JPS63132667A - カテ−テル - Google Patents

カテ−テル

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JPS63132667A
JPS63132667A JP62226243A JP22624387A JPS63132667A JP S63132667 A JPS63132667 A JP S63132667A JP 62226243 A JP62226243 A JP 62226243A JP 22624387 A JP22624387 A JP 22624387A JP S63132667 A JPS63132667 A JP S63132667A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の背景コ この発明は気球血管形成術に関し、特に多数の気球を利
用する血管形成術カテーテルシステムや、それらのカテ
ーテルを利用する血管形成術の手順に関するものである
冠状気球血管形成術は、狭窄の閉塞した冠状動脈の脈管
再生のためのバイパス手術に代わる現在実行可能な唯一
のものとして明らかになっている。
トランスルミナール血管形成術は末梢動脈疾患に適用さ
れるけれども、それは冠状動脈疾患の治療に最も幅広く
用いられる。バイパス手術と異なり、経皮血管形成術は
、一般的な麻酔法、胸壁の切開、体外の環流、あるいは
血液の輸注を必要としない。
経皮冠状血管形成術は患者への細菌の侵入や外傷が少な
いだけでなく、血管形成術を受ける患者は病院に入院す
る期間や手術後の回復期間もより短いので費用も少なく
てすむ。
経皮トランスルミナール血管形成術は、鼠径部の一方(
こ特別に設計された針でもって皮膚に穿刺し、その後、
案内カテーテル(典型的には8または9フランスサイズ
)を大動脈および冠状動脈口に導入することによって実
行される。予め決められた大きさと直径を有する、膨張
と収縮が可能な気球を内蔵している、より小さな口径の
カテーテルは、目標とする動脈の開口部内に位置決めさ
れる案内カテーテルに通される。(負の圧力によって全
体的にすぼませられた気球を有する)この気球カテーテ
ルは、拡張させられることが必要な閉塞点に向かって目
標とする動脈の内側を進ませられる。カテーテルの気球
部分が動脈の閉塞部分の内側に適当に位置づけられたま
まで、X線透視診断観察下において、気球は、閉塞部分
のアテローム性の血小板の抵抗に打ち勝つのに十分な圧
力でもって、塩分と混合した造影剤を注入することによ
ってふくらませられる。
案内カテーテルを操作している間、特に気球カテーテル
が動脈の狭くなった部分の中に進ませられている間、X
線透視診断は広範囲に用いられる。
しかしながら、X線透視診断下では、動脈を解剖学的に
普通は見ることができないので、造影材料が用いられる
。造影剤が動脈に注入されると、その造影材料が動脈中
の血液の流れとともに流れ去るまでは、動脈の解剖学的
構造の詳細は簡単にみることができる。放射線写真とし
ての動脈撮影像は、可視状態のその短い瞬間中、記録さ
れる。もし、その解剖学的な構造が複雑で、特別の動脈
の導管を気球カテーテルでもって通り抜けることが困難
ならば、その手順中においてしばしば造影剤を注入する
ことが必要となる。しかしながら、与えられる患者に用
いることができる造影材料の量には制限がある。たとえ
ば、正常な人間に対するレッグラフイン−76の上限は
体重1キログラムにつき、はぼ3ccである。肉体的に
病気である人間に対する耐容量は実質的にはより少ない
かもしれない。過剰の造影材料は腎臓、肝臓および脳に
対して有毒であり得る。
20−30秒と1,2分との間の時間にわたって複数回
、狭窄部において気球をふくらませること(膨張してい
る間、血液を流させながら)によって、動脈の閉塞され
た部分の所望の拡張が達成され得る。所望の結果が気球
膨張によって獲得されると、案内カテーテルと気球カテ
ーテルとは(気球は負の圧力でもって完全にすぼませら
れた状態で)、動脈から引込められ、その手順が成功裡
に終えられる。
アテローム性の冠状動脈疾患は治すことができない。バ
イパス手術も気球血管形成術も一時緩和の治療法として
考慮されるものである。バイパス手術または冠状血管形
成術後の疾患の再発は一般によく起こることで、手術を
繰返すことは疾患の性質によりめずらしくはない。患者
は初期には単一血管性の冠状動脈疾患として発病し、そ
の後、複数血管性の疾患へと多年にわたって緩やかに進
行するもしれない。薬物治療、バイパス手術あるいは血
管形成術は症状を和らげるのに役立つが、それらは一般
的には疾患の緩やかな進行を防ぐことはできない。
バイパス手術の費用は血管形成術の費用の2ないし2,
5倍であり、バイパス手術はより侵入性でより外傷性で
あり、より長い入院期間と、手術後のより長い回復期間
を必要とするので、血管形成術に対する将来の需要は、
医者の技能と装置技術が発展するにつれて増大するもの
と予想される。
米国で実行される冠状動脈血管形成術の数は、1990
年代の初期から半ばまでには1年につき450.000
または500.000ケースへと2倍または3倍になる
であろうと見積られている。
また、複数血管性の血管形成術のケースの数は単一血管
性の血管形成術のケースの数の2〜2.5倍になるであ
ろうと見積られている。これは、冠状血管形成術のケー
スの70〜80%が単一血管の拡張であるという198
6年の状況からのドラマティックな変化であろう。複数
血管性の冠状血管形成術の予想される将来の発達は重大
な技術的および患者の関心を含んでいる。今日の冠状血
管形成術の技術は、単一血管性の疾患、よって単一血管
の拡張に取組むために設計された独創的な単一気球概念
に基づいている。しかしながら、単一気球技術は大抵の
複数血管性疾患の状況の要求を満たすには不充分である
典型的な冠状血管形成術中においては、その手順に要す
る時間の大部分は、気球が、目標とする動脈の閉塞され
た部分の内側でふくらませられ得る前に、必要な一定の
予備段階に使われる。実際、血管を拡張する真の仕事に
要する時間は全体の手順に要する時間の20%よりも少
ない。予備的な段階は、患者の(無菌的)準備、鼠径部
の準備と針の穿刺、案内カテーテルを導入するための動
脈への案内線の挿入、動脈のヘパリン化、目標とする冠
状口にカニユーレを挿入するための案内カテーテルの操
作、動脈内への造影剤注入を用いて放射線写真撮影をす
る予備的な動脈造影を含む。さらに、気球カテーテルは
、案内カテーテルの管を通って目標とする動脈内に導入
され得る前に準備されなければならない。気球カテーテ
ルの準備に要する時間は、最小でも15−20分かかる
。X線透視診断法と造影剤は、案内カテーテルと気球カ
テーテルの操作中、とりわけ、気球の先端によって再び
開けられるべき閉塞された部分に向かって動脈の内側を
通して、気球の先端が操作されているときに幅広く用い
られる。時には、その手順に要する時間の大部分および
造影剤の許容総量の制限量が1つの手順のこの局面にお
いて使い果たされる。その手順が長びけば長びくほど、
心臓へのカテーテル挿入中において合併症の危険がより
大きくなることは、医学的な知識から明らかである。同
様に、造影材料の体積が大きくなればなるほど、脳およ
び/または肝臓の損傷を含んで、腎臓を衰えさせ、また
は組織に毒性をもたらす可能性がより大きくなる。
トランスルミナール血管形成術に用いられるべ 。
き気球の大きさと直径は、拡張されるべき動脈の閉塞さ
れた部分の大きさと本来の直径にほぼ匹敵すべきである
。もし、気球の大きさと直径が本来の動脈よりも小さい
ならば、気球血管形成術の結果は最適以下で、より大き
な大きさをもった気球でもって第2の拡張を必要とする
ものである。ある場合では、その結果は失敗した手順で
あり、それは第2の別々の血管形成術の手順(とりわけ
、もし、過剰の造影材料が既に用いられていたならば)
、あるいはバイパス手術を必要とするかもしれない。も
し、気球が本来の血管の閉塞された部分に関して大きす
ぎるならば、動脈の内壁は動脈の残余部分から切り裂か
れ、心筋層の目標とする領域への血液の流れの全体的な
停止を引き起こして、完全に血管を塞ぐかもしれない。
この併発は、希な場合を除いては、鋭い心筋梗塞をもた
らし、緊急のバイパス手術を必要とする。もし、鋭い閉
塞が大きな梗塞をもたらすならば、死ぬ可能性がある。
冠状血管形成術用として要求される最も一般的な気球の
直径は2.0mm、2.5mm、3.0mmおよび3.
