JPS63141835A - フロントpto動力取出装置 - Google Patents
フロントpto動力取出装置Info
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- JPS63141835A JPS63141835A JP28947986A JP28947986A JPS63141835A JP S63141835 A JPS63141835 A JP S63141835A JP 28947986 A JP28947986 A JP 28947986A JP 28947986 A JP28947986 A JP 28947986A JP S63141835 A JPS63141835 A JP S63141835A
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- front axle
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Links
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Landscapes
- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明はトラクターの腹部と前部に作業機を装着した場
合における動力伝達機構に関するものである。
合における動力伝達機構に関するものである。
(ロ)従来技術
従来から、トラクター搭載のエンジンより前方へ動力を
取り出してフロントPTO軸を構成し、該フロントPT
O軸の下側に配置した作業機駆動軸を設け、該作業機駆
動軸により機体の前後の作業機へ動力を伝達する技術は
公知とされているのである。
取り出してフロントPTO軸を構成し、該フロントPT
O軸の下側に配置した作業機駆動軸を設け、該作業機駆
動軸により機体の前後の作業機へ動力を伝達する技術は
公知とされているのである。
例えば、実開昭56−56430号公報の如くである。
しかし該従来の技術においては、作業機駆動軸をフロン
トアクスルを支持゛するセンタービンと兼用しており、
これが為に作業機駆動軸の位置が高くなり、該作業機駆
動軸の後端から作業機のギアボックスへ動力を伝達する
ユニバーサルジヨイント軸の折れ角が大きく成りすぎる
という不具合いがあったのである。
トアクスルを支持゛するセンタービンと兼用しており、
これが為に作業機駆動軸の位置が高くなり、該作業機駆
動軸の後端から作業機のギアボックスへ動力を伝達する
ユニバーサルジヨイント軸の折れ角が大きく成りすぎる
という不具合いがあったのである。
またその他の構成として、フロントアクスルと作業機駆
動軸とが干渉しないように、フロントアクスルに開口部
を設けて、作業機駆動軸2を通過させることが可能であ
るが、該フロントアクスルが左右を上下に回動させるの
で、この回動の分だけ大きな開口を設ける必要があり、
フロントアクスルの強度の弱化や加工コストの向上環の
面から不可能だったのである。
動軸とが干渉しないように、フロントアクスルに開口部
を設けて、作業機駆動軸2を通過させることが可能であ
るが、該フロントアクスルが左右を上下に回動させるの
で、この回動の分だけ大きな開口を設ける必要があり、
フロントアクスルの強度の弱化や加工コストの向上環の
面から不可能だったのである。
また作業機駆動軸を低くすることもできるが、この場合
には、トラクターの最低地上高が小さくなり凹凸地の走
行が不可能となるのである。またミツドマウント作業機
の昇降ストロークが大きく取れないという不具合いもあ
ったのである。
には、トラクターの最低地上高が小さくなり凹凸地の走
行が不可能となるのである。またミツドマウント作業機
の昇降ストロークが大きく取れないという不具合いもあ
ったのである。
(ハ)発明が解決しようとする問題点
本発明の目的は、該従来の不具合いを解消すべく構成し
たものであり、センターピンと作業機駆動軸の位置を別
にして、センターピンの下側でフロントアクスルに付設
して作業機駆動軸を支持させるものであり、該構成であ
り乍ら作業機駆動軸の位置が低く成らないように構成し
たものである。
たものであり、センターピンと作業機駆動軸の位置を別
にして、センターピンの下側でフロントアクスルに付設
して作業機駆動軸を支持させるものであり、該構成であ
