JP2001090811A - プーリ - Google Patents

プーリ

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JP2001090811A
JP2001090811A JP27046099A JP27046099A JP2001090811A JP 2001090811 A JP2001090811 A JP 2001090811A JP 27046099 A JP27046099 A JP 27046099A JP 27046099 A JP27046099 A JP 27046099A JP 2001090811 A JP2001090811 A JP 2001090811A
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JP
Japan
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pulley
peripheral surface
idler pulley
outer peripheral
endless belt
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JP27046099A
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Toshiki Watanabe
利樹 渡辺
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量で安価に製作できる構造で、外周面の真
円度悪化に伴う騒音の発生、並びにアイドラプーリ14
aに掛け渡す無端ベルトの寿命低下を抑える。 【解決手段】 全体を合成樹脂製としたアイドラプーリ
14aの内径側円筒部15と外径側円筒部16とを連結
する円輪状の連結部17の両側に、複数の補強リブ18
a、18aを放射状に設ける。これら各補強リブ18
a、18aを、アイドラプーリ14aの中心軸を含む仮
想平面に対してそれぞれ傾斜させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係るプーリは、例
えば自動車用エンジンの補機或はカムシャフトを駆動す
る為の無端ベルト或はタイミングベルト(以下、単に
「無端ベルト」とする。)に所望の張力を付与する為
に、或は無端ベルトの巻き掛け角を確保すべくこのベル
トを案内する為に使用するアイドラプーリとして利用す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車用エンジンの補機或はカムシャフ
トを駆動する為の無端ベルトに所望の張力を付与する為
の張力付与装置として、特開平10−122339号公
報には、図16〜18に示す様な構造が記載されてい
る。先ず、この張力付与装置1の構造に就いて、簡単に
説明する。シリンダブロック等の固定の部分に結合固定
するベースプレート2に形成した長孔3に沿う変位を自
在とした支持軸4の基端部(図16の右端部)の頭部5
に形成したねじ孔に、調整ボルト6の先端部を螺合させ
ている。この調整ボルト6の基端部は、上記ベースプレ
ート2の一端部(図16の上端部)に設けた折り曲げ板
部7に形成した通孔8に挿通している。又、上記調整ボ
ルト6の中間部で上記折り曲げ板部7よりも上記頭部5
寄り部分には、調整ナット9とロックナット10とを螺
合させている。
【0003】又、上記支持軸4には、支持スリーブ11
を介して、転がり軸受12の内輪21を支持している。
深溝型ラジアル玉軸受であるこの転がり軸受12の外輪
13の周囲には、本発明の対象となるプーリである、合
成樹脂製のアイドラプーリ14を固定している。この合
成樹脂製のアイドラプーリ14は、互いに同心に設けら
れた内径側円筒部15及び外径側円筒部16を有する。
この内径側円筒部15の中間部外周面と外径側円筒部1
6の中間部内周面とは、円輪状の連結部17により連結
しており、この連結部17の両側面にそれぞれ複数本ず
つの補強リブ18、18を、それぞれ放射状に設けてい
る。
【0004】この様なアイドラプーリ14は、上記内径
側円筒部15を深溝型の転がり軸受12を構成する外輪
13の周囲に、図19〜20に示す様な射出成形用の金
型19により、この外輪13の外周寄り部分をその内周
側にモールドした状態で固設している。即ち、上記金型
