JPS63143176A - 合成繊維連続フィラメント系の巻き取りを行うワインダ - Google Patents

合成繊維連続フィラメント系の巻き取りを行うワインダ

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JPS63143176A
JPS63143176A JP62295395A JP29539587A JPS63143176A JP S63143176 A JPS63143176 A JP S63143176A JP 62295395 A JP62295395 A JP 62295395A JP 29539587 A JP29539587 A JP 29539587A JP S63143176 A JPS63143176 A JP S63143176A
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traverse
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は合成連続フィラメント用ワインダのトラバース
機構に関する。
〔従来の技術〕
トラバース機構は、ワインダにおいて巻き取られる糸を
、パッケージ形成の際にパッケージの軸方向に往復運動
させるのに使用されている。普通、この装置は交換可能
なユニットとして機械のフレームに取りつけられている
。該ユニットは、担持体(通常はハウジング)2 トラ
バース装置本体。
並びに機械に設置されているモータからの駆動力を前記
トラバース装置に伝達する駆動伝達エレメントからなっ
ている。
最近のトラバース装置は、溝付きロール、スライダシュ
ーによってこのロールの溝に係合する糸ガイドを具えて
いる。この機構の例は、米国特許3664596や39
34831に開示されている。最近、いわゆるロータ型
トラバース装置と称するものや、ベルト機構等の別の設
計が、例えばドイツ公開公報356475や公告公報1
535091に記載されている。
本発明はこれらすべてのタイプのトラバース機構に利用
可能である。
連続フィラメント用ワインダにおいては、パッケージは
回転自在な片持ち式のチャック上で形成される。このト
ラバース機構はチャックに平行に延在し、少なくとも使
用時にパッケージが形成されるチャックの長さ領域にわ
たって延びている。
該機構の担持体は、従って、機械のフレームの一端に取
付けられている。このような配置は英国特許明細書13
04609等に記載されており、ここには種々のエレメ
ントが概略的にのみ示されている。
この英国特許に述べられた設備においては、多数のフィ
ラメント糸が個々のチャック上に巻き取られている。各
チャック並びにこれに対応するトラバース機構は比較的
短いものである。今日では、もっと長いチャックが使用
され、一本のチャック上に複数個、例えば8個のパッケ
ージが同時に形成されている。各機構内の個々のトラバ
ース装置の数もチャック上で巻き取られる糸の数に対応
し、゛トラバース機構の長さもこれに応じて長いものと
ならざるを得ない。
英国特許に開示されたタイプの設備にb゛ける長いトラ
バース機構においては、機構のハウジングと機械フレー
ムとの間の取付は部を解除するには、設備の他の部品を
取り外すことなしには困難なことは明らかである。
連続フィラメント用の全てのワインダが前述のタイプの
ように組み立てられている訳ではない。
多くの機械は個々の紡糸位置で使用され、機械の部品へ
のアクセスは比較的容易である。しかしながら、本出願
人のヨーロッパ特許出願86108531.4(198
6年6月27日出願)並びに対応米国比1fA8792
92(1986年6月27日出願)では、個々の機械も
°“完全な被覆”を具えるべきであることが推奨されて
おり、この場合には勿論各部品に対するアクセスが困難
となる。従って、トラバース装置の内側端(即ち、機械
フレームに隣接する端部)における取付は部の操作はか
なりの困難を伴う。
機構の長さが増加すると、全重量を内側端における取付
は部のみで支持することは望ましくない。
〔発明の概要〕
本発明の目的はこのような問題点を解決することにある
本発明にかかるトラバース機構は、該機構の最近の形式
における如く、担持部分、該担持部分によって所定の構
成で支持されている少な(とも一つのトラバース装置、
及び該トラバース装置のための駆動エレメントを具えて
いる。前記担持部分は、少なくともワインダの巻取り領
域の長さに対応する長さを有していることが好ましい。
この新規なトラバース機構は、該機構をワインダに組み
込む際に、機械の対応する手段と協同して次の3つの機
能の少なくとも一つ、好ましくは全てを果たす手段に特
徴を有する。
1、長手方向に離れた少なくとも二つの個所で担持体を
支持すること、 2、 担持体を、機構の内側端で固定されることなしに