り乍ら作業機駆動軸の位置が低く成らないように構成し
たものである。
またフロントアクスル1の下側に作業機駆動軸2がある
にも拘わらず、最低地上高を大きくし、ミツドマウント
作業機の昇降ストロークを大きくとれるように構成した
ものである。
にも拘わらず、最低地上高を大きくし、ミツドマウント
作業機の昇降ストロークを大きくとれるように構成した
ものである。
(ニ)問題を解決するための手段
本発明の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成す
る為の構成を説明すると。
る為の構成を説明すると。
トラクター搭載のエンジンの前方に突出したフロントP
TO軸の下方に配置して作業機駆動軸を設けると共に、
該作業機駆動軸より前輪の後部に配置する作業機を駆動
可能とした構成において、作業機駆動軸が前後に通過す
る部分のフロントアクスルを「へ」の字状に折り曲げて
、凹部を構成したものである。
TO軸の下方に配置して作業機駆動軸を設けると共に、
該作業機駆動軸より前輪の後部に配置する作業機を駆動
可能とした構成において、作業機駆動軸が前後に通過す
る部分のフロントアクスルを「へ」の字状に折り曲げて
、凹部を構成したものである。
(ホ)実施例
本発明の目的・構成は以上の如くであり、次に添付の図
面に示した実施例の構成と作用を説明すると。
面に示した実施例の構成と作用を説明すると。
第1図はフロン1−PTo軸20と作業機駆動軸2の部
分の軸受支持部を示す側面断面図、第2図は同じく前面
図、第3図はフロントアクスル1の部分の前面図、第4
図はフロントアクスル1とセンターピン9の部分の平面
図、第5図は同じく側面図、第6図は弾性継手Cの部分
の側面断面図、第7図は継手軸25とラジェーターファ
ン駆動プーリー21との連結部の斜視図、第8図は同じ
く前面図、第11図は本発明のフロントPTO動力取出
装置を付設し、ロータリーモア装置Rをミツドマウント
した状態のトラクターの側面図である。
分の軸受支持部を示す側面断面図、第2図は同じく前面
図、第3図はフロントアクスル1の部分の前面図、第4
図はフロントアクスル1とセンターピン9の部分の平面
図、第5図は同じく側面図、第6図は弾性継手Cの部分
の側面断面図、第7図は継手軸25とラジェーターファ
ン駆動プーリー21との連結部の斜視図、第8図は同じ
く前面図、第11図は本発明のフロントPTO動力取出
装置を付設し、ロータリーモア装置Rをミツドマウント
した状態のトラクターの側面図である。
第1図・第2図において説明すると。
トラクターのボンネット内に搭載したエンジンの側方に
固設して、フロントアクスルブラケット7L・7Rを前
方へ突出し、該フロントアクスルブラケット7L・7R
の上にフロントPTO軸20の支持部を設けている。
固設して、フロントアクスルブラケット7L・7Rを前
方へ突出し、該フロントアクスルブラケット7L・7R
の上にフロントPTO軸20の支持部を設けている。
またエンジンのクランクシャフトが前方へ突出した部分
に、ラジェーターファン駆動プーリー21が配置されて
おり、該ラジェーターファン駆動ブーIJ −21の前
面に弾性継手Cを介装して、軸芯のずれを吸収しながら
、フロントPTO軸20に動力を伝達している。
に、ラジェーターファン駆動プーリー21が配置されて
おり、該ラジェーターファン駆動ブーIJ −21の前
面に弾性継手Cを介装して、軸芯のずれを吸収しながら
、フロントPTO軸20に動力を伝達している。
該フロントPTO軸20の上には、電磁クラッチ装置6
が配置されており、該電磁クラッチ装置6をオペレータ
ーの手元のスイッチにより0N−OFFすることにより
、フロントPTO軸20からプーリー15への回転を断
接しているのである。
が配置されており、該電磁クラッチ装置6をオペレータ
ーの手元のスイッチにより0N−OFFすることにより
、フロントPTO軸20からプーリー15への回転を断
接しているのである。
該プーリー15より作業機駆動軸2上のプーリー14へ
Vベルト10を介して動力伝達しているのである。
Vベルト10を介して動力伝達しているのである。
そしてVベルト10の緩みを取る為に、テンションプー
リー3が付勢押圧されており、該テンションプーリー3
の回動アーム12は、作業機駆動軸2の軸受ケース17
の外周に遊嵌筒16により遊嵌されているのである。
リー3が付勢押圧されており、該テンションプーリー3