19内に設けた、上記アイドラプーリ14の外形に対応
した内形を有するキャビティ20内に、図示しないゲー
トから溶融した熱可塑性樹脂を注入する。そして、この
熱可塑性樹脂が冷却・固化した後に上記金型19を開い
て、上記アイドラプーリ14を上記転がり軸受12と共
に、上記キャビティ20内から取り出す。
【0005】上述の様なアイドラプーリ14を含んで構
成する、前記張力付与装置1により、無端ベルトに所望
の張力を付与するには、この無端ベルトを上記アイドラ
プーリ14の一部で、上記調整ナット9と反対側面(図
16の下面)に掛け渡す。そして、上記調整ナット9を
回転させる事により上記アイドラプーリ14の位置を変
えて、このアイドラプーリ14により上記無端ベルトに
付与する張力を調節する。そして、この張力が所望値に
なった状態で、上記ロックナット10を緊締し、上記ア
イドラプーリ14の位置を固定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した様な合成樹脂
を射出成形する事により造るアイドラプーリ14は、従
来から広く使用されていた、金属板を曲げ加工して成る
アイドラプーリの場合に比べて、軽量化とコスト低減と
を図れる反面、射出成形後に合成樹脂の体積収縮により
一部が変形する、所謂引けが発生し、アイドラプーリ1
4の外周面の形状精度を確保する事が難しい。より具体
的には、上述した従来構造の場合、アイドラプーリ14
を構成する内径側円筒部15の外周面と外径側円筒部1
6の内周面との間に設ける複数の補強リブ18、18
を、上記アイドラプーリ14の中心軸を含む仮想平面上
に位置する状態で放射状に形成している。一方、このア
イドラプーリ14の外周面には、その内径側部分での厚
さが大きい部分で、より多く引けが発生し易い。この
為、従来構造の様に、上記各補強リブ18、18を、上
記アイドラプーリ14の中心軸を含む仮想平面上に位置
する状態で放射状に形成している場合には、円周方向に
亙る各補強リブ18、18の有無により、このアイドラ
プーリ14の外周面に発生する引けの量が、円周方向に
亙り大きく交互に異なる。この様に引けの量が円周方向
に亙り大きく交互に異なると、このアイドラプーリ14
の外周面の真円度が悪化する原因となる。例えば、従来
構造では、図21に示す様に、アイドラプーリ14の外
周面の真円度が大きく悪化する可能性がある。
【0007】特に、従来構造の場合には、上記各補強リ
ブ18、18を上記アイドラプーリ14の中心軸を含む
仮想平面上に位置する状態で放射状に形成している為、
上記各補強リブ18、18の存在に基づく引けによりア
イドラプーリ14の外周面に形成される凹部が、このア
イドラプーリ14の中心軸に対し平行に形成される。即
ち、従来構造の場合には、このアイドラプーリ14の外
周面の凹凸状態が全幅に亙ってほぼ一様に変化する。従
って、上述の様にこのアイドラプーリ14の外周面の真
円度が大きく悪化した場合には、無端ベルトの走行に伴
って、上記凹部が無端ベルトの周面に対向し始める瞬間
に、このアイドラプーリ14の外周面と無端ベルトの周
面とが全幅に亙って勢い良く衝突し(互いに叩き合っ
て)、耳障りな騒音が発生する可能性がある。又、この
アイドラプーリ14並びにこのアイドラプーリ14を支
承したベースプレート2(図16参照)の振動により、
耳障りな騒音が発生する可能性もある。この様に耳障り
な騒音が発生するのは、自動車の車室内騒音を増大させ
る原因となる。又、アイドラプーリ14の外周面と無端
ベルトの周面とが衝突するのは、この無端ベルトの寿命
低下を招く原因ともなる。
【0008】又、従来は、アイドラプーリ14を射出成
形する際に、加熱により溶融した樹脂をキャビティ内に
注入する為のゲートを、このキャビティ内で内径側円筒
部15を形成すべき部分の端面の円周方向複数個所に、
それぞれの先端を開口させる状態で設ける、所謂多点ゲ
ートとしていた。但し、この様に複数のゲートから溶融
した樹脂をキャビティ内に注入してアイドラプーリを造
ると、このキャビティ内で上記アイドラプーリ14の外
径側円筒部16の外周面を形成成すべき部分に達する、
溶融した樹脂のウェルド、フロー等の状態が、この外周
面の円周方向に亙り不均一になる。従って、前記補強リ
ブ18、18の有無に関係なく、アイドラプーリ14の
外周面に発生する引けの量が円周方向に亙り不均一にな
り易く、このアイドラプーリ14の外周面の真円度を確
保しにくい。この様な原因により、アイドラプーリ14
