JPS59108070A - 耐ガソホ−ル性接着剤 - Google Patents

耐ガソホ−ル性接着剤

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Publication number
JPS59108070A
JPS59108070A JP21761882A JP21761882A JPS59108070A JP S59108070 A JPS59108070 A JP S59108070A JP 21761882 A JP21761882 A JP 21761882A JP 21761882 A JP21761882 A JP 21761882A JP S59108070 A JPS59108070 A JP S59108070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
gasohol
curing
epoxy resin
imidazole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21761882A
Other languages
English (en)
Inventor
Sumio Oishi
大石 住夫
Kazuhiko Mogami
最上 和彦
Yukio Nishiyama
幸夫 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Electric Industrial Co Ltd filed Critical Nitto Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP21761882A priority Critical patent/JPS59108070A/ja
Publication of JPS59108070A publication Critical patent/JPS59108070A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はアルコール添加ガソリンに対する耐久性つま
り耐ガソホール性にすぐれた接着剤に関する。
アルコール添加ガソリンの実用化に伴なって燃料フィル
ターにおける接着剤として耐訪ソホール性にすぐれたも
のが要求されるようになってきた。
すなわち、従来この種接着剤として知られる硬化剤とし
て脂肪族ポリアミンを用いた二液型のエポキシ樹脂系接
着剤では耐ガソホール性に劣り、これに代わる新規な接
着剤の出現が望まれている。
上記要求に対して硬化剤としてイミダゾールアジン類を
用いたー液型のエポキシ樹脂系接着剤が提案されている
。この接着剤によれば耐ガソホール性を満足できるが、
硬化速度がおそい(150℃での硬化時間が10分以上
となろうという問題がある。このため自動車などの生産
における実際のラインスピード内では充分な接着特性を
発揮できず、またフィルター用のる材を過度に加熱する
結果となってその性能を損なう憾みがあった。
この発明は、耐ガソホール性にすぐれていると共に硬化
速度が速くしかも実用上許容できる可使時間を有し、さ
らに使用に当たっての作業性にもすぐれた新規かつ有用
な接着剤を提供することを目的としたものである。
すなわち、この発明は、エポキシ樹脂に硬化剤としてつ
きの一般式; %式% (式中、Xはアルキル基もしくはフェニル基、Yは水素
もしくはアルキル基である) で表わされる常温で固形のイミダゾール類を配合し粉末
化してなる耐ガソホール性接着剤に係るものである。
このように、この発明の接着剤は、硬化剤として前記一
般式で表わされる特定のイミダゾール類を使用したこと
を特徴としたものであり、これによれば良好な耐ガソホ
ール性と共に150℃での硬化時間が1〜3分という速
い硬化速度が得られる。このため、自動車などの生産ラ
インにおいても確実に硬化させることができ、これによ
って充分な接着特性を発揮させうると共に、フィルター
用のろ材に熱的な損傷を与える心配が全くない。
しかも、上記接着剤は、従来のあるいは前記提案の二液
型ないし一液型の接着剤とは異なって粉末状とされたも
のであるため、接着作業性が良好でまた前述の如く速い
硬化速度を示すにもかかわらず実用上満足できる可使時
間を有しており、耐ガソホール性接着剤としての実用価
値がきわめて高くなる。
この発明において用いられるエポキシ樹脂は、特別なも
のである必要はとくになく、従来汎用されている各種タ
イプのものをいずれも使用できる。
一般には常温で固形のものが好ましく、とくに硬化剤や
その他の添加剤を配合し必要に応じて部分硬化させたと
きに流動性良好な粉末状としうるような性状を有するも
のが選択される。
このエポキシ樹脂に配合する硬化剤は、前記一般式で表
わされる常温で好ましくは35℃で固形のイミダゾール
類であるが、その代表的なものとしては2−メチルイミ
ダゾールを挙げることができる。その他2−ウンデシル
イミダゾール、2−ヘプタデシルイミダゾール、2−フ
ェニルイミダゾールなどの使用も可能である。これらの
イミダゾール類は2−メチルイミダゾールに較べてやや
硬化速度が劣る傾向があるが、前記既提案のイミダゾー
ルアジン類に較べると硬化速度の改善を図りうる。
この発明においては場合により上記イミダゾール類と共
に前記既提案に係る如き常温で固形の他の硬化剤を併用
してもよい。その併用割合はこの発明の効果を損なわな
い範囲、一般には他の硬化剤が硬化剤全体の30重量%
以下となるようにすべきである。この発明に係るイミダ
ゾール類の使用量(他の硬化剤を併用する場合はその合
計M)は、エポキシ樹脂100重量部に対して1〜10
重量部程度とするのがよい。
この発明の接着剤成分としては、上記成分のほか必要臀
応じて硬化塗膜に可とう性を附与するための適宜の可塑
剤やその他従来公知の充填剤、顔料などの各種添加剤を
使用することができ、これらの使用量は一般的な使用量
範囲でよい。
この発明の耐ガソホール性接着剤を得るに当たっては、
一般に各々の成分を30メツシユパスに粉末化したのち
トライブレンドする方法を採ることができる。この方法
では接着剤製造過程での過度な硬化反応を防止できる利
