JPS63129462A - 複合投票券の確定前処理装置 - Google Patents

複合投票券の確定前処理装置

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JPS63129462A
JPS63129462A JP61275775A JP27577586A JPS63129462A JP S63129462 A JPS63129462 A JP S63129462A JP 61275775 A JP61275775 A JP 61275775A JP 27577586 A JP27577586 A JP 27577586A JP S63129462 A JPS63129462 A JP S63129462A
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voting ticket
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composite
race
composite voting
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JP61275775A
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Naoki Shimamoto
嶋本 尚樹
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目 次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする問題点 問題点を解決するための手段 作用 実施例 ■、実施例と第1図との対応関係 ■、実施例の構成 (i)ホストコンピュータ側 (11)複合投票券発売機の構成 (iii )複合投票券 ■、実施例の動作 (i)複合投票券の発行動作 (11)レース確定前に変更があった場合(iii )
レース確定前の変更がない場合■、実施例のまとめ ■0発明の変形態様 発明の効果 〔概 要〕 複合投票券の確定前処理装置であって、複合投票券に記
録すべき情報に基づいて複合投票券が一旦発行された後
、レース確定前に変更があった場合、その変更、更新さ
れた情報を参照して払い戻しを行ない、且つ、新たな複
合投票券を再発行するようにして、レース確定前の処理
が簡潔化できる。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、複合投票券の確定前処理装置に関し、特に、
複合投票券の発行後かつレース確定前の変更に起因する
払い戻しおよび複合投票券の再発行を可能とするように
した複合投票券の確定前処理装置に関するものである。
〔従来の技術〕
例えば、競馬、競輪、オートレース等に関して複合投票
券が発売される。
従来から、そのような複合投票券の発売機によって複合
投票券を発売する際には、該当レースに関する各種の情
報が印刷される。例えば、複合投票券の対象となるレー
スが、昭和61年度の第12回レースの第3日の第ル−
スであるものとして、投票券購入者の希望する1組番」
、「金額」等を、オペレータは操作部のキー操作に従っ
て投票券発売機に入力する。これらの諸データに基づき
、複合投票券が発行される。この複合投票券には、「場
名J+  r開催レースjおよびr式別」についての指
定データが印字される。通常、投票券の印字面と反対の
面は、全面に磁気膜が形成されており、その磁気面に、
これらの諸データが記録されるようになっている。投票
データは、例えば5ベント等のように複数の組番につい
て記録されるようになっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、例えば一旦発行された複合投票券たる馬券に
対して、レース確定前に出走馬の取り消しがあった場合
、その実際には出走しなかった馬であっても的中馬とし
て、確定後に払い戻しの処理を行なっている。
そのため、レース確定前の取り消しに因る払い戻しと、
実際の的中による払い戻しとがあり、レース終了後の払
い戻し事務が極めて煩雑となるといった問題点があった
また、競馬主催者によっては、一度発行された複合投票
券に対して、その後変更があっても取り消しに因る払い
戻しには応じない者もあつ1こ。その場合には、投票者
にとって満足すべき処置ではないという問題点があった
このような問題点については、競馬の他、複合投票券が
発行される競輪5オートレース等に関しても同様であっ
た。
本発明は、このような点にかんがみて創作されたもので
あり、一旦発行された後、レース確定前に変更があった
