摺
動溝59、59は案内縁64の部分64b、64bと係
合しており、左右に若干振れることができる状態である
。従って、ヘッドドラム21の突当縁24a,25aが
テープカセット2の当接面9、9に押し付けられる過程
でへ・ンドドラム21は自からその姿勢を修正すること
になる。
1が第1の位置にある状態では、ヘッドベース53の摺
動溝59、59は案内縁64の部分64b、64bと係
合しており、左右に若干振れることができる状態である
。従って、ヘッドドラム21の突当縁24a,25aが
テープカセット2の当接面9、9に押し付けられる過程
でへ・ンドドラム21は自からその姿勢を修正すること
になる。
尚、ヘッドドラム21は後述するりミツタバネの引張力
によってその突当縁24a,25aがカセットケース3
の当接面9、9に圧接される。
によってその突当縁24a,25aがカセットケース3
の当接面9、9に圧接される。
そして、ヘットドラム21が第1の位置へと移動される
過程で、キャブスタン75がテープカセット2のピンチ
ローラ10,10のうち巻取側のリール台17のリール
係合軸20と係合してレ)るテープリール4側のもの1
0に磁気テープ5を介して接触し、そこから、ヘッドド
ラム21が第1の位置へ穆動するまでの間に、キャプス
タン75が相対的に稍後退せしめられて引張バネ77が
若干伸張される。従って、この引張バネ77の伸張によ
って蓄えられた引張力によってキャプスタン75がピン
チローラ1oに磁気テープ5を介して圧着されることに
なる。
過程で、キャブスタン75がテープカセット2のピンチ
ローラ10,10のうち巻取側のリール台17のリール
係合軸20と係合してレ)るテープリール4側のもの1
0に磁気テープ5を介して接触し、そこから、ヘッドド
ラム21が第1の位置へ穆動するまでの間に、キャプス
タン75が相対的に稍後退せしめられて引張バネ77が
若干伸張される。従って、この引張バネ77の伸張によ
って蓄えられた引張力によってキャプスタン75がピン
チローラ1oに磁気テープ5を介して圧着されることに
なる。
(g.操作機構)[第1図乃至第3図、第11図乃至第
20図] 78は操作機構であり、磁気テーブ5に対する記録及び
/又は再生を行なうブレイモードを形成するためのブレ
イレバーと、磁気テーブ5の早送りもしくはサーチを行
なうFFモードを形成するためのFFレハーと、磁気テ
ーブ5の巻戻しを行なうREWモードを形成するための
REWレバーと、これらモード形成用レバーが形成位置
に押し込まれたとぎこれらレバーをその位置にロックす
るためのロツクレバーと、該レバーにによるロツクを解
除してストップモードにする機能とカセットイジェクト
を行なう機能とを兼ね備えた解除レバーと、プレイレバ
ー等により移動されて前記ヘッドベース53を移動させ
るヘッドドラム穆動レバーと、テープカセットの着脱を
行なうときへッドベース53を第3の位置へと移動させ
るためのヘッドドラム退出レバーと、解除レバーの上記
2つの機能を選択的に切り換えるための中間レバーと、
ブレイレバーに設けられたりミッタバネ及び戻しバネ等
から成る。
20図] 78は操作機構であり、磁気テーブ5に対する記録及び
/又は再生を行なうブレイモードを形成するためのブレ
イレバーと、磁気テーブ5の早送りもしくはサーチを行
なうFFモードを形成するためのFFレハーと、磁気テ
ーブ5の巻戻しを行なうREWモードを形成するための
REWレバーと、これらモード形成用レバーが形成位置
に押し込まれたとぎこれらレバーをその位置にロックす
るためのロツクレバーと、該レバーにによるロツクを解
除してストップモードにする機能とカセットイジェクト
を行なう機能とを兼ね備えた解除レバーと、プレイレバ
ー等により移動されて前記ヘッドベース53を移動させ
るヘッドドラム穆動レバーと、テープカセットの着脱を
行なうときへッドベース53を第3の位置へと移動させ
るためのヘッドドラム退出レバーと、解除レバーの上記
2つの機能を選択的に切り換えるための中間レバーと、
ブレイレバーに設けられたりミッタバネ及び戻しバネ等
から成る。
(g−1.ヘッドドラム移動レバー)[第1図、第3図
、第11図乃至第20 図] 79はヘッドドラム穆勅レバーである。
、第11図乃至第20 図] 79はヘッドドラム穆勅レバーである。
該ヘッドトラム穆動レバー79は左右方向に長く、かつ
、その略中間部が右方から見て略コ字状を為すように屈
曲されていて、それにより、その略左半部が右半部より
稍上方にあるように形成されており、中間部より稍右方
へ寄った位置が支持軸80によりメインシャーシ12の
底板部15の右側部に回動自在に支持されている。 そ
して、該ヘッドドラム移動レバー79の左端部には連結
ビン81が植立されており、該連結ピン81がヘッドベ
ース53の係合長孔62と摺動自在に係合されている。
、その略中間部が右方から見て略コ字状を為すように屈
曲されていて、それにより、その略左半部が右半部より
稍上方にあるように形成されており、中間部より稍右方
へ寄った位置が支持軸80によりメインシャーシ12の
底板部15の右側部に回動自在に支持されている。 そ
して、該ヘッドドラム移動レバー79の左端部には連結
ビン81が植立されており、該連結ピン81がヘッドベ
ース53の係合長孔62と摺動自在に係合されている。
従って、このヘッドドラム穆動レバー79が回動される
と、その連結ピン81が略前後方向に移動することにな
り、これによフて、ヘッドヘース53、即ち、ヘッドド
ラム21が前後方向に穆動されることになる。
と、その連結ピン81が略前後方向に移動することにな
り、これによフて、ヘッドヘース53、即ち、ヘッドド
ラム21が前後方向に穆動されることになる。
また、ヘットトラム移動レバー79の前縁のうちヘット
ドラム移動レバー79の回動支点より左側へ寄った位置
に被押圧部79aが形成され、更に、その右端部にはス
トツパピン82が垂設されると共にバネ掛片79bが上
方へ向けて突設されている。
ドラム移動レバー79の回動支点より左側へ寄った位置
に被押圧部79aが形成され、更に、その右端部にはス
トツパピン82が垂設されると共にバネ掛片79bが上
方へ向けて突設されている。
尚、このようなヘッドドラム移動レバー79は、プレイ
モートか形成されるとぎは後述するブレイレバーにより
押圧されて第12図に示す前進位置へと移動され、また
、カセットホルダー44をイジェクト位置へと移動させ
るカセットイジェクトが行なわれるときは後述する解除
レバー等により押圧されて第14図に示す後退位置へと
移動され、それ以外のときは第11図に示すストップ位
置に保持されており、ヘッドドラム移動レバー79がス
トップ位置に来ている状態でヘッドドラム21が第2の
位置に保持され、ヘッドドラム移動レパー79が前進位
置へと移動するとヘッドドラム21が第1の位置へ、ま
た、ヘッドドラム移動レバー7′gが後退位置へと移動
するとヘッドドラム21が第3の位置へとそれぞれ移動
される。
モートか形成されるとぎは後述するブレイレバーにより
押圧されて第12図に示す前進位置へと移動され、また
、カセットホルダー44をイジェクト位置へと移動させ
るカセットイジェクトが行なわれるときは後述する解除
レバー等により押圧されて第14図に示す後退位置へと
移動され、それ以外のときは第11図に示すストップ位
置に保持されており、ヘッドドラム移動レバー79がス
トップ位置に来ている状態でヘッドドラム21が第2の
位置に保持され、ヘッドドラム移動レパー79が前進位
置へと移動するとヘッドドラム21が第1の位置へ、ま
た、ヘッドドラム移動レバー7′gが後退位置へと移動
するとヘッドドラム21が第3の位置へとそれぞれ移動
される。
(g−2.プレイレバー リミッタバネ、戻しバネ等)
[第1図乃至第3図、第 11図乃至第19図] (g−2−a.構造) 83はプレイレバーであり、該ブレイレバー84は前後
方向へ摺勅自在なメインレバーと該メインレバーに前後
方向へ摺動自在にかつ略左右方向へ回動自在に支持され
たサブレバーとこれらメインレバーとサブレバーとの間
に張設された戻しバネ等から成り、サブレバーと前記ヘ
ッドドラム穆動レバー79との間にヘッドドラム21を
カセットケース3に圧着させるためリミッタバネが張設
されている。
[第1図乃至第3図、第 11図乃至第19図] (g−2−a.構造) 83はプレイレバーであり、該ブレイレバー84は前後
方向へ摺勅自在なメインレバーと該メインレバーに前後
方向へ摺動自在にかつ略左右方向へ回動自在に支持され
たサブレバーとこれらメインレバーとサブレバーとの間
に張設された戻しバネ等から成り、サブレバーと前記ヘ
ッドドラム穆動レバー79との間にヘッドドラム21を
カセットケース3に圧着させるためリミッタバネが張設
されている。
84は前後方向に長い板状をしたメインレバーてあり、
その後端部寄りの右側部と前端部に前後方向に長い案内
長孔84a、84aが形成され、これら案内長孔84a
、84aにメインシャーシ12の底板部15の右端部に
垂設されたガイドピン85、85か摺動自在に係合され
、それにより、前後方向へ一定の範囲内で摺動自在なる
ように支持され、更に、その右側縁86の前端寄りの位
置から突出したバネ掛片87とメインシャーシ12との
間に架け渡された引張スプリング88によって前方への
移動力を付勢されており、後方へ押圧されていない間は
第11図に示す非押込位置に保持される。
その後端部寄りの右側部と前端部に前後方向に長い案内
長孔84a、84aが形成され、これら案内長孔84a
、84aにメインシャーシ12の底板部15の右端部に
垂設されたガイドピン85、85か摺動自在に係合され
、それにより、前後方向へ一定の範囲内で摺動自在なる
ように支持され、更に、その右側縁86の前端寄りの位
置から突出したバネ掛片87とメインシャーシ12との
間に架け渡された引張スプリング88によって前方への
移動力を付勢されており、後方へ押圧されていない間は
第11図に示す非押込位置に保持される。
89はメインレバー84の前端寄りの位置から略左方へ
向けて突出された腕片であり、該腕片89の先端部に被
ロツクピン89aが立設されている。
向けて突出された腕片であり、該腕片89の先端部に被
ロツクピン89aが立設されている。
そして、右側縁86の中間部より稍後ろ寄りの位置に前
後方向に長い切欠90が形成され、また、右側縁86の
後端部はその余の部分より稍左方にあり、この位置から
バネ掛片91が上方へ向けて突設され、更に、右側縁8
6のうち上記バネ掛片91から前方へ連続する箇所に右
方に向って開口した略コ字状を為す係合切欠92が形成
され、該係合切欠92の前縁92aが後述するサブレバ
ーの係合片と結合する結合縁になっている。
後方向に長い切欠90が形成され、また、右側縁86の
後端部はその余の部分より稍左方にあり、この位置から
バネ掛片91が上方へ向けて突設され、更に、右側縁8
6のうち上記バネ掛片91から前方へ連続する箇所に右
方に向って開口した略コ字状を為す係合切欠92が形成
され、該係合切欠92の前縁92aが後述するサブレバ
ーの係合片と結合する結合縁になっている。
93はメインレバー84の前端に取着された押釦である
。
。
尚、ヘッドドラム移動レバー79のストツバビン82の
下端部は上記切欠90内に位置されている。
下端部は上記切欠90内に位置されている。
94はサブレバーである。該サブレバー94はメインレ
バー84の3分の1余りの長さを有し、その前端部に前
後方向に延びる係合長孔95が、また、その後部に被案
内長孔96が形成されており、上記係合長孔95の後端
から当接片95aが垂設され、また、上記被案内長孔9
6はその中間部96aが前方へ行くに従って右方へ変位
する方向へ延び、その余の部分は前後方向に延びるよう
に形成されている。97はサブレバー94の左側縁の前
端寄りの位置から立設されたバネ掛片、98はサブレバ
ー94の右側縁の後端部から立設されたバネ掛片、99
はサブレバー94の後端縁から垂設された係合片である
。
バー84の3分の1余りの長さを有し、その前端部に前
後方向に延びる係合長孔95が、また、その後部に被案
内長孔96が形成されており、上記係合長孔95の後端
から当接片95aが垂設され、また、上記被案内長孔9
6はその中間部96aが前方へ行くに従って右方へ変位
する方向へ延び、その余の部分は前後方向に延びるよう
に形成されている。97はサブレバー94の左側縁の前
端寄りの位置から立設されたバネ掛片、98はサブレバ
ー94の右側縁の後端部から立設されたバネ掛片、99
はサブレバー94の後端縁から垂設された係合片である
。
そして、このようなサブレバー94はメインレハ−84
の上面に重なるように位置されると共に、その被案内長
孔96にメインレバー84を支持している2つのガイド
ピン85、85のうちの後側のもの85が摺動自在に係
合され、かつ、その係合長孔95に前記ヘッドドラム移
動レバー79のストツバビン82が摺動自在に係合され
、更に、その前側のバネ掛片97とメインレハ−84の
後側のバネ掛片91との間に引張スプリング100(以
下、「戻しバネ」と言う。)が、また、その後側のバネ
掛片98とヘッドドラム移動レバー79のバネ掛片79
