JPS6313668B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6313668B2
JPS6313668B2 JP57091956A JP9195682A JPS6313668B2 JP S6313668 B2 JPS6313668 B2 JP S6313668B2 JP 57091956 A JP57091956 A JP 57091956A JP 9195682 A JP9195682 A JP 9195682A JP S6313668 B2 JPS6313668 B2 JP S6313668B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
okonomiyaki
water
dried
protein
soybean protein
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP57091956A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58209964A (ja
Inventor
Toshuki Nagata
Chizuru Ueno
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Oil Co Ltd
Original Assignee
Fuji Oil Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Oil Co Ltd filed Critical Fuji Oil Co Ltd
Priority to JP57091956A priority Critical patent/JPS58209964A/ja
Publication of JPS58209964A publication Critical patent/JPS58209964A/ja
Publication of JPS6313668B2 publication Critical patent/JPS6313668B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は乾燥お好み焼の製造法、更に詳しくは
乾燥後湯で水和することにより容易に復元するこ
とができる乾燥お好み焼の製造法に係る。 近年のインスタント食品の普及の中で、その具
材の一つとしてお好み焼の利用が考えられる。従
来のお好み焼では、これを乾燥して湯で水和しよ
うとしても容易に復元できないという欠点を有し
ている。 そこで本発明者等は湯で水和することにより容
易に復元することができる乾燥お好み焼を得るこ
とを目的として鋭意研究を行つた結果、従来のお
好み焼原料に大豆蛋白または大豆蛋白、油及び水
より成るエマルジヨンを添加してお好み焼を調製
し、これを乾燥することにより得られる乾燥お好
み焼が湯で水和することにより容易に復元できる
ことを見出し、本発明を完成するに到つた。 本発明において大豆蛋白は固形物当りの蛋白含
有量がおよそ40重量%以上あればよく、豆乳粉
末、脱脂大豆粉、濃縮蛋白、分離蛋白等いづれの
大豆蛋白でも使用できる。 これら大豆蛋白の添加方法は(イ)大豆蛋白をその
まま添加する方法もしくは(ロ)大豆蛋白、油及び水
を乳化してエマルジヨンとして添加する方法があ
る。(イ)の方法においては従来のお好み焼原料の小
麦粉及び水の代りに大豆蛋白、小麦粉及び水を加
えてお好み焼を調製する。(ロ)の方法においては大
豆蛋白、油及び水をスピードカツター、キヤビツ
クマシーン、サイレントカツター、ホモミキサー
等の乳化手段を用いてエマルジヨンとなし、これ
を小麦粉及び水に対して置換することによりお好
み焼生地を調製する。勿論上記エマルジヨン作成
時に小麦粉および/または卵等の通常のお好み焼
原料を加えることもできる。 尚、エマルジヨン作成時には必ずしも乳化剤を
必要としないが、添加も有効である。 本発明における大豆蛋白の乾燥固形物としての
添加割合は、小麦粉に対する置換率すなわち 大豆蛋白/大豆蛋白+小麦粉×100(w/w%) として6重量%以上好ましくは13〜80重量%とす
るのがよい。6重量%以下では熱湯で3分間湯戻
しした後の復元性が十分でなく。80重量%以上で
はお好み焼的食感と若干異なつてくる。 このようにして大豆蛋白、小麦粉、油脂、水の
他に卵、山イモ、調味料、キヤベツ等の野菜類、
生姜、イカやエビや貝等の魚介類または豚肉や牛
肉等の畜肉類を加えてお好み焼生地を調製する。
大豆蛋白の添加方法は先に述べた通りである。エ
マルジヨンとして加える場合の油脂は全ての食用
油が使用できるが、保存性等の観点よりパーム油
が好ましい。また、原料はこれらの他に通常のお
好み焼に使用できる全ての原料が使用できる。更
に澱粉類、ガム類、湿潤剤を併用してもよい。 次に得られたお好み焼生地を用途により成型す
る。インスタント食品のカツプ容器入る大きさで
あればいかなる形状でもよい。 次にこれを通常の方法にて鉄板等で焼くことに
