JPS63130963A - 合成樹脂製プ−リ - Google Patents

合成樹脂製プ−リ

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JPS63130963A
JPS63130963A JP27473586A JP27473586A JPS63130963A JP S63130963 A JPS63130963 A JP S63130963A JP 27473586 A JP27473586 A JP 27473586A JP 27473586 A JP27473586 A JP 27473586A JP S63130963 A JPS63130963 A JP S63130963A
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JP
Japan
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synthetic resin
ring
tension pulley
pulley
tension
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JP27473586A
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Masato Aritome
有留 正人
Nobuo Ikeda
信夫 池田
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Koyo Seiko Co Ltd
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Koyo Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、合成樹脂製プーリ、さらに詳しくは、たと
えば自動車や農機などのエンジン周辺部のベルトの張力
を調整するために使用されるテンションプーリなどのよ
うに、軸受外輪に合成樹脂製のプーリ本体が成形された
プーリに関する。
従来の技術とその問題点 従来の代表的なテンションプーリとして、たとえば第6
図に示すように、金属製のテンションプーリ本体(1)
を備えたものが知られている。
このテンションプーリ本体(1)は、薄鋼板がら断面路
コ字形にプレス成形された2つの環状フランジ(2) 
(3)が中間の軸線と直角をなす面同志を背中合わせに
してリベット(4)で一体化されたものであり、本体(
1)の内筒部(la)が玉軸受(5)の外輪(5a)に
固定されている。
ところが、このようなテンションプーリでは、アノンヨ
ンプーリ本体(1)が金属製であることから、軽量化に
限界がある。さらに、構成部品点数が多いことと、構造
が複雑であるために生産性が悪いことからも、コストア
ップを余儀なくされている。また、その製造上において
も、プレス加工、リベット止め作業など加工が複雑であ
るとともに、特殊な形状のものが得られず応用性が低い
というような問題がある。
テンションプーリの軽量化を図るため、たとえば第7図
に示すように、合成樹脂製のテンションプーリ本体(8
)をインサート成形により玉軸受(5)の外輪(5a)
に固着したものが提案されている。
このような合成樹脂製のテンションプーリ本体(6)を
製作するにあたって、表面光沢、形状精度、寸法精度を
良くするために、高圧、高速で成形する方が望ましいが
、その場合には、玉軸受(5)の外輪(5a)が大きく
歪むという問題がある。この玉軸受(5)の外輪(5a
)の歪を抑えるためには、成形圧力、速度を下げる必要
があるが、これにより、成形条件の選択幅が限定される
ことになり、しかも低圧、低速条件では、樹脂成形にお
いて周知のように、成形品すなわちテンションプーリ本
体(8)の外観(光沢など)が悪くなったり、ショート
ショットなどのトラブルを生じる。また、テンションプ
ーリ本体(B)には強度確保のため一定の厚さが必要で
あるが、この厚さが不均一なことから、その外周面(ベ
ルト転送面)に第8図に符号(A)で示すような樹脂成
形特有のひげが生じて、形状精度(たとえば真円度、円
筒度など)が悪くなってしまう。そして、このままでは
、使用時に、回転が不円滑になり、張力を調整すべきベ
ルトに対して振動などを与えるため、製品としての信頼
性が得られない。このため、現状では、テンションプー
リ本体(6)を低圧、低速で成形したのちに、その外周
