JPS63139083A - 多孔性無機板用のシ−ラ−組成物 - Google Patents

多孔性無機板用のシ−ラ−組成物

Info

Publication number
JPS63139083A
JPS63139083A JP28741486A JP28741486A JPS63139083A JP S63139083 A JPS63139083 A JP S63139083A JP 28741486 A JP28741486 A JP 28741486A JP 28741486 A JP28741486 A JP 28741486A JP S63139083 A JPS63139083 A JP S63139083A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
sealer
silyl group
modified pva
inorganic board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP28741486A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0717464B2 (ja
Inventor
義文 福島
均 丸山
山内 淳之介
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
Priority to JP28741486A priority Critical patent/JPH0717464B2/ja
Publication of JPS63139083A publication Critical patent/JPS63139083A/ja
Publication of JPH0717464B2 publication Critical patent/JPH0717464B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野 本発明は多孔性無機板の表面化粧仕上げを有効に行える
様に予め塗布して用いるシーラー組成物に関する。
珪酸カルシウム板、石膏ボード、ALC板やロックウー
ルボード等いづれも多孔質であるため、表層強度が小さ
く、かつ水分を吸収しやすいため、このまま表面を化粧
仕上げすると、表層の粉が仕上げ材と混って美しく仕上
らなかったり、無機板からアクかにじみ出たり、うまく
仕上ってもすぐ剥離したシ、吸水や吸湿した場合に凍結
融解の繰返しにより仕上げ材が剥離する等、美装性やそ
の耐久性の点で問題がある。
これらのトラブルを防ぐ目的で仕上げ処理する前に塗布
されるのがシーラーである。このシーラー処理は工場の
無機板製捨う・インで処理される場合と、建築現場の仕
上げ処理時に行われる場合がある。
町 従来技術および問題点 シー・シー処理された無機板はその状態で商品として数
ケ月放置されたり、施工に供されて化粧仕上げされるま
でにやはり数ケ月、雨水、外気等に曝露されることがあ
る。その様な訳で、要求性能として無機板表層補強効果
、止水性能、および仕上げ処理材との密着性の3つが大
きく要求される。
従来ウレタン樹脂系、エポキシ樹脂系、塩化ビニル樹脂
系などの溶剤系シーラーが主として用いられており、代
表的なものとしては、−液性湿気硬化型ウレタン樹脂系
シーラーが知られている。
このものは表層補強効果と止水性能は良好であるが、シ
ーラー処理したまま長期間放置すると塗膜の硬化が進み
すぎて当初は良好であった仕上げ剤との密着性が低下し
てくるという問題と、溶剤系であるため安全衛生上の問
題があり、また稀釈剤として使う溶剤が高価でかつ混合
溶剤であるため回収しても高くつくという問題がある。
一方、水系シーラーとしては代表的なものとしては、ア
クリルエマルジョンを主成分とするものが知られている
。これは溶剤を全く使用しないという利点はあるものの
、無機板の表層補強効果が極めて小さいため、仕上げ処
理をした場合、当分の期間は間Mないが、数ケ月の経過
で無機板表層で剥離を生ずることがあり、安心して使用
出来ないという問題がある。止水性能に関しても、本来
疎水性樹脂であるにもかかわらず、充分満足ゆくものが
得られにくい。そ°の原因は併用される増粘剤が塗膜の
耐水性を低下させることや、塗工時の欠陥が溶剤系シー