の外周面の真円度を十分に確保できない場合には、やは
り上述した様に、無端ベルトの周面と上記アイドラプー
リ14の外周面とが、上記アイドラプーリ14の外周面
の凹凸状態に基づいて勢い良く衝突し、耳障りな騒音が
発生したり、この無端ベルトの寿命低下を招いたりする
可能性がある。本発明のプーリは、上述の様な事情に鑑
みて、少なくとも一部を合成樹脂製とした場合でも、外
周面の真円度悪化に伴う騒音の発生、並びにプーリに掛
け渡す無端ベルトの寿命低下を抑えるべく発明したもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のプーリのうち、
請求項1に記載したプーリは、前述した従来から知られ
ている合成樹脂製のプーリと同様に、全体を合成樹脂製
とし、互いに同心に設けられた内径側円筒部及び外径側
円筒部と、これら内径側円筒部と外径側円筒部との間に
設けられた連結部又は複数の補強リブとを備える。そし
て、上記内径側円筒部をラジアル転がり軸受を構成する
外輪の周囲に、この外輪の外周寄り部分をその内周側に
モールドした状態で固設している。
【0010】特に、請求項1に記載したプーリに於いて
は、上記連結部又は各補強リブのうちの少なくとも外径
側端部が、このプーリの中心軸を含む仮想平面に対し傾
斜している。
【0011】又、請求項2に記載したプーリは、全体を
合成樹脂製とし、内周寄り部分をラジアル転がり軸受を
構成する外輪の周囲に、この外輪の外周寄り部分をその
内周側にモールドした状態で固設している。
【0012】特に、請求項2に記載したプーリに於いて
は、このプーリを射出成形する成形型のキャビティ内に
溶融樹脂を送り込む為のゲートを、上記ラジアル転がり
軸受の中心軸をその中心軸とする状態で設けたリングゲ
ートとしている。
【0013】又、請求項3に記載したプーリに於いて
は、合成樹脂部分をラジアル転がり軸受を構成する外輪
の周囲に、この外輪の外周寄り部分をその内周側にモー
ルドした状態で固設している。
【0014】特に、請求項3に記載したプーリに於いて
は、金属製の円筒部材の内周面に上記合成樹脂部分の外
周面が固着した状態で、この合成樹脂部分が一体成形さ
れている。そして、上記円筒部材の外周面で外部に露出
した部分に、無端ベルトの一部を掛け渡し自在としてい
る。
【0015】
【作用】上述の様に構成する本発明のプーリは何れも、
少なくとも一部を合成樹脂製とするのにも拘らず、外周
面の真円度悪化に伴う騒音の発生、並びにプーリに掛け
渡す無端ベルトの寿命低下を抑える事ができる。先ず、
請求項1に記載したプーリの場合には、連結部又は複数
の補強リブの存在に基づいてこのプーリの外周面に形成
される凹凸の状態が、このプーリの軸方向に亙って少し
ずつ異なる。即ち、上記連結部又は複数の補強リブの存
在に基づく引けによりこのプーリの外周面には、この外
周面を幅方向に横切る凹部が、全周に亙って形成され
る。従来構造の場合には、この凹部が上記プーリの中心
軸に対し平行に形成されていた為、このプーリの回転並
びに無端ベルトの走行に伴って、これらプーリの外周面
と無端ベルトの周面とが勢い良く衝突した。即ち、従来
構造の場合には、このプーリの外周面の凹凸状態が、全
幅に亙ってほぼ一様に変化する為、上記凹部が無端ベル
トの周面に対向し始める瞬間に、この無端ベルトの周面
と上記プーリの外周面とが全幅に亙って勢い良くぶつか
り、前述した様な耳障りな騒音の発生や、無端ベルトの
寿命低下を招く可能性があった。
【0016】これに対して上記請求項1に記載したプー
リの場合には、上記連結部又は複数の補強リブの少なく
とも外径側端部が上記プーリの中心軸に対して非平行で
ある為、上記プーリの外周面にこの外周面を幅方向に横
切る状態で形成された凹部も、上記プーリの中心軸に対
して非平行になる。この為、上述の様に、このプーリの
外周面に形成される凹凸の状態が、このプーリの軸方向
に亙って少しずつ異なる状態となる。即ち、このプーリ
の外周面の軸方向一端部の凹凸状態と、中央部の凹凸状
態と、他端部の凹凸状態とが、円周方向に亙って互いに
位相がずれた状態となる。この結果、上記プーリの外周
面の軸方向一端部で無端ベルトの周面と凹部とが対向し
始める瞬間には、中央部並びに他端部では、この無端ベ
ルトの周面と凹部とが対向し始めない。この結果、上記
プーリの外周面にこの外周面を幅方向に横切る状態で形
成された凹部の存在に拘らず、この外周面と上記無端ベ
