JPS6357301A - 樹脂製ホイ−ルカバ− - Google Patents

樹脂製ホイ−ルカバ−

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Publication number
JPS6357301A
JPS6357301A JP20031786A JP20031786A JPS6357301A JP S6357301 A JPS6357301 A JP S6357301A JP 20031786 A JP20031786 A JP 20031786A JP 20031786 A JP20031786 A JP 20031786A JP S6357301 A JPS6357301 A JP S6357301A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal
resin
wheel cover
base material
coat layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20031786A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomotada Tochitani
栃谷 奉忠
Yasuhiko Ogisu
康彦 荻巣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP20031786A priority Critical patent/JPS6357301A/ja
Priority to DE19873726372 priority patent/DE3726372C2/de
Publication of JPS6357301A publication Critical patent/JPS6357301A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は自動車に装着される金属鋳造ホイール(例えば
アルミダイキャスト)のようなメタリック調の樹脂製ホ
イールカバーに関するものである。
(従来の技術) 従来自動車のホイールカバーは、鉄にクロムメッキを施
したもの又は樹脂に金属を蒸着又はスパッタリングを施
して樹脂表面に金属層を形成したものに、表面保護のた
めのクリヤー塗料を塗装したものが用いられていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来技術において金属製のホイール
カバーは重量が重いため、軽量化を要求されているホイ
ールカバーにあっては好ましいものではなく、一方樹脂
製のホイールカバーは軽量ではあるが、前記のような樹
脂の表面に対し蒸着又はスパッタリングによって樹脂表
面に金属層を形成したものは金属鋳造ホイールのような
金属感が乏しかった。
一方、樹脂の表面に対し直接金属を溶射しても、溶射金
属が樹脂表面に付着し難いため、いまだ行われていない
即ち、軽量化等の要求に答える樹脂を用い、しかも金属
鋳造ホイールのような金属感を出すために、樹脂製の基
材にアルミニウム等の金属を十分な密着性をもって付着
させることは従来できなかった。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するために、樹脂製の基材表
面上にベースコート層を設け、さらにその表面上に金属
を溶射するという構成を採用している。
(作用) 上記構成を採用したことにより、ベースコート層が樹脂
製の基材に強固に付着するとともに溶射による金属の付
着性を格段に向上させ、また樹脂製ホイールカバーの表
面は金属の粗い溶射によりサンドペーパー状の起伏と金
属光沢を示す。
ホイールカバーは、自動車の中でも泥で汚れやすく、ま
た石等が当たって損傷を受けやすいので、溶射によって
金属層が樹脂製の基材に十分に密着していることは非常
に重要である。
(実施例) 以下に本発明を具体化した一実施例を第1図〜第3図を
用いて説明する。
本発明の樹脂製ホイールカバーは、第1図に示すように
1は樹脂製ホイールカバー、2は樹脂製ホイールカバー
の本体、3は樹脂製ホイールカバーの外周に設けられた
5つの放熱孔、4はタイヤへの空気供給管を挿入する部
位に設けられた蓋であって、開閉可能に本体2に取り付
けられている。
本発明の樹脂製ホイールカバーの横断面は、第2図に示
すように5は本体2の外周部に形成された断面円錐状の
縁部、6はディスクホイールに係合される嵌着用突部で
ある。
また本発明の樹脂製ホイールカバーの拡大断面は、第3
図に示すように7はナイロン樹脂製の基材、8は同基材
7の表面にウレタン系二液型塗料により得られるベース
コート層、9は同ベースコート層8の表面にさらに金属
を溶射して得られる金属層である。
さらに本実施例においては、溶射金属層9の表面にウレ
タン系二液型のクリヤー塗料により得られるトップコー
ト層10が形成されている。
上記溶射金属層9は、低温溶射法即ちアセチレンの酸素
による燃焼ガスをジェットとしてスプレーガンから吹き
出し、これにアルミニウムの粉末を混ぜ、被塗装体であ
るベースコート層8の表面に比較的距離を離して吹きつ
けることによりアルミニウムはベースコート層8上に付
着し固化することにより形成される。
本実施例における低温溶射法の具体的条件は次のとおり
である。
ベースコート層を形成する塗料 ウレタン系二液型塗料         〜配合比  
主剤/硬化剤/シンナー= 100150/65 (重量比) 焼付け  85℃、90分 膜厚   20μm トップコート層を形成する塗料 ウレタン系二液型クリヤー塗料 配合比  主剤/硬化剤/シンナー= 100 / 7/40 (重量比) 焼付け  70℃、60分 膜厚   30μm アルミニウムの粒度:45〜100μmガスの流gk=
アセチレン 1.2 m’/H酸素 2.3 m’/I
t 圧縮空気 4.2kg/H 溶射距離:300mm 次に上記実施例の作用について説明する。
基材7はナイロン樹脂製であって、樹脂製ホイールカバ
ーとして好適な素材である。
同基材7上にはベースコート層8が形成されるが、溶射
による金属層9が十分な密着性をもって形成されるよう
にするためのものであって、ナイロン樹脂製の基材7に
対して直接には溶射による金属層9が形成されない。
上記金属層9は第2図に示すホイールカバーの本体2の
縁部5まで十分に形成され、美観を向上させるとともに
耐久性を向上させる。
そのようなベースコート層8を形成する塗料としては、
ナイロン樹脂と密着性がよく、しかも溶射される金属の
付着力に優れたウレタン系塗料が使用される。
ベースコート層8の表面に形成される金属層9は、低融
点金属であるアルミニウムを用いた低温溶射法によるの
が好ましい。
本実施例では、上記三層構造体の表面にさらにウレタン
系のクリヤー塗料が塗装され、トップコート層10が形
成されている。
同トップコート層10は上記三層構造体の表面をゴミ、
油、泥等から保護し、耐久性を向上させる。
このようにして得られた樹脂製ホイールカバーは、10
0番乃至200番のサンドペーパー状の白っぽいシルバ
ーメタリックの起伏と色調を有し、あたかもアルミホイ
ールのように感じられる。
本発明は上記実施例に限定されず、次のように構成する
こともできる。
(1)樹脂製の基材7として、上記実施例ではナイロン
樹脂を用いたが、それ以外にABS樹脂、ノリル樹脂、
アクリル樹脂を使用することができる。
また付着性のないオレフィン系樹脂であってもプラズマ
処理、コロナ処理、フレーム処理(火炎処理)、ブライ
マー処理等の表面処理したポリオレフィン系樹脂例えば
ポリプロピレン樹脂も使用することができる。
(2)ベースコート層8として、上記実施例ではウレタ
ン系二液型塗料を用いたが、それ以外に紫外線硬化型ア
クリル樹脂系塗料、エポキシ樹脂系塗料等を使用するこ
とができる。
(3)溶射金属層9としては、上記実施例では低融点金
属であるアルミニウムから得られたものであったが、そ
れ以外に亜鉛、バビフトメタル(スズ、アンチモン、銅
の合金)等の低融点金属を用いることができる。
また、タングステンカーバイド、銅、モリブデン、ニッ
ケル、クロム等の高融点金属は溶射温度が高いので樹脂
製の基材が傷むが、低融点金属による溶射を施したうえ
に高融点金属を溶射すれば基材が傷むことがなく、好む
色調が得られる。
上記各金属から、それぞれの金属に応じた特長のある色
調が得られる。即ち亜鉛からは青っぽいシルバー、バビ
ットメタルからはシルバー、タングステンカーバイドか
らはダークシルバー、銅とアルミニウムの混合物からは
金色、亜鉛とアルミニウムとモリブデンの混合物からは
茶色味を帯びたグレーメタリック、ニッケルとクロムの
混合物からはダークグレーの色調が得られる。
これらの色調は、従来のスパッタリングによる鏡面的な
金属調とメタリック塗装による色調との中間的なもので
ある。
(4) トップコート層10として、上記実施例ではウ
レタン系二液型のクリヤー塗料を用いて得られたもので
あったが、それ以外にウレタン系カラークリヤー塗料、
艶消し剤入りウレタン系塗料を用いて得られたものであ
ってもよい。
発明の効果 本発明の樹脂製ホイールカバーは、基材と金属層との間
の密着性に優れ、また軽量化された樹脂製でありながら
表面に起伏を有する金属調の外観を有し、装飾感覚に優
れているという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の樹脂製ホイールカバーの平面図、第2
図は本発明の樹脂製ホイールカバーの横断面図、第3図
は同じく樹脂製ホイールカバーの拡大部分断面図である

