JPS6312945Y2 - - Google Patents

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JPS6312945Y2
JPS6312945Y2 JP18857583U JP18857583U JPS6312945Y2 JP S6312945 Y2 JPS6312945 Y2 JP S6312945Y2 JP 18857583 U JP18857583 U JP 18857583U JP 18857583 U JP18857583 U JP 18857583U JP S6312945 Y2 JPS6312945 Y2 JP S6312945Y2
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JP
Japan
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cylinder
robot hand
rotating body
attached
arm
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JP18857583U
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JPS6097282U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はロボツトハンドの駆動装置に関し、
更に詳しくは、例えば工作機械の加工部に対して
素材を供給し、また加工された製品を取り出すた
めに用いられるロボツトハンドの駆動装置に関す
る。
工作機械に取り付けられ、素材の貯蔵されてい
る位置から工作機械の加工部に素材を供給し、ま
た加工部で加工された製品を製品ストツク位置に
排出する旋回式ロボツトのロボツトハンドの駆動
には、従来一般にサーボ・モータを用いていた。
しかしサーボモータを用いた駆動装置では、ロボ
ツトハンドの位置決め速度がおそく、しかも装置
自体も大がかりとなりコスト高になるという問題
があつた。
この考案は、この様な従来の問題に鑑みてなさ
れたものであつて、ロボツトハンドの旋回軸に対
して第1回転体を回転自在に、また第2回転体を
共回転する様に取り付け、さらに固定部材に揺動
自在に取りつけられた第1シリンダと第2回転体
に揺動自在に取り付けられた第2シリンダとのそ
れぞれのピストンロツドを共に第1回転体に連結
し、第1シリンダと第2シリンダのそれぞれの駆
動の組み合せにより3位置以上の位置において旋
回軸及びこれに取り付けられたロボツトハンドの
位置決めができる様にしたロボツトハンドの駆動
装置を提供する事を目的とする。
以下、図に示す実施例について詳説する。第1
図及び第2図はこの考案の一実施例を示してい
て、固定部材としての装置ベース1の軸受部3に
ブツシユ5、及びスラストベアリングを介して旋
回軸9が軸方向スライド自在かつ回転自在に軸支
されている。この旋回軸9の一端には連結具11
が取り付けられており、前記ベース1に取付けら
れた軸方向駆動用シリンダ13のピストンロツド
15に連結されている。さらに旋回軸9の軸方向
の移動量を規制するために連結具11の前後にお
いてベース1にリミツトスイツチ17a,17b
が取り付けられており、さらに緩衝部材19a,
19bが設けられている。
さて、前記旋回軸9の長手方向の中央部には円
以外の異形、例えば角のまるくなつた三角形状、
だ円形状その他の断面形状をしたスプライン軸部
9aが形成されていて、このスプライン軸部9a
に第1回転体としての第1カム21、第2回転体
としての第2カム23が装着されている。第1カ
ム21は前記ブツシユ5に対して遊装され、旋回
軸9のスプライン軸部9aに対して回転自在にな
つている。
また第2カム23は、その一側にボールスプラ
イン部23aを備えており、このボールスプライ
ン部23aを前記スプライン軸部9aに嵌合させ
る事よつて旋回軸9に対して共回転し、かつ軸方
向の旋回軸9のスライドを可能にしている。
前記ベース1には第1シリンダ用軸受25が設
けられており、この第1シリンダ用軸受25に第
1シリンダ27が揺動自在に軸支されている。そ
して、この第1シリンダ27のピストンロツド2
9の先端部が前記第1カム21の連結部材21a
と連結されている。さらにこの第1カム21には
連結ボス21bが設けられている。前記第2カム
23には第2シリンダ用軸受部23bが形成され
ており、この軸受部23bに第2シリンダ31が
揺動自在に軸支されている。そしてこの第2シリ
ンダ31のピストンロツド33の先端部に設けら
れた連結ピン35が前記第1カム21の連結ボス
