JPS62175496A - ステロイド化合物及びその製造法 - Google Patents

ステロイド化合物及びその製造法

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JPS62175496A
JPS62175496A JP1670586A JP1670586A JPS62175496A JP S62175496 A JPS62175496 A JP S62175496A JP 1670586 A JP1670586 A JP 1670586A JP 1670586 A JP1670586 A JP 1670586A JP S62175496 A JPS62175496 A JP S62175496A
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冨森 浩二
Toshio Tanaka
利男 田中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は新規なステロイド誘導体およびその製造法に関
する。
更に詳細には骨格炭素数23のノルコレンアルデヒド類
に低原子価金属の存在下2−/−pメチルプロペン酸エ
ステル類を付加反応せしめて合成される骨格炭素数27
の新規a −メチレン−r−ヒドロキシエステル類およ
びその新規製造技術に関するものである。
〈従来技術〉 ビタミンD代謝物質は人体内のカルシウムとリン酸塩の
物質代謝の制御物質としての重要性は、今までに特許や
一般文献中の多(の開示を通して十分認識されており、
また、腫瘍性の骨髄細胞の分化誘導能を有するものも見
出されているなど様々な疾患に対する治療用の薬剤とし
て臨床的用途の増加をみつつある。
さらに最近、ラクトン単位をステロイド類鎖に有する新
規なビタミン08代謝物が見出された〔バイオケミスト
リー(B1och@m5try )し見、4775−4
780.(1979)。
ヘプス・レターズ(FEBS IJTTER8)す1゜
207〜211.(1981))。これらの化合物は、
25−ヒドロキシビタミンDs−26,23−ラクトン
及びld、28−ジ。
ドロキシ−ビタミンD3−26.23−ラクトンであり
、下記に示す構造を持つ。
これらの化合物はビタミン烏様活性を示し、体内のカル
シウム及びリン酸塩レベルの制御番こ重要な役割を演じ
ることが知られている(%開昭58−118516号公
報)。
〈発明の目的〉 本発明者らは、25−ヒト−キシビタミンD、−26,
23−ラクトン、1(t、25−ジヒドーキシビタミン
D3−26.23−ラクトンなどのビタミンD、類縁化
合物の合成中間体として有用なステロイド類を合成すべ
く鋭意研究した結果、骨格炭素数23のノルコレンフル
デヒl’類に対して、2−ハロメチルプロペン酸エステ
ル類を付加せしめて骨格炭素数27の有用な新規ステロ
イド化合物を合成するという新しい合成ルートを見出し
、本発明に到達したものである。
〈発明の構成および効果〉 本発明では下記代印 で表わされる骨格炭素数27のステロイド化合物が提供
される。
本発明の一般式印で表わされる新規なステルイド誘導体
は、炭素数27のステロイドの基本骨格を有しており、
かつ側鎖上に水酸基。
不鉋和結合、エステル基を有しており側鎖を様々な官能
基で修飾した種々のビタミンD3類縁体の合成中間体と
して有用である。例えば、我々が別途提案するように前
出の側鎖上にα−ヒドロキシラクトン環を有するビタミ
ンDs代謝物の合成中間体となる。
さらに本発明の新規なステロイド化合物は分子内にα、
−−不飽和エステル基を有することからそのもの自体抗
L1wI活性、抗ウィルス活性などの薬理作用が期待で
きる有用な化合物である。
上記式■において、R1は水素原子、置換もしくは非置
換のアルキル基、または置換もしくは非置換のシクロア
ルキル基を表わす。置換もしくは非置換のアルキル基の
フルキル基としては1例えばメチル基、エチル基、プル
ピル基、イソプpビル基、ブチル基、インブチル基、5
ee−ブチル基、 tert−ブチル基、ペンチル基、
ヘキシル基なとの直鎖状または分岐状のフルキル基をあ
げることができる。置換基としては、例えばハpゲン原