場合でも、払い戻し処理を簡潔に行ない、且つ、変更を
加味した投票情報に基づいて新たな複合投票券を再発行
するようにした複合投票券の確定前処理装置を提供する
ことを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は、本発明による複合投票券の確定前処理装置の
構成図である。
図において、情報提供手段113は、複合投票券111
に記録される更新可能な記録情報を提供する。
判定手段121は、前記記録情報に基づいて発行された
複合投票券111から得た発行済み情報115と、情報
提供手段113からの記録情報とを比較して、複合投票
券111の発行後かつレース確定前に前記記録情報に更
新があったか否かを判別し、前記記録情報に更新があっ
た場合には返還金額情報117および再発行指令情報1
19を発生する。
表示手段123は、返還金額情報117に応じて、返還
金額を表示する。
編集手段125は、再発行指令情報119に応じて前記
更新された新たな記録情報に基づいて編集し、記録出力
情報を作成する。
記録手段127は、前記記録出力情報に基づいて、複合
投票券111に情報を記録する。
従って、全体として、更新された新たな記録情報に基づ
いて複合投票券111を再発行するように構成されてい
る。
〔作 用〕
一旦発行された複合投票券111には、そのレースに関
する情報が記録されている。
そのように一旦発行された複合投票券111からは、発
行済み情報115が得られる。
複合投票券111の発行後、そのレース確定前に変更が
あった場合には、情報提供手段113の情報は更新され
ている。
情報提供手段113からの情報と、発行済み情報115
とに基づいて、判定手段121は、当該情報提供手段1
13の情報が更新された否かを判別する。
更新されたことが判明すれば、返還金額情報117に応
じて、表示手段123で払い戻し金の額を表示する。ま
た、再発行指令情報119によって、情報を再編集して
複合投票券111を再発行する。
本発明においては、発行後の複合投票券111の情報に
基づいて、レース確定前に更新されていれば、払い戻し
を行ない、且つ、新たな複合投票券111を再発行する
ようにしているので、レース確定前の処理が簡潔化でき
る。また、これにより、複合投票券111へ記録すべき
複数の投票情報に変更があっても、容易に対処できる。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に説
明する。
第2図は、本発明の一実施例による複合投票券の確定前
処理装置としての複合投票券発売機の構成を示す。第3
図は、第2図の複合投票券発売機によって発行された複
合投票券を示す。
■、    と 1′との対心″l保 ここで、本発明の実施例と第1図との対応関係を示して
おく。
複合投票券111は、複合投票券311に相当する。
情報提供手段113は、ホストコンピュータ210、複
合投票券発売機220の回線制御部223、制御部22
1に相当する。
発行済み情報115は、複合投票券311の磁気的な書
き込みデータを磁気読取部235で読み取ることによっ
て得られるデータに相当する。
返還金額情報117は、制御部221から表示部225
に与えられる返還金額表示データに相当する。
再発行指令情報119は、制御部221内での再編集指
令に相当する。
判定手段121は、複合投票券発売機220の制御部2
21.ホストコンピュータ210に相当する。
表示手段123は表示部225に相当する。
編集手段125は、複合投票券発売機220の制御部2
21.未編集データ格納部216.データ保持部213
に相当する。
記録手段127は、磁気記録部215.印字部217に
相当する。
ニー夫籐貫■■底 以上のような対応関係があるものとして、以下本発明の
実施例について説明する。
(i)ホストコンピュータ便 第2図において、本発明を適用し、複合投票券の確定前
処理装置として働く複合投票券発売機220は公衆回線
219を介して、センター側のホストコンピュータ21
0に接続されている。このホストコンピュータ210は
、キーボード212を具えており、該キーボード212
のキー操作によって、該ホストコンピュータ210にお
いて集中的に管理されるレースの情報が入力されるよう
になっている。つまり、ホストコンピュータ210は、
複数の場所に設置された複合投票券発売機220によっ
て発行される複合投票券311に記録すべき各種の情報
を共通に保持している。
(ii)?へ投票  本 の構 ここでは、1つの複合投票券発売機220のみを示すが
、実際には同様な構成のものが複数存在し、それぞれ公
