JPS6313844A - 車両用のバンパ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、車両、特に乗用車用のバンパであって、剛性
な支持体と、上部構造の終端範囲を形成する弾性的なカ
バーとを備えており、該弾性的なカバーが、前記剛性な
支持体に対して間隔を保って延びていて、上部構造に部
分的に固定されており、さらに、有利にはカバーの中央
範囲に、ナンバープレートを受容するための凹部が設け
られている形式のものに関する。

従来の技術 このような形式の公知のバンパ（ドイツ連邦共和国特許
出願公開第２８６８５７２号明細書参照）においては、
上部構造の終端範囲を形成する、比較的大きい面のカバ
ーが、１つの部材から構成されていて、ねじ固定される
固定部材を用いて上部構造に接続されている。

ナンバープレートの番号の太きで、道路に対する番号の
間隔、番号灯に関連した、各国によって異なる要求が存
在するので、これらのすべての要求を満たす車両モデル
のためて１ナンパ−プレートを受容する、相応に種種異
なって形成された凹部を備えた多くの種種異なるカバー
が必要とされている。これらの種種異なるカバーを製造
するためには、製造費用を高める高価な工具が必要であ
る。しかも、カバーが局所的に修理不能の損傷を受ける
とこのカバー全部を交換しなければならず、これは不経
済である。

発明の課題 そこで本発明の課題は、バンパのカバーのための工具費
用がそれぞれの国における独自の要求を考慮して減少さ
れるような手段を講することである。しかも、カバーは
０、良好な作用を有し、簡単に組み立て可能で、修理し
やすいものでなければならない。

課題を解決するだめの手段 前記課題を解決、した本発明によれば、バ／パのための
弾性的なカバーが、車両横方向で見て、互いに組み込ま
れた複数の部分より成っている。

作用及び効果 本発明によって得られた主な利点は、カバーを複数の部
分に分割したことによって、非常に小さいコンパクトな
工具しか必要としないので、工具費用は著しく減少され
るという点にある。

さらに、カバーの小さい各部〈よって、組立てはより容
易に行なわれ、しかも、そのつど損傷を受けた各部だけ
を交換すればよいので、修理費用も安価になる。

カバーの中央部が交換可能であることによって、各国の
法律上の要求を簡単な形式で考慮することができ、すべ
ての国のためにカバーの同一の側部を使用することがで
きる。カバーの少なくとも各部を、多くの種種異なる車
両型式に同時に使用することができる。種種異なる車両
型式のためのカバーは、同一形状の中央部、及び、種種
異なる形状の側壁を有しているか、あるいはそれとは逆
に側壁が同じで、種種異なる形状の中央部を有していて
もよい。

支持体に中央部を固定したことによって、中央部が衝突
した時に、カバーの中央部だけが車両縦方向で相対運動
を行ない、これに対して側部はその組み立て位置を維持
する。これによって、側部上に存在する熱溶ユニットの
アーチ状の終端区分が損傷を蒙むることは避けられる。

カバーの側壁に斜めにぶつかった場合、側部と中央部と
の間の形状接続的な接続部によって制限されて、カバー
全体は車両縦方向で相対運動を行なう。側部と中央部と
の間に設けられたガイド装置は、中央部の運動を制限し
、中央部は負荷が加わわらなくなると再びその出発位置
に戻る。

実施例 次に図面に示した実施例について本発明の構成を具体的
に説明する。

乗用車１は、図示の範囲で、側部３、後部カバー４、透
光板５、熱溶ユニット６を備えた上部構造２を有してい
る。熱溶ユニット６は、乗用車の幅の大部分にわたって
延びていて、側部３の形状に合致したアーチ状の終端区
分を有している。

