JPS6313440Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6313440Y2 JPS6313440Y2 JP1983068534U JP6853483U JPS6313440Y2 JP S6313440 Y2 JPS6313440 Y2 JP S6313440Y2 JP 1983068534 U JP1983068534 U JP 1983068534U JP 6853483 U JP6853483 U JP 6853483U JP S6313440 Y2 JPS6313440 Y2 JP S6313440Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wear
- resistant pieces
- resistant
- impeller
- pieces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 10
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 12
- 239000000463 material Substances 0.000 description 9
- 230000008439 repair process Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 2
- 230000003628 erosive effect Effects 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は送風機の羽根車に関するものである。
ボイラの廃ガス用、土砂塵埃の多い空気の排気
用など、固形微粒子のダストを多く含むガスを扱
う送風機においては、実開昭50−98309号公報や
実開昭56−88994号公報に見られる如く、摩耗の
起き易い部分には金属製のライナや、耐摩肉盛等
が施され、補修を重ねて使用されている。
用など、固形微粒子のダストを多く含むガスを扱
う送風機においては、実開昭50−98309号公報や
実開昭56−88994号公報に見られる如く、摩耗の
起き易い部分には金属製のライナや、耐摩肉盛等
が施され、補修を重ねて使用されている。
しかしながらいずれも寿命が短くひんぱんに補
修を要し、装置の稼動率の低下や補修のため多大
の時間と手間の損失を招いていた。
修を要し、装置の稼動率の低下や補修のため多大
の時間と手間の損失を招いていた。
近年、耐摩性の非常にすぐれた材料としてセラ
ミツクの利用がはかられ、羽根の表面にタイル状
の耐摩片を貼つたり、羽根の入口縁にＵ字状断面
（Ｕ字の両脚の長さが同じもの、異なるもの、或
いはＵ字の中央部外形が円形のもの、角型のも
の、など種々の形状のＵ字状断面）の耐摩片を並
べて配備した羽根車が用いられている。
ミツクの利用がはかられ、羽根の表面にタイル状
の耐摩片を貼つたり、羽根の入口縁にＵ字状断面
（Ｕ字の両脚の長さが同じもの、異なるもの、或
いはＵ字の中央部外形が円形のもの、角型のも
の、など種々の形状のＵ字状断面）の耐摩片を並
べて配備した羽根車が用いられている。
しかしながら、羽根車の羽根は曲面をなしてお
り、羽根の入口縁は曲線状の場合もあるので多く
の小さな耐摩片を並べて母材とおおわねばなら
ず、隣接する耐摩片の相互間には隙間を生ずるこ
とはまぬがれなかつた。そのため、その隙間に、
ダストが吹き込まれ、母材を侵蝕するので、せつ
かく耐摩作用の大なるセラミツクを用いてもやは
り補修を要していた。
り、羽根の入口縁は曲線状の場合もあるので多く
の小さな耐摩片を並べて母材とおおわねばなら
ず、隣接する耐摩片の相互間には隙間を生ずるこ
とはまぬがれなかつた。そのため、その隙間に、
ダストが吹き込まれ、母材を侵蝕するので、せつ
かく耐摩作用の大なるセラミツクを用いてもやは
り補修を要していた。
本考案は、従来のものの上記の問題点を除き、
ダストによる羽根入口縁の母材侵蝕を防止して母
材侵蝕による補修の回数を減らすことができる送
風機用羽根車を提供することを目的とするもので
ある。
ダストによる羽根入口縁の母材侵蝕を防止して母
材侵蝕による補修の回数を減らすことができる送
風機用羽根車を提供することを目的とするもので
ある。
本考案は、上述の従来の問題点を解決するため
の手段として、羽根の入口縁に複数個の耐摩片が
装着された送風機用羽根車において、前記各耐摩
片がセラミツク製であり、Ｕ字状断面を有し、Ｕ
字状溝に前記羽根の入口縁が嵌装されるように、
相互隣接して並べて配置され、前記入口縁の主板
に近い部分には耐摩片が二層に重ねられかつ、内
側層の耐摩片の境界線と外側層の耐摩片の境界線
とが重ならぬようずらして配備されていることを
特徴とする送風機用羽根車を提供しようとするも
のである。
の手段として、羽根の入口縁に複数個の耐摩片が
装着された送風機用羽根車において、前記各耐摩
片がセラミツク製であり、Ｕ字状断面を有し、Ｕ
字状溝に前記羽根の入口縁が嵌装されるように、
相互隣接して並べて配置され、前記入口縁の主板
に近い部分には耐摩片が二層に重ねられかつ、内
側層の耐摩片の境界線と外側層の耐摩片の境界線
とが重ならぬようずらして配備されていることを