の回動アーム12は、作業機駆動軸2の軸受ケース17
の外周に遊嵌筒16により遊嵌されているのである。
作業機駆動軸2はプーリー14の部分から前後に2分さ
れており、前部は除雪機等の前部装着作業機を駆動する
フロント作業機軸2bであり、後部はロータリーモア装
置R等のミツド装着作業機を駆動するミツド作業機軸2
aに構成されている。
れており、前部は除雪機等の前部装着作業機を駆動する
フロント作業機軸2bであり、後部はロータリーモア装
置R等のミツド装着作業機を駆動するミツド作業機軸2
aに構成されている。
ミツド作業機軸2aの後端にユニバーサルジヨイント軸
Uを介装して、ロータリーモア装置RのギアボックスG
へ動力伝達を行うのである。
Uを介装して、ロータリーモア装置RのギアボックスG
へ動力伝達を行うのである。
ロータリーモア装置Rは刈り取り時以外は、吊り上げて
収納しておく必要があり、昇降装置が構成されているの
である。
収納しておく必要があり、昇降装置が構成されているの
である。
プーリー14の前部にはフロント作業機軸2bが配置さ
れており、該フロント作業機軸2bによりトラクターの
前方に装着される除雪機や、スイ−パーや、フロントマ
ウントモア等の前部装着作業機への動力伝達を可能とし
ているのである。
れており、該フロント作業機軸2bによりトラクターの
前方に装着される除雪機や、スイ−パーや、フロントマ
ウントモア等の前部装着作業機への動力伝達を可能とし
ているのである。
該前部装着作業機は、昇降する際にミッションケースと
係合する恐れがな(また前方へ押す必要のある除雪機等
は、機体の左右中心位置に配置する必要があるのである
。
係合する恐れがな(また前方へ押す必要のある除雪機等
は、機体の左右中心位置に配置する必要があるのである
。
故にこれらの作業機の場合には、フロント作業機軸2b
の位置は機体の左右中心位置が良いのである。
の位置は機体の左右中心位置が良いのである。
次に第3図・第4図・第5図について説明すると。
プーリー14の内径部にキーにて固定されたミツド作業
機軸2aは、軸受ケース17内の軸受により軸受され、
軸受ケース17の外周に固設された支持部材4a・4b
の前後の位置により、フロントアクスル1の前後面にボ
ルトにて固定されているのである。
機軸2aは、軸受ケース17内の軸受により軸受され、
軸受ケース17の外周に固設された支持部材4a・4b
の前後の位置により、フロントアクスル1の前後面にボ
ルトにて固定されているのである。
該支持部材4a・4bとフロントアクスル1の前後面と
の間には、フロントアクスル1側に固設した間座23が
介装されて、フロントアクスル1のみでは螺子孔を十分
に構成出来ない点を補強しているのである。
の間には、フロントアクスル1側に固設した間座23が
介装されて、フロントアクスル1のみでは螺子孔を十分
に構成出来ない点を補強しているのである。
またフロントアクスルブラケット7L・7Rの下部に側
面視で口型のセンターピンブラケット8が固設されてい
るのである。
面視で口型のセンターピンブラケット8が固設されてい
るのである。
該センターピンブラケット8内に前方からセンターピン
9が嵌挿されて、フロントアクスル1のセンタービン孔
1aを貫通するものである。センターピン9は前端を第
3図のセンターピンフランジ5に固設されて5いるので
ある。故にセンターピン9を挿入後にセンターピンフラ
ンジ5をセンターピンブラケット8の前面にボンネット
により固定しているのである。
9が嵌挿されて、フロントアクスル1のセンタービン孔
1aを貫通するものである。センターピン9は前端を第
3図のセンターピンフランジ5に固設されて5いるので
ある。故にセンターピン9を挿入後にセンターピンフラ
ンジ5をセンターピンブラケット8の前面にボンネット
により固定しているのである。
テンションプーリー3は回動アーム12と遊嵌筒16の
部分により軸受ケース17に枢支されており、遊嵌筒1
6から突出されたもう1本のアームに付勢バネ13が介
装されて、常時Vベル1−10を緊張する側へ付勢して
いるのである。
部分により軸受ケース17に枢支されており、遊嵌筒1
6から突出されたもう1本のアームに付勢バネ13が介
装されて、常時Vベル1−10を緊張する側へ付勢して
いるのである。
11はプーリー15と■ベルト10とプーリー14の部
分のカバーである。
分のカバーである。