面を切削仕上げするなど成形加工とは全く別種の二次加
工を施して、所定の形状精度を得ている。
このように、従来の合成樹脂製テンションプーリにおい
ては、合成樹脂製のテンションプーリ本体の成形時に種
々の制約を受けるという問題があるとともに、製品とし
ての形状精度を得るためには製作工程が複雑になるなど
の問題がある。しかも、製作上の問題点より歩留りの低
下や生産性の低減を招来することから、コストアップを
余儀なくされている。
テンションプーリ以外のプーリの場合にも、同様の問題
がある。
この発明の目的は、上記の問題を全て解決し、軽量化お
よび構造の簡素化が図れ、かつ形状精度の良い低価格の
合成樹脂製プーリを提供することにある。
問題点を解決するための手段 この発明による合成樹脂製プーリは、軸受外輪に金属製
または合成樹脂製のリングを介して合成樹脂製のプーリ
本体が成形されているものである。
作     用 プーリ本体が合成樹脂製であるから、従来の金属製のも
のに比較して、軽量であり、しかも構造が簡単で、構成
部品点数も少ない。また、リングによりプーリ本体の肉
厚の均一化が図られ、成形時のひけの発生が非常に少な
くなり、形状精度が良くなる。
実  施  例 以下、図面を参照して、この発明をテンションプーリに
適用した実施例を説明する 第1図および第2図は、第1実施例を示す。
テンションプーリは、玉軸受(10)の外輪(10a)
に金属製または合成樹脂製のリング(11)を介して合
成樹脂製のテンションプーリ本体(12)が成形されて
いるものである。
テンションプーリ本体(12)は、外輪(10a)の外
周部にこれを両側から挾むように嵌着された断面略逆U
形の内筒部(12a)とベルト(図示略)に接する外筒
部(12b)とがこれらの中央部において環状の連結部
(12c)により一体に連結されたものであり、連結部
(12c)の両側の内筒部(12a)と外筒部(12b
)の間に複数の補強リム(12d)が円周方向に等間隔
をおいて一体に形成されている。外筒部(12b)の外
周面は、ストレートである。テンションプーリ本体(1
2)を構成する合成樹脂としては、強度、耐油性および
耐熱性を兼ね備えたちのたとえばポリアミド樹脂または
ポリアセタール樹脂などが挙げられる。
リング(11)の断面形状は長方形であり、その幅はテ
ンションプーリ本体(12)の連結部(12c)の幅よ
り小さい。また、リング(11)の外径はテンションプ
ーリ本体(12)の外筒部(12b)の内径とほぼ等し
い。リング(11)は外輪(10a)の外周面の中央部
にはめられて、テンションプーリ本体(12)の内筒部
(12a)および連結部(12c)の中央部内に埋め込
まれている。リング(11)の内周面には、軸線方向の
複数のみぞ(13)が円周方向に等間隔をおいて形成さ
れており、テンションプーリ本体(12)の内筒部(1
2a)のリング(11)の両側の合成樹脂がこれらのみ
ぞ(13)を通して軸線方向に連結しているため、軸線
方向の引張り力に抵抗する作用があり、強度保持に効果
がある。リング(11)を金属で構成する場合、たとえ
ば鋼などが使用される。リング(11)を合成樹脂で構
成する場合、テンションプーリ本体(12)と同じよう
なものを使用することができる。なお、この場合、テン
ションプーリ本体(12)とリング(11)の両者を同
一材料にするかまたは異なる材料にするかは任意゛であ
る。
次に、第3図を参照して、上記のテンションプーリの製
造方法の1例を説明する。
まず、玉軸受(10)の外輪(10a)の外周面にリン
グ(11)を嵌着する。このとき、リング(11)の内
周面に複数のみぞ(13)が形成されているので、嵌着
作業が容易である。次に、この外輪(loa)を複数の
環状の部品(14a) (14b) (14c) (1
4d)(14e)(14f’)よりなる金型(14)に
装着し、外輪(loa)の外側に環状のキャビテ“イ(
15)を形成する。このとき、1対の内側金型部品(1
4a) (14b)の端部に形成された環状段部(1B
) (17)に外輪(10a)の内周両端部をはめ、外
輪(10a)の内周側の部分を両側面から挾んで支持す
るとともに、外輪(10a)の内周面の両端寄りの部分
を内側から支持する。また、リング(11)の軸方向位
置決めを容易にするために、金型部品(14c) (1
4d)にそれぞれ中央方向に対向する爪部(14g) 
(14h)が周方向に適当数設けられている。そして、
