JPS63130206A - 圧延機の自動板厚制御装置 - Google Patents

圧延機の自動板厚制御装置

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JPS63130206A
JPS63130206A JP61277036A JP27703686A JPS63130206A JP S63130206 A JPS63130206 A JP S63130206A JP 61277036 A JP61277036 A JP 61277036A JP 27703686 A JP27703686 A JP 27703686A JP S63130206 A JPS63130206 A JP S63130206A
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rolling
roll gap
gap correction
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correction amount
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Tamotsu Moriyasu
守安 保
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、圧延機により圧延される圧延材の板厚を自
動的に制御するための装置に関するものである。
[従来の技術] 第3図は従来の圧延機の自動板厚制御装置を示す概略構
成図であり1図において、1は上下一対の圧延ロールl
a、laからなる圧延機としての圧延スタンド、2は圧
延材、3は圧・延スタンド1において圧延材2に加わる
圧延荷重を検出する荷重検出器、4は荷重検出器3から
の検出信号と所定の圧延ロール弾性係数とに基づき上下
圧延ロールla、la間のロールギャップ修正量を算出
するロールギャップ修正量演算器、5はロールギャップ
修正量演算器4における演算結果に応じて圧延ロールl
a、la間のロールギャップを制御するロールギャップ
制御器である。
次に動作について説明する。今、第4図に示すように、
圧延スタンド1の入口側における圧延材2の板厚がH1
圧延スタンド1の出口側における圧延材2の板厚がh、
荷重検出器3によって検出された圧延荷重がFとなって
いるときに、圧延スタンド1の入口側における圧延材2
の板厚HがH+ΔH0に変化したとすると、圧延荷重F
はF+ΔF0、圧延スタンド1の出口側における圧延材
2の板厚りはh+Δh0にそれぞれ変化する。ただし、
第4図において、7は圧延スタンド1の圧延ロール弾性
係数曲線、8は圧延材2の塑性係数曲線である。
ここで、圧延ロール弾性係数曲線7が圧延荷重F近傍で
直線であるとみなせば、その傾きつまり圧延ロール1a
の弾性係数M0は一定となり、次式が得られる。
■ Δh、=□・ΔF0 このとき、圧延ロールla、la間のロールギャップS
をS+ΔSに変化させると、 Δh=□・ΔF+ΔS となる。即ち、圧延スタンド1に送り込まれる圧延材2
の板厚が変動した場合には、ロールギャップ修正量ΔS
が、常に。
となるように変更制御する。これにより、最終的には。
となった時点で、圧延スタンド1の出口側における圧延
材2の板厚変動ΔhがΔhoから零となり、圧延スタン
ド1の圧延ロールla、laによって圧延される圧延材
2の板厚りを一定に保てる。
従って、第3図に示す装置では、荷重検出器3により、
常時、圧延スタンド1において圧延材2に作用する圧延
荷重を検出し、この圧延荷重が変動した場合、ロールギ
ャップ修正量演算器4において、その変動分ΔFから上
記(1)式によりロールギャップ修正量ΔSを演算する
そして、ロールギャップ制御器5は、ロールギャップ修
正量演算器4からの演算結果を受けて、圧延スタンド1
における圧延ロールla、la間のロールギャップを(
1)式に基づくΔSだけ変化させる。
これにより、圧延スタンド1により圧延された圧延材2
の板厚が一定に保たれるようになる。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の圧延機の自動板厚制御装置は以上のように構成さ
れ、この従来装置では、圧延中、圧延ロール1aの弾性
係数が圧延荷重Fの近傍で一定であると仮定しているが
、実際には圧延荷重の変動(圧延スタンド1に送り込ま
れる圧延材2の板厚変動に伴うもの)に伴い圧延ロール
