JPS63135400A - 24−ヒドロキシ−コレスタ−5−エン類の製造法 - Google Patents

24−ヒドロキシ−コレスタ−5−エン類の製造法

Info

Publication number
JPS63135400A
JPS63135400A JP28080686A JP28080686A JPS63135400A JP S63135400 A JPS63135400 A JP S63135400A JP 28080686 A JP28080686 A JP 28080686A JP 28080686 A JP28080686 A JP 28080686A JP S63135400 A JPS63135400 A JP S63135400A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
hydrogen atom
tri
forms
bond
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28080686A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Tomimori
浩二 富森
Seiji Kurozumi
精二 黒住
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
Priority to JP28080686A priority Critical patent/JPS63135400A/ja
Publication of JPS63135400A publication Critical patent/JPS63135400A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steroid Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は24−ヒドロキシフレステロール類の製造法に
関する。さらに詳Mには、腎疾患。
骨粗髭症などの治療薬として期待がもたれ、目下医薬品
としての開発研究が行なわれているlα、24−ジヒド
ロキシビタミンD、などの合成中間体として有用である
24−ヒドロキシコレステロール類の製造法に関する。
〈従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〉 ビタミンD5代勝物質が生体内のカルシウムおよびリン
酸塩の物質代謝の制御物質として、極めて重要な働きを
していることは、今までに%許や一般文献中の多くの開
示を通して十分NRされており、また、庸瘍性の骨髄細
胞の分化誘導能を有するものも見出されているなど様々
な疾患に対する治療用の薬剤として臨床的用途が期待さ
れ、このようなビタミンD1代謝物質および合成ビタミ
ンD、誘導体が広く開発研究されている。
その中の1つであるlα、24−ジヒドロキシビタミン
D、は、川島らCフェズス・レターズ(FEBS Lo
tters L 76 t 177 (1977)) 
Kよって小腸でのCa吸収促進作用などを示すことが報
告されており、また吉日ら〔ジャーナル・オプ・ファー
マシューティヵル・ダイナミックス(J、Pharm、
Dyn、、ヱ、962(1984))Kよって、HL−
60細砲に対して強い分化誘導能活性を示すことが報告
されているなど、医薬品として期待される化合物である
。この1α、24−シヒドロキシビタミンD、には、2
4位に関する2つの立体異性体が存在するが、前記の川
島らおよび吉日らの報告に加えて石塚ら〔骨代謝。
14.159(1981))の報告によって、(24R
)−1α、24−ジヒドロキシビタミンD、ノ方カ、 
248体よりもビタミンD、レセプターに対する親和性
および覆々の生理活性が高いことが知られている。
そこで、この(24R)−1α、24−ジヒドロキシビ
タミンD、の前駆体である(24R)−24野において
重要な貢献を与えることになる。ところで、(24R)
−および(248) −24−ヒドロキシコレステロー
ル類の合成法は、旭川らによって2通りの方法〔テトラ
ヘトpンーレターズ(Tetrahedron Let
t、、 2203 (1975)、”ジャーナル・オプ
・ケミカル・ンサイエテイー・パーキントランスI (
J、Chem、Soc、Psrkin Trans。
1.1401(1983))が報告されているが、前者
は、中間体で24位に関する異性体分離を行なうため当
然のことながら収率が低くなり、後者では、工程数が長
いこと、及び最終工程の収率が明記されていないなどの
欠点を有している。
したがって、24−ヒドロキシコレステロール類を立体
選択的に効率的に合成する方法の提供が望まれている。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明者らは、24−ヒトルキシコレステルールの立体
選択的合成法について鋭意研究した結果、(2RI4R
)−2,4−ベンタンジオールまたは(2S、4S) 
−2,4−ベンタンジオールと24−オキソコレステロ
