JPH027007Y2 - - Google Patents

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JPH027007Y2
JPH027007Y2 JP146585U JP146585U JPH027007Y2 JP H027007 Y2 JPH027007 Y2 JP H027007Y2 JP 146585 U JP146585 U JP 146585U JP 146585 U JP146585 U JP 146585U JP H027007 Y2 JPH027007 Y2 JP H027007Y2
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JP146585U
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  • Gear Processing (AREA)
  • Feeding Of Workpieces (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は物品を所定の位置に対して搬出入する
物品の交換装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、ホブ盤等の工作機械においては、ワーク
ストツカ上の未加工のワークと加工テーブル上の
既加工のワークとを交換する交換装置が良く使用
されている。第5図は従来のこの種の交換装置を
ホブ盤に装着した状態を表わす要部の概略平面図
であるが、第5図に示すように、この種の交換装
置では複数のワークを収納するワークストツカ1
1が加工テーブル12に隣接して配設されると共
に、ワークストツカ11と加工テーブル12の中
間に交換アーム13が設けられており、ワークス
トツカ11の交換位置14に位置するワークと加
工テーブル12上に位置するワークとを交換アー
ム13の180゜回転によつて交換するようになつて
いる。
〈考案が解決しようとする問題点〉 このような交換装置では、ワークストツカ11
の回転割出し装置や、ワークを受渡しするための
交換アーム13の上下動装置、交換アーム13の
回転装置等が必要である。ところが、従来はワー
クストツカ11と交換アーム13とは全く別体で
あつたので、それぞれ独自の駆動源を要すると共
にそれぞれの動作端を検出するリミツトスイツチ
等が必要であり、電気的、機械的に構造が複雑と
なつてコスト高となるばかりでなく、装置全体の
大形化を招いていた。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は上述した従来の交換装置における問題
点を解決するものであり、小形、低コスト化を図
つた物品の交換装置を提供することを目的として
いる。
この目的を達成するための本考案にかかる物品
の交換装置の構成は、回転自在且つその回転軸に
沿つて摺動自在に支持されると共に円周上に複数
の物品の収納部を有し、この各収納部に該収納部
に位置する物品の一部が露出する切欠部が形成さ
れたストツカ円板と、先端部が前記ストツカ円板
の切欠部に嵌入して前記露出した物品と係合可能
とされる一方、該ストツカ円板に隣接して回転自
在且つその回転軸に沿つて摺動自在に支持される
と共にその回転により該ストツカ円板と所定位置
との間で物品の交換を行う交換アームと、前記ス
トツカ円板と前記交換アームをそれらの回転軸に
沿つて互いに反対方向に移動させて、該ストツカ
円板の切欠部と該交換アームの先端部を擦れ違わ
せる授受駆動手段と、前記ストツカ円板の割出し
回転手段と、前記交換アームを前記ストツカ円板
の割出し回転と関係づけて回転させる手段と、を
具えたこと特徴とする。
〈作 用〉 授受駆動手段によりストツカ円板と交換アーム
とを互いに反対方向に駆動して擦れ違い運動させ
ることで、ストツカ円板から交換アームへあるい
は交換アームからストツカ円板への物品の授受が
成される。一方、割出し回転手段によりストツカ
円板が割出され、割出されたストツカ円板に関し
て上述の物品の授受が行われ、その後交換アーム
が回転して物品の交換が行われる。
〈実施例〉 以下本考案を工作機械の加工テーブルに対して
ワークを搬出入する交換装置について実施した一
実施例を第1図〜第4図に基づいて具体的に説明
する。第1図は本考案の一実施例にかかる交換装
置の平面図、第2図は第1図の−断面図、第
3図は第2図の−断面図、第4図は第2図の
−断面図である。
第1図〜第4図において、ストツカ円板21は
外縁部に円周上等配に複数のピン22が植設さ
れ、そのピン22にそれぞれワーク23を嵌合し
