JPH0141072Y2 - - Google Patents

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JPH0141072Y2
JPH0141072Y2 JP15621284U JP15621284U JPH0141072Y2 JP H0141072 Y2 JPH0141072 Y2 JP H0141072Y2 JP 15621284 U JP15621284 U JP 15621284U JP 15621284 U JP15621284 U JP 15621284U JP H0141072 Y2 JPH0141072 Y2 JP H0141072Y2
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air
air outlet
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draft
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はエアーカーテン付のドラフトチヤンバ
ーに関するものである。
〔従来の技術〕
ドラフトチヤンバーは、該チヤンバー内で行う
実験等により発生する有害ガスなどが室内に逆流
するのを防ぐための排気装置を備えた実験設備と
して各方面で使用されている。
而して、上記チヤンバーは排気装置があるた
め、これを使用すると実験等により発生した有害
ガス等と共に室内の空調された空気も排気してし
まう。
従来、空調された室内の空気が上下チヤンバー
から排気されるのを抑制するため、ドラフトチヤ
ンバーの前面開口側にエアカーテンを形成するよ
うにしたものが知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
第7図は従来のエアカーテン付ドラフトチヤン
バーの一例を示す側断面図で、本体Cの前面開口
部Fの上方にエアカーテン吹下装置APを設け、
その吹出口Aから開口部Fの下方へ向け空気を吹
出すことにより、処理室Pの前面にエアカーテン
を形成するようになつている。
尚、第7図に於て、Wは上記開口部に設けた上
下スライド式のガラス戸、Tは実験台等として使
用されるテーブル面、Dは上記本体Cの内部後面
側に形成した排気通路、Gは排気口である。
而して、従来のものは前面開口部Fの上方にエ
ア吹出口Aが設けられているが、ガラス戸Wの上
下動に支障がないように、本体Cの前面上部に於
て、本体C前面の手前側に大きく張り出して吹出
口Aと吹出装置APを設けなければならず、上部
スペースを大きく占めてしまうという問題があ
る。
また、ガラス戸Wを閉じ加減にして開口部Fを
狭くしたときでも、開口部Fの上端近くから空気
を吹出さなければならないので、ガラス戸Wを上
げて開口部Fを全開したときと同じエア吹出動力
を必要とするという問題もある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上述のようなエアカーテン付のドラフ
トチヤンバーの難点を解消することを目的として
なされたもので、その構成は、ドラフトチヤンバ
ーの前面開口部における左右側の内側面にエア吹
出口を形成すると共に、該吹出口をドラフトチヤ
ンバー本体の内部に配設した吹出装置に連通さ
せ、且つ、前記吹出口を開口部に設けられた上下
スライド戸の開閉位置に合せて開閉するようにし
たことを特徴とするものである。
〔作用〕
本体開口部における左右側の内側にに設けられ
るエア吹出口は、上下スライド戸の上下開口に平
行な向きにエアを吹出してエアカーテンを形成す
る。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を図により説明する。
第1図は本考案ドラフトチヤンバーの一例の斜
視図、第2図はその側断面図で、1は前面に開口
部2を形成し、内部を処理室3に形成したドラフ
トチヤンバーの上部本体、4は制御盤5を始めと
し、図示しないが、給、排水管やガス管などを収
設したドラフトチヤンバーの下部本体でその上面
は上部本体1の処理室3において処理台6を形成
する。処理台6に於て、7は給水栓、8は排水ポ
ツト、9はガス供給コツク、10は上記栓7やコ
ツク9などの操作機器である。
また、図に於て、11は処理室3の後面に設け
られる排気道12を形成する壁板、11a,11
bは上記壁板11の下方と上方に透設形成した排
気口、13は排気道12の上部に上記壁板11を
延設して形成した排気室、14は該排気室13に
ダクト14aを介して連設したダンパ付の排気フ
アン、15は処理室3において天井の手前側に設
けた照明装置で、ランプハウス、蛍光灯、光拡散
板等により形成される。
16は前面開口部2に上下スライド自在に設け
たガラス戸で、処理室3の開閉並びに開口部2の
開口面積を変更することができる。
尚、上記ガラス戸16は中継輪16aを介して
バランスウエイト16bに連繋され、その上下動
を軽量、円滑になし得るようにしてある。
以上で述べた1〜16は従来知られているドラ
フトチヤンバーの構成と基本的に変るところはな
いが、本考案ドラフトチヤンバーは上記構成に加
え、次に述べる構成を具備している。
而して、17は上部本体1における開口部2の
側枠で、内部が中空のエア通路18に形成された
平断面略〓状をなす部材で形成し、該側枠17の
凹部17aにおいてガラス戸16を案内支持する
と共に前端面にエアカーテン用のエア吹出口19
a,19bを当該側枠17の上下方向に列設して
ある。
ここで、エア吹出口19aはガラス戸16を狭
んで処理室3の内部側に、吹出口19bは処理室
3の外部側にそれぞれ位置するので、エア通路1
8を各吹出口19a,19bに合せて2通路に仕
切つてもよい。
また、エア吹出口19a,19bは開口部2の
片側にだけ設けたり、或は、ガラス戸の後か前の
一方に吹出口19a又は19bの列のみを設けて
もよく、更には、エア吹出量を開口部2の下方へ
行くに従つて多くするため、開口部2の下方にお
ける吹出口19a,19bの口径を上方のそれよ
り大きくしたり、開口ピツチをつめて設けてもよ
い。第2図は開口ピツチをつめた例である。
20は上部本体1における上方内部に設けたエ