ラーより発生しやすいためである。すなわち多孔性無機
板の表層には比較的大きな孔が散在しており、シーラー
液を塗布するとその部分に集中的に浸透するため均一な
塗工液膜になり難く、そのため乾燥するまでの間に穴が
あくためと考えられる。
このような水系シーラーの欠点を改良する方法としてポ
リビニルアルコール(以下ポリビニルアルコールをPV
Aと略記する)と水性エマルジョンとを併用する方法が
提案されている(特開昭53−97018)。しかしな
がらこの方法においても上述の無機板の表層補強効果お
よび止水性能が十分には改善されていないというのが実
状である。
さらに分子内にシリル基を有する変性PVAよりなる水
系シーラー(特開昭58−167485 )、あるいは
分子内にシリル基を有する変性PVAを乳化剤として含
有する合成樹脂エマルジョンよりなる水系シーラー(特
開昭58−171457)も知られている。これらの方
法は従来の水系シーラーに比べ、無機板の表層補強効果
あるいは無機板との接壇性の点では著しく改良されてお
りその点では優れた方法であるが、止水性能が場合によ
り不十分であり、また表面化粧仕上げ材がアクリル系塗
料である場合には仕上げ処理剤との密着性が低くなる場
合があるという問題点を有している。
(q 問題点を解決するための手段 本発明者らは上記欠点を克服すべく鋭意検討した結果、
(5)分子内にシリル基を0.01〜5モルチ有する変
性PVA、(B)ガラス転移温度が5〜50℃であるア
クリルエマルジョンおよび(C)(A)の耐水化剤を主
成分とし、かつ固形分重量比率^/(B)が5/95〜
50150、(A)/(C)カ99.510.5〜10
/90の範囲からなるシーラー組成物を用いると、安全
衛生上問題のない水系でありながら、−回塗りで塗工欠
陥が発生しに<<、表層補強効果および止水性能が溶剤
系シーラーに匹敵し、かつシーラー処理したまま長時間
放置しても仕上げ材との密着性が低下しないことを見出
し、本発明を完成するに到った。
本発明で使用される分子内にシリル基を有する変性PV
Aは分子内にケイ素を含むものであればいずれでもよい
が、分子内に含有されるシリル基がアルコキシル基ある
いはアシロキシル基あるいはこれらの加水分解物である
シラノール基又はその塩等の反応性置換基を有している
ものが特に好ましく用いられる。
かかる変性PVAの製造方法としては、■PVAあるい
はカルボキシル基又は水酸基を含有する変性ポリ酢酸ビ
ニルに、シリル化剤を用いて後変性によりシリル基を導
入する方法、■ビニルエステルとシリル基含有オレフィ
ン性不飽和単量体との共重合体をクン化する方法、■シ
リル基を有するメルカプタンの存在下でビニルエステル
tX合することによって得られる末端にシリル基を有す
るポリビニルエステルをケン化する方法が挙げられる0 PVAあるいは変性ポリ酢酸ビニルにシリル化剤を用い
て後変性する方法においては例えば、シリル化剤と反応
しない有機溶剤、たとえばベンゼン、トルエン、キシレ
ン、ヘキサン、ヘプタン、エーテル又はアセトンなどに
シリル化剤を溶解させ、該溶液中に粉末状PVAあるい
は上記変性ポリ酢酸ビニルを攪拌下に懸濁させ、常温〜
シリル化剤の沸点の範囲の温度においてシリル化剤とP
VAあるいは上記変性ポリ酢酸ビニルを反応させること
によって、あるいは更にアルカリ触媒等によって酢酸ビ
ニル単位をケン化することによってシリル基含有変性P
VAを得ることができる。
後変性において用いられるシリル化剤としては、トリメ
チルクロルシラン、ジメチルジクロルシラン、メチルト
リクロルシラン、ビニルトリクロルシラン、ジフェニル
ジクロルシラン、トリエチルフルオルシラン等のオルガ
ノハロゲンシラン、トリメチルアセトキシシラン、ジメ
チルジアセトキシシランなどのオルガノシリコンエステ
ル、トリメチルメトキシシラン、ジメチルジクロルシラ
ンなどのオルガノアルコキシシラン、トリメチルシラノ
ール、ジエチルシランジオール等のオルガノシラノール
、N−アミノエチルアミノプロビルトリメトキシシラン
等のアミノアルキルシラン、トリメチルシリコンイソシ
アネート等のオルガノシリコンイソシアネート等が挙げ
られる。
シリル化剤の導入率すなわち変性度は用いられるシリル
化剤の量、反応時間によって任意に調節することができ
る。また得られるシリル基含有変性PVAの重合度、ケ