衆回線219を介してホストコンピュータ210と接続
されている。
この複合投票券発売機220は、その全体を制御する制
御部221 (例えばCPUで成る)を有し、回線制御
部223を介して公衆口vA219と接続されたホスト
コンピュータ210と諸データの授受を行なうようにな
っている。
制御部221には、複合投票券311 (後述する)の
発行の際に所定の表示を行なうためのCRTで成る表示
部225が接続されており、また、複合投票券311の
発行の際に必要とされるデータを入力するためのキーボ
ード227が接続されている。
また、制御部221には、例えばRAMで成る未編集デ
ータ格納部216が接続されており、この未編集データ
格納部216によって、ホストコンピュータ210から
の受信データを格納できるようになっている。
キーボード227の操作によって人力されたデータおよ
び未編集データ格納部216に格納されているデータを
基にして編集されたデータが、制御部221によってデ
ータ保持部213に格納されるようになっている。
磁気記録部215は書き込み用の磁気ヘッドを有してお
り、制御部221によって読み出されたデータ保持部2
13の格納データを、その磁気ヘッドによって、送られ
てくる複合投票券311の裏面に形成された磁気膜面に
書き込むものである。
また、印字部217は印字用のプリントヘッドを有して
おり、制御部221によって読み出されたデータ保持部
213の格納データを、そのプリントヘッドによって、
送られてくる複合投票券311の表面に印刷するもので
ある。
投票券片供出部229はその内部に、長尺状であり且つ
多層に巻装された投票券片基ロール231を具えている
。この投票券片基ロール231の裏面は全面にわたって
薄く磁気膜が形成されている。また、投票券片基ロール
231の表面は印刷に通した紙で成っている。
投票券片基ロール231は、制御部221の指令に応じ
て所定長だけ引っ張り出されて切断された後、発行搬送
路233に沿って搬送される。この投票券片基ロール2
31を切断して得られた所定長片が複合投票券311と
なるものである。
複合投票券311は印字部217で印字され且つ磁気記
録部215で磁気記録された後、磁気読取部235の設
置個所まで、発行搬送路233に沿って搬送される。こ
の磁気読取部235は、磁気記録データを読み取り、そ
の読み取りデータを制御部221に供給するものである
。その読み取り後に、複合投票券311は投票券放出孔
237から放出され、発行されるようになっている。
また、この複合投票券発売機220には、レース確定前
の変更に伴う投票金額の返還および複合投票券の再発行
を可能とするために、投票券挿入孔241が具わってい
る。この投票券挿入孔241から、該複合投票券発売機
220によって既に発行された複合投票券311を受は
付け、取入搬送路243によって搬送される。
複合投票券発売機220内では、投票券放出孔237、
投票券挿入孔241の近辺に、スタッカ245が設けら
れている。このスタッカ245によって、複合投票券を
再発行する場合には、挿入された複合投票券311が回
収されるようになっている。スタッカ234としては、
例えば、本出願人が昭和61年11月5日付けの特許側
「紙葉類の積載状態検出装置」で既に提案した装置構成
のスタッカが使用できる。
一〇ロー店A」l」券 第2図に示す構成の複合投票券発売機220によって発
行される複合投票券311は、第3図に示すような印字
フォーマットとなっている。つまり、複合投票券311
の表面の左側において、上から「場名」が印刷される場
名欄351、レース番号を印刷するレース番号記i!欄
352、単勝。
連勝複式等の式別を印刷する式別欄353.8桁3行で
管理データコード等を印刷するコード列欄354、当該
複合投票券発売機220が設置されて複合投票券311
を発行している場所を印刷する発売所名記載欄355と
、更に、当該複合投票券発売機220の機器番号(例え
ば、1234)が印刷される欄とが形成されている。
これに対して、複合投票券311の右側では、上から、
当該複合投票券311が対象とする開催レースの特定デ
ータが印刷されるレース記載欄356、そのレースがど
のような種類のレースであるか(例えば、重賞レース)
を印刷できるコメント記載欄357、当該複合投票券3
11の購入者が指定するレースの組番および金額を印刷
するレース内訳記R欄358 (ここでは、5ベツトま
で印刷できるようになっている)と、更に、合計枚数、
金額が印刷される欄とが設けられている。
旦−X1作 上述した構成による動作について、以下図面を参照して
説明する。第5図は、第2図に示した複合投票券発売機
220によって一度発行された複合投票券311を、レ