て収納可能とすると共に、各ピン22の両側部に
は切欠部が凹設され、その切欠部から物品の一部
が露出すると共に、そこに後述する交換アーム2
4の先端二又部が嵌入できるようになつている。
ストツカ円板21の中心部には回転軸25が固定
されており、その回転軸25は装置本体26に回
転自在且つ軸方向に沿つて摺動自在に支持されて
いる。さらに、回転軸25には連結ブロツク27
が回転自在且つ軸方向には移動できないように取
付けられている。
一方、ストツカ円板21に隣接して、両端に前
述のストツカ円板21の切欠部に嵌入してその切
欠部から露出した物品と係合可能な二又部が形成
された交換アーム24が加工テーブル28との間
に掛渡されるように設けられる。交換アーム24
の中央部には中空の回転軸29が固定されてお
り、その回転軸29もストツカ円板21の回転軸
25と同様に装置本体26に回転自在且つ軸方向
に沿つて摺動自在に支持されている。また、回転
軸29の中空部には連結軸30が回転自在且つ軸
方向には移動できないように取付けられている。
回転軸25,26の中間部には揺動レバー31
が支軸32により装置本体26に揺動自在に支持
されると共に、揺動レバー31の両端はそれぞれ
連結ブロツク27及び連結軸30の溝部に嵌入し
ている。一方、揺動レバー31に隣接してシリン
ダ33が装置本体26に固定されており、そのピ
ストン軸34の先端に螺着された連結ピン35が
揺動レバー31に枢着されている。従つて、シリ
ンダ33を作動させると揺動レバー31が揺動
し、連結ブロツク27、連結軸30を介してスト
ツカ円板21と交換アーム24を互いに反対方向
に移動させる。この移動過程においては、ストツ
カ円板21と交換アーム24が擦れ違い、交換ア
ーム24が相対的にストツカ円板21の下から上
へ擦れ違うときに交換アーム24はストツカ円板
21上のワーク23をすくい取る一方、逆方向の
移動時には交換アーム24上のワーク23がスト
ツカ円板21に移行する。ここで、ストツカ円板
21の下降時には、装置本体26に固定された位
置決めピン36がストツカ円板21にピン22の
位置に対応して穿設された孔37に嵌入してスト
ツカ円板21が位置決めされる。また、交換アー
ム24の下降時には、装置本体26に固定された
位置決めピン38が交換アーム24に穿設された
孔39に嵌入して交換アーム24が位置決めされ
るようになつている。
また、ストツカ円板21の回転軸25には歯車
40が形成されると共に、その歯車40の外周辺
には中空状の伝達歯車41が装置本体26に回転
自在に取付けられている。伝達歯車41には回転
軸25の歯車40と係脱自在に噛み合う案内歯4
2が固定されており、ストツカ円板21が上昇端
にあるときに歯車40の移動によつて歯車40と
案内歯42が噛み合つて伝達歯車41と回転軸2
5が軸まわりに関して一体化される一方、ストツ
カ円板21が下降端にあるときはそれらの係合は
解除されるようになつている。また、伝達歯車4
1の外周の一部には歯部が形成されており、その
歯部は装置本体26に軸支された歯車軸43に形
成された小歯車44と噛み合つている。さらに、
歯車軸43にはセクタ歯車45が固定ピン46に
より固定され、そのセクタ歯車45は装置本体2
6に取付けられたシリンダ47のピストン軸48
に形成されたラツクと噛み合つている。従つて、
歯車40と案内歯42が係合している状態におい
てシリンダ47を作動させてピストン軸48を移
動させるとストツカ円板21が回転するが、その
回転量はそのピン22の数に対応させてシリンダ
47の1ストロークで360/16=22.5゜としてい
る。
一方、交換アーム24の回転軸29にも歯車4
9が形成されると共に、その歯車49と係脱自在
に噛み合う中間歯車50が装置本体26に固定さ
れた軸51に回転自在に支持されており、交換ア
ーム24が上昇端にあるときに歯車49の移動に
よつて歯車49と中間歯車50が噛み合う一方、
交換アーム24が下降端にあるときはそれらの係
合が解除されるようになつている。また、中間歯
車50は前述のピストン軸48に形成されたラツ
クと噛み合つている。従つて、歯車49と中間歯
車50が噛み合つているときにシリンダ47を作
動させてピストン軸48を移動させると交換アー
ム24が回転するが、その回転量はシリンダ47
の1ストロークで180゜となつている。
第1図〜第4図は本装置の起動状態を表わして
いる。すなわち、加工テーブル28上のワーク2
3はその取付治具上で加工を完了しており、スト
ツカ円板21及び交換アーム24はそれぞれ上昇
端位置及び下降端位置にある。いま、この状態に
