JPS6313378A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPS6313378A
JPS6313378A JP15618186A JP15618186A JPS6313378A JP S6313378 A JPS6313378 A JP S6313378A JP 15618186 A JP15618186 A JP 15618186A JP 15618186 A JP15618186 A JP 15618186A JP S6313378 A JPS6313378 A JP S6313378A
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source
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film
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JP15618186A
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Tsuneo Takahashi
庸夫 高橋
Hitoshi Ishii
仁 石井
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    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、MO8O8形体導体装置びその製造方法に関
する。
〔従来の技術〕
従来用いられているMO8形トランジスタを第8図に示
す。シリコン(St)基板1の主表面上に、5i02等
からなるゲー)eRI膜2を介して多結晶Siからなる
ゲート電極3が形成されている。4.5は、nチャネル
であればB等のp形を与える■族元素、nチャネルであ
ればAsあるいはP等のn形を与えるV族元素を、それ
ぞれ不純物として添加したSi 層からなるソースおよ
びドレイン層で、ゲート電極3を形成した後に、ゲート
電極3をマスクとしてAsまたはB等をイオン注入し、
その後900℃程度の温度で熱処理して形成される。6
は厚い5i(hJl 等からなる素子分離用絶縁膜であ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述したようにして形成されたドレイン層は、その深さ
を浅くすることが困難である。特に、pチャネルMO8
形トランジスタのドレイン層に用いられるBは拡散係数
が大きく、ドレイン層は深くなる。その結果、特にゲー
ト拳チャネル長の短い微細なMOS  )ランジスタで
は、横方向の寸法に比較して縦方向の寸法が極端に大き
くなシ、良好な動作特性を得ることができなくなる(例
えばアプライド・ソリッド・ステート・サイエンスのサ
ブリメント2A (1981年)中の「フイジクス第2
’  MOS  )ランジスタj (J、R,Brew
s 1’Physics of MOS  Trans
istor“、lnD、Kahng、 gd、、  A
pplied 5olid 5tateScience
、  Supplement 2A、Academic
Press 、 New York、  1981 )
 )。
また、Si中のキャリアの移miは大きくない。
したがって、St 基板中にBやAs等をイオン注入す
ることによって形成されたドレイン層の抵抗は高くなり
、MO8素子の特性を悪化させる。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明の半導体装置は、ドレイン層として、Si基板に
不純物イオンを注入してなる層の代りに、不純物をドー
プしたゲルマニウム(Ge)ま7’cldGe と S
iとの混晶を主成分とする膜を用いたものである。
また、本発明の製造方法は、ゲート電極のfJl壁を絶
縁膜で覆った上で、ドレイン形成領域をエツチングで除
去し、そこにGe”またはGeとSiとの混晶を主成分
とする膜を形成するものである。
〔作 用〕
Ge はSt に比較してキャリアの移動度が大きいこ
とからドレイン層の抵抗が低くなる。
また、ドレイン層の深さは基板のエツチングで制御でき
、浅く形成することが可能である。
Geの代シにGeとSi  との混晶を用いた場合もほ
ぼ同様である。
〔実施例〕
(実施例1〕 第1図は本発明をpまたはnチャネルMO8形トランジ
スタに適用した場合の一実施例を示す断面図である。第
8図と同一記号は同一部分を示し、1は81基板、2は
5102からなるゲート絶縁膜、3は多結晶Siからな
るゲート電標、4はソース、6は5102からなる素子
分離用絶縁膜であシ、7はゲート側壁絶縁膜である。8
はドレインを形成するGe層であり、pチャネルMO8
形トランジスタではp形Ge層、nチャネル間O8トラ
ンジスタではn形Ge層を用いる。このようにこの構造
の特徴は、ドレイン層としてGe層8を用いていること
にある。
次に、本実施例のMO8形トランジスタの動作原理につ
