JPS6043479A - 装飾用樹脂の光輝処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車用マーク、ガーニッシュ、モール等の装
飾的用途に好適な装飾用樹脂の光輝処理方法に関する。

従来、樹脂成形品に金属調の装飾性を附与する方法とし
て、樹脂に金属粉を混入して成形する方法、樹脂成形品
の表面にメタリック調の塗装や鍍金ヲ施ス方法、スパッ
タリング、ホットスタンプ等の方法がある。

しかし、樹脂に金属粉を混入して成形する方法や樹脂成
形品の表面にメタリック調の塗装を施す方法は金属粉の
粒子が粗く、光が乱反射するため一鏡面は得られない。

また、樹脂成形品の表面に鍍金を施す方法やスパッタリ
ングは鏡面が得られるが、いわゆる金属クロム色系色調
が主であり、色調の任意性はない。

そして、ホットスタンプは箔の種類によりある程度の色
調の選択が可能であるが、やはり色調の任意性に限度が
ある。

本発明は上記に鑑み提案されたものでその目的とすると
ころは種々の金属調色調を呈することができる装飾用樹
脂成形品を提供しようとするものであって、その要旨と
するところはＡ　Ｂ　Ｓ　等の樹脂成形品の表面にホッ
トスタンプ層を形成するがまたはベースコート層を介し
て真空メタライジング層を形成した後、その表面に発色
性微粒子を混入したトップコート層を栃成することを特
徴とする装飾性樹脂δ光輝処理方法にある。

本発明の第１の実施例においては、ＡＢＳ等の樹脂成形
品の表面にクロム又はクロム合金箔の光輝ホットスタン
プ層を形成し、更にその表面につレクン、アクリル等の
塗料に染・顔料、金属粉、雲母等の発色性微粒子を１ま
たはそれ以上混入したものを塗装して着色トップコート
層を形成する。

しかして、この実施例においてはトップコート層中の発
色性微粒子とホットスタンプの光輝とが相干渉し、トッ
プコート層の厚みから来る深いかつ微妙な色調を呈する
とともに、このトップコート層により耐摩耗性、耐候性
等の物性を著しく向上しうる。この第１の実施例腐平面
状、部分的光輝処理に適している。

本発明の第２の実施例においては、上記第１の実施例に
おける光輝ホットスタンプ層に代えて。

ＡＢＳ樹脂成形品の表面にアクリル、ウレタン等の塗料
からなるベースコート層を形成し、その表面にスノξツ
タリング層、蒸着層などの真空メタライジング層を形成
したものである。この真空メタライジング層の表面にウ
レタン、アクリル等の塗料に染・顔料、金属粉、雲母等
の発色性微粒子を−１またはそれ以上混入したものを塗
装して着色トップコート層を形成することは上記第１の
実施例と同様である。しかして、この実施例において、
トップコート層中の発色性微粒子と真空メタライジング
層の光輝とが相干渉しトップコート層の厚みからくる深
くかつ微妙な色調を呈することができる。この第２の実
施例は立体形状、全面光Ｓｉｒ処理に適している。

代理人　弁理士　岡　本　重　文 他６名

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ＡＢＳ等の樹脂成形品の表面にホットスタンプ層を形成
   するかまたはベースコート層を介して真空メタライジン
   グ層を形成した後、その表面に発色性微粒子を混入した
   トップコート層を形成することを特徴とする装飾用樹脂
   の光輝処理方法。