子、保護′されたヒドロキシ基、ニトリル基、フルフキ
ジカルボニル基などが好ましい。ハpグン原子としては
、弗素、塩素、または臭素など、特に弗素または塩素が
好ましい。アルコキシカルボニル基としては、例えばメ
トキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、t−ブト
キシカルボニル基などをあげることができる。
置換もしくは非置換のシクロアルキル基としては、上記
したと同じ置換基で置換されているか、または非置換の
、飽和もしくは不飽和のC8〜C1〜C10の基、例え
ばシクロプルピル基。
シクρペンチル基、シクロヘキシル基、シクロオクチル
基、シクロデシル基などをあげることができる。
上記式■においてR2およびR3は同一もしくは異なり
、水素原子、 ) リ(C1〜C1)炭化水素シリル基
、または水酸基の酸素原子とともに7セタ一ル結合もし
くはエステル結合を形成する基を表わす。) リ(C,
〜Ct )炭化水素シリル基としては例えばトリメチル
シリル基。
トリエチルシリル基、t−、y”チルジメチルシリル基
などのトリ(Cs−C4)フルキルシリル基;t−ブチ
ルジフェニルクリル基などのジフェニル(Cs= C4
)アルキルシリル基;ジメチルフェニルシリル基なとの
ジ(C+= C4) フルキルフェニルシリル基;トリ
フェニルシリル基;またはトリベンジルシリル基などを
あげることができ、なかでもt−ブチルジメチルシリル
基、トリメチルシリル基が特に好ましい。水酸基の酸素
原子とともに7セタ一ル結合な形成する基としては1例
えば、メトキシメチル基、1−エトキシエチル基、2−
メトキシ−2−プロピル基、(2−メトキシエトキシ)
メチル基、ベンジルオキシメチル基。
2−テトラヒドロピラニル基、または2−テトラヒドロ
フラニル基などをあげることができる。なかでも、メト
キシメチル基、2−テトラヒドロピラニル基が特に好ま
しい。水酸基の酸素原子とともにエステル結合を形成す
る基としては、ホルミル基、7セチル基、ブチリル基?
インブチリル基、バレリル基!ピパーイル基などの脂肪
族7シル基;ベンゾイル基3p−プpモベンゾイル基、
 2,4.6− )リメチルペンゾイル基、p−フェニ
ルベンゾイル基などの芳香族アシル基;またはメトキシ
カルボニル基!エトキシカルボニル基gt−ブトキシカ
ルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基などのアルコ
キシカルボニル基をあげることができる。なかでも7セ
チル基。
ベンゾイル基、エトキシカルボニル基が特に好ましい。
上記式ωにおいてtは水素原子またはOR’を表わし、
ここでR11はR1およびRsと同一もしくは異なり、
水素原子、トリ(C1〜Cy )炭化水素シリル基、ま
たは水酸基の酸素原子と共にアセタール結合あるいはエ
ステル結合を形成する基を表わす。
かかる) リ(C1〜叫)炭化水素シリル基。
または水酸基の酸素原子と共にアセタール結合もしくは
エステル結合を形成する基としては前記のR2およびR
3で例示したものと同じ基が好ましいものとしてあげる
ことができる。
本発明により提供される上記代印で表わされる骨格炭素
数27のステレイド化合物の好ましい具体例としては、
下記に示した化合物を挙げることができる。
(101) 25−カルボエトキシ−3−一メトキシメ
トキシーコレスタ−5,25−ジエン−23−オール (102) 25−カルボエトキシ−1α3β−ジ(メ
トキシメトキシ)−コレスタ− 5,25−ジエン−23−オール (103) (101ンおよび(102)の化合物の水
酸基(23位)がt−ブチルジメチルシリ ル基およびトリメチレンシリル基で保 護されたエーテル (104) (101)および(102)の化合物の水
酸基(23位)がアセチル基およびベンゾ イル基で保護されたエステル などをあげることができるがこれらに限定されるもので
はない。
上記代印で表わされる本発明の骨格炭素数27のステロ
イド化合物は下記式圓 で表わされる骨格炭素数23のノルコレンアルデヒド類
に下記式(至) であられされる2−ハロメチルプロペン酸エステル類を
還元力を有する低原子価金属の存在下、アルデヒドに求