ール票から得られる24−オキンコレステロール(2′
,4′,−ペンチレン)ケタール類を還元することによ
り、中間体で異性体分離を行なうことなく、24R体ま
たは248体の24−ヒドロキシコレステロール類を立
体選択的に合成するルートを見い出し、本発明に到達し
たものである。
しかして1本発明の目的は、優れた薬−理活性を有する
lα、24−ジヒドロキシビタミンD。
の前駆体である24−ヒドロキシコレステロール類の立
体選択的な製造法を提供することにある。
すなわち本発明は、下記式製 で表わされる24−オキソフレステロール−(2′,4
′,−ベンチレン)ケタール類に、還元剤を反反応せし
め、下記式面 で表わされる化合物、その24位に関する立体異性体、
あるいはそれらの任意の割合の混合物である2 4− 
(4’−ヒドロキシ−2′−ペンチル)オキシ−コレス
テロール類を製造し1次いでこれを酸化剤と反応せしめ
下記式〔I〕 で表わされる化合物、その24位((関する立体#!性
体、あるいはそれらの任意の割合の混合物キシ−コレス
テロール類を餐遺し、最後にこれを酸性または塩基性化
合物を作用せしめ必lNK応じて脱保護および/または
保讃反応に付すことを特徴とする下記式l で表わされる化合物、その24位に関する立体異性体、
あるいはそれらの任意の割合の混合物である24−ヒト
ルキシコレステロール類の製造法である。
上記式睨においてR”は水素原子+ ト’) (Ct〜
Ct)炭化水素シリル基、または水酸基の酸素原子とと
もに7セタ一ル結合もしくはエステル結合を形成する基
を表わす。l−!J (CI−Ct)F2化水素シリル
基としては例えばトリメチルシリル基、トリヱチルシリ
ル基、t−ブチルジメチルシリル基ナトの)す(c、−
c、)アルキルシリル基;t−ブチルジフェニルシリル
基などのジフェニル(01〜C,)フルキルシリル基;
ンメチルフェニルシリル基なとのジ(Ct〜C4)アル
キルフェニルシリル基;トリフェニルシリル基;または
トリベンジルシリル基などをあげることができ、なかで
もt−ブチルジメチルシリル基。
トリメチルシリル基が特に好ましい。水酸基の酸素原子
とともにアセタール結合を形成する基としては、例えば
、メトキシメチル基、l−エトキシエチル基、2−メト
キシ−2−プρピル基、(2−メトキシエトキシ)メチ
ル基、ベンジルオキシメチル ル基、または2−テトラヒト−フラニル基などをあげる
ことができる。なかでも、メトキシメチル基,2−テト
ラヒドロピラニル基が%に好ましい。水酸基の酸素原子
とともにエステル結合を形成する基としては、ホルミル
基,7セチル基,ブチリル基tイソブチリル基,バレリ
ル基,ピバpイル基などの脂肪族アシル基;ベンツ( 
zL−M t P−プジモベンゾイル基, 2,4.6
 −トリメチルベンゾイル基,p−フェニルベンゾイル
基などの芳香族7シル基;またはメトキシカルボニル基
,ヱトキシカルポニル基,tーブトキシカルボニル基,
ベンジルオキシカルボニル基などのフルコキシ力ルポニ
ル基をあげることができる。なかでもアセチル基,ベン
ゾイル基,エトキシカルボニル基が特に好ましい。
上記式Qlaにおいてーは水素原子またはORIIを表
わし,ここでRHはR1″と同一もしくは異なり。
水素原子, ) !j ( Ct〜Ct)炭化水素シリ
ル基、または水酸基の酸素原子と共に7セタ一ル結合あ
るいはエステル結合を形成する基を表わす。
かかるト!J ( Ct〜cy)炭化水素シリル基,ま
たは水酸基の酸素原子と共に7セタ一ル結合もしくはエ
ステル結合を形成する基としては前記のR”で例示した
ものと同じ基が好ましいものとしてあげることができる
また、上記式印,aDオヨヒIIIDVCオイテ、R1
R”l 、 R’およびR”は、いずれも同一もしくは
異なり,水素原子e ) !j ( Ct〜Ct)炭化
水素シリル基,または水酸基の酸素原子と共1;アセタ
ール結合もしくはエステル結合を形成する基を表わ基が
好ましいものとしてあげることができる。
上記式(1) 、 (Ilおよび面においてR” 9 
R”  およびRatは,いずれも同一もしくは異なり
,それぞれ水素原子またはOR” 、水素原子またはO
RIIおよび水素原子またはoHllを表わし、ここで
R”、R″1およびR諺はいずれも同一もしくは異なり
、水素原子,トリ( Ct〜C?)炭化水素シリル基、
または水酸基の酸素原子と共にアセタール結合あるいは
エステル結合を形成する基を表わす。かかる) リ( 
C,〜cy)炭化水素シリル基、または水酸基の酸素原
子と共にアセタール結合あるいはエステル結合を形成す
る基としては前記のR”で例示したものと同じ基が好ま
しいものとして挙げることができる。
本発明の出発物質である上記式粘で代表される24−オ
キソコレステロール( 2Z4/−ペンチレン)ケター
ル類・は、例えば参考例に示すように、24−オキソコ
レステルール類と2,4−ベンタンジオールとから容易
に合成できる。このとき用いる2,4−ベンタンジオー
ルを(2S,4S)体または(2Rt4R)体と使いわ
けることにより、本発明の主な目的である24−ヒトル
キシコレステシール類(上記式l)の24位の立体選択
