JPS63135239A - 透明樹脂成形品 - Google Patents

透明樹脂成形品

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Publication number
JPS63135239A
JPS63135239A JP28259786A JP28259786A JPS63135239A JP S63135239 A JPS63135239 A JP S63135239A JP 28259786 A JP28259786 A JP 28259786A JP 28259786 A JP28259786 A JP 28259786A JP S63135239 A JPS63135239 A JP S63135239A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coat layer
metal
base coat
metal particles
resin molded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28259786A
Other languages
English (en)
Inventor
栃谷 奉忠
康彦 荻巣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP28259786A priority Critical patent/JPS63135239A/ja
Priority to DE19873726372 priority patent/DE3726372C2/de
Publication of JPS63135239A publication Critical patent/JPS63135239A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は自動車のりャピラーガーニッシュ、ラジェータ
グリル、エンブレム等の自動車の外装部品に使用される
透明樹脂成形品に関するものである。
(従来の技術) 自動車の各種外装部品としては透明な合成樹脂が多く用
いられており、この合成樹脂を金属のように見せるため
に同合成樹脂の裏面にめっき、蒸着、スパッタリング等
の方法によって金属層を形成したものが用いられている
。また、操作が簡単で製造コストの安いメタリック塗装
も行われている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、上記めっき、蒸着、スパッタリングは工程が
複雑で製造コストが高(なるばかりでなく、金属感が乏
しいという問題がある。また、メタリック塗装は工程こ
そ簡単であるが、金属感はさらに乏しいという問題があ
った。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) そこで、前記問題点を解決するため本発明は、樹脂製の
透明な基材の裏面にベースコート層を設け、同ベースコ
ート層に金属を溶射して金属粒を付着させ、さらに同金
属粒の間隙と裏面とに有色のバックコート層を設けると
いう技術的手段を採った。
(作用) 樹脂製の透明な基材の裏面に設けられたベースコート層
により金属粒の密着性が高められ、溶射された金属粒が
ベースコート層に対して強固に付着する。このようにベ
ースコート層に付着した金属粒は細かい起伏を有し全屈
光沢を示す。さらに、金属粒の間隙と裏面とには有色の
バックコート層が設けられているので、このバックコー
トFiにより前記金属粒が保護されて耐久性が高められ
るとともに、基材表面側からは金属粒とその間のバック
コート層の色が見え、透明樹脂成形品は斑点模様を有す
る金属感に富んだ外観を呈する。
(実施例) 以下、本発明を自動車のりャビラーガーニッシュに具体
化した実施例を第1図及び第2図に基づいて説明する。
本実施例のりャピラーガーニノシュ1はほぼ平行四辺形
の板状体をなしており、自動車のサイドガラスとりャガ
ラスとの間に設けられたりャピラーの表面に取付けられ
るようになっている。このリヤピラーガーニッシュ1は
、PMMA (ポリメチルメタクリレート)、PC(ポ
リカーボネート)等の無色透明で耐衝撃性に優れた合成
樹脂からなる基材2の裏面に、ウレタン系二液型塗料か
らなる無色透明なベースコート層3が設けられている。
本実施例のベースコート層3は重量比で主剤15に対し
て硬化剤1とシンナー8〜10とを配合した後、80℃
×30分の焼付けを行うことにより、20μmの膜厚を
有するものが得られた。
前記ベースコート層3には、低融点金属である亜鉛がア
ーク溶射により付着されている。すなわち、ワイヤ状の
亜鉛がアークされて溶融し、ここにエアが吹き付けられ
ることにより亜鉛が金属粒4となって前記ベースコート
層3に付着されている。このとき、金属粒4はベースコ
ート層3裏面の全面にわたって付着されているのではな
く、目の粗いサンドペーパの表面のように付着されない
部位が点在するように部分的に付着されている。
従って、ベースコート層3に付着された金属粒4は綱か
い起伏を有しシルバーメタリック調の色調を呈している
。本実施例では表に示す条件で亜鉛のアーク溶射を行な
い目の粗さの異なる三種類の色調を得た。
表 なお、溶射金属として亜鉛以外にも低融点金属であるア
ルミニウムを用いることもできる。
前記金属粒4の間隙と裏面とには有色のバンクコート層
5が設けられている。このバックコート層5はウレタン
系二液型塗料からなるもので、本実施例では青色、白色
、金色、茶色等の顔料が混入された主剤100に対して
硬化剤7とシンナー40(ffi量比)とを配合した後
70℃×60分の焼付けを行うことにより30μmの膜
厚を有する有色のバックコート層5が得られた。
以上のように構成された実施例につき、次に作用及び効
果について説明する。
樹脂製の基材2の裏面に設けられるベースコート層3は
ウレタン系塗料により構成されているため、前記基材2
に対しては同塗料が密着し、さらにその上に金属粒4が
付着しやすくなっている。
ベースコート層3に付着された金属粒4は回の粗いサン
ドペーパの表面のような細かい凹凸を有し、さらに亜鉛
の色調がシルパーメタリンク調を示すので金属のような
光沢と厚み感に冨む外観を呈する。
さらに、前記金属粒4の間隙と裏面とにはバンクコート
層5が設けられているため、前記金属粒4が保護され容
易に剥離したりすることなく耐久性が高められる。この
ときのバックコート層5は、ベースコート層3に溶射に
より付着された金属粒4はもちろんのこと、その金属粒
4間の隙間を埋めて形成される。そのため、本実施例の
りャビラーガーニソシュ1は基材2側からはバックコー
ト層5の色と金属粒4とが見え、バックコート層5の上
に金属粒4が浮き上がったような斑点模様を有し、あた
かも大理石やステンドグラスのような高級感を呈する。
前記リヤピラーガーニッシュ1を製造するには基材2の
裏面にベースコート層3を設け、その上に溶射により金
属粒4を付着させた後バックコート層5を設けるという
簡単な工程ですむので、従来のめっき、蒸着、スパッタ
リング等で金属層を設ける方法に比べて製造コストを低
減することができる。
なお、本発明は前記実施例に限定されることなく、例え
ば次のように具体化して実施することもできる。
(1)ベースコート層3やバックコート層5としてウレ
タン系二液型塗料に予め金属の粉末を混入しておいても
よく、こうすれば色々な金属感を出すことができる。
(2) 1g射によりベースコ−1・層3に付着させる
金属粒4の量を部位によって変化させることにより、リ
ヤピラーガーニッシュ1において部分的に厚み感をかえ
ることができ、より高級感を出すことができる。
(3)リヤピラーガーニッシュ以外にもラジェータグリ
ル、エンブレム等の自動車の各種外装部品に具体化する
こともできる。
発明の効果 以上詳述したように、本発明の透明樹脂成形品は樹脂製
の基材と金属粒との間の密着性に優れるばかりでなく、
バックコート層の上に金属粒が浮き上がった斑点模様を
有する、新しいタイプの金属感に冨んだ外観を呈し、さ
らに簡単な工程で製造することができるという優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の部分拡大断面図、第2図はりャビラー
ガーニソシュの正面図である。 2・・・基材、3・・・ベースコート層、4・・・金属
粒、5・・・バックコート層。 特許出願人       豊田合成株式会社代理人  
弁理士      恩田博宣一

