JPS631305A - リニアモ−タカ−の可撓式台車構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両が複数組又はそれ以上の台車をＷｉ又、
且つ磁気浮上用マグネットで浮上し、リニアモータで推
進するリニアモータカーの可撓式台車構造に関する。

〔従来技術〕

左右のレールに対して配置される従来の台車は、第１図
乃至第３図に示されたように左右が各々切離されており
、夫々独自に緩衝機構によってその姿勢を維持し、荷重
を負荷するように構成していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

前記した従来の台車では、個々の台車の姿勢を維持する
ためには、第２図に示す如（機構が複雑となり、それに
つれ部品点数も多く必要で、更に、台車がレールに対し
てではな（、車体に対して正対するから、第３図に示す
如く車体が傾（とレールに対するモジュールの姿勢が狂
う欠点があった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は斯様な実情に鑑み、この問題を解決するために
創案したもので、左右一対の磁気浮上用レールの夫々に
対して磁気浮上用マグネット、推進用リニアインダクシ
ョンモータ、ブレーキ、着地用スキッド、緩衝用二次バ
ネ、その他の機器を一体に組込んｔ！台車を対向するよ
う１１−ｆｐＤｍ配置してなるリニアモータカーにおい
て、第７図Ａ、Ｂに示す如く、左右一対の台車の前後２
箇所で、ねじり剛性の高くない横梁を上端では第１０図
Ａ、第１１図に示す如く球体接手で連結し、且下端では
、■溝と曲面で突合せた台車構造にし、更に台車１こ；
ま第５図、第６図に示すように、常に時計方向のモーメ
ントを生起させろことによって姿勢を維持させるように
構成し、しかも他の自由度を害さないような機構を附加
して、カーブ走行時の台車ねじれと、方向変更の自由を
得ろことを目的としたものである。

〔実　施　例〕

次に本発明に係るリニアモータカー可撓式台車構造を図
面により説明する。

第４図において１，１は台車で、軌道桁２上に適当の間
隔をおいて配した枕木３に設けた左右一対の磁気浮上用
レール４，４に対向して配置され、この台車１，１は第
７図Ａ、Ｂに示す如く、前部と後部の２箇所で、夫々上
端は第１０図Ａの如く球体接手６のヒンジで連結し、下
端は台車１側に■溝１ａと、横梁５側は先細にして曲面
５ａとして突合せるようにし、これにより剛性を低めな
横梁５のねじれと併せて左右台車１，１の磁気浮上用レ
ール４，４に対する姿勢を狂わさずに、左右台車１，１
のねじりを許容する構造となり、第８図、第９図の如き
緩和曲線間におけるねじり変形がｘ−Ｘ軸を中心に台車
１と横梁５のヒンジ部下端の突合部に生ずる間隙ｄによ
って許容できろ。

左右台車１，１上の前後には（第６図の如く）空気バネ
７で支えられた移動台８を配し、移動台８上のリニアベ
アリング９，９を介して車両が搭載されている。

〔作　　　用〕

本発明は前記構成で明らかなように、左右台車１，１は
前部と後部の２箇所を夫々、上端は球体接手のヒンジで
横梁５を連結し、下端は■溝１ａと曲面５ａを突合せる
ようにしてあって、これにより剛性を低めな横梁のねじ
れと併せて左右台車のレールに対する姿勢を狂わさず、
しかも、左右台＄１．１のねじりを許容する構造となす
、緩和曲線に対応した変形が許容され、また球体接手に
よって自由もあたえられ、カーブ走行時の台車の方向変
更が自由にできる。

〔効　　　果〕

本発明は、上述のようにリニアモータカーにおいて、左
右一対の台車の前部と後部２箇所で、ねじり剛性の高く
ない横梁を、その上端では球体接手で連結し、且つ、下
端では一方を■溝と、他方は曲面で突合せな可撓式台車
構造であって、噴梁のねじれと併せて左右台車のレール
に対する姿勢を狂わされず、推持でき、しかもこの球体
接手と、■溝と曲面の凸合せによす、緩和曲線における
変形、カーブ走行時の台車の方向変更も自由にできる等
の特徴がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係るリニアモータカーの可撓式台車構造
の一実施例を示しｔ二もので、第１図は吸引式磁気浮上
リニアモータカーの側面図、第２図は従来の台車構造の
断面図、第３図は第２図の車体が傾くとレールに対する
モジュールの姿勢が狂うことを示す状態図、第４図は本
発明の台車構造の断面図、第５図はスキット着地時のモ
ーメントの作動状態図、第６図はマグネット浮上中のモ
ーメント作動状態図、第７図（Ａ）及、び（Ｂ）（より
−ブ区間でもモジュールがレールに滲って移動する状態
図、第８図は軌道の直線区間から曲線区間に変る際の緩
和曲線区間の傾き（カン°ト）の変化、即ちねじれを示
した説明図、第９図（Ａ）は緩和曲線区間で台車がＸ−
Ｘ軸を中心にねしれている状態の斜視図、第９図（Ｂ）
は第９図（Ａ）の断面図でモレニールと横梁とがねじれ
軸ｘ−ｘ部分のヒンジ下方で隙間を生じている状態の説
明図、第１０図（Ａ）は台車と横梁の連結部の正常走行
時の拡大図、第１０図（Ｂ）は第１０図（Ａ）の突合部
の断面図、第１１図は緩和曲線部走行時のねじれによっ
て下方に隙間を生じた時の状態図である。 １・・台車　１ａ・・・■溝　２・・・軌道桁　３・・
枕木　４・・浮上用レール　５・・・横梁　５ツ・・・
曲面６・・・球体接手　７・空気バネ　８・・移動台　
９・・・リニアベアリング　ｄ・・・間隙第１囚 第２図 第３図 第４図　　　　　　　　　第ｒ図 第２図 第７図ε

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 左右一対をなす磁気浮上用レールの夫々に対して浮上用
   電磁マグネット、推進用リニアインダクションモータ、
   ブレーキ、着地用スキッド、緩衝用二次バネ等の機器を
   一体に組込んだ台車を対向するように多数組配置してな
   るリニアモーターカーにおいて、左右一対の台車の前部
   と後部２箇所で、ねじり剛性の高くない横梁を、その上
   端では球体接手で連結し、且つ下端では、一方をＶ溝と
   、他方は曲面で突合せたことを特徴としたリニアモータ
   カーの可撓式台車構造。