JPS63131445A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPS63131445A
JPS63131445A JP27719286A JP27719286A JPS63131445A JP S63131445 A JPS63131445 A JP S63131445A JP 27719286 A JP27719286 A JP 27719286A JP 27719286 A JP27719286 A JP 27719286A JP S63131445 A JPS63131445 A JP S63131445A
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cathode
linear cathode
linear
electrode
vibration
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Jun Nishida
準 西田
Kaoru Tomii
冨井 薫
Hiroshi Miyama
博 深山
Yoshikazu Kawachi
義和 河内
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カラーテレビジョン受像機,計算機の端末デ
ィスプレイ等に用いる平板形の画像表示装置に関するも
のである。
従来の技術 最近、薄形表示装置が画像9文字等のディスプレイ分野
で盛んに利用されるようになってきた。
これら薄形表示装置として平板形映像管がある。
本出願人は先に特開昭60−189848号、特開昭6
0−193242号公報に平板形映像管を提案した。
以下、第8図を参照してその構成について説明する。実
際は真空外囲器であるガラス容器内に各電極を内蔵した
構成が採られるが、図においては内部電極を明確にする
ため真空外囲器は一部を除いて省略している。また画像
1文字等を表示する画面の水平、垂直方向を明確にする
ため、フェースプレート部に水平方向H及び垂直方向V
を図示している。垂直方向に長い線状カソード101が
等間隔で独立して複数本配置され、この線状カソード1
01はタングステン線の表面に酸化物陰極が形成されて
いる○線状カソード101の本数、並びに配置される間
隔は任意であり、例えば表示画面サイズが10インチで
あるとすると、配置される間隔は約10間で、加本の線
状カソード101が垂直方向に約160閣の長さで配置
される。線状カソード101を挾むように線状カソード
101と離隔する画面部であるフェースプレート部10
2と、線状カソード101と近接する垂直走査電極10
3が配置されている。垂直走査電極103は水平方向に
細長く、等ピッチで、且つ電気的に分割されて絶縁支持
体104上に支持されている。これらの垂直走査電極1
03は、例えば通常のテレビジョン画像を表示するので
あれば垂直方向に水平走査線の数(NT S C方式で
は約480本)と同等の独立した電極として形成する。
なお、垂直走査電極103は水平走査線数の1 / n
本でも良い。線状カソード101とフェースプレート1
02との間には線状カソード101側よシ順次第1グリ
ッド電極(以下、GI電極と称す)105、第2グIJ
 ノド電極(以下、G2電極と称す)106、第3グリ
ツド電極(以下、G3電極と称す)107及び第4グリ
ツド電極(以下、G4電極と称す)108が配置されて
いる。G1電極105は線状カンード101に対応した
部分に開孔109(第6図参照)を有する面状電極が各
隣接する線状カソード101間で互いに分割され、個々
の電極に映像信号を印加してビーム変調を行なう。G2
電極106とG3電極107はG1電極105と同様な
開孔110. 111  (第9図参照)を有し1、垂
直方向に分割されていない。
G4電極108はG2電極106 、 Gs電極107
の開孔110゜111と同じか、或は垂直方向に比べて
水平方向に広い開孔112(第8図参照)を有する。G
4電極108とフェースプレート102の間には水平偏
向電極113A、113B、113Cが各線状カンード
101からの電子ビーム直進軸と対称で、且つ線状カソ
ード間隔と同じ間隔で配置されている。各水平偏向電極
113A、 113B、 113Cは絶縁支持体114
の表面にメッキ、或は真空蒸着等の手段により形成され
、水平フォーカス、並びに、水平偏向を行なう。フェー
スプレート102の内面には蛍光体115とメタルバン
ク電極116から成る発光層が形成されている。
蛍光体115はカラー表示の際に水平方向に順次赤■、