おいてシリンダ33を作動させて揺動レバー31
の一端を引き下げると、ストツカ円板21が下降
すると共に交換アーム24が上昇し、交換アーム
24はその両端部でそれぞれ加工テーブル28上
の既加工のワーク23及びストツカ円板21上の
未加工のワーク23をすくい取る。シリンダ33
がストローク端に達した後、次にシリンダ47を
作動させてそのピストン軸48を第3図中下方に
移動させると、中間歯車50、歯車49を介して
交換アーム24が180゜回転し、ワーク23が交換
される。尚、このときは伝達歯車41の案内歯4
2と歯車40との係合は解除されているので、ス
トツカ円板21は回転しない。
次に、シリンダ33を作動させて揺動レバー3
1の一端を押し上げると、ストツカ円板21が上
昇すると共に交換アーム24が下降し、その過程
で交換アーム24の両端のワーク23はそれぞれ
加工テーブル28上とストツカ円板21上に移行
する。続いて、シリンダ47を作動させてそのピ
ストン軸48を第3図中上方に移動させるとセク
タ歯車45、小歯車44、伝達歯車41、歯車4
0を介してストツカ円板21が1ピツチ回転し、
本装置の1サイクルが完了する。またこのときは
中間歯車50と歯車49との係合は解除されてい
るので、交換アーム24が回転することはない。
〈考案の効果〉 以上一実施例を挙げて具体的に説明したように
本考案につれば、ストツカ円板と交換アームとを
一体化させたので装置の小形、低コスト化が図れ
ると共に、電気的なインターロツクを減少させる
ことができるので信頼性が向上する。また、スト
ツカ円板と交換アームを互いに反対方向に移動さ
せて物品の授受を行つているので、片方のみを移
動させる場合に比べてそのストロークは1/2で済
み、ストローク量を減少させて小形化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例にかかる交換装置の
平面図、第2図は第1図の−断面図、第3図
は第2図の−断面図、第4図は第2図の−
断面図、第5図は従来の交換装置をホブ盤に装
着した状態を表わす要部の概略平面図である。 図面中、21はストツカ円板、23はワーク、
24は交換アーム、25,29は回転軸、28は
加工テーブル、31は揺動レバー、32,47は
シリンダである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転自在且つその回転軸に沿つて摺動自在に支
    持されると共に円周上に複数の物品の収納部を有
    し、この各収納部に該収納部に位置する物品の一
    部が露出する切欠部が形成されたストツカ円板
    と、 先端部が前記ストツカ円板の切欠部に嵌入して
    前記露出した物品と係合可能とされる一方、該ス
    トツカ円板に隣接して回転自在且つその回転軸に
    沿つて摺動自在に支持されると共にその回転によ
    り該ストツカ円板と所定位置との間で物品の交換
    を行う交換アームと、 前記ストツカ円板と前記交換アームをそれらの
    回転軸に沿つて互いに反対方向に移動させて、該
    ストツカ円板の切欠部と該交換アームの先端部を
    擦れ違わせる授受駆動手段と、 前記ストツカ円板の割出し回転手段と、 前記交換アームを前記ストツカ円板の割出し回
    転と関係づけて回転させる手段と、 を備えたこと特徴とする物品の交換装置。
JP146585U 1985-01-11 1985-01-11 Expired JPH027007Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP146585U JPH027007Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP146585U JPH027007Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61120442U JPS61120442U (ja) 1986-07-29
JPH027007Y2 true JPH027007Y2 (ja) 1990-02-20

Family

ID=30474239

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP146585U Expired JPH027007Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61120442U (ja) 1986-07-29

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