JPS63139738A - ハニカム構造物の製造方法及びハニカム構造物製造用接着シ−ト - Google Patents

ハニカム構造物の製造方法及びハニカム構造物製造用接着シ−ト

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JPS63139738A
JPS63139738A JP28715786A JP28715786A JPS63139738A JP S63139738 A JPS63139738 A JP S63139738A JP 28715786 A JP28715786 A JP 28715786A JP 28715786 A JP28715786 A JP 28715786A JP S63139738 A JPS63139738 A JP S63139738A
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JP
Japan
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adhesive sheet
honeycomb structure
adhesive
honeycomb
manufacturing
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Application number
JP28715786A
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English (en)
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正彦 堀
六車 忠裕
幸夫 西山
茂 片山
和彦 山本
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はハニカム構造物の製造方法並びにこれに使用す
るハニカム構造物製造用シートに関する。
〔従来の技術とその問題点〕
従来のこの種のハニカム構造物は、ハニカムコアと表面
板の間に接着剤特に接着シートを介在させ、接着一体化
し製造するが、ハニカムコアと表面板は直角に接着され
、コア側が細い線状になり、接着面積が小さくなり充分
な接着強度が得られない欠点があった。
また接着シートは一般に基材の両側に表面タックを有す
る構成のものが使用されるが、この様な接着シートは表
面板との貼り合わせには良好であるが、ハニカムコアと
貼り合わせる場合、一旦貼り合わすと再度の修正が困難
であり作業性に劣るという難点かあ、更には、ハニカム
構造を作成するために加熱硬化させて該ハニカム構造物
を得る時、ハニカムコア側の樹脂層が平滑であるとハニ
カムコアへの樹脂のフィレット形成が少なく高い接着力
が得られにくく、高い接着力を得るために、樹脂層の厚
みを厚くすると接着シート自体の重量が増大し、軽量で
あることを特徴のひとつとするハニカム構造物全体の重
量の増大となり、また、経済的にも好ましくない、また
、両面にタックを有する接着シートは、樹脂自体の分子
量、粘度、凝集力等にも因るが、取り扱い上、セパレー
タを接着シートの両側にも必要とし、作業上、経済上、
好ましくない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明が解決しようとする問題点は従来のハニカム構造
物製造法の上記難点を解消することである。
〔問題点を解決するための手段〕
この問題点はこの種ハニカム構造物製造に於いて使用す
る接着シートとして、該シートのハニカムコア側の熱硬
化性樹脂層が常温で非粘着性であって且つその表面に凹
凸を有するものであるシートを接着シートとして使用す
ることによって解決される。
〔発明の構成並びに作用〕
本発明は基本的には第1図に示す通りプラスチック基材
(1)の両面に熱硬化性樹脂層(2)、(3)が夫々形
成された接着シートを、表面板(4)、(4′)とハニ
カムコア部(5)との間に介在させて加熱し、両者を一
体的に接着する方法である。そして形成されたハニカム
構造物は第2図の様な状態となる。但し第2図中(6)
、(6′)はフィレット部と称される。そしてこの際特
に接着シートとして (A)ハニカムコア側の熱硬化性樹脂層として常温で非
粘着性のものを使用すること (B)同上熱硬化性樹脂層の表面に凹凸状を形成したも
のを使用すること を大きな特徴としている。
このような方法によると該接着シートのハニカムコア側
の樹脂層が常温で非粘着の凹凸を有しているため、凸部
に於いてフィレットが極めて°よく成形される。即ちハ
ニカム構造物を得るためには、ハニカムコア、面板、接