緑(G)、青の)のストライブ、若しくはドントとして
形成される。
次に上記平板形映像管の動作について説明する。
第9図において線状カソード101に電流を流してこれ
を加熱し、Gl電極105、垂直走査電極103には線
状カソード101の電位とほぼ同じ電圧を印加する。こ
の時G1電極105 、 G2電極106に向って線状
カソード101から電子ビームが進行し、各電極105
、106に設けられた開孔110.111部を電子ビー
ムが通過するように線状カソード101の電位よシも高
い電圧(100〜500v程度)を02電極106に印
加する。ここで電子ビームがG+ 、G2電極105,
106の各開孔110.111を通過する量を制御する
には、G1電極105の電圧を変化させることによって
行なう。G2電極106の開孔部111を通過した電子
ビームはG3電極107 、 G4電極108.電子ビ
ームを挾んで対向する水平偏向電極113A。
113B、 113Cと進むが、これらの電極には蛍光
面で電子ビームが小さいスポットとなるように所定の電
圧が印加される。ここで垂直方向のビームフォーカスは
G4電極108の開孔112の出口で形成される静電レ
ンズで行なわれ、水平方向のビームフォーカスは水平偏
向電極113A、 113B、 113Cに印加される
各中心電圧を変化させることによって得ることができる
。またこの水平偏向電極113A。
113B、 113Cは各々に2系統の共通母線113
A −a、 b+  113B  a+ by 113
Ca、bによって接続され、これらの母線を通じて水平
走査周期の鋸歯状波、或は階段状波の偏向電力が各々の
水平フォーカス電圧と同時に重畳され、各々の電子ビー
ムは所定の幅で水平方向に偏向される。偏向された電子
ビームは蛍光体115を刺激して画面上で発光像を形成
する。この時、カラー画像等を得るには、上記のように
各電子ビームが蛍光体115を水平走査する時、電子ビ
ームが入射している各色の蛍光体と対応した色の変調信
号を01電極105に印加すれば良い。
次に垂直走査について第10図及び第11図を参照して
説明する。上記のように線状カソード101を取り囲む
空間の電位を線状カソード101の電位よりも正、或は
負の電位となるように垂直走査電極103の電圧を制御
する。ことにより線状カソード101からの電子の発生
は制御される。この時、線状カソード101と垂直走査
電極103との距離が小さければ線状カンード101か
らの電子ビームのON。
OFFを制御する電圧は小さくて済む。垂直走査電極1
03には、インタレース方式を採用している場合、最初
の1フイールド目においては垂直走査電極103Aよシ
1水平走査期間(IH)のみ電子ビームが発生する(以
下ON)信号が、次のIH間には103Cに電子ビーム
がONになる信号が、以下順次、垂直走査電極1本置き
にIH間のみ電子ビームがONになる信号が印加され、
画面下部に相当する103Xが終了すると最初の1フイ
ールドの垂直走査が完了する。次の第2フイールド目は
垂直走査電極103Bよシ、同時にIH間のみ電子ビー
ムがONとなる信号が印加され、最終的に103Yまで
の走査によって1フレームの垂直走査が完了する。
また上記平板形カラー陰極線管のように水平方向に多数
の電子ビーム発生源を有する陰極線管を用いたテレビ画
像表示のためのG+電極に印加する信号処理系統につい
て、第12図、第13図を参照して説明する。テレビ同
期信号142をもとにタイミングパルス発生器144で
は後述する回路ブロックを駆動させるタイミングパルス
を発生させる。先ず、その中の1つのタイミングパルス
で復調すした映像141をA/D コンバータ143に
てディジタル信号に変換し、IH間の信号を第1のライ
ンメモU −145に入力する。IH間の信号が全て入
力されると、その信号は第2のラインメモll−146
に同時に転送され、次のIHの信号がまた第1のライン
メモリー145に入力される。第2のラインメモ!J 
−146に転送された信号はIH間記憶保持されると共
に、D/Aコンバーター(或はパルス幅変換器)147
に信号を送り、ここで元のアナログ信号(或はパルス幅
変調信号)に変換され、これを増幅して陰極線管の各0
1電極105に印加される。ここでラインメモリーは時
間軸変換のために用いられるもので、その具体的な説明
を第13図を用いて行なう。表示画面領域を走査するた
めに用いられる電子ビームの数(即ちカソード本数)を
A本とすると、或IH間の映像信号151の映像信号挿
入時間TをT/Aに分割し、分割された個々の期間の映
像信号の時間軸をA倍してT時間に延長し、この信号1