ルトの周面とが全幅に亙り一度に勢い良く衝突する事が
なくなる。言い換えれば、上記プーリの外周面で上記凹
部が形成された部分と、上記無端ベルトの周面との衝突
が、幅方向の一部毎に緩徐に行なわれる。この結果、従
来構造で生じた様な耳障りな騒音の発生、並びに上記プ
ーリに掛け渡す無端ベルトの寿命低下を抑える事ができ
る。
【0017】又、請求項2に記載したプーリの場合に
は、溶融樹脂をキャビティ内に送り込む為のゲートを、
上記ラジアル転がり軸受の中心軸をその中心軸とする状
態で設けたリングゲートとしているので、キャビティ内
でプーリの外周面を形成すべき部分に達する、溶融した
樹脂の状態を、この外周面の円周方向に亙り十分に均一
にして、完成後のプーリの外周面の真円度を十分に確保
できる。
【0018】又、請求項3に記載したプーリの場合に
は、無端ベルトの一部を掛け渡し自在とする部分を、合
成樹脂部分の周囲に設けた金属製の円筒部材の外周面で
外部に露出した部分としているので、プーリの外周面を
合成樹脂とする場合に比べて、このプーリの外周面の真
円度を十分に確保できる。
【0019】従って、本発明のプーリによれば、少なく
とも一部を合成樹脂製としたプーリの外周面と、無端ベ
ルトの周面とが、この無端ベルトの走行に伴って、勢い
良く衝突する事がなくなる。同時に、上記プーリ並びに
このプーリを支承した部分が無端ベルトの走行に伴って
振動しにくくなる。この結果、本発明によれば、耳障り
な騒音の発生を抑えると共に、プーリに掛け渡す無端ベ
ルトの寿命が低下するのを抑える事ができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1〜3は、請求項1に対応す
る、本発明の実施の形態の第1例を示している。本例の
アイドラプーリ14aは、前述した従来の合成樹脂製の
アイドラプーリと同様に、全体を合成樹脂製とし、互い
に同心に設けた内径側円筒部15及び外径側円筒部16
と、この外径側円筒部16の軸方向中間部内周面と上記
内径側円筒部15の軸方向中間部外周面とを連結する円
輪状の連結部17とを備える。そして、この連結部17
の両側面に、それぞれ複数本ずつの補強リブ18a、1
8aを、それぞれ円周方向に亙り等間隔に配置する状態
で、放射状に設けている。又、上記外径側円筒部16の
外周面は円筒面とし、この外周面に、無端ベルトの一部
を掛け渡し自在としている。
【0021】この様なアイドラプーリ14aは、上記内
径側円筒部15を深溝型の転がり軸受12を構成する外
輪13の周囲に、前述した従来の合成樹脂製のアイドラ
プーリ14と同様、図19〜20に示す様な射出成形用
の金型19のキャビティ20内に加熱溶融した合成樹脂
を注入する事により、この外輪13の外周寄り部分をそ
の内周側にモールドした状態で固設する。
【0022】特に、本例のアイドラプーリ14aの場
合、上記内径側円筒部15と外径側円筒部16との間に
設ける各補強リブ18a、18aを、アイドラプーリ1
4aの中心軸を含む仮想平面に対し、それぞれ所定分傾
斜させている。又、本例の場合、上述の様に各補強リブ
18a、18aの外径側端部を傾斜させる方向を、総て
のリブ18a、18aで、アイドラプーリ14aの中心
軸を含む仮想平面に対し同方向とし、且つ、上記連結部
17を介して対向する1対のリブ18a、18a同士が
同一平面上に位置する様にしている。
【0023】上述の様に構成する本例のプーリによれ
ば、全体を合成樹脂製とするのにも拘らず、外周面の真
円度悪化に伴う騒音の発生、並びにアイドラプーリ14
aに掛け渡す無端ベルトの寿命低下を抑える事ができ
る。即ち、本例の場合には、上記各補強リブ18a、1
8aの存在に基づいてアイドラプーリ14aの外周面に
形成される凹凸の状態が、このアイドラプーリ14aの
軸方向に亙って少しずつ異なる。即ち、上記各補強リブ
18a、18aの存在に基づく引けによりこのアイドラ
プーリ14aの外周面には、この外周面を幅方向に横切
る凹部が、全周に亙って上記各補強リブ18a、18a
に見合う数だけ形成される。前述した従来構造の場合に
は、この凹部がアイドラプーリ14(図16〜18)の
中心軸に対し平行に形成されていた為、このアイドラプ
ーリ14の回転並びに無端ベルトの走行に伴って、これ
らアイドラプーリ14の外周面と無端ベルトの周面とが
勢い良く衝突した。即ち、従来構造の場合には、このア
イドラプーリ14の外周面の凹凸状態が、全幅に亙って