5mmである。2.0mmおよび2.5mmの気球は、
小さな口径の冠状動脈を持つ患者に、あるいは普通の大
きさの冠状動脈を持つ患者の末端の冠状枝に用いられる
。3、0mmおよび3.5mmの気球は、一般的には中
央に近い、より大きな本来の冠状動脈に用いられる。も
し、患者が右または左の冠状動脈系において単一の閉塞
を有しているならば、それに匹敵する直径と大きさとを
持つ単一の気球カテーテルが、予定された拡張手順のた
めに選択されるであろう。気球が本来の動脈の閉塞した
部分の内側でふくらませられると、その気球は、一般的
に150psiまでの最大許容圧力下において、独創的
な予め形作られた形状と直径を維持すべきである。PV
C(ポリビニルクロライド)のようなポリマーやポリエ
チレンの種々の誘導体が冠状血管形成術用気球カテーテ
ルを製造するのに相応しいものと証明されている。マイ
ラー材料の変形を含む新しいポリマー誘導体は、非常に
薄い壁をもった拡張気球を作るための高い抗張力と潜在
力を有するので、普及性を得ている。
単一の病巣の拡張において、気球カテーテルの独創的な
選択が不適当であり、そのために第2の気球カテーテル
がその手順を成功裡に完了させるために必要であるとい
う実例があるけれども、適当な大きさの気球カテーテル
を選択することは比較的簡単である。しかしながら、複
数血管性の疾患においては、気球カテーテルの選択は複
合的で複雑になる。たとえば、患者は左の冠状動脈にお
いて3つの病巣を有しているかも・しれなく、そしてそ
の3つのすべての病巣には、気球血管形成術を成功させ
るために個々に接近されるかもしれない。しかし、その
ような病巣は、左前方下向きの動脈(LAD)の中央に
近い部分において360mmの病巣、LADの末端部分
において2.0mmの病巣および多数の鈍形の縁をもっ
た動脈において2.5mmの病巣といったような異なっ
た大きさを持つ血管内におけるものであるかもしれない
。現在、利用可能な気球カテーテルでもって、これらの
3つの異なった大きさを持つ病巣の血管形成術を行なう
ことは必ずしも不可能でないかもしれないが、それは厄
介で能率の上がらないものとなる。各病巣に対して、匹
敵する気球カテーテルは、取替えられ、おびただしい造
影剤注入でもって行なわれる透視診断下において目標と
する病巣の中で操作される。これを3回連続的に行なう
ことは、手順に要する時間がざっと3倍、造影剤の量が
3倍、および最小限3つの別々の気球カテーテルとそれ
らの付属装置が必要となる。1°990年代においては
、450,000ないし500゜000のほぼ3分の2
の患者が、複数血管性の冠状血管形成術を必要とするで
あろうという予測を考慮すると、複数血管性の冠状血管
形成術用に特別に設計された(相応しい)、より効率的
でコストが有効的な血管形成術気球システムを与える、
気球血管形成術の大きな進歩に対する必要性があること
は明らかである。
[発明の概要] この気球血管形成術用のカテーテルの発明は、異なる大
きさの複数の血管の拡張用として特別に設計されている
。この発明はまた、先行技術でもって可能なものよりも
かなり短い時間で、患者に対しては意味のあるだけ危険
性を減じて、複数血管性の血管形成術の手順を実行する
のにこの新しいカテーテルを用いる方法をも含んでいる
本発明のカテーテルは、予め決定された、異なった大き
さの、複数個の個々に膨張および収縮可能な気球をもっ
ている複数管型のカテーテルである。気球は同軸で、そ
れらの気球の少なくとも2つは同中心で、すなわち、1
つの気球はよ・り大きな、別々に膨張可能な気球の内側
にある。
本発明は、現存する、商業的に利用可能な案内線や案内
カテーテルに対して互換性を持つように、せいぜい、そ
れらの現存するシステムの最小変形ですむように設計さ
れる。
本発明で利用される気球は、血管形成術用気球に独特な
厳しい要求を満足しなければならない。
それらの要求は以下のようなものである。(a)気球は
、意味のある、あるいは過膓の拡張または形の崩れなし
に、その予め決められた正確な直径とその独創的な形状
を、高い膨張圧力下(典型的には150psiまたはそ
れ以上まで)において維持しなければならないこと。(
b)気球の組立てに用いられる材料は高い抗張力を何し
、前述の高い圧力に対して膨張している間に破裂しない
こと。(C)気球は、オペレータの外部からのコントロ
ールのもとにおいて独立して膨張および収縮可能なもの
であること。(d)気球の断面プロフィールは、目標と
する動脈の狭窄部分のきつく、時には非常に堅い内部管
を通過し得るように負の圧力で収縮されるとき、低いこ
と(0,035イシチないし0.065インチまたはそ
れより小さい直径)。(e) ICの材料は、気球カテ
ーテルが、気球カテーテルの前方の動脈内に既に位置づ
けられた案内線の上をたどり、または進むことによって
、曲がりくねった、時には不規則な動脈を通り抜けるこ
とができるように弾力性もあり可撓性も有していること
したがって、本発明に従うと、気球血管形成術を実行す
るためのカテーテルが与えられ、そのカテーテルは、そ
の中を通ずる複数の管を有している細長い可撓性のある
カテーテルシャフトと、そのシャフト上に閉塞した血管
形成術用の複数個の気球とを備え、気球の各々の内部は
、その気球が別々に膨張し収縮するために要する異なる
管に連結されている。気球の各々は、予め決定された最
大膨張直径を有しており、非エラストマ材料から形成さ
れている。各気球は、100psiまでの膨張圧力にお
いて、好ましくは150psiまでにおいて、最も好ま
しくは200psiまでの圧力において、予め決められ
た最大膨張直径を実質的には維持することができる。カ
テーテル上の気球は、その末端部付近のカテーテルシャ
フト上に第1の気球と、第1の気球の上部においてカテ
ーテルシャフト上に第2の気球とを備え、それによって
第1の気球は少なくとも部分的に第2の気球の内側に存
在し、第1の気球の最大膨張直径は第2の気球の最大膨
張直径よりも小さくなっている。
第1の気球は、好ましくは完全に第2の気球の内側に存
在している。
本発明の一実施例においては、カテーテルシャフトは、
従来の設計による舵取り可能な案内線を受止めるために
、長さ方向に通じて延びる中央の管を有している。本発
明のカテーテルは、カテーテルシャフトを通って気球を
通り過ぎる血液の流れを許容するために、さらに管を備
えていてもよい。この管は好ましくは中央の管である。
本発明の他の実施例に従うと、軸上にトルクを有する案
内線はカテーテルシャフトを通ってその末端部の外へ延
びており、第1の気球と第2の気球の中央に近い方の端
部はカテーテルシャフトの末端部に接合されており、第
1の気球と第2の気球の末端部は案内線に接合されてい
る。
本発明の他の観点に従うと、第3の気球は、第1の気球
と第2の気球の末端であるが、それらに隣接して、カテ
ーテルシャフト上に備えられる。
第3の気球の最大膨張直径は第1の気球の最大膨張直径
よりも小さい。したがって、気球の直径は末端部の気球
から中央に近い気球になるにつれて増大し、内側の気球
から外側の気球になるにつれても増大する。3つの気球
をもったカテーテルは、カテーテルシャフトを通ってカ
テーテルシャフトの末端部の外側へ延びている、軸上に
トルクを有する案内線を備えていてもよく、第3の気球
の末端部は、第3の気球の中央に近い端部と、第1およ
び第2の気球の中央に近い端部および末端部とがカテー
テルシャフトに接合されたままでその線に接合されてい
てもよい。
3つの気球を有するカテーテルの別の実施例に従うと、
カテーテルは第1、第2、および第3の気球を通って延
びており、中央の管は舵取り可能な案内線を受止めるた
めにカテーテルシャフトを通って延びている。カテーテ
ルシャフトを通って気球を通り過ぎる血液の流れを許容
するために、穴が1つの管に通じるように、好ましくは
中央の管に通じるように備えられていてもよい。
3つの気球を備えたカテーテルの一実施例において、付
着位置が、第3の気球の中央に近い端部と第2の気球の
末端部とが接合されているカテーテルシャフト上に備え
られ、そこには第2の気球または第3の気球のどちらか
が、その付着位置の上方へ少なくとも部分的に脱げ出る
ように形成されている。脱げ出た気球は、好ましくは末
端の第3の気球であり、それは好ましくは実質的には付
着位置全体の上方に脱げ出る。第3の気球は不変的に脱
げ出た形状に形作られてもよく、また脱げ出た形状に保
持されるように付着位置に接合されてもよい。
この発明の一実施例において、2つの気球はそれらを連
結する狭い腰部を持った同一断片の材料から形成される
。気球材料のこの狭い膜部は中央付着位置に付着される
3つの気球を備えたカテーテルの別の実施例において、
第2の気球の末端部はカテーテルシャフト上の中央付着
位置に付着され、第3の気球の中央に近い端部は、カテ
ーテルシャフト上の中央付着位置から中央に近い、第2
の気球の壁に付むされ、それによって中央付着位置が第
3の気球の内側に存在する。舵取り可能な案内線、バイ
パス横穴、または軸上にトルクを有する案内線が、これ
らの3つの気球設計のいずれにおいても備えられてもよ
い。
本発明のさらに別の実施例においては、3つの気球を備
えたカテーテルは第3の気球の上部に第4の気球をさら
に含み、それによっ、て第3の気球は第4の気球の内側
に少なくとも部分的に存在し、そこでは第4の気球の最
大膨張直径は第3の気球の最大膨張直径よりも大きいが
、第1の気球の膨張直径よりも小さくなっている。した
がって、この設計においては、第1の気球は第2の気球
の内側に据付けられており、第3の気球は第1および第
2の気球の末端に据付けられており、さらに第4の気球
は第3の気球の上部に据付けられている。
カテーテルシャフトは4つの気球すべてを完全に通り抜
けていてもよく、カテーテルシャフトを通る血液の流れ
が気球をバイパスすることを許容するための一手段を備
えていてもよい。代わりに、カーテルシャフトは、2組
の気球の間の付着位置においてその末端部を有していて
もよく、軸上にトルクを有する案内線がカテーテルシャ
フトを通ってその末端部から外側に延び、第3および第
4の気球に通じていてもよい。第3および第4の気球の
末端部は、軸上にトルクを有する案内線に直接接合され
ていてもよい。
4つの気球の設計においては、第4の気球の中央に近い
端部は、第2の気球の末端部が付着されているカテーテ
ルシャフト上の点から中央に近い、第2の気球の壁に付
着されてもよい。
4つの気球を備えたカテーテルの他の実施例においては
、第1および第2の気球が同じ中心を持っていてもよく
、第3の気球が第1および第2の気球の末端の方のカテ
ーテルシャフトに付着されてもよく、さらに第4の気球
は第3の気球の末端の方のカテーテルに付むされてもよ
い。第3および第4の気球はカテーテルシャフトに付着
された両端部を有していてもよく、あるいは第3の気球
の中央に近い端部が第2の気球の末端の壁に付着されて
もよく、さらに第4の気球の中央に近い端部が第3の気
球の末端の壁に付着されてもよい。
あるいは、第4の気球の末端部が軸上にトルクを白″す
る案内線に付着されてもよい。
本発明のさらに別の観点に従った同じ中心を持つ3つの
気球を備えたカテーテルは、カテーテルシャフト上に第
1の気球、第1の気球の上方に第2の気球、および第2
の気球の上方に第3の気球を備えていてもよく、それに
よって3つの気球すべてが同じ中心を有し、同軸となる
