JPS63138106A - エンジンの動弁装置 - Google Patents

エンジンの動弁装置

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Publication number
JPS63138106A
JPS63138106A JP28334586A JP28334586A JPS63138106A JP S63138106 A JPS63138106 A JP S63138106A JP 28334586 A JP28334586 A JP 28334586A JP 28334586 A JP28334586 A JP 28334586A JP S63138106 A JPS63138106 A JP S63138106A
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JP
Japan
Prior art keywords
cam
valve
inclined surface
roller follower
contact
Prior art date
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Pending
Application number
JP28334586A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiharu Masuda
益田 俊治
Hiroyasu Uchida
浩康 内田
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPS63138106A publication Critical patent/JPS63138106A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エンジンの動弁装置に関し、詳しくはカム面
にp−ラーフォロ7を当接させ、該ローラーフォロアを
支持する一゛ツカーアームをカムで揺動させることによ
ってエンジンのポペット型吸排気弁を開閉するようにし
たロッカーアーム式のエンジンの動弁装置に関するもの
である。
(従来技術) 一般に、上記したローラーフォロアを有tルaツカーア
ーム式の動弁装置を用いるエンジンにおいては、次のよ
うにして吸排気弁を開閉するためのカムの形状が決定さ
れている。
まず、気筒の行程容積、エンジンの使用される最高回転
数から求められる1回の吸気時間、吸排気弁の面積等か
ら、リフトカーブすなわちクランク角の変化に対するバ
ルブリフト量を示すグラフを設定する。
このリフトカーブは、バルブリフトの加速度の変化を滑
らかにするために最大バルブリフト位置を対象の軸とす
る偶関数であるポリダイン曲線或いはバーそダイン曲線
に合わせて設定される。
その後、予めレイアウトされたカム、ロッカーアーム、
バルブステムの位rltea−ラー7オーアの径等から
、上記リフトカーブをカム形状に変換してカムの形状を
決定する。
この種のm−う−フオロ7を有する動弁装置であって、
カムの回転の中心・ローラーフォロアの回転の中心・ロ
ッカーアームの揺動回転の中心を結んでできる角が鈍角
(90’<θく180°)をなすものを開示するものと
して、例えば実開昭59−117816号公報がある。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、レイアウトの都合等により、上記の角を笥に
鈍角となるように設定した場合には、第5図(a) 、
 (b)に示すように、ロッカーアームlの揺動によっ
て、ロッカー7−ムの揺動回転の中心A・カムの回転の
中心C・ローラーフォロアの回転の中心Bを結んででき
る角ACBは最大バルブリフト時(b)の方がパルプ閉
弁時(a)よりも大となる。
このため、従来の方法で形成されたカムであれば、第5
図(b)の位置での角ABCの鈍角内方の範囲にはいる
カムの第1傾斜面tがカムの回転の中心に占める中心角
をaとすると、角ABCの鈍角外方の範囲にはいる第2
傾斜面憔がカムの回転の中心に占める中心角βは、角a
よりも小さくなる。
従って、同じ高さのバルブリフトを行う傾斜面り、sを
比較すると、mの方が急傾斜となっており、吸気量を増
加させるためにリフトカーブの積分面積を十分大きくす
る必要がある場合には第2傾斜面mがより急傾斜となる
また、ここではカムに小径のローラーフォロアが当接す
るので、カム面のリフト開始位置・す7ト終了位置付近
が凹状になる程に傾斜変化が大きくなり、このカム面を
加工するためにはそのための切削工具の径を小さいもの
に変更する必要があり、それに伴って加工能力・切削工
具の寿命を損うことのないよう、切削工具の回転速度・
材質の点でも十分な配慮をすることになり、そのために
多大なコスト増を要するという問題が発生する。
また、上記切削工具の変更なしに上記の高いリフトカー
ブを実現させるためには、ロッカーアームのレバー比を
大きくしてバルブリフトに必要なカム面の高さを低くす
ることや、ローラーフォロアの径を大きくしてバルブリ
フトの変化率が急になる位置でのカム面・ローラーフォ
ー7の接点の移動速度を大きくすることによって、カム
面の傾斜をできるだけゆるやかにする努力が試みられる
しかしながら、前者はカム・ローラーフオロアノ接点、
ロッカーシャフト等へ加わる荷置カ大*くなる点、後者
はm−う−フオロアとロッカーシャフトとの距離等レイ
アウト上の間噛の点から、それらによる改善には限界が
ある。