上部構造２は熱溶ユニット６の下側でバンパフを有して
いる。このバンパフは、剛性な支持体８と、上部構造２
の終端範囲を形成する弾性的なカバー９とから成ってい
る。金属、合成樹脂又はこれと類似のものより製造され
た支持体８は、上部構造２に固定された液圧式の緩衝装
置１０で支えられている。液圧式以外の緩衝装置も考え
られる。支持体８は横断面が箱状又はＵ字状に形成され
る。合成樹脂、有利には発泡材（ＰＵ−フオーム）より
成るカバー９は、支持体８から間隔を保って配置されて
いて、この支持体８をカバーしている。

カバー９は、中央部１１及びこの中央部１１に接続され
た側部１２．１３とから成っている。

中央部１１は、横方向に延びる中央範囲で、詳しく図示
していないナンバープレートを受容するための凹部１４
を有していて、剛性な支持体８で保持されている。中央
部１１の固定は、保持部材１５によって得られる。剛性
な支持体８上に配置された保持部材１５は、車両横方向
に延びるレール１６によって形成されている。このレー
ル１６は、剛性な支持体８で支えられていてカバー９の
自由端部１７を受容している。

この自由端部１７は、レール１６のＵ字形区分１８内に
突入していて、このＵ字形区分１８内で接着剤、ねじ、
リベット又はこれと類似のものによってレールに固定さ
れている（第１０図参照）。レール１６は、剛性な支持
体８の幅とほぼ同様の幅を有していて、横断面がほぼＵ
字形に成形されており、このＵ字形の開放側が上部構造
２側に向けられている。

剛性な支持体８の下側に配置された保持部材１５は、ア
ングル状の支持部材１９によって形成されている。支持
部材１９の一方の終端区分２０は、支持体８の鉛直方向
に延びるウェブ２１に接続されていて、他方の終端区分
２２ば、解除可能な固定部材２４を介して中央部１１の
水平方向に向けられたフランジ２３に接続されている（
第５図参照）。

カバー９の中央部１１は、この中央部１１の上側に配置
された後部カバー４の幅とほぼ同じ幅を有している（第
１図及び第９図参照）。

両側部１２．１３は、上部構造２をアーチ状に取り囲ん
でいて、隣接する車輪受容部２５にまで達している。中
央部１１は、（車両横方向で見て）２つの側部１２．１
３に形状接続されているが、この中央部１１は、車両縦
方向では側部１２，１３に対して相対的に可動である。

第２図によれば、２つの側部１２．１３を上部構造２に
固く結合する固定部材の分解図が示されている。これら
の側部１２．１３の上側の縁部範囲２６は、隣接する上
部構造２で、詳しく図示していないねじ込み可能な固定
部材によって位置保持されている。側部１２，１３の下
側の縁部範囲２７を固定するために保持部材２８．２９
が設けられている。これらの保持部材２８．２９は上部
構造に固定される。カバー９の２つの側部１２，１３は
、車両横方向で見て中央部１１をわずかに（寸法Ｂだけ
）ブリッジしている（第７図参照）。第７図によれば、
中央部１１と側部１２．１３との間の鉛直方向に延びる
接続範囲３０で、中央部１１にＵ字形の受容区分３１が
一体成形されてお９、この受容区分３１内に、隣接する
側部１２．１３の折り曲げられたウェブ３２が係合する
。側部１２゜１３と中央部１１との間の鉛直な接続範囲
３０にスナップ接続部３３が設けられている。このスナ
ップ接続部３３は、ウェブ３２に一体成形された円筒形
の突起３４を有しておシ、この突起３４が、受容区分３
１の開口３５内に突入する。

中央部１１が衝突した時に、この中央部１１が規定され
た運動を行なって、次いで再び元の位置に戻るようにす
るために、中央部１１は、車両縦方向に延びる水平なガ
イド装置３６を介して側部１２，１３と協働する（第８
図参照）。

このガイド装置３６は、剛性な支持体８の上側及び下側
に設けられている。各ガイド装置３６は、中央部１１に
形成されたガイドレール３７を有しており、このガイド
レール３７Ｋ、側部１２．１３の保持区分３８が係合す
る。ガイドレニル３７は、受容区分３１の延長部内に延
びていて、はぼＵ字形の横断皿形状に成形されている。

