JPH077102Y2 - ローダー装置のチヤツク装置 - Google Patents
ローダー装置のチヤツク装置Info
- Publication number
- JPH077102Y2 JPH077102Y2 JP1990123851U JP12385190U JPH077102Y2 JP H077102 Y2 JPH077102 Y2 JP H077102Y2 JP 1990123851 U JP1990123851 U JP 1990123851U JP 12385190 U JP12385190 U JP 12385190U JP H077102 Y2 JPH077102 Y2 JP H077102Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- rack
- shaped pinion
- meshes
- chuck cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Feeding Of Workpieces (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本考案は工作機械に対し加工物の搬入搬出を行うローダ
ー装置のチヤツク装置に関するものである。
ー装置のチヤツク装置に関するものである。
（ロ）従来の技術と問題点 従来、工作機械に対して加工物を搬入搬出するローダー
装置は、加工物を把持するチヤツク装置がローダーアー
ムの先端の両側に設けられている。また、チヤツク装置
の構造が複雑であり、外形が大きく、アーム先端の重量
が重くなつてきて、ローデング、アンローデングを高速
化させて能率の向上を図る上の障害となつている。
装置は、加工物を把持するチヤツク装置がローダーアー
ムの先端の両側に設けられている。また、チヤツク装置
の構造が複雑であり、外形が大きく、アーム先端の重量
が重くなつてきて、ローデング、アンローデングを高速
化させて能率の向上を図る上の障害となつている。
そこで、本考案は構造が簡単で、軽量且つ小型に構成さ
れたローダー装置のチヤツク装置を提供しようとするも
のである。
れたローダー装置のチヤツク装置を提供しようとするも
のである。
（ハ）課題を解決するための手段 本考案のチヤツク装置は上記目的を達成するために、ロ
ーダーアームの先端にモーターにより180°正逆転され
る回転軸が支持され、その回転軸の先端にチヤツク胴が
固着され、チヤツク胴内で回転軸の軸心線に直交して回
転軸の両側に中心軸が固定され、各中心軸に円盤がそれ
ぞれ回転自在に支持され、各円盤には中心から遠ざかる
形状のカム穴が等ピツチに３個設けられ、両円盤のボス
が両円盤の中間位置まで伸び、そのボス端面に扇形ピニ
オンが固着され、流体圧により運動するラツクが扇形ピ
ニオンに噛み合はされ、一方の扇形ピニオンとそれに噛
み合うラツクは他方の扇形ピニオンとそれに噛み合うラ
ツクと前記中心軸の軸心線について対称であり、チヤツ
ク胴の両外側面に沿つて放射方向に摺動自在に３個ずつ
等分に設けられた把持爪の各転子が前記カム穴にそれぞ
れ転動自在に嵌合されている構成である。
ーダーアームの先端にモーターにより180°正逆転され
る回転軸が支持され、その回転軸の先端にチヤツク胴が
固着され、チヤツク胴内で回転軸の軸心線に直交して回
転軸の両側に中心軸が固定され、各中心軸に円盤がそれ
ぞれ回転自在に支持され、各円盤には中心から遠ざかる
形状のカム穴が等ピツチに３個設けられ、両円盤のボス
が両円盤の中間位置まで伸び、そのボス端面に扇形ピニ
オンが固着され、流体圧により運動するラツクが扇形ピ
ニオンに噛み合はされ、一方の扇形ピニオンとそれに噛
み合うラツクは他方の扇形ピニオンとそれに噛み合うラ
ツクと前記中心軸の軸心線について対称であり、チヤツ
ク胴の両外側面に沿つて放射方向に摺動自在に３個ずつ
等分に設けられた把持爪の各転子が前記カム穴にそれぞ
れ転動自在に嵌合されている構成である。
（ニ）作用 流体圧によりラツクが動くと、扇形ピニオンを介してカ
ム穴が設けられている円盤が回動するので、ラツクの運
動方向によつて把持爪が加工物を把持し、あるいは解除
するようになる。
ム穴が設けられている円盤が回動するので、ラツクの運
動方向によつて把持爪が加工物を把持し、あるいは解除
するようになる。
ワークの把持爪を運動させるための機構としてラツクと
噛み合う扇形ピニオンを円盤に固着し、円盤の支持され
ている中心軸について、扇形ピニオンとラツク及びその
運動装置の２組を対称に設けてあるので、チヤツク胴が
小型に形成され、それに伴い軽量となつて、ローダーア
ームの運動を高速化させることができ、ワークの搬入搬
出の能率があがる。
噛み合う扇形ピニオンを円盤に固着し、円盤の支持され
ている中心軸について、扇形ピニオンとラツク及びその
運動装置の２組を対称に設けてあるので、チヤツク胴が
小型に形成され、それに伴い軽量となつて、ローダーア
ームの運動を高速化させることができ、ワークの搬入搬
出の能率があがる。
（ホ）実施例 以下本考案の実施例を図面について説明する。１は図示
しないローダー装置のローダーアームの先端に支持され
ている回転軸であり、モーターにより180°正逆転され
る。回転軸１の先端に胴２が固着されている。回転軸１
の軸心線に直交してチヤツク胴２の中心に固定された中
心軸3,3に２個の円盤4,5がそれぞれ回転自在に支持され
ている。円盤4,5には中心から遠ざかる形状のカム穴6,7
がそれぞれ等ピツチに３個ずつ設けられ、各円盤4,5の
内側方に突出したボス22,23が両円盤4,5の中間位置近く