bとの間に引張スプリング101(以下、「リミッタバ
ネ」と言う。)が張設されている。
の上面に重なるように位置されると共に、その被案内長
孔96にメインレバー84を支持している2つのガイド
ピン85、85のうちの後側のもの85が摺動自在に係
合され、かつ、その係合長孔95に前記ヘッドドラム移
動レバー79のストツバビン82が摺動自在に係合され
、更に、その前側のバネ掛片97とメインレハ−84の
後側のバネ掛片91との間に引張スプリング100(以
下、「戻しバネ」と言う。)が、また、その後側のバネ
掛片98とヘッドドラム移動レバー79のバネ掛片79
bとの間に引張スプリング101(以下、「リミッタバ
ネ」と言う。)が張設されている。
尚、これら戻しバネ100とリミッタバネ101の引張
力はりミッタバネ101のそれが戻しバネ100のそれ
より強くされている。
力はりミッタバネ101のそれが戻しバネ100のそれ
より強くされている。
しかして、ヘッドドラム穆動レバー79の右端部とサブ
レバー94との間にはりミツタバネ101の引張力が作
用するのでサブレバー94の当接片95aとヘッドドラ
ム移動レバー79のストツパピン82とが略前後方向で
当接し、また、メインレバー84とサブレバー94との
間には戻しバネ100の引張力が作用し、サプレバー9
4の当接片95aとメインレバー84の切欠90の後縁
90a(以下、「当接縁」と言う。)とが当接する。
レバー94との間にはりミツタバネ101の引張力が作
用するのでサブレバー94の当接片95aとヘッドドラ
ム移動レバー79のストツパピン82とが略前後方向で
当接し、また、メインレバー84とサブレバー94との
間には戻しバネ100の引張力が作用し、サプレバー9
4の当接片95aとメインレバー84の切欠90の後縁
90a(以下、「当接縁」と言う。)とが当接する。
尚、メインレバー84が非押込位置に来ている状態にお
いては、ヘッドドラム移動レバー79が前記ストップ位
置に保持され、従って、ヘッドドラム21が第2の位置
に保持される。
いては、ヘッドドラム移動レバー79が前記ストップ位
置に保持され、従って、ヘッドドラム21が第2の位置
に保持される。
また、上記状態で、サブレバー94の被案内長孔96は
その中間部96aと後部96bとが連続する箇所がガイ
ドピン85に係合され、かつ、その係合片99がメイン
レバー84の係合切欠92の係合縁92aに右方から近
接して略並ぶように位置されている。
その中間部96aと後部96bとが連続する箇所がガイ
ドピン85に係合され、かつ、その係合片99がメイン
レバー84の係合切欠92の係合縁92aに右方から近
接して略並ぶように位置されている。
(g−2−b.ヘッドドラムの圧着及び圧着解除)[第
18図、第19図] そこで、上記した状態からメインレバー84が後方へ押
し込まれて行くと、サブレバー94はそのハネ掛片97
が戻しバネ100により引っ張られることにより後方へ
穆動されると共に、その被案内長孔96の中間部96a
の側縁がガイドピン85によって相対的に前方稍斜め左
側へ向けて押圧されることにより上方から見て反時計回
り方向へ回動され、それにより、第18図(B)に示す
ようにサブレバー94の係合片99がメインレバー84
の係合切欠92内に入ってその係合縁92aに係合され
る。従って、この状態からは、上記係合縁92aが係合
片99を後方へ向けて押圧することになる。
18図、第19図] そこで、上記した状態からメインレバー84が後方へ押
し込まれて行くと、サブレバー94はそのハネ掛片97
が戻しバネ100により引っ張られることにより後方へ
穆動されると共に、その被案内長孔96の中間部96a
の側縁がガイドピン85によって相対的に前方稍斜め左
側へ向けて押圧されることにより上方から見て反時計回
り方向へ回動され、それにより、第18図(B)に示す
ようにサブレバー94の係合片99がメインレバー84
の係合切欠92内に入ってその係合縁92aに係合され
る。従って、この状態からは、上記係合縁92aが係合
片99を後方へ向けて押圧することになる。
また、ヘッドトラム移動レハー79はそのストツパビン
82がサブレパー94の当接片95aに追従して行くこ
とにより反時計回り方向へ回動され、それによりヘッド
ベース53が前方へ移動される。
82がサブレパー94の当接片95aに追従して行くこ
とにより反時計回り方向へ回動され、それによりヘッド
ベース53が前方へ移動される。
そして、メインレバー84が更に後方へ移動して第18
図(C)に示す位置まで来ると、ヘットトラム穆動レバ
ー79が前進位置に到達し、従って、ヘッドトラム21
が第1の位置に到達してその突当縁24a、25aがカ
セットケース3の当接面9、9に当接し、ヘッドベース
53の前方への移動が阻止され、従って、ヘッドドラム
移動レバー79はそれ以上反時計回り方向へ回動するの
を阻止される。
図(C)に示す位置まで来ると、ヘットトラム穆動レバ
ー79が前進位置に到達し、従って、ヘッドトラム21
が第1の位置に到達してその突当縁24a、25aがカ
セットケース3の当接面9、9に当接し、ヘッドベース
53の前方への移動が阻止され、従って、ヘッドドラム
移動レバー79はそれ以上反時計回り方向へ回動するの
を阻止される。
メインレバー84の後方への移動は、上記位置から更に
後方へ寄った第18図(D)に示すモード形成位置まで
行なわれる。従って、へ・ツドトラム移動レバー79の
回動が阻止された時点からはサブレバー94の当接片9
5aがヘッドドラム移動レバー79のストツバビン82
から離間して、リミッタバネ101が同図(D)に示す
ように伸長される。
後方へ寄った第18図(D)に示すモード形成位置まで
行なわれる。従って、へ・ツドトラム移動レバー79の
回動が阻止された時点からはサブレバー94の当接片9
5aがヘッドドラム移動レバー79のストツバビン82
から離間して、リミッタバネ101が同図(D)に示す
ように伸長される。
しかして、そのように伸長されたりミツタバネ101の
引’vl力によってヘッドドラム移動レバー79に反時
計回り方向への回動力が付勢され、この回動力によって
ヘッドドラム21の突当縁24a,25aがカセットケ
ース3の当接面9、9に圧接される。
引’vl力によってヘッドドラム移動レバー79に反時
計回り方向への回動力が付勢され、この回動力によって
ヘッドドラム21の突当縁24a,25aがカセットケ
ース3の当接面9、9に圧接される。
尚、この位置まで押し込まれたメインレバー84は後述
するロツクレバーによりその位置にロックされ、また、
該ロックが解除されると、弓張スプリング88の引張力
により元の非押込位置へと移動される。
するロツクレバーによりその位置にロックされ、また、
該ロックが解除されると、弓張スプリング88の引張力
により元の非押込位置へと移動される。
そして、メインレバー84が非押込位置に戻される間に
、先ず、サブレハ−94の当接片95aとヘッドドラム
移動レバー79のストツバビン82とが当接されてヘッ
ドドラム21のカセットケース3に対する圧着か解除さ
れ、その状態からは前方へ移動するサブレバー94の当
接片95aがストツバビン82を前方へ押圧することて
ヘッドドラム移動レパー79が時計回り方向へ回動され
ると共に、サブレバー94の被案内長孔96の中間部9
6aの側縁がガイドビン85により相対的に後方稍斜め
右方へ押圧され、それによりサブレバー94が時計回り
方向へ回動されてその係合片99がメインレバー84の
係合切欠92から右方へ出ることになり、メインレノ\
一84が非押込位置に戻るとヘッドドラム移動レバー7
9がストップ位置へと移動されてヘッドドラム21が第
2の位置へと戻される。
、先ず、サブレハ−94の当接片95aとヘッドドラム
移動レバー79のストツバビン82とが当接されてヘッ
ドドラム21のカセットケース3に対する圧着か解除さ
れ、その状態からは前方へ移動するサブレバー94の当
接片95aがストツバビン82を前方へ押圧することて
ヘッドドラム移動レパー79が時計回り方向へ回動され
ると共に、サブレバー94の被案内長孔96の中間部9
6aの側縁がガイドビン85により相対的に後方稍斜め
右方へ押圧され、それによりサブレバー94が時計回り
方向へ回動されてその係合片99がメインレバー84の
係合切欠92から右方へ出ることになり、メインレノ\
一84が非押込位置に戻るとヘッドドラム移動レバー7
9がストップ位置へと移動されてヘッドドラム21が第
2の位置へと戻される。
1
(g−3.解除レハー ロ・ンクレバー)[第1図、第
2図、第11図乃至第 17図、第20図] 102は解除レバーであり、該解除レバー02は前記ブ
レイレバー83がモード形成位置へと押し込まれ、ある
いは後述するFFレバーやREWレバーがモード形成位
置へと押し込まれている状態、即ち、磁気テープ5が走
行している動作モードにおいては当該動作モードを解除
してストップモードにするストップレバーとして機能し
、ストップモードにおいてはカセットイジエクトを行な
うイジエクトレバーとして機能する。
2図、第11図乃至第 17図、第20図] 102は解除レバーであり、該解除レバー02は前記ブ
レイレバー83がモード形成位置へと押し込まれ、ある
いは後述するFFレバーやREWレバーがモード形成位
置へと押し込まれている状態、即ち、磁気テープ5が走
行している動作モードにおいては当該動作モードを解除
してストップモードにするストップレバーとして機能し
、ストップモードにおいてはカセットイジエクトを行な
うイジエクトレバーとして機能する。
そして、該解除レバー102はメインレバー84の左側
に稍離間した位置でメインシャーシ12の下面に前後方
向へ一定の範囲内で摺動自在に支持されると共に、図示
しない弾発手段により前方への移動力を付勢されており
、その前端部に押釦103が取着され、また、その右側
縁から押圧突起104が立設されている。
に稍離間した位置でメインシャーシ12の下面に前後方
向へ一定の範囲内で摺動自在に支持されると共に、図示
しない弾発手段により前方への移動力を付勢されており
、その前端部に押釦103が取着され、また、その右側
縁から押圧突起104が立設されている。
尚、このような解除レバー102の後端縁105は後述
する中間レバーを押圧するための押圧縁になクている。
する中間レバーを押圧するための押圧縁になクている。
106は左右方向に長い板状をした口・ンクレバーであ
り、メインシャーシ12の底板部15の前端寄りの位置
に左右方向へ摺動自在に支持され、図示しない弾発手段
により左方への移動力が付勢されている。
り、メインシャーシ12の底板部15の前端寄りの位置
に左右方向へ摺動自在に支持され、図示しない弾発手段
により左方への移動力が付勢されている。
107はロックレバー106の右寄りの位置に形成され
た前後方向に長い孔であり、該孔107の右側縁には後
方に行くに従って左方へ変位するように傾斜した被押圧
縁107aが形成されている。
た前後方向に長い孔であり、該孔107の右側縁には後
方に行くに従って左方へ変位するように傾斜した被押圧
縁107aが形成されている。
そして、上記解除レバー102の押圧突起104はロッ
クレバー106の孔107内に位置しており、かつ、該
孔107の右側縁の前端寄りの部分と略当接するように
位置している。そして、解除レバー102が後方へ押し
込まれると、その押圧突起104がロツクレバー106
の被押圧縁107aを押圧するため、ロツクレノてー1
06はそれに付勢されている引張力に抗して右方へ移動
される。そして、解除レバー102がそれに付勢された
引張力により元の位置に戻ると、ロックレバー106も
それに付勢された引張力により左方へ穆動されて元の位
置に戻る。
クレバー106の孔107内に位置しており、かつ、該
孔107の右側縁の前端寄りの部分と略当接するように
位置している。そして、解除レバー102が後方へ押し
込まれると、その押圧突起104がロツクレバー106
の被押圧縁107aを押圧するため、ロツクレノてー1
06はそれに付勢されている引張力に抗して右方へ移動
される。そして、解除レバー102がそれに付勢された
引張力により元の位置に戻ると、ロックレバー106も
それに付勢された引張力により左方へ穆動されて元の位
置に戻る。
ロツクレバー106の右端部から後方へ向って突出した
突片108の左側縁からは左方へ向ってロック爪109
が突設されており、該ロック爪109の後縁109aは
左右方向に延びる口、,ク縁とされ、該ロック縁109
aの左端から前方に延びる縁109bは前方へ行くに従
って右方へ変位するように傾斜した被押圧縁とされてい
る。
突片108の左側縁からは左方へ向ってロック爪109
が突設されており、該ロック爪109の後縁109aは
左右方向に延びる口、,ク縁とされ、該ロック縁109
aの左端から前方に延びる縁109bは前方へ行くに従
って右方へ変位するように傾斜した被押圧縁とされてい
る。
しかして、プレイレバー83が非押込位置にあるときは
、その被ロツクピン89aがロツクレバー106のロッ
ク爪109の被押圧縁109bの前寄りの位置と略接触