核付加するタイプの反応をせしめ、必要に応じて保護お
よび/または脱保護反応せしめることによって製造され
る。本発明において原料として用いられる上記式■で代
表される骨格炭素数23のノルコレンアルデヒド類は、
プロセス図式IK示される方法によって、既知化合濃で
あるコレン酸類から得ることができる。
(プpセス図式1) すなわち、コレン酸メチル誘導体■は周知の手段(例え
ばリチウムシイリプロピルアミド、リチウムへキサメチ
ルジシラザンなどの塩基な作用させたのち、酸素ガスま
たは酸化モリブデン−ピリジン−ヘキサメチルホスホラ
ミド錯体などの酸化剤を反応させる方法)によってC−
23位を水酸化して〔ηに導ひくことができる。さらに
ヒドロキシエステル〔力は、水素化リチウムアルミニウ
ムなどの水素化試案によってエステノ【・基をアルコー
ル基に還元して、ジオール(資)に導ひくことができる
ジオール(5)は、周知の手段(例えば、過ヨウ素酸ナ
トリウムや四節酸鉛のような酸化剤を用いる酸化的切断
反応)によってアルデヒド(l[) K導くことができ
る。このようなステップ1,2.3の各反応は、この技
術分野では周知であるが、その一部の合成剤を参考例と
して掲げた。
かくして得られたノルコレンアルデヒド類(4)に下記
式(資) で表わされる2−ハルメチルプロペン酸エステル類を還
元力を有する低原子価金属の存在下反応せしめると、式
CI)で表わされるステロイド化合物が得られる。
上記式(2)においてXは塩素、臭素またはヨウatt
表わし、特に臭素が好ましい。「は置換もしくは非置換
のアルキル基、または置換もしくは非置換のシクロアル
キル基を表わす。
置換もしくは非置換のアルキル基としては、例えばメチ
ル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル
基、イソブチル基、 5ee−7’チル基、 tert
−ブチル基、ペンチル基。
ヘキシル基なとの直鎖状または分岐状のものをあげるこ
とができる。置換基としては、例えば、ハロゲン原子、
保護されたヒドロキシ基、ニトリル基、フルフキジカル
ボニル基すどが好ましい。ハロゲン原子としては弗素。
塩素、臭素など、特に弗素または塩素が好ましい。アル
フキジカルボニル基としては、例えば、メトキシカルボ
ニル基、エトキシカルボニル基、t−メトキシカルボニ
ル基などを挙げることができる。α換もしくは非置換の
ジクロフルキル基としては、上記したと同じ置換基で置
換されているかまたは非置換の飽和または不協和の01
〜C1〜C10の基1例えばシクロプロピル基、シクロ
ペンチル基、シクロヘキシル基、シクロオクチル基、シ
クロデシル基などなあげることができる。
特に好ましくはエチル基をあげることがでキル力、これ
に限定されるものではない。
かかるノルコレンアルデヒド類■と2−ハロメチルプロ
ペン改エステル類(4)との反応に使用する還元力を有
する低原子価金属としては、例えば、亜鉛、スズ、マグ
ネシウム、マンガン!ビスマス、セリクム、塩化クロム
(1)などを挙げることができる。これらの金属は。
粉末として使用するか、その塩化物などを水素化リチウ
ムアルミニウムや金属カリウムなどで還元して系内で調
製するか、あるいは金属7マルカムとして使用すること
ができる。
特に好ましくは金属スズ粉末、金属亜鉛粉末および塩化
クロム(血と水素化リチウムアルミニウムから調勢され
る塩化クロム(Illを挙げることができる。
i常、2−ハロメチルプロペン改エステル類(2)およ
び低原子価金属は、ノルコレンフルデしド類(II) 
IC対して0.8〜lO当量、特に好ましくけ1〜2当
量用いられる。反応温度は用いる金属によって異なるが
通常、−78℃〜80℃、好ましくは一20℃〜30℃
、特に好ましくは15〜25℃の温度範囲が採用される
。反応時間は通常30分〜3日程度であるが、薄着りp
マドグラフィーなどで、反応の進行を観察することが好
ましい。
反応は有機溶媒中または水およびその混合溶媒中で行な
われる。用いられる溶媒は、用いる金属によって異なる
が、反応試剤と反応しないものであれば何でもよい。
好ましくは、N、N−ジメチルホルムアミド!N、N−
ジメチルアセトアミド、ヘキサメチレンホスホラアミド
、テトラレトロフラン、ジエチルエーテルなどをあげる