。第1の気球の最大膨張直径は第2の気球のそれよりも
小さく、第2の気球のそれは順に第3の気球のそれより
も小さい。カテーテルシャフトは第3の気球の内側で終
わり、軸上にトルクを有する案内線はカテーテルシャフ
トを通って3つの気球の末端部の外に延びており、3つ
の気球の各々の末端部は軸上にトルクを有する案内線に
接合されていてもよい。
あるいは、カテーテルシャフトは3つの気球のすべてに
完全に通じて延びていてもよく、それによって3つの気
球の各々の両端部がカテーテルシャフトに接合される。
中央の管は、舵取り可能な案内線を受II−めるための
カテーテルシャフト内に備えられてもよい。
本発明の実施例のすべてにおいて、放射線を通さないマ
ーカーが、カテーテル上の気球のいずれか、またはすべ
ての長さ方向の位置を指示するためにカテーテル上に備
えられてもよい。
冠状血管形成術用としては、気球のいずれもが長さで約
40mmを越えないことが好ましく、最も好ましいのは
気球のいずれもが長さにおいて約30mmを越えないこ
とである。末梢血管形成術用としては、気球のいずれも
が長さで約100mmを越えないことが好ましく、最も
好ましいのは長さで約80mmを越えないことである。
冠状血管形成術用としては、気球の各々の最大膨張直径
が約4.5mmを越えないことが好ましい。末梢血管形
成術用としては、気球の各々の最大膨張直径が約15m
mを越えないことが好ましい。
また、本発明に従って、脈管の気球血管形成術を実行す
るための外科的な手順が与えられる。それは、第1の予
め決められた最大膨張直径を有する第1の気球と、異な
る第2の最大膨張直径を有する第2の気球とをその上に
有している血管形成術用のカテーテルを選択すること、
血管内の第1の狭窄部の内側で第1の気球の位置決めを
行ない、第1の狭窄部を拡張させるために第1の気球を
膨らませること、および血管内の第2の狭窄部の内側で
第2の気球の位置決めを行ない、第2の狭窄部を拡張さ
せるために第2の気球を膨らませることからなるステッ
プを備えている。第1の気球は、第1の狭窄部の拡張後
、第2の狭窄部の拡張前には、すぼませられるべきであ
り、それによって1つの気球のみが1度に膨らませられ
る。この手順は好ましくはアテローム性狭窄症において
実行される。
第1の気球の予め決められた最大膨張直径は、好ましく
は第1の狭窄部が位置する本来の血管の直径にほぼ等し
く、第2の気球の予め決められた最大膨張直径は、好ま
しくは第2の狭窄部が位置する本来の血管の直径にほぼ
等しいものである。
本発明の手順が実行される血管は、冠状動脈であっても
よい。
この発明の他の観点に従うと、血管形成術用のカテーテ
ルはその上に第3の気球を有しており、そこでは第3の
気球は、第1の気球および第2の気球とは異なる最大膨
張直径を有しており、そしてこの方法は、血管内の第3
の狭窄部の内側で第3の気球の位置決めをし、第3の狭
窄部を拡張させるために第3の気球を膨らませるステッ
プをさらに備えている。第3の狭窄部は都合よくアテロ
ーム性の狭窄であってもよく、第3の気球の予め決めら
れた最大膨張直径は、第3の狭窄部が位置する本来の血
管の直径にほぼ等しいことが好ましい。
本発明の外科的手順のさらに別の観点に従うと、次ρよ
うなステップを備えた、気球血管形成術を実行するため
の方法が与えられる。それは、まず、第1の予め決めら
れた最大膨張直径をもった第1の気球と、第1の気球よ
りも大きい、異なった予め決められた最大膨張直径を有
している第2の気球とを有する血管形成術用のカテーテ
ルを選択するステップを備えている。そこでは、第1の
気球は第2の気球の末端の方のカテーテル上に位置して
いる。さらに、この方法は、血管の内側の狭窄部の内側
で第1の気球の位置決めをすること、狭窄部を拡張する
ために第1の気球を膨らませること、第1の気球をすぼ
ませること、部分的に拡張された狭窄部の内部に第2の
気球を進ませること、およびさらに狭窄部を拡張するた
めに、第1の気球がすぼませられた状態で、第2の気球
を膨らませることからなるステップを備えている。第2
の気球の最大膨張直径は、狭窄部が位置している本来の
血管の直径にほぼ等しいことが好ましい。血管は都合よ
く、冠状動脈であってもよい。
[発明の実施例] ゝ     1.カテーテル設計 本発明のカテーテルは、従来から商業的に利用可能なポ
リマーから作られてもよいが、将来利用可能になるよう
な改善された材料を利用してもよい。本発明の気球部分
は、よく知られた温水バス、熱トーチ、あるいは熱オー
ブンの方法を用いて形作られ、または吹き膨らませられ
てもよい。用いられてもよい、気球接合方法は熱接合、
硫化接合、溶剤接合、超音波溶接、レーザ溶接、および
にかわ接合を含む。
本発明の目的を達成するために、血管形成術用の気球カ
テーテルの数多くの異なった実施例が与えられている。
これらの異なった気球のモデルは、構造的具体例に従っ
て分類され、さらに機能的な特性や用いられる製作技術
に従って下位に分類され、とりわけ、気球付着技術と気
球幾何学に従って分類され得る。
下記に示すのは本発明の異なった実施例と置換例の一覧
である。
1)気球設計のモデル a) 同中心の2重気球 b) 同中心の3重気球 C) 同中心の4重気球 d) 混合4重気球 2)気球カテーテルの機能的なタイプ a) 舵取り可能な案内線タイプ b) 軸上にトルクを有するタイプ C) バイパス横穴タイプ 3)気球接合ボンディングの変形 a) 分割タンデム接合 b) 接触タンデム接合 C) 脱出タンデム接合 d) 重複タンデム接合 本発明の気球設計のすべてに共通な多くの特徴は第1図
において説明される。この図において、本発明のカテー
テル10は、末端部14と、その末端部と反対側の中央
に近い端部(示されていない)とをHしているカテーテ
ルシャフト12を備えている。
第1の気球16はカテーテルシャフト12の末端部14
の近くに備えられている。第1の気球16は、ポリビニ
ルクロライド、ポリエチレン、マイラー商標のポリエス
テル材料(デュポン製)、あるいは、血管形成術用気球
として薄い壁に形成されるとき、100psi、好まし
くは150psiまたは200psiの圧力に耐えるこ
とができ、破裂せず、あるいは意味のある伸びを示さな
い、他の相応しいフィルム形状の材料から形成されても
よい。マイラーは特に好ましい。一般的に、気球の壁1
7の厚みは約0.01mmと0.10mmとの間にある
だろう。この厚みは、説明のみの目的のために図におい
ては大いに誇張されている。気球16は、溶剤接合、粘
着接合、熱収縮接合、熱溶接などを含む、よく知られた
接合技術のいずれかを使用して、カテーテルシャフト1
2に付着されてもよい。第1の気球16は、好ましくは
カテーテルシャフト12に付着される前に、所望の形や
形状に熱形成され、あるいは吹き膨らませられる。第1
の気球は、好ましくは一般的に円筒形状であり、中央に
近い端部や末端部において先細になっていてもよい。
第2の気球20は、第1の気球16の上部でカテーテル
シャフト12上に備えられており、それによって第1の
気球16は、少なくとも部分的に第2の気球20の内側
に存在している。第1図に図解されるように、第1の気
球16は、好ましくは完全に第2の気球20の内側に存
在する。
カテーテルシャフト12は中央の管22、第1の管24
、および第2の管26を備えている。中央の管22はカ
テーテルシャフト12を通って長さ方向に延びており、
カテーテル10の末端部14において終わる。第1の管
24はカテーテルシャフト12を通って延びており、第
、1の気球16の内側で終わり、第1の気球16が、矢
印25によって示されるように第1の管24を通って流
動体が導入されたり、取り除かれたりすることによって
、個別に膨らませられたり、すぼませられたりすること
を許容している。同様に、第2の管26は第2の気球2
0の内側で終わり、第2の気球20が、矢印27によっ
て示されるように第2の管26を通って流動体が導入さ
れたり、取り除かれたりすることによって、単独で膨ら
ませられたり、すぼませられたりすることを許容してい
る。
2つの気球16.20の空間的な配置は同中心であり、
対称的である。
第3の気球42はカテーテルシャフト12の末端部14
に隣接し、第1の気球16および第2の気球20の末端
部に隣接して備えられている。第3の気球は、第1の気
球16および第2の気球20と実質的には同一の材料で
、実質的には同一の方法で組立てられる。第3の管28
は、第3の気球42の内部に流動体が通ずるようにカテ
ーテルシャフト12の中に備えられ、それによって第3
の気球42は、矢印29によって示されるように第3の
気球42の内部に第3の管28を経て流動体が導入され
たり、取り除かれたりすることによって、膨らませられ
たり、すぼませられたりすることを許容している。
放射線を通さないマーカー44は、カテーテルシャフト
12上で気球の各々の内側に備えられる。
これらの放射線を通さないマーカーは、都合良く、金属
または他の放射線を通さない材料から作られてもよく、
好ましくは、気球16.20.42の各々の中心におい
てカテーテルシャフト上で長さ方向に位置している。こ
のようにして、気球の正確な配置が透視診断法によって
確めることができる。
カテーテルシャフトは、所望の気球の内側で終わる管を
必要な数だけ与えるために、何らかの所望の方法で組立
てられてもよい。カテーテル10は第2図、第3図、第
4図、および第5図においていくつかの断面が示される
。第2図においては、気球16,20.42の全部より
中央に近いところでの、カテーテルシャフト12のみの
断面が示されており、(何らかの医学的に相応しいプラ
スチックから作られてもよい)カテーテルシャフト12
は、そこを通り抜ける第1の管24、第2の管26、第
3の管28、および中央の管22を有することが認めら
れ得る。注目すべきことは、中央の管22が番号のつけ
られた管24.26.28よりもも大きいとはいえ、そ
の中央の管は実際にはカテーテルシャフト12の中心に
位置する必要はないことである。
令弟3図を参照すると、この図は、第3の気球16の中
央に近い端部がカテーテルシャフト12に付着される点
において、第2の気球20を通るカテーテル10の断面
を示している。この断面は3−3線に沿うものである。
注目すべきことは、ここではカテーテルシャフト12が
中央の管22゜第1の管24.および第3の管28を有
していることである。もはや第2の管26はq在せず、
この管は、第1の気球16の中央に近いところの、を 第2の気球20の内側で終わっている。第呑図における
第1の気球16の中央に近い端部はカテーテルシャフト
12にしっかりと接合されている。
もちろん、通常は、すぼませられて、カテーテルシャフ
ト12に対して折りたたまれているけれども、第2の気
球20は完全に膨らませられて示されている。
第4図は、第1の気球16と第2の気球20とを通り、
4−4線に沿う断面における気球構造を示している。注
目すべきことは、カテーテルシャフト12が中央の管2
2と第3の管28のみを有しており、第1の管24は第
1の気球16の内側で終わっていることである。第1の
気球16と第2の気球20とは同軸で同中心であり、カ
テーテルシャフト12を囲んでいる。第4図においては
、第1の気球16と第2の気球20とは完全に膨らませ
られた形で図示されている。しかしながら、気球16.