本発明は、上記のことに鑑みて特殊な小径のカム面成形
用切削工具を必要とせず積分面積の大きなリフトカーブ
を得るカムの製作を可能にすることを目的とする。
(発明の構成) 上記目的を達成するために本発明は、ロッカーシャフト
を中心にして揺動回転するロッカーアーム本体の一端に
バルブステムを介して吸排気ボートのうち少なくと′も
一方を開閉するポペット弁をリフトするタペット部を形
成し、ロッカーアーム本体の他端に二又のフォーク部を
形成し、上記ロッカーシャフトに平行なピンを上記フォ
ーク部の間に支持させると共に、該ピンに上記フォーク
部の間に位置するローラーフォa7を上記ピンを中心と
して回転自在に支持させ、上記ロッカーシャフトに平行
な回転軸を中心に回転するカムを上記ローラーフォロア
の円周部にカム面が当接するよう配置し、上記カムの回
転の中心・ローラーフォロアの回転の中心・ロッカーア
ームの揺動回転の中心を結んでできる角が常に鈍角をな
し、最大バルプリフト位置のときのカム位置でカム面が
上記鈍角内方に位置する第1傾斜面と、上記鈍角外方に
位置する第2傾斜面とを有するロッカ−7一ム式のエン
ジンの動弁装置において、上記第2傾斜面と上記り一う
−フォロ7とが当接するバルブリフト期間を、上記第1
傾斜面と上記p−ラーフォロアとが当接するバルブリフ
ト期間より長くなるようリフトカーブを設定したことを
特徴としている。
(作用) これにより、カム面の傾斜変化が第1傾斜面よヰ り大であも第2傾斜面によるバルブリフトの期間が長く
設定されたので、十分なバルブリフトを得るための第2
傾斜面の傾斜変化が小さくなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に沿って説明する。
第1図及び第2図において、エンジン2のシリンダヘッ
ド3には、各気筒ごとに吸気2弁、排気l弁の気筒4へ
吸気を供給する吸気ポート5.排気ガスを排出する排気
ポート6が設けられている。
吸気ポート5.排気ポート6を開閉する吸気バルブ7、
排気バルブ8は、シリンダヘッド3とシリンダへラドカ
バー9との間に設けられた勅弁装[10によって周期的
に開閉作動している。
動弁装置lOは、吸排気バルブ7.8をそれぞれ直接往
復させるバルブステム11,12と、パルプステム11
.12を吸排気パルプ7.8の閉弁方向に付勢するスプ
リング13と、ロッカーシャフト14を中心として揺動
回転しパルプステム11.12を吸排気パルプ7.8の
開弁方向に付勢スるロッカー7−ム15と、該ロッカー
アーム15のフォーク部16の間でピン17を中心とし
て回転自在に支持されたローラーフォロア18と、該ロ
ーラーフォロア18を介してロッカー7−ム15を揺動
させるカム19とから成る。
ロッカーアーム15のパルプステム11,12を付勢す
る部分には油圧式の間[11整機構が設けられ、パルプ
ステム11,12の頂部とロッカーアーム15との間隙
をできるだけ小さくするようになっており、必要な油圧
はロッカーシャフトから通路Pを介して供給されている
カム19は、エンジン2の出力軸(図示せず)の2分の
1の回転速度で右回りに回転しており、吸気バルブ7を
開閉するためのカム19のカム面20は、吸気バルブ7
の閉弁状態でローラーフォー718に当接するペース部
20aと、吸気バルブ7の開リフト時にローラーフォロ
ア18に当接し本発明の第1傾斜而に相当する第1傾斜
面20bと、吸気バルブ7の閉リフト時にローラーフォ
ロア18に当接し本発明の第2#j料面に相当する第2
傾斜而20cとから成っている。
尚、カム19の回転の中心X・ローラーフォロアの回転
の中心Y・ロッカーアーム15の揺動回転の中心2を結
んでできる角xYzは常に鈍角となるよう設定されてお
り、第1図の状態では第1傾斜而20bは角XYzの鈍
角内方の範囲に位置し、第2傾斜面20cは、角XYz
の鈍角外方の範囲に位置している。
次に、本実施例の作用を説明する。
第2図すなわち吸気バルブ7の閉弁位置から第1図すな
わち吸気バルブ7の最大バルブリフト位置へカム19が
右回りで移行するバルブリフト期間は、第4図に示され
るように全開弁期間の半分以下に設定されており、この
期間ではローラーフォロア18とカム19の第1傾斜而
20bとが当接している。
最大バルブリフト位置を通過した後の閉リフトのための
バルブリフト期間は、第4図に示されるように全開弁期
間の半分以上に設定されている。
tいかえれば、この期間すなわち第2傾斜面20Cとロ
ーラーフォロア18とが当接するバルブリフト期間は、
第1傾斜面20bとローラーフォー718とが当接する
バルブリフト期間よりも長く設定されている。
このため第3図に破線で示される従来のリフトカーブに
合わせて成形したカムと比較すると、本実施例は以下の
ような相違が見られる。
従来のリフトカーブに合わせて成形されたカムを用いる
と第5図のようにロッカーアームlの揺動が原因で第2
傾斜面悔が急傾斜となっているが、本実施例では第1図
および第2図の第2#1斜面20Cがローラーフォp7
18に当接するバルブリフト期間が第3図に実線で示さ
れるように長くなっているので、その分第2傾斜而20
cの傾斜もゆるやかになり、傾斜の変化も小さくなる。
また、一方ではカム面20とローラーフォロア18との
接点をHとすると角HYZが変化することにより、第4
図に示すように第1傾斜面20bとローラーフォロア1
8とが当接するバルブリフト期間の方が比較的レバー比
が高いので、カム面2001での少ないリフト量に対し
てロッカーアーム15の大きな揺動すなわち吸気バルブ
70大きいリフト量を得ることができ、効率的なバルブ