次に第6図・第7図・第8図について説明すると。
該弾性継手Cはエンジンのクランク軸の軸心と、フロン
トPTO軸20の軸心を完全に合致することが困難なこ
とから、軸芯がずれていても動力の伝達に差し障りのな
いようにすべく介装するものである。
トPTO軸20の軸心を完全に合致することが困難なこ
とから、軸芯がずれていても動力の伝達に差し障りのな
いようにすべく介装するものである。
またエンジンとフロントPTO軸20の前後関係の位置
を設定通りに出すことも困難であり、このずれも吸収す
る必要があるのである。
を設定通りに出すことも困難であり、このずれも吸収す
る必要があるのである。
本構成においては、ラジェーターファン駆動プーリー2
1と継手軸25の間の継手部において、軸心のずれを吸
収し、継手軸25とフロントPTO軸200間で前後位
置のずれを吸収可能としているのである。
1と継手軸25の間の継手部において、軸心のずれを吸
収し、継手軸25とフロントPTO軸200間で前後位
置のずれを吸収可能としているのである。
即ち軸心のずれは、ラジェーターファン駆動プーリー2
1と継手軸25を結合する場合に、強化樹脂製の弾性板
30と締付板29を介して間接的に連結することにより
行っている。
1と継手軸25を結合する場合に、強化樹脂製の弾性板
30と締付板29を介して間接的に連結することにより
行っている。
継手軸25には直線フランジ26が構成されており、該
直線フランジ26と弾性Fi30−締付板29とはボル
ト28・28により固設しているのである。そして次に
締付板29と弾性板30は、直線フランジ26と直交す
る方向の2本のボルト27・27により、作業機駆動軸
2に螺装されているのである。要するにボルト28はラ
ジェーターファン駆動プーリー21とは固定されておら
ず、ボルト27は直線フランジ26とは固定されておら
ず、弾性板30と締付板29を介して連結されているの
である。ラジェーターファン駆動プーリー21の先端に
はボルト28の頭部が嵌入する溝が切られているのであ
る。
直線フランジ26と弾性Fi30−締付板29とはボル
ト28・28により固設しているのである。そして次に
締付板29と弾性板30は、直線フランジ26と直交す
る方向の2本のボルト27・27により、作業機駆動軸
2に螺装されているのである。要するにボルト28はラ
ジェーターファン駆動プーリー21とは固定されておら
ず、ボルト27は直線フランジ26とは固定されておら
ず、弾性板30と締付板29を介して連結されているの
である。ラジェーターファン駆動プーリー21の先端に
はボルト28の頭部が嵌入する溝が切られているのであ
る。
故に軸心のずれにより締付板29と弾性板30が撓んで
、これを吸収することができるのである。
、これを吸収することができるのである。
次に継手軸25とフロントPTO軸20の間に構成され
た、前後方向のずれの吸収部について説明すると。
た、前後方向のずれの吸収部について説明すると。
フロントPTO軸20の後端に弾性筒34を嵌挿可能な
孔を数箇所に開口した弾性筒嵌入板33を溶接固定し、
該弾性筒嵌入板33の4箇所の孔に弾性筒34を嵌挿し
ているのである。そして該弾性筒34の内径孔内にスラ
イドピン32を嵌挿しているのである。該スライドピン
32は継手軸25に固設された円板31より前方へ向け
て突設されているのである。
孔を数箇所に開口した弾性筒嵌入板33を溶接固定し、
該弾性筒嵌入板33の4箇所の孔に弾性筒34を嵌挿し
ているのである。そして該弾性筒34の内径孔内にスラ
イドピン32を嵌挿しているのである。該スライドピン
32は継手軸25に固設された円板31より前方へ向け
て突設されているのである。
該スライドピン32が弾性筒34内を前後することによ
り、フロントPTO軸20とラジェーターファン駆動プ
ーリー21の前後位置のずれをも吸収することができる
ものである。
り、フロントPTO軸20とラジェーターファン駆動プ
ーリー21の前後位置のずれをも吸収することができる
ものである。
また弾性筒34とスライドピン32の間でも、軸心のず
れも吸収することができるものである。
れも吸収することができるものである。
第9図は油圧ケースとトップリンクヒンジ49の部分の
平面図、第10図は同じく側面図である。
平面図、第10図は同じく側面図である。
第9図と第10図においては、トノプリンクヒンジ49
に嵌挿し、トップリンク42を上下回動自在に枢支する