着シートを装着後、加圧しながら加熱硬化させて行うが
、加熱初期の樹脂層が熔融しはじめる時にハニカムコア
のセル壁に凸部が凹部に比べ、より接着面積が大きく接
触し、フィレットを形成するために接着力が発現するこ
とになる。
尚、ここで「常温で非粘着」とは常温(25℃)で粘着
性を示さないものであり、好ましくは樹脂の軟化点が約
40℃以上のものである。
更には、ハニカムコア側の接着シートの表面が常温で非
粘着であるため、面板と接着シートを貼り合わせた後ハ
ニカムコアと貼り合わせる時、位置決めの際の作業が行
い易く、常に形状の安定したハニカム構造物が得られる
本発明で用いられる熱硬化性樹脂層としては、不飽和ポ
リエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、フ
ェノール樹脂等各種熱硬化性樹脂が用いられるが、本発
明に於いては、エポキシ樹脂が好ましく用いられる。エ
ポキシ樹脂としては、ビスフェノール系ノボラックエポ
キシ等の他にビスフェノールAとエピクロルヒドリンか
ら誘導された高分子量の熱可塑性樹脂とエポキシ樹脂を
配合したもの、或いはダイマー酸から誘導された長鎖ア
ルキル基を有するエポキシ樹脂系が用いられる。
本接着シートに於いてハニカムコア側の樹脂層としては
常温で非粘着の凹凸を有したものが使用されるが、これ
に用いられるエポキシ樹脂としては、常温で固体のもの
が好ましく、特にビスフェノール系がよい、また同時に
用いられる硬化剤、硬化促進剤、充填剤等も固形のもの
が良いが、上記固形のエポキシ樹脂に液状のそれらを混
合し、場合によってはカップリング剤、老化防止剤、着
色剤等を併用して用いても良く、要は後処理に於いて粉
末化出来るものであれば良い。常温で固体の粉末エポキ
シ樹脂と硬化剤、硬化促進剤、充填剤、各種添加剤をト
ライブレンドするか、或いは混合物を粉末化して得られ
た配合物を散布機、ふるい等を用いて基材上に散布し、
基材と配合物とを仮接着するためにオーブン、遠赤外照
射機等を用いて熱融着させて冷却すると常温で非粘着の
凹凸な表面を有す接着シートが得られ、他の一方に例え
ば粘着性を有する接着シートを貼り合わせて一体化する
ことにより本発明で用いられる接着シートが得られる。
本発明で用いられる接着シートに使用されている基材と
しては、フィルム、織布、不織布等が挙げられる。また
基材の材質としては、前述したように粉末状のエポキシ
配合物を散布し、仮接着するためにオーブン或いは遠赤
外照射を行うので、熱による溶融がおこらないものが良
く、ポリエステル、ガラス等が好ましく用いられる。
また硬化剤としては、通常潜在性硬化剤と呼ばれるモノ
ユレア、ボリュレア、ヒドラジン系、具体的にはジシア
ンジアミド、3−(p−クロロフェニル)−1,1−ジ
メチルユレア、2.4−ビス=(N、N−ジメチルカル
バミド)等或いは他の酸無水物、イミダゾール類、イミ
ダシリン類の硬化剤が用いられる。
充填剤としては、炭酸カルシウム、石英粉、石こう、カ
オリン、クレー、マイカ、タルク、ドロマイト、アルミ
ナ、水和アルミナ、ジルコン、チタン化合物、モリブデ
ン化合物、−アンチモン化合物等の各種充填剤、老化防
止剤、その他の一般的に使用される種々の添加成分を用
途や目的に応して適宜配合することが出来る。
このようにして得られる接着シートの厚みは通常0.2
〜3mm、好ましくは0.3〜21111程度のもので
ある。またハニカムコア側にくる樹脂層の凹凸は凹部で
の厚さは約0.02〜0.2mm、凸部では0.3〜3
−が良く、凹部と凸部の厚さの差が出来るだけ大きくな
るように散布すれば良いが、重力或いはシート作成時の
熔融により、通常0.1〜2.80m−になる、また散
布量としては、樹脂、硬化剤、充填剤の比重、配合量に
よっても異なるが、ハニカム構造物として考える場合、
より軽量であることが望まれるので、80〜1000 
g/rrrが良く、80 g/rd以下の散布量であれ
ば、フィレットを形成し、接着強度が発現するだけの樹
脂量としては少なく、また1 000 g/n?以上で
あれば重量過度になりハニカム構造物として軽量化出来
ない。
また面板側にくる樹脂量として、薄い方が良いが、基材
への含浸性を考えて、0.03〜0.2ms+”が好ま
しい。
以上詳述した通り、この発明によればハニカムコアと表
面板の間に上記接着シートを介在させ、加熱加圧するこ
とにより、ハニカムコア側の表面の凹凸な接着シートの
凸部がハニカムコアのセル壁にフィレット形成が容易に
起こり、従来の接着シートを用いる場合に比べて、接着
面積の大きなハニカム構造物を得ることが出来る。
〔実施例〕
次に実施例により、この発明を更に具体的に説明する。
