JPS6356442A - 表面に金属化処理を施した非金属製品 - Google Patents

表面に金属化処理を施した非金属製品

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Publication number
JPS6356442A
JPS6356442A JP20031686A JP20031686A JPS6356442A JP S6356442 A JPS6356442 A JP S6356442A JP 20031686 A JP20031686 A JP 20031686A JP 20031686 A JP20031686 A JP 20031686A JP S6356442 A JPS6356442 A JP S6356442A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal
coat layer
resin
thermal spraying
base material
Prior art date
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Pending
Application number
JP20031686A
Other languages
English (en)
Inventor
栃谷 奉忠
康彦 荻巣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
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Priority to DE19873726372 priority patent/DE3726372C2/de
Publication of JPS6356442A publication Critical patent/JPS6356442A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は自動車のグリルやエンブレム等に使用される、
表面に金属化処理を施した非金属製品に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来自動車部品は、軽量化の要求に伴い金属から軽量の
素材である樹脂へと変遷してきている。
しかし、樹脂を金属に見せるためにメッキ又はスパッタ
リング等の方法によって樹脂表面を変性することが行わ
れている。
また同様の目的で操作が簡単で製品コストの安いメタリ
ック塗装も行われている。
しかしながら、樹脂の表面に対し金属を溶射することは
、溶射金属が樹脂表面に付着し難いため、いまだ行われ
ていない。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来技術において、メッキ又はスパッタリング等の
方法は工程が複雑で製品コストが高く、メタリック塗装
は金属感かうずいという問題点がある。
また金属を樹脂表面へ直接溶射しても付着が不十分であ
った。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するために、基材表面上にベ
ースコート層を設け、さらにその表面上に溶射により金
属層を形成するという構成を採用している。
(作用) 上記構成を採用したことにより、本発明の表面に金属化
処理を施した非金属製品は、ベースコート層が基材と金
属層との間の密着性を向上させるとともに、その表面に
サンドペーパー状の起伏と光沢を示し、特に装飾的に優
れた機能を発揮する。
(実施例) 以下に本発明を具体化した一実施例を第1図及び第2図
を用いて説明する。
本発明の、表面に金属化処理を施した非金属製品の断面
については、第1図に示すように1はABS樹脂製の基
材、2は同基材1の表面にウレタン系二液型塗料により
得られるベースコート層、3は同ヘースコート層2の表
面にさらに金属を溶射して得られる金属層である。
さらに本実施例においては、金属層3の表面にウレタン
系二液型のクリヤー塗料により得られるトップコート層
4が形成されている。
上記金属層3は、低温溶射法即ちアセチレンの酸素によ
る!!!、焼ガスをジェットとしてスプレーガンから吹
き出し、これにアルミニウムの粉末を混ぜ、被塗装体で
あるベースコート層2の表面に比較的距離を離して吹き
つけることにより、アルミニウムがベースコート層2上
に付着し固化することにより形成される。
本実施例における低温溶射法の具体的条件は次のとおり
である。
ベースコート層を形成する塗料: ウレタン系二液型塗料 配合比 主剤/硬化剤/シンナー= 100150/65 (重量比) 焼付け 85゛C590分 膜厚  20μm トップヨーl−層を形成する塗料 ウレタン系二液型クリヤー塗料 配合比 主剤/硬化剤/シンナー− 100/ 7/40 (重量比) 焼付け 70℃、60分 膜厚  30μm アルミニウムの粒度:45〜100μmガスの流量:ア
セチレン 1.2m’/)l酸素 2.3 111’/
H 圧縮空気 4.2 kg/l( 溶射距離:300mm 次に上記実施例の作用について説明する。
基材1はABS樹脂製であって、例えば第2図に示すよ
うに自動車のフロントグリル5として好適な素材である
同基材1上にはベースコート層2が形成されるが、溶射
による金属層3が十分な密着性をもって形成されるよう
にするためのものであって、樹脂製の基材1に対して直
接には溶射による金属層3が形成されない。
そのようなヘ−スコート層2を形成する塗料としては、
ABS樹脂と密着性がよく、しかも溶射されろ金属の付
着力に優れたウレタン系塗料が使用される。
ベースコート層2の表面に形成される金属層3は、低融
点金属であるアルミニウムを用いた低温溶射法により行
われる。上記ベースコート層2との密着性を良くするに
は、低融点金属を用いた低温溶射法によるのが好ましい
本実施例では、上記三層構造の非金属製品の表面にさら
にウレタン系のクリヤー塗料が塗装され、トップコート
層4が形成される。
同トップコート層4は金属層3の表面をゴミ、油等の汚
染から保護し、耐久性を向上させる。
このようにして得られた非金属製品の表面は、100番
乃至200番のサンドペーパー状の起伏を有する白っぽ
いシルバーメタリックの色調を有しており、装飾的に4
1れている。
この非金属製品は、例えば第2図に示すような自動車の
フロントグリル5として好適に使用される。
本発明は上記実施例に限定されず、次のように構成する
こともできる。
(1)基材1として、上記実施例ではAl3S樹脂を用
いたが、それ以外に用途に応じてナイロン樹脂、ノリル
樹脂、アクリル樹脂等を使用することができる。
また、付着性のないオレフィン系樹脂であっても、プラ
ズマ処理、コロナ処理、フレーム処理(火炎処理)、プ
ライマー処理等の表面処理を施したオレフィン系樹脂、
例えばポリプロピレンも使用することができる。
樹脂以外にも紙、布、ゴム等も使用することができる。
(2)ベースコート層2として、上記実施例ではウレタ
ン系二液型塗料を用いたが、それ以外に紫外線硬化型ア
クリル樹脂系塗料、エポキシ樹脂系塗料等を使用するこ
とができる。
(3)溶射金属層3としては、上記実施例では低融点金
属であるアルミニウムから得られたものであったが、そ
れ以外に亜鉛、バビットメタル(スズ、アンチモン、銅
の合金)等の低融点金属を用いることができる。
また、タングステンカーバイド、銅、モリブデン、ニッ
ケル、クロム等の高融点金属は溶射温度が高いので基材
が傷むが、低融点金属による溶射を施したうえに高融点
金属を溶射すれば基材が傷むことがなく、好む色調を得
ることができ、しかも耐久性を上げることができる。
上記各金属から、それぞれ特長のある色調が得られる。
即ち亜鉛からは青っぽいシルバー色、バビットメタルか
らはシルバー色、タングステンカーバイドからはダーク
シルバー色、銅とアルミニウムの混合物からは金色、亜
鉛とアルミニウムとモリブデンの混合物からは茶色味を
帯びたグレーメタリック色、ニッケルとクロムの混合物
からはダークダレ−色の各色調が得られる。
これらの色調は目的によって適宜採用される。
(4)トップコート層4として、上記実施例ではウレタ
ン系二液型のクリヤー塗料を用いて得られたものであっ
たが、それ以外にウレタン系カラークリヤー塗料、艶消
し剤入りウレタン系■料を用いて得られたものであって
もよい。
またトップコート層4の上に又はこれに代えてテフロン
を塗布することもできる。
勿論トップコート層4がなくても本発明の目的は達成さ
れる。
(5)非金属製品の用途として、上記実施例では自動車
のフロンi・グリルをあげたが、それ以外に自動車のバ
ンクパネル、マーク、エンブレム、その他電磁波シール
ド材、やすり等をあげることができる。
発明の効果 本発明の、表面に金属化処理を施した非金属製品は、基
材と金属層との間の耐剥離性、耐久性に優れ、非金属製
品でありながら表面に起伏を有するメタリック調の外観
を有し、装飾的に優れているという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の非金属製品の断面図、第2図は本発明
の非金属製品を用いた自動車のフロントグリルの斜視図
である。 1・・・基材層、2・・・ベースコート層、3・・・溶
射金属層