まで伸びていて、扇形ピニオン8,9がそれぞれ固着され
ている。そして扇形ピニオン8,9は中心軸3,3に直角な同
一面内にあり、中心軸について対称である。10は扇形ピ
ニオン８と噛み合うラツクで、両端に固着されたピスト
ン11,12がチヤツク胴２に設けられたシリンダー13に嵌
入し、シリンダー13の中央部が切り欠かれて露出するラ
ツク10の歯が扇形ピニオン８と噛み合つている。シリン
ダー13の両端には空気あるいは油などの圧力流体の出入
穴14,15が開いていて、圧力流体の出入によつてラツク1
0が運動するようになつている。16はラツク10と上下の
対称位置で扇形ピニオン９と噛み合うラツクで、ラツク
10と同様に両端に固着されたピストンがチヤツク胴２に
設けられたシリンダー17に嵌入し、シリンダー17の中央
部が切り欠かれて露出するラツク16の歯が扇形ピニオン
９と噛み合つている。シリンダー13と同様にシリンダー
17の両端には空気あるいは油などの圧力流体の出入穴が
開いていて、圧力流体の出入によつてツク16が運動する
ようになつている。チヤツク胴２の両外側面に沿つて放
射方向に摺動自在に把持爪18が３個ずつ等分に設けられ
ている。各把持爪18に設けられた転子19が各カム穴6,7
にそれぞれ転動自在に嵌合している。20は把持される加
工物21の前面に押圧される押圧杆である。
しないローダー装置のローダーアームの先端に支持され
ている回転軸であり、モーターにより180°正逆転され
る。回転軸１の先端に胴２が固着されている。回転軸１
の軸心線に直交してチヤツク胴２の中心に固定された中
心軸3,3に２個の円盤4,5がそれぞれ回転自在に支持され
ている。円盤4,5には中心から遠ざかる形状のカム穴6,7
がそれぞれ等ピツチに３個ずつ設けられ、各円盤4,5の
内側方に突出したボス22,23が両円盤4,5の中間位置近く
まで伸びていて、扇形ピニオン8,9がそれぞれ固着され
ている。そして扇形ピニオン8,9は中心軸3,3に直角な同
一面内にあり、中心軸について対称である。10は扇形ピ
ニオン８と噛み合うラツクで、両端に固着されたピスト
ン11,12がチヤツク胴２に設けられたシリンダー13に嵌
入し、シリンダー13の中央部が切り欠かれて露出するラ
ツク10の歯が扇形ピニオン８と噛み合つている。シリン
ダー13の両端には空気あるいは油などの圧力流体の出入
穴14,15が開いていて、圧力流体の出入によつてラツク1
0が運動するようになつている。16はラツク10と上下の
対称位置で扇形ピニオン９と噛み合うラツクで、ラツク
10と同様に両端に固着されたピストンがチヤツク胴２に
設けられたシリンダー17に嵌入し、シリンダー17の中央
部が切り欠かれて露出するラツク16の歯が扇形ピニオン
９と噛み合つている。シリンダー13と同様にシリンダー
17の両端には空気あるいは油などの圧力流体の出入穴が
開いていて、圧力流体の出入によつてツク16が運動する
ようになつている。チヤツク胴２の両外側面に沿つて放
射方向に摺動自在に把持爪18が３個ずつ等分に設けられ
ている。各把持爪18に設けられた転子19が各カム穴6,7
にそれぞれ転動自在に嵌合している。20は把持される加
工物21の前面に押圧される押圧杆である。
圧力流体でラツクの一端のピストンを押してラツクを運
動させると、扇形ピニオンを介して円盤が回転し、その
円盤のカム穴に転子を嵌入している把持爪が摺動して加
工物を把持し、あるいは把持を解除する。
動させると、扇形ピニオンを介して円盤が回転し、その
円盤のカム穴に転子を嵌入している把持爪が摺動して加
工物を把持し、あるいは把持を解除する。
いま、チヤツク胴の一外側面の把持爪で未加工物を把持
したチヤツク装置は、チヤツク胴の他側面を工作機械の
加工された加工物に向けられて、ラツクの運動によりそ
の加工物を把持する。このように一側に未加工物を、他
側に完成加工物を把持したチヤツク装置は回転軸１と共
に後退して180°回転してから前進して、未加工物を工
作機械に引き渡す。
したチヤツク装置は、チヤツク胴の他側面を工作機械の
加工された加工物に向けられて、ラツクの運動によりそ
の加工物を把持する。このように一側に未加工物を、他
側に完成加工物を把持したチヤツク装置は回転軸１と共
に後退して180°回転してから前進して、未加工物を工
作機械に引き渡す。
（ヘ）考案の効果 本考案はチヤツク胴の両側に設けられた把持爪を各別に
摺動させるためのラツクと扇形ピニオンとカム穴のある
円盤から成る円盤回転装置が、回転軸について対称であ
るので、構造が簡単となり小型且つ軽量となり、ローダ
ーアームの運動が軽快且つ正確に行われる。
摺動させるためのラツクと扇形ピニオンとカム穴のある
円盤から成る円盤回転装置が、回転軸について対称であ
るので、構造が簡単となり小型且つ軽量となり、ローダ
ーアームの運動が軽快且つ正確に行われる。
図面は本考案の実施例を示し、第１図は一部切断の正面
図、第２図は切断側面図、第３図は外観側面図である。
１……回転軸、２……チヤツク胴、３……中心軸、4,5
……円盤、6,7……カム穴、8,9……扇形ピニオン、10,1
6……ラツク、18……把持爪、19……転子。
図、第２図は切断側面図、第３図は外観側面図である。
１……回転軸、２……チヤツク胴、３……中心軸、4,5
……円盤、6,7……カム穴、8,9……扇形ピニオン、10,1
6……ラツク、18……把持爪、19……転子。
Claims (1)
- 【請求項１】ローダー装置のローダーアームの先端にモ
ーターにより180°正逆転される回転軸が支持され、そ
の回転軸の先端にチヤツク胴が固着され、チヤツク胴内
において回転軸の軸心線に直交して回転軸の両側に中心