リフトを行なうことになる。
尚、本実施例においては、カムが右回転するもののみに
ついて説明したが、カムを左回転するものに対しても本
発明は適用可能である。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明は、最大バルブリフト時に
カムの回転の中心・ローラーフォロアの回転の中心・ロ
ッカーアームの揺動回転の中心を結んでできる鈍角の、
外方の範囲に位置するカムの第2傾斜面とローラーフォ
ロアとが当接するバルブリフト期間を、上記鈍角の内方
に位置するカムの第1傾斜面とローラーフォI27とが
当接するバルブリフト期間より長く設定したという構成
である。
この構成により、上記カムの第2#1斜面の傾斜の変化
を小さくできるため、特殊な小径のカム成形用の切削工
具なしに高いバルブリフトの得られるカムを製作できる
また、カム面の傾斜の変化をゆるやかにするためにロー
ラーフォロアの径を拡大してローラーフォロアが他部材
と干渉したり、全体的にレバー比t 上tfてロッカー
シャフトやカム面に加わる向直が大きくなることがない
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明による動弁装置、第3図は従
来と本実施例とのバルブリフトカーブを示すグラフ、第
4図は本実施例のレバー比の変化を示すグラフ、第5図
は従来の動弁装grある。 3・・シリンダヘッド、5・・吸気ポート、7・・吸気
パルプ、11・・バルブステム、14・・−ツカ−シャ
フト、15・0ロツカー7−ム、1B−−ローラーフォ
ー7.19・・カム、20−−カムl  20b*−第
111N面、20c・・第2傾斜面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ロッカーシャフトを中心にして揺動回転するロッカーア
    ーム本体の一端にバルブステムを介して吸排気ポートの
    うち少なくとも一方を開閉するポペット弁をリフトする
    タペット部を形成し、ロッカーアーム本体の他端に二又
    のフォーク部を形成し、上記ロッカーシャフトに平行な
    ピンを上記フォーク部の間に支持させると共に、該ピン
    に上記フォーク部の間に位置するローラーフォロアを上
    記ピンを中心として回転自在に支持させ、上記ロッカー
    シャフトに平行な回転軸を中心に回転するカムを上記ロ
    ーラーフォロアの円周部にカム面が当接するよう配置し
    、上記カムの回転の中心・ローラーフォロアの回転の中
    心・ロッカーアームの揺動回転の中心を結んでできる角
    が常に鈍角をなし、最大バルブリフト位置のときのカム
    位置でカム面が上記鈍角内方に位置する第1傾斜面と、
    上記鈍角外方に位置する第2傾斜面とを有するロッカー
    アーム式のエンジンの動弁装置において、上記第2傾斜
    面と上記ローラーフォロアとが当接するバルブリフト期
    間を、上記第1傾斜面と上記ローラーフォロアとが当接
    するバルブリフト期間より長くなるようリフトカーブを
    設定したことを特徴とするエンジンの動弁装置。
JP28334586A 1986-11-28 1986-11-28 エンジンの動弁装置 Pending JPS63138106A (ja)

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JP28334586A JPS63138106A (ja) 1986-11-28 1986-11-28 エンジンの動弁装置

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JPS63138106A true JPS63138106A (ja) 1988-06-10

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ID=17664281

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JP28334586A Pending JPS63138106A (ja) 1986-11-28 1986-11-28 エンジンの動弁装置

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JP (1) JPS63138106A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60182309A (ja) * 1984-02-29 1985-09-17 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の吸排気弁駆動装置
JPS6121810B2 (ja) * 1976-10-16 1986-05-29 Meinan Machinery Works

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6121810B2 (ja) * 1976-10-16 1986-05-29 Meinan Machinery Works
JPS60182309A (ja) * 1984-02-29 1985-09-17 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の吸排気弁駆動装置

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