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、樹脂製の透明な基材(2)の裏面にベースコート層
    (3)を設け、同ベースコート層(3)に金属を溶射し
    て金属粒(4)を付着させ、さらに同金属粒(4)の間
    隙と裏面とに有色のバックコート層(5)を設けたこと
    を特徴とする透明樹脂成形品。
JP28259786A 1986-08-27 1986-11-27 透明樹脂成形品 Pending JPS63135239A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28259786A JPS63135239A (ja) 1986-11-27 1986-11-27 透明樹脂成形品
DE19873726372 DE3726372C2 (de) 1986-08-27 1987-08-07 Formgegenstand aus Kunststoff

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28259786A JPS63135239A (ja) 1986-11-27 1986-11-27 透明樹脂成形品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63135239A true JPS63135239A (ja) 1988-06-07

Family

ID=17654575

Family Applications (1)

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JP28259786A Pending JPS63135239A (ja) 1986-08-27 1986-11-27 透明樹脂成形品

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JP (1) JPS63135239A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5224237A (en) * 1975-07-09 1977-02-23 Kawasaki Heavy Ind Ltd Coating layer containing metal foil
JPS5521580A (en) * 1978-08-03 1980-02-15 Ryoichi Kasagi Method of forming metallized metal coating sticking firmly to base material
JPS56164859A (en) * 1980-05-26 1981-12-18 Toppan Printing Co Ltd Manufacture of decorative board

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5521580A (en) * 1978-08-03 1980-02-15 Ryoichi Kasagi Method of forming metallized metal coating sticking firmly to base material
JPS56164859A (en) * 1980-05-26 1981-12-18 Toppan Printing Co Ltd Manufacture of decorative board

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