JPS6313439Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6313439Y2 JPS6313439Y2 JP1984111636U JP11163684U JPS6313439Y2 JP S6313439 Y2 JPS6313439 Y2 JP S6313439Y2 JP 1984111636 U JP1984111636 U JP 1984111636U JP 11163684 U JP11163684 U JP 11163684U JP S6313439 Y2 JPS6313439 Y2 JP S6313439Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wear
- guide rail
- resistant
- pieces
- guide rails
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 5
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000008439 repair process Effects 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000003628 erosive effect Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、送風機、ポンプなどの羽根車に関す
るものである。
るものである。
羽根車、わけてもボイラの廃ガス用、土砂塵埃
の多い空気の排気用など、固形微粒子のダストを
多く含むガスを扱う送風機用羽根車では特に、摩
耗の起き易い部分には金属製のライナや、耐摩肉
盛が施され、補修を重ねて使用されている。
の多い空気の排気用など、固形微粒子のダストを
多く含むガスを扱う送風機用羽根車では特に、摩
耗の起き易い部分には金属製のライナや、耐摩肉
盛が施され、補修を重ねて使用されている。
しかしながらいずれも寿命が短かくひんぱんに
補修を要し、装置の稼動率の低下や補修のため多
大の時間と手間の損失を招いていた。
補修を要し、装置の稼動率の低下や補修のため多
大の時間と手間の損失を招いていた。
近年、耐摩性の非常にすぐれた材料としてセラ
ミツクの利用がはかられ、羽根に耐摩片を装着し
て母材を保護することが行なわれている。
ミツクの利用がはかられ、羽根に耐摩片を装着し
て母材を保護することが行なわれている。
従来のものでは羽根表面（本明細書では、羽根
の入口縁部分と出口縁部分とを除く表面を「羽根
表面」という）に隙間なく耐摩片を機械的に取付
けることが困難なことから接着剤による貼付けで
装着され、結合力が弱く、特に高熱に対しては全
く弱く、着脱の手間もかかり、問題点となつてい
た。
の入口縁部分と出口縁部分とを除く表面を「羽根
表面」という）に隙間なく耐摩片を機械的に取付
けることが困難なことから接着剤による貼付けで
装着され、結合力が弱く、特に高熱に対しては全
く弱く、着脱の手間もかかり、問題点となつてい
た。
本考案は、従来のものの上記の問題点を除き、
結合力が強く、着脱が容易な耐摩片を隙間なく備
えることができる羽根車を提供することを目的と
するものである。
結合力が強く、着脱が容易な耐摩片を隙間なく備
えることができる羽根車を提供することを目的と
するものである。
本考案は、羽根に複数個のセラミツク製耐摩片
が装着された羽根車において、羽根表面に互に平
行な複数のガイドレールを備え、該ガイドレール
に適合しかつガイドレールに直角方向の脱出を妨
げられる形状の係合部を有しガイドレール上をス
ライド可能な耐摩片をガイドレールに沿つて複数
密接して並設したことを特徴とする羽根車であ
る。
が装着された羽根車において、羽根表面に互に平
行な複数のガイドレールを備え、該ガイドレール
に適合しかつガイドレールに直角方向の脱出を妨
げられる形状の係合部を有しガイドレール上をス
ライド可能な耐摩片をガイドレールに沿つて複数
密接して並設したことを特徴とする羽根車であ
る。
本考案を送風機に適用した実施例について図面
を用いて説明する。
を用いて説明する。
羽根車１はハブ２、主板３、側板４、羽根５と
より成つている。羽根表面にはあり溝からなるガ
イドレール５８が回転軸と同方向で、互に平行に
複数設けられており、あり溝に適合する形状のＴ
型凸条からなる係合部４６を有する耐摩片８がガ
イドレール５８上に装着されて、羽根表面を隙間
なく耐摩片８で覆つている。羽根５入口縁７には
Ｕ字型断面のセラミツク製の耐摩片６が耐摩片８
同様に機械的に装着されている。
より成つている。羽根表面にはあり溝からなるガ
イドレール５８が回転軸と同方向で、互に平行に
複数設けられており、あり溝に適合する形状のＴ
型凸条からなる係合部４６を有する耐摩片８がガ
イドレール５８上に装着されて、羽根表面を隙間
なく耐摩片８で覆つている。羽根５入口縁７には
Ｕ字型断面のセラミツク製の耐摩片６が耐摩片８
同様に機械的に装着されている。
耐摩片８が機械的に装着されているので特に高
熱下においても使用することができるほか、装着
に際してはガイドレール５８の端部からガイドレ
ール５８上に取付けられ、スライドさせられて複
数個が密接下に押し当てられて並べられるので同
一ガイドレール上の耐摩片８，８の境界線１１は
隙間を殆んどなくすことができるとともに着脱が
極めて容易である。
熱下においても使用することができるほか、装着
に際してはガイドレール５８の端部からガイドレ
ール５８上に取付けられ、スライドさせられて複
数個が密接下に押し当てられて並べられるので同
一ガイドレール上の耐摩片８，８の境界線１１は
隙間を殆んどなくすことができるとともに着脱が
極めて容易である。
また隣接するガイドレール５８，５８上の、ダ
スト流れ方向１５とほぼ同方向の境界線１１は連
続することのないよう一段おきに半分の大きさの
耐摩片を端部に配し、ずらせて配設されているの
で境界線１１中のダストの直線的流れが短かくな
り母材への侵入を防ぐことができる。
スト流れ方向１５とほぼ同方向の境界線１１は連
続することのないよう一段おきに半分の大きさの
耐摩片を端部に配し、ずらせて配設されているの
で境界線１１中のダストの直線的流れが短かくな
り母材への侵入を防ぐことができる。
ガイドレール５８の両端部の耐摩片８，８は主
板３、側板４または適宜部材で機械的に固定さ
れ、脱落のないようにしてある。
板３、側板４または適宜部材で機械的に固定さ
れ、脱落のないようにしてある。