ほぼ一様に変化する為、上記凹部が無端ベルトの周面に
対向し始める瞬間に、この無端ベルトの周面と上記アイ
ドラプーリ14の外周面とが全幅に亙って勢い良くぶつ
かり、前述した様な耳障りな騒音の発生や、無端ベルト
の寿命低下を招く可能性があった。
【0024】これに対して本例のプーリの場合には、上
記各補強リブ18a、18aが上記アイドラプーリ14
aの中心軸に対して非平行である為、このアイドラプー
リ14aの外周面にこの外周面を幅方向に横切る凹部
も、上記アイドラプーリ14aの中心軸に対して非平行
になる。この為、上述の様に、このアイドラプーリ14
aの外周面に形成される凹凸の状態が、このアイドラプ
ーリ14aの軸方向に亙って少しずつ異なる状態とな
る。即ち、このアイドラプーリ14aの外周面の軸方向
一端部の凹凸状態と、中央部の凹凸状態と、他端部の凹
凸状態とが、円周方向に亙って互いに位相がずれた状態
となる。この結果、上記アイドラプーリ14aの外周面
の軸方向一端部で無端ベルトの周面と凹部とが対向し始
める瞬間には、中央部並びに他端部では、この無端ベル
トの周面と凹部とが対向し始めない。この結果、上記ア
イドラプーリ14aの外周面にこの外周面を幅方向に横
切る状態で形成された凹部の存在に拘らず、この外周面
と上記無端ベルトの周面とが全幅に亙り一度に勢い良く
衝突する事がなくなる。言い換えれば、上記アイドラプ
ーリ14aの外周面で上記凹部が形成された部分と、上
記無端ベルトの周面との衝突が、幅方向の一部毎に緩徐
に行なわれる。
【0025】この結果、本例のプーリによれば、無端ベ
ルトの走行に伴って、これら外周面と無端ベルトの周面
とが勢い良く衝突する(ベルトの周面が外周面を叩く)
事がなくなる。同時に、上記アイドラプーリ14a並び
にこのアイドラプーリ14aを支承したベースプレート
2(図16参照)等が振動しにくくなり、これらアイド
ラプーリ14a等の振動に基づく耳障りな騒音の発生を
抑える事ができる。更に、本例のプーリによれば、アイ
ドラプーリ14aに掛け渡す無端ベルトの寿命低下を抑
える事ができる。尚、前記各補強リブ18a、18a
は、少なくとも前記外径側円筒部16aの内周面と連続
する、外径側端部が傾斜していれば良い。
【0026】次に、図4は、やはり請求項1に対応す
る、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の
アイドラプーリ14bの場合には、上述した第1例の場
合と異なり、連結部17の両側に設ける、それぞれが対
となる補強リブ18a、18aの傾斜方向を、互いに異
ならせ(連結部17を挟んで互いに逆にし)ているその
他の構成及び作用に就いては、上述した第1例の場合と
同様である為、同等部分には同一符号を付して重複する
図示並びに説明は省略する。
【0027】次に、図5〜6は、やはり請求項1に対応
する、本発明の実施の形態の第3例を示している。本例
の場合には、上述した各例の場合と異なり、アイドラプ
ーリ14cには、連結部17aの円周方向に亙る断面形
状を波形としている。この波形のピッチは、内径側から
外径側に向かう程大きくなる。そして、この連結部17
aの外周縁を外径側円筒部16の内周面に、この連結部
17bの内周縁を内径側円筒部15の外周面に、それぞ
れ全周に一体に連結している。又、この連結部17a
は、外径側円筒部16及び内径側円筒部15の軸方向一
端寄り部分から軸方向他端寄り部分に亙り設けている。
この様な本例の場合、上記外径側円筒部16の外周面で
上記連結部17aの外周縁に対応する部分に、引けに基
づく凹部が形成される。但し、この凹部も、上記アイド
ラプーリ14cの中心軸を含む仮想平面に対し傾斜して
いるので、耳障りな騒音や振動の原因とはなりにくい。
【0028】次に、図7〜8は、請求項2に対応する、
本発明の実施の形態の第4例を示している。本例の特徴
は、アイドラプーリ14dを射出成形する成形型のキャ
ビティ内に溶融樹脂を送り込む為のゲートの形状を工夫
した点にある。例えば、従来は、前述した様に、アイド
ラプーリ14(図16〜18)を製造する場合に、前述
の図19〜20に示した様な射出成形用の金型19を用
いていた。この金型19によりアイドラプーリ14を製
造する場合には、転がり軸受12を構成する外輪13の
外周寄り部分が、上記金型19のキャビティ20内でア
イドラプーリ14の内径側円筒部15(図16〜18)
を形成すべき部分に突出した状態で、図示しないゲート
