JPS6314274Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6314274Y2 JPS6314274Y2 JP6405082U JP6405082U JPS6314274Y2 JP S6314274 Y2 JPS6314274 Y2 JP S6314274Y2 JP 6405082 U JP6405082 U JP 6405082U JP 6405082 U JP6405082 U JP 6405082U JP S6314274 Y2 JPS6314274 Y2 JP S6314274Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- room
- air
- differential pressure
- opening amount
- adjusting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 8
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 5
- 230000003749 cleanliness Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Ventilation (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、クリーン室に使用する空間差圧調整
装置に関する。
装置に関する。
従来の室間差圧調整装置は、空気の逃げ口にダ
ンパーを揺動可能に設け、ダンパーの外側面に錘
りを移動可能に設けて室内静圧の調整をできるよ
うにしている。従つてダンパー外側面の錘りの移
動操作のため、あるいは室内への突出部が生じな
いようにするため、室間差圧調整装置を密閉空間
に取付けることが不可能であつた。そのため室の
床からかなり上に離れた位置に、この室間差圧調
整装置を配置させざるを得ず、クリーン室低部の
空気を排出して清浄度を高めることが困難であつ
た。
ンパーを揺動可能に設け、ダンパーの外側面に錘
りを移動可能に設けて室内静圧の調整をできるよ
うにしている。従つてダンパー外側面の錘りの移
動操作のため、あるいは室内への突出部が生じな
いようにするため、室間差圧調整装置を密閉空間
に取付けることが不可能であつた。そのため室の
床からかなり上に離れた位置に、この室間差圧調
整装置を配置させざるを得ず、クリーン室低部の
空気を排出して清浄度を高めることが困難であつ
た。
そこで本考案は、これらの欠点を解消し、室間
差圧調整装置を建築部位と複合化することができ
るようにし、しかも壁の下部に室間差圧調整装置
を組込み可能にして、床に近い部分の空気を逃が
せるようにすることを目的とする。
差圧調整装置を建築部位と複合化することができ
るようにし、しかも壁の下部に室間差圧調整装置
を組込み可能にして、床に近い部分の空気を逃が
せるようにすることを目的とする。
次に図面により本考案を説明する。室１の天井
部に空気清浄装置２を取付けて、クリーン空気を
室内に吹出すようになつている。室の壁３におけ
る下部の巾木部４内に、空間差圧調整装置５を組
込み、室内下部の空気を該空間差圧調整装置を介
して、室外に逃がすようになつている。なお、床
のシート６は室間差圧調整装置５の下部の巾木部
分まで延長して設けられている。
部に空気清浄装置２を取付けて、クリーン空気を
室内に吹出すようになつている。室の壁３におけ
る下部の巾木部４内に、空間差圧調整装置５を組
込み、室内下部の空気を該空間差圧調整装置を介
して、室外に逃がすようになつている。なお、床
のシート６は室間差圧調整装置５の下部の巾木部
分まで延長して設けられている。
巾木部４の内側板４ａを水平方向の長孔に切欠
き、該長孔部に開口量調節装置７を固定する。開
口量調節装置は、固定オリフイス板８の内側の上
下の保持枠８ａに摺動オリフイス板９を摺動可能
に保持し、固定オリフイス板８の複数の通孔８ｂ
と摺動オリフイス板９の複数の通孔９ａとの重な
り量に応じて開口量を調節できるようになつてい
る。
き、該長孔部に開口量調節装置７を固定する。開
口量調節装置は、固定オリフイス板８の内側の上
下の保持枠８ａに摺動オリフイス板９を摺動可能
に保持し、固定オリフイス板８の複数の通孔８ｂ
と摺動オリフイス板９の複数の通孔９ａとの重な
り量に応じて開口量を調節できるようになつてい
る。
巾木部４の内側板４ａの背部における切欠孔の
下部から外側に向つて支持板１０を突出し、該切
欠孔の上部における内側板の背面にダンパー１１
を揺動可能に軸支１２する。ダンパー１１の背面
下部に錘り１１ａが取付けられ、室内の静圧が小
さいときは、ダンパー下部が支持板１０に当接し
て、開口量調節装置を介して室内に未清浄空気が
逆流するのを防いでいる。なおダンパーの両側端
部と巾木との間は遮閉板１３が設けられて、ダン
パー１１が第２図２点鎖線で示したように支持板
１０から背部に傾動しない限り、室内と室外との
間の空気流は生じないようになつている。また巾
木部４の外側板４ｂの下部には、通孔１４が設け
られ、開口量調節装置を通つた空気は、該通孔１
４を介して外に流出させることができる。
下部から外側に向つて支持板１０を突出し、該切
欠孔の上部における内側板の背面にダンパー１１
を揺動可能に軸支１２する。ダンパー１１の背面
下部に錘り１１ａが取付けられ、室内の静圧が小
さいときは、ダンパー下部が支持板１０に当接し
て、開口量調節装置を介して室内に未清浄空気が
逆流するのを防いでいる。なおダンパーの両側端
部と巾木との間は遮閉板１３が設けられて、ダン
パー１１が第２図２点鎖線で示したように支持板
１０から背部に傾動しない限り、室内と室外との
間の空気流は生じないようになつている。また巾
木部４の外側板４ｂの下部には、通孔１４が設け