している。そして、ブレイレバー83が押し込まれると
、その被ロツクピン89aがロツクレバー106の被押
圧縁109bを押圧するので、ロツクレバー106は右
方へ移動せしめられる。そして、ブレイレバー83がモ
ード形成位置に達すると、被ロツクビン89aは被押圧
縁109bから後方へ外れるので、ロツクレバー106
はそれに付勢された引張力により左方へ移動し、そのロ
ツク縁109aが被ロックビン89aの前側に位置し、
これによって、ブレイレバー83を後方へ向って押圧し
ていた力が除かれても、その被ロツクピン89aがロツ
クレバー106のロツク縁109aに後方から係合され
て、ブレイレバー83はモード形成位置にロックされる
。
、その被ロツクピン89aがロツクレバー106のロッ
ク爪109の被押圧縁109bの前寄りの位置と略接触
している。そして、ブレイレバー83が押し込まれると
、その被ロツクピン89aがロツクレバー106の被押
圧縁109bを押圧するので、ロツクレバー106は右
方へ移動せしめられる。そして、ブレイレバー83がモ
ード形成位置に達すると、被ロツクビン89aは被押圧
縁109bから後方へ外れるので、ロツクレバー106
はそれに付勢された引張力により左方へ移動し、そのロ
ツク縁109aが被ロックビン89aの前側に位置し、
これによって、ブレイレバー83を後方へ向って押圧し
ていた力が除かれても、その被ロツクピン89aがロツ
クレバー106のロツク縁109aに後方から係合され
て、ブレイレバー83はモード形成位置にロックされる
。
また、プレイレバー83がモード形成位置にロックされ
ている状態から前記解除レバー102が押し込まれると
、上記したように、口・ンクレバ−106が右方へ移動
するので、ブレイレバー83の被ロツクピン89aの前
側に位置していたロツク縁109aが右方へ逃げるので
、ブレイレバー83は引張スプリング88によって付勢
された穆動力によって非押込位置に戻される。
ている状態から前記解除レバー102が押し込まれると
、上記したように、口・ンクレバ−106が右方へ移動
するので、ブレイレバー83の被ロツクピン89aの前
側に位置していたロツク縁109aが右方へ逃げるので
、ブレイレバー83は引張スプリング88によって付勢
された穆動力によって非押込位置に戻される。
(g−4.REWレバー FFレバー)[第1図、第2
図、第11図乃至第 1 7図コ 110はREWレバーであり、解除レバー102の左側
でメインシャーシ12の下面に前後方向へ摺動自在に支
持され、かつ、図示しない弾発手段により前方への穆動
力が付勢されてレ1る。
図、第11図乃至第 1 7図コ 110はREWレバーであり、解除レバー102の左側
でメインシャーシ12の下面に前後方向へ摺動自在に支
持され、かつ、図示しない弾発手段により前方への穆動
力が付勢されてレ1る。
そして、該REWレバー110には被ロック片110a
と押圧片110bがそれぞれ突設されている。
と押圧片110bがそれぞれ突設されている。
111はロツクレバー106に前記孔107の左側に形
成された前後方向に長い孔であり、該孔111の右側縁
には左方へ向ってロック爪112が突設されており、該
ロック爪112の後縁112aは左右方向に延びるロッ
ク縁とされ、該ロツク縁112aの左端から前方に延び
る縁112bは前方に行くに従って右方へ変位する被押
圧縁とされている。
成された前後方向に長い孔であり、該孔111の右側縁
には左方へ向ってロック爪112が突設されており、該
ロック爪112の後縁112aは左右方向に延びるロッ
ク縁とされ、該ロツク縁112aの左端から前方に延び
る縁112bは前方に行くに従って右方へ変位する被押
圧縁とされている。
そして、上記REWレバー110の被ロック片110a
はロツクレバー106の孔111内に位置し、かつ、R
EWレバー110が第11図に示す非押込位置にあると
きは、その被ロック片110aがロック爪112の被押
圧縁112bに前方から対向している。そして、REW
レバー110が押し込まれると、その被ロック片110
aがロック爪112の被押圧縁112bを押圧するので
、ロックレバー106は右方へ移動せしめられる。そし
て、REWレバー110が、第15図に示す、モード形
成位置に達すると、被ロック片110aは被押圧縁11
2bから後方へ外れるので、ロックレバー106はそれ
に付勢された引張力により左方へ移動し、その口・ンク
縁112aが被ロック片110aの前側に位置し、これ
によって、REWレバー110を後方へ押圧していた力
が除かれても、被ロック片110aがロツク縁112a
に後方から係合されて、REWレバー110は押込位置
にロックされる。
はロツクレバー106の孔111内に位置し、かつ、R
EWレバー110が第11図に示す非押込位置にあると
きは、その被ロック片110aがロック爪112の被押
圧縁112bに前方から対向している。そして、REW
レバー110が押し込まれると、その被ロック片110
aがロック爪112の被押圧縁112bを押圧するので
、ロックレバー106は右方へ移動せしめられる。そし
て、REWレバー110が、第15図に示す、モード形
成位置に達すると、被ロック片110aは被押圧縁11
2bから後方へ外れるので、ロックレバー106はそれ
に付勢された引張力により左方へ移動し、その口・ンク
縁112aが被ロック片110aの前側に位置し、これ
によって、REWレバー110を後方へ押圧していた力
が除かれても、被ロック片110aがロツク縁112a
に後方から係合されて、REWレバー110は押込位置
にロックされる。
そして、REWレバー110が非押込位置からモード形
成位置へ向って移動する間に、その押圧片110bが上
記REWギャアーム38のカム縁40から後方へ逃げる
ので、引張バネ41の引張力によって、REWギャアー
ム38は反時計回り方向へ回動され、そのREWギャ3
9が中継ギャ72に噛合される。また、この状態から解
除レバー102が押し込まれるとロックレノN一106
がロック解除方向へ移動されて上記口・ンクが解除され
るので、REWレバー110がモード形成位置から非押
込位置へ戻され、この間に、その押圧片110bがRE
Wギャアーム38のカム縁40を前方へ押圧するので、
REWギャアーム38は引張バネ41の引張力に抗して
時計回り方向へ回動されて、そのREWギャ39が中継
キャ72から離れる。
成位置へ向って移動する間に、その押圧片110bが上
記REWギャアーム38のカム縁40から後方へ逃げる
ので、引張バネ41の引張力によって、REWギャアー
ム38は反時計回り方向へ回動され、そのREWギャ3
9が中継ギャ72に噛合される。また、この状態から解
除レバー102が押し込まれるとロックレノN一106
がロック解除方向へ移動されて上記口・ンクが解除され
るので、REWレバー110がモード形成位置から非押
込位置へ戻され、この間に、その押圧片110bがRE
Wギャアーム38のカム縁40を前方へ押圧するので、
REWギャアーム38は引張バネ41の引張力に抗して
時計回り方向へ回動されて、そのREWギャ39が中継
キャ72から離れる。
113はFFレバーてあり、REWレバー110の左側
でメインシャーシ12の下面に前後方向へ摺動自在に支
持され、かつ、図示しない弾発手段により前方への移動
力が付勢されている。
でメインシャーシ12の下面に前後方向へ摺動自在に支
持され、かつ、図示しない弾発手段により前方への移動
力が付勢されている。
そして、該FFレバー113には被ロック片113aと
押圧片113bがそれぞれ突設されている。
押圧片113bがそれぞれ突設されている。
114はロツクレバー106に上記孔111の左側に形
成された前後方向に長い孔であり、該孔114の右側縁
には左方へ向ってロック爪115が突設されており、該
ロック爪115の後縁115aは左右方向に延びるロッ
ク縁とされ、該ロック縁115aの左端から前方に延び
る縁115bは前方に行くに従フて右方へ変位する被押
圧縁とされている。
成された前後方向に長い孔であり、該孔114の右側縁
には左方へ向ってロック爪115が突設されており、該
ロック爪115の後縁115aは左右方向に延びるロッ
ク縁とされ、該ロック縁115aの左端から前方に延び
る縁115bは前方に行くに従フて右方へ変位する被押
圧縁とされている。
そして、上記FFレバー113の被ロック片113aは
ロツクレバー106の孔114内に位置し、かつ、FF
レバー113が第11図に示す非押込位置にあるときは
、その被ロック片113aがロック爪115の被押圧縁
115bに前方から対向している。そして、FFレパー
113が押し込まれると、その被ロック片113aがロ
ック爪115の被押圧縁115bを押圧するので、ロツ
クレバー106は右方へ移動せしめられる。そして、F
Fレバー113が、第16図に示す、モート形成位置に
達すると、被ロック片113aは被押圧i115bから
後方へ外れるので、ロツクレバー106はそれに付勢さ
れた引張力により左方へ移動し、その口・ンク縁115
aが被ロック片113aの前側に位置し、これによって
、FFレバー113を後方へ押圧していた力が除かれて
も、被ロック片113aかロック縁115aに後方から
係合されて、FFレバー113はモード形成位置にロッ
クされる。
ロツクレバー106の孔114内に位置し、かつ、FF
レバー113が第11図に示す非押込位置にあるときは
、その被ロック片113aがロック爪115の被押圧縁
115bに前方から対向している。そして、FFレパー
113が押し込まれると、その被ロック片113aがロ
ック爪115の被押圧縁115bを押圧するので、ロツ
クレバー106は右方へ移動せしめられる。そして、F
Fレバー113が、第16図に示す、モート形成位置に
達すると、被ロック片113aは被押圧i115bから
後方へ外れるので、ロツクレバー106はそれに付勢さ
れた引張力により左方へ移動し、その口・ンク縁115
aが被ロック片113aの前側に位置し、これによって
、FFレバー113を後方へ押圧していた力が除かれて
も、被ロック片113aかロック縁115aに後方から
係合されて、FFレバー113はモード形成位置にロッ
クされる。
そして、FFレバー113が非押込位置からモード形成
位置へ向って移動する間に、その押圧片113bが上記
FFギャアーム34のカム縁36から後方へ逃げるので
、引張バネ37の引張力によって、FFギャアーム34
は時計回り方向へ回動され、そのFFギャ35が中継ギ
ャ71の大ギャ71aに噛合される。また、この状態か
ら解除レバー102が押し込まれると、ロツクレバー1
06がロック解除方向へ移動されて上記ロツクが解除さ
れるので、FFレバー113がモード形成位置から非押
込位置へ戻され、この間に、その押圧片113bがFF
ギャアーム34のカム縁36を前方へ押圧するので、F
Fギャアーム34は引張バネ37の引張力に抗して反時
計回り方向へ回勅されて、そのFFギャ35が中継ギャ
71の大ギャ71aから離れる。
位置へ向って移動する間に、その押圧片113bが上記
FFギャアーム34のカム縁36から後方へ逃げるので
、引張バネ37の引張力によって、FFギャアーム34
は時計回り方向へ回動され、そのFFギャ35が中継ギ
ャ71の大ギャ71aに噛合される。また、この状態か
ら解除レバー102が押し込まれると、ロツクレバー1
06がロック解除方向へ移動されて上記ロツクが解除さ
れるので、FFレバー113がモード形成位置から非押
込位置へ戻され、この間に、その押圧片113bがFF
ギャアーム34のカム縁36を前方へ押圧するので、F
Fギャアーム34は引張バネ37の引張力に抗して反時
計回り方向へ回勅されて、そのFFギャ35が中継ギャ
71の大ギャ71aから離れる。
(g−5.ヘッドドラム退出手段)
(g−5−a.ヘッドドラム退出レバー、中間レバー)
[第2図、第3図、第 11図乃至第17図、第20 図] 116はヘッドドラム退出レバーであり、該ヘッドドラ
ム退出レバー116は後述する中間レバーと協働してヘ
ッドベース53を後方へ移動させてヘッドドラム21を
第3の位置へと移動させることで該ヘッドドラム21を
テープカセット2から退出せしめる機能とカセットホル
ダー44を装着位置にロックする機能等を有する。
[第2図、第3図、第 11図乃至第17図、第20 図] 116はヘッドドラム退出レバーであり、該ヘッドドラ
ム退出レバー116は後述する中間レバーと協働してヘ
ッドベース53を後方へ移動させてヘッドドラム21を
第3の位置へと移動させることで該ヘッドドラム21を
テープカセット2から退出せしめる機能とカセットホル
ダー44を装着位置にロックする機能等を有する。
そして、該ヘッドドラム退出レバー116は前後方向に
細長い板状をし、メインレバー84と解除レバー102
との間の位置でメインシャーシ12の下面に前後方向へ
一定の範囲内で摺動自在に支持されており、後述するホ
ルダー押圧レバーに付勢された回動力により前方への移
動力を付勢されている。117はヘッドドラム退出レバ
ー116の左側縁のうち中間部から稍前寄りの箇所を為
すストッパ縁、118はヘッドドラム退出レバ−116