から溶融した熱可塑性樹脂を注入する。そして、この溶
融した熱可塑性樹脂が冷却・固化した後に上記金型19
を開いて、上記アイドラプーリ14を上記転がり軸受1
2と共に、上記キャビティ20内から取り出す。この様
にすれば、内径側円筒部15を上記外輪13の周囲に、
この外輪13の外周寄り部分をその内周側にモールドし
た状態で固設する事ができる。
【0029】但し、従来は、上記キャビティ20内に溶
融樹脂を送り込む為のゲートを、上記キャビティ20内
で、内径側円筒部15を形成すべき部分の端面の円周方
向複数個所に、それぞれの先端が開口する状態で設け
る、所謂多点ゲートとしていた。この為、複数のゲート
から溶融した樹脂をキャビティ20内に注入してアイド
ラプーリ14を造る場合には、このキャビティ20内で
上記アイドラプーリ14の外径側円筒部16を形成すべ
き部分に達する、溶融した樹脂のウェルド、フロー等の
状態が、この外周面の円周方向に亙り不均一になる。従
って、前述した様な補強リブの有無に関係なく、アイド
ラプーリ14の外周面に発生する引けの量が円周方向に
亙り不均一になり、このアイドラプーリ14の外周面の
真円度を十分に確保できない可能性があった。
【0030】図7〜8に示す本例のプーリは、この様な
事情に鑑みて発明したものであり、図示しないキャビテ
ィ内に溶融した樹脂を送り込む為のゲートを、転がり軸
受12の中心軸をその中心軸とする状態で設けた、開口
部が円環状であるリングゲート22としている。このリ
ングゲート22は、図7〜8に斜格子部分で示す様に、
キャビティ内で内径側円筒部15を構成すべき部分の端
面にその先端が開口する状態で設ける。そして、図7〜
8に示す様なアイドラプーリ14dを製造する際には、
上記リングゲート22から溶融した熱可塑性樹脂を上記
キャビティ内に、全周に亙り同時に送り込んで、この溶
融した熱可塑性樹脂を、上記キャビティ内で、内径側円
筒部15を形成すべき部分、円輪状の連結部17を形成
すべき部分、外径側円筒部16を形成すべき部分に順次
送り込んで、冷却・固化させる。そして、この様に溶融
した熱可塑性樹脂を冷却・固化させた後で金型を開い
て、転がり軸受12と共に上記アイドラプーリ14dを
取り出す。
【0031】上述の様に構成する本例のプーリによれ
ば、リングゲート22により、溶融した樹脂を、キャビ
ティ内で内径側円筒部15を形成すべき部分に全周に亙
り均一に送り込める。この為、上記キャビティ内でアイ
ドラプーリ14dの外周面を形成すべき部分に達する、
溶融した樹脂の状態を、この外周面の円周方向に亙り十
分に均一にして、完成後のアイドラプーリ14dの外周
面の真円度を十分に確保できる。従って、本例のプーリ
によれば、全体を合成樹脂製としたアイドラプーリ14
dの外周面と、無端ベルトの周面とが、この無端ベルト
の走行に伴って、勢い良く衝突する事がなくなる。同時
に、上記アイドラプーリ14d並びにこのアイドラプー
リ14dを支承した部分が無端ベルトの走行に伴って振
動しにくくなる。この結果、本例のプーリによれば、耳
障りな騒音の発生を抑えると共に、アイドラプーリ14
dに掛け渡す無端ベルトの寿命が低下するのを抑える事
ができる。尚、本例のアイドラプーリ14dの場合、前
述の図16〜20に示した、従来のアイドラプーリの場
合と異なり、円輪状の連結部17の両側には、補強リブ
18、18を設けていない。その他の構成及び作用に就
いては、前述の図16〜20に示した、従来のアイドラ
プーリの場合と同様である為、重複する説明は省略す
る。
【0032】次に、図9〜10は、やはり請求項2に対
応する、本発明の実施の形態の第5例を示している。本
例のアイドラプーリ14eの場合は、その外周面に無端
ベルトの一部を掛け渡し自在とする、円筒部23の内周
寄り部分を転がり軸受12を構成する外輪13の周囲
に、この外輪13の外周寄り部分をその内周側にモール
ドした状態で固設している。又、この円筒部23の外周
面は、幅方向に亙る断面形状を波形として、この外周面
に、その内周面の幅方向に亙る断面形状を波形とした、
ポリVベルトと呼ばれる無端ベルトの一部を掛け渡し自
在としている。
【0033】又、本例のアイドラプーリ14eを製造す
る場合、溶融した熱可塑性樹脂をキャビティ内に送り込
む為のゲートを、上述した第4例の場合と同様に、上記
転がり軸受12の中心軸をその中心軸とする状態で設け
た、開口部が円環状である、リングゲート22a(斜格