合成により好ましい結果を与えることができる。
本発明により提供される上記式□で表わされる24−オ
キンコレステp−ル( 2/,4/−ペンチニル)ケタ
ール類は新規化合物であり,その好ましい具体例として
は、下記に示した化合物を挙げることができる。
(401)  3β−7セチルオキシー24−オキソ−
コレスタ−5−二ン〔2′(2)、4′(2)−ペンチ
レン〕ケタール(40.2)  3β−7セチルオキシ
ー24−オキソ−コレスタ−5−二ン( 2’(Sl 
1 4’(S)−ベンチレンツケタール(403)  
3β−ベンゾイルオキシ−24−オキンーコレスーエン
( 2’(Sl 、 4(Sl−ベンチレンツケタール
(405)  1α,3β−ジ(アセチルオキシ)−2
4−オキソ−コレスタ−5−ヱン〔2′■,4′(2)
−ペンチレンンータール(406)  1α、3β−ジ
(アセチルオキシ)−24−オキソ−フレスター5−エ
ン〔2′(8)、 4’(R1−ペンチレン〕ケタール
しかしながら本発明における上記大版で代表されるケタ
ール類はこれらに限定されるものではない。
上記式α〕で代表される24−オキシコレステロール(
t)′、4/−ベンチレン)ケタール類に還元剤を反応
せしめ必要に応じて脱保護および/または保護反応に付
して上記代印で代表される24− (4’−ヒドロキシ
−22−ペンチル)オキシコレステロール類を製造する
ことができる。かかるケタールの還元反応は、一般的に
用いられる手法〔例えば[新実験化学講座 酸化と還元
叩丸讐」記載の方法など]により実施される。用いられ
る還元試薬としては水素化アルミニウム。
水素化ジブロムアルミニウム、水素化ジインブチルアル
ミニウム、水素化ジエチルアルミニウムなどの不素化ア
ルミニウム化合物や水素化アルミニウムリチウム!トリ
エチルシラン、水Z化ホウ素ナトリウムなどの金属水素
化物と塩化亜鉛、三フッ化ホウ素、塩化アルミニウム、
四塩化チタンなどのルイス酸との組み合わせ試薬などを
挙げることができる。特に好ましいものとし【、山本ら
の報告〔テトラヘドロン・レターズ(’retrahe
dron L@tt、 、 Li、 4581 (19
83)+1bid 27*987(1986))Kある
!: 5に水素化ジイソブチルアルミニウム(lBu、
AItHL水素化ジブロムアルミニウム(Br、AIH
)および四塩化チタン−トリエチルシラン(Ti(J、
−Et、5iH)を挙げることができるがこれに限定さ
れるものではない。
金属水素化物は化学量論的には原料化合物に対して、ヒ
ドリドイオン等モルにあたる量が反応するが、通常は0
.8〜10倍モル、好ましくは1〜6倍モルにあたる量
を用いて還元反応が行なわれる。反応温度は一78℃〜
80℃、特に好ましくは一40〜θ℃程度の温度範囲が
採用される。反応時間は反応温度により異なるが。
20分〜lO時間程度である。反応は、有機媒体の存在
下に行なわれ、用いられる媒体は1反応試薬とは反応し
ない不活性な非プロトン性有機媒体が用いられる。かか
る媒体としては、ジクロロメタン、ジクロロメタンなど
のハロゲン化炭化水素系溶媒、ジエチルエーテル、テト
ラヒドロフランなどのエーテル系溶媒やベンゼン。
トルエン、ヘキサンなどの炭化水素系溶媒などをあげる
ことができる。特に好ましいものとしてTlC14−E
t、SiHを還元試薬として用いる場合にはンクDoメ
タンを、’Bu、ASH、またはBy、AIHを用いる
場合には、ジクロロメタン、ジエチルエーテルを皐げる
ことかで鎗る。ここでもし、原料化合物呪のヒドロキシ
保護基がアシル基ならば、  ’Bu、AIHまたはB
r、AIHを用いる還元反応において脱保護されるであ
ろうし、ヒドロキシ保!!i基が7セタ一ル結合を有す
るものならば、TiC6,−EtlStHを用いる還元
反応において脱保護されるであろう。かかる脱保護反応
は起こらない方が望ましいが、脱保護された場合でも、
再保護はもし望むならば、周知の方法〔例えばプルティ
クチイブ・グループス・イン・オルガニック・シンセス
イス(Protective Groupsin Or
ganic  5ynthesis  )、JOIN 
 WILEY  &5ONS、1981記載の方法など
〕によって達成される。
かくして上記弐賦で代表される24−(4−ヒドロキシ
−2′−ペンチル)オキシ−フレステロール類が製造さ
れるが、本化合物は24位に新らだな不斉点を有するも
のである。本発明の%徴として、かかる24位の不斉点
の形成に際して、原料化合物■のケタール部分の立体異
性体および還元試薬を適当に組み合わせることにより、
生成物圓の24位に関する立体異性体のいずれか一方を
優先してつくりわけることが可能である。すなわち(2
’R,4’R)の立体配置をもつケタール面に対し例え
ばTiCJ、 −Et、SiHを用いて還元反応を行な
えば(24R)体が優先し工得られ(2’S14’S 
)の立体配置をもつケタール■からは(24S)体が優
先して得られることになる。
しかして得られた上記大面で代表される24−レスチロ
ール票は新規化合物であり、その好ましい具体例として
は下記に示した化合物を挙げることができる。