20両方とも通常は完全にすぼませられ、カテーテルシ
ャフト12に対して折りたたまれているであろう。
第5図は第3の気球42を通り、5−5線に沿う断面図
である。注目すべきことは、カテーテルシャフト12が
、舵取り可能な案内線が挿入されてもよ一5i1−の管
としての中央の管22のみを有していることである。第
3の気球42は、カテーテルシャフト12を同中心的に
囲んでおり・、他の気球16.20と同様に、カテーテ
ルシャフト12と同軸である。
本発明の気球カテーテル10のい(つかの特定的な実施
例が、カテーテルの構造を図式的に示した図面に関して
、より詳細に以下で説明されるであろう。本発明の種々
の実施例において、カテーテルの構成と特徴が対応する
限りにおいては、それらの実施例は図から図への参照数
字としては同一のものを保持し、別々には説明されない
であろう。
以下の議論においては、気球モデル、機能的なタイプ、
および接合が、この発明の気球分類に従って詳しく説明
されるであろう。実施例と製作順序もまた説明されるで
あろう。
A、同中心の2重気球 (1) 舵取り可能な案内線タイプ この設計は、小さい方の気球が大きい方の気球の内側に
配置するように、同じ中心をもつ方法で異なる直径の2
つの気球が単一のシャフト上において組立てられるもの
である。この単一のカテーテルが、同一患者内の2つの
異なる直径を持った2つの異なる病巣を拡張することが
できるように、各気球は個々に膨らませられ、すぼませ
られることができる。内側の気球は外側の気球よりも小
さい直径と長さを有している。
合筆6図を参照すると、同中心の2重気球を有するカテ
ーテルが図示されている。カテーテル10は、そΩ上に
第1の気球16と第2の気球20とが据付けられるカテ
ーテルシャフト12を有している。第1の気球16は直
径では第2の気球20よりも小さく、少なくとも部分的
には第2の気球20の内側に位置し、好ましくは完全に
第2の気球20の内側に位置する。
カテーテルシャフト12は、そこを通る複数の長さ方向
の管あるいは通路を備えている。これらの管は、実線間
の2次元の通路として第6図に図式的に示されている。
したがって、気球16.20の中央に近い側においては
、カテーテルシャフト12は3本の管を含んでいる。カ
テーテルシャフト12は第6図においては2次元で図式
的に示されているので、それはカテーテルシャフト12
内の管の実際の3次元的な配置を表わしていない。
さらに、そのシャフト内の管の実際の3次元的な配置は
特別に重大なものではない。
典型的なカテーテル10は、直径が2. 0mmで長さ
が15mmである内側の第1の気球16と、直径が2.
5mmで長さが20mmである外側の第2の気球20と
を有することができるであろう。
しかしながら、気球16.20は、冠状血管形成術用と
して、気球直径は約1.0mmから約5゜0mmの範囲
で、長さが約7mmから約40mmの範囲で、それぞれ
サイズの変形と組合わせを行なうことができる。したが
って、第1の気球16の直径は1、0mm、1.5mm
、2.0mm。
2.5mm、3.0mmあるいは3.5mmであり、外
側の第2の気球20の直径は1.5mm。
2゜0mm、2.5mm、3.0mm、3.5mm、 
4.0mm、 4. 5mm、あるいは5.0mmであ
ればよい(第2の気球20が第1の気球16よりも大き
い条件のとき)。同様に、第1の気球16の長さは7m
m、10mm、12mm、15mm、20mm、25m
m、あるいは30mmであればよく、外側の気球の長さ
は10mm、12mm、15mm、20mm、25mm
、30mm、35mm、あるいは40mmであればよい
このときの条件は第2の気球20が内側の気球よりも長
いことである。
気球の製作方法は、単一気球カチーチル用の従来の現在
利用可能な製作技術と同じであってもよい。たとえば、
それは米国特許第4,195,637号および第4,3
23,071号に開示されている。第2の気球20は単
独で吹き膨らませられることができ、そして、第2の気
球20の2つの端部が、第6図に示されるように、カテ
ーテルシャフト12に接合される前に、既に完成した第
1の気球16の上方に同軸に置くことができる。
気球カテーテル10の中央の管22は、好ましくは0.
016インチないし0.018インチの内径を有し、0
.014インチの従来の舵取り可能な案内線を内側にお
さめ、末端の圧力を監視するのにちょうど十分な大きさ
を有する。中央に近いところのシャフト12の外径はフ
ランスサイズで4.5またはそれより小さくすべきであ
る。
(2) バイパス横穴タイプ 本発明の1つの好ましい実施例においては、カテーテル
シャフト12は、気球16.20の中央に近い側におい
て中央に近い穴36と、気球16゜20の末端側におい
て末端の穴40とを備えている。これらの穴36.40
は第6図において図式的に示されており、気球16.2
0を膨らませたり、すぼませたりするために用いられな
い管に通じている。特別の管が備えられてもよいけれど
も、穴36.40は、好ましくは中央の管22にのみ連
結され、他のいずれの管をも遮らない。したがって、こ
れらの穴は、カテーテルシャフトを通り、気球16.2
0を通り過ぎる血液の流れを許容するための一手段を提
供する。血液が気球をバイパスするのを許容するための
穴36.40を備えることは、血管形成術の手順におい
て重要であり、その手順では、気球の位置決め、膨張、
収縮、および移動中において、血管の閉塞を防止するこ
とが望ましい。したがって、気球16.20の1つが血
管を閉鎖して、膨らませられるときでさえ、血液は、中
央に近い穴36を通って中央の管22を通過し、そして
末端の穴40および中央の管22の末端部の外へ流れる
ことができる。穴36゜40のために、中央の管を通じ
て末端の圧力を監視することは、別の管がその目的のた
めに備えることができるけれども、不可能である。それ
にもかかわらず、従来の舵取り可能な案内線がバイパス
横穴タイプのカテーテルとともに用いられてもよい。
い端部から約1インチの範囲内に位置するのが好ましい
。3ないし5個の中央に近い穴が用いられれば好都合で
ある。末端の穴40は、カテーテル10の末端部14と
、第2の気球20がカテーテルシャフト12に接合され
る末端接合部との間に位置すれば好都合である。血液は
中央の管22の末端部の外へ流れることもできるので、
通常は2つの末端の穴40で十分であろう。
(3) 軸上にトルクを有するタイプ 第7図に示される同中心の2重気球の軸上にトルクを有
するタイプは、第6図に示されるカテーテルとは意味の
ある相違をもったカテーテルシャフトの設計とトルクコ
ントロール機構とを有している。しかしながら、気球を
同中心に配置することは前述の設計と同じである。
本発明のこの実施例は、カテーテルシャフト12の内部
に2本の管という少ない数の管をもつように作られても
よい。第7図に示されるように、中央の管22は第1の
気球16に直接連結されている。直径0.008インチ
ないし0.016インチの先細になっている案内線34
が、案内線34の末端の先端でトルクコントロールをす
るために、カテーテル10の中央に近い端部からカテー
テル10の末端部14に向かって延びている。内側およ
び外側の気球16.20ともが、好ましくは案内線34
に直接接合された末端接合部を有する。第2の気球の末
端接合部の向こうの、カテーテル10の末端部14は、
長さで約1.5ないし2.5cmの可撓性のある案内線
34の延びた部分を備えている。
軸上にトルクを有する案内線を有する気球の利点は、極
端に低いプロフィールを持ったカテーテルを与えること
ができることである。それは、折りたたまれた気球がカ
テーテルシャフト12で満たされないので、そのため最
大限可能な程度まで折りたたむことができるからである
B、同中心の3重気球/タンデム接合 この発明の1つの好ましい実施例においては、それらの
各々が別々に膨らませることができ、すぼませることが
できる3つの気球が、カテーテルシャフト上に備えられ
ている。単一の末端の気球が備えられ、1組の同中心の
気球が直接、末端の気球に隣接して存在することが好ま
しい。末端の気球と同中心の気球とが、カテーテルシャ
フト上においてタンデムに据付けられ、すなわち、互い
に隣接して据付けられる。タンデム配置を有する、同中
心の3重気球の色々な好ましい実施例が、以下において
より詳細に述べられる。
(1) 舵取り可能な案内線タイプ 第8図に示されるように、第1の気球16と第2の気球
20とは、第1の気球16が第2の気球20の内側に位
置して、カテーテルシャフト12上に同中心を持つよう
に据付けられる。第1の気球16は第2の気球20より
も小さい直径を有する。第3の気球42は、mlおよび
第2の気球16.20から末端の方にカテーテルシャフ
ト12上に据付けられる。気球16.20および42の
各々は異なる直径を有し、末端の気球である第3の気球
42は、好ましくは第1の気球16よりも小さい。この
配置は次のような理由により有利である。それは、より
小さい末端の気球42を折りたたんだ状態で通すことが
でき、必要ならば、血管の収縮した部分を部分的に拡張
することができ、それによって折りたたまれた同中心の
第1および第2の気球16.20が収縮した領域を通過
するための場所を作ることができるからである。1つの
典型的な実施例においては、末端の第3の気球42は直
径が約2.0mm5長さが約15mmであり、内側の第
1の気球16は直径が約2.5mm1長さが約15mm
であり、外側の第2の気球20は直径が約3.0mm、
長さが約20mmである。これらの3つの気球の直径と
長さはもちろん、何らかの特別な臨床的および/または
市場的要求を満たすために変えられることができる。気
球16.20.42の増大する直径は約1.0mmと約
4.5mmとの間であればよく、気球の長さは多少とも
約7mmから約40mmまでの範囲に入っていればよい
。これらの大きさは冠状血管形成術の手順用として特に
相応しい。同一の設計が、より大きな気球をもって、末
梢血管形成術の手順用として用いられてもよい。
望まれるなら、気球16.20.42の各々は別々に製
作され、カテーテルシャフト12に付着されてもよい。
互いに隣接して別々に気球を据付けることは「分割タン
デム」据付けと呼ばれる。
しかしながら、第9図に図示されるような1つの好まし
い実施例においては、2つの気球°が3、その2つの気
球の間に狭い腰部45をもってテーバ状になった単一の
管から膨らませられている。これは「接触タンデム」据
付けと呼ばれる。これらの気球は、好ましくは第1の気
球16と第3の気球42である。2つの気球からなるこ
の単一のユ、ニットが、末端の先端部で2つの最小の気
球でもってカテーテルシャフト12上に据付けられる。
その後、これらの2つの気球は適当な管の開口部と一直
線になってシャフトへ接合される。狭い腰部45はカテ
ーテルシャフト12上の中央付着位置46に接合される
。ひとたび、第1の気球16と第3の気球42とが、(
気球材料からなる一体となった単一の管から形成されて
いてもいなくてもいずれにせよ)カテーテルシャフト1
2に接合されてしまえば、第2の気球20は第1の気球
16の上方に位置してもよく、その場で接合されてもよ
い。放射線を通さないマーカー44は、カテーテルシャ
フト12上の気球16,20.42の長さ方向の位置を
示すために、カテーテルシャフト12上の気球の中央部
の真下に備えられてもよい。
第1の管24はカテーテルシャフト12中に備えられる
。この管は、第1の気球16の内側で終わり、第1の管
24を通って第1の気球16の中に、および外へ流動体
を導入し、および取り除くことによって、第1の気球1
6を膨張させたり、収縮させたりすることを許容する。
第2の管26は、第1の管24と同様に、カテーテルシ
ャフト12の中に備えられ、カテーテルシャフト12を
通って第2の気球20の中へ通じる流動体の通路を与え
ており、それによって第2の気球20は、流動体を第2
の管26を通じて導入することによって、膨張および収
縮させられ得る。
同様に、第3の管28は、カテーテルシャフト12中に
備えられ、第3の気球42の内部で終わり、それによっ
てその気球42の膨張と収縮を許容する。
、第8図に図示される同軸の3重気球の実施例において
は、中央の管22もまた備えられる。中央の管の大きさ
は0.014インチの舵取り可能な案内線を収めるのに
十分であり、同時に、中央の管22を通じて末端の圧力
を監視させるのに十分である。
カテーテルシャフト12の外径はほぼフランスサイズで
4.5または4.7よりも大きくあってはならない。
(2) バイパス横穴 第8図に図示される設計の1つの好ましい実施例におい
ては、カテーテルは、第2の気球20の中央に近い側に
おいて中央に近い穴36と、第3の気球42の末端側に
おいて末端の穴40とを備えてもよい。第6図に図示さ
れる同軸の2重気球カテーテルに関して述べられるよう
に、これらの穴36.40は、血液が中央の管22を通
って気球16,20.42をバイパスし、末端の心筋部
分を環流することを許容する。
(3) 軸上にトルクを有するタイプ 同中心の3重気球の別の実施例は第10図に図示される
。第8図の設計のように、この設計は、より大きな第2
の気球20の内側に第1の気球16を有し、第3の気球
42が末端部に位置している。各々の気球16,20.