ことができる。
かくして得られた反応液は1通常の方法により、後処理
、抽出、洗浄、乾煙、濃縮されクロマト分離や再結晶な
どによりM k−jることができる。このとき、生成物
のC−23に関する2つの立体異性体はいわゆるジアス
テレオマーの関係にあり、カラムクロマトグラフィー、
液体クロマトグラフィーなどにより分離することができ
る。かくして得られた生成物は、必要に応じてそれ自体
公知の保護および/または脱保護反応および/または加
水分解反応および/または脱水縮合反応に付して式〔0
で表わされる骨格炭素数27のステロイド化合物に導か
れる。
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明するが1本
発明はこれらに限定するものではない。
参考例1 窒素雰囲気下、ジイリプロビルアミン (0,811、8,OmmoJ )  f)fト5ヒト
a7ラン(30m)溶液K 1.6 Mのn−ブチルリ
チウムのヘキサン溶液(5,0m 8.OmmoJ )
 t”−78℃で加え、30分間攪拌した。この溶液に
lct、3β−ジ(メトキシメトキシ)−コL/7酸メ
チル(2,0411+ 4.1mmol)のテトラヒド
ロフラン(30m)溶液を加え、−78℃で30分間攪
拌した。次いで、この反応液に、乾燥した酸素ガスを吹
き込みながら、−78℃で1時間撹拌した。酸素ガスの
吹き込みを止めた後、亜リン酸トリエチル(1,6d 
10 mmol )  を加え、−78℃で1時間、次
いで室温で30分間攪拌した。飽和塩化アンモニウム水
溶液を加え、酢酸エチルで抽出し、得られた有機層を食
塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾熾し、ロカ後
濃縮して粗生成物を得た。このものなシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル 3:1ン
に付して分離し、23−ヒトルキシー1α、3β−ジ(
メトキシメトキシンコレン酸メチル(1,16Ii、2
.28mmoJ、55チ)を得た。
’H−NMR(CDCJ、 Iδ(ppm) ) ; 
 0 、6〜2 、4 (m 。
24 H) 、O−71(s −3H) y O−99
(s −3H)3.26(s、3H)、3.32(s、
3H)、3.65(s、3H)、3.4−4.1(m、
4H)、4.58(s。
2H)、4.59(q、2H,J=6Hz)、5.3−
s、s(m、LH) 参考例2 窒素気流下、水素化リチウムアルミニウム(1,161
t 2.28 mmol )のテトラヒドロフラン(2
(14)懸濁液に、参考例1で合成した23−ヒドロキ
シ−1α、3β−ジ(メトキシメトキシ)−コレン酸メ
チル(212■。
5.55mmoJ )のテトラヒドロフラy(30m)
  。
溶液を、0℃でゆっくり滴下した。これな室温で2時間
攪拌した後ジエチルエーテル(50d)を加え、次いで
硫酸ナトリウムの飽和水溶液を加えて過剰の試薬を分解
した有機層を集め、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、−
カ後濃縮して粗生成物を得た。このものをシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル l:
2)に付して分離し、1α、3β−ジ(メトキシメトキ
シ)−5−コレン−23,24ジオール(0,76J 
、 1.59mmol 、 69 % )を得た。
’H−NMR(CDCJs、δ(ppm) ) ;  
0.6〜2.4(m、24H) 、0.71(s、3H
) 、0.97(s−3K)*3.25(s、3H) 
、3.29(s、3H)、3.2−4.1(m、5I(
) 、4.55(s 、2H) 、4.55(q−2H
,J=6Hz)、5.3−5.5(m、IH)IR(n
eat 、C1l −’ ) : 3400,2950
,1460゜1370.1150,1100,1040
,910゜参考例3 実施例2で合成した1d、3β−ジ(メトキシメトキシ
)−5−コレ7−23.24−ジオ−ル(0,761、
1,59mmoJ )のテトラヒドロフラン(30m)