ン化度は用いられるPVAの重合度、ケン化度あるいは
上記変性ポリ酢酸ビニルの重合度およびケン化反応によ
って任意に調節することができる。
またビニルエステルとシリル基含有オレフィン性不飽和
単量体との共重合体をケン化する方法にオイてハ、例え
ば、アルコール中においてビニルエステルとシリル基含
有オレフィン性不飽和単量体とをラジカル開始剤を用い
て共重合せしめ、しかる後に該共重合体のアルコール溶
液にアルカリあるいは酸触媒を加えて該共重合体をクン
化せしめることによってシリル基含有変性PVAを得る
ことができる。上記の方法において用いられるビニルエ
ステルとしては酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ギ酸
ビニル等が挙げられるが経済的にみて酢酸ビニルが好ま
しい。
また上記の方法において用いられるシリル基含有オレフ
ィン性不飽和単量体としては次式(1)で示されるビニ
ルシラン、(■)で示される(メタ)アクリルアミド−
アルキルシランが挙げられる。
〔ここでnは0〜4、mはO〜2.R1は炭素数1〜5
のアルキル基(メチル、エチルなど)、R2は炭素数1
〜4oのアルコキシル基またはアシロキシル基(ここで
アルコキシル基、アシロキシル基は酸素を含有する置換
基を有していてもよい)、R3は水素原子またはメチル
基 H4は水素原子または炭素数1〜5のアルキル基R
5は炭素数1〜5のアルキレン基または連鎖炭素原子が
酸素もしくは窒素によって相互に結合された2価の有機
残基をそれぞれ示す。なおR1が同一単量体中に2個以
上有する場合はR1は同じものであってもよいし、異な
るものであってもよい。またR2が同一単量体中に2個
以上有する場合も R2は同じものであってもよいし、
異なるものであってもよい。〕式(1)で示されるビニ
ルシランの具体例とシテハ、例えばビニルトリエトキシ
シラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリス−(
β−メトキシエトキシ)シラン、ビニルトリアセトキシ
シラン、アリルトリメトキシシラン、アリルトリアセト
キシシラン、ビニルメチルジメトキシシラン、ビニルジ
メチルメトキシシラン、ビニルメチルジエトキシシラン
、ビニルジメチルエトキシシラン、ビニルメチルジアセ
ト−sジシラン、ビニルジメチルアセトキシシラン、ビ
ニルイソブチルジメトキシシラン、ビニルトリインプロ
ポキシシラン、ビニルトリプトキシシラン、ビニルトリ
ヘキシロキシシラン、ビニルメトキシジへキシロキシシ
ラン、ビニルトリオクチロキシシラン、ビニルジメトキ
シオクチロキシシラン、ビニルジトキシオクチロキシシ
ラン、ビニルメトキシジラウリロキシシラン、ビニルジ
メトキシラウリロ午ジシラン、ビニルメトキシジオレイ
ロキシシラン、ビニルジメトキシオクチロキシシラン、
更には一般式(ここでR1、mは前記と同じ、Xは1〜
20を示す)で表わされるポリエチレングリコール化ビ
ニルシラン等が挙げられる。
また式(n)で表わされる(メタ)アクリルアミド−ア
ルキルシランの具体例としては例えば、3−(メタ)ア
クリルアミド−プロピルトリメトキシシラン、3−(メ
タ)アクリルアミド−7°ロビルトリエトキシシラン、
3−(メタ)アクリルアミド−プロピルトリ(β−メト
キシエトキシ)シラン、2−(メタ)アクリルアミド−
2−メチルプロピルトリメトキシシラン、2−(メタ)
アクリルアミド−2−メチルエチルトリメトホシシラン
、N−(2−(メタ)アクリルアミド−エチル)−丁ミ
ノプロビルトリメトキシシラン、3−(メタ)アクリル
アミドープロビルトリアセトギシシラン、2−(メタ)
アクリルアミド−エチルトリメトキシシラン、1−(メ
タ)アクリルアミド−メチルトリメトキシシラン、3−
(メタ)アクリルアミド−プロピルメチルジメトキシシ
ラン、3−(メタ)アクリルアミド−プロピルジメチル
メトキシシラン、3−(N−メチル−(メタ)アクリル
アミド)プロピルトリメトキシシラン、3−((メタ)
アクリルアミド−メトキシ)−3−ハイドロキシプロピ
ルトリメトキシシラン、3−((メタ)アクリルアミド
−メトキシ)−プロピルトリメトキシシラン、N、N−
ジメチル−N−トリメトキシシリルプロピル−3−(メ
タ)アクリルアミドープロビルアンモニワムクロライド
、 N、 N−ジメチル−N−)リメト中シシリルプロ