ガイドレール５８と係合部４６の形状はセラミ
ツク製である耐摩片８の加工が容易なように耐摩
片８をＴ型またはダブテール状の凸条の係合部４
６としてあるが、逆に係合部４６を凹型、ガイド
レール５８を凸型とすることもできる。
ツク製である耐摩片８の加工が容易なように耐摩
片８をＴ型またはダブテール状の凸条の係合部４
６としてあるが、逆に係合部４６を凹型、ガイド
レール５８を凸型とすることもできる。
ガイドレール５８は羽根表面に任意の走行角度
で付設することができるが、同一レール上の耐摩
片間の間隙は極小とすることができる反面、隣接
するガイドレール間における耐摩片の間隙は極小
とすることがむずかしい。従つて侵食の受け易い
ダストの流れ方向１５、耐摩片の平面形状（四辺
形、平行四辺形、六角形など）、端面形状（底面
に平行な面の有無）、等を併せ考慮してガイドレ
ール５８を付設することが好ましい。ダスト流れ
方向１５と同一方向の境界線が生じないようにす
ることも勿論可能である。
で付設することができるが、同一レール上の耐摩
片間の間隙は極小とすることができる反面、隣接
するガイドレール間における耐摩片の間隙は極小
とすることがむずかしい。従つて侵食の受け易い
ダストの流れ方向１５、耐摩片の平面形状（四辺
形、平行四辺形、六角形など）、端面形状（底面
に平行な面の有無）、等を併せ考慮してガイドレ
ール５８を付設することが好ましい。ダスト流れ
方向１５と同一方向の境界線が生じないようにす
ることも勿論可能である。
なお、ガイドレールはレールに沿つて耐摩片を
スライドさせることが可能であれば寸断された形
状であつてもよい。
スライドさせることが可能であれば寸断された形
状であつてもよい。
以上は送風機につき説明したが、送風機のみな
らずポンプを含む流体機械にも適用できる。
らずポンプを含む流体機械にも適用できる。
本考案により、耐摩片が機械的に結合されてい
るので高温下の使用にも耐え、耐摩片間の間隙も
極小とできると共に、耐摩片の着脱も容易な羽根
車を提供することができ、顕著な効果を奏するこ
とができる。
るので高温下の使用にも耐え、耐摩片間の間隙も
極小とできると共に、耐摩片の着脱も容易な羽根
車を提供することができ、顕著な効果を奏するこ
とができる。
図面は本考案の実施例に関するもので、第１図
は羽根車の正面図、第２図はその縦断面図、第３
図は羽根に直角な断面図、第４図は羽根表面の耐
摩片の平面図である。 １……羽根車、２……ハブ、３……主板、４…
…側板、５……羽根、６……耐摩片、７……入口
縁、８……耐摩片、１１……境界線、１５……流
れ方向、４６……係合部、５８……ガイドレー
ル。
は羽根車の正面図、第２図はその縦断面図、第３
図は羽根に直角な断面図、第４図は羽根表面の耐
摩片の平面図である。 １……羽根車、２……ハブ、３……主板、４…
…側板、５……羽根、６……耐摩片、７……入口
縁、８……耐摩片、１１……境界線、１５……流
れ方向、４６……係合部、５８……ガイドレー
ル。
Claims (1)
- 羽根に複数個のセラミツク製耐摩片が装着され
た羽根車において、羽根表面に互に平行な複数の
ガイドレールを備え、該ガイドレールに適合しか
つガイドレールに直角方向の脱出を妨げられる形
状の係合部を有しガイドレール上をスライド可能
な耐摩片をガイドレールに沿つて複数密接して並
設したことを特徴とする羽根車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11163684U JPS6098794U (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | 羽根車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11163684U JPS6098794U (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | 羽根車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6098794U JPS6098794U (ja) | 1985-07-05 |
| JPS6313439Y2 true JPS6313439Y2 (ja) | 1988-04-15 |
Family
ID=30259116
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11163684U Granted JPS6098794U (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | 羽根車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6098794U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0643839B2 (ja) * | 1986-10-23 | 1994-06-08 | 三菱重工業株式会社 | 遠心フアン |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5560604A (en) * | 1978-10-31 | 1980-05-07 | Central Res Inst Of Electric Power Ind | Heat-insulating structure for metal elements of gas turbine kept in contact with high-temperature gas |
-
1984
- 1984-07-25 JP JP11163684U patent/JPS6098794U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5560604A (en) * | 1978-10-31 | 1980-05-07 | Central Res Inst Of Electric Power Ind | Heat-insulating structure for metal elements of gas turbine kept in contact with high-temperature gas |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6098794U (ja) | 1985-07-05 |
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