いて説明する。まず、pチャネルのMO8形トランジス
タについて、第2図に示す、ゲート絶縁膜直下のソース
ーテヤネルー ドレイン部分のエネルギーバンド図を用
いて説明する。なお、第2図では、簡単のためソースと
ドレインとを同電位としである。
fjg2図(a)は、ゲート電極の電位を制御し、チャ
ネル(ゲート電極下〕をオフ状態としたときのエネルギ
ーバンド図であυ、ソースの価電子帯の正孔は、ソース
−チャネル間の電位障壁を越えられないので、ソースと
ドレイン間に電圧を印加しても、ソースー ドレイン間
の電流は流れない。
次に、ゲート電極の電位を制御して、チャネルをオン状
態とすると、第2図(b)のようなエネルギーバンドと
力る。ノース−チャネル間の障壁が小さくなるので、ソ
ースとドレイン間に電圧を印加すれば、両者間に電流を
流すことができる。すなわち、従来のSipチャネルM
O8形トランジスタとほとんど同様な動作特性を示すこ
とになる。
次に、nチャネルMO8形トランジスタの動作原理につ
いて、第3図のエネルギーバンド図を用いて説明する。
第3図(a)は、ゲート電極の電位を制御し、チャネル
をオフ状態とした場合のエネルギーバンドであシ、ソー
スの伝導帯の℃子はソース−チャネル間の電位障壁を越
えられないので、ソースとドレイン間に電圧を印加して
も電流は流れない。次に、ゲート電極の電位を制御して
チャネルをオン状態とすると、第3図(b)のようなエ
ネルギーバンド図となシ、ソース−チャネル間の障壁が
小さくなるので、ソースとドレイン間に電圧を印加すれ
ば、両者間に電流が流れる。すなわち、従来のSt n
チャネルMO8形トランジスタとほとんど同様な動作特
性を示すことになる。
本実施例のMO8形トランジスタの特徴の1つは、従来
のソース・ドレインともにSt のMO8形トランジス
タと比べて、浅くしかも低抵抗のドレイン層が得られる
ことである。これは、Ge がStに比べ電子と正孔の
移動度が高いことに由来している。例えば、p形不縞物
濃度を1019cm−3とした場合で、Siの抵抗率約
9に10−301に対し、Geのそれは約2.5 X 
10−3ΩG、であシ、不純物濃度を1020m−3と
した場合で、St約1.2X10−3Ωmに対しGe 
5,5 x 10−4Ω備と、Geの抵抗率はSiに比
較して約1/3〜1/4と小さい。n形の場合も同様で
、不純物濃度を1019cm−3とした場合で、Stの
抵抗率6X10−3Ωαに対しGe は1.5 X 1
0−3Ωm1不純物濃度を10200R−3とした場合
で、Si約7X10’Ωαに対してGo約3.5 X 
10−’飴と、Stに比較してGeの抵抗率は約1/2
〜1/4と小さい。
次に、このような本発明によるMO8形トランジスタの
形成方法について述べる。まず、本発明の特徴であるド
レイン層のGe膜の形成方法について説明する。CVD
法により、06H4ガスを含むガス雰囲気中でSt基板
を処理すると、基板温度250℃以上で、Geの膜をS
i基板上に選択的にエピタキシャル成長でき、例えばS
iO2等の絶縁体膜上にばGe膜は堆積しない。このと
き、GeH4ガスと同時に、例えばPI(3ガスあるい
はAsH3のような■族元素を構成元素とするガスを導
入すると、PあるいはA8等のV族元素をaeエピタキ
シャル膜に添加できることになシ、n形のGe膜が得ら
れる。なお、GeがSi 上のみに選択的にエピタキシ
ャル成長する性質は、P)I。
やA s Hs 等のガスを同時に導入しても変わ9は
ない。一方、上で述べ九Geのエピタキシャル成長で、
PH,やA11)Is等のV族元素を構成元素とするガ
スの代わ9に、B2 H6、At(CHs )8 *G
a (CHs )s等の■族元素を構成元素とするガス
を用いれば、同様に、p形Geのエピタキシャル膜が得
られる。
また、Si上へのGeの選択エピタキシャル成長は、G
41Ct4ガスとH2ガスとを用いることによっても可
能である。ただし、その際には、GeH4ガスを最初に
導入するなどして、Geの核を形成する必要がある。ま
た、GeCLsとH!とによるGeの選択エピタキシャ
ル成長温度は400℃以上であシ、GeH4を用いた場
合より高い。
次に、とのGeの選択エピタキシャル成長を用いた実施
例のトランジスタの製造工程について第4図を用いて説
明する。まず、通常のMO8形トランジスタの製造工程
と同様に、素子分離用絶縁膜6およびゲート絶縁膜2會
形成し、ゲート電極3のバターニングを行なった後、ゲ
ート電極3の周囲を覆うS io、等の絶縁膜7を形成
する(第4図(a))。例えば、ゲート電極3として多
結晶Stを用いれば、上記絶縁膜Tは、このゲート電極
3の表面を熱酸化することにより容易に形成できる。
もちろん、CVD等の方法によって形成してもよい。次
に、ソース4となる領域(ソース形成領域〕には不純物
がイオン注入され、ドレインとなる(ドレイン形成領域
)にはイオン注入されないように、レジスト等のマスク
膜9を形成する。この状態で、nチャネルMO8形トラ