枢支ピン45が、トップリンク42の上下回動に際して
回転し、摩耗しないようにした構成を示している。
に嵌挿し、トップリンク42を上下回動自在に枢支する
枢支ピン45が、トップリンク42の上下回動に際して
回転し、摩耗しないようにした構成を示している。
トップリンクヒンジ49は油圧ケース40の後部にボル
トにより固設されており、左右のヒンジにより構成され
ている。そして該トップリンクヒンジ49には上下に2
つの枢支ピン45の挿入孔49aが開口されており、作
業機の種類によりこの挿入孔49aのどちらかを選択し
て、枢支ピン45を嵌挿しトップリンク42を枢支すべ
く構成している。
トにより固設されており、左右のヒンジにより構成され
ている。そして該トップリンクヒンジ49には上下に2
つの枢支ピン45の挿入孔49aが開口されており、作
業機の種類によりこの挿入孔49aのどちらかを選択し
て、枢支ピン45を嵌挿しトップリンク42を枢支すべ
く構成している。
そして挿入孔49aに枢支ピン45を挿入する際に、ト
ップリンク42の先端のボールジヨイント軸受部43を
、左右のトップリンクヒンジ49の間ビン45a部に嵌
挿し、逆の外側への突出部に開口したピン挿入孔45b
に抜は止めビン46を挿入するのである。
ップリンク42の先端のボールジヨイント軸受部43を
、左右のトップリンクヒンジ49の間ビン45a部に嵌
挿し、逆の外側への突出部に開口したピン挿入孔45b
に抜は止めビン46を挿入するのである。
咳払は止めピン46の上端には、偏心枢支体48が固設
されており、該偏心枢支体48に支点越えバネ47の基
部が偏心されて枢支されているのである。故に該支点越
えバネ47は第10図の如(抜は止めピン46の側面に
押圧付勢された状態と、抜は止めピン46の逆の上方へ
解除された状態との2位置に安定すべ(構成されている
のである。
されており、該偏心枢支体48に支点越えバネ47の基
部が偏心されて枢支されているのである。故に該支点越
えバネ47は第10図の如(抜は止めピン46の側面に
押圧付勢された状態と、抜は止めピン46の逆の上方へ
解除された状態との2位置に安定すべ(構成されている
のである。
該トップリンク42の前端にはボールジヨイント軸受部
43が付設されており、該ボールジヨイント軸受部43
に枢支ピン45を嵌挿して、トップリンクヒンジ49に
装着するのである。
43が付設されており、該ボールジヨイント軸受部43
に枢支ピン45を嵌挿して、トップリンクヒンジ49に
装着するのである。
故に通常の負荷の場合には、トップリンク42の昇降に
際して、枢支ピン45は回転せずに、ボールジヨイント
軸受部43の軸受部が回動するのである。
際して、枢支ピン45は回転せずに、ボールジヨイント
軸受部43の軸受部が回動するのである。
故に該軸受部は焼入れがされており、硬度も大であるの
で摩耗が発生せず、また枢支ピン45も回転しないので
摩耗することはないのである。
で摩耗が発生せず、また枢支ピン45も回転しないので
摩耗することはないのである。
しかし、大きな負荷が掛かった場合や、負荷が枢支ピン
45に直角方向でなく捩れて掛かった場合には、ボール
ジヨイント軸受部43が回転せずに枢支ピン45が回転
し、トップリンクヒンジ49の挿入孔49aに対して相
対回転する状態が発生するのである。
45に直角方向でなく捩れて掛かった場合には、ボール
ジヨイント軸受部43が回転せずに枢支ピン45が回転
し、トップリンクヒンジ49の挿入孔49aに対して相
対回転する状態が発生するのである。
この場合に、枢支ピン45やトップリンクヒンジ49に
は焼入れが成されておらず、材質が柔らかいので徐々に
摩耗してくるのである。また同様にトップリンクヒンジ
49の挿入孔49aも摩耗し該挿入孔49aが大きくな
り、枢支ピン45と挿入孔49aの部分で、ガタが発生
するという不具合いが有ったのである。
は焼入れが成されておらず、材質が柔らかいので徐々に
摩耗してくるのである。また同様にトップリンクヒンジ
49の挿入孔49aも摩耗し該挿入孔49aが大きくな
り、枢支ピン45と挿入孔49aの部分で、ガタが発生
するという不具合いが有ったのである。
本構成においては、この不具合いを解消する為に、抜は
止めビン46が唯単に枢支ピン45のピン挿入孔45b
に挿入するだけでなく、該枢支ピン45が回転しないよ
うに、抜は止めビン46の先端が嵌入係止される係止嵌