保持区分３８は、終端側で側部１２゜１３のウェブ３２
に一体成形されていて、７字形又はＬ字形に成形されて
いる。

カバー９の上部範囲の１部で鉛直方向に延びる、中央部
１１と側部１２．１３との間の接合部３９は、後部カバ
ー４と上部構造２との間に延びる接合部４０と同一列に
延びている。

国によって異なるそれぞれの要求を満たすために、中央
部１１　、１１’は、同一の接続手段、しかしながら種
種異なって形成された凹部１４゜１４′を有してカバー
９内に設けられているが、側壁１２．１３は同一のもの
が使用きれる。第１０図に示した中央部１１は、第１１
図に示した中央部１１′の凹部１４′よりも高さはやや
低く、幅はやや大きい。芒らに、２つの中央部１１゜１
１′の形状は互いに異なっているが、保持部材１５及び
隣接する側部との接続範囲は同一に構成されている。支
持体は、中央部１１の凹部１４の上側で補強部４１を有
している。この補強部４１は、支持体に固く結合されて
いて、中央部１１によって取シ囲まれている。側部１２
゜１３も、同一の接続手段、しかしながら種種異なる形
状若しくは寸法を有してカバー９内に設けられている（
図示せず）。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の１実施例によるバンパを有する乗用
車の後部からみた概略的な斜視図、第２図は、バンパの
各部の概略的な分解図、第３図は、第１図の矢印Ｒ方向
から見たバンパの概略的な拡大図、第４図は、第６図に
よるバンパの概略的な平面図、第５図は、第４図のＶ−
■線に沿った断面図、第６図は、第４図のＶｌ−■線に
沿った断面図、第７図は、第３図の■−■線に沿った断
面図、第８図は、第４図の■−■線に沿った断面図、第
９図は、別の実施例による中央部を有する乗用車の後部
から見た概略的な斜視図、第１０図は、第６図のＸ−Ｘ
線に沿った断面図、第１１図は、別の実施例による中央
部の、第１０図に対応する断面図である。 １・・・乗用車、２・・・上部構造、３・・・側部、４
・・・後部カバー、５・・・透光板、６・・・熱溶ユニ
ット、７・・・バンパ、８・・・支持体、９・・・カバ
ー、１０・・・緩衝装置、１１　、１１’・・・中央部
、１２．１３・・・側部、１４　、１４’・・・凹部、
１５・・・保持部材、１６・・・レール、１７・・・自
由端部、１８・・・Ｕ字形区分、１９・・・支持部材、
２０・・・終端区分、２１・・・ウェブ、２２・・・終
端区分、２３・・・７ランジ、２４・・・固定部材、２
５・・・車輪受容部、２６゜２７・・・縁部範囲、２８
　、２９・・・保持部材、３０・・・接続範囲、３１・
・・受容区分、３２・・・ウェブ、３３・・・スナップ
接続部、３４・・・突起、３５・・・開口、３６・・・
ガイド装置、３７・・・ガイドレール、３８・・・保持
区分、３９．４０・・・接合部、４１・・・補強部 ９・・カバー　　　　　　　　Ｆ１６２１４・凹部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、車両用のバンパであつて、剛性な支持体（８）と、
   上部構造（２）の終端範囲を形成する弾性的なカバー（
   ９）とを備えており、該弾性的なカバー（９）が、前記
   剛性な支持体（８）に対して間隔を保つて延びていて、
   上部構造（２）に部分的に固定されており、前記カバー
   （９）にナンバープレートを受容するための凹部（１４
   、１４′）が設けられている形式のものにおいて、前記
   弾性的なカバー（９）が、車両横方向で見て、互いに組
   み込まれた複数の部分より成つていることを特徴とする
   、車両用のバンパ。 ２、前記弾性的なカバー（９）を構成する複数の部分が
   、ナンバープレートを受容する中央部（１１、１１′）
   と、この中央部に接続された２つの側部（１２、１３）
   とから成つている、特許請求の範囲第１項記載のバンパ