52をそれぞれの対応するG、電極105に印加する。
このようにしてIH全全体亘っての画像が表示され、こ
れを垂直走査によって順次行なうことによって、全体の
画像を画面上で合成することができる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら以上のような構成では線状カノード101
は垂直走査電極103とG1電極105間全域にわたυ
垂直走査電極103とG1電極105との間にある一定
の間隔を保って維持されねばならず、例えば第14図(
a)に示すように垂直走査電極103から一定の距離を
保つ固定台座151に一端を固定し、他端はバネ152
によって架張され、かつ垂直走査電極103と一定の間
隔を保ち固定される。当然G1電極とも一定の距離に保
たれる。この線状カソード101は直径15〜20μm
の金属細線に酸化物陰極材料が塗布されたものであり、
短端固定された弦を構成し、外部からの機械的衝撃もし
くは電磁的振動に結合して振動が発生し易く、その結果
線状カソード101とG1電極105間距離が時間的に
変動することとなり、放出電流量がその振動周期により
変調されることとなる。これは表示画像のゆらぎの原因
となるのみならず、振幅の大きい場合は線状カソード1
01が垂直走査電極103、或はG1電極105と短絡
し線状カソード101を破損させる原因ともなる。この
振動を抑制する手段としては、第14図(a)(b)に
示すように線状カソード101の片端又は両端に金属又
は絶縁細線153を接触させることにより振動を吸収さ
せることが実施されて来た。特に外部からの機械的衝撃
等に対してはその効果を発揮し、実用的にカソード振動
による画像ゆらぎを無視し得る状態に保つことが実証さ
れている0しかしテレビ画像を再生する場合を考えると
、その映像信号が線状カソード101 、Gl電極10
5間に印加される場合、その映像信号の振動数或はその
高調波成分が、架張された線状カソード101の固有振
動数或はその高輝波成分と結合して、カソードに振動が
発生するのは避は難く、画像のゆらぎを完全に取り除く
ことは困難であった。
本発明は上記の原因で発生する線状カソード101の振
動をも防止又は抑制することによって、ゆらぎの極力少
ない画像の提供を目的とするものである0 問題点を解決するだめの手段 真空外囲器内に配された線状カソードの張力又は実効的
長さを可変させることにより線状カソードの固有振動数
をずらせることにより上記目的を達成するものである。
作用 本発明は上記の構造により、平板形表示管等に用いられ
る線状カソードが外部振動源の振動数に同調して振動が
発生する場合、固有振動数をずらすことによシ振動源と
の電気的結合を正束にしてこれをさけることができるか
ら、カソード振動による画像のゆらぎ、を防ぎカソード
が振動して他の電極に接触して引き起される損傷をさけ
ることが出来、装置の信頼性向上を図ることができる。
実施例 以下図面とともに本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明の第1実施例を説明するための線状カソ
ード部の構成図である。
第1図において11はガラス板等の絶縁基板であり、1
2はその上に形成した垂直走査電極である。
一般にはガラス板上の金属薄膜又は導電性酸化薄膜等を
電気的に分離し得るパターンを形成させて設ける。10
は線状カソードでタングステン等高融点金属線又は金属
線の表面に陰極用酸化物が形成されたものである。この
線状カソード10は一端は固定支持台20に固定され、
他端はバネ21により一定の張力Tで架張される。23
は弾性を有する絶縁細線でカソードに軽く触れ、カソー
ドの振動を吸収するだめの振動ダンパーで固定台22に
よって基板11にとシつけられる。この振動ダンパー沼
は絶縁細線の代りに金属細線上に絶縁物を形成されたも
のも用いられる。バネ21上には磁性体からなる磁極3
0がとりつけられる。又はバネ材自身を磁性体で形成し
てもよい。この磁極30に対向して電磁コイル31が設
置される。
以上の構成を全体構造の中で説明する。
第1図は第8図に示す平板形陰極線管の線状カソード部
の一部を示したものであり、絶縁基板11上に電子ビー
ムを垂直方向に走査するための切換え用垂直走査電極1
2が所定のピッチで配置されている。その他の電極部分
およびフェースプレート部は第8図と同一である。線状
カソード10は垂直走査電極12と第一グリッド(Gl
)電極13との間に01電極13の電子ビーム透過孔に
位置合わせをし、かつ垂直走査電極12とG、電極13
との間隔を一定に保って架張される。この線状カソード