の左側縁のうち上記ストッパ縁117の前側から左方へ
向かって突出した支持片であり、その略中央部に支持軸
119が植立されている。
細長い板状をし、メインレバー84と解除レバー102
との間の位置でメインシャーシ12の下面に前後方向へ
一定の範囲内で摺動自在に支持されており、後述するホ
ルダー押圧レバーに付勢された回動力により前方への移
動力を付勢されている。117はヘッドドラム退出レバ
ー116の左側縁のうち中間部から稍前寄りの箇所を為
すストッパ縁、118はヘッドドラム退出レバ−116
の左側縁のうち上記ストッパ縁117の前側から左方へ
向かって突出した支持片であり、その略中央部に支持軸
119が植立されている。
120はヘッドドラム退出レバー116の左側縁の略中
間部から稍左方へ突出した部分の先端部から立ち上げら
れたバネ掛片である。
間部から稍左方へ突出した部分の先端部から立ち上げら
れたバネ掛片である。
尚、ヘッドドラム退出レバー116の後端部121は上
方へ向けて突出した背の高い被ロック部になっている。
方へ向けて突出した背の高い被ロック部になっている。
】22は中間レバーであり、その略中央がヘッドドラム
退出レバー116の支持軸119に回動自在に支持され
ている。該中間レバー122は略前後方向に延びており
、その前端には被押圧片123か垂設され、後端には抑
圧片124が立設され、また、その後部の右側縁のうち
前後方向における略中間の位置から規制片125が垂設
されている。
退出レバー116の支持軸119に回動自在に支持され
ている。該中間レバー122は略前後方向に延びており
、その前端には被押圧片123か垂設され、後端には抑
圧片124が立設され、また、その後部の右側縁のうち
前後方向における略中間の位置から規制片125が垂設
されている。
そして、上記押圧片124の上端部にはバネ掛部124
aが形成されており、該バネ掛部124aとヘッドドラ
ム退出レバー116のバネ掛片120との間に引張スプ
リング126が張設されており、これによって、中間レ
バー122には上方から見て時計回り方向への回動力が
付勢されていて、通常は、その規制片125がヘッドド
ラム退出レバー116のストッパ縁117に当接してそ
の姿勢が略前後方向に延びる姿勢となる位置(以下、「
中継位置」と言う。)に規制されている(第11図参照
)。そして、ヘッドドラム退出レバー116が第11図
に示す待機位置にあり、かつ、中間レバー122が中継
姿勢にある状態では、中間レバー122の被押圧片12
3は解除レバー102の押圧縁105に後方から近接対
向しており、また、押圧片124はヘッドドラム移動レ
バー79の被押圧部79aに前方から近接対向している
。
aが形成されており、該バネ掛部124aとヘッドドラ
ム退出レバー116のバネ掛片120との間に引張スプ
リング126が張設されており、これによって、中間レ
バー122には上方から見て時計回り方向への回動力が
付勢されていて、通常は、その規制片125がヘッドド
ラム退出レバー116のストッパ縁117に当接してそ
の姿勢が略前後方向に延びる姿勢となる位置(以下、「
中継位置」と言う。)に規制されている(第11図参照
)。そして、ヘッドドラム退出レバー116が第11図
に示す待機位置にあり、かつ、中間レバー122が中継
姿勢にある状態では、中間レバー122の被押圧片12
3は解除レバー102の押圧縁105に後方から近接対
向しており、また、押圧片124はヘッドドラム移動レ
バー79の被押圧部79aに前方から近接対向している
。
(g−5−b.中間レバー切換手段)[第11図乃至第
17図] 127は前記メインレバー84の左側縁の略中間の部分
から左方へ向けて突出ざれた押圧片であり、その後側縁
の左端127aは左に行くに従って前側へ変位するよう
に傾斜した押圧縁とされ、また、該押圧片127の左側
縁127bは前後方向に延びる保持縁とされている。
17図] 127は前記メインレバー84の左側縁の略中間の部分
から左方へ向けて突出ざれた押圧片であり、その後側縁
の左端127aは左に行くに従って前側へ変位するよう
に傾斜した押圧縁とされ、また、該押圧片127の左側
縁127bは前後方向に延びる保持縁とされている。
128は切換スライダーであり,左右方向に細長い板状
をし、メインシャーシ12の底板部15の下面の前端寄
りの部分に左右方向へ一定の範囲内で移動自在なるよう
に支持されると共に、メインシャーシ12との間に張設
された引張スプリング129により左方への移動力を付
勢され、また、その右端縁130は後方へ行くに従って
左方へ変位するように傾斜した押圧縁とされ、更に、そ
の左右方向における中間の部分には左右に離間して略半
球状をした被押圧突起131a、131bが上方へ向け
て打出形成されている。
をし、メインシャーシ12の底板部15の下面の前端寄
りの部分に左右方向へ一定の範囲内で移動自在なるよう
に支持されると共に、メインシャーシ12との間に張設
された引張スプリング129により左方への移動力を付
勢され、また、その右端縁130は後方へ行くに従って
左方へ変位するように傾斜した押圧縁とされ、更に、そ
の左右方向における中間の部分には左右に離間して略半
球状をした被押圧突起131a、131bが上方へ向け
て打出形成されている。
そして、前記REWレバー110の後端部右側縁110
c及ひFFレバー113の後端部右側縁113cは、そ
れぞれ、後方へ行くに従って左方へ変位するように傾斜
した押圧縁に形成されており、これら押圧縁110C及
び113Cが上記切換スライダー128の被押圧突起1
3 1 a,131bに左前方から接触するように対
向している。
c及ひFFレバー113の後端部右側縁113cは、そ
れぞれ、後方へ行くに従って左方へ変位するように傾斜
した押圧縁に形成されており、これら押圧縁110C及
び113Cが上記切換スライダー128の被押圧突起1
3 1 a,131bに左前方から接触するように対
向している。
従って、REWレバー110又はFFレバー113がモ
ード形成位置へと押し込まれると、その押圧縁1 1
0 c又は113Cが被押圧突起131a又は131b
を右斜め後方へ向けて押圧するので、それにより、切換
スライダー128が右方へ移動される。
ード形成位置へと押し込まれると、その押圧縁1 1
0 c又は113Cが被押圧突起131a又は131b
を右斜め後方へ向けて押圧するので、それにより、切換
スライダー128が右方へ移動される。
また、切換スライダー128がこのようにして右方へ押
圧されていない間は、該切換スライダー128の押圧縁
130が前記中継位置にある中間レバー122の被押圧
片123の}3動軌跡に左方から近接対向される。
圧されていない間は、該切換スライダー128の押圧縁
130が前記中継位置にある中間レバー122の被押圧
片123の}3動軌跡に左方から近接対向される。
そして、ヘッドドラム退出レバー116が前進位置にあ
り、かつ、中間レバー122が中継位置にある状態では
、非押込位置にあるメインレバー84の上記押圧縁12
7aは中間レバー122の規制片125に前方から近接
対向され、また、右方へ移動されていない切換スライダ
ー128の押圧縁130は中間レバー122の被押圧片
123の下端部に左方から近接対向されている。
り、かつ、中間レバー122が中継位置にある状態では
、非押込位置にあるメインレバー84の上記押圧縁12
7aは中間レバー122の規制片125に前方から近接
対向され、また、右方へ移動されていない切換スライダ
ー128の押圧縁130は中間レバー122の被押圧片
123の下端部に左方から近接対向されている。
(g−5−c 解除レバーのストップ機能)[第13
図] そこで、上記状態から、ブレイレバー83がモード形成
位置まで移動されると、その間に、その押圧縁127a
が中間レバー122の規制片125を左後方へ向って押
圧するため、中間レハー122は引張スプリング126
の引張力に抗して反時計回り方向へと回動され、更に、
プレイレバー83の後退に伴って規制片125がメイン
レバー84の保持縁127bと接して、上記中継位置か
ら稍反時計回り方向へ回勤した非中継位置、即ち、第1
2図に示す位置に保持される。
図] そこで、上記状態から、ブレイレバー83がモード形成
位置まで移動されると、その間に、その押圧縁127a
が中間レバー122の規制片125を左後方へ向って押
圧するため、中間レハー122は引張スプリング126
の引張力に抗して反時計回り方向へと回動され、更に、
プレイレバー83の後退に伴って規制片125がメイン
レバー84の保持縁127bと接して、上記中継位置か
ら稍反時計回り方向へ回勤した非中継位置、即ち、第1
2図に示す位置に保持される。
そして、中間レバー122がこのような非中継位置にあ
る状態では、第12図に示すように、その被押圧片12
3は解除レバー102の押圧縁105の移動軌跡から右
方へ外れたところに位置し、また、押圧片124はヘッ
ドドラム移動レバー79の被押圧部79aの移動軌跡か
ら左方へ外れたところに位置することになる。
る状態では、第12図に示すように、その被押圧片12
3は解除レバー102の押圧縁105の移動軌跡から右
方へ外れたところに位置し、また、押圧片124はヘッ
ドドラム移動レバー79の被押圧部79aの移動軌跡か
ら左方へ外れたところに位置することになる。
従って、プレイレバー83がモード形成位置まで移動さ
れて、ヘッドトラム21が第1の位置へと穆動してブレ
イモードが形成されている状態から、該モードを解除す
るために、解除レバー102が押し込まれると、第13
図に示すように、その押圧縁105は中間レハー122
の被押圧片123を押圧することなく、空振りし、ロツ
クレハ−106が右方、即ち、ロック解除方向へ移動さ
れてブレイレバー83が非押込位置へ戻されて、これに
より、ヘッドドラム21が第2の位置に戻されるたけで
ある。そして、中間レバー122は中継位置に戻される
。
れて、ヘッドトラム21が第1の位置へと穆動してブレ
イモードが形成されている状態から、該モードを解除す
るために、解除レバー102が押し込まれると、第13
図に示すように、その押圧縁105は中間レハー122
の被押圧片123を押圧することなく、空振りし、ロツ
クレハ−106が右方、即ち、ロック解除方向へ移動さ
れてブレイレバー83が非押込位置へ戻されて、これに
より、ヘッドドラム21が第2の位置に戻されるたけで
ある。そして、中間レバー122は中継位置に戻される
。
方、REWレバー110又はFFレバー113がモード
形成位置へと移動したときは、上記したように切換スラ
イダー128が右方へ移動されるので、第15図及び第
16図に示すように、該切換スライダー128の押圧縁
130が中間レバー!22の被押圧片123を右方へ押
圧して該中間レバー122を非中継位置へと移動させる
。
形成位置へと移動したときは、上記したように切換スラ
イダー128が右方へ移動されるので、第15図及び第
16図に示すように、該切換スライダー128の押圧縁
130が中間レバー!22の被押圧片123を右方へ押
圧して該中間レバー122を非中継位置へと移動させる
。
従って、この状態、即ち、FFモード又はREWモード
等が形成されている状態から該モードを解除するために
解除レバー102が押し込まれると、この場合も、該解
除レバー102の押圧縁105は中間レバー122の被
押圧片123を押圧すること無く空振りし、ロックレバ
ー106がロック解除方向へ移動されてREWレバー1
】0、FFレバー113が非押込位置へ戻されるたけで
あり、そして、切換スライダー128が左方へ戻り、中
間レバー122が中継位置に戻される。
等が形成されている状態から該モードを解除するために
解除レバー102が押し込まれると、この場合も、該解
除レバー102の押圧縁105は中間レバー122の被
押圧片123を押圧すること無く空振りし、ロックレバ
ー106がロック解除方向へ移動されてREWレバー1
】0、FFレバー113が非押込位置へ戻されるたけで
あり、そして、切換スライダー128が左方へ戻り、中
間レバー122が中継位置に戻される。
しかして、ブレイモードやFFモード、REWモード等
の動作モードが形成されている状態では、解除レバー1
02は当該動作モードを解除してストップモードにする
ためのストップレバーとして機能する。
の動作モードが形成されている状態では、解除レバー1
02は当該動作モードを解除してストップモードにする
ためのストップレバーとして機能する。
(g−5−d.解除レバーのイジェクト機能)[第14
図] 前記したように、テープカセット2の着脱を行なうとき
、換言すれば、カセットホルダー44をイジェクト位置
と装着位置との間で移動させるときは、ヘッドドラム2
1が第3の位置へと移動される。
図] 前記したように、テープカセット2の着脱を行なうとき
、換言すれば、カセットホルダー44をイジェクト位置
と装着位置との間で移動させるときは、ヘッドドラム2
1が第3の位置へと移動される。
この移動は、ストップモードから解除レバー102を押
し込むことにより行なわれる。
し込むことにより行なわれる。
即ち、ストップモードにおいては、ヘッドドラム退出レ