21b内に回転自在に結合されている。第1カム
21及び第2カム23は、それぞれベース1の軸
受3に対して旋回軸9の軸方向にスライドしない
ようにスペーサ37a,37b,37cにより規
制されている。
さて、前記旋回軸9の先端部には第1アーム3
9と第2アーム41とが約120度の角度をなすよ
うに取り付けられている。そしてこれら両アーム
39,41の先端には、、それぞれ第3図に示す
様なロボツトハンド43が取付られている。この
ロボツトハンド43は、各アーム39,41に取
り付けられるケーシング45内に固定部材47を
取り付け、この固定部材47上に2本のガイドバ
ー49,51を架設し、そして両ガイドバー4
9,51をまたぐ様に2体のスライダ53,55
を取り付けてある。両側のスライダ53,55は
それぞれリンク57,59によつて中央のスライ
ドピン61に連結されている。そしてこの中央の
スライドピン61は治具シリンダ63のピストン
ロツド65に連結されており、さらに前記固定部
材47の中央部に設けられたスライド孔67に支
持されている。前記両スライダ53,55のそれ
ぞれの先端部にはジヨー69,71が取り付けら
れている。そして、治具シリンダ63を駆動させ
てピストンロツド65を前後させる事によつてス
ライドピン61を前後にスライドさせてリンク5
7,59を介して両側のスライダ53,55を接
近、開離させ、ジヨー69,71の間に素材や製
品を把持し、あるいは解放するようになつている
のである。尚、この治具のシリンダ63への圧空
気の供給は、旋回軸9内に挿通されているエアパ
イプ73により行なわれる。
上記構成のロボツトハンドの駆動装置の動作を
次に説明する。
初期状態 初期状態では、第4図aに示す様に第1アーム
39、第2アーム41が中間位置にある。この
時、第1シリンダ27はそのピストンロツド29
が突出したON状態にあり、第2シリンダ31は
そのピストンロツド33が引つ込んだOFF状態
にある。
素材搬入・製品取出し まず軸方向駆動用シリンダ13が駆動され、第
1図に示す様に旋回軸9を前方向に移動させる。
次に第1シリンダ27はON状態のままで、第2
シリンダ31も駆動させてON状態とし、ピスト
ンロツド33を突出させる。これによつて第1カ
ム21に対して第2カム23が第4図aにおいて
反時計方向に回転駆動され、ボールスプライン部
23aとスプライン軸部9aとの関係によつて旋
回軸9も共回転され、第1アーム39が直下に来
る。(第4図b) この第4図bの状態において、今度は第1アー
ム39、第2アーム41それぞれの治具シリンダ
63が駆動され、ジヨー69,71により工作機
械の加工部にある加工剤みの製品を第1アーム3
9のロボツトハンドが把持し、また第2アーム4
1のロボツトハンドによつて新しい素材が把持さ
れた状態になる。そしてこの製品及び素材の把持
の後に再び第2シリンダ31をOFF状態にして
ピストンロツド33を引つ込ませる事により第4
図aに示す初期状態に戻す。
素材供給・製品排出 第4図aに示した初期状態から、今度は第1シ
リンダ27をOFF状態にしてそのピストンロツ
ド29を引つ込める。この操作によつて第1カム
21が時計方向に反転され、第2シリンダ31及
びピストンロツド33を介して第2カム23も共
に時計方向に回転される。従つて旋回軸9も時計
方向に回転させられ、第2アーム41が直下に来
る。(第4図c) この状態において、前記した第1アーム39、
第2アーム41それぞれのロボツトハンドの治具
シリンダ63をOFF状態にしてジヨー69,7
1を開離させ、把持していた製品を排出すると共
に搬入して来た新しい素材を工作機械の加工部に
供給する。
退避状態 上記第4図cに示した素材供給・製品排出動作
の後、第1シリンダ27を再びON状態にしてピ
ストンロツド29を突出させ、第1カム21及び
第2カム23を共に反時計方向に回転させ、第1
アーム39、第2アーム4をそれぞれ第4図aに
示す初期状態に戻す。そしてこの状態において、
軸方向駆動用シリンダ13をOFF状態にする事
によつてピストンロツド15を引つ込めて旋回軸
9を後退させる。こうして工作機械が新しく供給
された素材の加工を終了するまで待機しておくの
である。そして加工が終了するならば再び上記の
手順に従つて素材を供給し、加工された製品を排
出する。
尚、この考案は上記実施例のものに限定される
のではなく、次の様な変化態様も可能である。
A 旋回軸の先端に取り付けるアームを1本にし
たもの。
B アームが1本のもの及びアームが2本のもの
のいずれにあつても旋回軸の回転位置は記実施
例の3位置だけに限定されるものではなく、第
1シリンダによる回転角度A、第2シリンダに