10は数10ミクロン以下の直径のタングステン線等上
に酸化物陰極が形成されたものを用い、バネ21で一定
の張力が保たれるように架張される。図は一方の端部を
固定支持合印に溶接等の手段により固定し、反対端をバ
ネ21に同様の手段で固定した状態を示している。この
バネ21の作用により、線状カンード10には一定の張
力が与えられる。このバネ21には磁性材料からなる磁
極30が同様に溶接等の手段で取りつけられる。この磁
極30に相対して電磁コイル31が絶縁基板11上にコ
イル固定台32によシ固定される。この電磁コイル31
に電流を流すことによシ磁極30は引き寄せられ、従っ
て線状カソード10の張力を増加させることが出来る。
つぎにこの線状カソード10の両端部には一端を絶縁基
板11上に固定台22により固定され、他端は開放状態
で各線状カソード10に接触しているフレキシブルな金
属細線、又はガラスファイバー等の絶縁細線からなる線
状カソード上に発生した振動を吸収する振動ダンパーn
が配置される。このダンパー効果のみでは、外部から線
状カソード10の固有振動数又はその高調波成分が連続
的に振動源として存在する場合、完全に振動を除去する
のが困難であるので、その場合はカソード架張の張力T
を変化させて外部振動源の振動数と線状力ンードの固有
振動数−とをずらせることによシ振動を除去しようとす
るものである。
第2図には本発明の動作系統を示す。線状カソード10
はバネ21で架張されていてかつ図示されていないヒー
ター加熱電源により通電され熱電子放出が可能な状態(
通常約650c以上)に加熱されている。放出された熱
電子はG1電極】3の開孔部を通過して発光層(第8図
116)の方に導かれるが、このビーム電流はG、電極
13〜線状力ソード10間の距離に依存する。すなわち
線状カソード10に振動が発生するとこの放出電流にゆ
らぎが生ずる。従ってカソード近傍にビーム電流検知電
極33を設置し、線状カソード10からの放出電流を検
出し、ゆらぎが発生したか否かをカソード振動電流判定
回路34により判定し、ゆらぎの発生した場合出力され
るようにしておくことにより、この出力を電流増幅器3
5で増巾し、波形整形した一定電流を電磁コイル31に
加えることにより、磁極30が移動し、カソードの張力
が変化する。この振動電流の検出原理を第3図で説明す
る。301は線状カソード10に印加される映像信号で
あシ、この信号の中にカソードの固有振動の共振振動数
foを含んでいると線状カソード10には振動が発生す
る。302は垂直ブランキング信号が01電極13に加
えられる状態を示す。303は振動電流検知電極33に
加えられる電圧を示す。即ち輝線消去区間のみ放出電流
を検知する。これは映像信号によるビーム変調の影響を
さけて振動による変化電流量を正しく検知するためのも
のである。304はこの検知電極61に流れる電流例で
、3041は振動していない状態の電流、3042.3
043は振動が発生した場合の電流を示す。
この電流3041を基準とし3042.3043、・・
・の電流をカンミド振動電流判定回路34で比較するこ
とにより、305に示すように振動が発生している場合
は差の電流出力が現れる。この出力を増幅整形した波形
の信号306により電磁コイル31を動作させ、カソー
ド張力を変化させる。従って外部振動源の周波数に対し
線状カソード10の固有振動数が変化し、共振状態を解
くことによシ、振動ダンパーZ3の効果ですみやかに線
状カソード10に発生した振動を抑制することが出来る
。第4図(a)(b)には本発明の第2の実施例を示す
。第1図と同様に垂直走査電極12の形成された絶縁基
板11上に、垂直走査電極12と一定の間隔を保って線
状カソード10が設置される。線状カソード10は一端
がバネ21で架張されるが、他端は圧電接合素子61に
固定される。この圧電接合素子61は片端が固定台62
によって絶縁基板11に固定され、線状カソード10が
固定される端部は開放端となっている。線状カソード1
0の両端には振動吸収用の振動ダンパーおが配置される
ところも第1図の場合と同様である。この振動ダンパー
nは片端のみでもその効果は期待される。この圧電接合
素子61の端子63.64に所定の電圧を印加すると電
歪効果により、開放端部がy方向に歪曲する。そのため
線状カソード10の張力が変化してカソード振動の固有
振動数を変化させることができる。振動抑制効果として
は第一の実施例と同様に第3図に示すように振動時の放
出電流を垂直帰線区間に極細して、この出力電圧を圧電
接合素子61の端子63.64に加えればよい。