バー116が待機位置にあり、中間レバ−122が中継
位置にある。従って、この状態から解除レバー102を
押し込むと、第14図に示すように、その押圧縁105
が中間レバー122の被押圧片123を後方へ向かフて
押圧するので、中間レバー122がヘッドドラム退出レ
バ−116と共に後方へ移動せしめられ、このとき、中
間レバー122の押圧片124がヘッドドラム移動レバ
ー79の被押圧部79aを略後方へ向かって押圧するた
め、該ヘッドドラム移動レバー79が時計回り方向へ回
動し、それにより、ヘッドベース53が後方へ移動され
、ヘッドドラム退出レバー116が第14図に示す押込
位置まで移動されると、ヘッドドラム移動レバー79が
後退位置に達し、それによりヘッドドラム21が第3の
位置へと移動される。
バー116が待機位置にあり、中間レバ−122が中継
位置にある。従って、この状態から解除レバー102を
押し込むと、第14図に示すように、その押圧縁105
が中間レバー122の被押圧片123を後方へ向かフて
押圧するので、中間レバー122がヘッドドラム退出レ
バ−116と共に後方へ移動せしめられ、このとき、中
間レバー122の押圧片124がヘッドドラム移動レバ
ー79の被押圧部79aを略後方へ向かって押圧するた
め、該ヘッドドラム移動レバー79が時計回り方向へ回
動し、それにより、ヘッドベース53が後方へ移動され
、ヘッドドラム退出レバー116が第14図に示す押込
位置まで移動されると、ヘッドドラム移動レバー79が
後退位置に達し、それによりヘッドドラム21が第3の
位置へと移動される。
尚、第10図に示すように、ヘッドドラム21は第3の
位置に来ている状態で、カセットケース3からある程度
後方へ離間しており、従って、ヘッドドラム移動レバー
79がストップ位置と後退位置との間の略中間の位置に
来たところで、ヘッドドラム21はカセットケース3外
に退出する。即ち、ヘッドドラム21はヘッドドラム退
出レバー116が押込位置に到達する前にカセットケー
ス3外に退出する。
位置に来ている状態で、カセットケース3からある程度
後方へ離間しており、従って、ヘッドドラム移動レバー
79がストップ位置と後退位置との間の略中間の位置に
来たところで、ヘッドドラム21はカセットケース3外
に退出する。即ち、ヘッドドラム21はヘッドドラム退
出レバー116が押込位置に到達する前にカセットケー
ス3外に退出する。
尚、ヘッドドラム退出レバー116が後方へ穆動するの
に伴なってカセットホルダー44に対する装着位置にお
けるロックが解除され(この解除については後述する。
に伴なってカセットホルダー44に対する装着位置にお
けるロックが解除され(この解除については後述する。
)、それにより、カセットホルダー44がイジエクト位
置へと移動されると共に、カセットホルダー44がイジ
ェクト位置へとB動ずるとヘッドドラム退出レバー11
6の前方への戻りが阻止され(この阻止についても後述
する。)、それにより、ヘッドドラム穆動レバー79が
後退位置にロックされてヘッドドラム21が第3の位置
に保持される。
置へと移動されると共に、カセットホルダー44がイジ
ェクト位置へとB動ずるとヘッドドラム退出レバー11
6の前方への戻りが阻止され(この阻止についても後述
する。)、それにより、ヘッドドラム穆動レバー79が
後退位置にロックされてヘッドドラム21が第3の位置
に保持される。
しかして、ストップモードにおいて解除レバー102が
ヘッドドラム21をテープカセット2内から退出させ、
かつ、カセットイジェクトを行なわせるためのイジェク
トレバーとして機能する。
ヘッドドラム21をテープカセット2内から退出させ、
かつ、カセットイジェクトを行なわせるためのイジェク
トレバーとして機能する。
(g−6.イジエクト時の操作感等)[第1 4図コ
上記したように、ストップモードから解除レバー102
を押し込むとヘッドドラム移動レバーフ9がストップ位
置から後退位置へと回動されてヘッドドラム21を第3
の位置へと移動させる。
を押し込むとヘッドドラム移動レバーフ9がストップ位
置から後退位置へと回動されてヘッドドラム21を第3
の位置へと移動させる。
そして、ヘッドドラム穆動レバー79が後退位置へと移
動すると、その右端部が略前方へ変位するので、そのバ
ネ掛片79bがリミッタバネ101を前方へ引っ張るこ
とになり、そして、該リミッタバネ101の引張力はサ
ブレバー94とメインレバー84との間に張設されてい
る戻しバネ100の引張力より強いので、サブレバー9
4はその当接片95aがヘットトラム移動レハー79の
ストツパビン82に当接したままヘッドドラムB動レバ
ー79の右端部に追従して前方へ穆動されることになる
。
動すると、その右端部が略前方へ変位するので、そのバ
ネ掛片79bがリミッタバネ101を前方へ引っ張るこ
とになり、そして、該リミッタバネ101の引張力はサ
ブレバー94とメインレバー84との間に張設されてい
る戻しバネ100の引張力より強いので、サブレバー9
4はその当接片95aがヘットトラム移動レハー79の
ストツパビン82に当接したままヘッドドラムB動レバ
ー79の右端部に追従して前方へ穆動されることになる
。
従って、ヘッドドラム移動レバー79が後退位置へと移
動するときは、第14図に示すように、戻しバネ100
が伸長され、リミツタバネ101が伸長されることは無
い。
動するときは、第14図に示すように、戻しバネ100
が伸長され、リミツタバネ101が伸長されることは無
い。
しかして、ブレイモードを形成するためにブレイレバー
83を押し込んだときは引張力が強い方のりミッタバネ
101が伸長してヘッドドラム21をカセットケース3
に圧着させるための所定の圧着力が得られ、イジェクト
を行なうために解除レバー102を押し込んだときは、
引張力か弱い方の戻しバネ100のみが伸長されるので
、1枚構造のプレイレバーとヘッドドラム穆動レバーと
の間にリミッタバネを張設した場合と比較して、解除レ
バー102を押し込むときに受ける負荷がかなり小さく
なり、それにより、ヘッドドラムを圧着させるための所
定の圧着力を得ながらもイジェクトを行なうための操作
感を軽くすることができる。
83を押し込んだときは引張力が強い方のりミッタバネ
101が伸長してヘッドドラム21をカセットケース3
に圧着させるための所定の圧着力が得られ、イジェクト
を行なうために解除レバー102を押し込んだときは、
引張力か弱い方の戻しバネ100のみが伸長されるので
、1枚構造のプレイレバーとヘッドドラム穆動レバーと
の間にリミッタバネを張設した場合と比較して、解除レ
バー102を押し込むときに受ける負荷がかなり小さく
なり、それにより、ヘッドドラムを圧着させるための所
定の圧着力を得ながらもイジェクトを行なうための操作
感を軽くすることができる。
尚、ヘッドドラム移動レバー79が後退位置にロックさ
れている状態からヘッドドラム退出レバー116が待機
位置に戻ると中間レバー122によるヘッドドラム移動
レバー79に対する後方への抑圧が解除されるので、ヘ
ッドドラム移動レバー79は戻しバネ100の引張力に
よって反時計回り方向へ回動されてストップ位置に戻さ
れ、それによりヘッドドラム21が第2の位置へと移動
される。
れている状態からヘッドドラム退出レバー116が待機
位置に戻ると中間レバー122によるヘッドドラム移動
レバー79に対する後方への抑圧が解除されるので、ヘ
ッドドラム移動レバー79は戻しバネ100の引張力に
よって反時計回り方向へ回動されてストップ位置に戻さ
れ、それによりヘッドドラム21が第2の位置へと移動
される。
(h.カセットイジェクト機構)[第1図乃至第3図、
第11図乃至第17図、第 20図] 132はカセットイジェクト機構であり、前記カセット
ホルダー44とヘッドドラム退出レバー116とホルダ
ー押圧レバー等から成る。
第11図乃至第17図、第 20図] 132はカセットイジェクト機構であり、前記カセット
ホルダー44とヘッドドラム退出レバー116とホルダ
ー押圧レバー等から成る。
(h−1.カセットホルダーとヘッドドラム退出レバー
との間の相互ロック) カセットホルダー44が前記装着位置に来ている状態で
は、その被ロック部46d、即ち、右側のアーム46の
後端部46dの下側縁46eは第3図に示すように前後
方向へ略水平に延びる姿勢とされる。
との間の相互ロック) カセットホルダー44が前記装着位置に来ている状態で
は、その被ロック部46d、即ち、右側のアーム46の
後端部46dの下側縁46eは第3図に示すように前後
方向へ略水平に延びる姿勢とされる。
そして、上記右側のアーム46はヘッドドラム退出レバ
ー116の幅方向における略中間の部分の真上の位置に
あり、ヘットトラム退出レバー116の後端部を為す前
記ロツク部121の上端は装着位置に来ているカセット
ホルダー44の被ロック部46dの下側縁46eと略同
じ高さに位置している。また、ヘッドドラム退出レバー
116が待機位置に保持されている状態では、そのロッ
ク部121が第3図に示すように、被ロック部46dの
後端から稍前寄りの位置の下方に位置されている。
ー116の幅方向における略中間の部分の真上の位置に
あり、ヘットトラム退出レバー116の後端部を為す前
記ロツク部121の上端は装着位置に来ているカセット
ホルダー44の被ロック部46dの下側縁46eと略同
じ高さに位置している。また、ヘッドドラム退出レバー
116が待機位置に保持されている状態では、そのロッ
ク部121が第3図に示すように、被ロック部46dの
後端から稍前寄りの位置の下方に位置されている。
従って、この状態では、被ロック部46dの下方への回
動がロック部121により阻止されるので、カセットホ
ルダー44がイジエクト位置側へ移動するのを阻止され
て装着位置にロックされる。
動がロック部121により阻止されるので、カセットホ
ルダー44がイジエクト位置側へ移動するのを阻止され
て装着位置にロックされる。
そして、この状態からヘッドドラム退出レバー116が
押込位置まで移動されると、第20図(A)に2点鎖線
で示すように、そのロック部121がカセットホルダー
44の被ロック部46dの後端縁46bの回動軌跡から
後方へ外れた位置へと移動される。
押込位置まで移動されると、第20図(A)に2点鎖線
で示すように、そのロック部121がカセットホルダー
44の被ロック部46dの後端縁46bの回動軌跡から
後方へ外れた位置へと移動される。
これにより、ロック部121による被ロック部46dに
対する下方への移動の阻止が解除されるので、カセット
ホルダー44が鋏形バネ50の弓張力によりイジェクト
位置へと移動される。そして、カセットホルダー44が
イジエクト位置へと移動すると、その被ロック部46d
の後端が、第20図(B)に示すように、カセットホル
ダー44の回動中心を為す支持軸48より稍低い位置に
来てヘッドドラム退出レバー116のロック部121の
前側に位置し、それにより、ロック部121の前方への
移動がカセットホルダー44のロック部46dにより阻
止されてヘッドドラム退出レバー116が押込位置にロ
ックされる。
対する下方への移動の阻止が解除されるので、カセット
ホルダー44が鋏形バネ50の弓張力によりイジェクト
位置へと移動される。そして、カセットホルダー44が
イジエクト位置へと移動すると、その被ロック部46d
の後端が、第20図(B)に示すように、カセットホル
ダー44の回動中心を為す支持軸48より稍低い位置に
来てヘッドドラム退出レバー116のロック部121の
前側に位置し、それにより、ロック部121の前方への
移動がカセットホルダー44のロック部46dにより阻
止されてヘッドドラム退出レバー116が押込位置にロ
ックされる。
しかして、カセットホルダー44が装着位置に来ており
、かつ、ヘッドドラム退出レバー116が待機位置に来
ている状態では、ヘッドドラム退出レバー116のロッ
ク部121によってカセットホルダー44が装着位置に
ロックされ、その状態からヘッドドラム退出レバー11
6が押込位置へ向けて移動される(この移動は、前記し
たように、ストップモードから解除レバー102を押し
込むことにより行なわれる。)と、先ず、ヘットドラム
21がカセットケース3から退出され、その直後にヘッ
ドドラム退出レバー116が押込位置に到達してヘッド
ドラム移動レバー79が後退位置に達し、それによりヘ
ッドドラム21が第3の位置へと移動され、これと略同
時にカセットホルダー44がイジェクト位置へと移動さ
れ、かつ、ヘッドドラム退出レバー116が押込位置に
ロックされてヘッドドラム21が第3の位置に保持され
る。
、かつ、ヘッドドラム退出レバー116が待機位置に来
ている状態では、ヘッドドラム退出レバー116のロッ
ク部121によってカセットホルダー44が装着位置に
ロックされ、その状態からヘッドドラム退出レバー11
6が押込位置へ向けて移動される(この移動は、前記し
たように、ストップモードから解除レバー102を押し
込むことにより行なわれる。)と、先ず、ヘットドラム
21がカセットケース3から退出され、その直後にヘッ
ドドラム退出レバー116が押込位置に到達してヘッド
