JPH07122380A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPH07122380A
JPH07122380A JP26640993A JP26640993A JPH07122380A JP H07122380 A JPH07122380 A JP H07122380A JP 26640993 A JP26640993 A JP 26640993A JP 26640993 A JP26640993 A JP 26640993A JP H07122380 A JPH07122380 A JP H07122380A
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JP
Japan
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circuit
capacitors
pair
discharge lamp
full
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Application number
JP26640993A
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English (en)
Inventor
Takahiro Hara
隆裕 原
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Panasonic Life Solutions Ikeda Electric Co Ltd
Original Assignee
Ikeda Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な回路構成で力率改善を図ることができ
ると同時に、スイッチング素子が極力小型で済んで製造
コストも安上がりになるようにする。 【構成】 全波整流回路2の出力端子間に、一対のコン
デンサ25,26の直列回路が接続され、該コンデンサ
25,26の直列回路の両端が、夫々順方向のダイオー
ド28,29を介して前記一対のスイッチング素子7,
8の直列回路の両端に接続されると共に、前記コンデン
サ25,26の接続点と前記一対のスイッチング素子
7,8の接続点とがチョークコイル31を介して接続さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハーフブリッジ形又は
フルブリッジ形のインバータ回路を使用した放電灯点灯
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ハーフブリッジ形又はフルブリッジ形の
インバータ回路を使用した従来の放電灯点灯装置には、
簡単な回路構成で力率改善を図り得るようにしたものと
して、図10に示すようなものがある(例えば特開平4
−315796)。図10において、1は交流電源、2
はダイオードブリッジにより構成した全波整流回路、3
はハーフブリッジ形のインバータ回路で、全波整流回路
2の出力端子にダイオード4及びチョークコイル5を介
して接続されている。
【0003】前記インバータ回路3は、一対のスイッチ
ンング素子7,8の直列回路と、平滑機能を有する一対
の直流分割コンデンサ9,10の直列回路と、巻き線1
1a及び帰還巻き線11b,11cを有するトランス1
1と、抵抗12,13と、スイッチング素子7,8に夫
々並列に接続された帰還ダイオード14,15と、チョ
ークコイル16とを備える。19は放電灯で、インバー
タ回路3の出力端に接続されている。21は始動コンデ
ンサ、22はダイオードである。
【0004】次に動作を説明する。交流電源1を投入す
ると、全波整流回路2からダイオード4及びチョークコ
イル5を介してインバータ回路3に電力が供給される。
スイッチング素子8がオンすると、全波整流回路2の出
力端子の正極側から負極側にダイオード4、スイッチン
グ素子8、チョークコイル5を介してチョッピング電流
が流れる。これによりチョークコイル5に電磁エネルギ
ーが蓄えられる。
【0005】また、一対の直流分割コンデンサ9,10
にはダイオード4及び帰還ダイオード14を介して入力
電源電力が印加され、その電圧がコンデンサ9,10で
分割されている。そして、スイッチング素子8がオフす
ると、チョークコイル5に蓄えられた電磁エネルギーが
ダイオード22、直流分割コンデンサ9,10、チョー
クコイル5の閉回路により直流分割コンデンサ9,10
に放出される。これにより直流分割コンデンサ9,10
に印加されている入力電源電圧にチョークコイル5から
の電磁エネルギーが重畳され、直流分割コンデンサ9,
10の直列回路の両端間電圧が昇圧される。すなわち、
チョークコイル5、ダイオード22及び直流分割コンデ
ンサ9,10からなる直列閉ループ回路は昇圧チョッパ
ー回路として機能する。
【0006】次にスイッチング素子7がオンすると、直
流分割コンデンサ9,10を電源としてインバータ回路
3が発振動作をする。インバータ回路3が発振動作をす
ると、スイッチング素子8がオンしたときには全波整流
回路2からのチョッピング電流とインバータ動作による
電流の合成電流がそのスイッチング素子8に流れるよう
になる。従って、この従来例の場合、チョッパ回路を別
途使用するようにした放電灯点灯装置に比べて簡単な回
路構成で力率改善を図ることができる。
【0007】なお、前記一対の直流分割コンデンサ9,
10に平滑機能を持たせているが、一対のコンデンサ
9,10を平滑機能のないコンデンサとし、代わりに鎖
線で示すように一対の直流分割コンデンサ9,10の直
列回路に平滑コンデンサ23を並列に接続する場合もあ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の回路で
は、スイッチング素子8にはインバータ回路3の電流と
チョッパ回路の合成電流が流れるため、スイッチング素
子8に流れる電流が大きくなって電力損が大きくなり、