溶液に、メタノール30ml 、水IQdを加え、次い
で過ヨウ素酸ナトリウム(0,50,9、2,3mmo
J )の水(20m)溶液を室温で加え、1時間攪拌し
た。反応混合物な減圧下、約20jl/lca縮し、水
50mを加えた後、酢酸エチル抽出した。得られた有機
層を食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、
p左後濃縮して粗生成物を得た。このものをシリカゲル
カラムクロ叩トゲラフイー(ヘキサン:酢酸エチル6:
l)に付して分離し、1α、3β−ジ(メトキシメトキ
シ)−24−フルフラー5−エン−23−アール(0,
49Q 、 1.09mmoJ 、 68%)を得た。
’H−NMR(CD(J3.δ(ppm) ) p O
−62−5(+m −24H) TO,72(+s、3
H)、0.99(s、3H)、3.27(s。
3H)、3.31(s、3H)、3.3−4.0(m、
2H)。
4、.56(s、2H)、4.57(q、2H,J=6
Hz)。
5.35.5(m、IH)、9.59(m、IH)。
IR(neat、cm−’):2950,1715,1
460,1380゜1150.1100,1040,9
10゜実施例1 塩化クロム([9(1269雪9 、8.Ommol)
 f)テトラヒドロフラン(10i1)懸濁液K、水素
化リチウムアルミニウム(15811g、4.1mmo
l )を0℃で少量ずつ加え、室mK昇温して20分間
攪拌し、これに3β−メトキシメチル−24−ノルコラ
−5−23−7−ル(779mfl * 2.Ommo
J )のテトラヒト−フラン(10ad)溶液を加え、
つづけて2−ブロモメチルブーペン酸エチル(772m
+9.4.OmmoJ )をゆっくりと加え、25℃で
12時間攪拌した。反応混合物を氷水に注ぎ、1規定塩
酸を加えた後、有機物を酢酸エチルで抽出した。得られ
た有機層を1規定塩酸食塩水で順次洗浄後、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥−し、ロカ後威縮して粗生成物を得、
このものをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキ
サン:?IF酸エチル=6:1)k:付して分離し目的
の23−ヒトルキシー3−−メトキシメトキシーコレス
タ−5,25−:)エン−26−オイック酸エチルのC
−23−立体異性体すなわちIA(258111?、 
0.5mmoJ 、 25%)およびIB(182富I
F 、 0.36mmoj! + 18 % )を得た
(異性体Ikのスペクトルデータ) NMR(CD(J、 、δ(Pp”) ) )  0 
、68 (s 、3H) 。
0.95(s、3H)、0.6−2.2(m、28H)
、1.24(t、3H,J=7Hz)、3.25(s、
3H)、3.1−4.0(m−2H)+4.08(4,
2H,J=7Hz)、4.52(s。
2H)、5.2(m、IH)、5.47(m、IH)、
6.06(d、IH,J=2H2)。
IR(KBr、cm−’ ):  3500,2970
,1715゜1630.1370,1340,1220
,1150,1110゜1050.1040,950,
910゜MS  (EI、m/e):  440(M”
CI(R0CH20H)。
394.273,255゜ (FD、m/e):  5o3(M”+1)(異性体J
IBのスペクトルデータ) NMR(CD(J、、δ(ppm)); 0.67(s
、3H)。
0.95(s 、3H) 、0.6−2.2(m、29
H) 、 1.24(t 、3 H−J=7 HZ )
 、3−24 (s −3H) t 3.1−4−0(
m、2H) +4.09(q 、2H,J=7Hz) 
、4.53(s 。
2H) * 5.2 (m−I H) 、5−50 (
m −I H) 、6.08(d、IH,J=2Hz)
− In  (KBr、cxa″) :  3500,29
70,1715゜1630.1370,1340,12
26,1150,1110゜1050.1040,95
0,910゜実施例2 MoMo 出発物質としてlct、3β−ジ(メトキシメトキシ)
−24−ツルー5−コレン−23−アールを用いて、実
施例1と同様の反応を行ない25−(カルボエトキシ)
