JPS63130317A

JPS63130317A - 射出成形機

Info

Publication number: JPS63130317A
Application number: JP27808086A
Authority: JP
Inventors: Tadanobu Kuwabara; 忠信桑原
Original assignee: HISHIYA SEIKO KK
Current assignee: HISHIYA SEIKO KK
Priority date: 1986-11-20
Filing date: 1986-11-20
Publication date: 1988-06-02
Also published as: JPH0371249B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は射出成形機に関するものである。

（従来の技術及びその問題点）従来の射出成形機には、第５図に示す如く、可動側の金
型（７１）を横移動させて型締めを行なうもの及び、第
６図に示す如く、可動側の金型（７１）を垂直に移動さ
せて型締めを行なうものとの２種類がある。

ところが何れの場合でも、可動側の金型（７１）を取り
付ける可動盤（５）と、固定側の金型（７）を取り付け
る固定盤（２）の夫々の四隅に跨がってタイロッドを兼
用する４本のガイドバー（８）が設けられ、可動盤（５
）は該ガイドバー（８）に案内されて固定Ω３（２）に
接近離間する。

従って、各型（２）　（５）から金型（７）（７１）を
着脱する際に、ガイドバー（８）が邪魔になって段取り
替えに手間が１１トかり、ス、型開きして成型品を取り
出す際にも、ガイドバーく８）の存在が邪魔になって取
り出し雉く、作業性が悪かった。

更に、可動盤（５）の外側に型締め川のシリンダ装置（
３）、固定盤（２）の外側に射出ユニツｔｉ６）が−直
線上に配備されているため、即ち、可動盤（５）と固定
盤（２）を挟んで型締め用シリンダ装置（３）と射出ユ
ニット（６）とが対向配備されているため、竪型の射出
成形機では磯高が大きくなり、横型の射出成形機では機
長が大きくなって設置すべき工場の床スペースや天井高
さの制約を受けた。

（問題点を解決する為の手段）本発明は、可動盤を２基の型締め用シリンダ装置によっ
て駆動し、且つ両シリンダ装置の間に射出ユニツＩ−を
配備して該ユニットを可動盤と一体に移動させることに
より、前記問題を解決できる射出成形機を明らかにする
ものである。

本発明の射出成形装置は、基台（１）上に固定側金型〈
７）を収り付ける固定ｆｆｉ　（２）　ｅ配備すると共
に、可動側金型（７１）を収り付ける可動盤（５）を固
定盤（２）に対し接近８間可能に配備する。

可動盤（５）に対し、固定盤（２）とは反対側の位置に
一対の型締め用シリンダ装置（３）を配備して該シリン
ダ装置のピストンロッド（３１）を可動盤（５）の両側
に連結する。

基台（１）に固定したガイドブラケッ１−（４）に前記
型締め用シリンダ装置のピストンロッド（３１）を摺動
可能に嵌め、両シリンダ装置の間に可動盤（５）と一体
に移動可能に射出ユニット（６）を配備しする。

固定盤（２）と可動盤（５）との間に可動盤り５）の移
行案内を行なうガイドバーは存在しない。

（作用及び効果）本発明は上記の如く、可動盤（５）側の両側に２基の型
締め用シリンダ装置（３）（３）及び該シリンダ装置の
間に射出ユニット（６）を配備するという、従来の射出
成形機にはない、画期的な構成により、従来の射出成形
機で使用上のネックになっていた固定盤（２）と可動盤
（５）との間のガイドバーを無くすことが出来、固定盤
（２）上は、横型の射出成型機では前後及び上方の三方
が、竪型の射出成形機では左右及び手前の三方が夫々解
放されて、成型品の取り出しの邪魔になるものは一切な
く、作業性は極めて良好である。

これは、電気コードの先端にプラグをインサート成形す
る場合に特に顕著であって、第６図、第７図に示す従来
例の様に、固定盤（２）の四方にガイドバー（８）が存
在していれば、固定盤（２）上の金型（７）が待機位置
から作業位置に移動する際、コードがガイドバーに当っ
てインサート部品が金型の定位置から外れるため、ター
ンテーブル型固定盤（２）を備えた射出成形機では、タ
ーンテーブル型固定盤（２）の利点、即ち、待機位置の
金型にインサート部品をセット出来る利点を生かすこと
が出来なかった。

木を口■て′は　　ト璽−ｆｆイドｉ＜−Ｌ＋左左１　
て松？−，ず上記問題は生じず、待機位置の金型にイン
サート部品をセットして能率的に成型作業を行なうこと
が出来る。

