JPS6314071A - 冷蔵装置 - Google Patents

冷蔵装置

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JPS6314071A
JPS6314071A JP15207486A JP15207486A JPS6314071A JP S6314071 A JPS6314071 A JP S6314071A JP 15207486 A JP15207486 A JP 15207486A JP 15207486 A JP15207486 A JP 15207486A JP S6314071 A JPS6314071 A JP S6314071A
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JP
Japan
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air
refrigerator
cold air
aging
chamber
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JP15207486A
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薄井 孝幸
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Daiei Food Industrial Co Ltd
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Daiei Food Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野J 本発明は、生鮮品を長期保存するのに適した冷蔵装置に
間する。
「従来技術およびその問題点」 生鮮品は、果実、野菜等の青果物および花類を含む植物
性のものと、畜肉、魚介類等の動物性のものとに大別で
きる。このうち例えば青果物は、樹木やつるから分離し
た後も依然として熱を発生し、水蒸気やガスを故出し続
ける。空気中の酸素は、植物組織の炭素と結合し、様々
な分解物を生成し、最猪には、二酸化炭素と水を生成す
る。その際のエネルギは熱の形で放出され、例えば「い
ちご」を常温下に置くと、1日当り、I 、 000に
9で10、000kcalもの熱を放出する。しがし品
温を1℃に保持すると、放出熱量は2,000kcal
に減少する。またバラのつぼみでも、I 、 000k
gで1日に6.500kcalの熱を放出するが、保存
温度を2℃に設定すると、放出熱は650kcalに低
下する。これら生鮮品の冷蔵庫内での低温保存が推奨さ
れる所以である。
他方これらの青果物は、生鮮品の追熟老化の原因となる
エチレン等の老化有害物質を放出することが知られてい
る9例えば、生鮮品が花やつぼみの場合には、エチレン
、二酸化エチレン、フェニルエチレン、メチルエチルカ
ルビノール等が生成され、これらのエチレンの一種が冷
蔵室内に充満すると、追熟老化が生じ、つぼみは開花せ
ずにしぼんでしまう、このエチレン等の老化有害物質の
生成およびその生理作用は温度依存性があり、低温では
その作用が低下する。よってこの老化有害物質の作用を
防止するためにも、低温保存は効果がある。
ところがこれらの老化有害物質による追熟老化作用を低
温保存によって抑制するのは限度がある。すなわち仮に
理想的な温度および湿度に保存環境を設定したとしても
、あるいはこのような保存環境を実現すればする程、老
化有害物質が原因となる追熟老化作用は、生鮮品のN度
を失わしめる大きな原因となることが判明した。
動物牲の生鮮品については、これが発する揮発性塩基窯
素トリメチルアミンが鮮度を失わしめる老化有害物質で
あることが判明した。従来のこれら生鮮品の保存方法は
、いずれも、温度、湿度の保存環境に向けられたもので
あって、これら追熟老化の原因となる物質の処理につい
ての提案はなされでいない。
本発明者はこのような問題を解決するため既に、冷蔵室
内に上記老化有害物質を吸着する吸着材を設けて、生鮮
品の追熟老化を防止するようにし是方法および装置を提
案している(特願昭61−30557号)、この方法お
よび装置は、生鮮品が発生する老化有害物質の量がある
一定量以下で、短期間であれば、確かに生鮮品の追熟老
化を防止することができる。ところがその後の研先によ
ると、生鮮品の量、種類によって、発生する老化有害物
質の量が一定値を越えると、特に長期間の保存では、吸
着材による吸着が追い付かなくなる場合のあることが判
明した。吸着材の設冒量には限界があり、大量の老化有
害物質を長期間に渡って全部吸着することが困難な場合
が生じることが避けられない。
「発明の目的」 本発明は、以上の背景を踏まえ、冷蔵室内においで生鮮
品が発するエチレン、揮発性塩基窒素トリメチルアミン
等の老化有害物質をより確実に除去できる冷蔵装Mを得
ることを目的とする。
「発明の概要」 本発明は、従来の冷蔵装置一般の考え方を破り、冷蔵室
内の冷気を強制的に冷蔵室外に排気する排気装置と、冷
蔵室外の空気を強制的に冷蔵室内に導入する吸気装置と
を設けたことを特徴としでいる。
従来、冷蔵装置については、冷蔵室内の冷気(空気)を
できるだけ逃がさない、という思想が堅固に維持されで