特徴とする送風機用羽根車を提供しようとするも
のである。
本考案は、羽根入口縁の主板に近い部分にはセ
ラミツク製の耐摩片が二層に重ねられかつ、内側
層の耐摩片の境界線と外側層に耐摩片の境界線と
が重ならぬようずらして配備されているので、内
側層のセラミツク製の耐摩片の境界線と外側層の
セラミツク製の耐摩片の境界線とが連通しない。
従つて外側層の境界線からダストが吹込まれても
ダストは内側層のセラミツク製の耐摩片の表面に
さえぎられて羽根入口縁の母材に到達せず、母材
の摩耗は防止される。
ラミツク製の耐摩片が二層に重ねられかつ、内側
層の耐摩片の境界線と外側層に耐摩片の境界線と
が重ならぬようずらして配備されているので、内
側層のセラミツク製の耐摩片の境界線と外側層の
セラミツク製の耐摩片の境界線とが連通しない。
従つて外側層の境界線からダストが吹込まれても
ダストは内側層のセラミツク製の耐摩片の表面に
さえぎられて羽根入口縁の母材に到達せず、母材
の摩耗は防止される。
本考案の実施例を図面を用いて説明する。
第１図及び第２図において、羽根車１はハブ
２、主板３、側板４、羽根５とより成つている。
羽根５の表面には四角形のセラミツク製の多数の
耐摩片８が隣接して接着剤で貼付けられ、羽根５
の入口縁７にはＵ字状断面のセラミツク製の耐摩
片６がＵ字状溝を入口縁７に嵌装して相互隣接し
て貼付けられている。
２、主板３、側板４、羽根５とより成つている。
羽根５の表面には四角形のセラミツク製の多数の
耐摩片８が隣接して接着剤で貼付けられ、羽根５
の入口縁７にはＵ字状断面のセラミツク製の耐摩
片６がＵ字状溝を入口縁７に嵌装して相互隣接し
て貼付けられている。
入口縁７のうち、主板３に近い部分Ａにおいて
は吸込んだガスが強く当たり、含有するダストに
よつて激しい摩耗作用を受ける。これに対抗する
ために本実施例では第４図に示す如く部分Ａの範
囲には耐摩片６の外側にさらにもう一層の耐摩片
９が貼付けられ二層に重ねられている。１１は、
内側層である耐摩片６相互の間の境界線であり、
外側層である耐摩片９相互の間の境界線１３は境
界線１１と重ならぬようずらして配備されてい
る。
は吸込んだガスが強く当たり、含有するダストに
よつて激しい摩耗作用を受ける。これに対抗する
ために本実施例では第４図に示す如く部分Ａの範
囲には耐摩片６の外側にさらにもう一層の耐摩片
９が貼付けられ二層に重ねられている。１１は、
内側層である耐摩片６相互の間の境界線であり、
外側層である耐摩片９相互の間の境界線１３は境
界線１１と重ならぬようずらして配備されてい
る。
本実施例は、このように構成されているので、
特にダストの流れが強い部分Ａにおいて、ダスト
が外側層の境界線１３の隙間より吹込んでも内側
層の耐摩片６の表面にさえぎられて羽根５の母材
に到達せず、母材の摩耗を防止することができ
る。
特にダストの流れが強い部分Ａにおいて、ダスト
が外側層の境界線１３の隙間より吹込んでも内側
層の耐摩片６の表面にさえぎられて羽根５の母材
に到達せず、母材の摩耗を防止することができ
る。
特に、ダスト流れ方向１５に平行な方向の境界
線１３の隙間にはダストが吹込み易いが、この方
向の境界線１３と１１とを重ね合わさないように
してあるので効果的である。
線１３の隙間にはダストが吹込み易いが、この方
向の境界線１３と１１とを重ね合わさないように
してあるので効果的である。
本考案により、羽根の入口縁における摩耗がほ
とんど生じない送風機用羽根車を提供することが
でき、実用上極めて大なる効果を奏することがで
きる。
とんど生じない送風機用羽根車を提供することが
でき、実用上極めて大なる効果を奏することがで
きる。
図面は本考案の実施例に関するもので、第１図
は羽根車の正面図、第２図はその縦断面図、第３
図及び第４図は側板に近い部分と主板に近い部分
それぞれの羽根の入口縁における断面図である。 １……羽根車、２……ハブ、３……主板、４…
…側板、５……羽根、６……耐摩片、７……入口
縁、８，９……耐摩片、１１，１３……境界線、
１５……ダスト流れ方向。
は羽根車の正面図、第２図はその縦断面図、第３
図及び第４図は側板に近い部分と主板に近い部分
それぞれの羽根の入口縁における断面図である。 １……羽根車、２……ハブ、３……主板、４…
…側板、５……羽根、６……耐摩片、７……入口
縁、８，９……耐摩片、１１，１３……境界線、
１５……ダスト流れ方向。
Claims (1)
- 羽根の入口縁に複数個の耐摩片が装着された送
風機用羽根車において、前記各耐摩片がセラミツ
ク製であり、Ｕ字状断面を有し、Ｕ字状溝に前記
羽根の入口縁が嵌装されるように、相互隣接して
並べて配置され、前記入口縁の主板に近い部分に
は耐摩片が二層に重ねられかつ、内側層の耐摩片
の境界線と外側層の耐摩片の境界線とが重ならぬ
ようずらして配備されていることを特徴とする送
風機用羽根車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6853483U JPS59177797U (ja) | 1983-05-10 | 1983-05-10 | 送風機用羽根車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6853483U JPS59177797U (ja) | 1983-05-10 | 1983-05-10 | 送風機用羽根車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59177797U JPS59177797U (ja) | 1984-11-28 |