ース確定前の変更に因って払い戻しおよび新たな複合投
票券411の再発行する実行順序を示す。
以下第2図〜第5図を参照する。但し、ここで対象とす
るレースは競馬であるものとし、複合投票券311は馬
券であるものとして説明する。
(i)?合投票 の ′−動作 先ず、第2図に示す複合投票券発売m220によって複
合投票券311の発売を開始する場合には、その電源を
投入する。これによって、複合投票券発売機220は稼
働する。
複合投票券発売機220のオペレータはキーボード22
7を操作して、開催予定であり且つ複合投票券311の
発売可能なレースに関して、ホストコンピュータ210
と交イ言する。これにより、ホストコンピュータ210
に一括して管理されているレースに関する諸データは、
公衆口vA219を介して複合投票券発売機220に与
えられる。
複合投票券発売機220の制御部221は、回線制御部
223を制御して、ホストコンピュータ210からのデ
ータを取り込む。
ここで、レースの開催年度2第何回の第何日、そのレー
スが例えば重賞レースであるかどうかを表すコメント等
が、データとして与えられる。これらホストコンピュー
タ210から与えられる諸データは、一旦未編集データ
格納部216に与えられて格納される。これらの諸デー
タは既に、ホストコンピュータ210のキーボード21
2によってセンター側のオペレータによって入力されて
いる。その際に、重賞レースであるものについては、そ
の旨も入力されている。
このようにして、複合投票券発売機220側において投
票データの取り込みが終了すると、オペレータは、この
複合投票券発売機220を使用して複合投票券311を
発行するために、表示部225をみながらキーボード2
27を操作して、複合投票券311の購入者が指定する
投票データ(レース、組番、金額等)を入力する。この
投票データも、一旦未編集データ格納部216に格納さ
れる。
このようにして、複合投票券発売機220側において、
記録すべきデータの取り込みおよび投票データの入力が
終了すると、オペレータが「発行」キー(キーボード2
27に具わっている)を操作する。
オペレータによって「発行jキーが押下されれば、制御
部221は投票データどホストコンピュータ210から
受信したデータとを未鳴集データ格納部216から読み
出し、それらの両データに基づいて複合投票券311に
記録(印字および磁気記録)すべきデータを編集する。
つまり、レース、組番、開催年度等を、複合投票券31
1に印刷および磁気記録できるように、そのフォーマッ
トに従って編集し、その編集データをデータ保持部21
3に格納する。
次に、制御部221は投票券片供出部229に対して、
その内蔵する投票券片基ロール231を所定長だけ送り
出すように指令する。その指令に応じて、投票券片供出
部229は投票券片基ロール231を、複合投票券31
1のサイズに該当する長さで切断して、発行搬送路23
3に沿って送り出す。但し、発行搬送路233に沿って
複合投票券311を搬送する手段は省略する。
発行搬送路233に沿って印字部217の設置個所まで
搬送されてきた複合投票券311の紙製表面に対して、
制御部221で制御される印字部217はデータ保持部
213に格納されているデータに基づいて、その内蔵す
るプリントヘッドによって印字する。複合投票券311
には、第3図に示すようにその表面の場名[351およ
び式別@353に「場名Jおよびr式別jがそれぞれ対
応するように印字される。また、その他開催レース、組
番等のデータと共に、複合投票券311の表面でコメン
ト記載欄357には「富士通大賞典」といったコメント
が印字される。この印刷コメントによって、複合投票券
311の保持者は、当該複合投票券311が「重賞レー
ス」に関するものであることが分かるようになっている
このように印字部217で印字された後、複合投票券3
11は磁気記録部215の設置個所まで発行搬送路23
3に沿って搬送される。搬送されてきた複合投票券31
1の磁気膜裏面に対して、データ保持部213に格納さ
れているデータに基づいて、制御部221で制御される
磁気記録部215はその内蔵する磁気ヘッドによって書
き込みを行なう。但し、磁気記録部215によって磁気
的に記録されるデータには、先に印字部217によって
印字されたデータを含み、その他の管理情報等も含んで
いる。
次に、印字および磁気記録済みの複合投票券311は磁
気読取部235の設置個所まで発行搬送路233に沿っ
て搬送される。磁気読取部235は、搬送されてきた複
合投票券311の磁気膜裏面に対向する磁気ヘッドを有
し、その磁気面に磁気記録部215によって記録された