ピルー2−(メタ)アクリルアミド−2−メチルプロピ
ルアンモニウムクロライド等が挙げられる。
筐た本発明において使用される変性PVAを製造するに
あたってビニルエステルとシリル基含有オレフィン性不
飽和単量体との共重合を行なうにあたっては上記2成分
以外にかかる単量体と共重合可能な他の不飽和単量体、
例えばスチレン、アルキルビニルエーテル、バーサチッ
ク酸ビニル、(メタ)アクリルアミド、エチレン、プロ
ビレ4α−ヘキセン、α−オクテン等のオレフィン、(
メタ)アクリル酸、クロトン酸、(無水)マレイン酸、
フマル酸、イタコン酸等の不飽和酸、及びそのアルキル
エステル、アルカリ塩、2−アクリルアミド−2−メチ
ルプロパンスルホン酸等のスルホン酸含有単量体及びそ
のアルカリ塩、トリメチル−3−(1−(メタ)アクリ
ルアミド−1,1−ジメチルグロピル)アンモニウムク
ロリド、トリメチル−3−(1−(メタ)アクリルアミ
ドプロピル)アンモニウムクロリド、1−ビニル−2−
メチルイミダゾールおよびその4級化物等のカチオン性
単量体等を少割合で存在させることも可能である。
tたシリル基を有するメルカプタンの存在下でビニルエ
ステルを重合することによって得られる末端にシリル基
を有するポリビニルエステルをケン化する方法において
は、例えばビニルエステルをラジカル開始剤を用いて重
合せしめる際、シリル基を有するメルカプタンを重合系
に一括または分割あるいは連続して添加し、重合系中に
シリル基を有するメルカプタンを存在せしめ、メルカプ
タンへの連鎖移動によって末端にシリル基を有するポリ
ビニルエステルを生成せしめた後、該ポリビニルエステ
ルのアルコール溶液にアルカ+J 、Sるイハ酸触媒を
加えて該ポリビニルエステルヲケン化せしめることによ
ってシリル基を有する変性PVAを得ることができる。
本方法で用いられるシリル基を有するメルヵブタンとし
ては3−()リメトキシシリル)−プロピルメルカプタ
ンS  a −()リエトキシシリル)−プロピルメル
カプタン等が使用しうる。本方法でシリル基を有する変
性PVAを製造するにあたっては■の方法で用いられる
ビニルエステルと共重合可能な不飽和単量体を少割合で
存在させることも可能である。
以上分子中にシリル基を含有する変性PVAについて詳
しく説明したが、これらのうち、工業的製造の容易性の
点で後変性によるものより共重合によるものの方が好ま
しい。また、共重合による変性PVAのうちでは、(I
)式で示されるシリル基含有オレフィン性不飽和単量体
との共重合体ケン化物が、水溶液の粘度安定性、アルカ
リ性水溶液とした場合のアルカリに対する安定性、ある
いは皮膜化した場合の耐水性の点で優れており好ましく
用いられる。
上記の3方法により得られる変性PVAの変性度、すな
わち変性PVA中のシリル基含有量は分子内にシリル基
を含有する単量体単位として0.01〜5モルチモルま
しくは0.1〜1.0モル係、更に好ましくは0.1〜
0.6モル係である。
シリル基の含有量が0.01モル係未満の場合には無機
板の表層補強効果がなく、5モル係より大の場合には併
用するアクリルエマルジョンの安定性が不良となるため
、止水性あるいは仕上げ処理材との密着性が低下するた
め好ましくない。後述する如きアクリルエマルジョンの
擬似凝集を生起せしめるためをこけ0.1〜1.0モル
チ、更に好ましくは0.1〜0.6モル係が好ましい。
また変性PVA(後変性PVAおよび共重合による変性
PVAとも)の重合度は通常100〜3000、好適に
は300〜2000、またケン化度は70〜100モル
係の範囲から選ばれる。
このようにして得られたシリル基含有変性PvAは水に
分散後、場合によっては少量の水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、水酸化アンモニウム、アミン等のアルカリ
を加え、攪拌しながら加温することによって均一な水溶
液とすることができる。
また本発明におけるアクリルエマルジョンとしては、ア
クリル酸又はメタクリル酸のアルキルエステル単量体(
アルキル基の炭素数1〜10)を主体とするオールアク
リル樹脂エマルジョンおよびスチレンや酢酸ビニルを含
有したアクリル系共重合樹脂エマルジョンで、皮膜のガ
ラス転移温度(以下Tgと略記する)が5〜50℃、好