(301)  3β−7セチルオキシー24(8)−〔
4′■ヒドロキシ−2′■−ペンチル〕オキシーコレス
ター5−エン(302)  3β−7セチルオキシー2
4■−(4’(Slヒドロキシ−2’(S)−ペンチル
〕オキシーフレスター5−エン(303)  3β−ベ
ンゾイルオキシ−24(RJ−(4’(8)−ヒドロキ
シ−2′■−ペンチル〕オキシーコレスター5−二ン(
、:?04)  3β−ベンゾイルオキシ−24■−(
4’(81−ヒドロキシ−2’(Sl−ペンチル〕オキ
シーコレスター5−エン(305)  1α、3β−ジ
(アセチルオキシ)−24N−〔4′(2)−ヒドロキ
シ−2′■−ペンチル〕オキシーコレスター5−エン (306)  1α、3β−ジ(アセチルオキシ)−2
4(2)−(4’(81−ヒドロキシ−2’(81−ペ
ンチル〕オキシーコレスター5−二ン (307)  (301)−(306)の248配置を
もつ異性体 しかしながら本発明における上記式(2)で代表される
2 4− (4’−ヒドロキシ−21−ベンタル)オキ
シコレステロール類はこれら釦限定されるものではない
上記式唾で代表される2 4− (4’−ヒトルキシー
2′−ペンチル)オキシコレステロール類に酸化剤を反
応せしめ、上記代印で代表される24−(4′−オキソ
−22−ペンチル)オキシコレステロール類を製造する
ことができる。かかるアルコールの酸化反応は一般的に
用いられる手法〔例えば、「新実験化学講座 酸化と還
元〔0丸善」記載の方法など〕により容易に実施される
。用いられる酸化試薬としては過マンガン酸カリウム、
二酸化マンガンなどのマンガン系酸化剤、ピリジニウム
クロークロメート、ピリジニウムジクロメートなどのク
ロム酸系酸化剤。
N−ハロカルボン酸アミド、酸素、2,3−ジクPg−
5,6−ジシ7ノー114−ベンゾキノン。
ジメチルジスルホキシドなどをあげることができ、なか
でもピリジニウムクロロクルメート。
ピリジニウムジクロメート、シシメチルスルホキシドが
好ましい。かかる酸化剤の使用量は原料である代印で表
わされるコレステロール類に対して0.8〜20倍、好
ましくは1.0〜5倍モル用いて行なわれる。
反応温度は用いる酸化剤によって大いに異なり一り8℃
〜120℃程度の温度範囲で実施され、反応時間も酸化
剤や反応温度により異なり薄層クロマトグラフィーなど
で原料の消失を追跡しながら行なうのが好ましい。
反応は有機媒体中で行なわれるが、かかる有機媒体とし
てはジクロロメタン、ジクロロエタンなどのハpゲン化
炭化水素系溶媒、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ンなどのエーテル系溶媒やベンゼン、トルエン、ヘキサ
ンなどの炭化水素系溶媒などを挙げることができ特に好
ましいものとしてジクロロメタンを挙げることができる
しかして得られた上記式〔0で代表される24−(4′
−オキソ−2′−ペンチル)オキシコレステロール類は
新規化合物であり、その好ましい具体例としては、(1
01)(301)〜(307)に示した化合物の、4′
−ヒトルキシ基が4−オキソ基にかわったものを挙げる
ことができるが、これらに限定されるものではない。
上記式〔0で代表される2 4− (4’−オキソ−2
−ペンチル)オキシコレステロール類に酸性または塩基
性化合物を作用せしめβ−説離反応をおこして、上記式
■で代表される24−ヒトルキシコレステルール類を製
造することができる。
かかる酸触媒としては、p−トルエンスルホン酸、酢酸
ピペリジニウムなどを挙げることができ、かかる塩基性
化合物としては、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、
炭酸カリウム、炭酸ナトリウムなどを挙げることができ
る。かかる反応に使用する試薬の量は、酸触媒の場合は
有機媒体に対してx%程度を用いるのが好ましく、また
塩基性化合物を用いる場合にはコレステー−ルII Q
3 K対して1〜505倍モル程度用いるのが好ましい
。反応は有機媒体の存在下で行なわれ、用いられる媒体
としては、メタノール。
エタノールなどのアルコール系溶媒;ジオキサン、テト
ラヒドロフランなどのエーテル系溶媒;ベンゼン、トル
エンなどの炭化水素系溶媒;水;およびこれらの混合系
溶媒などが好ましいものとして挙げられろ。特に好まし
くは、水酸カリウムを水−メタノール混合溶媒系で用い
る方法が挙げられる。反応温度は、用いる反応剤によっ
て大いに異なり、0℃〜120℃程度の温度範囲で実施
され、反応時間も、反応剤、溶媒や温度により異なり、
薄層クロマトグラフィーなどで原料の消失を追跡しなが
ら行なうのが好ましい、かかる反応においては、原料化
合物口のヒドロキシ保護基が脱保護される場合があるが
、再保護は、もし望むならば周知の方法〔例えばプロテ
クテイプ・グループス・イン・オルガニック・シンセシ
ス(Protective Groups inOrg
anic 5ynthesis ) e JOHN W
ILEY  &5ONS(1981)記載の方法〕によ
って達成される。原料化合物(1)のヒドロキシ保8基