ドラム移動レバー79が後退位置に達し、それによりヘ
ッドドラム21が第3の位置へと移動され、これと略同
時にカセットホルダー44がイジェクト位置へと移動さ
れ、かつ、ヘッドドラム退出レバー116が押込位置に
ロックされてヘッドドラム21が第3の位置に保持され
る。
尚、カセットホルダー44がイジェクト位置に達すると
、その被ロック部46dの後端縁46bは押込位置にあ
るヘッドドラム退出レバー116のロック部121より
僅かに前方へ変位するので、解除レバー102に対する
押圧を解除すると、ヘッドドラム退出レバー116はそ
のロック部121が被ロック部46dに当接するところ
まで前進され、従って、ヘッドドラム移動レバー79が
後退位置より僅かに前方へ戻され、それに伴なってヘッ
ドドラム21も第3の位置より僅かに前方へ移動されて
その位置に保持される。
、その被ロック部46dの後端縁46bは押込位置にあ
るヘッドドラム退出レバー116のロック部121より
僅かに前方へ変位するので、解除レバー102に対する
押圧を解除すると、ヘッドドラム退出レバー116はそ
のロック部121が被ロック部46dに当接するところ
まで前進され、従って、ヘッドドラム移動レバー79が
後退位置より僅かに前方へ戻され、それに伴なってヘッ
ドドラム21も第3の位置より僅かに前方へ移動されて
その位置に保持される。
また、カセットホルダー44がイジェクト位置に来てい
る状態から、これをカセット装着位置へと移動すると、
その被ロック部46dの下側縁46eはヘッドドラム退
出レバー116のロック部121の上端より僅かに上方
へ外れるので、該ロック部121に対する前方への移動
の阻止が解除され、それにより、ヘッドドラム退出レバ
ー116が待機位置へと戻され、このとき、そのロック
部121がカセットホルダー44の被ロック部46dの
下方に位置され、これにより、カセットホルダー44が
装着位置にロックされ、これと共に、ヘッドドラム移動
レバー79がストップ位置に戻ってヘッドドラム21が
第2の位置へと穆動ざれる。
る状態から、これをカセット装着位置へと移動すると、
その被ロック部46dの下側縁46eはヘッドドラム退
出レバー116のロック部121の上端より僅かに上方
へ外れるので、該ロック部121に対する前方への移動
の阻止が解除され、それにより、ヘッドドラム退出レバ
ー116が待機位置へと戻され、このとき、そのロック
部121がカセットホルダー44の被ロック部46dの
下方に位置され、これにより、カセットホルダー44が
装着位置にロックされ、これと共に、ヘッドドラム移動
レバー79がストップ位置に戻ってヘッドドラム21が
第2の位置へと穆動ざれる。
しかして、ヘッドドラム21のカセットケース3からの
退出とカセットホルダー44に対する装着位置でのロッ
ク及びその解除とヘッドドラム21のカセットケース3
内から退出した位置での保持及びカセットケース3内へ
の挿入等は、いずれも、カセットホルダー44とヘッド
ドラム退出レバー116とによりシーケンシャルに行な
われるので、これらの動作の間に必要なタイミングを確
実に制御することができ、従って、テープカセットの着
脱が行なわれるときヘッドドラム21とテープカセット
2とが衝合するのを防止することができると共に、その
ための機構を少数の部材で構成することができる。
退出とカセットホルダー44に対する装着位置でのロッ
ク及びその解除とヘッドドラム21のカセットケース3
内から退出した位置での保持及びカセットケース3内へ
の挿入等は、いずれも、カセットホルダー44とヘッド
ドラム退出レバー116とによりシーケンシャルに行な
われるので、これらの動作の間に必要なタイミングを確
実に制御することができ、従って、テープカセットの着
脱が行なわれるときヘッドドラム21とテープカセット
2とが衝合するのを防止することができると共に、その
ための機構を少数の部材で構成することができる。
(h−2.ホルダー押圧レバー)
133はカセットホルダー44を装着位置に圧着状に保
持するためのホルダー押圧レバーである。
持するためのホルダー押圧レバーである。
該ホルダー押圧レバー133は前記側壁13の前端寄り
の位置と装着位置に来ているカセットホルダー44のカ
セット保持部45との間に位置されると共に、その略中
央が支持軸134により側壁13に回動自在に支持され
、その下端部に形成された2つの脚部135と135と
の間にヘッドドラム退出レバー116に切起状に形成さ
れた連結片136が回動自在に介挿されている。
の位置と装着位置に来ているカセットホルダー44のカ
セット保持部45との間に位置されると共に、その略中
央が支持軸134により側壁13に回動自在に支持され
、その下端部に形成された2つの脚部135と135と
の間にヘッドドラム退出レバー116に切起状に形成さ
れた連結片136が回動自在に介挿されている。
そして、ホルダー押圧レバー133の前側縁の上端寄り
の部分から右方へ向けて突出されたストッパ片137が
側壁13に形成された長孔138を挿通されて側壁13
の右側から突出されており、そして、該ストツパ片13
7の右端部はハネ掛部にされている。
の部分から右方へ向けて突出されたストッパ片137が
側壁13に形成された長孔138を挿通されて側壁13
の右側から突出されており、そして、該ストツパ片13
7の右端部はハネ掛部にされている。
139はトーションハネであり、そのコイル部139a
が上記支持軸134の上方て側壁13の上縁から右方へ
突出されたバネ支持部140に外嵌され、その2つの腕
139b,139cの先端部が上記ストッパ片137の
右端部と側壁13の下縁から右方へ突出されたバネ掛部
141に各別に弾接され、このトーションバネ139の
引張力によりホルダー押圧レバー133に右方から見て
時計回り方向への回動力が付勢され、反時計回り方向へ
押圧されていないとぎは第3図に示すようにそのストツ
パ片137が上記長孔138の上端縁に当接した押圧位
置に保持されている。
が上記支持軸134の上方て側壁13の上縁から右方へ
突出されたバネ支持部140に外嵌され、その2つの腕
139b,139cの先端部が上記ストッパ片137の
右端部と側壁13の下縁から右方へ突出されたバネ掛部
141に各別に弾接され、このトーションバネ139の
引張力によりホルダー押圧レバー133に右方から見て
時計回り方向への回動力が付勢され、反時計回り方向へ
押圧されていないとぎは第3図に示すようにそのストツ
パ片137が上記長孔138の上端縁に当接した押圧位
置に保持されている。
尚、ホルター抑圧レバー133に付勢されたこのような
回動力により、ヘッドドラム退出レバー116の連結片
136に前方への押圧力が加えられ、この押圧力が、ヘ
ッドトラム退出レバー116に対する待機位置側への移
動力になっている。
回動力により、ヘッドドラム退出レバー116の連結片
136に前方への押圧力が加えられ、この押圧力が、ヘ
ッドトラム退出レバー116に対する待機位置側への移
動力になっている。
142はホルダー押圧レバー133の上部に後方へ向か
って開口するように形成された切欠であり、この切欠1
42の上縁142a(以下、「押圧縁」と言う。)は、
ホルダー押圧レバー133が上記押圧位置に来ている状
態でカセットホルダー44に設けられた前記被ロックビ
ン52の回動軌跡と交差するように位置する。
って開口するように形成された切欠であり、この切欠1
42の上縁142a(以下、「押圧縁」と言う。)は、
ホルダー押圧レバー133が上記押圧位置に来ている状
態でカセットホルダー44に設けられた前記被ロックビ
ン52の回動軌跡と交差するように位置する。
そして、ヘッドドラム退出レバー116が待機位置に来
ているときは、ホルダー押圧レバー133が押圧位置に
保持され、その状態からヘッドトラム退出レバー116
が後方へ移動するとその連結片136がホルダー押圧レ
バー133の脚部135を後方へ向けて押圧するのでホ
ルダー押圧レバー133が右方から見て反時計回り方向
へ回勤され、それにより、その押圧縁142aがカセッ
トホルダー44の被ロツクビン52の回動軌跡から前方
へ外れることになり、また、その状態からヘッドドラム
退出レバー116に対ずる後方への押圧力が解除される
と、ホルダー押圧レパー133がトーションバネ139
の引張力によって押圧位置へと戻され、同時にヘッドド
ラム退出レバー116が待機位置に戻される。
ているときは、ホルダー押圧レバー133が押圧位置に
保持され、その状態からヘッドトラム退出レバー116
が後方へ移動するとその連結片136がホルダー押圧レ
バー133の脚部135を後方へ向けて押圧するのでホ
ルダー押圧レバー133が右方から見て反時計回り方向
へ回勤され、それにより、その押圧縁142aがカセッ
トホルダー44の被ロツクビン52の回動軌跡から前方
へ外れることになり、また、その状態からヘッドドラム
退出レバー116に対ずる後方への押圧力が解除される
と、ホルダー押圧レパー133がトーションバネ139
の引張力によって押圧位置へと戻され、同時にヘッドド
ラム退出レバー116が待機位置に戻される。
そこで、ヘッドドラム退出レバー116が押込位置へと
移動されてカセットホルダー44がイシェクト位置に来
ている状態から、カセットホルダー44が装着位置へと
移動すると、ホルダー押圧レハー133が抑圧位置へと
移動されてその押圧縁1 4 2 aがカセットホルダ
ー44の被ロツクピン52に上方から係合し、該係合に
より被ロツクビン52か略下方へ向けて押圧され、それ
により、カセットホルダー44が装着位置に圧着状に保
持される。
移動されてカセットホルダー44がイシェクト位置に来
ている状態から、カセットホルダー44が装着位置へと
移動すると、ホルダー押圧レハー133が抑圧位置へと
移動されてその押圧縁1 4 2 aがカセットホルダ
ー44の被ロツクピン52に上方から係合し、該係合に
より被ロツクビン52か略下方へ向けて押圧され、それ
により、カセットホルダー44が装着位置に圧着状に保
持される。
尚、ホルダー押圧レハー133による被ロツクビン52
に対する押圧が為される前であってヘットトラム退出レ
バー116のロック部121がカセットホルダー4の被
ロック部46dの下方に位置している状態、即ち、第2
0図(A)に実線で示す状態では、カセットホルダー4
4は装着位置よりほんの僅かイジェクト位置側へ寄った
ところにあり、この状態からホルダー押圧レバー133
による被ロツクビン52に対する押圧が為されることに
よりカセットホルダー44が厳密に装着位置にまで移動
され、かつ、そこに保持される。
に対する押圧が為される前であってヘットトラム退出レ
バー116のロック部121がカセットホルダー4の被
ロック部46dの下方に位置している状態、即ち、第2
0図(A)に実線で示す状態では、カセットホルダー4
4は装着位置よりほんの僅かイジェクト位置側へ寄った
ところにあり、この状態からホルダー押圧レバー133
による被ロツクビン52に対する押圧が為されることに
よりカセットホルダー44が厳密に装着位置にまで移動
され、かつ、そこに保持される。
そして、この状態からイジェクト動作が開始されてヘッ
ドトラム退出レパー116が後方へ移動すると、先ず、
ホルダー押圧レバー133が右方から見て反時計回り方
向へ回勅されてその押圧M 1 4 2 aが被ロツク
ビン52の回動軌跡から外れ(第20図(A)に実線で
示す状態)、次いて、ヘッドドラム退出レバー116の
口・ソク部121がカセットホルダー44の被ロック部
46dの回動軌跡から外れてカセットホルダー44がイ
ジェクト位置へと移動される。
ドトラム退出レパー116が後方へ移動すると、先ず、
ホルダー押圧レバー133が右方から見て反時計回り方
向へ回勅されてその押圧M 1 4 2 aが被ロツク
ビン52の回動軌跡から外れ(第20図(A)に実線で
示す状態)、次いて、ヘッドドラム退出レバー116の
口・ソク部121がカセットホルダー44の被ロック部
46dの回動軌跡から外れてカセットホルダー44がイ
ジェクト位置へと移動される。
(i.動作)
次に、上記テーププレーヤ1の動作の概要について説明
する。
する。
先ず、テープカセット2を装着するには、解除レバー1
02を押し込む。すると、解除レバー102の押圧縁1
05によって中間レバー122の被押圧片123が押圧
されて、ヘッドドラム退出レバー116と共に中間レバ
ー122が後方へ移動し、この後方へ移動する中間レバ
ー122の押圧片】24によってヘッドドラム移動レバ
ー79の被押圧部79aが後方へ押圧されるため、ヘッ
ドトラム移動レバー79が時計回り方向へ回動されて、
ヘッドベース53が後方へ移動され、これによってヘッ
ドドラム21が第3の位置に穆動ずる。
02を押し込む。すると、解除レバー102の押圧縁1
05によって中間レバー122の被押圧片123が押圧
されて、ヘッドドラム退出レバー116と共に中間レバ
ー122が後方へ移動し、この後方へ移動する中間レバ
ー122の押圧片】24によってヘッドドラム移動レバ
ー79の被押圧部79aが後方へ押圧されるため、ヘッ
ドトラム移動レバー79が時計回り方向へ回動されて、