42の少なくとも一端がカテーテルシャフト12上に据
付けられている。しかしながら0、この設計においては
、中央の管22は第3の気球42に直接連結され、それ
によって、第3の気球42を膨らませたり、すぼませた
りする。直径0.016インチないし0.008インチ
の先細になった、鋼製の軸上にトルクを白°する案内線
34は、カテーテル10の中央に近い端部からカテーテ
ル10の末端部14に延びており、それによって案内線
34の末端の先端部のトルクを制御している。第1およ
び第2の気球16.20の中央に近い端部および末端部
は、第3の気球42の中央に近い端部と同じように、カ
テーテルシャフト12に接合されているけれども、第3
の気球42の末端部は、軸上にトルクを有する案内線3
4に直接接合されている。放射線を通さないマーカー4
4の1つは第1および第2の気球16.20の中央でカ
テーテルシャフト12上に位置し、他の放射線を通さな
いマーカー44は舵取り可能な案内線34上で第3の気
球42の内側の中央に位置している。
C0同中心の3重気球/脱出タンデム (1) 舵取り可能な案内線タイプ 同軸の3重タンデム気球の設計の1つの好都合な実施例
に従うと、3つの気球によって占められるカテーテルの
有効長さは、第11図に図示されるように、気球の1つ
を脱げ出させることによって短くしてもよい。この設計
においては、第1の気球16と第2の気球20とが、第
6図および第8図に関して述べられたものと同じ方法で
、カテーテルシャフト上に据付けられる。第2の気球2
0の末端部と第3の気球42の中央に近い端部とは、中
央付着位置46と称される点でカテーテルシャフト12
に付着される。その後、第3の気球42の中央に近い端
部は、第12図においてより詳細に示されるように、少
なくとも中央付着位置46の部分に戻って被さるように
、中央に近い部分で(脱げ出るように)折り重ねられる
。第3の気球は、実質上、中央付着位置46のすべてに
被さって脱げ出ており、それによって脱げ出た部分47
が第2の気球20に直接隣接していることが好ましい。
この脱出の設計は、中央付着位置の「死んだ空間」の除
去を可能にし、より短く、よりo ratに操作できる
、カテーテル10の気球部分を与えている。この短くさ
れた配置は、カテーテルの挿入および位置決め中におい
て、きつい曲がり角を通り抜ける上で有利である。脱げ
出た部分47は第3の気球42の膨張可能な部分の一部
であり、中央付着位置46の上方、および第3の気。
球42の中央に近い端部がカテーテルシャフト12に連
結される点の上方に位置している。
脱出設計用として相応しい1つの製作技術は、前述のよ
うに、第1および第2の気球16.20をカテーテルシ
ャフト12に接合し、第3の気球42の中央に近い端部
を中央付管位置46でカテーテルシャフト12に接合し
、その後、第3の気球を所望の位置に脱げ出させること
である。第2の気球20と第3の気球42とは、その後
、正の圧力(たとえば100−120ps i)でもっ
て膨らませられ、中央付着位置に接触し、最適には第2
の気球20とも接触する、第3の気球42の脱げ出た部
分47は、粘着物48あるいは溶剤溶接でそこに接合さ
れる。この接合技術は、第3の気球42がその脱げ出た
部分を維持し、カテーテルの移動中および気球膨張中に
おける、前方および後方の「ローリング」運動どうを防
止することを保証する。
この発明の脱出の実施例においては、中央付着位置にお
いて脱げ出た第3の気球の下に余分の層をつくらないた
めに、3つの気球の各々を別々の材料断片から形成する
ことが好ましい。
(3) バイパス横穴タイプ 第11図に図示されるカテーテルの1つの好ましい実施
例においては、中央に近い穴36と末端の穴40とは、
前述と同じ方法で、同じ理由で中央のW22に通じるよ
うにカテーテルシャフト12の中に備えられる。
(3) 軸上にトルクをHするタイプ 脱出した接合配置を特徴とする、軸上にトルクを有する
タイプの同軸の3重気球カテーテルは第13図に図示さ
れる。第13図のカテーテルは、第3の気球42が、第
11図に関して述べられたものと同じ方法で、中央付着
位置46に被さって脱げ出ていることを除いては、第1
0図のカテーテルに相当する。
D、同中心の3重気球/中夫に近いところでの重複 (1) 舵取り可能な案内線タイプ 中央付着位置46を覆うために脱げ出た第3の気球42
を使用する、他の実施例が第14図に開示されている。
この設計においては、第1の気球16と第2の気球20
とが、第6図、第8図、および第11図に関して開示し
たものと同じ方法でカテーテルシャフト12に付着され
る。第2の気球20の末端部はカテーテルシャフト12
に中央付着位置46で連結される。中央の管22はカテ
ーテルシャフト12の長さまで延びており、3つの気球
16.20.42のすべてを通り抜けている。中央の管
22は、舵取り可能な案内線を収めるのに十分な大きさ
を6している。カテーテルシャフト12内の第1の管2
4は第1の気球】6の内部で流動体と通じるようになっ
ており、カテーテルシャフト12内の第2の管26は第
2の気球20の内側で終わり、カテーテルシャフト12
内の第3の管28は第3の気球42の内部で流動体と通
じるるようになっている。
第14図に図示されるカテーテルにおいては、第3の気
球42と第2の気球20との重複接合は、第2の気球2
0と第3の気球42との間の間隙を除去するために利用
される。このことは第15図においてより明らかに示さ
れる。第2の気球20は、その末端部において、好まし
くは先細になった部分50を有し、その部分では第2の
気球20がその最大膨張直径からシャフト12の直径に
至るように先細になっている。第3の気球42の中央に
近い端部は、カテーテルシャフト12にではなく、第2
の気球20の先細になった部分50に接合される。膨張
させられるとき、第2および第3の気球20.42の理
想的なプロフィールを維持するために、第3の気球42
の中央に近い端部、およびその部分が接合される、第2
の気球20の先細になった部分50の部分の2つの膨張
直径は、実質的には同一であることが好ましい。もちろ
ん、同一の結果は、第2の気球20の末端部を、中央付
着位g146から末端の方の、第3の気球42の中央に
近い端部の壁に接合させることによって達成され得る。
第3の気球42と第2の気球20の先細になった部分5
0との重複接合を形成するための製作方法は、溶剤接合
、粘着接合、硫化、または超音波溶接のような適当な技
術であればよい。重複気球接合を作るためには、第2の
気球20の先細になった部分50に接合されるべき第3
の気球42の中央に近い端部は、好ましくは先細になっ
た部分50のテーバに合うような朝顔形の端部51をH
する。ひとたび、第3の気球42が第2の気球20の先
細になった部分50上に適当に配置され、粘着物48ま
たは溶剤がその接合部に付与されてしまえば、カテーテ
ルは、好ましくは膨張した第3の気球42と膨張した第
2の気球20と、の外径に匹敵する空洞54を有する型
53に挿入される。
その後、第2の気球は型の内側で完全に膨らませられ、
その接合部が湾曲してしまうまで、先細になった部分5
0上の重複接合部を型の内側に向かって加圧してもよい
(2) バイパス横穴タイプ 第6図、第8図および第11図に示すように、第2の気
球20の中央に近い側における中央に近い六36と、第
3の気球42の末端側における末端の穴40とは、冠状
動脈内で気球が膨張する間、その穴36.40と中央の
管22とを通って血液が流れることを許容するために備
えられてもよい。
(3) 軸上にトルクを有するタイプ 第16図に図示されるカテーテルは、第、14図に関し
て述べたように、第2の気球20と第3の気球42との
間の重複接合を利用する、同中心の3重気球カテーテル
の軸上にトルクを有するタイプである。しかしながら、
中央の菅22は第3の気球42の内側で終わり、第3の
気球42は、第7図、第10図および第13図に関して
述べたように、軸上にトルクを有する案内線に接合され
ている。
日、同中心の4重気球カテーテル 本発明のさらに別の実施例に従うと、カテーテルシャフ
ト上にタンデムに2組の同中心の気球を配置することに
よって組立てられた、同中心の4重気球カテーテルが与
えられる。末端、の2つの同軸気球は、中央に近い2つ
の同軸気球よりも小さく、内側の気球は外側の気球より
も小さい。4つの気球の各々は異なった最大膨張直径を
有する。
したがって、第3の気球42は第4の気球52よりも小
さく、第1の気球16は第4の気球52よりも大きい。
4つの気球の各々は独立して膨らませられ、すぼませら
れ得る。このカテーテルは、極端に薄いポリマー材料が
気球を組立てるために用いられるならば、限られた数の
ケースにおいて冠状血管形成術に用いられてもよい。し
かしながら、典型的には、これらの同中心の4重気球カ
テーテルは末梢脈管の血管形成術用および弁の血管形成
術用としてより相応しいであろう。
(1) 舵取り可能な案内線タイプ 舵取り可能な案内線タイプの同中心の4重気球カテーテ
ルは第17図に図示される。この設計においては、第1
の気球16は第2の気球20の内側でカテーテルシャフ
ト12上に据付けられており、第8図に関して述べたも
のと実質的に同じ方法で、第3の気球42は第2の気球
20の末端の方でカテーテルシャフト12上に据付けら
れている。第8図に示すように、中央の管22はカテー
テルシャフト12の長さまで延びており、第1゜第2お
よび第3の管24,26.28は、第1゜第2および第
3の気球16,20.42それぞれの内部に流動体が通
じるように、カテーテルシャフト内に備えられる。第4
の気球52は第3の気球42の上部に同軸で据付けられ
る。さらに、第4の管32は、第4の気球52に流動体
が通じるようにカテーテルシャフト12内に備えられ、
それによって第4の気球52から第4の管32を経てカ
テーテルシャフト12中に通じる流動体を導入させたり
、取り除いたりすることによって、第4の気球52を単
独で膨張および収縮させる。
末梢血管形成術において使用するために、同中心の4重
気球カテーテルの気球は都合良く、約3゜0mmと10
.0mmの間の直径で作られてもよい。同様に、第4の
気球の長さは25mmと60mmとの間であれば好都合
である。典型的な同中心の4重気球カテーテルは、直径
が3. 0mm。
4、0mm、5.0mm、および6.0mmで、長さが
それぞれ35mm、40mm、35mm。
および40mmである気球を有することが期待される。
中央の管22は、末梢部にカテーテルを挿入している間
、案内線挿入用として用いられてもよい。中央の管の口
径は、好ましくは末梢および弁の血管形成術用として作
られるカテーテル内に0.036インチの案内線を収め
るのに十分な大きさで作られる。
(2) バイパス横穴タイプ ff16図、第8図、第11図および第14図に示すよ
うに、中央に近い穴36および末端の穴40は、中央の
管22に流動体が通じるようにカテーテルシャフト12
上に備えられ、それによって血液の流れが中央の管22
を通り、気球16. 20゜42.52を通り過ぎるこ
とを許容してもよい。
(3) 軸上にトルクを有するタイプ 第17図の4重気球カテーテルに同中心の軸上にトルク
を有する案内線を持つ型は、第18図に図示される。こ
の設計においては、第17図に示すように、第1および
第2の気球16.20と、第3および第4の気球42.