これらはまた別の電源を用いて圧電接合素子61を駆動
しておき、振動検知出力に応じて、この電源を切シ換え
又は変化させて作動させてもよい。
さらにこの圧電接合素子61以外に2種の熱膨張係数の
異る材料の接合からなるバイメタルの如き、電気入力に
よシ機械的変位の得られるものは全て有効である。
本発明の第3の実施例を第5図に示す。線状カソードは
絶縁基板上に片端を固定支持台に固定され、他端はバネ
に固定され一定の張力で架張される。カソードは熱電子
を放出させるために約600〜700Cに加熱されるが
、線状カソードの場合多くはカソード線自体に電流を流
し加熱される第1図、第4図にはこの様子は省略されて
いる。線状カソード10が伸び、バネ21が戻ることに
よシ張力Tが変化することはよく知られている。従って
第3図に示すようにビーム電流検知電極61に流れ込む
電子流が振動カソード電流と判定した場合は、カソード
電源切換素子を動作させカソード加熱電源81からカソ
ード加熱電源82に、又はこの逆に切り換える。これに
よシ加熱電流が変化し、カソード温度が変化して熱膨張
によシ張力Tが変動して線状カソード10の固有振動数
が変化して振動源に同調する事をさけることができる。
この場合力ンード温度が若干変動しても電子放出に影響
の与えない空間電荷制限状態で動作させる必要があるこ
とは言うまでもない。
第4の実施例は第6図に示される。上記実施例と同様に
垂直走査電極12の形成された絶縁基板11上に垂直走
査電極12と一定の間隔を保ち線状カソード10がバネ
21によシ架張され他端を固定支持合印に固定される。
この固定支持台(9)から一定距離を保ち、絶縁基板1
1上に図示されるように2方向に歪曲し得るように配置
された圧電接合素子71を支持台73により固定される
。この圧電接合素子71上に線状カソード10に対して
先端を有する支点片72を設ける。一方他の実施例と同
様にカソード10の両端もしくは片端に振動吸収用ダン
パーnが支持台乙によって絶縁基板11上に固定される
。この圧電接合素子71はその電極端子74.75に電
圧を印加することによシ開放端部が2方向に歪曲する。
この場合圧電接合素子71上に設置した支点片72′が
線状カソード10に接触するように支点片72と線状カ
ソード10との距離を定めておく。他の実施例と同様に
外部振動源の振動数が線状カソード10の固有振動数に
同調して線状カソード10に振動が発生した場合、その
電流変化分を検知して圧電接合素子71に印加する。従
って支点片72が線状カソード10に接触すれば、この
点が線状カソード10の弦振動の新らしい節となり、振
動する線状カソード10の実効長が変化したことになり
、線状カソード10の固有振動数が変化して振動が減衰
する0この圧電接合素子71は振動に応じて支点を線状
カソード10に接触させて、実効長を変化させるための
ものであり、電磁石もしくは熱膨張係数の異る材料の接
合からなるバイメタル等電気信号により機械的変位を誘
導するものであればよい。弦の固有振動数foは架張力
をTON長さ沼、密度ρとしたとき、nを整数として と表わされることはよく知られている。従って外部振動
源となる交流電界の周波数を変化した場合の振動の発生
する特性を実験的に求めたものの一例を第7図に示す。
これは約300咽の長さのカソードを張力約40grで
架張された場合の特性で、横軸は周波数、縦軸は振動状
態を示す振動検知電流を示す。中心周波数約1100H
zに対して±35Hzで振動は完全に同調範囲からずれ
る。即ち約±3%の周波数ずれを起せばよいことを意味
する。従って張力の必要変動量は±6%でちり、これを
線カソードに張力Tを与えているバネを可変して変化さ
せればよいことがわかる。一般にバネ荷重の±10%程
度の変化では、バネの伸びとは比例関係にあシ、本発明
によれば張力を±10%以上可変することも容易であシ
、カソードが外部振動源に同調して振動が起れば電流の
変化として検知しカソードの固有振動数を変化させて振
動接続を防ぐ。
同様に第4の実施例によれば固有振動数を10%変化さ
せるには長さ形をは’flO%変化させればよいから、
その位置に振動の節となる支点を振動検知によシ設置す
ることによシ容易に線カソードの固有振動数を変化させ
、振動発生を口述することかできる。
発明の効果 以上のように本発明は平板形の画像表示装置においてバ
ネによって一定張力に架張され、片端もしくは両端に振
動を吸収するダンパーが設置された各線状カソードに対
し、張力を変化させるか又は線状カソードの実効長を変
化させることにより、外部振動源の振動数に同調するこ