いて、冷蔵室内外の空気を積極的に入れ換えるというの
は、常識に反する。ところが、老化有害物質を原因とす
る生鮮品の追熟老化についでは、空気を入れ換えてしま
うと、最も効果的にこれを防止できるのである。給排気
に伴なって懸念される冷蔵室内の温度変化は、吸気位百
と排気位置の設定、冷蔵装置の構造の工夫等によって、
十分対処できる。
「発明の実施例」 以下図示実施例について本発明を説明する。第1図ない
し第4図は、冷蔵室11に予冷室12を付設した冷蔵装
置に本発明を適用したものである。予冷室12は、特に
呼吸熱が大きい「つんご」、「いちご」等の果実類を保
存する場”合に好適なもので、ここで室温から3〜5°
Cに予冷し、その俊O℃前後の冷蔵室11に移すと、品
温の急激な変化を防止して日持をざらに良くすることが
できる。
予冷室12には、冷却ユニット13が配設されている。
この冷却ユニット]3は、室外機14との間で冷凍サイ
クルを構成する周知のものである。この予冷室12には
外扉15と、冷蔵室11との間の内扉16が備えられて
いる。
冷蔵室11の上部には、多孔板18を介して加圧冷気室
19が形成されている。この加圧冷気室19内には、室
外機20との間で冷凍サイクルを構成する冷却ユニット
21が配設されており、この冷却ユニット2]の吸込側
が冷蔵室11の一側面に設けた垂直方向のグクト22お
よび吸込口23を介して、冷蔵室11の下部と連通して
おり、その吐出側が加圧冷気室19に連通しでいる。
多孔板18は、冷却ユニット21からの吐出冷気により
、加圧冷気室19内の圧力を冷R室1]内の圧力より高
くすることができる微細孔を有するものを使用する。特
に断熱性を持つものが好ましく、具体的(こはウッドラ
ック(商品名、−極断熱板)の板厚5〜9mm程度のも
のを用いるとよい。
ダクト22内には、エチレン、揮発牲塩基窒素トリメチ
ルアミン等の老化有害物質を吸着するフィルタ25が設
けられている。このフィルタ25は、強制給排気と合わ
せて、吸着によっても老化有害物質を除去するために設
冨している。ダクト22内には、この他殺菌装雪等を適
宜設冨することができる。
また冷蔵室11の下面には、すのこ板26が設けられで
おり、冷蔵室1]を降下した冷気は、すのこ板26の透
孔を通過してダクト22に入り、フィルタ25を通った
後、冷却ユニット21の吸込側に供給される。
加圧冷気室19内にはまた、加湿空気の吹出口27aが
開口している。この加湿空気吹出口27aは、冷蔵室「
1内に開口させた吸入口27bから冷気を吸い込む超音
波加湿器28と通じていて、これで加湿された空気が加
圧冷気M2O内に送り込まれる。
上記構成の冷蔵装言は、本発明者が特願昭60−298
515号で提案したもので、冷却ユニット2]から吐出
される冷気は、多孔板18の微細孔を通過して冷蔵室1
1内を降下し、すのこ板26およびダクト22を通って
再び冷却ユニ・ント21の吸込側1こ至る循環流となる
。冷気は、多孔板18の微細孔を通して下降するために
、冷蔵室]1内の主鮮品に強く吹き付けられることがな
い、このため、貯蔵品に温度ムラが発生することがなく
、特に低温に弱い果物に低温障答が発生するおそれが少
ない、そして加圧冷気室19内の圧力は、冷却ユニット
21の吐出冷気により上昇して冷蔵室11内より高くな
り、他方加圧冷気室19内には、加湿空気吹出口24が
ら加湿空気が供給されているために、この昇圧した加湿
冷気が多孔板18の微細な吹出孔を通して冷7R室11
内に噴出降下することとなる。冷気と加湿空気は、加圧
冷気室19内で十分混合され、また多孔8218の微細
な吹出孔は均一に分布しているから、冷蔵室11内への
降下加湿冷気は、庫内に極めて均一に与えられる。そし
てこの降下加湿冷気は一定の速度を有するため、貯蔵品
の周囲は常に新しい冷気と接することとなり、温度変化
が生じない等の優れた特徴がある。
しかして本発明は、例えば以上のように構成された冷蔵
装百に対し、排気装置と吸気装置lを付設したことを特
徴とするものである。この実施例においては、冷蔵室1
1内の庫内温度の変動を極力抑えるために、排気装M3
0を加圧冷気室19の壁面に設け、吸気装置131を冷
却ユニット13の吸込側近傍に位置させて予冷室]2の
壁面に設け、ざらに冷蔵室11と予冷室12の区画壁3
3に、ダクト22の下部の吸込口23に近接させて第二
の吸気装置32を設けている。
排気装置f30、吸気装W131および32は、この実
施例では同一構造からなっている。第4図はその構造例
を示すもので、壁面に固定されるダクト間34には、そ
の中間部分の区画壁35に空気孔36が開けられており
、区画壁35の一側に強制ファン37、他側に間開M3
8が設けられている。開閉蓋38は上部支軸39そ中心
に開閉可能であるが、強制ファン37が駆動されないと
きは閉じでいる。空気孔36の上端には、支軸40によ
って回動可能な開閉ドラム41が枢着されている。この
開閉ドラム41は、−側の閉塞面42の重量が重く、強
制ファン37を駆動しない状態では、この閉塞面42が
区画壁35に密着して空気孔36を閉じるが、強制ファ
ン3718駆動して空気流を生じさせると、その空気流
により図に鎖線で示すように回動して、矢印で示すよう
に空気を流す、この排気装置または吸気装置によると、
強制ファン37を駆動しないときには、開閉ドラム41
および開閉蓋38により、自動的に空気の流通@連断し
、強制ファン37を駆動すると自動的に空気を流通させ