ンジスタを形11−jる場合にはAs等の■族元素を、
pチャネルMO8形トランジスタを形成する場合にはB
等の■族元素をイオン注入し、ソース層4を形成する(
第4図(b)〕。次いでマスク膜9を除去し、イオン注
入した不純物を活性化する熱処理を行なう。次に、ソー
ス層4上にレジスト等のマスク膜10を形成し、ドレイ
ン形成領域上の絶縁膜2を除去する(第4図IC))。
次に、ドレインとなる領域のSi層を選択エツチングす
る(第4図(d))。さらに、前述のGeの選択エピタ
キシャル成長法によシ、ドレインとなるp形あるいはp
形のce層8を形成することによル、第1図に示したよ
うな本発明によるMO8形トランジスタができる(第4
図(e))。
ここで、上記工程において、第4図(c)で示したソー
ス層4上にマスク膜10を形成する工程を省いても特に
問題はなく、第5図に示すようになる。
1ず、ドレイン形成領域上の絶縁膜2のエツチングの際
に、ソース層4上の絶縁膜2もエツチングされ、第5図
(a)の構造になる。次に、ドレイン形成領域のSiの
選択エツチングを行なうと、第5図(b)のように、ソ
ース層4の一部もエツチングされる。しかし、イオン注
入によって形成したソース層4の深さよシ浅く、Siを
エツチングするようにすれば、十分にソース層4を残す
ことができる。次に、前述したよりなGeの選択エピタ
キシャル成長法で、p形あるいはp形のGe層8を形成
すれば、第5図(c)の構造となる。このとき、ソース
層4上に形成されたGe 層8Aは、トランジスタの特
性に特に悪影響を与えることはなく、むしろ素子構造が
平坦になって、次J5の配線層等の形成が容易となる利
点を有する。
以上説明し喪ように、ドレインの深さは、第4図(d)
あるいは第5図(b)で説明したSi基板1のエツチン
グ深さで決まる。この際、ソースとドレイン領域は、ゲ
ート電極3直下まで達していないと、オフセットゲート
となシ、MO8形トランジスタの特性が悪くなる。した
がってSiのエツチングを完全に等方的に行なえば、S
i のエツチング深さは、ゲート側壁絶縁膜γの厚さよ
シわずかに深くすれば十分である。ゲート側壁絶縁膜厚
は、10nmH度まで薄くできるので、ドレインの深さ
も10 nm柱度でで浅くすることができる。従来のイ
オン注入および熱処理による活性化の技術ゼは、100
〜200 nrnが限反でちることと比べると、著しく
浅くできることとなシ、これにより、良好な特性を有す
るチャネル長1100n以下のnチャネルまたはpチャ
ネルのMO8形トランジスタが実現できる。また、ドレ
イン層は、基板の上方向には任意に厚くできるので、例
えば第5図において、グー、ト電極3および素子分離用
絶縁膜6の厚さく上面の高さ)をほぼ等しくした上で、
ドレイ/としてのエピタキシャルGe層8およびソース
上のエピタキシャルGe層8Aの厚さを制御すれば、容
易に第6図に示すような平坦な構造が得られる。したが
って、次層の配線層の形成が容易になシ、またドレイン
の抵抗も一層低減できる。
このようにビレ1ンの抵抗を低クシ、マたその深さを浅
くできることにより、次のような利点がある。すなわち
、ドレインの抵抗が低くでさると、MO8形トランジス
タの高置1波特性(あるいは動特性〕が良好になシ、応
答速度が速くなるため、高速回路が構成できるようにな
る。また、拡散層深さを浅くできると、公知の短チヤネ
ル効果が生じにくくなるので、短チャネルの微細なMO
8形トランジスタを形成しても、その特性の安定性・再
現性が失われることはなく、高速動作をする素子ができ
ることになる。
ところで、同様にソースについてもGe層を用い、浅く
かつ低抵抗のソース層を形成することが考えられる。し
かしながら、その場合、nチャネルMO8)ランジスタ
については、Si のエネルギーバンドの伝導帯下端の
エネルギーレベルとceのそれとの差が約0.1eV 
と小さいため、はとんどMO8形トランジスタの特性に
影響はないが、pチャネルMO8形トランジスタの場合
は、Siのエネルギーバンドの価電子帯上端のエネルギ
ーレベルはGeのそれに比べて0.3eV程度低い。し
たがって、ゲート電極の電位を制御して、チャネルをオ
ン状態とした場合のエネルギーバンド図(ここでは量率
のため、ノース−ドレインを同電位としである〕は、第
7図に示すようになる。同図より明らかなように、pチ
ャネルMO8形トランジスタの王な中ヤリアである正孔
が流れる価電子帯のソースとチャネルとの間に、0.3
eV程度の段差が生じる。ソースの価電子帯上端付近に
ある正孔が、チャネルに流れ込むためには、この0.3
eV程度の段差を越える必要が生じ、ソースとチャネル
間に比較的大きな抵抗が挿入された場合と同様となる。
したがって、このような、ソース・ドレインfp形Ge
層を用いfc、pチャネルMO8形トランジスタの特性
は悪くなってしまうととになる。すなわち、nチャネル
MO8形トランジスタでは良好な動作をするが、pチャ
ネルMO8形トランジスタについては必ずしも特性が良
くなるとは限らない。