ヘッドベース53が後方へ移動され、これによってヘッ
ドドラム21が第3の位置に穆動ずる。
ヘッドドラム退出レバー116が後退されてそのロック
部121がカセットホルダー44の被ロック部46dの
回動軌跡から後方へ外れると、カセットホルダー44に
対するロックが解除され、カセットホルダー44はイジ
ェクト位置へと移動される。
部121がカセットホルダー44の被ロック部46dの
回動軌跡から後方へ外れると、カセットホルダー44に
対するロックが解除され、カセットホルダー44はイジ
ェクト位置へと移動される。
そして、イジェクト位置にあるカセットホルダー44の
カセット保持部45にテープカセット2を挿入すると、
前面Mtiが開放位置へと移動される。尚、テープカセ
ット2は裏返えして使用することが可能であり、どちら
の向きでカセット保持部45に挿入しても、前面ill
は上方へ回動される(第3図参照)。また、磁気テープ
5への記録は帳方向で2分割した一方の領域にいわゆる
ヘリカルスキャンによる斜めの記録トラックが形成され
るようにして行なわれる。
カセット保持部45にテープカセット2を挿入すると、
前面Mtiが開放位置へと移動される。尚、テープカセ
ット2は裏返えして使用することが可能であり、どちら
の向きでカセット保持部45に挿入しても、前面ill
は上方へ回動される(第3図参照)。また、磁気テープ
5への記録は帳方向で2分割した一方の領域にいわゆる
ヘリカルスキャンによる斜めの記録トラックが形成され
るようにして行なわれる。
テープカセット2が挿入されたカセットホルダー44を
下方へ回動させてカセット装着部27まで移動させて、
テープカセット2が装着位置に達すると、ヘッドトラム
21を第3の位置に止めていたロックが解除されるため
、ヘッドドラム移動レバー79が戻しバネ100の引張
力によってストップ位置まで回動され、ヘッドドラム2
1は第2の位置に達する。この第11図に示した状態が
ストップ状態(停止モード)であり、中継ギャ71、7
2はプレイギャ30,FFギャ35、REWギャ39と
離れた状態にある。
下方へ回動させてカセット装着部27まで移動させて、
テープカセット2が装着位置に達すると、ヘッドトラム
21を第3の位置に止めていたロックが解除されるため
、ヘッドドラム移動レバー79が戻しバネ100の引張
力によってストップ位置まで回動され、ヘッドドラム2
1は第2の位置に達する。この第11図に示した状態が
ストップ状態(停止モード)であり、中継ギャ71、7
2はプレイギャ30,FFギャ35、REWギャ39と
離れた状態にある。
この状態からFFレバー113がモード形成位置に移動
されると、第16図に示すように、FFギャ35が中継
ギャ71の大ギャ71aと噛合され、かつ、ヘッドドラ
ム21のドラムモータ67が回転され、従って、リール
台17がテープ巻取方向へ高速で回転されるFFモード
が形成される。
されると、第16図に示すように、FFギャ35が中継
ギャ71の大ギャ71aと噛合され、かつ、ヘッドドラ
ム21のドラムモータ67が回転され、従って、リール
台17がテープ巻取方向へ高速で回転されるFFモード
が形成される。
また、ストップ状態からREWレバー110がモード形
成位置に移動されると、第15図に示すように、REW
ギャ39が中継ギャ72と噛合され、かつ、トラムモー
タ67が回転され、従って、リール台18がテープ巻取
方向へ高速で回転されるREWモードが形成ざれる。
成位置に移動されると、第15図に示すように、REW
ギャ39が中継ギャ72と噛合され、かつ、トラムモー
タ67が回転され、従って、リール台18がテープ巻取
方向へ高速で回転されるREWモードが形成ざれる。
また、このヘッドドラム21が第2の位置にあるときは
、磁気ヘッド23、23、23が磁気テープ5に軽く接
触して移動するので、上記のFFモードやREWモード
のように磁気テーブ5を高速で走行させながら磁気ヘッ
ド23、23、23による信号の読み取りを同時に行な
ってサーチモードを形成することもできる。
、磁気ヘッド23、23、23が磁気テープ5に軽く接
触して移動するので、上記のFFモードやREWモード
のように磁気テーブ5を高速で走行させながら磁気ヘッ
ド23、23、23による信号の読み取りを同時に行な
ってサーチモードを形成することもできる。
尚、上記した高速走行モードやサーチそードは、停止モ
ード以外の他のモードから直接移行させることもできる
。即ち、FFレバー113、REWレバー110は、こ
れが押し込まれるとロックレバー106がロック解除方
向へ移動されるので、その直前のモードが解除され、F
Fレバー113やREWレバー110の押込によるモー
ドが形成されるからである。
ード以外の他のモードから直接移行させることもできる
。即ち、FFレバー113、REWレバー110は、こ
れが押し込まれるとロックレバー106がロック解除方
向へ移動されるので、その直前のモードが解除され、F
Fレバー113やREWレバー110の押込によるモー
ドが形成されるからである。
次に、プレイレバー83がモード形成位置に移動される
と、上記したようにヘッドドラム21が第1の位置へと
移動され、かつ、中継ギャ71の小ギャ71bがブレイ
ギャ30の大ギャ30aと噛合される。このときプレイ
ギャアーム29は稍時計回り方向へと回動されて引張バ
ネ33が伸長され、これによって、中継ギャ71の小ギ
ヤ71bとブレイギャ30の大ギャ30aとが程良く圧
着される。そして、ドラムモータ67が回転されて、リ
ール台17がテープ巻取方向へ回転され、記録及び/又
は再生モードが形成される。
と、上記したようにヘッドドラム21が第1の位置へと
移動され、かつ、中継ギャ71の小ギャ71bがブレイ
ギャ30の大ギャ30aと噛合される。このときプレイ
ギャアーム29は稍時計回り方向へと回動されて引張バ
ネ33が伸長され、これによって、中継ギャ71の小ギ
ヤ71bとブレイギャ30の大ギャ30aとが程良く圧
着される。そして、ドラムモータ67が回転されて、リ
ール台17がテープ巻取方向へ回転され、記録及び/又
は再生モードが形成される。
そして、この記録及び/又は再生モードは、解除レバー
102、REWレバー110又はFFレバー113が押
し込まれることにより解除され、それぞれのレバーの押
し込みによるモードへと8行する。
102、REWレバー110又はFFレバー113が押
し込まれることにより解除され、それぞれのレバーの押
し込みによるモードへと8行する。
(G.発明の効果)
以下に記載したところから明らかなように、本発明テー
ププレーヤのカセットイジェクト機構は、テープカセッ
トの挿入及び取出が行なわれるイジェクト位置とテープ
カセットをカセット装着部に装着させる装着位置との間
で移動するように回動自在に支持されると共にイジェク
ト位置側への移動力を付勢されているカセットホルダー
と、摺動ベースに支持されたヘットドラムと、ヘッドド
ラム退出レハーとを備え、テープカセットの着脱が行な
われるとき以外はヘッドドラムの一部をテープカセット
内に位置させておきテープカセットのイシェクトを行な
うときは上記ヘットドラム退出レハーを後退させてヘッ
ドドラムを後退させテープカセット内から退出させるよ
うにしたテーププレーヤのカセットイジェクト機構であ
って、カセットホルダーに被ロック部を形成し、ヘッド
ドラム退出レバーにロック部を設け、カセットホルダー
が装着位置に来ているときはヘッドドラム退出レバーの
ロック部がカセットホルダーの被ロック部の下方に位置
することでカセットホルダーのイジェクト位置側への移
動が阻止され、ヘッドドラム退出レバーが後退するとそ
のロック部が被ロック部の回動軌跡から外れてカセット
ホルダーがイジェクト位置へと移動すると共に被ロック
部がロック部の前方に位置してヘッドドラム退出レバー
の戻りが阻止されてヘッドドラムが後退した位置に保持
されるようにしたことを特徴とする。
ププレーヤのカセットイジェクト機構は、テープカセッ
トの挿入及び取出が行なわれるイジェクト位置とテープ
カセットをカセット装着部に装着させる装着位置との間
で移動するように回動自在に支持されると共にイジェク
ト位置側への移動力を付勢されているカセットホルダー
と、摺動ベースに支持されたヘットドラムと、ヘッドド
ラム退出レハーとを備え、テープカセットの着脱が行な
われるとき以外はヘッドドラムの一部をテープカセット
内に位置させておきテープカセットのイシェクトを行な
うときは上記ヘットドラム退出レハーを後退させてヘッ
ドドラムを後退させテープカセット内から退出させるよ
うにしたテーププレーヤのカセットイジェクト機構であ
って、カセットホルダーに被ロック部を形成し、ヘッド
ドラム退出レバーにロック部を設け、カセットホルダー
が装着位置に来ているときはヘッドドラム退出レバーの
ロック部がカセットホルダーの被ロック部の下方に位置
することでカセットホルダーのイジェクト位置側への移
動が阻止され、ヘッドドラム退出レバーが後退するとそ
のロック部が被ロック部の回動軌跡から外れてカセット
ホルダーがイジェクト位置へと移動すると共に被ロック
部がロック部の前方に位置してヘッドドラム退出レバー
の戻りが阻止されてヘッドドラムが後退した位置に保持
されるようにしたことを特徴とする。
従って、本発明テーププレーヤのカセットイジェクト機
構によれば、カセットホルダーが装着位置に来ていると
きはその被ロック部の回動がヘッドドラム退出レバーの
ロック部により阻止されてカセットホルダーのイジェク
ト位置側への移動が阻止される、即ち、装着位置にロッ
クされ、ヘッドドラム退出レバーが後退するとべッドト
ラムがテープカセットから退出した退出位置へと移動さ
れると共にヘッドトラム退出レバーのロック部がカセッ
トホルターの被ロック部の回動軌跡から外れて上記ロツ
クが解除されるのでカセットホルダーがイジェクト位置
へと移動し、かつ、カセットホルダーがイジェクト位置
へと穆動するとその被ロック部がヘッドドラム退出レバ
ーのロック部の前方に位置してヘッドドラム退出レバー
の前方への戻り、換言すれば、退出位置に移動されたべ
ッドトラムの前方への戻りが阻止されることになる。
構によれば、カセットホルダーが装着位置に来ていると
きはその被ロック部の回動がヘッドドラム退出レバーの
ロック部により阻止されてカセットホルダーのイジェク
ト位置側への移動が阻止される、即ち、装着位置にロッ
クされ、ヘッドドラム退出レバーが後退するとべッドト
ラムがテープカセットから退出した退出位置へと移動さ
れると共にヘッドトラム退出レバーのロック部がカセッ
トホルターの被ロック部の回動軌跡から外れて上記ロツ
クが解除されるのでカセットホルダーがイジェクト位置
へと移動し、かつ、カセットホルダーがイジェクト位置
へと穆動するとその被ロック部がヘッドドラム退出レバ
ーのロック部の前方に位置してヘッドドラム退出レバー
の前方への戻り、換言すれば、退出位置に移動されたべ
ッドトラムの前方への戻りが阻止されることになる。
しかして、本発明テーププレーヤのカセットイジェクト
機構によれは、カセットホルダーの装着位置におけるロ
ック及びその解除とヘッドドラムのテープカセット内か
ら退出した位置へのロックをカセットホルダーとヘッド
ドラム退出レバーたけて確実に行なうことがてき、従っ
て、構造を複雑にしないで済むと共に、カセットイジェ
クトを行なわせるための操作部材が1つで済むため、イ
シェクト操作を極めて簡単に行なうことができる。
機構によれは、カセットホルダーの装着位置におけるロ
ック及びその解除とヘッドドラムのテープカセット内か
ら退出した位置へのロックをカセットホルダーとヘッド
ドラム退出レバーたけて確実に行なうことがてき、従っ
て、構造を複雑にしないで済むと共に、カセットイジェ
クトを行なわせるための操作部材が1つで済むため、イ
シェクト操作を極めて簡単に行なうことができる。
尚、前記実施例においてはヘッドドラム退出レバーをヘ
ッドドラムのテープカセット内からの退出を行なう部分
とロック部を有する部分とに分けて構成しこれら2つの
部分を回動自在に連結するようにしたが、これは1つの
解除レバーにストップレバーとしての機能とイジェクト
レバーとしての機能を持たせるためにしたものであり、
従って、本発明におけるヘッドドラム退出レバーの構造
がこのような構造に限られることは無い。
ッドドラムのテープカセット内からの退出を行なう部分
とロック部を有する部分とに分けて構成しこれら2つの
部分を回動自在に連結するようにしたが、これは1つの
解除レバーにストップレバーとしての機能とイジェクト
レバーとしての機能を持たせるためにしたものであり、
従って、本発明におけるヘッドドラム退出レバーの構造
がこのような構造に限られることは無い。
第1図乃至第23図は本発明テーププレーヤのカセット
イジェクト機構の実施の一例を示すものであり、第1図
はテーププレーヤ全体の平面図、第2図はテーププレー
ヤの分解斜視図、第3図はカセットホルダーが装着位置
にある状態を示す要部の側面図、第4図はカセットホル
ダーか装着位置にある状態を示す要部の垂直断面図、第
5図はカセットホルダーがイジェクト位置にある状態を
示す要部の垂直断面図、第6図はヘッドドラムの断面と