ることができる。
上記構成の排気装置f30、吸気装=31、吸気装置3
2はそれぞれ、強制ファン37を駆動したとき、排気、
吸気の目的が果せる方向に向けて設画され、例えばタイ
マによって一定間隔で一定時周駆動される。運転間隔は
、冷蔵室11内に保存する生鮮品のfi類および量によ
って決定されるが、例えば、−日に4回、15分ずつ運
転すれば、生鮮品が発生する老化有害物jfを確実に冷
蔵室1]外に排出することができる。またこの実施例に
よると、吸気装置31が予冷室12の冷却ユニット13
の吸込側近傍に設けられているために、予冷室]2内に
導入された外気を直ちに冷却ユニット13で冷却するこ
とができる。ざらに吸気装置32は、冷蔵室11の吸込
口23の近傍に開口しているため、予冷室12から冷蔵
室11内に導かれる新鮮な空気は、その殆どが吸込口2
3からダクト22内に入り、ざらに冷却ユニット21で
冷却されてから、多孔板18の像線孔を介して冷蔵室1
1内に降下する。また排気装M30は、冷蔵室11内で
なく加圧冷気室19内の冷気を外部に排出するから、こ
のようにして、冷蔵室11(予冷室12)内外の空気を
入れ換えでも冷蔵室11内の温度変化は殆ど生じない。
上記実施例は、現段階で最も好ましい冷蔵装置に本発明
を適用したものであるが、本発明は家庭用の一般冷蔵庫
にも適用可能である。第5図にその実施例を示す、家庭
用の一般冷蔵庫50は、上部に冷却器51を有する冷凍
室52があり、下部に冷凍室52からの冷気を受ける冷
蔵室53がある。冷蔵室53はその下部に野菜室を備え
ることがある。この冷蔵庫50に対し、冷却器51の下
部に沿って尋人外気が流れるように、吸気装=54およ
び吸気ダクト55を設け、冷蔵室53の下部に排気装置
568設ける。そうすると、尋人外気による庫内温度変
動の可能性を少なくして、冷蔵室53内の空気を入れ換
えることができる。
吸気装M54および排気装M56の駆動はタイマによっ
ても、手動スイッチによってもよい。
吸気装置154と排気装H56の位置は、冷蔵装置の構
造種類に応じ、また特別な温度変動防止要素を設ける等
によって、勿論適宜変化させることができる。なお排気
装M56には消臭フィルタを付設して庫内の臭いが周囲
に出るのを防止できる。
「発明の効果」 以上のように本発明の冷蔵装置は、生鮮品が放出するエ
チレン、揮発牲塩基富素トリメチルアミン等の老化有害
物質を、強制吸気装置と排気装置によって庫内の冷気(
空気)を入れ換えることによって除去するものである。
このため老化有害物質が原因となる生鮮品の老化追熟を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の冷蔵装置の実施例を示す縦断面図、第
2図、第3図は第1図の■−■線、■−■線に沿う断面
図、第4図は、排気装置および吸気装=の構造例を示す
断面図、第5図は本発明を家庭用一般冷蔵庫に適用した
場合の実施例を示す断面図である。 11・・・冷蔵室、12・−予冷室、13−・・冷却ユ
ニット、18・・・多孔板、19・・・加圧冷気室、2
1・・・冷却ユニット、22・・・ダクト、23・・・
吸込口、25・・・フィルタ、26・・・すのこ板、3
0・・・排気装置、31.32−・・吸気装置、36・
・・空気孔、37・・・強制ファン、41−・・開閉ド
ラム、50・・・冷蔵庫、52・・・冷凍室、53・・
・冷蔵室、54・・・吸気装置、55−・・吸気ダクト
、56・・・排気装置。 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 冷蔵室内の冷気を強制的に冷蔵室外に排気する排気装置
    と、冷蔵室外の空気を強制的に冷蔵室内に導入する吸気
    装置とを備えてなる冷蔵装置。
JP15207486A 1986-06-27 1986-06-27 冷蔵装置 Granted JPS6314071A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15207486A JPS6314071A (ja) 1986-06-27 1986-06-27 冷蔵装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP15207486A JPS6314071A (ja) 1986-06-27 1986-06-27 冷蔵装置

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Publication Number Publication Date
JPS6314071A true JPS6314071A (ja) 1988-01-21
JPH0573994B2 JPH0573994B2 (ja) 1993-10-15

Family

ID=15532485

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JP15207486A Granted JPS6314071A (ja) 1986-06-27 1986-06-27 冷蔵装置

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Cited By (4)

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