52の中央に近い端部は、カテーテルシャフト12に接
合される。しかしながら、軸上にトルクを有する案内線
34は、第7図、第10図、第13図および第16図に
示すように、中央の管22内に備えられ、第3および第
4の気球42.52の末端部は案内線34に直接接合さ
れている。さらに、第1.第2.および第4の管24.
26および32は、それぞれ第1、第2および第4の気
球16,20.52に通じると同時に、中央の管22は
第3の気球42の内部で流動体が通じるようになってお
り、そのため、カテーテルシャフト12は4つの管のみ
をもって形成されてもよい。第18図に図示される、軸
上にトルクを有する同中心の4ffi気球カテーテルは
、潜在的に冠状血管形成術用として使用することができ
、相応しい大きさの気球がカテーテルに備えられてもよ
い。1つの好ましい実施例においては、気球直径は、最
小から最大まで2.0mm、2.5mm、3.0mm、
および3. 5mmであればよく、内側の気球の長さは
15mmで、外側の気球の長さは20mmであればよい
であろう。
F、混合4重気球 第19図に図示されるように、第8図、第11図、およ
び第14図の同中心の3重気球カテーテルの設計は、第
4の気球52が、カテーテルシャフト12上において第
3の気球42から末端の方に位置するように備えられる
ために変形されてもよい。重複接合は第19図に図示さ
れているけれども、T512図に示されるような脱出接
合が用いられてもよい。第4の管32は、第4の気球5
2の内部に流動体が通じるように備えられ、それによっ
て第4の気球52は、第4の管32の中央に近い端部に
流動体を導入したり、その端部から流動体を取り除いた
りすることによって、単独で膨らませられたり、すぼま
せられたりしてもよい。
第4の気球52は最小の気球であり、第3の気球42は
第4の気球52よりも大きく、第1の気球16は第3の
気球42よりも大きく、そして第2の気球20は4つの
気球の中で最大であることが好ましい。第19図に図示
される、舵取り可能な案内線タイプの4重気球カテーテ
ルは、その直径と長さのために、末梢血管形成術に最も
適しており、気球の大きさは適宜に選択され得る。気球
の直径は約10mmまでの範囲で、気球の長さは約60
mmまでの範囲であればよい。しかしながら、材料学に
おける、特に気球材料における進歩は、この設計が冠状
血管形成術に相応しい大きさで製作されることを許容し
てもよいことは予想される。
第17図に示すように、第2の気球20の中央に近い側
における中央に近い六36と、第4の気球52の末端側
における末端の穴40とは、中央の管22に関してカテ
ーテルシャフト12上に備えられ、それによって血液が
中央の管22を通って、気球16,20,42.52を
バイパスするように流れることを許容してもよい。
第19図の気球配列は、同様に、第20図に図示される
ような、軸上にトルクを有する混合4重気球カテーテル
を作るのに適用されてもよい。この設計においては、第
1.第2および第3の気球16.20.42はカテーテ
ルシャフト12に接合され、第4の気球52の中央に近
い端部は、第3の気球42の末端部がカテーテルシャフ
ト12に接合されるところから中央に近い点で、第3の
気球42の壁に接合される。しかしながら、第19図に
示される設計と異なり、第4の気球52の末端部は軸上
にトルクを有する案内線34に直接接合されている。第
1.第2および第3のe24゜26.28は、第1.第
2.および第3の気球16.20.42のそれぞれの内
部に流動体が通じるように備えられ、軸上にトルクを有
する案内線34が通り抜ける中央の管22は、第4の気
球52の内部と流動体が通じるようになっている。軸上
にトルクを有するタイプのこの混合4重気球は、極端に
小さい、可撓性のある型で組立てられるならば、冠状血
管形成術に用いられてもよい。しかしながら、第19図
に図示されるカテーテルは、本来的には末梢血管の血管
形成術に用いられるであろうことが予想される。
G、同中心の3重気球 この3重気球カテーテルの設計においては、3つの気球
すべてが、カテーテルシャフト上に同中心で据付けられ
る。第21図に図示されるように、第1の気球16と第
2の気球20とは、第6図の2重気球カテーテルのよう
に、カテーテルシャフト12上に同中心で据付けられる
。さらに、第3の気球42は、第2の気球20および第
1の気球16よりも大きく、第1の気球と第2の気球2
0の上部に据付けられる。第1の気球16と第2の気球
20とは完全に第3の気球42の内側にあるのが好まし
い。
中央の管22はカテーテルシャフト12の長さまで延び
ており、気球16.20.42を通り抜けており、第6
図のように、第1および第2の管24.26は第1およ
び第2の気球16.20のそれぞれの内部に通じている
。第3の管28もまた、カテーテルシャフト12内に備
えられ、第3の気球42の内部に流動体が通じるように
終わり、それによって第3の気球42は、第3の管28
の中央に近い端部に流動体を導入したり、その端部から
流動体を引っ込めることによって、膨らませられたり、
すぼませられたりすることができる。
気球16,20.42は冠状あるいは末梢血管形成術に
適した大きさであればよい。
第6図のように、中央に近い穴36は第3の気球42の
中央に近い側に備えられてもよく、末端の穴40は第3
の気球42の末端側に備えられてもよい。穴36.40
は中央の管22に流動体が通じるようになっており、血
液が中央の管を通って流れることによって、気球16,
20.42をバイパスするように流れることを許容して
いる。
3重の同軸気球もまた、軸上にトルクを有する設計で組
立てられてもよい。その設計においては、3つの気球1
6,20.42のすべての末端部が、第7図に関して述
べられたものと同じ方法で、軸上にトルクをHする案内
線34に直接接合される。
■、外科的手順 上記で述べた新しいカテーテル設計に関して、それらの
気球を利用する外科的手順は、現在の技術と比較して甚
だ短い時間で、複数血管性の冠状、末梢、あるいは弁の
血管形成術を行なうことを可能にするために開発されて
いる。複数血管性の疾患用として、この新しい経皮トラ
ンスルミナール冠状血管形成術(PTCA)の技術は、
心臓血管疾患と、特別な複数気球をもった血管形成術用
カテーテルとの特別な位置関係を示す、代表的な概要図
面に関して、以下で説明される。もちろん、本技術は、
ある1つのまたは他の形式で、本出願において開示され
るカテーテル設計のいずれかでもって利用されることが
でき、その技術の利用は、以下の説明と、それに伴なう
図において、例示および説明される特別な疾患の位置に
限定されないことが理解されるであろう。説明の目的の
みにおいて、バイパス横穴36.40を持たない、第1
4図に図示された。タイプの3重気球カテーテルが第2
2図−第25図に示される。
色々な直径の血管内に複数の病巣を有する、左の冠状系
の1つのモデルがこの説明の目的のために採用されてい
る。この説明で用いられる図、第22図−第25図は、
仮定のケースではあるが、非現実的ではないケースを表
わしている。もちろん、ここで述べられる新しい外科的
技術は、左の冠状動脈あるいは右の冠状動脈のいずれか
で用いられ、あるいは両方の動脈においても用いられ、
同一の外科的手順の一部として用いられ得ることが理解
されるべきである。問題となる病巣の拡張に成功するた
めに重大なことは、各拡張が、アテローム性の本来の血
管の直径に匹敵する、予め決められた最大膨張直径を有
する気球を用いて実行されなければならないことである
第22図は左の冠状動脈系を示す図である。左の主動脈
110は左前方下向きの(LAD)動脈112に分岐し
、その動脈には2つのアテローム性の病巣が図示されて
いる。第1の病巣114は、本来3.0mmの直径を有
する血管であるLADの中央に近い部分に位置している
。第2の病巣116は、本来2.0mmの直径を有する
血管である末端のLADに位置している。回旋動脈12
0は左の主動脈110から分岐している。第3の病巣1
22は、本来2.Qmmの直径を有する血管である回旋
動脈120内に図示されている。最後に、鈍形の縁を持
つ動脈124 (OMA)は回旋動脈120から分岐し
ている。第4の病巣126は、本来2.5mmの直径を
有する血管である0MA124内に図示されている。
現在利用可能なPTCA技術でもっては、3つの別々の
PTCA用カテーテルが、このモデルにおける複数血管
性のPTCAを実行するためには必要であろう。要求さ
れるカテーテルの1つは3゜0mmの気球を有し、もう
1つは2.5mmの気球を有し、さらにもう1つは2.