ギャベース上のギヤを展開して見せた垂直断面図、第7
図はギャベースの斜視図、第8図はへッドトラムか第1
の位置にある状態を示す一部切欠平面図、第9図はヘッ
ドドラムが第2の位置にある状態を示す一部切欠平面図
、第10図はヘッドドラムか第3の位置にある状態を示
す一部切欠平面図、第11図乃至第16図は操作機構の
平面図てあり、第11図はストップモードを、第12図
はブレイモードを、第13図はブレイモートから解除レ
バーが押し込まれた状態を、第14図はイシェクト状態
を、第15図はREWモートを、第16図はFFモート
をそれぞれ示し、第17図は操作機構の一部を分解して
示す斜視図、第18図はブレイレバーの移動とそれに伴
なうリミッタバネの伸長等を(A)から(D)へ経時的
に示す要部の拡大平面図、第19図(A)は第18図(
A)の蓉一暑線に沿う断面図、第19図(B)は第18
図(D)の蓉一蓉線に沿う断面図、第20図はイジェク
ト動作を(A)から(B)へ経時的に示す要部の垂直断
面図、第21図はテープカセットの斜視図、第22図は
テープカセットの水平断面図、第23図はテープカセッ
トの側面図であり、(A)図は前面蓋が閉塞位置にある
状態を、(B)図は前面蓋が開放位置にある状態をそれ
ぞれ示し、第24図はへッドトラムを備えたテーププレ
ーヤの一例を示し、(A)は一部を切り欠いて示す要部
の平面図、(B)は一部を切り欠いて示す要部の側面図
である。 符号の説明 1・・・テーププレーヤ、 2・・・テープカセット、 21・・・ヘッドドラム、 27・・・カセット装着部、 44・・・カセットホルダー 46d・・・被ロック部、 53・・・摺動ベース、 116・・・ヘッドドラム退出レバー 121・・・ロック部、 132・・・カセットイジエクト機構 斜視図 第7図 断面図(第18図Dの窩一薫線) 第19図(B) 2・・・テープカセット (A’) 第23図
イジェクト機構の実施の一例を示すものであり、第1図
はテーププレーヤ全体の平面図、第2図はテーププレー
ヤの分解斜視図、第3図はカセットホルダーが装着位置
にある状態を示す要部の側面図、第4図はカセットホル
ダーか装着位置にある状態を示す要部の垂直断面図、第
5図はカセットホルダーがイジェクト位置にある状態を
示す要部の垂直断面図、第6図はヘッドドラムの断面と
ギャベース上のギヤを展開して見せた垂直断面図、第7
図はギャベースの斜視図、第8図はへッドトラムか第1
の位置にある状態を示す一部切欠平面図、第9図はヘッ
ドドラムが第2の位置にある状態を示す一部切欠平面図
、第10図はヘッドドラムか第3の位置にある状態を示
す一部切欠平面図、第11図乃至第16図は操作機構の
平面図てあり、第11図はストップモードを、第12図
はブレイモードを、第13図はブレイモートから解除レ
バーが押し込まれた状態を、第14図はイシェクト状態
を、第15図はREWモートを、第16図はFFモート
をそれぞれ示し、第17図は操作機構の一部を分解して
示す斜視図、第18図はブレイレバーの移動とそれに伴
なうリミッタバネの伸長等を(A)から(D)へ経時的
に示す要部の拡大平面図、第19図(A)は第18図(
A)の蓉一暑線に沿う断面図、第19図(B)は第18
図(D)の蓉一蓉線に沿う断面図、第20図はイジェク
ト動作を(A)から(B)へ経時的に示す要部の垂直断
面図、第21図はテープカセットの斜視図、第22図は
テープカセットの水平断面図、第23図はテープカセッ
トの側面図であり、(A)図は前面蓋が閉塞位置にある
状態を、(B)図は前面蓋が開放位置にある状態をそれ
ぞれ示し、第24図はへッドトラムを備えたテーププレ
ーヤの一例を示し、(A)は一部を切り欠いて示す要部
の平面図、(B)は一部を切り欠いて示す要部の側面図
である。 符号の説明 1・・・テーププレーヤ、 2・・・テープカセット、 21・・・ヘッドドラム、 27・・・カセット装着部、 44・・・カセットホルダー 46d・・・被ロック部、 53・・・摺動ベース、 116・・・ヘッドドラム退出レバー 121・・・ロック部、 132・・・カセットイジエクト機構 斜視図 第7図 断面図(第18図Dの窩一薫線) 第19図(B) 2・・・テープカセット (A’) 第23図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 テープカセットの挿入及び取出が行なわれるイジェク
ト位置とテープカセットをカセット装着部に装着させる
装着位置との間で移動するように回動自在に支持される
と共にイジェクト位置側への移動力を付勢されているカ
セットホルダーと、摺動ベースに支持されたヘッドドラ
ムと、ヘッドドラム退出レバーとを備え、テープカセッ
トの着脱が行なわれるとき以外はヘッドドラムの一部を
テープカセット内に位置させておきテープカセットのイ
ジェクトを行なうときは上記ヘッドドラム退出レバーを
後退させてヘッドドラムを後退させテープカセット内か
ら退出させるようにしたテーププレーヤのカセットイジ
ェクト機構であって、 カセットホルダーに被ロック部を形成し、 ヘッドドラム退出レバーにロック部を設け、カセットホ
ルダーが装着位置に来ているときはヘッドドラム退出レ
バーのロック部がカセットホルダーの被ロック部の下方
に位置することでカセットホルダーのイジェクト位置側
への移動が阻止され、ヘッドドラム退出レバーが後退す
るとそのロック部が被ロック部の回動軌跡から外れてカ
セットホルダーがイジェクト位置へと移動すると共に被
ロック部がロック部の前方に位置してヘッドドラム退出
レバーの戻りが阻止されてヘッドドラムが後退した位置
に保持されるようにしたことを特徴とするテーププレー
ヤのカセットイジェクト機構
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011505A JP2805950B2 (ja) | 1990-01-20 | 1990-01-20 | テーププレーヤのカセットイジェクト機構 |
US07/641,684 US5191493A (en) | 1990-01-20 | 1991-01-16 | Cassette ejecting mechanism of a tape player |
AU69436/91A AU632889B2 (en) | 1990-01-20 | 1991-01-16 | Cassette ejecting mechanism of a tape player |
EP91300383A EP0439288B1 (en) | 1990-01-20 | 1991-01-17 | Cassette ejecting mechanism of a tape player |
DE69129641T DE69129641T2 (de) | 1990-01-20 | 1991-01-17 | Kassetten-Auswerfmechanismus für Bandwiedergabegerät |
KR1019910000820A KR100210346B1 (ko) | 1990-01-20 | 1991-01-18 | 테이프 플레이어의 카셋트 이젝트 기구 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011505A JP2805950B2 (ja) | 1990-01-20 | 1990-01-20 | テーププレーヤのカセットイジェクト機構 |
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---|---|
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011505A Expired - Fee Related JP2805950B2 (ja) | 1990-01-20 | 1990-01-20 | テーププレーヤのカセットイジェクト機構 |
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---|---|
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JP (1) | JP2805950B2 (ja) |
KR (1) | KR100210346B1 (ja) |
AU (1) | AU632889B2 (ja) |
DE (1) | DE69129641T2 (ja) |
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KR0147570B1 (ko) * | 1993-07-26 | 1998-10-15 | 김광호 | 테이프 레코더의 리일 가이드 장치 |
KR100437113B1 (ko) * | 2001-12-26 | 2004-06-23 | 삼성전자주식회사 | 자기 기록/재생장치의 헤드드럼 조립체 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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GB1266011A (ja) * | 1968-03-06 | 1972-03-08 | ||
GB1492659A (en) * | 1975-07-22 | 1977-11-23 | Shin Shirasuna Electric Corp | Cassette tape recorders |
JPS57135467A (en) * | 1981-02-14 | 1982-08-21 | Sony Corp | Cassette loading device |
US4586095A (en) * | 1982-11-26 | 1986-04-29 | Data Electronics, Inc. | Fail-safe locking mechanism for tape cartridge drive with movable read/write head |
JPS60109056A (ja) * | 1983-11-18 | 1985-06-14 | Sony Corp | カセット式テ−プレコ−ダ |
US4985789A (en) * | 1987-10-02 | 1991-01-15 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Signal recording-reproducing apparatus for use with cassette |
JPH01118259A (ja) * | 1987-10-30 | 1989-05-10 | Sankyo Seiki Mfg Co Ltd | テープカートリッジ位置決め機構 |
JPH0731857B2 (ja) * | 1988-02-19 | 1995-04-10 | 三洋電機株式会社 | 磁気記録再生装置におけるリール台駆動装置 |
-
1990
- 1990-01-20 JP JP2011505A patent/JP2805950B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-01-16 AU AU69436/91A patent/AU632889B2/en not_active Ceased
- 1991-01-16 US US07/641,684 patent/US5191493A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-01-17 DE DE69129641T patent/DE69129641T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-01-17 EP EP91300383A patent/EP0439288B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-01-18 KR KR1019910000820A patent/KR100210346B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU6943691A (en) | 1991-07-25 |
EP0439288A2 (en) | 1991-07-31 |
DE69129641T2 (de) | 1998-11-05 |
DE69129641D1 (de) | 1998-07-30 |
EP0439288B1 (en) | 1998-06-24 |
KR910014899A (ko) | 1991-08-31 |
KR100210346B1 (ko) | 1999-07-15 |
JP2805950B2 (ja) | 1998-09-30 |
AU632889B2 (en) | 1993-01-14 |
US5191493A (en) | 1993-03-02 |
EP0439288A3 (en) | 1995-03-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |