JPH0141587B2 - - Google Patents

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JPH0141587B2
JPH0141587B2 JP55114896A JP11489680A JPH0141587B2 JP H0141587 B2 JPH0141587 B2 JP H0141587B2 JP 55114896 A JP55114896 A JP 55114896A JP 11489680 A JP11489680 A JP 11489680A JP H0141587 B2 JPH0141587 B2 JP H0141587B2
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JP
Japan
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doffing
full bobbin
carriage
receiving member
chuck
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JP55114896A
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English (en)
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JPS5652366A (en
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Fuoishi Marukusu
Furuetsukigaa Beetaa
Guieeru Peetaa
Sheefuaa Kuruto
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Maschinenfabrik Rieter AG
Original Assignee
Maschinenfabrik Rieter AG
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Publication date
Application filed by Maschinenfabrik Rieter AG filed Critical Maschinenfabrik Rieter AG
Publication of JPS5652366A publication Critical patent/JPS5652366A/ja
Publication of JPH0141587B2 publication Critical patent/JPH0141587B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H67/00Replacing or removing cores, receptacles, or completed packages at paying-out, winding, or depositing stations
    • B65H67/04Arrangements for removing completed take-up packages and or replacing by cores, formers, or empty receptacles at winding or depositing stations; Transferring material between adjacent full and empty take-up elements
    • B65H67/0405Arrangements for removing completed take-up packages or for loading an empty core
    • B65H67/0411Arrangements for removing completed take-up packages or for loading an empty core for removing completed take-up packages
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2555/00Actuating means
    • B65H2555/10Actuating means linear
    • B65H2555/11Actuating means linear pneumatic, e.g. inflatable elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は玉揚げ機構、特に主として合成繊維フ
イラメントを巻取る巻取機に対して用いられる、
玉揚げ機構に係る。本明細書における用語「フイ
ラメント糸」はモノフイラメント糸およびマルチ
フイラメント糸の両方を含むものとする。
フイラメント巻取機は通常ボビンを取除し可能
に保持するように作られた回転可能なチヤツクを
含み、該チヤツクが回転されるにつれてボビン上
にフイラメント糸が巻かれる。フイラメントを高
速度で生産するという最新の傾向において、チヤ
ツクの回転速度をより早くすることのみでなく、
連続的に走つているフイラメント糸を満管ボビン
から空ボビンにより速やかに移すこともまた必要
とされる。かくして、少くとも2個のチヤツクが
回転駆動頭部の回転によつて巻取り位置に交互に
かつ自動的に持込まれることが出来るように、前
記少くとも2個のチヤツクが回転可能な駆動頭部
に片持梁形式で載置されているボビン回転装置
が、すなわちいわゆるターレツト型の巻取装置が
一般的になつており、それによつて巻取り位置を
離れようとしている片方のチヤツク上の満管ボビ
ンから前記巻取り位置へ動こうとしている他方の
チヤツク上の空ボビンへフイラメント糸の速やか
かつ自動的な移動を可能にする(例えば欧州特許
出願公報1979年第1359号参照)。
ターレツト型の巻取機のチヤツクから満管ボビ
ンを取除きそして空ボビンと交換するという玉揚
げ工程およびそれに前後する工程の問題について
多くの注意がまた払われている。この工程は、ま
た速やかに行われなければならず、もしそうでな
ければ満管ボビンが巻取り位置にある新しいボビ
ン上へのフイラメント糸の形成を妨害することに
なる。作業員がチヤツクから満管ボビンを取除す
るのに正確な正しい時刻に常に必要な場所にいる
ということを保証することは不可能であるので、
完全に自動化された玉揚げ工程および処理工程の
システムがターレツト型巻取機に対して開発され
ている。しかしながらかかる複雑なシステムに包
含される実質的な投資費用は別としても、かかる
システムには多くの作動上および保守上の問題が
ある。したがつて作業員が補助作業をすること
に、特に満管ボビンが自動的に玉揚げされた後に
作業員が満管ボビンを処理することに依存するよ
うな比較的簡単なシステムに対する要求が残つて
いる。
前記したような比較的簡単な型式の玉揚げ機構
は米国特許第4007884号を含む幾つかの特許の中
に既に記載されている。該特許の中で、玉揚げ位
置内で受取りクレードルがチヤツクの下に置かれ
る引込まれた位置と、受取りクレードルが巻取機
の前面の位置に玉揚げボビンを保持しかつ作業員
によつて取除されるために満管ボビンを提供して
いる引出された位置間に移動可能であるような受
取りクレードル上にボビンがチヤツクから押出さ
れる。この型の機構には2個の問題点がある。
第1に、玉揚げ工程中で、受取りクレードルは
機械フレームに対して高い位置に固定されそして
満管ボビンが未だチヤツク上に置かれている時に
満管ボビンとクレードルとの間に間隙が残されて
いなければならず、そうでなければチヤツクの駆
動頭部の移動がクレードルによつて妨害される危
険がある。かくして満管ボビンはチヤツクからク
レードルに落ちなければならず、そして満管ボビ
ンとクレードル間の最初の接触が満管ボビンの端
縁部におきるということは避けられず、それによ
つて満管ボビンの端縁部が損傷される。前記問題
の部分的解決策は日本特許公開公報明細書第51−
75146号記載の比較的複雑なシステムに含まれる。
該特許において、完全に自動化されたシステムの
1個の機素が設けられている玉揚げキヤリツジは
上下に移動可能な玉揚げ頭部を有する。しかしな
がら該玉揚げ頭部は満管ボビンよりもむしろ空ボ
ビンに協働するように作られている。この事は特
別な構造を持つたボビンを必要とする。また1個
以上の満管ボビンが1個のチヤツク上に設けられ
ることを必要とする時には全く不都合である。
全ての比較的簡単なシステムについて言える2
番目の問題は、作業員の床平面に対する玉揚げ位
置の標準的な高さの問題である。玉揚げ位置はタ
ーレツト型巻糸機のターレツト頭部によつて決定
される移動サイクルにおけるチヤツクの最低位置
かまたはその附近である。さらにターレツト頭部
自体の回転の軸線は下記の2つの目的のために通
常機械フレームの中で可能な限り下方に置かれ
る。その目的の1つは機械全体の重心な可能な限
り低く保つことであり他の1つは紡糸口金からの
フイラメント糸を受入れねばならない糸ガイドシ
ステムのためと、作業員に対して都合の良い作業
高さであるべき人手による制御のために機械フレ
ームの上方部分に空間を設けることである。しか
しながらこのようにすることは作業員は玉揚げさ
れた満管ボビンを機械の周囲の作業区域から取除
くために体を曲げて持上げることを強いられる。
体を曲げることは良く知られているように作業上
危険なことであり、そして最近個々の巻取りチヤ
ツク上の満管ボビンの重量を増加して行こうとす
る傾向を有するフイラメント糸巻糸の分野におい
て問題を増加するようになる。したがつてフイラ
メント生産業者は機械作業員に対して玉揚げされ
た満管ボビンを都合の良い作業高さに持上げるた
めの「満管ボビン持上げ装置」を要求している。
本発明の全体的な目的は巻取機を取扱う作業員
に改良された自動玉揚げシステムを提供すること
であり、該システムは (1) 満管ボビンを傷める危険を減少し、 (2) 巻取機の玉揚げ位置が作業員の床平面に対し
て都合の良い作業高さで満管ボビンが作業者に
与えられること、および作業員が取扱う巻取機
の前面に、通常は通路の形で、設けられている
作業区域に不適当な障害を与えることなしに、
玉揚げシステムを作動することが確実に出来る
機械設計である。
本発明の目的は、少くとも1個のチヤツク、該
チヤツクからフイラメント満管ボビンを玉揚げす
る際に用いられる玉揚用キヤリツジ、該キヤリツ
ジを前記チヤツクの下方の引込まれた位置と、前
記チヤツクから間隔をあけられた引延ばされた位
置の間で移動するための第1移動手段、前記玉揚
用キヤリツジ上の満管ボビン受け部材、および該
満管ボビン受け部材を上下に移動させる第2移動
手段を有する巻取機であつて、その巻取機は前記
満管ボビン受け部材の満管ボビンとの接触を感知
する第1感知手段および前記玉揚用キヤリツジの
前記引延ばされた位置への移動を感知する第2感
知手段とを具備し、前記満管ボビン受け部材が引
込まれた位置にあるキヤリツジに接触した時に前
記第1感知手段が前記第2移動手段の作動を停め
て、前記満管ボビン受け部材の上昇を中止させ、
且つ前記第1感知手段が前記第1移動手段の作動
を開始させて、前記満管ボビンと接触し且つ前記
第2移動手段によつて支えられている満管ボビン
受け部材を具備した玉揚用キヤリツジをその引延
ばされた位置へ移動し、前記玉揚用キヤリツジが
引延ばされた位置に到着した時に、前記第2感知
手段が前記第2移動手段の作動を再開させて前記
満管ボビン受け部材を上昇させるように、前記第
1感知手段と前記第2感知手段とが前記第1移動
手段と前記第2移動手段とに作動的に連結されて
いることを特徴とする。
かくして前記玉揚げキヤリツジは、チヤツクが
満管ボビンを担いそして前記上下に移動可能な部
材が下げられている時にキヤリツジがチヤツクの
下に置かれている引込まれている位置と、キヤリ
ツジが機台の前に位置取りされた引出された位置
との間において、機台の中で移動可能に作られて
いる。使用時において、キヤリツジが引出された
位置にある時キヤリツジは通常機械の前面の作業
用通路に置かれる。
巻取機は、作業員との関係を考慮して巻取機が
据付けられかつ作業員の床平面が設けられている
支持表面に対して低い玉揚げ位置を有するターレ
ツト型巻取機である。したがつて、前記上下に移
動可能な部材は、満管ボビンの玉揚げが完了後作
業員に対して都合の良い作業の高さに満管ボビン
を上昇させるために持上げ可能である。
満管ボビンに係合するように作られかつ満管ボ
ビンをチヤツクからはずす実際の玉揚げ手段は、
前記キヤリツジ上に設けられてもよいしあるいは
キヤリツジから離れて設けられてもよい。
前記、上下に移動可能な部材は満管ボビン受入
具と該受入具の支持具とから成り、前記感知器が
作動されない第1の位置と前記感知器が作動され
る第2の位置間で支持具上での移動を限定するた
めに支持具上に受入具が設けられて居り、該受入
具は前記第1の位置の方に傾いて居りそして前記
上下に移動可能な部材が持上げられている間に障
害物と係合すると前記第2の位置の方へ動かされ
る。前記感知器は接触型感知器、例えばスイツチ
であつて良い。
作動手段は前記上下に移動可能な部材に枢着的
に連結されたリンク機構および前記部材を持上げ
たり下げたりするために前記リンク機構を旋回す
るための手段を含む。前記部材が持上げられる運
動と下げられる運動を通して、実質的に同じ配置
を保つように前記リンク機構は平行部材を利用し
たタイプから作られることが好ましい。リンク機
構を旋回させるための手段は加圧流体、好ましく
はニユーマチツクで作動されると良い。該手段は
伸長可能かつ横方向に可撓性である、例えば流体
による膨脹可能な袋体である部材から成ることが
好ましい。
キヤリツジはキヤリツジの両側面に配置された
軌道内を走行するよう作られるとよい。前記軌道
はチヤツクの下方に固定して置かれた第1の部分
と満管ボビンが玉揚される間において前記第1の
部分から機械の前方にある区域に伸長可能な第2
の部分から成り、前記キヤリツジは前記第2の軌
道部分によつて支えられている。前記第2の軌道
部分はキヤリツジの両側に配置された一対のレー
ル部材から成るとよい。
玉揚げ工程の間のチヤツクの長手方向へのキヤ
リツジの移動はまた加圧流体作動手段によつて行
われてもよい。前記流体作動手段が前記上下に移
動可能な部材の上下移動工程を起し、キヤリツジ
のチヤツクに沿つて起こされた運動が1個の制御
回路によつて連結され、前記流体作動手段の1個
の(あるいは該作動手段によつて作動された部分
の1個の)豫め定められた条件の達成が他の流体
作動手段の引続いて起る作動の引金となるように
なる。しかしながら前記回路によつて制御された
作動の自動サイクルは、満管ボビンが作業員に適
合して与えられた時には、切断されてよく、その
結果キヤリツジの復帰をさずける信号の発生は人
手による作動によつて行われる。
本発明の一実施例が添附した概略図を参照して
一例として以下記載される。
第1図および第2図に示されたターレツト型巻
取機は主フレーム部分10、基礎台12およびカ
バー部分14から成る。主フレーム10には巻取
機のための各種の駆動および軸受部材が収容され
ている。これら駆動および軸受の部分は本発明に
対して重要でないので、ここでは説明されない。
主フレームは軸線16を中心として回転可能であ
りかつ2本のチヤツク18,20を支えているキ
ヤリヤ頭部を含み、前記2本のチヤツクはカバー
部分14と基礎台12間の作動区域の中にキヤリ
ヤ頭部から片持梁形式で夫々突出している。
キヤリヤ頭部は第1図に示されるように時計と
反対方向に回転可能であり、キヤリヤ頭部が回転
されると使用時に夫々のチヤツクによつて支えら
れたボビンチユーブ22(第2図)が摩擦駆動ロ
ーラ24と係合する巻取位置にチヤツクが相次い
で持込まれる。駆動ローラ24は主フレーム部分
10に載置されそして該ローラはローラ自身の長
手方向軸線を中心として回転駆動される。夫々の
チヤツク18,20はまたそれ自身の長手方向軸
線を中心として回転可能でありそしてかかる回転
はチヤツク上のボビンチユーブ22を駆動ローラ
24に接触させることによつて円回転として駆動
される。2本のフイラメント糸26,28は夫々
紡糸口金より来て居りそして駆動ローラ24の表
面をめぐつて夫々のボビンチユーブ22に導かれ
る。カバー部分14を通過している間に、各フイ
ラメント糸は駆動ローラ軸線の長手方向に夫々の
フイラメント糸の往復運動を作るところのトラバ
ース機構34によつて係合されており、その結果
フイラメント糸は夫々のボビンチユーブ30,3
2に夫々綾巻で巻かれることになる。
第1図および第2図は作動サイクルの中でのチ
ヤツク18上の満管ボビン30,32の巻取りが
完了した段階におけるターレツト型巻取機を示
す。キヤリヤ頭部(図に示されていない)は前記
チヤツクと前記ローラ間に満管ボビンの形成を許
すように、チヤツク18を駆動ローラ24から離
す方向に動かすために回転することが認められ、
そして駆動するための接触はボビンチユーブ上に
直接接触する代りにローラと満管ボビンとの間で
行われている。この段階直后にキヤリヤ頭部は、
チヤツク18を点線18aで示された玉揚げ位置
に動かすためおよびチヤツク20を点線20aで
示された巻取り初期位置に動かすために時計と反
対方向に相対的に速やかに回わされる。巻取りサ
イクルのこの交換段階の間で、2本のフイラメン
ト糸26,28は自動的にチヤツク20によつて
拾い上げられそしてチヤツク20上で新しく形成
されている巻糸ボビンからチヤツク18上の満管
ボビンを分離するために切断される。玉揚げ位置
における満管ボビンは、ターレツト型巻取機の作
業区域から出来るだけ早く移動されなければなら
ない。もしそうしないと玉揚げ位置における満管
ボビンがチヤツク20上での巻糸の形成を妨害す
ることになる。
チヤツク18上の巻糸を速やかに充分に移動さ
せることを確実に行うために、本機械は自動玉揚
げキヤリツジ36(第2図)を含み、該キヤリツ
ジ36は基礎台12の中に作られかつ前記基礎台
2の側壁38(第1図)の内側に形成された案内
軌道内を走る。キヤリツジ36が機械の基礎構造
体12の内に完全に収まる引込まれた位置とキヤ
リツジ36が第2図の左手半分に示されたように
基礎構造体12の前方に延びた引出された位置と
の間を往復可能である案内レール40が前記案内
軌道に載置される。キヤリツジ36はまた、キヤ
リツジ36が基礎構造体12の内に完全に収まる
引込まれた位置と、キヤリツジ36がこの時点に
おいて引き延ばされたレール40によつて支えら
れている巻取機の前面の作業区域に置かれる引き
延ばされた位置間でレール40に沿つて往復運動
可能である。
キヤリツジ36は下部フレーム部材42(第2
図)、上部フレーム部材44および平行四辺形リ
ンク機構から成り、該平行四辺形リンク機構は点
45で下部フレーム部材と枢着しかつ点47で上
部フレーム部材に枢着した第1レバー46と、点
49で下部フレーム部材に枢着されかつ点50で
上部フレーム部材に枢着された第2レバー48と
から成る。該平行四辺形リンク機構を用いて上部
フレーム部材44は下部フレーム部材42に対し
て持上げられたり下げられたりすることが出来一
方下部フレーム部材に平行な水平配置に保たれて
いる。上部フレーム部材44の持上げたり下げた
りする操作は、膨脹可能な空気袋52を用いてレ
バー46を旋回させることによつて行うことが出
来、該空気袋の作動は後で記載される。
上部フレーム部材44は満管ボビンが玉揚げ位
置に来た時に満管ボビンの直下に来ることになる
凹み部分56(第1図)がある満管ボビン受平板
54を支える。該平板54は枢軸取付具60によ
つて上部フレーム部材44に枢着される(第2
図)。前記平板54は第2図において時計と反対
方向にスプリング58によつて傾けられ、そして
平板54上に満管ボビンが1個もない時には平板
の後端部が上部フレーム部材44の後端部に近く
載置されたマイクロスイツチ62と離れているよ
うに適当な停止具(図に示されてない)に向けて
スプリング58によつて前記平板は押上げられ
る。しかしながら平板が満管ボビンに向けて起さ
れる時、平板は枢軸60を中心として時計の針の
方向に旋回され、その結果平板の後端部はマイク
ロスイツチ62に係合しそしてマイクロスイツチ
62を作動する。このマイクロスイツチ62作動
の結果については第3図に示された制御システム
を参照して後で説明される。
また下方フレーム部材42は玉揚げ用平板64
を携え、該平板64は下方フレーム部材の後部部
分から上方に延びかつ前記平板64が玉揚げ位置
にあるチヤツクを部分的に取囲むことが出来よう
にそしてチヤツク上の内側ボビンチユーブ22の
後側に係合することが出来るように平板64の上
端部を半円形に切断されて形成されている。第1
図と第2図に示されていないけれど、主フレーム
部分10はまた自動作動玉揚シリンダを含み、該
シリンダのピストンはキヤリツジの下部フレーム
部材42に固着されている。玉揚げシリンダは水
平方向に往復運動可能でありそして玉揚げシリン
ダがこれから記載される玉揚げ作動の間の引出さ
れた位置と引込まれた位置間でキヤリツジを駆動
することが出来、したがつてレールを動かすこと
が出来るというように二重に作用している。
巻糸サイクルの大部分の時間の間で、キヤリツ
ジは第2図で点線で示されかつ第1図で実線で示
された完全に引込まれた位置にある。即ちキヤリ
ツジの上部フレーム部材44は該フレーム部材の
最も低い位置にありそしてキヤリツジ自体は基礎
構造体12の中に完全に引込まれている。かくし
て巻取機の前面は作業員の接近に対して妨害され
ずそしてカバー部分14および基礎台12間の機
械の作動区域もまた妨害されていないので巻糸パ
ツケージの自由な形成およびキヤリヤ頭部の自由
な運動を可能にする。したがつてチヤツク18が
第1図で点線で示された玉揚げ位置に置かれた
時、満管ボビンはキヤリツジのパツケージ受平板
54の上方に置かれる。
チヤツク上のボビンチユーブに糸が巻かれて満
管となり玉揚げ状態にチヤツクが到着すると、巻
取機の構造体の中に組込まれた巻糸サイクル制御
システムの中に自動的に記録される。該巻糸サイ
クル制御システムがチヤツクの制動を起こさせそ
してボビンチユーブを回転する為にチヤツク構成
体上にボビンチユーブを保持するために設けられ
た把持機構の解放を起こさせる。前記巻糸制御シ
ステムはまた第3図で示された玉揚げ制御回路に
始動信号を供給する。制御回路自体については後
に記載されるが正規の玉揚げ作動の間に生ずるキ
ヤリツジの引続いて起る運動を制御する。
最初にレバー46,48は夫々のレバーの下方
枢軸45,49を中心として時計と反対方向に
(第2図で見た場合)旋回され、満管ボビン受平
面54が満管ボビンに接触しそしてマイクロスイ
ツチ62を作動するために旋回される迄上部フレ
ーム部材44を持上げる。マイクロスイツチ62
の作動によつて空気袋の加圧が停止されるが、空
気袋内に吹込まれている空気圧は満管ボビン受平
面54を満管ボビンの下側面に対して保つために
維持されている。
主フレーム部分であるハウジング10内の主玉
揚げシリンダがキヤリツジ36を機械の外側方向
に作業用通路へ動かすように作動される。このキ
ヤリツジの移動の過程で、玉揚げ用平板64が内
側ボビンチユーブ22に係合しそして2本のチユ
ーブをチヤツク18から引離す。満管ボビン受平
板54と満管ボビンの下側面との接触は玉揚げ移
動を通して維持されているので、前記ボビンチユ
ーブがチヤツクの外側端部を離れる時に満管ボビ
ンに対して重大である満管ボビンの落下はない。
しかしながら玉揚げ制御システムは上部フレーム
部材44を上方にさらに押上げる加圧作用を行う
ことはなく、ただ空気袋52の内部にある空気圧
を維持するだけであるので、キヤリツジがボビン
チユーブをチヤツクの下側面に押付ける傾向はな
い。
外側満管ボビン30の全重量がキヤリツジ36
によつて負担された時、上部フレーム部材44は
僅かに押下げられるだろう。しかしながら、それ
からスプリング58が満管ボビン受平板54を時
計と反対方向に旋回しその結果この最初の満管ボ
ビンの重量は直接枢着取付具60の上にかかるの
でもはやスイツチ62は作動しない。スイツチ6
2の作動がキヤリツジの外側への移動を停止さ
せ、上部フレーム部材44の持上げが満管ボビン
受平板54を内側満管ボビン32に再び接触する
ようにさせそして上部フレーム部材44の持上げ
とキヤリツジ36の連続した外側への移動を停止
させる。キヤリツジが一杯に引延ばされると、上
部フレーム部材44と該フレーム部材44によつ
て支えられた満管ボビンとは巻取機の前面から間
隔を開けられる。満管ボビンは満管ボビン受平板
54のくぼみ56に置かれ、満管ボビンの長手軸
線は玉揚げ位置におけるチヤツクの軸線66とほ
ぼ同軸である。キヤリツジが一杯に延ばされたこ
とが玉揚げ制御システムに記録され、その結果該
玉揚げ制御システムは満管ボビンの軸線を第2図
で示された距離Hに動かすように上部フレーム部
材44の再度の上昇を始動する。上部フレーム部
材44の前記持上げられた位置において、満管ボ
ビンは作業員がキヤリツジから満管ボビンを移動
させるに際して満管ボビン受平板44から満管ボ
ビンを上に上げるために体を曲げることなしに出
来るのに都合の良い作業高さに与えられる。
作業員はカバー部分14上の制御パネル(第1
図)上の制御ボタンを押し、その結果マイクロス
イツチ62の作動の取消しと共に空気袋62の圧
力抜きを起こさせそしてレバー48と上部フレー
ム部材44の完全な下降を起こさせる。フレーム
部分が完全に下へ下げられると、キヤリツジ36
は回転装置の基礎台部分12の中に引込められ、
作業用通路を再び開けそして満管ボビンの次の一
組が完成された後の玉揚げサイクルの再開のため
に準備されることになる。もし作業員が遅れずに
キヤリツジをしまい損ねたり、あるいは復帰ボタ
ンを押すことによつてキヤリツジを戻すことを忘
れたならば、キヤリツジ36の復帰の失敗は巻糸
制御装置によつて記録されそして適切な機械不調
対策作動が始動されることが出来る。例えば満管
ボビンの次の一組の巻取りの完成に先立つてある
いは完成された時に機械を停止することが出来そ
して警報を鳴らすかあるいは中央運転制御盤に記
録することが出来る。
第3図でマイクロスイツチ62および膨脹可能
な空気袋52が再び説明される。空気袋52は共
通の空気供給源70から加圧されているダツシユ
ポツト53に逆つて膨脹しそして上部フレーム部
材44の上下移動が行われる間円滑な移動を行う
ことを確実にする。空気袋52の加圧作用はまた
管線72を経て空気供給源70から行われ、該管
線72は圧力調整弁74と、後でさらに説明され
る主制御弁76および圧力安全弁78を含んでい
る。前記管線72はまた排出弁80に連結され、
該排出弁80は正常時には第3図に示されるよう
に開かれた状態に変向され、しかし主巻糸制御装
置から受けた信号S1に応答して閉じられそして
玉揚げサイクルを始める。
主制御弁76は、四角形82の中に示された空
気式演算論理装置に組込まれる。該演算論理装置
は2個のNAND回路N1,N2と、2個のOR回
路O1,O2および1個のAND回路Aから成る。
演算論理装置の最初の入力1で、演算論理装置8
2は玉揚げサイクルを始動する信号S1を受けそ
してこの信号S1はNAND回路N1の入力に供
給される。演算論理装置の2番目の入力2で、演
算論理装置82はマイクロスイツチ62から信号
を受ける。この信号もまた信号S1であるがしか
しマイクロスイツチ62は、第3図で示されたよ
うに、正常時では開かれて変向されているので、
満管ボビン受平板54が満管ボビンに係合した時
該満管ボビン受平板54のくぼみによつてマイク
ロスイツチが作動される迄は信号S1は演算論理
装置の入力2上に表れない。入力2上の信号は
NAND回路N1とOR回路O2の入力bに供給さ
れる。夫々のNAND回路N1,N2は信号がま
た入力b上に表われない限りその入力a上の信号
をその出力cに通過させるようなタイプである。
入力b上の信号は回路出力へ通過されない。
入力3において、演算論理装置82はマイクロ
スイツチ84からの信号を受け、該マイクロスイ
ツチ84はキヤリツジの下部フレーム部材42上
に載置され、そして正常時に第3図に示されるよ
うに開かれた状態に変向され、しかしレバー48
が一杯に下げられた時、空気圧力を空気供給源7
0から演算論理装置82上の入力3に通過させ、
それからNAND回路N2およびAND回路Aの両
方の入力bに通過させる。入力4において演算論
理装置82は、前に述べたように、キヤリツジ3
6から満管ボビンを移動させた後作業員が制御パ
ネル82上の復帰ボタンを押した時に作られた信
号S2を受ける。該信号S2はAND回路Aへ通
過される。入力5において、演算論理装置はマイ
クロスイツチ86から信号を受ける。この信号は
キヤリツジ36を回転装置の基礎台12に出入れ
するピストンとシリンダの装置に連合される。第
3図で該装置のピストンは88で示され、シリン
ダは90で示される。スイツチ86によつて入力
5に通された信号は始動信号S1である。しかし
スイツチ86は正常時には第3図に示されたよう
に開かれた状態で変向されているので、キヤリツ
ジ36が第2図の左側半分に示された完全に引き
出された位置に達した時にスイツチがピストン8
8によつて作動される迄信号は入力5に表れな
い。入力5上の信号は両方のOR回路に通され
る。
演算論理装置82はまたNAND回路N2を通
る如何なる信号を受入れている最初の出力1を持
つ。この信号はキヤリツジ36の外側への移動を
起こさせるシリンダ90の内部室94へマイクロ
スイツチ92によつて通される。マイクロスイツ
チ92は正常時には第3図に示されるように閉じ
られた状態で変向されている。しかし前記マイク
ロスイツチ92はキヤリツジの下部フレーム部材
42の前端部上に接触平板96に近接して載置さ
れ、該接触平板96は正常時には圧縮用スプリン
グ98(第2図)によつてスイツチとの間隔を保
ち、しかしキヤリツジが外側へ移動する間に障害
物に前記平板が係合した時に前記平板はスイツチ
92を開くために押付けられる。外側への移動は
即座に停止される。演算論理装置82からの2番
目の出力はAND回路Aによつて通された如何な
る信号を受入れそして該信号をシリンダ90の外
部室100に通し、キヤリツジ36の引込み移動
を起こさせる。
玉揚げ制御回路の作動について以下に第4図に
示されたタイミング図を利用して説明する。該タ
イミング図の上方部分は正常な玉揚げサイクルの
間の空気袋52の作動を表示しそして該タイミン
グ図の下方部分はキヤリツジの引出しまたは引込
め装置のピストン88の対応する作動を表示す
る。図の垂直線は玉揚げサイクルの各段階の始動
および停止を表示し、垂直線に付けられた文字お
よび数字はある段階から次の段階への変換を与え
る基になる制御機素を表示する。
既に示されたように、玉揚げサイクルの開始に
おいてキヤリツジ36は完全に引込められて居
り、これは第1図で示された完全に下方に下げら
れた位置であり、かつ第2図の右側半分の位置で
ある。主制御弁76は閉じられた状態に変向され
そして排出弁80は開かれた状態に変向される。
マイクロスイツチ62,86は開かれた状態に変
向されそしてマイクロスイツチ84はレバー48
がその一番低い位置にあるのでレバーの傾斜に対
して閉じた状態に保たれる。下記の記載中におい
ては、正常な玉揚げサイクルが想定され、その結
果マイクロスイツチ92は閉じられた状態のまま
であると想定される。信号S1が主巻糸制御装置
によつて作られた時、演算論理装置82の入力1
に信号S1が与えられ、排出弁80が閉じられそ
して該信号はまた開放されているので信号が妨げ
られている、マイクロスイツチ62,86へ与え
られる。したがつて演算論理装置82の入力1の
上の信号は回路N1と回路O1に通され主制御弁
76の正常の変向位置に逆らつて主制御弁76を
開く。したがつて空気袋52は加圧されて膨脹を
始める。レバー48が持上がりスイツチ84が開
きそして演算論理装置82の入力3上の信号は消
滅される。
満管ボビン受平板54が満管ボビンに係合する
と、スイツチ62が信号S1を演算論理装置82
の入力2に与える。したがつて回路O1上の信号
は消滅されそして主制御弁76は再びそのバイア
スによつて閉じられその結果上部フレーム部分4
4の持上げ移動が終る。しかしながら今度は入力
2上の信号がOR回路O2とNAND回路N2を通
りそして第3図に見られるようにピストン80を
ピストンのシリンダ90内で右方向に動かし始
め、それによつてキヤリツジ36を引出してい
る。キヤリツジが完全に引出されると、キヤリツ
ジはスイツチ86を作動し、その結果信号S1は
演算論理装置82の入力5によつて両方のOR回
路O1,O2に与えられる。したがつてキヤリツ
ジはキヤリツジの完全に引出された位置に保た
れ、主制御弁76は再び開かれて上部フレーム部
材44をさらに上へ持上げさせ、第2図で示され
た距離H迄満管ボビンを持上げる。作業員が満管
ボビン受平板54から両方の満管ボビンを取除く
と、マイクロスイツチ62はそれ自身のバイアス
のもとに開かれて居り、演算漏理装置82の入力
2からの信号を取除いている。前記キヤリツジは
完全に引出されかつ完全に持上げられた状態でと
どまる。
しかしながら、作業員が復帰ボタンを押すと、
信号S2が演算論理装置82の入力4に与えられ
そして信号S1が同時に消滅される。排出弁80
はそれ自身のバイアスのもとに開かれた位置に戻
りそして上部フレーム部分44とレバー46,4
8はダツシユポツト53によつて前記フレームや
レバーに与えられた圧力に従つて沈み始める。し
かしながらこの段階において演算論理装置82の
入力4上の信号S2が演算論理装置の入力3上の
信号がないためにAND回路を通れないので、キ
ヤリツジはまだ完全に引出された位置に保たれて
いる。しかしながらレバー48が完全に下げられ
ると、スイツチ84がそのバイアスに逆らつて閉
じられそして演算論理装置の出力2に出力信号の
出現を可能にししたがつてピストン88とキヤリ
ツジ36の復帰を可能にする入力3に必要な信号
が与えられる。
説明されたターレツト型巻取機は該装置に必要
とする基礎的な機能を、すなわち作業員によつて
比較的容易に満管ボビンを取除くことを可能にす
る都合の良い作業高さに満管ボビンを持上げるこ
とを伴う満管ボビンの自動玉揚げ作業を、遂行す
ることが判るであろう。複数のチヤツクが担う満
管ボビンの数は幾本にでも設計することが出来る
ことは理解されよう。例えばチヤツクの全長に実
質的に延びてただ1個だけの満管ボビンであつて
もよく、あるいは図面に示された2個の満管ボビ
ンより多くの満管ボビンであつてもよい。複数の
満管ボビンが用いられた場合に、一回の玉揚げ運
動において複数の満管ボビンは同時に取除られる
が、該複数の満管ボビンは玉揚げ運動の間を通し
て受表面に接触して居り、その結果、満管ボビン
がチヤツク表面を離れた時外側の巻糸層(特に満
管ボビンの角部)を損傷する危険がない。満管ボ
ビンに受表面が接触することを示す感知器を共に
用いて満管ボビン受表面を押上げたりそして下げ
たり出来るということは同じシステムが直径の異
る満管ボビンを処理することが出来るという他の
実質的な利点を提供する。加えて夫々のボビンが
不完全な捲糸量を担つているという機械の不調状
態にあつた時でさえこのシステムは玉揚げ位置に
あるチヤツクからボビンを玉揚げすることが可能
である。この場合において前記いわゆる満管ボビ
ンである糸付きボビンは僅か数層の巻糸から成つ
て居り、その結果満管ボビンの有効直径は実質的
にボビンチユーブ22の直径と同じである。かか
る不調状態ではマイクロスイツチ62の作動を可
能にするために満管ボビン受表面54をさらに持
上げることのみが必要とされる。
説明されたタイプの機械では、夫々の直径が約
30cmで重量が約7Kgの4個の満管ボビンを巻くこ
とそして同じ直径で夫々の重量が14乃至15Kgの2
個の満管ボビンを巻くことに用いられた時に、連
続的に玉揚げ作業が作動される。玉揚げ位置(第
1図の38a)において、巻糸機の支持表面上の
満管ボビン軸線の高さは大体29cmでありそしてキ
ヤリツジ36はキヤリツジと満管ボビンが作業用
通路に動かされた後に約30cmの距離まで満管ボビ
ンの軸線を持上げるよう設定される。前記各数値
は例としてのみ引用されたものであつて、これら
数値は本発明の範囲を決して限定するものではな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるターレツト型巻取機の正
面図であり、第2図は第1図の側面図であり、第
3図は第1図および第2図の機械に組込まれた空
気式制御システムの回路図であり、第4図は第3
図の回路の説明に用いられるタイミング図であ
る。 10……主フレーム部分、12……基礎フレー
ム(基礎台)、14……カバー部分、16,66
……軸線、18,22……チヤツク、22……ボ
ビンチユーブ、24……駆動ローラ、26,28
……フイラメント糸、30,32……満管ボビ
ン、34……トラバース機構、36……自動玉揚
キヤリツジ、38……側壁、40……案内レー
ル、42……下部フレーム部材、44……支持具
(上部フレーム部材)、46……第1レバー、48
……第2レバー、52……膨脹可能空気袋、53
……ダツシユポツト、54……満管ボビン受取部
材(満管ボビン受平板)、56……くぼみ、58
……スプリング、60……枢着取付具、62……
感知器、62,84,86,92……マイクロス
イツチ、64……玉揚げ用平板、68……制御
盤、70……空気供給源、72……管路、74…
…圧力調整弁、76……主制御弁、78……安全
弁、80……排出弁、82……演算論理装置、8
8……ピストン、90……シリンダ、94……内
部室、96……接触平板、98……圧縮用スプリ
ング、100……外部室。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少くとも1個のチヤツク18,20、該チヤ
    ツクからフイラメント満管ボビンを玉揚げする際
    に用いられる玉揚用キヤリツジ36、該キヤリツ
    ジを前記チヤツクの下方の引込まれた位置と前記
    チヤツクから間隔をあけられた引延ばされた位置
    の間で移動するための第1移動手段、前記玉揚用
    キヤリツジ上の満管ボビン受け部材54、および
    該満管ボビン受け部材を上下に移動させる第2移
    動手段52を有する巻取機において、前記満管ボ
    ビン受け部材の満管ボビンとの接触を感知する第
    1感知手段62および前記玉揚用キヤリツジの前
    記引延ばされた位置への移動を感知する第2感知
    手段86とを具備し、前記満管ボビン受け部材が
    引込まれた位置にあるキヤリツジ36に接触した
    時に前記第1感知手段62が前記第2移動手段の
    作動を停めて、前記満管ボビン受け部材54の上
    昇を中止させ、且つ前記第1感知手段62が前記
    第1移動手段の作動を開始させて、前記満管ボビ
    ン30と接触し且つ前記第2移動手段によつて支
    えられている満管ボビン受け部材54を具備した
    玉揚用キヤリツジ36をその引延ばされた位置へ
    移動し、前記玉揚用キヤリツジ36が引延ばされ
    た位置に到着した時に、前記第2感知手段86が
    前記第2移動手段の作動を再開させて前記満管ボ
    ビン受け部材54を上昇させるように、前記第1
    感知手段62と前記第2感知手段86とが前記第
    1移動手段と前記第2移動手段とに作動的に連結
    されていることを特徴とする巻取機。 2 巻取り位置から玉揚げ位置へ相次いで移動可
    能な少くとも2個のキヤリツジ18,20を有
    し、前記満管ボビン受け部材54が玉揚げ位置で
    チヤツクから玉揚げされた満管ボビン30を受け
    て支えることができるように、前記玉揚用キヤリ
    ツジ36の引込まれた位置が玉揚げ位置の下方に
    定められることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の巻取機。 3 前記玉揚用キヤリツジ36が、前記玉揚げ位
    置にあるチヤツク18,20上のボビン22に係
    合して、玉揚用キヤリツジ36がその引込まれた
    位置から引込ばされた位置に移動する際に前記チ
    ヤツクからボビンを外す玉揚部材を有することを
    特徴とする特許請求の範囲第2項記載の巻取機。 4 前記チヤツクが玉揚げ位置に移動した時に信
    号を作る手段が設けられ、前記第2移動手段が該
    信号によつて作動を開始して前記満管ボビン受け
    部材54を上昇することを特徴とする特許請求の
    範囲第2項又は第3項記載の巻取機。 5 前記満管ボビン受け部材54が前記玉揚用キ
    ヤリツジ36に対して完全に下げられた位置を有
    し、該満管ボビン受け部材54のその完全に下げ
    られた位置への移動を感知する第3感知手段84
    が設けられ、満管ボビン受け部材54がその完全
    に下げられた位置に戻る迄、第1移動手段が玉揚
    用キヤリツジ36を引延ばされた位置から引込ま
    れた位置に戻すことができないように、前記第3
    感知手段が前記第1移動手段に作動的に連結され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項か
    ら第4項迄の何れか1項に記載の巻取機。 6 前記玉揚用キヤリツジ36が前記引延ばされ
    た位置にある間に、第2移動手段52の作動を停
    めて満管ボビン受け部材54を前記完全に下げら
    れた位置に下げさせるための手動手段68が設け
    られていることを特徴とする特許請求の範囲第5
    項記載の巻取機。 7 前記玉揚用キヤリツジ36の引延ばされた位
    置への移動への障害物を感知するための感知手段
    92がさらに設けられ、前記感知手段92が第1
    移動手段に作動的に連結されて、障害物が感知さ
    れた時に第1移動手段の作動を停めることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項から第6項迄の何れ
    か1項に記載の巻取機。 8 前記玉揚用キヤリツジ36がフレーム12内
    で往復運動可能なレール40上で往復運動可能で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項から
    第7項迄の何れか1項に記載の巻取機。 9 前記第2移動手段が、前記満管ボビン受け部
    材54に連結されたリンク機構46,48と、該
    リンク機構に作動して前記満管ボビン受け部材5
    4を上下に移動させる膨張可能な袋52を含んで
    成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項から
    第8項迄の何れか1項に記載の巻取機。 10 前記袋52に選択的に空気を供給する作動
    手段70,76,80,82が設けられ、該作動
    手段が前記第2感知手段86に応答することを特
    徴とする特許請求の範囲第9項記載の巻取機。
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