更に、固定盤（２）と可動盤（５）との間の三方が解放
されていることは、金型の交換も容易となり、段取り替
えを迅速に行なうことが出来る。

又、本発明は可動恕（５）側の両側に２基の型締め用シ
リンダ装置（３）（３）を連繋し、且つ該シリンダ装置
のピストンロッド（３１）を基台（１）に固定したガイ
ドブラケット（４）によってガイドしているため、該ブ
ラケット（４）が従来のガイドバーに代わって可動盤（
５）を真直に移行案内する役割を果たし、望締め用シリ
ンダ装置（３）に座屈力等の無理な力を作用させず、第
６図の従来例の様に可動盤（５）の中央を１基のシリン
ダ装置（３）によって駆動するものに比べ、安定して正
確に型締めを行なうことが出来る。

又、両シリンダ装置の間に射出ユニット（６）を配備し
たため、無駄な空間を作らず、装置全体をコンパクトに
形成することが出来、即ち、竪型の射出成型機では機高
を大幅に低く出来、横型の射出成形機では機長を大幅に
短く出来、設置場所の制約は緩和され、更に保守点検も
容易に行なうことが出来る。

（実施例〉図面は本発明を竪型の射出成形機に実施した状態を示し
ている。

基台（１）は縦長の中空筐体であって、下部は前方に突
出して固定盤取付は部（１１）を形成している。

該取付は部（１１）に受は台（１２）を介して固定盤（
２）が配備され、実施例の固定盤（２）は円形に形成さ
れ、且つ水平面内で回転可能に配備さたターンテーブル
型である。

固定盤（２）には回転中心を挟んで２箇所に固定側金型
（７）の取付はステーションＳｌ、Ｓ２が形成され、各
ステーションに開設した取付は穴（２１）を利用して同
形の固定側金型（７）（７）が着脱可能に取り付けられ
る。

一方の固定側金型（７）が基台（１）側の作業位置にあ
るとき、他方の固定側金型は作業位置の金型から１８０
°反転した待機位置にある。

受は台（１２）には上記待機位置に対応して成型品突出
し用シリンダ装置（１３）がピストンロッドを上向きに
して配備され、固定盤（２）の各取付はステーションＳ
１、Ｓ２にはピストンロッドが貫通可能な貫通孔（２３
）が開設されている。

上記ターンテーブル型の固定盤（２）には公知の如く、
回転駆動装置、定位置クランプ装置（何れも図示せず）
が連繋されている。

基台（１）の上部前面の両側に、縦長のガイドブラケッ
ト（４）（４）を平行に固定し、各ガイドブラケッ）　
（４）　（４）の上端に２基の型締め用シリンダ装置（
３）（３）を固定配備し、各シリンダ装置（３）のピス
トンロッド（３１）をガイドブラケットく４）に開設し
た貫通ガイド孔（４１）に摺動に嵌める。

上記ピストンロッド（３１）の先端に可動盤（５）の両
端を連結する。

可動盤（５）の中央に後記する射出ユニット（６）のノ
ズル（６２）が侵入するノズル挿入孔（５１）が開設さ
れ、可動盤（５）の下面には、前記作業位置の固定側金
型〈７）に対向して可動側金型（７１）が取り付けられ
る。

上記可動盤（５）上にて型締め用シリンダ装置（３）（
３）の間に、射出成形ユニット（６）がノズル（６２）
を前記可動盤（５）のノズル挿入孔（５１）に対応させ
、且つ型締め用シリンダ装置（３）と平行に配備される
。

射出ユニット（６）は、公知の如くホッパー（６１）内
の成形材料をプランジャーによって加熱シリンダ（６３
）に送り、該加熱シリンダ（６３）によって成形材料を
溶かしてノズル（６２）から注出するものである。

射出ユニット（６）には該ユニットクロ）を可動盤（５
）の昇降とは無関係に上下動させるユニット上下動用の
シリンダ装置（図示せず）が連繋されている。

射出成形機が稼動状態では、型締め、型開きの際、射出
ユニット（６）はノズル（６２）を可動盤り５）のノズ
ル挿入孔（５１）に嵌めた状態で可動盤（５）と一体に
昇降する。

射出ユニット（６）の保守点検等にて、ノズル（６２）
を可動！（５）のノズル挿入孔（５１）から外す必要が
生じた際は、ユニット（６）上下用シリンダ装置によっ
て射出ユニット（６）だけを上方に移動させることが出
来る。