子部分)としている。特に、本例の場合は、このリング
ゲート22aを、上記キャビティ内で上記円筒部23を
形成すべき部分の端面にその先端が開口する状態で設け
ている。そして、このリングゲート22aにより上記キ
ャビティ内に溶融した熱可塑性樹脂を送り込む事によ
り、上記アイドラプーリ14eを製造する。
【0034】上述の様に構成する本例の場合も、上述し
た第4例の場合と同様に、キャビティ内でアイドラプー
リ14eの外周面を形成すべき部分に達する、溶融した
樹脂の状態を、この外周面の円周方向に亙り十分に均一
にして、完成後のアイドラプーリ14eの外周面の真円
度を十分に確保できる。その他の構成及び作用に就いて
は上述した第4例の場合と同様である為、重複する説明
は省略する。
【0035】尚、請求項2に記載した発明は、上述した
第4〜5例で示したアイドラプーリ14d、14eの様
な構造に限らず、例えば前述の図1〜6に示した本発明
の実施の形態の第1〜3例、或は図11〜図13に本発
明の実施の形態の第6〜8例として示す様な、種々の構
造の合成樹脂製のプーリに適用する事ができる。このう
ち、図11に示す、本発明の実施の形態の第6例のアイ
ドラプーリ14fは、前述の第4例に示したアイドラプ
ーリ14dと同様な構造で、円輪状の連結部17の両側
に、複数のリブ18、18をそれぞれ設けたものであ
る。又、図12に示す、本発明の実施の形態の第7例の
アイドラプーリ14gは、前述の第4例に示したアイド
ラプーリ14dと同様の構造で、外径側円筒部16aの
外周面の幅方向に亙る断面形状を波形としている。そし
て、このアイドラプーリ14gの外周面に、その内周面
の幅方向に亙る断面形状を波形としたポリVベルトと呼
ばれる無端ベルトを掛け渡し自在としている。又、図1
3に示す本発明の実施の形態の第8例のアイドラプーリ
14hは、上述の第7例のアイドラプーリ14gと同様
の構造で、連結部17の両側に、複数のリブ18、18
をそれぞれ設けたものである。これら第6〜8例の場合
に、溶融した樹脂をキャビティ内に送り込む為のゲート
を、転がり軸受12の中心軸をその中心軸とする状態で
設けたリングゲートとするのは、上述した第4〜5例の
場合と同様である。
【0036】次に、図14は、請求項3に対応する、本
発明の実施の形態の第9例を示している。本例のアイド
ラプーリ14iは、押し出し成形等により全体を円筒状
に形成した、金属製の円筒部材24の内周面に、合成樹
脂製の外径側円筒部16の外周面が固着する状態で、こ
の外径側円筒部16を含む、合成樹脂製のプーリ本体部
分25を一体成形している。この様なアイドラプーリ1
4iを造る為に、本例の場合は、このアイドラプーリ1
4iのプーリ本体部分25を射出成形する、図示しない
金型のキャビティ内で上記外径側円筒部16を形成すべ
き部分の外周側に、上記円筒部材24を配置した状態
で、溶融した熱可塑性樹脂を上記キャビティ内に送り込
む。そして、溶融した熱可塑性樹脂が冷却・固化した後
に金型を開いて、上記アイドラプーリ14iを取り出
す。これにより、外径側円筒部16と金属製の円筒部材
24とが、この円筒部材24の内周面に上記外径側円筒
部16の外周面が固着した状態で、互いに結合される。
この様にして造ったアイドラプーリ14iは、上記円筒
部材24の外周面で外部に露出した部分に、無端ベルト
の一部を掛け渡し自在としている。
【0037】上述の様に構成する本例の場合、無端ベル
トの一部を掛け渡し自在とする部分を、外径側円筒部1
6の外周面に結合固定した金属製の円筒部材24の外周
面で外部に露出した部分としているので、アイドラプー
リ14iの外周面を合成樹脂とする場合に比べて、この
アイドラプーリ14iの外周面の真円度を十分に確保で
きる。この結果、本例の場合も、上述した各例の場合と
同様に、アイドラプーリ14iの外周面の真円度悪化に
伴う耳障りな騒音の発生を抑えると共に、アイドラプー
リ14iに掛け渡す無端ベルトの寿命が低下するのを抑
える事ができる。
【0038】次に、図15は、やはり請求項3に対応す
る、本発明の実施の形態の第10例を示している。本例
のアイドラプーリ14jの場合、合成樹脂製の円筒部2
3aの内周寄り部分を、1対の転がり軸受12、12を
構成する外輪13、13の周囲に、これら各外輪13、
13の外周寄り部分をその内周側にモールドした状態で
固設している。又、この状態で各転がり軸受12、12
は、それぞれの外輪13、13及び内輪21、21の互