よる回転角度Bとする時、 (1) O,A,B,A+B (2) O,A,B,A−B (3) O,A,2A の様な組合せでアームの位置決めが可能であ
る。
この考案はロボツトハンドの旋回軸に第1回転
体と第2回転体とを装着し、第1回転体に対して
固定部材に揺動自在に取り付けられた第1シリン
ダのピストンロツドを連結し、また第1回転体に
揺動自在に取り付けられたピストンロツドを連結
し、また第2回転体に揺動自在に取り付けられた
第2シリンダのピストンロツドも第1回転体に連
結しているので、第1シリンダと第2シリンダの
ON,OFFの切替の組合せによつて旋回軸を3位
置あるいは4位置に位置決めする事ができ、ロボ
ツトハンドに素材供給や製品排出の動作を速く、
しかも正確に行なう事ができる利点を備えてい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の断面図、第2図
は同上実施例の第1カム、第2カム及び第1シリ
ンダ、第2シリンダの位置関係を示す側面図、第
3図は同上実施例に用いられるロボツトハンドの
拡大正面図、第4図は同上実施例の作用説明図で
ある。 1……ベース、3……軸受、9……旋回軸、9
a……スプライン軸部、21……第1カム、23
……第2カム、23a……ボールスプライン部、
27……第1シリンダ、29……ピストンロツ
ド、31……第2シリンダ、33……ピストンロ
ツド、39……第1アーム、41……第2アー
ム、43……ロボツトハンド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ロボツトハンドの旋回軸に第1回転体を回軸
    方向に回転自在に装着すると共に第2回転体を
    共回転するように装着し、固定部材に設けた前
    記旋回軸と平行な軸受に第1シリンダを、前記
    第2回転体に設けた前記旋回軸と平行な軸受に
    第2シリンダをそれぞれ揺動自在に軸支し、こ
    れら第1シリンダと第2シリンダとの各ピスト
    ンロツドを共に前記第1回転体に連結して成る
    ことを特徴とするロボツトハンドの駆動装置。 (2) 第1シリンダと第2シリンダとが共にON、
    OFF2ポジシヨンをとるものであることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載
    のロボツトハンドの駆動装置。 (3) ロボツトハンドが1本又は複数本のアームを
    備えていることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項又は第2項に記載のロボツトハン
    ドの駆動装置。 (4) ロボツトハンドが2本のアームを備えてお
    り、第1シリンダ、第2シリンダそれぞれが第
    2回転体を介して旋回軸を同角度だけ正逆両方
    向に回転させる能力を備えていることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項、第2項又
    は第3項に記載のロボツトハンドの駆動装置。
JP18857583U 1983-12-08 1983-12-08 ロボツトハンドの駆動装置 Granted JPS6097282U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18857583U JPS6097282U (ja) 1983-12-08 1983-12-08 ロボツトハンドの駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18857583U JPS6097282U (ja) 1983-12-08 1983-12-08 ロボツトハンドの駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6097282U JPS6097282U (ja) 1985-07-02
JPS6312945Y2 true JPS6312945Y2 (ja) 1988-04-13

Family

ID=30406780

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JP18857583U Granted JPS6097282U (ja) 1983-12-08 1983-12-08 ロボツトハンドの駆動装置

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JPS6097282U (ja) 1985-07-02

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