、機械に対して所定の作動位置に位置せしめること、 3、機械に対する組み込み又は取り外しの際に、該機構
をガイドすること。
これらの機能は次の目的に役立つ。
1、 前記機構の長さに沿って離れた少なくとも二つの
個所で担持体を支持することは、長手方向での機構の有
効強度を増加させる。このことは、確実に長大化してい
るこの機構にとって非常な利点となる。この担持体はそ
の全長にわたり、又は少なくともその両端において、支
持されることが望ましい。しかし、担持体自身が、不当
な変形を生じることなくこれに支持される重量に対抗し
得る充分な剛性を有する場合には、オーバハング状態の
取付けも可能である。この目的のための手段は、組み立
て後に機械の対応する面と係合する担持体に設けられた
支持面を有する。
2、 内側端における固定なしに位置決めすることは、
前記機構の内側端へアクセスすることなしに機械へ組み
込んだり、これから取り外したりすることを可能にする
。このことも、長い機構と狭いスペースの場合には非常
に有利である。外側端から操作可能な内側端における位
置決め固定装置を用いた別の解決手段は、他の機械エレ
メントに対する必要な位置決めを不正確にすることなし
には、実現することは困難であろう。この目的のための
手段は、担持体に設けられた少なくとも一つの当接面を
具え、これを組み立て後に機械に設けられた一つの面と
係合させるように構成されている。
3、機械への組み込み又はこれからの取り外しの際に機
構をガイドすることは、所定の挿入モードを確実にし、
それによって該機構は、他の機械部品に妨害されること
なしに、所定の位置(好ましくは機械の前面)から挿入
可能となる。挿入は該機構をその長手軸方向に動かしな
がら行うことが望ましい。このガイドは、機構が機械内
の所定の作動位置に導入されるように行われるべきであ
る。この目的のための手段は、組み立て、取り外しの際
に機械に設けられた所定のガイド軌道上を走行する担持
体部分を具えている。例えば、担持体と機械は相互に係
合する部分を有し、これらの部分は係合すると相互に限
定された運動のみをするように構成されている。
通常、トラバース装置用の駆動力は、機械に設置されて
いる駆動源から該トラバース機構に伝達される。この目
的のために、機構は自動係合クラッチの一エレメントを
具えている。
この新規なトラバース機構は、該機構を前記作動位置に
保持するための手動のロック手段を具えることが好まし
い。機械が完全なカバーを具えている場合には、トラバ
ース機構の取り外しは、機械のドアが開いた後にだけ行
われるように構成される。
トラバース機構が前記作動位置に位置決めされるまで、
機械は作動状態のセットされないように制御手段が設け
られている。これに対応して、機械が所定の状態(静止
状態)に達するまで、トラバース機構は取り外しできな
いように構成されている。
添付の図面に示す好適実施例に基づいて、本発明を更に
詳細に説明する。
〔実施例〕
第1図は本出願人のヨーロッパ特許出願8610853
1.4の第10図の実質的なコピーである0次に述べる
ように、この図はトラバース機構22に関してのみ変更
されている。先ず、図示された機械の他の部分は本発明
の発展の背景を示すためのものである。第1図の符号は
前記ヨーロッパ出願の第10図で使用されたものに対応
し°ζいる。
図示の機械はハウジングを含むが、これは示されている
部分の背後に隠れているので図には表れていない。該ハ
ウジングの正面に、機械は“°作業域”′を有し、ここ
で供給された糸はパッケージ形状に形成される。接触ロ
ール18(駆動ロール又はタコロール)と二本のチャッ
ク24.26がハウジングから作業域内に突出している
。ハウジング自体はこれらのパーツ1B、24.26用
の支持並びに駆動要素を具えている。この構成はヨーロ
ッパ特許73930に記載され、これの発展が英国特許
出願8531151に見られる。
ヨーロッパ特許出願86108531.4によれば、作
業域は完全なカバーを具えている。第1図には基礎プレ
ート10.フード12.側壁14.前壁20のみが模式
的に示されている。該前壁20は固定部分30とドアア
センブリ32とからなる。後者はカバーの左側壁(図示
しない)上にヒンジ(図示しない)によって取付けられ
ている。このアセンブリは垂直支軸を中心に前方に回動
可能で、これによって作動域に自由にアクセスすること
ができる。しかし、通常は、ロック104によって前壁
20内の閉鎖位置に保持されている。
ドアアセンブリ32は、フレーム38.下部ドンフィン
ドドア40.上部ドツフィングドア42を具えている。
これらのドツフィングドアは、前記ヨーロッパ特許出願
に詳細に記載されているようにフレーム38内を垂直に
可動になされている。
下部ドツフィングドア40が上方に移動すると、パッケ
ージは下部チャック26から取り外され、代わりに空の
ボビンが挿入されることができる。
同様に、上部チャック24上のパッケージは、上部ドツ
