JPS63128598A - 放電ランプ点灯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、放電ランプ点灯装置に関する。

従来の技術 従来の放電ランプ点灯装置は、例えば公開特許番号昭和
６０−１５７１９２号公報に示されているように、第２
図のような構成になっていた。

第２図において、１は直流電源、２４は放電ランプ、３
０．３１はインダクタンス要素であるインダクタンス、
１８はスイッチ回路であって、タイマー回路１７とトラ
ンジスタ１９．２０と抵抗２１．２２とで構成され、タ
イマー回路１７の出力によって電源投入時トランジスタ
１９をオン、トランジスタ２０をオフにし、一定時間後
にタイマー回ｌｉ＆１７の出力によってトランジスタ１
９をオフ、トランジスタ２０をオンにする。２３は放電
ランプ２４を点灯した時のランプ電流制限素子であるコ
ンデンサである。３は第一のプッシュプルインバータで
あって、トランジスタ４，５とコンデンサ６と抵抗７，
８とトランス９とで構成され、直流電源１の出力をイン
ダクタンス３０を介して人力し、トランス９の２次巻線
に交流を出力する。このトランス９の２次巻線に直列に
コンデンサ２３と放電ランプ２４が接続されトランス９
の２次巻線の交流出力によってコンデンサ２３によって
電流制限され放電ランプ２４は点灯する。

１０は第二のプッシュプルインバータであって、トラン
ジスタ１１．１２とコンデンサ１３と抵抗１４．１５と
トランス１６とで構成され、直流電源１の出力をインダ
クタンス３１を介して入力し、トランス１６の２次巻線
に交流を出力する。この〉トランス１６の２次巻線に直
列に放電ランプ２４：２の電極が接続されトランス１６
の２次巻線の交流−出力によって放電ランプ２４の電極
を予熱する。

以上のような構成により、電源投入時トランジスタ１９
がオン、トランジスタ２０がオフであるから第一のブシ
ュプルインバータ３は発振動作を行なわないのでトラン
ス９の２次巻線には交流出力は発生しない。また第二の
ブシュプルインバータ１０は発振動作を行ないトランス
１６の２次巻線には交流出力は発生し、それによって放
電ランプ２４の電極は予熱される。また電源投入後一定
時間が経過するとトランジスタ１９がオフ、トランジス
タ２０がオンであるから第二のブシュプルインバータ１
０は発振動作を行なわないのでトランス１６の２＊巻線
には交流出力は発生しないので放電ランプ２４の電極は
予熱されない。また第一のブシュプルインバータ３は発
振動作を行ないトランス９の２次巻線には交流出力が発
生し、これによって放電ランプ２４は点灯する。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の放電ランプ点灯装置では、二つのプッ
シュプルインバータそれぞれにインダクタンスが必要で
あり、装置の小型化を妨げるという問題点があった。

問題点を解決するための手段 本発明は前記問題点を解決するため、第一のプッシュプ
ルインバータと、第二のプッシュプルインバータと、前
記第一のプッシュプルインバータの一次コイルの中間点
と前記第二のプッシュプルインバータの一次コイルの中
間点に一端を接続したインダクタンス要素と、前記第一
のプッシュプルインバータのトランジスタのエミッタの
結合点と前記第二のプッシュプルインバータのトランジ
スタのエミッタの結合点を接続した点と前記インダクタ
ンス要素の他端との間に接続された直流電源とを備え、
前記第二のプッシュプルインバータの発振出力をもって
放電ランプの各電極を予熱し前記第二のプッシュプルイ
ンバータの発振出力をもって放電ランプを点灯するもの
である。

作用 本発明は前記した構成で、インダクタンス要素を第一の
プッシュプルインバータと第二のプッシュプルインバー
タとで共有して使用することができるのでインダクタン
ス要素を一個にできる。

実施例 第１図は本発明の放電ランプ点灯装置の実施例を示す回
路図である。第１図において１と３から２２は第２図の
従来例と同じものであり、スイッチ回路１８によって電
源投入時、第一のプッシュプルインバータ３は発振動作
を停止しているが第二のプッシュプルインバータ１０が
発振動作を行ない、その出力によって放電ランプ２４の
電極を予熱し、電源投入から一定時間経過後、第二のプ
ッシュプルインバータ１０は発振動作を停止し、第一の
プッシュプルインバータ３が発振動作を開始するので放
電ランプ２４の電極の予熱を停止し、放電ランプ２４は
点灯する。

従来例の放電ランプ点灯装置と異なるのは、インダクタ
ンス要素であるインダクタンス２である。

インダクタンス２は、一端を直流電源１に接続し、他端
を第一のプッシュプルインバータの一次コイルの中間点
と第二のプッシュプルインバータの一次コイルの中間点
に接続されている。このため第−のブシュプルインバー
タ３と第二のプッシュプルインバータ１０への人力は、
直流電源１の出力がインダクタンス２を介して供給され
る。このため、インダクタンス２を第一のプッシュプル
インバータ３と第二のプッシュプルインバータ１０とで
共有して使用することができるのでインダクタンス要素
が一個になり、装置を小型・軽量にできる。

なお、本実施例ではスイッチ回ｗ！１８によって一定時
間電極を予熱した後に予熱を停止しランプを点灯するが
、電源投入と同時にランプを点灯してもよいし、ランプ
点灯中に電極を予熱してもよいのはいうまでもない。ま
た、プッシュプルインバータ３，１０は自励でも他励で
もよい。また、ランプ点灯中の電流制限素子はコンデン
サでなくても抵抗やインダクタンスなど電流を制限でき
るものならよい、また、直流電源は交流を整流平滑した
ものでもよい。

発明の詳細 な説明したように、本発明は、簡単な構成で、インダク
タンス要素を第一のプッシュプルインバータと第二のプ
ッシュプルインバータとで共有して使用することができ
るのでインダクタンス要素が一個不要にでき、部品点数
の少ない小型・軽量の放電ランプ点灯装置を実現できる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例における放電ランプ点灯装
置の回路図、第２図は従来の放電ランプ点灯装置の回路
図である。 １・・・直流電源、２．３０．３１・・・インダクタン
ス、３，１０・・・プッシュプルインバータ、１８・・
・スイッチ回路、２４・・・放電ランプ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）第一のプッシュプルインバータと、第二のプッシ
   ュプルインバータと、前記第一のプッシュプルインバー
   タの一次コイルの中間点と前記第二のプッシュプルイン
   バータの一次コイルの中間点に一端を接続したインダク
   タンス要素と、前記第一のプッシュプルインバータのト
   ランジスタのエミッタの結合点と前記第二のプッシュプ
   ルインバータのトランジスタのエミッタの結合点を接続
   した点と前記インダクタンス要素の他端との間に接続さ
   れた直流電源とを備え、前記第二のプッシュプルインバ
   ータの発振出力をもって放電ランプの各電極を予熱し前
   記第二のプッシュプルインバータの発振出力をもって放
   電ランプを点灯する放電ランプ点灯装置。
2. （２）電源投入時第二のプッシュプルインバータが発振
   動作を行ない第一のプッシュプルインバータは発振動作
   を停止し電源投入から一定時間後に前記第一のプッシュ
   プルインバータが発振動作を行ない前記第二のプッシュ
   プルインバータは発振動作を停止するように制御するス
   イッチ回路を備えた特許請求の範囲第１項記載の放電ラ
   ンプ点灯装置。