−1it、3β−ジ(メトキシメトキシ)−コレスタ−
5,25−ジエン−23−オールの立体異性体、すなわ
ちIc(33チ)およびID(24%)を得た。
(異性体ICのスペクトルデータ) NMR(CDC13、δ(ppm));   0.71
(s、31F()、1.QO(@、3H)、1.27(
t、3H,J=7Hz)、0.5−2.5(m、26H
)、3.34(a、3H)、3.5−4.1(m、4H
)。
4.19(q、2H,J=7Hz)、4.64(s、2
1()、4.64(q、2H,J=6Hz)、5.4−
5.7(m、2H)、6.23(d、IH,J=2Hz
) 。
IR(neat4 ’);  3500,2950,1
710゜1630.1460,1370,1145,1
100,1030゜(IDのスペクトルデータ) NMR(CDCJl、δ(ppm)); 0.71(s
、3H)、0.99(s −3H) ? 1−27(t
 、3H,J==7Hz ) −0−6−2−6(m 
−26H) + 3−33 (j−3I() * 3−
36 (s −3H) p3.6−4.1(m、3H)
、4.20(q、2H,J==7Hz)。
4.63(s、2M)、4.63(q、2H,J=6)
Iz)、5.4−5.6(m、2H) 、6.25(d
、 11(、J=2Hz) 。
IR(neat、cm ”); 3500,2950,
1710゜1625.1460,1370,1145.
1100,1035、実施例3 OMO 窒素気渡下、25−(カルボエトキシ)−3β−メトキ
シメトキシ−24−ツルー5−コレン23−7−/L−
(116m9 、0.3mmo7 )のテトラヒドロフ
ラン(1d)溶液に、2−ロモメチループロペン酸エチ
ル(R0m11? 。
0.4mmoJ )を加え、次いでアルミニウム粉末(
R117、0,3mrnol )とスズ粉末(36#。
0.3mM)を加え室温で24時間攪拌する。反応混合
物に1規定塩酸2mlを加えて、5分間攪拌した後、塩
化メチレンで抽出し、有機層を炭酸水素ナトリウム水溶
液1食塩水で順次洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾煙
し、p左後濃縮して粗生成物を得た。このものをシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル
6:1)に付して分離し、25(カルボエトキシ)3β
−メトキシメトシーコレスタ−5,25−ジェ/−23
−オールのC−23の立体異性体LA(14舅9,9s
)およびIB(18攬V、12%)ヲ得り。
これらは、いずれも実施例1で合成したIA。
IBとスペクトルが一致した。
実施例4 実施例3と同様にして、アルミニウム粉末−スズ粉末の
かわりにスズ粉末(2当fIk)を用いて合成を行なっ
たところ、同一の生成物IA(15%ン、  IB(1
2%ンが得られた。
実施例5 実施例3と同様にして、アルミニウム粉末−スズ粉末の
かわりにビスマス粉末(1,5当量)を用い、溶媒をテ
トラヒドロフランのかわりにN、N−ジメチルホルムア
ミドを用いて合成を行なったところ、同一の生成物IA
(10’l)、In(9%)が4られ?、:。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼………〔 I 〕 〔式中、R^1は、水素原子、置換もしくは非置換のC
    _1〜C_1_0アルキル基、または置換もしくは非置
    換のC_3〜C_1_0シクロアルキル基を表わし、R
    ^2、R^3は同一もしくは異なり、水素原子、トリ(
    C_1〜C_7)炭化水素シリル基、または水酸基の酸
    素原子とともにアセター ル結合もしくはエステル結合を形成する基 を表わし、R_4は水素原子またはOR^5を表わし、
    ここでR^5はR^2およびR^3と同一もしくは異な
    り、水素原子、トリ(C_1〜C_7)炭化水素シリル
    基、または水酸基の酸素原子 とともにアセタール結合もしくはエステ ル結合を形成する基を表わす。〕 で表わされるステロイド化合物。 2、R^1が水素原子または置換もしくは非置換のC_
    1〜C_1_0アルキル基である特許請求の範囲第1項