ましくは10〜35℃の範囲にあるものであることが必
要である。Tgが上記範囲にない場合には後述の如き良
好な擬似凝集体が得られず、特にTgが5℃未満の場合
には上塗り塗料との密着強度が低下し、50℃を超える
場合には止水性が低下するため好ましくない。エマルジ
ョンのイオン性としてはノニオン系、アニオン系のもの
が好ましい。
本発明のシーラー組成物は、(4)分子内にシリル基を
0.01〜5モル係有す石質性PVAと(B)ガラス転
移温度が5〜50℃であるアクリルエマルジョン、およ
び(Q (A)の耐水化剤を主成分とし、かつ、固形分
重量比率で囚/(B)=5/95〜50150、(A)
/(qが99.510.5〜10/90の範囲にある事
が必要であり、そうすることにより初めて本発明の目的
が達成される。
ここで本発明における耐水化剤としてはコロイダルシリ
カ、水ガラス、ホウ砂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂
、メラミン樹脂、ポリアミドメチロール樹脂、ポリエチ
レンイミー等が用いられるが、中でもコロイダルシリカ
を(A)/(曲= 70/30〜20/80配合した時
が特に著しい効果を奏する。
また本発明のシーラー組成物は前述の如くシリル基を0
.01〜5モルチモルする変性PVAと、Tgが5〜5
0℃の範囲にあるアクリルエマルジョン、及び耐水化剤
を主成分とするが、上記した王者の配合に於いてはアク
リルエマルジョンの中にシリル基含有PVAの水溶液を
攪拌しながら混合し、最後に耐水化剤を混合するのが良
く、特;こ耐水化剤はシーラーを塗工する直前に混合す
るのが好ましい。また、炭酸カルシウム、クレー、酸化
チタン、酸化亜鉛、ベンガラ等の無機顔料や塗液の安定
剤としての尿素や、消泡剤等を分散混合して用いても構
わない。また、適当な粘度の塗工液が得られるよう最後
に水で稀訳して用いることが出来る0塗液濃度は10〜
60%(固形分濃度)、好ましくは20〜40%(固形
分濃度)で塗布される。
本発明のシーラー組成物が塗布される多孔性無機板とし
ては、セメント系、ケイ酸カルシウム系、石膏系、砂、
粘土鉱物系などの無機質材料を主成分とするものであり
、具体的には、軽量コンクリート、プレキャストコンク
リート、軽量気泡コンクリート(ALC)、モルタル、
石綿セメント板、ケイ酸カルシウム板、パルプセメント
板、木毛セメント板、石膏ボード、ハードボード、など
が挙げられ、有機成分も含まれるのが、いづれも通常S
i、 Ca、 Mg、 At等の化合物からなる無機成
分が・主体となるものである。
無機板への塗布方法はハケ塗り、吹付は塗り、ローラー
塗す、フローコーター、ディッピングなど一般の塗布方
法がいずれも可能である。塗布量は乾燥固形分として0
.5〜100F/iが好ましく、乾燥は室温風乾でも加
熱乾燥でも可能である。
本発明は(5)分子内にシリル基を0.01〜5モル係
有す石炭性PVA%(B)Tgが5〜50℃の範囲にあ
るアクリルエマルジョンおよび(QCA)の耐水化剤を
主成分とし、かつ、固形分重量比率cA)/(B)が5
/95〜50150、GA)(Qが99.510.5〜
10/90の範囲からなる多孔性無機板用のシーラー組
成物で、水系でありながら塗工欠陥が発生しに<<、−
回塗りで溶剤系シーラーに匹敵する表層補強効果、止水
性能、耐温水性および耐熱水性を有し、がっシーラー処
理后長時間放置しても仕上材との優れた密着性が得られ
るという工業用材料として極めて利用価値の高いもので
ある。
本発明のシーラー組成物が前述の如く極めて優れた性能
を発揮する理由については詳細は不明であるが、以下の
ように推定される。すなわち、本発明のシーラー組成物
の顕微鏡観察にょシ、主たる成分である、分子内にシリ
ル基を有する変性PVAとアクリルエマルジョンの混合
状態に特異な現象が認められた。それは、シリル基含有
変性PVAの水溶液の海の中に、アクリルエマルジョン
の粒子一つ一つが島として均一に分散しているのではな
く、元の粒子径の数10倍から数100倍の大きさで、
擬似凝集を起していることがわかった。ここで擬似凝集
と表現したのは、この凝集状態が、水で稀釈してゆくと
、元の一次粒子のオーダーに分散してゆく程度の軽い構
造を作った粒子集団が形成されるからである。
この様な混合状態であるため、多孔質無機板に本発明の