1aの弾性係数も変化するため、この弾性係数の変化分
によって圧延スタンド1の出口側における圧延材2の板
厚に変動が生じ、同出口側板厚を一定に保つことができ
ないなどの問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、圧延荷重が変動することによって生じる圧延
ロールの弾性係数の変化分についても考慮してロールギ
ャップ修正量を補正するようにして、圧延スタンド出口
側における圧延材の板厚変動を確実に減少させることの
できる圧延機の自動板厚制御装置を得ることを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る圧延機の自動板厚制御装置は、圧延荷重
の変動時に生じる圧延ロール弾性係数の変化に起因した
ロールギャップ修正量の変化分を補正すべく、荷重検出
手段によって検出される圧延荷重の変動分に基づきロー
ルギャップ修正量演算手段からのロールギャップ修正量
を補正するロールギャップ補正手段を設けたものである
[作   用] この発明における圧延機の自動板厚制御装置では、圧延
機において圧延材に加わる圧延荷重の変動が荷重検出手
段により検出されると、その変動分に基づき、ロールギ
ャップ補正手段によりロールギャップ修正量演算手段か
らのロールギャップ修正量が補正され、圧延荷重の変動
時に生じる圧延ロール弾性係数の変化に起因したロール
ギャツプ修正量の変化分が補正されてから、同ロールギ
ャップ修正量がロールギャップ制御手段に送られる。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図はこの発明の一実施例による圧延機の自動板厚制御装
置を示す概略構成図であり、この第1図において、従来
装置と同様に、1は上下一対の圧延ロールla、laか
らなる圧延機としての圧延スタンド、2は圧延材、3は
圧延スタンド1において圧延材2に加わる圧延荷重を検
出する荷重検出手段としての荷重検出器、4は荷重検出
器3からの検出信号と所定の圧延ロール弾性係数とに基
づき上下圧延ロールla、la間のロールギャップ修正
量を算出するロールギャップ修正量演算手段としてのロ
ールギャップ修正量演算器。
5はロールギャップ修正量演算器4における演算結果に
応じて圧延ロールla、la間のロールギャップを制御
するロールギャップ制御手段としてのロールギャップ制
御器である。
そして、本実施例において、6はロールギャップ補正手
段としてのロールギャップ補正用演算器であり、このロ
ールギャップ補正用演算器6は、荷重検出器3からの検
出信号を受け、検出された圧延荷重が変動した場合に、
その変動分に基づきロールギャップ修正量演算器4から
のロールギャップ修正量を補正して、上記圧延荷重の変
動時に生じる圧延ロール弾性係数の変化に起因したロー
ルギャップ修正量の変化分を補正するものである。
次に動作について説明する。今、第2図に示すように、
圧延スタンド1の入口側における圧延材2の板厚がH1
圧延スタンド1の出口側における圧延材2の板厚がh、
荷重検出器3によって検出された圧延荷重がFとなって
いるときに、圧延スタンド1の入口側における圧延材2
の板厚HがH+ΔH0に変化したとすると、圧延荷重F
はF+ΔFい圧延スタンド1の出口側における圧延材2
の板厚りはh+Δh0にそれぞれ変化する。ただし、第
2図において、7は圧延スタンド1の圧延ロール弾性係
数曲線、8は圧延材2の塑性係数曲線である。
ここで、圧延ロール弾性係数曲線7の傾きの変化率、即
ち圧延ロール1aの弾性係数の変化率αが、圧延荷重F
近傍で一定であると仮定するとともに、圧延荷重Fの時
の圧延ロール1aの弾性係数(所定の圧延ロール弾性係
数)をMoとすると、圧延荷重F+ΔFの時の圧延ロー
ル弾性係数Mは、M=M、+α・ΔF となる。従って、次式が得られる。
このとき、圧延ロールla、la間のロールギャップS
をS+ΔSに変化させると、 α    M。
となる。つまり、圧延スタンド1に送り込まれる圧延材
2の板厚が変動した場合には、ロールギャップ修正量Δ
Sが、常に、 α    M。
となるように変更制御する。これにより、最終的に、(
2)式において、ΔSがΔS1、ΔFがΔF1となった
時点で、圧延スタンド1の出口側における圧延材2の板
厚変動ΔhがΔh0から零となり、圧延スタンド1の圧
延ロールla、laによって圧延される圧延材2の板厚
りを一定に保てることになる。
(2)式を級数展開し、ΔFについて3次以上の項を微