    記載のステロイド化合物。 3、R^2が水素原子、トリ(C_1〜C_7)炭化水
    素シリル基、アセチル基、ベンゾイル基、エトキシカル
    ボニル基、メトキシメチル基、またはテトラヒドロピラ
    ニル基である特許請求の範囲第1項または第2項記載の
    ステロイド化合物。 4、R^3がトリ(C_1〜C_7)炭化水素シリル基
    、アセチル基、ベンゾイル基、エトキシカルボニル基、
    メトキシメチル基またはテトラヒドロピラニル基である
    特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか1項記載のス
    テロイド化合物。 5、R^2およびR^3が水素原子である特許請求の範
    囲第1項または第2項記載のステロイド化合物。 6、R^4が水素原子である特許請求の範囲第1項〜第
    5項のいずれか1項記載のステロイド化合物。 7、R^4がOR^5でありここでR^5が水素原子、
    トリ(C_1〜C_7)炭化水素シリル基、アセチル基
    、ベンゾイル基、エトキシカルボニル基、メトキシメチ
    ル基、またはテトラヒドロピラニル基である特許請求の
    範囲第1項〜第5項いずれか1項記載のステロイド化合
    物。 8、R^4がOH、R^2およびR^3が水素原子であ
    る特許請求の範囲第7項記載のステロイド化合物。 9、C−23の不斉中心が(R)−配列をもつ特許請求
    の範囲第1項〜第8項のいずれか1項記載のステロイド
    化合物。 10、C−23の不斉中心が(S)−配列をもつ特許請
    求の範囲第1項〜第8項いずれか1項記載のステロイド
    化合物。 11、下記式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼………〔II〕 〔式中、R^3^1は、トリ(C_1〜C_7)炭化水
    素シリル基、または水酸基の酸素原子とア セタール結合もしくはエステル結合を形 成する基を表わし、R^4^1は水素原子、またはOR
    ^5^1を表わし、ここでR^5^1は、R^3^1と
    同一もしくは異なり、トリ(C_1〜C_7)炭化水素
    シリル基、または水酸基の酸素 原子とアセタール結合もしくはエステル 結合を形成する基を表わす。〕 で表わされるステロイド−23−アルデヒド類に、下記
    式〔III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼………〔III〕 〔式中、Xは、Cl、Br、Iを表わし、R″は置換も
    しくは非置換のアルキル基、また は置換もしくは非置換のシクロアルキル 基を表わす。〕 で表わされる2−ハロメチルプロペン酸エステル類を、
    還元力を有する低原子価金属の存在下、付加反応せしめ
    、必要に応じて脱保護および/または保護・および/ま
    たは加水分解反応および/または脱水縮合反応に付すこ
    とを特徴とする下記式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼………〔 I 〕 〔式中、R^1、R^2、R^3、R^4は前記定義に
    同じ〕で表わされるステロイド化合物の製造法。 12、2−ハロメチルプロペン酸エステル類が2−プロ
    モメチルプロペン酸エチルである特許請求の範囲の第1
    1項の製造法。 13、還元力を有する低原子価金属が亜鉛である特許請
    求の範囲第11項または第12項記載の製造法。 14、還元力を有する低原子価金属がスズである特許請
    求の範囲第11項または第12項記載の製造法。 15、還元力を有する低原子価金属が塩化クロム(III
    )である特許請求の範囲第11項または第12項記載の
    製造法。 16、還元力を有する低原子価金属がマグネシウム、マ
    ンガン、セリウム、スズとアルミニウムの混合物、また
    はビスマスである特許請求の範囲第11項または第12
    項記載の製造法。
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