シーラー組成物を塗布した時、均一な混合状態の場合よ
り、無機板内部には主として一つの成分であるシリル基
含有変性P V A 75f浸透しやく、もう一つの成
分であるアクリルエマルジョンは無機板の表面の孔より
極めて大きな粒子集団を形成しているため浸透が少く、
表層にアクリルエマルジョンに富んだ組成の皮膜を形成
したものと考えられる。しかも塗布厚み方向のシリル基
含有i性PVAとアクリルエマルジョンの両者の組成は
、連続的に変化しているため、表層の皮膜は容易に無機
板より剥離しないで、かつ止水性能が発揮されたのであ
ろう。すなわちシリル基含有変性PVAは無機板の成分
である。 Si、 Ca、 Mg、 At  等の化合
物に対して従来のPVAと比較にならない程の相互作用
があるため(4!開昭58−164604号)、無機板
への浸透性を適度に調整出来、その結果得られる表層補
強効果は極めて良好なものとなった。一方アクリルエマ
ルジョンは元々疎水性樹脂であり、その皮膜の耐水性は
良好であることより、無機板塗布膜の止水性が得られた
ものと考えられる。又、無機板表面の大きな穴へは本発
明のシーラー組成物の主としてシリル基含有変性PVA
が一部のエマルジョンといっしょに浸透してゆくことに
なるが、この変性PVAが無機板の成分と相互作用が強
いため、無機板の表層からの適度な深さで耐水性のすぐ
れたゲル膜を作るため、塗工液は過度に浸透せず、従っ
て塗工欠陥も出来にくくなり、より良好な止水性が得ら
れたものと考えられる。
前述の無機板への適度な浸透性はとりもなおさず、シリ
ル基含有変性PVAとアクリルエマルジョンの配合比率
にょシ得られる擬似凝集の度合によるものと考えられる
さらに、本発明では耐水化剤を併用しているために、シ
リル基含有変性PVAが耐水化され、その結果、シーラ
ー塗膜の耐温水性および耐熱水性が更に著しく向上する
ものと考えられる。
以下実施例によって本発明を具体的に説明するが、これ
らの実施例は本発明を同等制限するものではない。また
、特にことわりのない限り、部あるいはチはすべて重量
基準である。なお、実施例における試験法は次の通りで
ある。
以下余白 (1)透水性試験 シーラーの止水性能をみるための試験で、各種の多孔性
無機板に本発明組成物を固形分で20f/d塗布し、8
0℃、20分間乾燥後、20℃、65%RH条件下に7
日放置した。
この試験体の表面K、三角ロートの開口端をエポキシ系
接着剤で漏水しない様に固定し、その先にビユレットを
継ぎ、初期水頭25帰になるよう水を入れ、8時間後の
水量減少量を読み取った。
値の小さい程、止水性能が良好なことを示す。
(2)密着性試験 シーラーによる多孔性無機板の表層補強効果および無機
板表面層と上塗り仕上処理剤との密着性を見るための試
験で、(1)で述べた試験体に上塗り仕上処理剤として
、溶剤をアクリル樹脂塗料(東亜ペイント■製、ドアタ
イル用アクリルDX、白)を塗布し、また乾燥しないう
ちに、その上に綿布をのせ、2日間室温で乾燥した。そ
の後、lz巾にナイフで切れ目を入れ、オートグラフ(
島津製作所製、IM−100型)にて剥離角度900、
引張シ速度50W/分、でハクリ抵抗を測定するととも
に剥離状態を観察した。すなわち上塗り塗料と密着性の
悪いものは、シーラー塗布面と上塗り塗装の界面で剥離
している。また無機板表層の補強効果の大きいものはハ
クリ抵抗が太キ<、かつノ・クリ面に無機板の破断物が
多く付着している。
(8)  フェザリング試験 建材等の無機板はシーラー処理した後化粧仕上げをする
まで数ケ月以上放置烙れる場合がある。
この場合施工に供されたシーラー処理板は日光、雨、風
にさらされることになる。この様な曝露により、シーラ
ー処理面が荒れたり、変色したりすると化粧仕上げに支
障を来す。また化粧仕上げ材との密着性も変化する。こ
の様な屋外曝露による耐性をみるための試験で、(1)
で述べたシーラー処理した試料を40℃下でキセノンラ
ンプ(島津製作所、XW−60v3.6KW)200時
間[射オjび2時間毎に18分の散水を行い、そのシー
ラー処理面の変化を調べた。また照射後の試料に上塗り
塗料を撞り、密着性を調べた。
(4) マーロン機械安定性試験 シーラーの塗工時の液の安定性を見るための試験で、マ
ーロン試験機(新星産業株式会社製=MARON 10
00 rpm )により5ofの塗液に荷重25に9.