が反応によって脱保護されない場合であっても望むなら
ば周知の方法により脱保護、さらに基保護することがで
きる。
かくして上記式〔II〕で代表される24−ヒドロキシ
−コレステロール類が製造されるが、本発明の製造法に
よれば、前述のように還元工程において、原料化合物睨
のケタール部分の立体配置と還元剤との組み合わせによ
って、24位の立体異性体を任意につくりわけることが
可能であり、本発明の好ましい特徴である。
かかる24−ヒドロキシ−コレステロール類は医薬品と
して期待されているlα、24−ヒトルキシビタミンD
、類の合成中間体として有用な化合物である。
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明するが0本
発明はこれらに限定されるものではない。
〈参考例〉 ケタールの合成 3β−ベンゾイル−24−オキンフレステp−ル(26
0try 、 0.5mmoJ )および(2R,41
’t )−2,4−ベンタンジオール(80’%’、0
.77mmol )の無水トルエン(lOml)溶液に
、p−トルエンスルホン酸ピリジニウム塩(IOIII
F)を加え、還流液がモレキュラーシープ充填カラムを
通じることで脱水することのできる装置を用いて、48
時間加熱還流、脱水した。反応混合物を放冷後、炭酸水
素ナトリウム水溶液を加え、有機物を酢酸エチルで抽出
し、得られた有機層な飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥し、−通抜濃縮した。得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸
エチル=20:l)K付して分離精製し、3β−ベンゾ
イルオキシ−24−オキソ−コレスタ−5−エン〔2′
(8)、4′(8)ベンタンジオ−ル(1201I9,
0.20mmol、40’%)を得た。
本化合物の物性値は以下の通りである。
”H−NMR(CDCJstδ(四)); 0.68(
S、3H)、 0.95(s + 3n) 0.6−2.6(m、43H)= 3.6−4.2(m
、2H)、 4.4−5.1(brtlH)t 5.2
−5.4(m+LH)17.0−8.1(m。
5H) IR(KBr  disc、 cm−リ;  2980
,2950.+720゜1450、 t3so、 12
7011110.710実施例1 3β−ベンゾイルオキシ−24−オキソ−コレスタ−5
−二ン〔2′■、4′(8)−ペンチレンツケタール9
 s w 、 0.16ynmol )の無水ジクロル
メタン(4ml )溶液に、S1素気流下%−78℃で
四塩化チタン(38■、 0.2mmoj )の無水ジ
クロルメタン(1ml )溶液を号つくり加え、そのま
ま−78℃で10時間攪拌した。次いで。
トリエチルシラン(24Mfi+ 、 0.2mmol
 )の無水ジクロルメタン(1jL/)溶液を加え、−
78℃で3時間攪拌した。2N−塩酸水溶液10Mを加
えてクエンチし、有機物をジエチルエーテルで抽出し、
抽出液を炭酸水素ナトリウム水溶液。
飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、濾過、濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=8 : 
l )に付して、分離精製し、3β−ベンゾイルオキシ
−24(8)−〔4′(2)−ヒドロキシ−2′(2)
−ペンチル〕オキンーコレスター5−二ン(48,3’
S’ + 0.08mmol+ 50%)を得た。この
ものはlO%程度24 (Slの異性体を含んでいる。
本化合物の物性値は以下の通りである。
NMR(CDC4、δppm):  0.67(S、3
H)、 0.6−2.5(m、43HL 2.8−3.
1(m+IH)、 3.1−3.5(mvlB)3.5
−4.4(brt2H)、 4.4−5.1(br、I
H)、5.2−5.4(m、IH)、 7.1−8.0
(m、5H)IR(KBrdise、 cm−1); 
 3450.29f50+ 1715゜1450、12
70.1110.1065.1020.710実施例2 の合成 実施例1で得られた、3β−ベンゾイルオキシ−24(
8)−〔4′■−ヒドロキシ−2′(8)−ペンチル〕
オキシーフレスター5−エン(48,3”fatO,0
8mmol )の無水ジクロロメタン(5d)溶液にピ
リジニウムクロロクロメ−) (33”? rO,15
mmol )を少量ずつ加え、室温で2時間攪拌した。
次いでジエチルエーテル1Qii(を加えた後、シリカ
ゲルショートカラムに通し【不純ペンチル〕オキシーコ
レスタ−5−二ン(48叩、〜quant )を得た。
本化合物は精製することなく1次の反応の原料として使
用した。
本化合物の物性値は以下の通りである。
NMR(CDCl5 *δ−):  0.68(S、3
H)、 1.Q4(S、3H)2.11(Sl3)I)
I O,6−2,5(m1431(L 2.7−3.1
(rn。
IH)、 3.85(m+IH)+ 4.3−5.1(
br+lH)+ 5.2−5.4(m、IH)、 7.