この為スイッチング素子8に大型のものが必要になり、
コストが高くなるという問題があった。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑み、簡単な回路
構成で力率改善を図ることができると同時に、スイッチ
ング素子が極力小型で済んで製造コストも安上がりにな
るようにしたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
るための本発明の第一の技術的手段は、一対のスイッチ
ング素子7,8の直列回路を有するインバータ回路3
が、交流電源1に全波整流回路2を介して接続され、イ
ンバータ回路3の出力端子に、放電灯19が接続された
放電灯点灯装置において、全波整流回路2の出力端子間
に、一対のコンデンサ25,26の直列回路が接続さ
れ、該コンデンサ25,26の直列回路の両端が、夫々
順方向のダイオード28,29を介して前記一対のスイ
ッチング素子7,8の直列回路の両端に接続されると共
に、前記コンデンサ25,26の接続点と前記一対のス
イッチング素子7,8の接続点とがチョークコイル31
を介して接続されている点にある。
【0011】本発明の第二の技術的手段は、一対のスイ
ッチング素子7,8の直列回路を有するインバータ回路
3が、交流電源1に全波整流回路2を介して接続され、
インバータ回路3の出力端子に、放電灯19が接続され
た放電灯点灯装置において、全波整流回路2の出力端子
間に、一対のコンデンサ25,26の直列回路が接続さ
れ、該コンデンサ25,26の直列回路の両端が、夫々
チョークコイル33,34及び順方向のダイオード3
5,36を介して前記一対のスイッチング素子7,8の
直列回路の両端に接続されると共に、前記コンデンサ2
5,26の接続点と前記一対のスイッチング素子7,8
の接続点とが接続されている点にある。
【0012】
【作用】全波整流回路2の出力電圧をコンデンサ25,
26により二分割し、この二分割された電圧により、チ
ョークコイル31,33,34に電流を流して、チョー
クコイル31,33,34にエネルギーを蓄える。そし
て、スイッチング素子7,8がオンオフ動作しても、ス
イッチング素子8にインバータ回路3の電流とチョッパ
回路の合成電流が流れ無くなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に従って説明す
ると、図1に示すように、全波整流回路2の出力端子間
に、一対のコンデンサ25,26の直列回路が接続さ
れ、該コンデンサ25,26の直列回路の両端が、夫々
順方向のダイオード28,29を介して前記一対のスイ
ッチング素子7,8の直列回路の両端に接続されると共
に、前記コンデンサ25,26の接続点と前記一対のス
イッチング素子7,8の接続点とがチョーク31を介し
て接続されている。
【0014】従って、全波整流回路2の出力電圧をコン
デンサ25,26により二分割し、この二分割された電
圧により、スイッチング素子8、ダイオード29を介し
てチョークコイル31に電流を流して、チョークコイル
31にエネルギーを蓄え、コンデンサ23を充電するよ
うになっている。そして、スイッチング素子8がオンす
ると、図2に示すようにコンデンサ26、チョークコイ
ル31、スイッチング素子8、ダイオード29のループ
で電流が流れ、スイッチング素子8がオフしてダイオー
ド14がオンすると、図3に示すようにコンデンサ2
6、チョークコイル31、ダイオード14、コンデンサ
23、ダイオード29のループで電流が流れる。また、
スイッチング素子7がオンすると、図4に示すようにコ
ンデンサ25、ダイオード28、スイッチング素子7、
チョークコイル31のループで電流が流れ、スイッチン
グ素子7がオフしてダイオード15がオンすると、図5
に示すようにコンデンサ25、ダイオード28、コンデ
ンサ23、ダイオード15、チョークコイル31のルー
プで電流が流れる。また、チョークコイル31の電流、
スイッチング素子8のオン期間、スイッチング素子7の
オン期間、ダイオード14のオン期間、ダイオード15
のオン期間、チョークコイル16の電流、スイッチング
素子8及びダイオード15の合成電流、スイッチング素
子7及びダイオード14の合成電流は、図6に示すよう
になる。
【0015】チョークコイル31に蓄積されるエネルギ
ーは、チョークコイル31のインダクタンス及びスイッ
チング素子7,8のスイッチング周波により決まり、交
流電源1の電源電圧が図7(イ)に示す波形であるとす
ると、チョークコイル31のインダクタンスが適当な大
きさであると、チョークコイル31の入力電流は図7
(ハ)に示すような波形であるが、チョークコイル31
のインダクタンスが大きすぎると、昇圧動作が不十分で
チョッピングにより交流電源1の電圧のピーク値までは
充電できず、この場合交流電源1の電圧がピークになる
時期においてダイオード28,29を介して直接コンデ
ンサ23を充電するため、チョークコイル31の入力電
流は図7(ロ)に示すような波形になる。但し、この場
合においても力率が改善されている。
【0016】図8は他の実施例を示し、全波整流回路2
の出力端子間に、一対のコンデンサ25,26の直列回
路が接続され、該コンデンサ25,26の直列回路の両
端が、夫々チョーク33,34及び順方向のダイオード
35,36を介して前記一対のスイッチング素子7,8
の直列回路の両端に接続されると共に、前記コンデンサ
25,26の接続点と前記一対のスイッチング素子7,
8の接続点とが接続されている。
【0017】この実施例の場合、インバータ回路3から
発生する雑音が少なくなる。即ち、ダイオード35,3
6が高周波でオンオフするため、点a、点b、点cの電
圧は、高周波電圧が発生しており、点cより放電灯19
が長くなると電波雑音が大きくなる場合がある。そこ
で、チョークコイルをチョークコイル33、34に分割
し、ハーフブリッジの中点eをコンデンサ25,26の
接続点に接続しているのである。また、スイッチング素
子7,8のオン、オフにより電流が流れるループは前記