100Orpmで100分間剪断カラえ、ゲル化物の発
生量(100メツシユ金網でゲル化物を分離乾燥し、5
0fの塗液の固形分に対する重i%で表わす。)をチェ
ックした。
(6)耐温水性試験 多孔性無機板に本発明組成物を固形分で20t/、f塗
布し、80℃、20分間乾燥後、溶剤型アクリル樹脂塗
料(東亜ペイン)(ml!!、  )アタイル用アクリ
ルDX、白)を塗布し、2日間室温で乾燥した。この塗
工物を50℃の温水に連続2週間浸漬し、上塗塗料のふ
くれを観察した。
(6)耐熱水性試験 多孔性無機板に、本発明組成物を固形分で20?/d塗
布し、130℃、20分間乾燥後、溶剤型アクリル樹脂
塗料(東亜ペイント■製、ドアタイル用アクリルDX、
白)を塗布し、2日間室温で乾燥した。この塗工物を8
0℃の熱水に2時間浸漬し、上塗り塗料のふくれを観察
した。
実施例1 ビニルトリメトキシシランと酢酸ビニルとの共重合体を
ケン化してシリル基をビニルシラン単位として0.5モ
ルチ含有し、酢酸ビニル単位Oケン化[98,5モルチ
、重合度5000分子内にシリル基を含む変性PVAを
得た。この変性PVAを水にとかし、15%水溶液を作
成した。ガラス転移温度(Tg)が32℃のアクリルエ
マルジョン(日本アクリル化学■製、プライマルC−7
2、ノニオン性、固形分45.0 % ) 100部に
、攪拌しながら先の変性PVA15%水溶液を80部混
合し、補正水を加えて濃度25%のシーラー組成物を得
た。この組成物100部に耐水化剤として、コロイダル
シリカ(触媒化成工業■製、Cataloid 5I−
500,固形分20%)37部加えた。このシーラーを
ケイカル板(見掛密[0,8)に塗布して性能を評価し
た結果を表−1に示す。
実施例2〜5 実施例1のシーラー組成物にかえて、耐水化剤を以下の
如く用いた以外は実施例1と同様に行った。結果を合わ
せて表−1に示す。
実施例2:耐水化剤として、ポリアミド樹脂(住友化学
工業陣製、スミレーズEX70M、固形分20%)35
部を加えた。
チ 実施例3:耐水化剤として、ポリアミトメ令ロール樹脂
(住友化学工業■製、スミレーズ633、固形分20%
)35部を加えた。
実施例4:耐水化剤として、ポリエキレンイミン(日本
触媒化学■裂、エボミン5P100O,固形分20%)
35部を加えた。
実施例5:耐水化剤として、エポキシ樹脂(長潮産業特
製、ナガセデナコールEX313、固形分20%)35
部を加えた。
比較例1〜7 実施例1のシーラー組成物に代えて、以下の如きシーラ
ーを用いる以外は実施例1と同様に行った。結果を合ぜ
て表−1に示ス。
比較例1:実施例1で用いた耐水化剤を全く用いない場
合(変性PVAおよびアクリルエマルジョンのみの場合
)で、それ以外は実施例1と同様に行った。
比較例2:実施例1で用いられた変性PVA水溶液のみ
比較例3:実施例1で用いられたアクリルエマルジョン
を濃度25%に調製した液。
比較例4:実施例1で用いられた変性PVAに代えて、
PVA−105(#クラレ1ilPVA1重合度550
、ケン化度98.5モルチ)を用いた液。
比較例5:実施例1で用いられた変性PVAを乳化安定
剤として用いて得られた酢酸ビニルエマルジョン(25
チ液)。
比較例6:既存の溶剤型ウレタン系シーラー(東亜ペイ
ント■製、[アスベストクーラーφ20J)。
比較例7:シーラーを塗布しない場合。
以下シーi− 表−1に示す如く、本発明のシーラー組成物は塗工欠陥
もなく、止水性能、衣層補強効果および上塗り塗料との
密着性(直後およびフェザリング後の塗布)が優れてい
る。
実施例6〜8、比較例8〜9 実施例1で用いられたアクリルエマルジョンに代えて、
表−2に示す如きT?を有するアクリルエマルジョンを
用いる以外は実施例1と同様に行つ念。結果を合せて表
−2に示す。
以下余日 実施例9〜12、比較例10〜11 実施例1における変性PVAとアクリルエマルジョンと
のt量配合比率を以下の如く変える以外は実施例1と同
様に行った。結果を合せて表−3に示す。
以下余白 実施例13 ビニルトリアセトキシシランと酢酸ビニルとの共重合体
をケン化して得られる、シリル基をビニルシラン単位と
して0.2モルチ含有し、酢酸ビニル単位のケン化度9
8.5モルチ、重合度1000の分子内にシリル基を含
む変性PVAを得た。この変性PVAを水にとかして1
5%水溶液を得た。
この変性PVA水溶液を用いて、実施例−1と同様にし
てシーラー組成物を得た。この塗液をケイカル板(見掛
密Ho、s)に塗布して性能を評価した結果を表−4に
示す。
実施例14〜17、比較例12〜13 実施例13で用いられた変性PVAに代えて、表−4に
示す如きビニルトリメトキシシランと酢酸ビニルとの共
重合体をケン化して得られる変性PVAを用いる以外は
実施例13と同様に行つ念。
結果を合せて表−4に示す。
以下二j′s白 表       4−(a) 以下余白 実施例18〜20、比較例14〜15 実施例1における変性PVAとコロイダルシリカの固形
分配合比率を以下の如く変える以外は実施例1と同様に
行った。結果を合せて表−5に示す。
以下余白 実施例21 実施例−1のシーラー組成物100部に尿素0.27部
、二酸化チタン粉末10部を加えた顔料入シ白色シーラ
ー組成物をケイカル板(見掛密度0.8)に塗布した性
能を表−6に示す。
実施例22 実施例−1のクーラー組成部に尿素0.27部、二酸化
チタン粉末10部およびベンガラ0.2部を加えた顔料
入り赤色シーラー組成部をケイカル板(見掛は比重0.