入部50をトップリンクヒンジ49の外側面に設けたも
のである。
止めビン46が唯単に枢支ピン45のピン挿入孔45b
に挿入するだけでなく、該枢支ピン45が回転しないよ
うに、抜は止めビン46の先端が嵌入係止される係止嵌
入部50をトップリンクヒンジ49の外側面に設けたも
のである。
この構成により、抜は止めビン46は回転出来ず、同様
に枢支ピン45も回転できなくなるのである。
に枢支ピン45も回転できなくなるのである。
故にトップリンク42の昇降回動に際して、必ずボール
ジヨイント軸受部部43の部分で回動することとなり、
枢支ピン45とトップリンクヒンジ49の摩耗を解消す
ることができたものである。
ジヨイント軸受部部43の部分で回動することとなり、
枢支ピン45とトップリンクヒンジ49の摩耗を解消す
ることができたものである。
くべ)発明の効果
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
するものである。
するものである。
第1に、作業機駆動軸2をフロントアクスル1の下側に
配置した場合には、作業機駆動軸2の位置が低くなり、
トラクターの最低地上高が低く成ってしまうのであるが
、本発明においては、フロントアクスル1自体を「へ」
の字型にして凹部1bを構成しているので、該凹部1b
内を作業機駆動軸2が通過することにより、最低地上高
を低くするという不具合いを解消することが出来たもの
である。
配置した場合には、作業機駆動軸2の位置が低くなり、
トラクターの最低地上高が低く成ってしまうのであるが
、本発明においては、フロントアクスル1自体を「へ」
の字型にして凹部1bを構成しているので、該凹部1b
内を作業機駆動軸2が通過することにより、最低地上高
を低くするという不具合いを解消することが出来たもの
である。
第2に、フロントアクスル1は「へ」の字型に曲げただ
けであり、両端のキングピンの位置の高さは変化しない
のであるから、直線的に構成したフロントアクスルを装
着した場合と、前輪や、ナックルアームやタイロッドや
ドラッグロフト等についての関係位置は全く同じであり
、操向のフィーリングが変わることなく、また共通部品
を使用することによりコストを安くすることもできるの
である。
けであり、両端のキングピンの位置の高さは変化しない
のであるから、直線的に構成したフロントアクスルを装
着した場合と、前輪や、ナックルアームやタイロッドや
ドラッグロフト等についての関係位置は全く同じであり
、操向のフィーリングが変わることなく、また共通部品
を使用することによりコストを安くすることもできるの
である。
第3に、フロントアクスル1の下側に作業機駆動軸2を
設けたにも拘わらず、作業機駆動軸2の位置が高いこと
により、作業機駆動軸2の後端からロータリーモア装置
RのギアボックスG等へ動力を伝達するユニバーサルジ
ヨイント軸Uの折れ角を、作業機の昇降に際しても大き
くすることが無くなり、ユニバーサルジヨイント軸Uの
折れ曲がり時における騒音が無くなり、ロータリーモア
装置R等の作業機の昇降ストロークを大きくすることが
出来たものである。
設けたにも拘わらず、作業機駆動軸2の位置が高いこと
により、作業機駆動軸2の後端からロータリーモア装置
RのギアボックスG等へ動力を伝達するユニバーサルジ
ヨイント軸Uの折れ角を、作業機の昇降に際しても大き
くすることが無くなり、ユニバーサルジヨイント軸Uの
折れ曲がり時における騒音が無くなり、ロータリーモア
装置R等の作業機の昇降ストロークを大きくすることが
出来たものである。
第1図はフロントアクスル20と作業機駆動軸2の部分
の軸受支持部を示す側面断面図、第2図は同じく前面図
、第3図はフロントアクスル1の部分の前面図、第4図
はフロントアクスルlとセンターピン9の部分の平面図
、第5図は同じく側面図、第6図は弾性継手Cの部分の
側面断面図、第7図は継手軸25とラジェーターファン
駆動ブー +J −21との連結部の斜視図、第8図は
同じく前面図、第9図は油圧ケースとトップリンクヒン
ジ49の部分の平面図、第10図は同じく側面図、第1
1図は本発明のフロン1−PTO動力取出装置を付設し
、ロータリーモア装置Rをミツドマウントした状態のト
ラクターの側面図である。 1・・・フロントアクスル 1a・・・センターピン孔 1b・・・凹部 2・・・作業機駆動軸 2a・・・ミツド作業機軸 2b・・・フロント作業機軸 3・・・・テンションプーリー 4・・・・支持部材 9・・・・センターピン