然して、固定盤（２）上の２つの金型（７）（７）の内
、一方の金型を作業位置に対応させ、型締め用シリンダ
装置（３）（３）を作動して可動盤（５）を下降させ、
該可動盤（５）の下面の可動側金型（７１）を前記固定
側金型（７）に突き合わせて型締めする。この状態で射
出ユニッ１〜（６）を作動させ、該ユニット（６）のノ
ズル（６２）から溶融樹脂を金型内に加圧注入する。

金型内の樹脂が固化すれば、型締め用シリンダ装置（３
）を作動して、可動側金型（７１）を含む可動盤（５）
を上昇させ、型開きするインサート成形を行なう場合、待機位置の固定側金型（
７）にインサートすべき部品をセットすることが出来、
作業性が良い。

固定盤（２）を１８０°回転させ、待機位置にあった固
定側金型（７）を作業位置にセットし、前記動作を縁り
返す。

待機位置に移動した固定側金型（７）に対して、突出し
用シリンダ装置（１３）が作動して、該シリンダ装置（
１３）のピストンロッドが固定盤（２）を貫通して金型
内のエゼクタ−ビン（（２１示せず）を突き上げて、成
型品を型から外す。

従来の様に固定盤（２）と可動盤（５）との間にガイド
バーが存在しておらず、従って金型の着脱及び成型品の
収り出しに邪魔になるものは一切存在せず５作業性が飛
躍的に向上する。

可動盤（５）側の両側に２基の型締め用シリンダ装置（
３）＜３）を連繋し、且つ該シリンダ装置のピストンロ
ッド（３１）を基台（１）に固定したガイドブラケット
（４）に摺動可能に貫通させてガイドしているため、可
動盤（５）の両側に均等に押圧力が作用し、又、ブラケ
ット（４）が従来の射出成形機のガイドバー（８）に代
わって可動盤（５）を真直に案内する役割を果たし、型
締め用シリンダ装置に座屈力等の無理な力を作用させず
、第６図の如く可動盤（５）の中央を１基の型締め用シ
リンダ装置（３）によって駆動するものに比べ、安定し
て且つ正確に型締めを行なうことが出来る。

又、２基の型締め用シリンダ装置　（３）　（３）間の
スペースに射出ユニット（６）を配備したため、無駄な
空間を作らず、装置全体をコンパクトに形成することが
出来る。

本発明は実施例の竪型の射出成形機に限定されることは
なく、横型の射出成形機にも実施出来るのは勿論であり
、更に特許請求の範囲に記載の範囲で種々の変形が可能
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の射出成形機の要部斜面図、第２図は一
部を破断した成形機の正面図、第３図は同上の成形機の
側面図、第４図は第２図■−■線に沿う断面図、第５図
は従来の横型射出成形機の正面図、第６図は従来の竪型
射出成形機の正面図、第７図は第６図■−■線に沿う断
面図である。（１）・・・基　台　　　　（２）・・・固定型（３〉
・・・型締め用シリンダ装置　（４）・・・ブラケット
（５）・・・可動盤　　　（６）・・・射出ユニツ）〜
第２図第５図第７図

Claims

【特許請求の範囲】［１］基台（１）上に固定側金型（７）を取り付ける固
定盤（２）を配備すると共に可動側金型（７１）を取り
付ける可動盤（５）を固定盤（２）に対し接近離間可能
に配備し、可動盤（５）に対し、固定盤（２）とは反対
側位置に一対の型締め用シリンダ装置（３）（３）を配
備して該シリンダ装置のピストンロッド（３１）を可動
盤（５）の両側に連繋し、基台（１）に固定したガイド
ブラケット（４）に前記型締め用シリンダ装置（３）（
３）のピストンロッド（３１）を摺動可能に嵌め、両型
締め用シリンダ装置（３）（３）の間にて可動盤（５）
と一体に移動可能に射出ユニット（６）を配備して構成
され、固定盤（２）と可動盤（５）との間は基台側を除
く三方が解放されていることを特徴とする射出成形機。［２］固定盤（２）の上方に可動盤（５）が配備されて
いる竪型の射出成形機である特許請求の範囲第１項に記
載の射出成形機。［３］固定盤（２）と可動盤（５）は水平線上に配備さ
れている横型の射出成形機である特許請求の範囲第１項
に記載の射出成形機。［４］固定盤（２）は基台（１）に回転可能に配備され
ている特許請求の範囲第１項乃至第３項の何れかに記載
の射出成形装置。