0mmの気球を有するものであるだろう。本発明の手順
によれば、1つの特別に設計されたPTCA用カテーテ
ルのみが必要とされる。結果として、カテーテル交換の
必要性は除去され、X線露光量、注入される造影材料の
量およびPTCA手順の長さが、すべて減らされる。
本発明は、以下のような方法で第22図に図示される病
巣を有する左の冠状動脈系に用いられてもよい。
第23図を参照して、患者が準備され、従来の案内カテ
ーテル130は大動脈を通じて左の主動脈110に挿入
される。この中で前述したタイプのいずれかの適当な3
重気球カテーテル10が、案内カテーテルを通してLA
D112の中に進められる。3重気球カテーテル10は
、最大膨張直径2.5mmを有する第1の気球16と、
最大膨張直径3.0mm%有する第2の気球20と、最
大膨張直径2.0mを有する第3の気球42とを備えて
いる。カテーテル10は、好ましくは従来の設計からな
る、舵取り可能で、形状に沿うことが=1能な案内線1
32を備えている。舵取り可能な案内線132は、従来
のPTCAと同様に、LAD内にカテーテル10を案内
するために用いられる。もちろん、3つの気球16,2
0.42(7)全部は、カテーテル10がLAD112
内の第1の病巣114の中へ進ませられるとき、負の圧
力ですぼませられている。
第1および第2の気球16.20の内側に放射線を通さ
ないマーカー44の位置を示す放射線写真によって確め
られて、第2の気球20が第1の病巣114の内側に適
当に位置づけられると、3゜0mmの第2の気球20は
、他の気球(16,42)が折りたたまれたままの間に
、選択的に膨らませられる。注目すべきことは、末端の
第3の気球42が、3.0mmの第2の気球20によっ
て拡張されているアテローム性の病巣から末端の方のL
AD112の管を塞がないことである。第23図におい
ては、第2の気球20は完全に膨らませられた状態で図
示されており、第1の病巣114を拡張している。病巣
114の適度な拡張が達成されると、第2の気球20は
、第2の管(図示せず)に負の圧力を付与することによ
って、すぼませられる。その後、気球カテーテルは、3
つの気球16,20.42の全部が完全にすぼませられ
た状態で次の目標とする病巣に進められる。
次に、気球カテーテル10は、2.0mmの第3の気球
42が第2の病巣116の内側に位置づけられるまで、
LAD112の中の末端へと進められる。ひとたび、す
ぼまされた2、0mmの第3の気球42が第2の病巣1
16の中心に置かれ′れば、第3の気球42は、第1お
よび第2の気球16.20が折りたたまれたままの間に
、第24図に示すように、第2の病巣116を拡張する
ために膨らませられる。注目すべきことは、すぼませら
れた第1および第2の気球16.20が、拡張させられ
ているアテローム性の病巣116から中央に近い動脈の
管を塞がないことである。
病巣116が第3の気球42の膨張によって完全に拡張
させられると、負の圧力が、第3の気球42を完全にす
ぼませるために、第3の管(図示せず)に付与される。
その後、カテーテル10は、左の主動脈110へと後方
に引込められ、舵取り可能な案内線を使用することによ
って、第25図に示されるように、鈍形の縁を持った動
脈124の中へ通される。鈍形の縁を持った動脈124
内の第4の病巣126は、本来2.5mmの直径を有す
る血管内に存在しているので、最大膨張直径2.5mm
を有する第1の気球16が第4の病巣126の内側に位
置づけられる。その後、第1の気球16は、第2および
第3の気球20と42とが負の圧力によって完全に折り
たたまれている間に、病巣126を拡張するために完全
に膨らませられる。注目すべきことは、折りたたまれた
第2の気球20が、第25図の膨らませられた第1の気
球16の上に受動的に被さって横たわっていることであ
る。その後、カテーテル10は折りたたまれ、鈍形の縁
を持った動脈124から引込められ、そして回旋動脈1
20(単独で図示されていない)内の第3の病巣122
の中に挿入される。
本来2.0mmの直径を有する血管内の第3の病巣12
2が、第2の病巣116に関して述べられたものと同じ
方法で、第3の気球42でもって拡張させられる。
その後、気球力、チーチル10と案内カテーテル130
とは引込められ、標準的なPTCA技術に従ってこの手
順が終えられる。
この技術は左の冠状動脈系に関して述べられているけれ
ども、右の冠状動脈系のPTCAや、末梢および弁の血
管形成術においても、等しく適用できる。4重気球のカ
テーテルは末梢および弁の血管形成術用として特に相応
しい。
右と左の冠状動脈系の両方ともがアテローム性の疾患に
等しく感染しやすいので、しばしば患者は同時に両方の
冠状動脈において疾患を有するであろう。病巣が気球血
管形成術によって接近しやすい限り、それらは、複数の
気球を有するカテーテルを用いて、この中で述べられた
技術によって都合よく、効果的に拡張させられてもよい
。同一の気球カテーテルが両方の動脈に用いられ得る。
しかしながら、その手順が一方の動脈から他方の動脈へ
の移動を必要とするならば、案内カテーテルを交換する
ことが典型的には必要となるであろう。効果的な気球カ
テーテル利用の原則は、2つの動脈において同一のカテ
ーテルを用いることである。しかしながら、効率を増大
させるためには、一方の動脈から他方の動脈へ変えられ
るカテーテルは、前に入り込んだ血管に戻ることを避け
るような方法で移動させられなければならない。このこ
とは、その手順が一方の動脈から他方の動脈へと移され
る度ごとに、案内カテーテルを交換することが必要であ
るからである。
本発明によれば、l1l−気球のカテーテルをもっては
効果的に拡張させることができない、病巣の完全で、効
果的な拡張をすることができる。進行したアテローム性
の疾患のあるケースにおいては、病巣は、本来の血管の
直径と同一の最大膨張直径を有している、すぼませられ
た血管形成術用気球がその病巣の中に進ませられ得ない
ほどの、縮んだ直径に結果としてなっているかもしれな
い。このケースにおいて、本発明に従って作られた複数
の気球を有するカテーテルが有効に用いられてもよい。
カテーテル上で低いプロフィールを示す末端の気球は、
その病巣の本来の管よりも小さい収縮直径をHしており
、病巣の中に進ませられ、部分的に病巣を拡張させるた
めに膨張させられることができ、それによって適当な大
きさを持った、より大きな気球が病巣の内側に位置づけ
られることができ、病巣が完全に拡張され得る。したが
って、堅い病巣が、まず、小さい気球によって予め拡張
させられることができ、それによって病巣の拡張がより
大きな気球でもって完了され得る。気球血管形成術が、
今、実行されている単一の病巣のケースの20−25%
は、現在第2の気球カテーテルを必要としていることが
見積られる。なぜなら、独創的に選択された気球カテー
テルはあまりにも大きすぎて病巣を横切ることができな
いからである。本発明によれば、これらの緊縮したQi
−の病巣の拡張は、複数の気球をHする、単一のカテー
テルでもって実行され得る。
要約すると、本発明の手順は、複数個の異なった大きさ
の気球を有する、複数気球型の血管形成術用カテーテル
を拡張させられるべき血管内に進ませ、第1の直径を有
する気球でもって第1の病巣を拡張させ、第2の直径を
有する気球でもって第2の病巣を拡張させ、そして任意
に、第3の病巣に相応しい予め決められた第3の直径を
有する第3の気球でもって第3の病巣を拡張させること
を要する。各々の拡張においては、拡張させる気球のみ
が膨らませられる。
本発明の手順の他の観点に従うと、単一の病巣が複数の
気球を持ったカテーテルで次のような過程で拡張されて
もよい。まず、その病巣内に予め決められた第1の直径
を有する第1の気球を進ませ、第1の気球のみを膨らま
せることによってその病巣を拡張し、その後、その病巣
内に第2の気球を進ませ、そこでは第2の気球が第1の
気球の最大膨張直径よりも大きな最大膨張直径を有して
おり、そして、第2の気球のみを膨らませることによっ
て病巣を拡張させる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の3つの気球を持ったカテーテルの末
端部を示す斜視図であり、気球は部分的に切取られて示
されている。 第2図は、第1図の2−2線に沿うカテーテルの断面図
である。 第3図は、第1図の3−3線に沿うカテーテルの断面図
である。 第4図は、第1図の4−4線に沿う、カテーテルの断面
図である。 第5図は、第1図の5−5線に沿うカテーテルの断面図
である。 第6図は、舵取り可能な案内線とともに使用される、同
中心の2ffi気球カテーテルを図式的に表わした図で
ある。 第7図は、軸上にトルクを有する案内線を持った、同中
心の2ffi気球カテーテルを図式的に表わした図であ
る。 第8図は、舵取り可能な案内線とともに使用される、同
中心の3重置球カテーテルを図式的に表わした図である
。 第9図は、第8図の中央付着位置の詳細図であり、気球
の断面を示している。 第10図は、軸上にトルクを有する案内線を持った、同
中心の3重気球カテーテルを図式的に表わした図である
。 第11図は、舵取り可能な案内線とともに用いられる、
末端の気球が脱げ出ている、同中心の3重気球カテーテ
ルを図式的に表わした図である。 第12図は、第11図の中央付着位置の拡大図であり、
気球の断面を示し、脱げ出た接合部分を図示している。 第13図は、脱出接合と軸上にトルクを有する案内線と
を持った、同中心の3ffi気球カテーテルを図式的に
表わした図である。 第14図は、外側の気球と末端の気球との間に重複接合
を持った、舵取り可能な案内線とともに使用される、同
中心の3重気球カテーテルを図式的に表わした図である
。     − 第15図は、第14図の重複接合を作るための方法を示
す拡大図であり、気球と型とが断面で示されている。 第16図は、重複接合を利用し、軸上にトルクを有する
案内線を持った、軸中心の3重気球カテーテルを図式的
に表わした図である。 第17図は、2組の同中心の気球をタンデムに有し、舵
取り可能な案内線とともに使用される、4重気球カテー
テルを図式的に表わした図である。 第18図は、2組の同中心の気球がタンデムに据付けら
れており、軸上にトルクを有する案内線を持った、4重
気球カテーテルを図式的に表わした図である。 第19図は、2つのタンデムに並んだ気球の中央に近い
いところに2つの同中心の気球を有し、舵取り可能な案
内線とともに使用される、4重気球カテーテルを図式的
に表わした図である。 第20図は、軸上にトルクを有する案内線を持った、第
19図に示されるタイプの4重気球カテーテルを図式的