の軸受支持部を示す側面断面図、第2図は同じく前面図
、第3図はフロントアクスル1の部分の前面図、第4図
はフロントアクスルlとセンターピン9の部分の平面図
、第5図は同じく側面図、第6図は弾性継手Cの部分の
側面断面図、第7図は継手軸25とラジェーターファン
駆動ブー +J −21との連結部の斜視図、第8図は
同じく前面図、第9図は油圧ケースとトップリンクヒン
ジ49の部分の平面図、第10図は同じく側面図、第1
1図は本発明のフロン1−PTO動力取出装置を付設し
、ロータリーモア装置Rをミツドマウントした状態のト
ラクターの側面図である。 1・・・フロントアクスル 1a・・・センターピン孔 1b・・・凹部 2・・・作業機駆動軸 2a・・・ミツド作業機軸 2b・・・フロント作業機軸 3・・・・テンションプーリー 4・・・・支持部材 9・・・・センターピン
Claims (1)
- トラクター搭載のエンジンの前方に突出したフロントP
TO軸の下方に配置して作業機駆動軸を設けると共に、
該作業機駆動軸より前輪の後部に配置する作業機を駆動
可能とした構成において、作業機駆動軸が前後に通過す
る部分のフロントアクスルを「へ」の字状に折り曲げて
、凹部を構成したことを特徴とするフロントPTO動力
取出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28947986A JPS63141835A (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 | フロントpto動力取出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28947986A JPS63141835A (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 | フロントpto動力取出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63141835A true JPS63141835A (ja) | 1988-06-14 |
Family
ID=17743806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28947986A Pending JPS63141835A (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 | フロントpto動力取出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63141835A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2692525A1 (fr) * | 1992-06-19 | 1993-12-24 | Henry Dangel | Pont rigide pour véhicule tout terrain. |
EP1284097A2 (de) * | 2001-08-08 | 2003-02-19 | Deere & Company | Zapfwelleneinrichtung und Fahrzeug |
-
1986
- 1986-12-03 JP JP28947986A patent/JPS63141835A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2692525A1 (fr) * | 1992-06-19 | 1993-12-24 | Henry Dangel | Pont rigide pour véhicule tout terrain. |
EP1284097A2 (de) * | 2001-08-08 | 2003-02-19 | Deere & Company | Zapfwelleneinrichtung und Fahrzeug |
EP1284097A3 (de) * | 2001-08-08 | 2004-07-21 | Deere & Company | Zapfwelleneinrichtung und Fahrzeug |
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