小として無視すると、次式が得られる。
M、   2M。
従って、本実施例の装置では、荷重検出器3により、常
時、圧延スタンド1において圧延材2に作用する圧延荷
重を検出し、この圧延荷重が変動した場合、ロールギャ
ップ修正量演算器4において、その変動分ΔFから上記
(3)式の右辺第1項によりロールギャップ修正量を演
算する[これは第(1)式に基づ〈従来装置の場合と全
く同様]。
また、ロールギャップ補正用演算器6において、上記(
3)式の右辺第2項に基づき、圧延荷重の変動分ΔFに
伴う圧延ロール弾性係数の変化に対するロールギャップ
補正量〔α・(ΔF)”/(2MO)]が算出され、こ
のロールギャップ補正量をロールギャップ修正量演算器
4からのロールギャップ修正量に加算することで、圧延
荷重の変動に伴うロールギャップ修正量の変動分が補正
される。
そして、ロールギャップ制御器5は、ロールギャップ補
正用演算器6による補正を施されたロールギャップ修正
量演算器4からの演算結果を受けて、圧延スタンド1に
おける圧延ロール1 a、l a間のロールギャップを
ΔS[(3)式参照]だけ変化させる。
これにより、圧延荷重が変動することによって生じる圧
延ロールの弾性係数の変化分について考慮しながら、ロ
ールギャップ修正量が補正されるようになるので、圧延
スタンド1の出口側における圧延材2の板厚変動を確実
に減少させることができ、圧延スタンド1により圧延さ
れた圧延材2の板厚が高い精度で一定に保たれるように
なるのである。
[発明の効果コ 以上のように、この発明によれば、圧延荷重の変動に伴
う圧延ロール弾性係数の変化を考慮して。
ロールギャップ修正量演算手段からのロールギャップ修
正量が、ロールギャップ補正手段により補正されるよう
に構成したので、圧延スタンド出口側における圧延材の
板厚変動を確実に減少させることができ、圧延機により
圧延された圧延材の板厚が高い精度で一定に保たれるよ
うになって、高品質の製造品が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による圧延機の自動板厚制
御装置を示す概略構成図、第2図は本実施例の動作を説
明すべく圧延荷重と人出側板厚およびロールギャップと
の関係を示すグラフであり。 第3図は従来の圧延機の自動板厚制御装置を示す概略構
成図、第4図は従来装置の動作を説明すべく圧延荷重と
人出側板厚およびロールギャップとの関係を示すグラフ
である。 図において、1−圧延機としての圧延スタンド、1a−
圧延ロール、2−圧延材、3−荷重検出手段としての荷
重検出器、4−ロールギャップ修正量演算手段としての
ロールギャップ修正量演算器。 5−ロールギャップ制御手段としてのロールギャップ制
御器、6−ロールギャップ補正手段としてのロールギャ
ップ補正用演算器。 なお、図中、同一の符号は同一、又は相当部分を示して
いる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 圧延材を上下一対の圧延ロールを用いて圧延する圧延機
    において同圧延材に加わる圧延荷重を検出する荷重検出
    手段と、同荷重検出手段からの検出結果と所定の圧延ロ
    ール弾性係数とに基づき上記圧延ロール間のロールギャ
    ップ修正量を算出するロールギャップ修正量演算手段と
    、同ロールギャップ修正量演算手段の演算結果に応じて
    上記圧延ロール間のロールギャップを制御するロールギ
    ャップ制御手段とをそなえ、上記圧延荷重の変動時に生
    じる圧延ロール弾性係数の変化に起因した上記ロールギ
    ャップ修正量の変化分を補正すべく、上記荷重検出手段
    によつて検出される圧延荷重の変動分に基づき上記ロー
    ルギャップ修正量演算手段からのロールギャップ修正量
    を補正するロールギャップ補正手段が設けられたことを
    特徴とする圧延機の自動板厚制御装置。
JP61277036A 1986-11-19 1986-11-19 圧延機の自動板厚制御装置 Expired - Lifetime JPH0649207B2 (ja)

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JPH0649207B2 JPH0649207B2 (ja) 1994-06-29

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