データを読み取り、その読み取りデータを制御部221
に供給する。
制御部221は、磁気読取部235で得られる読み取り
データと、データ保持部213に格納している編集デー
タとを比較する。両データが一致していれば、当該複合
投票券311は良好にデータ記録されたものと判断して
、その複合投票券311を投票券放出孔237から放出
して、複合投票券311の購入者に交付される。
なお、データ保持部213に格納されている同一の編集
データが印字および磁気記録されるので、磁気記録され
たデータを検査すれば複合投票券311へのデータ印刷
も正常か否かの判断ができるので、印字データの検査は
省略している。
ところで、制御部221に供給される読み取りデータお
よび編集データの両データが不一致であれば、当該複合
投票券311へのデータ記録は不良であったものとして
、複合投票券発売機220内に設置されたスタフ力24
5に収納するように制御部221は指令する。これによ
り、不良の複合投票券311は内部で収納されるので、
発行搬送路233から放出口から放出されない。その場
合には、制御部221は再発行するように指令すればよ
い。
以上のような実行手順に従って1枚の複合投票券311
が発行されれば、それらの手順を繰り返して多数の複合
投票券311の発行を行なう。
(ii) レース確 前に変 があった場合上述したよ
うにして複合投票券311が一旦発行された後、そのレ
ース確定前に出走馬の取り消しがあったものとする。例
えば、6枠の出走馬に取り消しがあった場合を考える。
そのような取り消しは、ホストコンピュータ210のキ
ーボード212によって変更入力され、該ホストコンピ
ュータ210ではデータが更新されている。
第4図は、取り消しを考慮して再発行された投票券を示
す。また、第5図は、確定前に取り消された場合の実行
手順を示す。
先ず、レース確定前に出走取り消しに基づく払い戻しを
依頼されたオペレータは、複合投票券発売機220のキ
ーボード227に具わっている「変更キーjを押す。こ
れにより、レース確定前の払い戻しおよび再発行の稼働
状態となる。
複合投票券311を、複合投票券発売機220の投票券
挿入孔241に挿入する(ステップ511)。挿入され
た複合投票券311は、取入搬送路243に沿って複合
投票券発売機220内部の磁気読取部235まで搬送さ
れる。ここで、複合投票券311の磁気面に記録された
複合投票データが読み取られ、そのデータは制御部22
1に供給され、未編集データ格納部216に格納される
(ステップ512)。
制御部221はホストコンピュータ210と交信し、こ
の読み取ったデータを送信する。センター側のホストコ
ンピュータ210では、その投票データに関するレース
が取り消されていないかどうかを判断して、「返還の必
要あり」あるいは「返還の必要なし」の返答を、複合投
票券発売機220に送り返す(ステップ513)。
複合投票券発売機220の制御部221は、ホストコン
ピュータ210からの返答に応じ、投票金額の返還が必
要か否かを判定する(ステップ514)。「返還の必要
ありjの場合には、取り消しがあって一部に払い戻しが
必要であるので(肯定判定)、その取り消しに係わる組
番(この例では、5−6の組番)の投票行の削除を指令
する(ステップ515)。また、取り消しに係わる組番
についての返還すべき金額を表示部225によって表示
する(ステップ516)。オペレータは、表示部225
での表示金額を返還する。
先の取り消しに関して投票行の削除が指令されれば、そ
の削除されるべき組番をNSRして制御部221は、未
編集データ格納部216に格納されているデータに基づ
き、複合投票券311に記録すべきデータを再度編集し
直す。そのように再編集したデータをデータ保持部21
3に格納する。
これは、「(i)複合投票券の発行動作」に関連して、
上述した動作と同様である。更に、投票券片基ロール2
31を引き出し、データ保持部213に格納されたデー
タを印字部217で印刷し、且つ、磁気記録部215に
よって書き込む。
これにより、取り消された出走馬を除いて、新たな投票
データに基づいて複合投票券411 (第4図参照)が
作成される(ステップ517)。複合投票券411とし
ては、第4図に示すように、当初の投票行5−6の組番
を除去した4ベツトとなっている。この複合投票券41
1を、複合投票券発売機220はその投票券放出孔23
7から放出する(ステップ518)。これによって、新
たに複合投票券411が再発行される。
この場合、変更前の投票券311は放出されることな(
、スタッカ245に収納される。
(iii ) レース確 前の・更がない場合ところで