   。 ３、接続手段は同じであるが、種種異なる形状に形成さ
   れた、ナンバープレート用の凹部 （１４、１４′）を有する中央部（１１、１１′）が、
   カバー（９）内に設置可能である、特許請求の範囲第２
   項記載のバンパ。 ４、接続手段は同じであるが、種種異なる形状に形成さ
   れた側部（１２、１３）が、カバー（９）内に設置可能
   である、特許請求の範囲第２項記載のバンパ。 ５、中央部（１１、１１′）が、剛性な支持体（８）だ
   けで位置保持されている、特許請求の範囲第２項記載の
   バンパ。 ６、中央部（１１、１１′）が、保持部材（１５）を介
   在させて剛性な支持体（８）に接続されている、特許請
   求の範囲第２項記載のバンパ。 ７、剛性な支持体（８）上に配置された、中央部（１１
   、１１′）のための保持部材（１５）が、車両縦方向に
   延びるレール（１６）によつて形成されており、該レー
   ル（１６）が、剛性な支持体（８）で支えられていて、
   カバー（９）の自由端部（１７）を受容しており、この
   カバー（９）の自由端部（１７）が、接着剤、ねじ、リ
   ベット又はこれと類似のものによつてレール（１６）に
   接続されている、特許請求の範囲第６項記載のバンパ。 ８、剛性な支持体（８）の下側に配置された保持部材（
   １５）が、支持部材（１９）によつて形成されており、
   該支持部材（１９）が、支持体（８）のウェブ（２１）
   及びカバー （９）のフランジ（２３）と、解除可能な固定部材（２
   ４）を介して接続されている、特許請求の範囲第６項記
   載のバンパ。 ９、後部カバー（４）に隣接してバンパが配置されてお
   り、カバー（９）の中央部（１１、１１′）が、後部カ
   バー（４）の幅とほぼ同じ幅を有している、特許請求の
   範囲第２項記載のバンパ。 １０、カバー（９）の２つの側部（１２、１３）が、車
   両横方向で見て、中央部（１１、１１′）をブリッジし
   ている、特許請求の範囲第２項記載のバンパ。 １１、中央部（１１、１１′）が、車両縦方向で見て、
   側部（１２、１３）に対して相対的に可動に支承されて
   いる、特許請求の範囲第２項記載のバンパ。 １２、中央部（１１、１１′）が、側部（１２、１３）
   に対する接続範囲で受容区分（３１）を備えており、こ
   の受容、区分（３１）内に、隣接する側部（１２、１３
   ）の折り曲げられたウェブ（３２）が係合する、特許請
   求の範囲第２項記載のバンパ。 １３、受容区分（３１）とウェブ（３２）との間にスナ
   ップ接続部（３３）が設けられている、特許請求の範囲
   第１２項記載のバンパ。 １４、スナップ接続部（３３）が、ウェブ（３２）に一
   体成形された突起部（３４）を有しており、該突起部（
   ３４）が受容区分（３１）の開口（３５）内に突入して
   いる、特許請求の範囲第１３記載のバンパ。 １５、中央部（１１）が、車両縦方向に延びる水平なガ
   イド装置（３６）を介して側部（１２、１３）に接続さ
   れている、特許請求の範囲第２項記載のバンパ。 １６、ガイド装置（３６）が、剛性な支持体（８）の上
   側及び下側でカバー（９）に設けられている、特許請求
   の範囲第１５項記載のバンパ。 １７、各ガイド装置（３６）が、中央部（１１）に配置
   されたガイドレール（３７）と側部 （１２、１３）の保持区分（３８）とから形成されてお
   り、該保持区分（３８）がガイドレール（３７）に係合
   する、特許請求の範囲第１５項記載のバンパ。 １８、カバー（９）の鉛直な接続範囲（３０）内で中央
   部（１１）と側部（１２、１３）との間に配置された接
   合部（３９）が、後部カバーと上部構造との間に延びる
   接合部（４０）の延長部内に延びている、特許請求の範
   囲第２項記載のバンパ。