このような状態で、キャビティ(15)内に合成樹脂を
射出して、テンションプーリ本体(12)を形成する。
このとき、上記のように外輪(10a)が金型部品(1
4a) (L4b)により支持されているので、高圧、
高速でテンションプーリ本体(12)を成形しても、外
輪(10a)の歪は小さい。また、リング(11)があ
るので、テンションプーリ本体(12)の厚さが均一化
され、このため、成形時のひげの発生が非常に少なく、
形状精度が良い。したがって、成形後にテンションプー
リ本体(12)の外周面を切削仕上げする必要がなく、
1回の射出成形でテンションプーリを完成することがで
きる。
第4図は第2実施例を示し、第1実施例のものと同じ部
分には同一の符号を付している。
第2実施例の場合、テンションプーリ本体(12)の外
周面は中央部が高い円弧状をなす。このため、成形時の
ひけの発生がさらに少なくなる。
また、リング(11)には、第1実施例のみぞ(13)
のかわりに、これを軸線方向に貫通する複数の穴(18
)が形成されている。
第5図は第3実施例を示し、第1実施例と同じ部分には
同一の符号を付している。
第3実施例の場合、テンションプーリ本体(12)は第
2実施例のものと同様である。リング(11)は断面T
形をなし、テンションプーリ本体(12)の内筒部(1
2a) 、外筒部(12b)および連結部(12c)の
全体にわたっている。
合成樹脂製のテンションプーリ本体(12)に補強リム
(12d)が設けられている場合、その外周面にリム(
12d)の数に相当する円周方向の凹凸が生じ、多角形
状になって、真円度が悪くなる。
これが問題になる場合には、第3実施例のようにする。
このようにすると、断面T形のリング(11)の外側円
筒部(lla)がテンションプーリ本体(12)の外筒
部(12b)内に位置していることにより、リム(12
d)による凹凸が小さくなり、真円度が良くなる。
この発明は、テンションプーリ以外の合成樹脂製プーリ
にも適用できる。
発明の効果 この発明による合成樹脂製プーリは、上述の構成を有す
るので、次の効果を奏する。
まず、従来の金属製のテンションプーリ本体のものに比
較して、軽量化が図れる。さらに、構造が簡単で、かつ
構成部品点数が少ない上、加工工数が削減されるため、
コストダウンが図れる。
従来の合成樹脂製のテンションプーリ本体のものに比較
して、成形時のひけの発生が非常に少なく、形状精度が
良ぐなる。このため、回転が円滑になり、振動発生が防
止されて、軸受性能が向上する。
生産性の面からは、樹脂成形によってプーリ本体が成形
されるので、金属製のものに比べて工程が簡略化できる
。また、1回の成形で形状精度の良いものが得られ、樹
脂成形後の切削仕上げなどの二次加工を必要としない。
このため、生産性が向上し、コストダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例を示すテンションプーリ
の主要部の縦断面図、第2図は第1図■−■線の断面図
、第3図はテンションプーリ製造時の状態を示す玉軸受
および金型の主要部の縦断面図、第4図は第2実施例を
示す第1図相当の図面、第5図は第3実施例を示す第1
図相当の図面、第6図は従来の金属製のテンションプー
リ本体を備えたテンションプーリを示す主要部の縦断面
図、第7図は従来の合成樹脂製のテンションプーリ本体
を備えたテンションプーリを示す主要部の縦断面図、第
8図は合成樹脂製のテンションプーリ本体に発生するひ
けを示す主要部の拡大断面図である。 (10)・・・玉軸受、(10a)・・・外輪、(11
)・・・リング、(12)・・・テンションプーリ本体
。 以上 特許出願人  光洋精工株式会社 代 理 人  岸本 瑛之助(外4名)第1図 第2図 第6図 第7図     第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 軸受外輪に金属製または合成樹脂製のリングを介して合
    成樹脂製のプーリ本体が成形されている合成樹脂製プー
    リ。
JP61274735A 1986-11-18 1986-11-18 合成樹脂製プ−リ Expired - Fee Related JP2562018B2 (ja)

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Cited By (3)

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