| JPS6313440Y2 true JPS6313440Y2 (ja) | 1988-04-15 |
Family
ID=30198704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6853483U Granted JPS59177797U (ja) | 1983-05-10 | 1983-05-10 | 送風機用羽根車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59177797U (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0137198Y2 (ja) * | 1984-11-08 | 1989-11-09 | ||
| JPS6349597Y2 (ja) * | 1985-03-06 | 1988-12-20 | ||
| JPH0234479Y2 (ja) * | 1986-02-06 | 1990-09-17 | ||
| JPH0643839B2 (ja) * | 1986-10-23 | 1994-06-08 | 三菱重工業株式会社 | 遠心フアン |
| JPH0788833B2 (ja) * | 1987-02-23 | 1995-09-27 | 三菱重工業株式会社 | セラミツクスフアン |
| WO2013140723A1 (ja) * | 2012-03-21 | 2013-09-26 | パナソニック株式会社 | 電動送風機 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5098309U (ja) * | 1974-01-10 | 1975-08-15 | ||
| JPS5849439Y2 (ja) * | 1979-12-13 | 1983-11-11 | 株式会社 電業社機械製作所 | 翼形送風機の羽根 |
-
1983
- 1983-05-10 JP JP6853483U patent/JPS59177797U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59177797U (ja) | 1984-11-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6313440Y2 (ja) | ||
| US3608976A (en) | Fan blade having wear-resistant ribs and fan including a plurality of same | |
| JP3391319B2 (ja) | 遠心ファン及び該遠心ファンを備えた空気調和機 | |
| JPH09126190A (ja) | 遠心式送風機 | |
| JP2003106295A (ja) | スピードスプレーヤ用軸流ファン | |
| US3446276A (en) | Vehicle radiator core assembly | |
| JPS6311356Y2 (ja) | ||
| JPH0513997Y2 (ja) | ||
| EP0011257A1 (en) | Paneling system for wear-resistant plates | |
| JPH0137198Y2 (ja) | ||
| JPS637839Y2 (ja) | ||
| JPH0519594U (ja) | 送風板体縁部被覆装置 | |
| CA2314160A1 (en) | Teeth arrangement for blade disks | |
| WO2021153246A1 (ja) | 送風装置及びそれを備えた冷凍装置 | |
| JPS6027838Y2 (ja) | 送風機 | |
| SU1138546A1 (ru) | Защитна решетка рабочего колеса Эксгаустера | |
| JPH07109200B2 (ja) | 電動送風機のインペラ | |
| JPH0216080Y2 (ja) | ||
| JP2506152Y2 (ja) | ウインドウレス鶏舎のフアンバンク遮光換気ガラリ― | |
| JPH0211899A (ja) | 耐摩耗送風機 | |
| JP2003013885A (ja) | 遠心送風機の羽根車及びそれを備えた遠心送風機 | |
| JPS58122396A (ja) | 貫流フアンの羽根車 | |
| SU1121504A1 (ru) | Рабочее колесо насоса дл перекачивани абразивных гидросмесей с магнитными свойствами | |
| JPS6220974A (ja) | プレ−ト型弁用弁要素 | |
| JP3151936B2 (ja) | 空気調和装置 |