点があり、貯蔵安定性がよい。
この発明の耐ガソホール性接着剤は、燃料フィルター用
として用いるに当たってそのまま被塗物上に粉末塗工し
てもよいし、この接着剤を予めシート化した接着性シー
トとして使用に供してもよい。かかる接着性シートとす
る態様では接着作業性の一層の向上を図ることができる
上記接着性シートは、好ましくは不織布や織布などの各
種相貫からなる繊維基材を使用しこれに前記接着剤を含
浸塗工し、硬化が完全に進まない程度に加熱融着させて
っ(るのがよい。上記基材は接着部分の強度に好結果を
与える。このような接着性シートの厚みとしては一般に
0,1〜0.3咽程度である。
以下に、この発明の実施例を記載してより具体的に説明
する。
実施例1 40メツシユパスに粉砕し篩わけしたビスフェノール型
固形エポキシ樹脂(油化シェル社製の商品名エピコート
1004)100重量部に、40メツンユパスに粉砕し
た2−メチルイミダゾール(四国化成社製の商品名キュ
アゾール2MZ)5重量部、80メツシユパスのポリア
ミド樹脂粉末(日本リルサン社製の商品名ブラタミドH
103)5重量部およびブロッキング防止剤(日本アエ
ロジル社製の商品名アエロジル200)0..5重量部
を配合し、スーパーミキサーでトライブレンドして、こ
の発明の耐ガソホール性接着剤を得た。この接着剤は2
5℃以下で3ケ月以上の可使時間を有していた。
この接着剤’215+++m巾の鋼板上へ散布し融着さ
せたのち、この上にろ材(フェルト〕を重ね(接着部分
の長さ2 mm )、事務用クリップ1個で加圧しなが
ら150℃の熱風乾燥機中で3分間硬化させて、第1図
(5)、(B)に示されるようなせん断接着試験片を作
製した。図中、1は鋼板、2はろ材、3は硬化接着層で
ある。
実施例2 厚さ50μのアルミ箔の片面に実施例1の接着剤を坪量
10 gig 塗工し、この上に密度10g/dのポリ
エステル不織布を設けて加熱ラミネートした。この不織
布上に実施例1の接着剤を坪量100g/rrt 塗工
し、120℃の加熱炉で融着して接着性シートとした。
なお、アルミ箔は接着剤の不織布からの脱落を防止する
ためのものである。このようにして得た接着性シーrは
25℃以下で3ケ月以上の可使時間を有していた。
この接着性シートを15mm1”ITのろ材とろ材(い
ずれもフェルト)との突き合せ部分(長さ4 rrvn
 )に重ね、220℃のアイロンで3秒問おさえつけ硬
化させて第2図(5)、(旧こ示されるようなせん断接
着試験片を作製した。図中、2,2はろ材、3は硬化接
着層である。
上記実施例1,2に示した2つのせん断接層試験片を、
下記第1表の2種(扁1および/162)のアルコール
添加ガソリン混合液に60℃ノ温度テア日間浸漬し、浸
漬前後のせん断接着力をJISK−6850に準じて卯
、定した結果は、っきの第2表に示されるとおりであっ
た。
第1表 (注1)  t−ブチルアルコール (注29 メチルイソブチルケトン 第2表 以上の結果から明らかなように、この発明の接着剤によ
れは非常に短時間の硬化速度にして耐ガソホール性良好
なすぐれた硬化接着層を形成できるものであることがわ
かる。
【図面の簡単な説明】 第1図(5)は実施例1のせん断接着試験片を示す断面
図、第1図(B)は同平面図、第2図式は実施例2のせ
ん断接着試験片を示す断面図、第2図(Blは同平面図
である。 特許出願人  日東電気工業株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エポキシ樹脂に硬化剤としてっぎの一般式;%式
    % (式中、Xはアルキル基もしくはフェニル基、Yは水素
    もしくはアルキル基である) で表わされる常温で固形のイミダゾール類を配合し粉末
    化してなる耐ガソホール性接着剤。
  2. (2)イミダゾール類が2−メチルイミダゾールである
    特許請求の範囲第(1)項記載の耐ガソホール性接着剤
JP21761882A 1982-12-11 1982-12-11 耐ガソホ−ル性接着剤 Pending JPS59108070A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21761882A JPS59108070A (ja) 1982-12-11 1982-12-11 耐ガソホ−ル性接着剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21761882A JPS59108070A (ja) 1982-12-11 1982-12-11 耐ガソホ−ル性接着剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59108070A true JPS59108070A (ja) 1984-06-22

Family

ID=16707109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21761882A Pending JPS59108070A (ja) 1982-12-11 1982-12-11 耐ガソホ−ル性接着剤

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JP (1) JPS59108070A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1987002685A1 (en) * 1985-10-24 1987-05-07 The Dow Chemical Company Low gloss, high impact strength powder coating resins

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1987002685A1 (en) * 1985-10-24 1987-05-07 The Dow Chemical Company Low gloss, high impact strength powder coating resins

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