図1の場合と同様であり、前記チョークコイル31に代
えてチョークコイル33,34にエネルギーが蓄積さ
れ、コンデンサ23を充電する。点eは全波整流回路3
2の出力電圧を二分割したものであり高周波成分が少な
く、又点dも同様であり、点dより放電灯19への線が
長くなっても雑音が高くならないようになっている。
【0018】図9は他の実施例を示し、チョークコイル
33,34を同一鉄心上に構成したしたものである。そ
の他の点は図8の前記実施例と同様の構成である。な
お、前記実施例では、一対のコンデンサ9,10を平滑
機能のないコンデンサとし、一対の直流分割コンデンサ
9,10の直列回路に平滑コンデンサ23を並列に接続
しているが、これに代えて、一対の直流分割コンデンサ
9,10に平滑機能を持たせて、平滑コンデンサ23を
省略するようにしてもよい。
【0019】また、前記実施例では、スイッチング素子
7,8としてNPN形トランジスタを使用しているが、
スイッチング素子7,8はこれに限定されず、金属酸化
膜ゲート電界効果トランジスタ(MOSFET)その他
のスイッチング素子を使用するようにしてもよい。ま
た、ダイオード14,15の代わりにMOSFETの寄
生ダイオードを使用してもよい。
【0020】また、前記実施例では、ハーフブリッジ形
のインバータ回路3を使用しているが、これに代え、イ
ンバータ回路3をフルブリッジ形のインバータ回路で構
成してもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、スイッチング素子8に
インバータ回路3の電流とチョッパ回路の合成電流が流
れ無くなるため、簡単な回路構成で力率改善を図ること
ができると同時に、スイッチング素子7,8が極力小型
で済んで製造コストも安価で済むようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】動作説明用の回路図である。
【図3】動作説明用の回路図である。
【図4】動作説明用の回路図である。
【図5】動作説明用の回路図である。
【図6】動作説明用の波形図である。
【図7】動作説明用の波形図である。
【図8】他の実施例を示す回路図である。
【図9】他の実施例を示す回路図である。
【図10】従来例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 交流電源 2 全波整流回路 3 インバータ回路 7 スイッチング回路 8 スイッチング回路 19 放電灯 25 コンデンサ 26 コンデンサ 28 ダイオード 29 ダイオード 31 チョークコイル 33 チョークコイル 34 チョークコイル 35 ダイオード 36 ダイオード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のスイッチング素子7,8の直列回
    路を有するインバータ回路3が、交流電源1に全波整流
    回路2を介して接続され、インバータ回路3の出力端子
    に、放電灯19が接続された放電灯点灯装置において、 全波整流回路2の出力端子間に、一対のコンデンサ2
    5,26の直列回路が接続され、該コンデンサ25,2
    6の直列回路の両端が、夫々順方向のダイオード28,
    29を介して前記一対のスイッチング素子7,8の直列
    回路の両端に接続されると共に、前記コンデンサ25,
    26の接続点と前記一対のスイッチング素子7,8の接
    続点とがチョークコイル31を介して接続されているこ
    とを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 一対のスイッチング素子7,8の直列回
    路を有するインバータ回路3が、交流電源1に全波整流
    回路2を介して接続され、インバータ回路3の出力端子
    に、放電灯19が接続された放電灯点灯装置において、 全波整流回路2の出力端子間に、一対のコンデンサ2
    5,26の直列回路が接続され、該コンデンサ25,2
    6の直列回路の両端が、夫々チョークコイル33,34
    及び順方向のダイオード35,36を介して前記一対の
    スイッチング素子7,8の直列回路の両端に接続される
    と共に、前記コンデンサ25,26の接続点と前記一対
    のスイッチング素子7,8の接続点とが接続されている
    ことを特徴とする放電灯点灯装置。
JP26640993A 1993-10-25 1993-10-25 放電灯点灯装置 Pending JPH07122380A (ja)

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JP26640993A JPH07122380A (ja) 1993-10-25 1993-10-25 放電灯点灯装置

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JP26640993A JPH07122380A (ja) 1993-10-25 1993-10-25 放電灯点灯装置

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JP26640993A Pending JPH07122380A (ja) 1993-10-25 1993-10-25 放電灯点灯装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030023372A (ko) * 2001-09-13 2003-03-19 최승희 전자식 안정기의 전력공급회로

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030023372A (ko) * 2001-09-13 2003-03-19 최승희 전자식 안정기의 전력공급회로

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030408