これに対し、上述したようにドレインのみをGeとした
場合には、第2図および第3図を用いて説明した通う、
p形およびn形のいずれについても、良好な特性を有す
るMO8形トランジスタが形成でき、CMOS構成の集
積回路を構成することが可能となる。
(実施例2) 以上、ドレインとしてGe 層を用いた例について示し
たが、Ge層を、GeとStとの混晶としても、はぼ同
様の効果が得られる。なお、Ge膜に同族の元素、例え
ば炭素やスズなどが、1〜2チ程度混入しても、はとん
ど同様のものが得られる。
Ge −S i混晶をエピタキシャル成長させる方法と
しては、例えばGeH4等のGeを構成元素とするガス
とSiH4や5i2H−等の81 を構成元素とするガ
スとを用いたCVD法がある。低温での成長を考えると
、GGH4ガスと S 12H6ガスとを用いる方法が
最適であるが、Si のn度を高くする(すなわちSi
2H6ガスの比率を増大させる)はど膜形成温就を高く
する必要が生じてくる。例えば、GeとSt  との比
率を1=1程度にした場合で約600℃以上必要となる
なお、上記のCVD法によるGeSi混晶の形成法では
、絶縁膜上にもGe−3i 混晶が多結晶膜として堆)
λするので、第4図、第5図で説明した選択成長を用い
た工程は用いることはできない。したがって、Ge−3
i晶晶を地積した後に、不要なGe層−8i混晶を、公
知のフォトリングラフィおよびエツチングを胞すか、ち
るいはリフトオフを利用するなどの方法によ)、不要な
Ge −3i 混晶を除去すればよい。また、リングラ
フィを用いず、エツチングのみによシネ要なGe−3i
混晶を除去する方法として、例えば第5図(a) 、 
(b)に示したと同様の工程でソース層4を形成し、S
i基板の選択エツチングを行なった後、全面にGe−5
i混晶層を堆積させ、さらにその上に流動性の局いレジ
スト等の材料を塗布して表面を平坦にした上で、公知の
イオンスパッタ法等によシ表面から一様にエツチングし
、ゲート電極上のGe −8i混晶層を除去する方法が
ある。この方法によればセルファライン工程によp、G
e−8i混晶層をソース・ドレイン領域に形成できるこ
とになる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、キャリアの移動
度の大きいGeまたはGeとStとの混晶を主成分とす
る膜をドレインとして利用することによム浅くてしかも
低抵抗のドレインが形成できる。また、Ge膜の厚さを
制御することによ)、平坦で、ソース・ドレイン直列抵
抗が小さい構造が実現できる。したがって、本発明を用
いれば、良好な特性を有するチャネル長0.1μm以下
のpチャネルおよびnチャネルのMO8形トランジスタ
が形成でき、高速な動作特性を有する高性能の微細なC
MOS FET を用いた集積回路が実現できることに
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すMO3形トランジスタ
の断面図、第2図および第3図はその動作を説明するだ
めのエネルギーバンド図、第4図および第5図はそれぞ
れ製造方法の一例を示す工程断面図、第6図は変形例を
示す断面図、第7図は本発明の詳細な説明するために示
したソース・ドレインをGe とした場合のエネルギー
バンド図、第8図は従来例を示す断面図である。 1・・・・81基板、2・・・・ゲート絶縁膜、3・・
・φゲート電極、4・・・・ソース層、7・・=・ゲー
ト側壁絶縁膜、8・・・・Ge層。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリコン基板上にゲート絶縁膜を介して形成した
    ゲート電極と、このゲート電極を挾んで半導体基板に形
    成されたソースおよびドレインとを備えた半導体装置に
    おいて、ソースをシリコン、ドレインをゲルマニウムま
    たはゲルマニウムとシリコンとの混晶を主成分とする膜
    によつてそれぞれ構成したことを特徴とする半導体装置
  2. (2)シリコン基板上にゲート絶縁膜を介してゲート電
    極を形成する工程と、このゲート電極の側壁に絶縁膜を
    形成する工程と、ソース形成領域のシリコン基板に不純
    物を導入してソースを形成する工程と、ドレイン形成領
    域のシリコン基板をエッチングにより除去する工程と、
    このドレイン形成領域にゲルマニウムまたはゲルマニウ
    ムとシリコンとの混晶を主成分とする膜を形成する工程
    とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. (3)ゲルマニウムまたはゲルマニウムとシリコンとの
    混晶を主成分とする膜の形成をゲルマニウムを構成元素
    とするガスを含むガス中で行なうことを特徴とする特許
    請求の範囲第2項記載の半導体装置の製造方法。
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