8)に塗布した。結果を表−6に示す。
表        6 顔料を入れることによシ、より止水性の良好な7−2−
組成物が得られ念。またシーラー処理されたケイカル板
は顔料を入れることによシ塗エムラが目立ちにくくなる
とともに、白色または赤色に化粧されるため商品価値が
向上した。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)分子内にシリル基を0.01〜5モル%有
    する変性ポリビニルアルコール、(B)ガラス転移温度
    が5〜50℃であるアクリルエマルジョンおよび(C)
    (A)の耐水化剤を主成分とし、かつ固形分重量比率(
    A)/(B)が5/95〜50/50、(A)/(C)
    が99.5/0.5〜10/90の範囲であることを特
    徴とする多孔性無機板用のシーラー組成物。
  2. (2)(A)分子内にシリル基を0.01〜5モル%有
    する変性ポリビニルアルコールが、ビニルエステルと分
    子内にシリル基を有するオレフィン性不飽和単量体との
    共重合体のケン化物である特許請求の範囲第1項記載の
    多孔性無機板用のシーラー組成物。
  3. (3)(C)耐水化剤としてコロイダルシリカを用い、
    固形分比率(A)/(C)が70/30〜20/80の
    範囲である特許請求の範囲第1項記載の多孔性無機板用
    のシーラー組成物。
JP28741486A 1986-12-01 1986-12-01 多孔性無機板用のシ−ラ−組成物 Expired - Lifetime JPH0717464B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28741486A JPH0717464B2 (ja) 1986-12-01 1986-12-01 多孔性無機板用のシ−ラ−組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28741486A JPH0717464B2 (ja) 1986-12-01 1986-12-01 多孔性無機板用のシ−ラ−組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63139083A true JPS63139083A (ja) 1988-06-10
JPH0717464B2 JPH0717464B2 (ja) 1995-03-01

Family

ID=17717018

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28741486A Expired - Lifetime JPH0717464B2 (ja) 1986-12-01 1986-12-01 多孔性無機板用のシ−ラ−組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0717464B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003063455A (ja) * 2001-08-23 2003-03-05 Mazda Motor Corp 車両の前部車体構造
JP2007038840A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Mazda Motor Corp 自動車の後部車体構造
US8318654B2 (en) * 2006-11-30 2012-11-27 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Cleansing composition incorporating a biocide, heating agent and thermochromic substance

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003063455A (ja) * 2001-08-23 2003-03-05 Mazda Motor Corp 車両の前部車体構造
JP2007038840A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Mazda Motor Corp 自動車の後部車体構造
US8318654B2 (en) * 2006-11-30 2012-11-27 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Cleansing composition incorporating a biocide, heating agent and thermochromic substance

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0717464B2 (ja) 1995-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2532904B2 (ja) 優れた彩色適性を有する軽量の目地材
JP4809333B2 (ja) 塩化ビニル−エチレン−混合重合体を建築材料の疎水化のために用いる使用
JPH1095922A (ja) 水性エマルジョン組成物およびその製造方法
JP3604162B2 (ja) アクリル系コーキング組成物
WO2001002495A1 (en) Coating composition comprising redispersible polymer, and a method of coating using them
JPS6147178B2 (ja)
JP4983529B2 (ja) 塗膜防水工法
JP4033766B2 (ja) 建築物表面の化粧構造
JPS63139083A (ja) 多孔性無機板用のシ−ラ−組成物
JP2004262748A (ja) 防水用ポリマーセメント組成物
KR100319072B1 (ko) 마감제 코팅 조성물의 제조방법
JP4310610B2 (ja) 白華抑制塗材及び白華抑制方法
JP2004189839A (ja) 塗料用水性樹脂組成物
JP2503021B2 (ja) 多孔性無機板用シ−ラ−組成物
JPS62161878A (ja) 多孔性無機板用シ−ラ−組成物
JPS63139084A (ja) 多孔性の無機板用のシ−ラ−組成物
JPS63139082A (ja) 多孔性無機板用シ−ラ−組成物
JP2001187858A (ja) 塗料組成物
JP2000313844A (ja) 塗料組成物
JP2000313843A (ja) 塗料組成物
JP2008094953A (ja) 水性塗材
JPS6123816B2 (ja)
JP2000313840A (ja) 塗料組成物
KR100825289B1 (ko) 건축재료에 발수성을 부여하기 위한 염화비닐-에틸렌공중합체의 용도
JP2005336963A (ja) 目地処理工法