フィングドア42が上方に移動した時に、空のボビンと
交換される。符号44と46は、作業域の状態の目視に
よる監視を可能にするガラス窓を示す、符号28はフー
ド12のスロット34を通る糸通路を示す。糸掛けの際
、巻き取られるべき糸はチャック24.26の1本によ
ってテークアツプされるまで、フード12の別のスロッ
ト33を通って走行する。この第2スロツト33用のカ
バープレート35が次いで軸37を中心に垂直位置(点
線で示す)まで回動して該スロットを開放する。正常操
作の際には、スロット33はプレート35によってカバ
ーされている(実線で示す)。
符号162.1’64,166.168.170は種々
のダクトを示し、これらは図示しない/’%ウジングか
ら前記作業域内に延びている0種々のリード線がダクト
162を通ってドアアセンブリ32まで延びている。ダ
クト164と166は冷却空気を作業域に供給するため
のものであり、該空気はダクト168,170を通って
再び排出される。このタイプの個々のワインダは別々に
エアコンされることも可能である。
前述の糸通路28はスロット34から接触ロール18の
周囲を通って延び、巻取り域まで達している。この巻取
り域はヨーロッパ特許73930及び英国特許出願85
31151に記載されているが、本発明にはあまり関係
が無いので第1図では省略されている。第1図は正面図
なので一本の糸28だけが見えているが、実際にはロー
ル18に沿って所定の間隔を置いて複数本の糸が同時に
処理される。
簡単のために、以下の説明においては1本の糸について
のみ言及する。しかし、この説明は同時に処理されるす
べての糸にも当てはまるものである。
トラバース機構22は、糸がロール18に到達する直前
において、ロールの軸方向に糸を往復運動させる。前記
ヨーロッパ出願の第10図のように、第1図は、溝付き
ロール23と該ロールによって動かされる糸ガイド21
を具えた従来型のトラバース機構を示す、こトラバース
機構は図示しないハウジングからロール18に平行に機
械の作業域まで延び、その前端は制御パネル36の下方
の前壁20の部分30に存在する。機械内におけるこの
トラバース機構の配置の全体が本発明の主題であり、こ
れについて次に他の図面を参照して述べる。
完全な機構は第2図に符号50で示されている。
この機構は、鋳物製で機械の作業域の全長にわたって延
在するキャリア52を具えている。溝付きロール23用
の駆動シャフト27は、それ自体の長手方向軸25(第
4図)を中心として回転可能にキャリア52の後部54
と前部56(第3図)において支持されている。キャリ
ア52は、その下側に外に開いた溝58(第2図、第4
図)を具えている。キャリア52はこの溝の両側に外に
面した面60(第2図)を具えている。
キャリア52は前記溝付きロ°−ラ用のハウジングとし
て形成されているが、機械の作業域に面した長手方向の
側面には開口53を有している。この開口は、2枚のプ
レート55.57によってその大部分をカバーされ、糸
ガイド21が通れる線状の通路を残している。符号59
は上部プレート55に設けられたビンを示し、これによ
って切り換えの際に糸はガイド21内に押し込まれる。
キャリア52の上側には、糸掛は時に作動するユニット
62が設置されている。このユニット62は、軸68を
中心に回転可能なレバー66によって支持された、いわ
ゆる糸掛はプレート64を具えている。
図にはレバー66が上方位置にある状態が示され、通常
操業の際にはこの位置に保たれ、これによってプレート
64は引っ込み位置に保持されている。糸掛けの際には
、レバー66は軸68を中心に下方(第2図で反時計方
向)に回動して、プレート64を点線で示されたカバー
位置に移動させ、糸が糸ガイドに入り込むことを防止す
る。糸がチャック24又は26にテークアツプされる前
に、プレート64はその引っ込み位置に復帰して糸を解
放し、正常なトラバースを可能になす。
ユニット62はリフタプレート70も具えている。この
プレートも回動可能に枢支され(詳細は省略)、時計方
向に回動することによってその引っ込み位置(第2図)
から作動位置に移動することができる。このリフタプレ
ートは切り換え位相の際に作動位置に移動せしめられて
、糸を向かい合って設置された補助糸ガイド(図示しな
い)に移転させる。即ち、切り換え位相とは、糸が一方
のチャックから他方のチャックに移転される場合、又は
初期の糸掛けの場合を称する。この機能は本出願人の米
国特許3929193に述べられているので、これ以上
の説明は省略する。
支持体52の後端部54は自動係合コネクタ72.74
を具え、これによってユニット62は圧搾空気の供給を
受けることができる。更に、回転シャフト27はトラバ
ース機構50の後端に突き出し、その軸受を越えて前記
端部54内に入り、内側に歯を有するクラッチエレメン
ト29をその後端に担持している。エレメント29. 
72. 74とこれに対応する機械ハウジング上のコネ
クタエレメントとの相互作用について次に述べる。
延長部72(第3図)は支持体52の前端部5に固定さ
れている。この延長部はグリップ74とロック手段76
を担持している。このロック手段は、ロークリシャフト
80によってその両端の間に回転自在に支持されたレバ
ー78を担持している。レバー78は延長部72から突
き出したその前端に、ノブ82を具えている。その後端
はビン86の横方向スロット84内に突出している。こ
のビンは、適宜なガイド手段(図示しない)によってガ
イドされて、トラバース機構の長さ方向に垂直に、即ち
ビン86が延長部72の天面から突き出している作動位
W(第3図)とビン86が延長部72の内部にある引っ
込み位置(図示しない]との間を移動する。ねじりスプ
リング(図示しない)がレバー78上に付勢力を及ぼし
、これを図示しない当接部に対して時計方向に押しっけ
、ピン86を作動位置に移動させる。この付勢力に対抗
してレバー78を回動させることによって、ピン86を
反時計方向に引っ込ませることができる。
機械(第1図)は、右側壁14に沿ってハウジングと前
壁20の部分30との間に延在するビーム88を具えて
いる。このビームはその長手方向に剛性を存し、機械の
フレームの一つのエレメントとして形成されている。こ
のビーム88の上方には、前壁20に開口90が残され
、これを通じてトラバース機構50が機械の内部に挿入
可能となっている。ビーム88はその全長にわたって延
在するキー92を有する。該キー92の両側に、ビーム
8日は面94を存し、接面は支持体上の面60と対応し
て、トラバース機構50のための支持面としての機能を
有する。
トラバース機構50は、機械の前面の位置から作業域内
に挿入されることを要し、この作業はドアアセンブリ3
2が開放位置(図示しない)に揺動した時にのみ行うこ
とが可能である。次いで、トラバース機構の後端部(第
4図)は、ビームのキー92が支持体52内に突出する
ようにビーム88の前端上に置かれる。次に、而94を
ビーム88の天面上に載せたまま、機構50は機械のハ
ウジングの方に向かってそれ自身の長手方向に動かされ
る。キー92と溝58とはスライドガイドを形成し、こ
れによって、この運動の隙のローラ18の垂直方向にお
ける機構50の正しい位置決めが可能となる。一般的に
云えば、面94とキー92はトラバース機構の挿入の際
のスライドを形成する。
機構50の運動は、支持体52の後端の端面96(第4
図)が図示しないハウジングの前壁に係合するまで続行
される。クラッチエレメント29が、ハウジングの前壁
の後面に取付けられたモータ(図示しない)の駆動シャ
フト上のこれに対応するクラッチエレメント(図示しな
い)と係合する。この二つの係合部品は自動係合クラッ
チを構成し、これによってモータからの係合力はトラバ
ース機構のロークリシャフト27に伝達される。ドイツ
のライン市のKupplungstechr、ik G
mbh社から供給されているBO−Wex型のクラッチ
が好適である。
端面96がハウジングの前壁と係合する前に、コネクタ
エレメント72.74はハウジングの前壁に設けられた
これに対応するコネクタエレメントと係合して、ハウジ
ング内の空気源(図示しない)からの加圧空気がユニッ
ト62(第2図)に供給されるようになる。
挿入の最終段階において、ピン86(第3図)は部分3
0の前面に接触し、図示しないねじりスプリングの付勢
力に抗して下方に押し下げられるので、挿入がこれによ
って妨害されることはない。
端面96がハウジングの前壁に係合すると、ピン86の
外側端は機械フレームに固定されたエレメント98(第
1図、第3図)に設けられた開口内に受は入れられる。
ピン86がエレメント98に接触した状態にある間は、
トラバース機構50はスライド通路に沿って動くことが
できない。
機構50が挿入された後、ドアアセンブリ32は閉鎖位
置に戻る。この状態で、(第1図に示されたように)ア
センブリの右側のフレーム38の縁部は延長部72(第
3図)の左側縁部と重なる。
この重なりは第2図にキャリア52に対するドアのリム
の位置を表す線100で概略的に示されている。従って
、ドアアセンブリ32が閉鎖位置にある間は、ノブ82
を操作してロック装置76を開放しても、トラバース機
構50を機械から取り外すことはできない。本出願人の
ヨーロンパ特許出願86108531.4に詳細に述べ
られているように、ドアアセンブリ32は、機械が所定
の安全な状態にある場合のみ、その閉鎖位置から回動す
ることができる。機械が作動する準備ができている場合
には、機構50はその作動位置にあることが必要である
エレメント98(第1図)は、ロックピン86の状態に
反応するフィーラ(図示しない)を具えていてもよい。
ノブ32の操作によって装置76のロックが解除された
場合には、このフィーラは信号を発して機械が正常作業
に入らないようにする。従って、トラバースi晴50が
正しく挿入された場合にのみ、機械は正常作業に入るこ
とができる。
ビーム88上の面94はキャリア52用の支持面として
機能を持つので、キャリアはその一端で片持ち式に支持
される必要はなくなる。ローラ18の方を指向する溝5
9内の面59(第2図)は、キー(第1図)上のこれに
対応する面と係合する当接面としての機能を果たし、そ
れ故、キャリア52のローラ18に関して半径方向(糸
線に直角な)の位置を規定している。この位置規制はキ
ャリアとローラの全長にわたって行われる。端面96(
第4図)も機械のハウジングと係合する当接面としての
機能を有し、完全に挿入されたトラバース機構50の長
手方向の位置を規制する。
完全に挿入された機構50をその支持面94に対して押
し付けて、その位置が垂直方向にも確実に規制されるよ
うにすることが望ましいことも判っている。この目的の
ための好適な装置は、機械の外側から操作可能で且つ機
械フレーム69に固定されたピストン・シリンダユニッ
ト67(M2図に点線で示す)を具えている。機構50
がその作動位置に置かれた後、ユニット67はピストン
ロッド65を押し下げるように加圧される。次いでロン
ドはハウジング52の頂部に取付けられたペデスタル6
3と係合する。このような確保装置を複数組設置しても
よい。
〔他の実施例〕
本発明は図示の例に限定されるものではない。
挿入の際に機構をガイドする手段と糸線28(又はロー
ラ18)に対して充分に挿入された機構の位置を規制す
るための手段を設けることが望ましい。図示の例におい
ては、これらの機能は両方ともキー92によってその一
部が果たされているが、これを別々の部分で行わせるこ
とも可能である。
どの場合にも該機構は所定の位置までガイドされる必要
がある。
機構をその作動位置に支持する支持面も又望ましいもの
である。図示の例では、この面94はガイドキー92の
直ぐ隣に設けられているが、このことは必須の要件では
ない。該支持面は機構の下方に設置される必要もなく、
例えばレールから吊り下げられてもよいし、又は側壁1
4に固定されたレールによって支持されてもよい。
支持面とガイドを機構の全長にわたって設けることも必
須要件ではないが、該機構は挿入作業の全体を通じて確
実にガイドされ、その作動位置にしっかりと担持されな
ければならない。トラバース機構は作動位置において曲
がってはならない。
本発明は溝付きローラを具えたトラバース装置を利用す
るものに限定されない。他のタイプのトラバース機構が
本明細書の初めに述べられており、更にその他のタイプ
のものも本発明を利用可能である。スペースの問題等の
ためにトラバース機構自体が駆動源を具えていない場合
には、この機構は自動係合クラッチを具えることができ
る。但し・ 本発明は例示されたタイプのクラ・ンチに
限定されるものではない。マグネットクラッチも使用可
能である。本明細書においては、“自動パと云う言葉は
、クラッチ部品同士の間の協同が単にその挿入動作に起
因して起こるものであることを意味するもではない。ク
ラッチエレメントの係合を起こさせる別の操作が必要で
あるが、この操作エレメントはトラバース機構の前端に
設けられる必要がある。
本発明は、例示の機械に使用されるものに限定されない
。本発明は、例えば前述の英国特許1304609にか
かる設備等の単一チャックを有する機械にも適用可能で
ある。作業域の長い側面にアクセスすることは不可能か
又は困難であるから、作業域の前面からトラバース機構
が挿入されることは明らかに非常な利点をもたらす。
前面ドアによるトラバース機構のカバーは勿論本発明の
必須要件ではない。ドアのロックが解除されるまでトラ
バース機構を機械から取り外せないようにする場合には
、該機構用の別のロック装置を設け、前面ドア用のロッ
ク手段1o4(第1図)にこれを相互ロックすればよい
レイアウトの関係がこれを許すならば、トラバース機構
のガイドと支持の機能がフレームに取付けられた単一の
エレメントで行われるようにしてもよい。例えば、機械
に設けられたガイドロッドをトラバース機構上のボビン
と連携させてもよい。
本発明のトラバース機構は、シャフト27と共に回転し
且つ機械に設けられたセンサ103と機能的に連携する
ホイール105(第4図の点線)を具え、シャフト27
の回転速度又は角度位置に応じた信号を発するようにし
