JPS63132861A - 新規なアクリル系化合物 - Google Patents

新規なアクリル系化合物

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JPS63132861A
JPS63132861A JP28152486A JP28152486A JPS63132861A JP S63132861 A JPS63132861 A JP S63132861A JP 28152486 A JP28152486 A JP 28152486A JP 28152486 A JP28152486 A JP 28152486A JP S63132861 A JPS63132861 A JP S63132861A
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JP
Japan
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tda
acrylic compound
expressed
raw material
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Naoki Ikeda
直紀 池田
Yuji Kawashima
川嶋 右次
Koichi Murai
村井 孝一
Keiun Kodo
黄堂 慶雲
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New Japan Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、3,4−ジカルボキシ−1,2,3゜4−テ
トラヒドロ−1−ナフタレンコハク酸(以下rTDAj
と称する)又はその−若しくは二無水物より誘導され、
硬化性樹脂組成物原料として好適な新規なアクリル若し
くはメタクリル化合物(以下「アクリル系化合物」と称
する)に関する。
[従来の技術] TDA及びその無水物(以下rTDA類」と称する)は
、無水マレイン酸とスチレンとを反応させることにより
容易に合成されるテトラカルボン酸及びその無水物であ
って、様々なエステルやイミドの原料として、又、エポ
キシ樹脂硬化剤として使用される。
アクリル系化合物は、優れた硬化性を有し、かつ得られ
る硬化物の物性に優れており、塗料、インキ、接着剤、
成型物等の原料として広く用いられている。なかでも多
価カルボン酸と、水酸基若しくはグリシジル基を有する
アクリル系化合物との反応生成物は、光硬化性樹脂組成
物や接着性組成物の原料として非常に有用でおる。
「発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来の多価カルボン酸より誘導されるア
クリル系化合物では硬化性、接着性、耐熱性等において
未だ十分な性能は得られていない。
そこで、本発明者らは上記現状を解決するため、高い硬
度、強度を有し、かつ硬化性、接着性、耐熱性に優れる
アクリル系化合物を開発すべく、鋭意研究を重ねた結果
、先のTDA類と、水酸基若しくはグリシジル基を有す
るアクリル系化合物とを反応させることにより得られる
新規なアクリル系化合物が、所期の目的を充分満足し得
ることを見い出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、硬化性樹脂組成物原料として有用な新
規なアクリル系化合物を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係るアクリル系化合物は、下記の一般式で表わ
される。
(式中、A1−A4は水素、又はアクリロイル基若しく
はメタクリロイル基を有する置換基を表わし、その少な
くとも1つは当該置換基でおる。)本発明に係る新規な
アクリル系化合物は、例えば以下の方法により製造する
ことができる。
1、TDAの無水物と、水狼基を有するアクリル系化合
物とを50〜150’Cで数時間反応させる。
ρ1 2、TDAと、グリシジル基を有するアクリル系化合物
とを50〜150’Cで数時間反応させる。
3、TDA類と水酸基を有するアクリル系化合物とを、
硫酸、リン酸、p−トルエンスルホン酸等の酸触媒やテ
トラアルキルチタネート等の有は金属触媒、酸化第−錫
等の金属触媒に例示される汎用のエステル化触媒の存在
下、50〜150°Cで数時間反応させる。
4、前記1で得られた生成物と、グリシジル基を有する
アクリル系化合物とを50〜150℃で数(生成物には
置換基の位置による各々4種類の異性体が存在する) 上記の各製造法において好適な溶媒としては、ベンゼン
、トルエン、クロルベンゼン、1,4−ジオキサン等が
例示されるが、当該溶媒の使用は必須のものではない。
上記の1.2及び4の製造法は無触媒下でも行なうこと
ができるものの、反応時間を短縮するためには触媒を用
いるのがより好ましい。用いられる触媒としては、例え
ばトリエチルアミン、トリエタノールアミン、N、N−
ジメチルアニリン等の第3級アミン、ジメチルアミン塩
酸塩、ジエチルアミン酢酸塩、ジメチルアミン硫酸塩等
のアミン塩等が挙げられ、その添加量は、0.01〜2
重量%、好ましくは0.05〜0.5重量%である。
上記の各製造法において熱重合を抑えるために熱重合禁
止剤を0.01〜0.1%程度添加して反応を行なうこ
とが好ましい。用いられる熱重合禁止剤としては、ベン
ゾキノン、ナフトキノン等のキノン類、ハイドロキノン
、ハイドロキノンモ。
ツメチルエーテル、p −tert−ブヂルカテコール
等のフェノール類、ナフテン酸銅等の金属塩化合物等が
例示される。更に、反応系に空気等の酸素含有ガスを少
旦ずつ供給することによっても熱重合を抑制することが
できる。
水酸基を有するアクリル系化合物としては、2−ヒドロ
キシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロ
ピル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールモ
ノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールモ
ノ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンジ(
メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ
)アクリレート等が例示される。
又、グリシジル基を有するアクリル系化合物としてはグ
リシジル(メタ)アクリレート、エポキシステアリル(
メタ)アクリレート、ビスフェノールA型又はビスフェ
ノールF型エポキシ等の21固のグリシジル基の1個が
(メタ)アクリレート化された化合物等が例示される。
これらの化合物は単独で用いても2種以上混合して用い
てもよい。
本発明に係る新規なアクリル系化合物は、重合開始剤、
増感剤等を加えることにより光や熱によって速やかに硬
化させることができる。
得られた硬化物は、高い硬度、強度を有し、かつ優れた
接着性、耐熱性を有し、更には透明性、電気特性も良好
であることより、塗料、インキ、接着剤、成型物等の各
種用途に好適である。
[実施例] 以下に実施例を示し、本発明を詳説する。
実施例1 TDA−無水物31.8tj(0,’1モル)、2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート13.9tJ(0゜12モ
ル)、トリエチルアミン20mg、ハイドロキノンモノ
メチルエーテル5mg、1,4−ジオキサン100dの
夫々を反応容器中に仕込み、80°Cで6時間反応を行
なった。冷却後、得られた無色透明な均一溶液をジエチ
ルエーテル中に注ぎこみ、白色の沈澱物を得た。、得ら
れた沈澱物を更にジエチルエーテルで数回洗浄した後、
減圧乾燥を行ない、TDAモノアクリロイルオキシエチ
ルエステル39.5tj(収率91%)を得た。
この化合物は白色粉末で、その融点は150〜152℃
であった。元素分析値、特性赤外線吸収2−ヒドロキシ
エチルメタクリレート263(0,2モル)、トリエチ
ルアミン30m’J、ハイドロキノンモノメチルエーテ
ル5Irtgの夫々を反応容器中に仕込み、75℃まで
昇温した。昇温後TDA二無水物30y (0,1モル
)を徐々に添加しながら1時間反応した。その後85℃
の条件下で5時間反応を行ない、無色透明で半固体状の
TDAジメタアクリロイルオキシエチルエステルを56
3得た。元素分析値、特性赤外線吸収(クロロホルム溶
液法)及びNMRデータ(溶媒:d4メタノール)を表
に示した。
実施例3 アクリル系化合物として2−ヒドロキシエチルアクリレ
ート23.29を使用した以外は実施例2と同様にして
TDAジアクリロイルオキシエチルエステルを53.2
g得た。このものは無色透明な常温で流動性のない粘稠
液体でおった。元素分析値、特性赤外線吸収(クロロホ
ルム溶液法)及びNMRデータ(溶ts:d4メタノー
ル)を表に示した。
実施例4 アクリル系化合物として2−ヒドロキシプロピルメタク
リレート28.89を使用した以外は実施例2と同様に
して、無色透明で半固体状のTDAジメタクリロイルオ
キシプロピルエステルを58.87得た。元素分析値、
特性赤外線吸収(クロロホルム溶液法)及びNMRデー
タ(溶媒:d4メタノール〉を表に示した。
実施例5 2−とドロキシエチルメタクリレ−1〜269(0,2
モル)、トリエチルアミン30m’J、ハイドロキノン
モノメチルエーテル5msを反応容器中に仕込み、75
°Cまでn温した。昇温後TDA二無水物3010’、
1モル)を徐々に添加しながら1時間反応した。その後
85°Cの条件下で4時間反応を行なった。その俊50
℃に冷却し、グリシジルメタクリレート2EL 49 
(0,2モル)を加え、95℃の温度条件下で5時間反
応を行ない、TDAジメタクリロイルオキシエチルジー
2−ヒドロギシ−3−メタクリ口イルオキシプロピルエ
ステルを84.4g得た。このものは無色透明な常温で
流動性のない粘稠液体である。元素分析値、特性赤外線
吸収(クロロホルム溶液法)及びNMRデータ(溶媒:
d6アセトン)を表に示した。
第1表元 素 分 析

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記一般式で示される新規なアクリル系化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、A^1〜A^4は水素、又はアクリロイル基若
    しくはメタクリロイル基を有する置換基を表わし、その
    少なくとも1つは当該置換基である。)
JP28152486A 1986-11-25 1986-11-25 新規なアクリル系化合物 Expired - Lifetime JPH0791226B2 (ja)

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JP28152486A JPH0791226B2 (ja) 1986-11-25 1986-11-25 新規なアクリル系化合物

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JPS63132861A true JPS63132861A (ja) 1988-06-04
JPH0791226B2 JPH0791226B2 (ja) 1995-10-04

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