1−8.1(mt5H)実施例3 実施例2で得られた3β−ベンゾイルオキシ−24(8
)−〔4/−オキンー2′(8)ペンチル〕オキシーコ
レス?−5−z7(4811f+O,Q8mrnol)
を、メタノールに溶解し、これに無水炭酸カリウム(0
,3g)を加えて室温で12時間攪拌した。反応混合物
に水(40g+/)を加えた後、有機物を酢酸エチルで
抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫醜マグネ
シウムで乾燥した。
p通抜、濃縮して得られた′!A渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(ヘキサン:酢散エチル=3:1)
に付して、分離、f#製し、24■−ヒドロキシコレス
テロール(26i+y、 0.Oemmol+79%)
を得た。
この生成物は、高速液体クロマトグラフィーで分析した
結果 g L%の24 (Sl−ヒドロキシフレスプロ
ールな含んでいることがわかった。
本化合物の物性値は以下の通りである。
NMR(cnct、、δ碧);  0.67(S、3H
)、 0.99(S、31()0.6−2.4(m、4
3H)、 3−2−3.7(m+2H)+ 5.3(m
IH)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼……〔 I 〕 〔式中、R^1は水素原子、トリ(C_1〜C_7)炭
    化水素シリル基、または水酸基の酸素原子とともにアセ
    タール結合もしくはエステル結合を形成する基を表わし
    、R^2は水素原子またはOR^3を表わし、ここでR
    ^3は、R^1と同一もしくは異なり、水素原子、トリ
    (C_1〜C_7)炭化水素シリル基、または水酸基の
    酸素原子とともにアセタール結合もしくはエステル結合
    を形成する基を表わす。〕 で表わされる化合物、その24位に関する立体異性体、
    あるいはそれらの任意の割合の混合物である24−(4
    ′−オキソ−2′−ペンチル)オキシ−コレステロール
    類を酸性または塩基性化合物を作用させ、必要に応じて
    脱保護および/または保護反応に付すことを特徴とする
    下記式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼……〔II〕 〔式中、R^1^1、R^4は同一もしくは異なり、水
    素原子、トリ(C_1〜C_7)炭化水素シリル基、ま
    たは水酸基の酸素原子と共にアセタール結合あるいはエ
    ステル結合を形成する基を表わし、R^2^1は水素原
    子またはOR^3^1を表わし、ここでR^3^1はR
    ^1^1、R^4と同一もしくは異なり、水素原子、ト
    リ(C_1〜C_7)炭化水素シリル基、または水酸基
    の酸素原子と共にアセタール結合あるいはエステル結合
    を形成する基を表わす。〕 で表わされる化合物、その24位に関する立体異性体、
    あるいはそれらの任意の割合の混合物である24−ヒド
    ロキシコレステロール類の製造法。 2、塩基性化合物が水酸化カリウムまたは水酸化ナトリ
    ウムである特許請求の範囲第1項記載の24−ヒドロキ
    シコレステロール類の製造法。 3、塩基性化合物が炭酸カリウムである特許請求の範囲
    第1項記載の24−ヒドロキシコレステロール類の製造
    法。 4、下記式〔III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼……〔III〕 〔式中、R^1^2は、水素原子、トリ(C_1〜C_
    7)炭化水素シリル基、または水酸基の酸素原子ととも
    にアセタール結合もしくはエステル結合を形成する基を
    表わし、R^2^2は水素原子またはOR^3^2を表
    わし、ここでR^3^2は、R^1^2と同一もしくは
    異なり、水素原子、トリ(C_1〜C_7)炭化水素シ
    リル基、または水酸基の酸素原子と共にアセタール結合
    もしくはエステル結合を形成する基を表わす。〕 で表わされる化合物、その24位に関する立体異性体、
    あるいはそれらの任意の割合の混合物である24−(4
    ′−ヒドロキシ−2′−ペンチル)オキシ−コレステロ
    ール類を酸化剤と反応せしめ、下記式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼……〔 I 〕 〔式中、R^1は水素原子、トリ(C_1〜C_7)炭
    化水素シリル基、または水酸基の酸素原子とともにアセ
    タール結合もしくはエステル結合を形成する基を表わし
    、R^2は水素原子またはOR^3を表わし、ここでR
    ^3は、R^1と同一もしくは異なり、水素原子、トリ
    (C_1〜C_7)炭化水素シリル基、または水酸基の
    酸素原子と共にアセタール結合もしくはエステル結合を
    形成する基を表わす。〕 で表わされる化合物、その24位に関する立体異性体、
    あるいはそれらの任意の割合の混合物である24−(4
    ′−オキソ−2′−ペンチル)オキシ−コレステロール
    類を製造し、次いでこれを、酸性または塩基性化合物を
    作用せしめ、必要に応じて脱保護および/または保護反
    応に付すことを特徴とする下記式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼……〔II〕 〔式中、R^1^1、R^4は同一もしくは異なり、水
    素原子、トリ(C_1〜C_7)炭化水素シリル基、ま
    たは水酸基の酸素原子と共にアセタール結合あるいはエ
    ステル結合を形成する基を表わし、R^2^1は水素原
    子またはOR^3^1を表わし、ここでR^3^1はR
    ^1^1、R^4と同一もしくは異なり、水素原子、ト
    リ(C_1〜C_7)炭化水素シリル基、または水酸基
    の酸素原子と共にアセタール結合あるいはエステル結合
    を形成する基を表わす。〕 で表わされる化合物、その24位に関する立体異性体、
    あるいはそれらの任意の割合の混合物である24−ヒド
    ロキシコレステロール類の製造法。 5、酸化剤が、クロム酸系酸化剤である特許請求の範囲
    第4項記載の24−ヒドロキシコレステロール類の製造
    法。 6、クロム酸系配化剤が、ピリジニウムクロロクロメー