た補助エレメントを具えることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にかかる改変を概略的に示した完全に
カバーされたワインダの正面図、第2図は、第1図に示
された実施例の断面図、第3図は、第2図のトラバース
機構の前端部の側面図、 第4図は、同じ機構の後端部の側面図である。 24.26−・チャック 10−基礎プレート 12−フード 1、L−−m−側壁 20−・前壁 32・−ドアアセンブリ 38・−・フレーム 1〇−接触ロール 22−・−・トラバース機構 21・−系ガイド 50−・トラバース機構

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、キャリア、該キャリアに担持された少なくとも一つ
    のトラバース装置、並びに該装置用の駆動手段を具えた
    合成連続フィラメント糸を巻き取るためのワインダに組
    み込まれるトラバース機構であって、組み立ての際に前
    記機械に設けられたこれに対応する手段と連携して、次
    の機能の少なくとも一つを発揮する手段を具えているこ
    とを特徴とするトラバース機構。 a)前記キャリアを、その長手方向に隔たった少なくと
    も二つの位置で支持すること、 b)前記キャリアを、トラバース機構の内側端で確保す
    ることなく、機械に関して所定の作動位置に位置せしめ
    ること、 c)組み立て及び取り外しの際、前記トラバース機構を
    ガイドすること。 2、前記キャリアが、機械に設けられた対応する支持面
    と連携するように長手方向に延在する支持面を具え、こ
    れによって前記二つの支持位置を構成することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載されたトラバース機構
    。 3、キャリアに設けられた前記支持面が、該キャリアの
    全長にわたって延在していることを特徴とする特許請求
    の範囲第2項に記載されたトラバース機構。 4、前記キャリアが、機械に設けられた当接部と連携す
    る少なくとも一つの当接面を具え、これによって機械の
    糸線に関してトラバース機構の位置を規制することを特
    徴とする特許請求の範囲第1、2、3項のいずれか1項
    に記載されたトラバース機構。 5、前記キャリアが少なくとも二つの当接面を具え、そ
    の一方は長手方向における前記機構の位置を規制し、他
    方は機械の設けられたこれに対応する当接部と連携して
    トラバース方向の少なくとも一方における位置を規制す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第4項に記載された
    トラバース機構。 6、前記キャリアが、組み立て又は取り外しの際にガイ
    ド経路と連携可能な部分を具えていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項〜第5項のいずれか1項に記載さ
    れたトラバース機構。 7、作業域を閉鎖する前面ドアを具えたワインダと組み
    合わされた特許請求の範囲第1項〜第6項のいずれか1
    項に記載されたトラバース機構であって、該機構は、前
    記前面ドアが開放されるまで取り外すことができないよ
    うに構成されていることを特徴とするトラバース機構。 8、機械に設置されたモータによって駆動される特許請
    求の範囲第1項〜第7項のいずれか1項に記載されたト
    ラバース機構であって、駆動エレメントが自動係合クラ
    ッチの一部品を具え、該部品は、クラッチの手動操作を
    行わなくても、トラバース機構が完全に挿入される前又
    は後に作動可能な状態となることを特徴とするトラバー
    ス機構。 9、トラバース機構をその作動位置に保持するために、
    機械に設けられた一つの部分と連携するロック手段が設
    置されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項〜
    第8項のいずれか1項に記載されたトラバース機構。
JP62295395A 1986-12-02 1987-11-25 合成繊維連続フィラメント系の巻き取りを行うワインダ Expired - Lifetime JP2518875B2 (ja)

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US5048769A (en) 1991-09-17
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