軸が固定され、各中心軸に円盤がそれぞれ回転自在に支
持され、各円盤には中心から遠ざかる形状のカム穴が等
ピツチに３個設けられ、両円盤のボスが両円盤の中間位
置まで伸び、そのボス端面に扇形ピニオンが固着され、
流体圧により運動するラツクが扇形ピニオンに噛み合は
され、一方の扇形ピニオンとそれに噛み合うラツクは他
方の扇形ピニオンとそれに噛み合うラツクと前記中心軸
の軸心線について対称であり、チヤツク胴の両外側面に
沿つて放射方向に摺動自在に３個ずつ等分に設けられた
把持爪の各転子が前記カム穴にそれぞれ転動自在に嵌合
されていることを特徴とするローダー装置のチヤツク装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990123851U JPH077102Y2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | ローダー装置のチヤツク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990123851U JPH077102Y2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | ローダー装置のチヤツク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0479083U JPH0479083U (ja) | 1992-07-09 |
| JPH077102Y2 true JPH077102Y2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=31871537
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990123851U Expired - Lifetime JPH077102Y2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | ローダー装置のチヤツク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH077102Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2659676B2 (ja) * | 1993-11-02 | 1997-09-30 | シーケーディ株式会社 | ウェハ把持装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58160076A (ja) * | 1982-03-19 | 1983-09-22 | ヤマハ発動機株式会社 | ロ−ダ用ロボツト |
| JPS59156688A (ja) * | 1983-02-21 | 1984-09-05 | ダイキン工業株式会社 | 三点把持形ハンド |
| JPS6052282A (ja) * | 1983-08-30 | 1985-03-25 | エスエムシ−株式会社 | ロボット用ハンド |
| JPS62201689U (ja) * | 1986-06-16 | 1987-12-22 |
-
1990
- 1990-11-26 JP JP1990123851U patent/JPH077102Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0479083U (ja) | 1992-07-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4505636A (en) | Robot machines | |
| CN210189060U (zh) | 加工圆柱类工件的自定心夹具 | |
| JPH077102Y2 (ja) | ローダー装置のチヤツク装置 | |
| JPS6161948B2 (ja) | ||
| CN208289499U (zh) | 加工中心的换刀机构 | |
| JPS58186543A (ja) | ５面加工マシニングセンタ | |
| JP6823900B2 (ja) | ５軸制御工作機械 | |
| JPS5924940A (ja) | 工作機械のロボツト | |
| JPS6343006Y2 (ja) | ||
| JPS6312945Y2 (ja) | ||
| JPH0372426B2 (ja) | ||
| JPS608930Y2 (ja) | 面取り加工装置 | |
| CN214393180U (zh) | 一种多功能机械手 | |
| CN214723499U (zh) | 一种角度虎钳 | |
| CN214025744U (zh) | 一种抓取量可调机械手 | |
| CN217620176U (zh) | 一种夹紧装置 | |
| JPS59124592A (ja) | ワ−ク反転装置 | |
| CN218434852U (zh) | 一种便于使用的自动装罐抓手 | |
| TWI623374B (zh) | Power type indexing chuck for multi-axis machine | |
| TWM540710U (zh) | 定心夾緊裝置 | |
| JPH0642055U (ja) | 複雑形状品のバリ取装置 | |
| TW202202252A (zh) | 工具機夾頭裝置 | |
| JPH0768484A (ja) | ロボットハンド装置 | |
| TWM602479U (zh) | 具分度功能的夾頭裝置 | |
| JPH0249865B2 (ja) |