られ、開口量調節装置を通つた空気は、該通孔１
４を介して外に流出させることができる。
本考案の空間差圧調整装置は、上記の通り構成
され、空気清浄装置２から吹出されたクリーン空
気は、室内の上部から下部に流れ、床近くの空気
は空間差圧調整装置５を通つて外部に流出する。
され、空気清浄装置２から吹出されたクリーン空
気は、室内の上部から下部に流れ、床近くの空気
は空間差圧調整装置５を通つて外部に流出する。
室内の静圧を上げるときは、開口量調節装置の
摺動オリフイス板９を移動させて、その通孔と固
定オリフイス板８の通孔との重なる面積を小さく
すればよい。この操作により開口量調節装置を通
過する空気は減少するので、ダンパーの背部への
傾動が少くなり、開口量調節装置を通過する空気
量に対応したものとなる。また室内の静圧を下げ
るときは、開口量調節装置を前記と逆に操作すれ
ばよい。
摺動オリフイス板９を移動させて、その通孔と固
定オリフイス板８の通孔との重なる面積を小さく
すればよい。この操作により開口量調節装置を通
過する空気は減少するので、ダンパーの背部への
傾動が少くなり、開口量調節装置を通過する空気
量に対応したものとなる。また室内の静圧を下げ
るときは、開口量調節装置を前記と逆に操作すれ
ばよい。
以上の通り本考案の空間差圧調整装置によれ
ば、室内の静圧の調整は、巾木の外面に表出した
開口量調節装置を操作すれだけでよく、操作が簡
単である。しかも巾木内に空間差圧調整装置は収
容されて、室内への突出部がないので室内の使用
範囲が狭まるようなことはなく建築部位との複合
化が容易となる。また空間差圧調整装置は、巾木
内に組込まれ、室内の床近くに空気を逃がすため
の空間差圧調整装置を設けているので、従来に比
較してより床近くの空気を室外に逃がすことがで
き、室内の空気清浄度を増すことができる。
ば、室内の静圧の調整は、巾木の外面に表出した
開口量調節装置を操作すれだけでよく、操作が簡
単である。しかも巾木内に空間差圧調整装置は収
容されて、室内への突出部がないので室内の使用
範囲が狭まるようなことはなく建築部位との複合
化が容易となる。また空間差圧調整装置は、巾木
内に組込まれ、室内の床近くに空気を逃がすため
の空間差圧調整装置を設けているので、従来に比
較してより床近くの空気を室外に逃がすことがで
き、室内の空気清浄度を増すことができる。
第１図は室間差圧調整装置を設けた室の概略側
断面図、第２図は室間差圧調整装置の側断面図、
第３図は開口量調節装置の斜視図である。 ４……巾木部、５……室間差圧調整装置、７…
…開口量調節装置、１１……ダンパー。
断面図、第２図は室間差圧調整装置の側断面図、
第３図は開口量調節装置の斜視図である。 ４……巾木部、５……室間差圧調整装置、７…
…開口量調節装置、１１……ダンパー。
Claims (1)
- 室の天井部に取付けた空気清浄装置からクリー
ン空気を吹出すようにした室における室壁の下部
から、空気を流出し得るようにした室間差圧調整
装置において、固定オリフイスに移動オリフイス
を摺動可能に重ねて空気が逃げるための開口量調
節装置を形成し、該開口量調節装置を室壁下部に
設けてその外側に空気の流出を遮断し得るダンパ
ーを揺動可能に吊持した室間差圧調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6405082U JPS58167833U (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | 室間差圧調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6405082U JPS58167833U (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | 室間差圧調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58167833U JPS58167833U (ja) | 1983-11-09 |
| JPS6314274Y2 true JPS6314274Y2 (ja) | 1988-04-21 |
Family
ID=30074110
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6405082U Granted JPS58167833U (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | 室間差圧調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58167833U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007316989A (ja) * | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Softbank Idc Corp | 機器収容ラックおよび機器収容室用空調システム |
-
1982
- 1982-04-30 JP JP6405082U patent/JPS58167833U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007316989A (ja) * | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Softbank Idc Corp | 機器収容ラックおよび機器収容室用空調システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58167833U (ja) | 1983-11-09 |
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