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基材(1)表面上にベースコート層(2)を設け、
    さらにその表面上に溶射により金属層(3)を形成して
    なる、表面に金属化処理を施した非金属製品。 2、溶射は低融点溶射法を施した上に高融点溶射法を施
    したものである特許請求の範囲第1項に記載の表面に金
    属化処理を施した非金属製品。
JP20031686A 1986-08-27 1986-08-27 表面に金属化処理を施した非金属製品 Pending JPS6356442A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20031686A JPS6356442A (ja) 1986-08-27 1986-08-27 表面に金属化処理を施した非金属製品
DE19873726372 DE3726372C2 (de) 1986-08-27 1987-08-07 Formgegenstand aus Kunststoff

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20031686A JPS6356442A (ja) 1986-08-27 1986-08-27 表面に金属化処理を施した非金属製品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6356442A true JPS6356442A (ja) 1988-03-11

Family

ID=16422280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20031686A Pending JPS6356442A (ja) 1986-08-27 1986-08-27 表面に金属化処理を施した非金属製品

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JP (1) JPS6356442A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5521580A (en) * 1978-08-03 1980-02-15 Ryoichi Kasagi Method of forming metallized metal coating sticking firmly to base material

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5521580A (en) * 1978-08-03 1980-02-15 Ryoichi Kasagi Method of forming metallized metal coating sticking firmly to base material

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