よりお好み焼を得る事ができる。あるいは鉄板で
コゲ目をつけた後マイクロウエイブ加熱したり、
フライ加熱することもできる。また該成型生地に
熱油をシヤワー状に注ぎ凝固せしめた後フライす
ることにより所謂天ぷら風のお好み焼とすること
もできる。 かくして得られたお好み焼は、凍結乾燥、マイ
クロウエイブ乾燥、フライ乾燥等の手段を用いて
乾燥することにより乾燥お好み焼とすることがで
きる。好ましくは凍結乾燥がよい。 このようにして得られた乾燥お好み焼は、これ
を熱湯を用いて3分間程度水和するだけで、食
感、形状ともに優れたお好み焼に、容易に復元す
ることができる。 以上の説明にて明らかな通り、従来のお好み焼
では乾燥しても、これを熱湯で3分間程度水和し
ただけでは容易に復元できなかつた。ところが本
発明により同条件で水和すれば容易に復元するこ
とのできる乾燥お好み焼が得られるようになつ
た。インスタント食品の具材としての利用でも具
材のバラエテイー化ができる。 以下、実施例により本発明を更に詳しく説明す
る。 実施例 1 表―1に示す原料配合にてお好み焼生地を調製
し、次いで生地重量50g直径8cmの大きさに成型
し、鉄板にて15分間焼いた。冷却後、これを凍結
乾燥して乾燥お好み焼を得た。次にこれを熱湯で
3分間水和した後湯を切り湯戻り率を測定した。
湯戻り率は熱湯で3分間湯戻しした後の湯戻りし
た部分の全体に対する容積比(v/v%)で表わ
した。 表―1より明らかなように分離蛋白を加えるこ
とにより製造された乾燥お好み焼の湯戻り復元性
は顕著に向上した。表―1のNo.3すなわち分離蛋
白が22重量%以上小麦粉に対して置換されること
により熱湯で湯戻しするだけで容易に復元したの
である。分離蛋白を全く加えてないNo.1において
は外側が若干柔らかくなるだけで内側が硬くとて
も食べることはできなかつた。
【表】
【表】 (注) 水の添加量は、生地の粘度を一定に
する為、小麦粉、分離蛋白に対して
各々1.5倍、4.5倍とした。
実施例 2 表―2に原料配合を示す。エマルジヨンは分離
蛋白、油及び水をスピードカツターを用い乳化す
ることにより作成した。これに小麦粉、水等の残
りの原料を加えることにより実施例1と同様に処
理した。 表―2より明らかなように分離蛋白、油及び水
より成るエマルジヨンを添加することによつても
得られた乾燥お好み焼の湯戻り復元性は顕著に向
上した。表―2のNo.2すなわち大豆蛋白が小麦粉
に対して15重量%以上置換されることにより熱湯
で湯戻しすることによる復元性が発現したのであ
る。
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 大豆蛋白を加えてお好み焼を調製し、乾燥す
    ることを特徴とする乾燥お好み焼の製造法。
JP57091956A 1982-05-29 1982-05-29 乾燥お好み焼の製造法 Granted JPS58209964A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57091956A JPS58209964A (ja) 1982-05-29 1982-05-29 乾燥お好み焼の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57091956A JPS58209964A (ja) 1982-05-29 1982-05-29 乾燥お好み焼の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58209964A JPS58209964A (ja) 1983-12-07
JPS6313668B2 true JPS6313668B2 (ja) 1988-03-26

Family

ID=14041022

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57091956A Granted JPS58209964A (ja) 1982-05-29 1982-05-29 乾燥お好み焼の製造法

Country Status (1)

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JP (1) JPS58209964A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61274668A (ja) * 1985-05-31 1986-12-04 Fuji Oil Co Ltd たこ焼きの製造法
JPS61274669A (ja) * 1985-05-31 1986-12-04 Fuji Oil Co Ltd 乾燥たこ焼きの製造法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58209964A (ja) 1983-12-07

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