尚、以下に部とあるのは重量部を示すものとする。
実施例1 常温で固型のビスフヱノーA型エポキシ樹脂(エポキシ
当ff1575〜725、融点83℃、分子11060
)の粉末100部、微粉末状ジシアンジアミド5部、硬
化促進剤として3−(p−クロロフェニル)−1,1−
ジメチル1173部、充填剤として炭酸カルシウム75
部を常温にてトライブレンドし、上記配合物をポリエス
テル不織布(30g/noに散布機を用いて336 g
/rdになるように散布し、その11150℃の雰囲気
中オーブンを用いて1分間仮接着を行い、その後空冷し
て、表面が凹凸の非粘着性の接着シート(A)が得られ
た(樹脂の軟化点約40℃)。ここに四部の樹脂の厚み
は、平均0.15sn、凸部では平均1.6−であった
Φ 次に、液状ビスフェノールA型エポキシ+n脂85部(
エポキシ当1184〜194、分子9380)、フェノ
キシ41脂15部、微粉末状ジシアンジアミド5部、3
−(p−クロロフェニル)−1,l−ジメチル1173
部、タルク50部を熔融混合釜、及びミキシングロール
にて熔融混合して熱硬化性樹脂組成物を得た。得られた
組成物をプレスを用いて80μmに成形し、接着シート
(B)を得た。
次に上述の接着シート(A)と接着シー) (B)を基
材の両面に貼り合わせ、本発明で用いられる接着シート
を得た。
次いで2枚のアルミ表面板の片側に接着シート(B)が
くるように得られた接着シートを貼り合わせ、接着シー
ト(A)の方にアルミハニカムコア(3/ 81nch
の六角形ハニカムセル)がくるように両側より0.5k
g/−で加圧しながら140℃で20分間加熱して、ハ
ニカム構造物を得た。得られたハニカム構造物を5c−
幅に切断し、この構造物の接着力をASTMD1781
に準じてクライミングドラムピールテストを行った所、
4.5kgfcm/c+mで接着性が良好であった。
実施例2及び3 実施例1で用いた接着シート(A)の凹部の平均厚みを
それぞれ0.05m5.0.1−とし、凸部の平均厚み
をそれぞれ1.0ms、 2.6m−とする他は全て実
施例1と同様にしてハニカム構造物を作製した。この構
造物の接着力はそれぞれ1.35 kgfcm/cll
、5.1 kgfcs/cmであった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のハニカム構造物製造用接着シートの一
例の模擬的な図面であり、第2図はこれを用いて製造し
たハニカム構造物を模擬的に示す図面である。 l・・・・・・・・・・基材 2・・・・・・・・・・熱硬化性樹脂層3・・・・・・
・・・・熱硬化性樹脂層4・・・・・・・・・・表面板 5・・・・・・・・・・ハニカムコア部6・・・・・・
・・・・フィレット部 (以上)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱硬化性樹脂層と基材とからなる接着シートをハ
    ニカムコアと表面板の間に介在させ、加熱硬化させるこ
    とにより製造するハニカム構造物に於いて、該接着シー
    トのハニカムコア側の樹脂層が常温で非粘着の凹凸を有
    する構成であることを特徴とするハニカム構造物の製造
    方法。
  2. (2)熱硬化性樹脂層がエポキシ樹脂系である特許請求
    の範囲第1項記載のハニカム構造物の製造方法。
  3. (3)ハニカムコアと表面板の間に介在させ加熱硬化さ
    せてハニカム構造物を製造する方法に於いて使用する熱
    硬化性樹脂層がプラスチック基材の両面に形成された接
    着シートに於いて、そのハニカムコア側の該樹脂層が常
    温で非粘着性であって且つその表面に凹凸を有するもの
    であることを特徴とするハニカム構造物製造用接着シー
    ト。
JP28715786A 1986-12-02 1986-12-02 ハニカム構造物の製造方法及びハニカム構造物製造用接着シ−ト Pending JPS63139738A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007524533A (ja) * 2004-02-27 2007-08-30 ユーロコプテール 2つの異なる熱硬化性基材で予め含浸された構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007524533A (ja) * 2004-02-27 2007-08-30 ユーロコプテール 2つの異なる熱硬化性基材で予め含浸された構造

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