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、樹脂製の基材(7)表面上にベースコート層(8)
    を設け、さらにその表面上に金属を溶射してなる樹脂製
    ホイールカバー。 2、金属は、低融点金属を施したうえに高融点金属を施
    したものである特許請求の範囲第1項に記載の樹脂製ホ
    イールカバー。
JP20031786A 1986-08-27 1986-08-27 樹脂製ホイ−ルカバ− Pending JPS6357301A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20031786A JPS6357301A (ja) 1986-08-27 1986-08-27 樹脂製ホイ−ルカバ−
DE19873726372 DE3726372C2 (de) 1986-08-27 1987-08-07 Formgegenstand aus Kunststoff

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20031786A JPS6357301A (ja) 1986-08-27 1986-08-27 樹脂製ホイ−ルカバ−

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6357301A true JPS6357301A (ja) 1988-03-12

Family

ID=16422297

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20031786A Pending JPS6357301A (ja) 1986-08-27 1986-08-27 樹脂製ホイ−ルカバ−

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JP (1) JPS6357301A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0394303U (ja) * 1990-01-19 1991-09-26
KR100440046B1 (ko) * 2002-02-27 2004-07-19 (주) 콘티 우레탄 시트의 표면에 금속박막을 형성하는 방법
CN105088128A (zh) * 2015-09-10 2015-11-25 湖北工业大学 一种塑料制品表面金属化的方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS601002A (ja) * 1983-06-15 1985-01-07 Bridgestone Corp 車両用ホイ−ル

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