、レース確定前に変更があったかどうかが判然とせず、
この複合投票券発売1220に複合投票券311をかけ
たにもかかわらず、実際には変更がなかった場合をみる
変更がないのであるから、センターと交信しても、複合
投票券311を読み取って得たデータは同じである。こ
の場合、ホストコンピュータ210からは、「返還の必
要なし」の返答がある。従って、ステップ514での判
定は、否定判定となり、何ら処理することなくその複合
投票券311を、投票券放出孔237から放出する(ス
テップ518)。
■、 5仔1のまとめ このようにして、複合投票券311が一旦発行された後
、それに関するレースに変更(出走馬の取り消し)がレ
ース確定前に生じた場合には、その変更された組番デー
タを得て、その投票金額をオペレータは返還する。また
、新たな複合投票券411を再発行するようにしている
■、 Bの・形態様 なお、上述した本発明実施例にあっては、複合投票券発
売機220による複合投票券311へのデータの印字、
磁気記録が正常に行なわれたか否かを磁気読取部235
によってのみ判断したが、光学的な手段を追加して印字
面の印字データをも検査するようにしてもよい。例えば
、データ印字がバーコード表記であれば、バーコードリ
ーダを追加し、その読み取りデータを制御卸部221に
供給して、複合投票券311へのデータ印刷が正常であ
るかどうかを判断することができる。
複合投票券発売8220の投票券片供出部229から投
票券片基ロール231を送り出して所定長で切断し、そ
の後発行搬送路233に沿って搬送するようにしたがこ
れに限られない。例えば、一旦投票券片基ロール231
を所定長だけ送り出し、その送り出し部分に対して、印
字部217で印字し且つ磁気記録部215で磁気記録し
た後、発行搬送路233に沿って搬送するように構成し
てもよい。その場合、印字部217のプリントヘッドと
磁気記録部215の書き込み用ヘッドとを対向させ、そ
の間に投票券片基ロール231を送り出し、印字と記録
を同時に行なえば複合投票券311の発行時間が短縮で
きる。
また、上述した本発明実施例にあっては、オペレータへ
の返還金額の表示は、投票券の読み取りデータをCRT
で成る表示部225によって表示する所謂ソフトコピー
であった。これとは別に、プリンタによって返還金額を
印字記録するようにしてもよい。つまり、ハードコピー
を得ることによって、返還記録が残ることとなり、以後
の管理上好ましい。
上述実施例にあっては、投票データその他を複合投票券
311に印字かつ磁気記録するものであったが、これら
のデータ記録の内一方のみであってもよい。
上述してきた複合投票券311は競馬の他、競輪、オー
トレース等についても妥当する。また、これらに限られ
ることなく、複合投票券311の磁気記録情報に基づい
て後に払い戻しを行なうべきチケット、カード等につい
ても一般的にいえることである。つまり、そのようなチ
ケット、カード等について、発行後に変更が生じ、金銭
の「払い戻し」あるいは返還を必要とする装置に本発明
は適用できる。
更に、「I、実施例と第1図との対応関係」において、
第1図と本発明との対応関係を説明しておいたが、これ
に限られることはなく、各種の変形態様があることは当
業者であれば容易に推考できるであろう。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明によれば、一旦発行された複合
投票券につき、そのレース確定前に変更があった場合、
その変更、更新された情報を参照して払い戻しを行ない
、且つ、新たな複合投票券を再発行するようにすること
により、レース確定前の処理が簡潔化できるので、実用
的には極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による複合投票券の確定前処理装置の構
成を示すブロック図、 第2図は本発明の一実施例による複合投票券の確定前処
理装置としての複合投票券発売機の構成ブロック図、 第3図は第2図の本発明実施例装置によって発行される
複合投票券における印字面の説明図、第4図は本発明実
施例装置によって再発行された複合投票券を示す説明図
、 第4図は本発明の一実施例による複合投票券の確定前処