とをさけ、線状カソードに発生する振動を抑制すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を説明するだめの平板形
画像表示装置の線状カソード部構成図、第2図は本発明
の動作機能を説明する電気系統図、第3図は本発明にお
いて線カソードの振動を動作上検出するだめの各電極電
圧、電流とを示す波形図、第4図(a)(b)は本発明
の第2の実施例を説明するだめのカソード部構成図、第
5図は本発明の第3の実施例における動作機能を説明す
る系統図、第6図は本発明の第4の実施例を示すカソー
ド部構成図、第7図は本発明の効果を説明するだめのカ
ソードが外部振動源に同調して振動する特性を実測した
特性図、第8図は本発明の適用される平板形画像表示装
置の一例を示す斜視図、第9図は第8図の平板形画像表
示装置の一部横断面図、第10図は第8図の平板形画像
表示装置の垂直走査電極部の斜視図、第11図は第8図
の平板形画像表示装置の垂直走査動作を説明するための
波形図、第12図および第13図は第8図の平板形画像
表示装置の信号処理系統の回路図およびその動作説明波
形図、第14図(a)(b)は従来の平板形画像表示装
置の線状カソード部の斜視図およびその一部側面図でち
る。 10・・・線状カソード、11・・・絶縁基板、12・
・・垂直走査電極、21・・・バネ、22・・・固定台
、n・・・振動ダンパー、30・・・磁極、31・・・
電磁コイル固定台、33・・・ビーム電流検知電極、3
4・・・カソード振動電流判定回路、35・・・電流増
幅器、61.71・・・圧電接合素子、62・・・固定
台、72・・・支点片、81.82・・・カンード加熱
電源。 代理人の氏名 弁理士  中 尾 敏 男 ほか1名第
3図 3θC 入5z密tくa V5                       
       々昧 第7図 カー・/”’)”Iてカロえるタト部り3六7欽巧−■
C(89図 )δ2 ノρ3B−−:   L              
   ++−「−] 一一     +    u t、−+−「 「−]

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)真空外囲器内に少なくとも一本の線状カソードと
    、線状カソードを加熱して発生する電子ビームを偏向す
    る手段と、電子ビームの照射により発光する蛍光体と、
    線状カソードの片端または両端に設けられ、前記線状カ
    ソードの固有振動数を制御する手段とが配され、前記線
    状カソードから放出される電子流を一定時間毎に計測し
    その時間的変動に応じて線状カソードの固有振動数を変
    化させることを特徴とする画像表示装置。
  2. (2)線状カソードの固有振動数を制御する手段が線状
    カソードの架張力を制御する手段である特許請求の範囲
    第1項記載の画像表示装置。
  3. (3)線状カソードの固有振動数を制御する手段が線状
    カソードの実効長を変化させる手段である特許請求の範
    囲第1項記載の画像表示装置。
  4. (4)線状カソードの片端もしくは両端に磁極片を設け
    、これに近接して電磁コイルを配置し、この電磁コイル
    に電流を流し、電磁コイルと磁極片の吸引力を変化させ
    ることにより、線状カソードの架張力を変化させること
    を特徴とする特許請求の範囲第2項記載の画像表示装置
  5. (5)線状カソードの片端もしくは両端に圧電接合素子
    を設け、これに電圧を印加することにより線状カソード
    の架張力を変化させることを特徴とする特許請求の範囲
    第2項記載の画像表示装置。
  6. (6)線状カソードの片端もしくは両端にカソードに近
    接して、カソード振動の節を形成する支点片を持つ圧電
    接合素子を設置し、この圧電接合素子に電圧を印加する
    ことにより、支点片をカソードに接触もしくは分離させ
    、カソード振動の実効長を変化させることを特徴とする
    特許請求の範囲第3項記載の画像表示装置。
JP27719286A 1986-11-20 1986-11-20 画像表示装置 Expired - Lifetime JPH0746579B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03257743A (ja) * 1990-03-08 1991-11-18 Futaba Corp 蛍光発光管

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