に表わした図である。 第21図は、舵取り可能な案内線とともに使用される、
同中心の3重気球カテーテルを図式的に表わした図であ
る 第22図は、左の冠状動脈系を示す図である。 第23図は、第22図の左前方下向きの動脈を示す図で
あり、1つの狭窄の拡張を図示している。 第24図は、第22図の左前方下向きの動脈系の末端部
分を示す図であり、1つの狭窄の拡張を図示している。 第25図は、第22図の中央に近い、鈍形の縁を持った
動脈を示す図であり、1つの狭窄の拡張を図示している
。 図において、10はカテーテル、12はカテーテルシャ
フト、16は第1の気球、20は第2の気球、22は中
央の管、24は第1の管、26は第2の管、28は第3
の管、42は第3の気球である。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 図面の、¥−;(1’;@r:変更なし]手続補正塵(
方式) 昭和62年12月10日

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)気球血管形成術を行なうためのカテーテルであつ
    て、 その中に通じる複数個の管を有する、細長く、可撓性の
    あるカテーテルシャフトと、 前記シャフト上に、複数個の、閉塞した血管形成術用の
    気球とを備え、 前記気球の各々の内部は、別々に膨張および収縮させる
    ための別々の1つの前記管に連結され、前記気球の各々
    は、予め決定された最大膨張直径を有し、非エラストマ
    材料から形成されており、前記気球は、膨張圧力100
    psiにおいて前記予め決定された最大膨張直径を実質
    的に維持することができるものであり、さらに前記気球
    は、その末端部の近くで前記カテーテルシャフト上に第
    1の気球と、 前記第1の気球の上部で前記カテーテルシャフト上に第
    2の気球とを備え、それによって、前記第1の気球は、
    前記第2の気球の内側に少なくとも部分的に存在し、前
    記第2の気球は、膨張しない厚みを有し、前記第1の気
    球の最大膨張直径が前記第2の気球の最大膨張直径より
    も小さくなっており、そのため、 当該カテーテルは、その末端部において、単一点での狭
    窄部を拡張させるための2つの異なった一定の作用直径
    を有し、前記作用直径の一方が、前記第1の気球上方の
    前記第2の気球の膨張しない厚みを加えた、前記第1の
    気球の最大膨張直径に相当し、前記作用直径の他方が、
    前記第2の気球の最大膨張直径に相当している、カテー
    テル。
  2. (2)前記第1の気球は、完全に前記第2の気球の内側
    に存在している、特許請求の範囲第1項に記載のカテー
    テル。
  3. (3)気球血管形成術を行なうためのカテーテルであっ
    て、 その中に通じる複数個の管を有する、細長く、可撓性の
    あるカテーテルシャフトと、 前記シャフト上に、複数個の、閉塞した血管形成術用の
    気球とを備え、 前記気球の各々の内部は、別々に膨張および収縮させる
    ための別々の1つの前記管に連結され、前記気球の各々
    は、予め決定された最大膨張直径を有し、非エラストマ
    材料から形成されており、前記気球は、膨張圧力100
    psiにおいて、前記予め決定された最大膨張直径を実
    質的に維持することができるものであり、さらに前記気
    球は、その末端部の近くで前記カテーテルシャフト上に
    第1の気球と、 前記第1の気球の上部で前記カテーテルシャフト上に第
    2の気球とを備え、前記第2の気球は膨張しない厚みを
    有しており、それによって、前記第1の気球は、前記第
    2の気球の内側に少なくとも部分的に存在し、前記第1
    の気球の最大膨張直径が前記第2の気球の最大膨張直径
    よりも小さくなっており、さらに、前記気球は、 前記第1の気球と前記第2の気球との末端にあるがそれ
    らの気球に隣接して、前記カテーテルシャフト上に前記
    第3の気球とを備え、前記第3の気球の最大膨張直径が
    前記第1の気球の最大膨張直径よりも小さくなっており
    、そのため、 当該カテーテルシャフトは、その末端部において、第1
    の点での狭窄部を拡張させるための2つの異なった一定
    の作用直径と、前記第1の点から末端の方にある第2の
    点での狭窄部を拡張させるための第3の異なった一定の
    作用直径とを有し、前記2つの作用直径の一方が、前記
    第1の気球上方の前記第2の気球の膨張しない厚みを加
    えた、前記第1の気球の最大膨張直径に相当し、前記2
    つの作用直径の他方が、前記第2の気球の最大膨張直径
    に相当し、そして前記第3の有効作用直径が、前記第3
    の気球の最大膨張直径に相当している、カテーテル。
  4. (4)前記第3の気球の中央に近い端部と、前記第2の
    気球の末端部とが接合される付着位置を前記カテーテル
    シャフト上にさらに備え、前記第2の気球および前記第
    3の気球の1つが、前記付着位置の上方で少なくとも部
    分的に不変に脱げ出るように形成されている、特許請求
    の範囲第3項に記載のカテーテル。
  5. (5)前記第2の気球の末端部が付着される付着位置を
    前記カテーテルシャフト上にさらに備え、前記第3の気
    球の中央に近い端部が、前記カテーテルシャフト上の前
    記付着位置から中央に近い、前記第2の気球の壁に付着
    されている、特許請求の範囲第3項に記載のカテーテル
  6. (6)前記第3の気球の上部に第4の気球をさらに備え
    、それによって前記第3の気球は前記第4の気球の内側
    に少なくとも部分的に存在し、前記第4の気球の最大膨
    張直径は前記第3の気球の最大膨張直径よりも大きいが
    、前記第1の気球の最大膨張直径よりも小さくなってい
    る、特許請求の範囲第3項に記載のカテーテル。
  7. (7)前記第3の気球の末端にあるが、その気球に隣接
    する第4の気球をさらに備え、前記第4の気球の最大膨
    張直径が前記第3つ気球の最大膨張直径よりも小さくな
    っている、特許請求の範囲第3項に記載のカテーテル。
  8. (8)前記第2の気球の末端部が付着される、前記カテ
    ーテルシャフト上の前記第1の付着位置と、前記第3の
    気球の末端部が付着される、前記カテーテルシャフト上
    の前記第2の付着位置とをさらに備え、前記第3の気球
    の中央に近い端部が、前記第1の付着位置から中央に近
    い、前記第2の壁に接合され、前記第4の気球の中央に
    近い端部が、前記第2の付着位置から中央に近い、前記
    第3の気球の壁に接合されている、特許請求の範囲第7
    項に記載のカテーテル。
  9. (9)前記第2の気球の上部で前記カテーテルシャフト
    上に第3の気球の気球をさらに備え、それによって前記
    第2の気球は、前記第3の気球の内側に少なくとも部分
    的に存在し、前記第2の気球の最大膨張直径が、前記第
    3の気球の最大膨張直径よりも小さくなっている、特許
    請求の範囲第1項に記載のカテーテル。
  10. (10)前記第1の気球は、完全に前記第2の気球の内
    側に存在し、前記第2の気球は、完全に前記第3の気球
    の内側に存在している、特許請求の範囲第9項に記載の
    カテーテル。
  11. (11)前記気球は、膨張圧力150psiにおいて、
    前記予め決定された最大膨張直径を実質的に維持するこ
    とができる、特許請求の範囲第1項ないし第10項のい
    ずれかに記載のカテーテル。
  12. (12)前記気球の少なくとも1つの長さ方向の位置に
    おいて、前記カテーテル上に放射線を通さないマーカー
    をさらに備える、特許請求の範囲第1項ないし第11項
    のいずれかに記載のカテーテル。
  13. (13)前記気球の各々の長さは、40mmを越えない
    ものである、特許請求の範囲第1項ないし第12項のい
    ずれかに記載のカテーテル。
  14. (14)前記気球の各々の最大膨張直径は、4.5mm
    を越えないものである、特許請求の範囲第1項ないし第
    13項のいずれかに記載のカテーテル。
  15. (15)前記気球の各々の長さは、80mmを越えない
    ものである、特許請求の範囲第1項ないし第12項のい
    ずれかに記載のカテーテル。
  16. (16)前記気球の各々の最大膨張直径は、15mmを
    越えないものである、特許請求の範囲第1項ないし第1
    2項のいずれか、または第15項に記載のカテーテル。
  17. (17)前記気球がすぼませられるとき、前記気球を通
    る前記カテーテルの直径は、2.0mmを越えないもの
    である、特許請求の範囲第1項ないし第16項のいずれ
    かに記載のカテーテル。
  18. (18)前記カテーテルシャフトを通り、前記気球のす
    べてを通って舵取り可能な案内線を受止めるために長さ
    方向に延びている、中央の管をさらに備える、特許請求
    の範囲第1項ないし第17項のいずれかに記載のカテー
    テル。
  19. (19)前記カテーテルシャフトを通り、前記気球を通
    過する血液の流れを許容するための手段をさらに備える
    、特許請求の範囲第18項に記載のカテーテル。
  20. (20)前記カテーテルシャフトを通り、その末端部の
    外に延びている、軸上にトルクを有する案内線をさらに
    備え、前記気球の少なくとも2つの中央に近い端部は、
    前記カテーテルシャフトの末端部に接合され、前記気球
    の少なくとも2つの末端部は、前記線に接合されている
    、特許請求の範囲第1項ないし第17項のいずれかに記
    載のカテーテル。
  21. (21)前記カテーテルシャフトを通って延び、前記カ
    テーテルシャフトの末端部の外に延びている、軸上にト
    ルクを有する案内線をさらに備え、前記第1、第2およ
    び第3の気球が前記線に接合されている、特許請求の範
    囲第9項に記載のカテーテル。
  22. (22)前記第2の気球と前記第3の気球とは、ポリマ
    ー材料からなる単一連続管から形成されている、特許請
    求の範囲第3項に記載のカテーテル。
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