理装置の実行手順を示す流れ図である。 図において、 111は複合投票券、 113は情報提供手段、 115は発行済み情報、 117は返還金額情報、 119は再発行指令情報、 121は判定手段、 123は表示手段、 125は編集手段、 127は記録手段、 210はホストコンピュータ、 212.227はキーボード、 213はデータ保持部、 215は磁気記録部、 216は未編集データ格納部、 217は印字部、 219は公衆回線、 220は複合投票券発売機、 221は制御部、 223は回線制御部、 225は表示部、 229は投票券片供出部、 231は投票券片基ロール、 235は磁気読取部、 237は投票券放出孔、 241は投票券挿入孔、 243は取入搬送路、 245はスタッカ、 311.411は複合投票券、 351は場名欄、 353は式別欄、 357はコメント記載欄である。 本倉明9精ハ\)囚 第1図 第2図 く U愈改rp説す軛 第3図 歿ケ役紫今9説す怜 第4図

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複合投票券(111)に記録される更新可能な記
    録情報を提供する情報提供手段(113)と、前記記録
    情報に基づいて発行された複合投票券(111)から得
    た発行済み情報(115)と、情報提供手段(113)
    からの記録情報とを比較して、複合投票券(111)の
    発行後かつレース確定前に前記記録情報に更新があった
    か否かを判別し、前記記録情報に更新があった場合には
    返還金額情報(117)および再発行指令情報(119
    )を発生する判定手段(121)と、 返還金額情報(117)に応じて、返還金額を表示する
    表示手段(123)と、 再発行指令情報(119)に応じて前記更新された新た
    な記録情報に基づいて編集し、記録出力情報を作成する
    編集手段(125)と、 前記記録出力情報に基づいて、複合投票券(111)に
    情報を記録する記録手段(127)と、を具え、前記更
    新された新たな記録情報に基づいて複合投票券(111
    )を再発行するように構成したことを特徴とする複合投
    票券の確定前処理装置。
  2. (2)表示手段(123)は、前記返還金額をソフトコ
    ピーによって表記する表示装置であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の複合投票券の確定前処理装
    置。
  3. (3)表示手段(123)は、前記返還金額をハードコ
    ピーによって表記する表示装置であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の複合投票券の確定前処理装
    置。
  4. (4)複合投票券(111)に記録される前記記録情報
    は、当該複合投票券(111)の発行に関与するレース
    についての開催場名、式別の情報であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の複合投票券の確定前処理
    装置。
  5. (5)記録手段(127)は、前記記録出力情報に基づ
    いて、複合投票券(111)の表面に印字出力するプリ
    ンタで成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の複合投票券の確定前処理装置。
  6. (6)記録手段(127)は、前記記録出力情報を、複
    合投票券(111)の磁気面に書き込むヘッドで成るこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の複合投票券
    の確定前処理装置。
  7. (7)前記レースは、複合投票券が発行される対象とな
    る競輪であることを特徴とする特許請求の範囲第4項記
    載の複合投票券の確定前処理装置。
  8. (8)前記レースは、複合投票券が発行される対象とな
    るオートレースであることを特徴とする特許請求の範囲
    第4項記載の複合投票券の確定前処理装置。
  9. (9)前記レースは競馬であり、前記記録情報の更新は
    、レース確定前に出走馬の取り消しがあった場合である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の複合投票
    券の確定前処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03176771A (ja) * 1989-12-06 1991-07-31 Fujitsu Ltd 1頭1枠制の連勝式における投票方式

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6061861A (ja) * 1983-09-13 1985-04-09 Fujitsu Ltd 投票券処理装置

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