    トまたはピリジニウムジクロメートである特許請求の範
    囲第5項記載の24−ヒドロキシコレステロール類の製
    造法。 7、酸化剤が、ジメチルスルホキシドである特許請求の
    範囲第4項記載の24−ヒドロキシコレステロール類の
    製造法。 8、下記式〔IV〕 ▲数式、化学式、表等があります▼……〔IV〕 〔式中、R^1^3は、水素原子、トリ(C_1〜C_
    7)炭化水素シリル基、または水酸基の酸素原子ととも
    にアセタール結合もしくはエステル結合を形成する基を
    表わし、R^2^3は水素原子またはOR^3^3を表
    わし、ここでR^3^3は、R^1^3と同一もしくは
    異なり、水素原子、トリ(C_1〜C_7)炭化水素シ
    リル基、または水酸基の酸素原子と共にアセタール結合
    もしくはエステル結合を形成する基を表わす。 で表わされる24−オキソコレステロール−2′,4′
    −ペンチレン)ケタール類に、還元剤を反応せしめ、下
    記式〔III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼……〔III〕 〔式中、R^1^2は、水素原子、トリ(C_1〜C_
    7)炭化水素シリル基、または水酸基の酸素原子ととも
    にアセタール結合もしくはエステル結合を形成する基を
    表わし、R^2^2は水素原子またはOR^3^2を表
    わし、ここでR^3^2は、R^1^2と同一もしくは
    異なり、水素原子、トリ(C_1〜C_7)炭化水素シ
    リル基、または水酸基の酸素原子と共にアセタール結合
    もしくはエステル結合を形成する基を表わす。〕 で表わされる化合物、その24位に関する立体異性体、
    あるいはそれらの任意の割合の混合物である24−(4
    ′−ヒドロキシ−2′−ペンチル)オキシ−コレステロ
    ール類を製造し、次いでこれを酸化剤と反応せしめ下記
    式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼……〔 I 〕 〔式中、R^1は水素原子、トリ(C_1〜C_7)炭
    化水素シリル基、または水酸基の酸素原子とともにアセ
    タール結合もしくはエステル結合を形成する基を表わし
    、R^2は水素原子またはOR^3を表わし、ここでR
    ^3は、R^1と同一もしくは異なり、水素原子、トリ
    (C_1〜C_7)炭化水素シリル基、または水酸基の
    酸素原子と共にアセタール結合もしくはエステル結合を
    形成する基を表わす。〕 で表わされる化合物、その24位に関する立体異性体、
    あるいはそれらの任意の割合の混合物である24−(4
    ′−オキソ−2′−ペンチル)オキシ−コレステロール
    類を製造し、次いでこれを酸性または塩基性化合物を作
    用せしめ、必要に応じて脱保護および/または保護反応
    に付すことを特徴とする下記式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼……〔II〕 〔式中、R^1^1、R^4は同一もしくは異なり、水
    素原子、トリ(C_1〜C_7)炭化水素シリル基、ま
    たは水酸基の酸素原子と共にアセタール結合あるいはエ
    ステル結合を形成する基を表わし、R^2^1は水素原
    子またはOR^3^1を表わし、ここでR^3^1はR
    ^1^1、R^4と同一もしくは異なり、水素原子、ト
    リ(C_1〜C_7)炭化水素シリル基、または水酸基
    の酸素原子と共にアセタール結合あるいはエステル結合
    を形成する基を表わす。〕 で表わされる化合物、その24位に関する立体異性体、
    あるいはそれらの任意の割合の混合物である24−ヒド
    ロキシコレステロール類の製造法。 9、還元剤が、トリエチルシランである特許請求の範囲
    第8項記載の24−ヒドロキシコレステロール類の製造
    法。 10、還元剤が、水素化ジイソブチルアルミニウムであ
    る特許請求の範囲第8項記載の24−ヒドロキシコレス
    テロール類の製造法。 11、式〔IV〕で表わされる24−オキソコレステロー
    ル(2′,4′−ペンチレン)ケタール類として、ケタ
    ール部分が(R,R)もしくは(S,S)の立体配置を
    有しているものを出発物質として用い、24位の立体配
    置が(S)または(R)である式〔II〕で表わされる2
    4−ヒドロキシコレステロール類のどちらか一方の異性
    体を優先して合成することを特徴とする特許請求の範囲
    第8項〜第10項のいずれか1項記載の24−ヒドロキ
    シコレステロール類の製造法。 12、下記式〔V〕 ▲数式、化学式、表等があります▼……〔V〕 〔式中、R^1^4は、水素原子、トリ(C_1〜C_
    7)炭化水素シリル基、または水酸基の酸素原子ととも
    にアセタール結合もしくはエステル結合を形成する基を
    表わし、R^2^4は水素原子またはOR^3^4を表
    わし、ここでR^3^4は、R^1^4と同一もしくは
    異なり、水素原子、トリ(C_1〜C_7)炭化水素シ
    リル基、または水酸基の酸素原子と共にアセタール結合
    もしくはエステル結合を形成する基を表わし、Xは4−
    ヒドロキシ−2−ペンチル基または4−オキソ−2−ペ
    ンチル基を表わす。〕 で表わされる化合物、その24位に関する立体異性体、
    あるいはそれらの任意の割合の混合物である24−ヒド
    ロキシコレステロール類。 13、Xが4−ヒドロキシ−2−ペンチル基である特許
    請求の範囲第12項記載の24−ヒドロキシコレステロ
    ール類。 14、Xが4−オキソ−2−ペンチル基である特許請求
    の範囲第12項記載の24−ヒドロキシコレステロール
    類。 15、R^2^4が水素原子である特許請求の範囲第1
    2項〜第14項のいずれか1項記載の24−ヒドロキシ
    コレステロール類。 16、R^2^4がOR^3^4である特許請求の範囲
    第12項〜第14項のいずれか1項記載の24−ヒドロ
    キシコレステロール類。 17、下記式〔IV〕 ▲数式、化学式、表等があります▼……〔IV〕 〔式中、R^1^3は、水素原子、トリ(C_1〜C_
    7)炭化水素シリル基、または水酸基の酸素原子ととも