ア吹出装置で、ここではダンパ付の吸気口20
a、スロワー20b、調整ダンパ付の吸気ダクト
20c等により形成され、上記エア通路18に連
通させてある。
ここで、エア通路18が2通路に仕切られてい
るときは、ダンパ付の吸気管20cを分岐する
か、又は、2組のエア吹出装置20を仕切られた
それぞれのエア通路18に連通できるように設け
る。
21はガラス戸16の側面に取付けた帯状遮閉
体による吹出調整部材でエア吹出口19a,19
bに当てがわれたとき前記吹出口19a,19b
を遮閉する。
即ち、ガラス戸16が全閉されたとき、上記調
整部材21はエア吹出口19a,19bを全部乃
至は殆んど全部を遮閉するが、ガラス戸16が任
意の高さに開けられると、開けられた部分のエア
吹出口19a,19bは上記調整部材21に遮閉
されないので、遮閉されないエア吹出口19a,
19bからエアが吹出され、ガラス戸16の下方
にエアカーテンを形成する。
第4図はガラス戸16の全開時におけるエア吹
出状態の一例を示し、第5図はガラス戸16の略
全閉時におけるエア吹出状態の一例を示すもので
ある。
第5図に於ては、ガラス戸16がほぼ全閉され
ているに拘らず、処理室3内側に位置するエア吹
出口19aと外側のエア吹出口19bとにおいて
エア吹出し状態が異なつている。(内側は点線、
外側は実線で示す。) これは第6図に示すように、吹出調整部材21
の形状を吹出口19a側と同19b側とで異なる
形状にし、処理室3の内外において吹出口の遮閉
状態が同一にならないようにしたからである。
上記実施例では、開口部2の両側面からエア吹
出しを行行い、開口面にエアカーテンを形成する
ようにしたが、エア吹出しは開口部2の一側面
(右又は左側)から行なうようにしてもよい。
開口部2における両側面のエア吹出口19a,
19bか吹出されたエアは、処理室3側の排気口
11a,11bから排気される。
尚、エア吹出口を開口部2の一側面(例えば左
側)にのみ形成したときは、開口部2の他側面
(例えば左側)をエア排気口に形成することもあ
る。
〔考案の効果〕
本考案は以上の通りであつて、エアカーテンを
形成するためのエア吹出口を、ドラフトチヤンバ
ーにおける処理室の前面開口部の左右側の側面に
形成すると共に、このエア吹出口を、開口部に設
けた上下スライド式のガラス戸の上下動に付随し
て作動する吹出調整部材により遮閉、開放するよ
うにしたので、エアカーテンはガラス戸が閉ぢら
れない部分にのみ形成されるからエアカーテン形
成用の動力を合理的に使用でき、また、エア吹出
口は開口部側面に形成するから、これがガラス戸
の開閉を邪魔することはなく、従つて、エアカー
テン機構をドラフトチヤンバー本体から突出させ
て設けなくても済むという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ドラフトチヤンバーの一例の斜
視図、第2図は同じく側断面図、第3図は要部の
拡大平断面図、第4図は本考案ドラフトチヤンバ
ーの一例において形成されるエアカーテンの一例
の斜視図、第5図は同じく別例の斜視図、第6図
はエア吹出口における吹出調整部材の形態の一例
を示す側面図、第7図は従来のドラフトチヤンバ
ーの側断面図である。 1…上部本体、2…前面開口部、3…処理室、
4…下部本体、5…制御盤、6…処理台、7…給
水栓、8…排水ポツト、9…ガス供給栓、10…
操作機器、11…壁板、11a,11b…排気
口、12…排気道、13…排気室、14…排気フ
アン、15…照明装置、16…ガラス戸、17…
側枠、18…エア通路、19a,19b…エア吹
出口、20…エア吹出装置、21…吹出調整部
材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ドラフトチヤンバーの前面開口部における左
    右の側面に、該開口部の高さ方向の全域にわた
    るエア吹出口を形成し、該吹出口を上記チヤン
    バー本体に内装した吹出装置に連通させると共
    に、前記吹出口に、上記開口部に装設されてい
    る上下スライド戸の上下動に付随して作動する
    遮閉部材を設けたことを特徴とするドラフトチ
    ヤンバー。 2 エア吹出口は開口部の両側に設けた実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のドラフトチヤンバ
    ー。 3 エア吹出口は開口部の片側に設けた実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のドラフトチヤンバ
    ー。 4 開口部の側面に設けるエア吹出口は、上下ス
    ライド戸を挟んで前後に設けた実用新案登録請
    求の範囲第1項乃至第3項記載のいずれかのド
    ラフトチヤンバー。 5 エア吹出口は、上下スライド戸の前面側か又
    は後面側に設けた実用新案登録請求の範囲第1
    項乃至第3項記載のいずれかのドラフトチヤン
    バー。 6 エア吹出口は、開口部の下方側のエア吹出量
    が開口部の上下側のそれより大きくなるように
    形成した実用新案登録請求の範囲第1項乃至第
    5項記載のいずれかのドラフトチヤンバー。
JP15621284U 1984-10-16 1984-10-16 Expired JPH0141072Y2 (ja)

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JP15621284U JPH0141072Y2 (ja) 1984-10-16 1984-10-16

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JPS6171843U JPS6171843U (ja) 1986-05-16
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JP5207563B1 (ja) * 2012-04-24 2013-06-12 株式会社セフテック エアカーテン付き作業テーブル

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