いに対向する端面同士を突き合わせている。そして、上
記円筒部23aと金属製の円筒部材24とを、この円筒
部材24の内周面に上記円筒部23aの外周面を固着す
る状態で結合固定している。又、上記1対の転がり軸受
12、12の内周面には、全体を円筒状に形成した支持
スリーブ11aを、締り嵌めにより内嵌固定している。
この支持スリーブ11aの内側には、例えば張力付与装
置1の支持軸4(図16参照)等を固定する。その他の
構成及び作用に就いては、上述した第9例の場合と同様
である為、重複する説明は省略する。
【0039】
【発明の効果】本発明のプーリは、以上に述べた通り構
成され作用するので、軽量で安価に製作でき、しかも外
周面の真円度悪化に伴う騒音の発生、並びにプーリに掛
け渡す無端ベルトの寿命低下を抑える事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す正面図。
【図2】図1の側方から見た図。
【図3】図1のA−A断面図。
【図4】本発明の実施の形態の第2例を示す、図2と同
様の図。
【図5】同じく第3例を示す正面図。
【図6】図5の側方から見た図。
【図7】本発明の実施の形態の第4例を示す正面図。
【図8】図7のB−B断面図。
【図9】本発明の実施の形態の第5例を示す正面図。
【図10】図9のC−C断面図。
【図11】本発明の実施の形態の第6例を示す断面図。
【図12】同じく第7例を示す半部断面図。
【図13】同じく第8例を示す断面図。
【図14】同じく第9例を示す断面図。
【図15】同じく第10例を示す断面図。
【図16】合成樹脂製のアイドラプーリを組み込んだ張
力付与装置を示す断面図。
【図17】合成樹脂製のアイドラプーリの部分切断斜視
図。
【図18】同じく正面図。
【図19】合成樹脂製のアイドラプーリを射出成形する
型を、補強リブから外れた部分で切断した状態で示す部
分断面図。
【図20】同じく、補強リブ部分で切断した状態で示す
部分断面図。
【図21】従来の合成樹脂製のアイドラプーリの外周面
の真円度の測定結果を示す線図。
【符号の説明】
1 張力付与装置 2 ベースプレート 3 長孔 4 支持軸 5 頭部 6 調整ボルト 7 折り曲げ板部 8 通孔 9 調整ナット 10 ロックナット 11、11a 支持スリーブ 12 転がり軸受 13 外輪 14、14a、14b、14c、14d、14e、14
f、14g、14h、14i、14j アイドラプーリ 15 内径側円筒部 16、16a 外径側円筒部 17、17a 連結部 18、18a 補強リブ 19 金型 20 キャビティ 21 内輪 22、22a リングゲート 23、23a 円筒分 24 円筒部材 25 プーリ本体部分

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに同心に設けられた内径側円筒部及
    び外径側円筒部と、これら内径側円筒部と外径側円筒部
    との間に設けられた連結部又は複数の補強リブとを備
    え、上記内径側円筒部をラジアル転がり軸受を構成する
    外輪の周囲に、この外輪の外周寄り部分をその内周側に
    モールドした状態で固設した合成樹脂製のプーリに於い
    て、上記連結部又は各補強リブのうちの少なくとも外径
    側端部が、このプーリの中心軸を含む仮想平面に対し傾
    斜している事を特徴とするプーリ。
  2. 【請求項2】 内周寄り部分をラジアル転がり軸受を構
    成する外輪の周囲に、この外輪の外周寄り部分をその内
    周側にモールドした状態で固設した合成樹脂製のプーリ
    に於いて、このプーリを射出成形する成形型のキャビテ
    ィ内に溶融樹脂を送り込む為のゲートを、上記ラジアル
    転がり軸受の中心軸をその中心軸とする状態で設けたリ
    ングゲートとした事を特徴とするプーリ。
  3. 【請求項3】 合成樹脂部分をラジアル転がり軸受を構
    成する外輪の周囲に、この外輪の外周寄り部分をその内
    周側にモールドした状態で固設したプーリに於いて、金
    属製の円筒部材の内周面に上記合成樹脂部分の外周面が
    固着した状態で、この合成樹脂部分が一体成形されてお
    り、上記円筒部材の外周面で外部に露出した部分に、無
    端ベルトの一部を掛け渡し自在としている事を特徴とす
    るプーリ。
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