    にアセタール結合もしくはエステル結合を形成する基を
    表わし、R^2^2は水素原子またはOR^3^3を表
    わし、ここでR^3^3は、R^1^3と同一もしくは
    異なり、水素原子、トリ(C_1〜C_7)炭化水素シ
    リル基、または水酸基の酸素原子と共にアセタール結合
    もしくはエステル結合を形成する基を表わす。〕 で表わされる24−オキソコレステロール−((2′,
    4′−ペンチレン)−ケタール類。 18、R^2^3が水素原子である特許請求の範囲第1
    7項記載の24−オキソコレステロール−(2′,4′
    ,−ペンチレン)−ケタール類。 19、R^2^3がOR^3^3である特許請求の範囲
    第17項記載の24−オキソコレステロール−(2′,
    4′,−ペンチレン)ケタール類。 20、ケタールを形成している1,3−ジオキサン環上
    の2つの不斉点が、(4′S,6′S)の立体配置を有
    している特許請求の範囲第17項〜第19項のいずれか
    一項記載の24−オキソコレステロール−(2′,4′
    −ペンチレン)ケタール類。 21、ケタールを形成している1,3−ジオキサン環上
    の2つの不斉点が、(4′R,6′R)の立体配置を有
    している特許請求の範囲第17項〜第19項のいずれか
    1項記載の24−オキソコレステロール(2′,4′−
    ペンチレン)ケタール類。
JP28080686A 1986-11-27 1986-11-27 24−ヒドロキシ−コレスタ−5−エン類の製造法 Pending JPS63135400A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28080686A JPS63135400A (ja) 1986-11-27 1986-11-27 24−ヒドロキシ−コレスタ−5−エン類の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28080686A JPS63135400A (ja) 1986-11-27 1986-11-27 24−ヒドロキシ−コレスタ−5−エン類の製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63135400A true JPS63135400A (ja) 1988-06-07

Family

ID=17630233

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28080686A Pending JPS63135400A (ja) 1986-11-27 1986-11-27 24−ヒドロキシ−コレスタ−5−エン類の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63135400A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Posner et al. Highly stereocontrolled synthesis of some trioxygenated cyclohexenes: an asymmetric total synthesis of (-)-methyl triacetyl-4-epishikimate
CN114133350A (zh) 一种抗新冠药物Paxlovid中间体的制备方法
JPS5840960B2 (ja) ヒドロキシコレステロ−ル立体異性体間の相互変換法
JPH09328498A (ja) 24,25−ジヒドロキシコレステロールの製造法およびその合成中間体
JPH05178887A (ja) 1α,3β,25−トリヒドロキシ−24−ホモコレスタ−5,7−ジエン類似体
CN111393346B (zh) N-Boc-Dolaproine及Boc-Dap DCHA的合成方法
JPS6246556B2 (ja)
JPS63135400A (ja) 24−ヒドロキシ−コレスタ−5−エン類の製造法
Razmilic et al. An Alternative Partial Synthesis of (-)-Polygodial
EP1688409B1 (en) Vitamin d-derived monohalogenovinyl compounds
JPS6345249A (ja) 活性型ビタミンd3のフッ素誘導体
JP2003518089A (ja) 24(s)−ヒドロキシビタミンd2の製造方法
JP3391248B2 (ja) カルシトリオール中間体の製造法
JP2975705B2 (ja) ステロイド誘導体
March et al. Silver-catalyzed benzannulation, part 1: Total synthesis of (7S, 10R)-2, 15-dihydroxycalamene,(7S, 10R)-2-Hydroxy-15-calamenenal and (7S, 10R)-2-hydroxy-15-calamenenoic acid
JP3712077B2 (ja) ヒドロインダン−4−オール誘導体およびその製造方法
JP3105973B2 (ja) 活性型ビタミンd誘導体の製造法
JPS62175496A (ja) ステロイド化合物及びその製造法
JP4266408B2 (ja) 光学活性グリコールの製造方法
JP2921943B2 (ja) ステロイド化合物
KR100247555B1 (ko) 스테로이드계 의약품 중간체의 제조방법
Kabat Synthesis of (25R, S)-26-fluoro-5-cholesten-3β, 25-diol 3-acetate and its 27-alkyl C1-C3 homologues from methyl 3β-hydroxy-5-cholenoate involving allene oxide for introduction of fluorine
JPH047757B2 (ja)
JPH03118391A (ja) ステロイド誘導体の製造法
KABAT Journal zyxwvutsrqponmlkjihgfedcbaZYXWVUTSRQPONMLKJIHGFEDCBA ofIluorm Chemlstrl 46 (1990) 123-136 zyxwvutsrqponmlkjihgfedcbaZYXWVUTSRQPONMLK