JPS6312741Y2 - - Google Patents

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JPS6312741Y2
JPS6312741Y2 JP13161883U JP13161883U JPS6312741Y2 JP S6312741 Y2 JPS6312741 Y2 JP S6312741Y2 JP 13161883 U JP13161883 U JP 13161883U JP 13161883 U JP13161883 U JP 13161883U JP S6312741 Y2 JPS6312741 Y2 JP S6312741Y2
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pin
shelf board
hole
shelf
elongated
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JP13161883U
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JPS6039636U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、定着式や可動式の棚で、且つ揺動自
在な棚板を上下複数段に有する棚に関するもので
ある。
従来の此の値の棚としては、第1図に示すよう
に、縦フレーム1の上下複数箇所に支持板2を溶
接などにより固定し、この支持板2の前面に円弧
状カム面3を形成し、この円弧状カム面3の下端
に連続して水平姿勢用の係止部4を形成すると共
に、円弧状カム面3の上端に連続して傾斜姿勢用
の係止溝5を形成し、前記支持板2の内端下部に
揺動支点ピン6を取付け、そして棚板7の内端に
一体化した取付け板8に、前記ピン6に係合する
長孔9を形成すると共に、前記係止部4と係止溝
5とに係合自在なピン10を設けて構成してい
る。かかる従来構造によると、実線で示すように
ピン10を係止部4に係合させることによつて、
棚板7を水平にした物品の出し入れ可能な姿勢に
でき、また仮想線で示すようにピン10を係止溝
5に係合させることによつて、空の棚板7を、そ
の遊端を上位とした傾斜姿勢にできて下段棚板7
に対する物品の出し入れを容易としている。
しかし、上記した従来構成によると、縦フレー
ム1に固定した支持板2にピン6を取付けている
ことから、使用状態における棚板7の上下間距離
は決定されたものであり、被載置物品の変更に伴
なう上下間距離の変更は行なえなかつた。また2
本のピン6,10を必要とし、さらに係止溝5と
係止部4を有する円弧状カム面3や長孔9などを
形成しなければならず、単純な動きのわりには構
造が複雑であつた。
本考案の目的とするところは、棚板の上下間距
離を任意に且つ容易に変更し得、さらに二姿勢切
換え構造を簡単にし得る揺動自在な棚板を有する
棚を提供する点にある。
上記目的を達成するために本考案における揺動
自在な棚板を有する棚は、縦フレームに横断面
状の支持フレームを、その連結板部を介して縦方
向に取付け、この支持フレームの平行板部に、そ
の長さ方向が傾斜する長孔を上下方向に複数形成
し、相対向する長孔間に挿抜自在な断面長方形状
のピンを設けると共に、挿入したピンの位置決め
を行なうスナツプピンを設け、棚板の内端に取付
け板を設け、この取付け板に、前記棚板の長さ方
向に沿つた長形状孔と、この長形状孔の内端に連
通し且つ前記ピンと所定角度内において相対回転
自在なつづみ状孔とからなる取付け孔を形成し、
前記ピンに前記つづみ状孔が下動係止されたとき
に前記棚板が水平になるように構成している。
かかる本考案構成によると、棚板の取付けは、
任意な長孔に取付け孔を対向させた状態で、これ
ら孔間に亘つてピンを挿入したのち該ピンにスナ
ツプピンを挿入することにより行なえ、また逆作
業により棚板の取外しを行なえる。したがつて棚
板の取付け位置は、長孔のピツチに対応して任意
となり、以つて棚板の上下間距離は任意に且つ容
易に変更し得る。また取付け状態において棚板
は、ピンをつづみ状孔内に位置させて下動させる
ことによつて、物品を載置可能な水平姿勢にし得
る。そして、この状態から棚板を、つづみ状孔が
許す範囲で上動(回動)させてピンに長形状孔を
対向させたのち、斜め下方後方に押し込んでピン
に長形状孔43aを外嵌させることによつて、該
棚板を上方に退避させた傾斜姿勢にし得る。この
ように棚板を、傾斜姿勢と水平姿勢との二姿勢に
切換え得るのであるが、このときピンは支持フレ
ームの一対の平行板部間に亘つて、その両端を介
して安定して支持されることになり、また断面長
方形状のピンを長孔に挿入することで、このピン
は不測な回動を生じないことになる。
以下に本考案の一実施例を第2図〜第8図に基
づいて説明する。なお実施例では車輪を有する可
動式(走行式)でパレツト形式の棚を示している
が、これは車輪を有さない床への定着式であつて
もよい。可動式の棚20は、横断面L状で左右一
対の前部縦フレーム21と、同形状で左右一対の
後部縦フレーム22と、各縦フレーム21,22
の下部間に取付けた基台23と、各縦フレーム2
1,22の上端間に取付けた上枠体24と、前記
基台23の下面に取付けた複数個の車輪25と、
各縦フレーム21,22間に取付けた後側板26
ならびに左右側板27と、後側上端に支軸28を
介して取付けられ且つ上下揺動自在な蓋体29
と、この蓋体29の前側遊端から垂れ下がらせて
あり且つ前面を覆う透明のシート30と、このシ
ート30の下端補強部30aに形成した係止孔3
1と、この係止孔31が係合すべく基台23側に
設けた突起32と、内部において上下複数段配記
した棚板33とにより構成してある。そして積重
ねを可能にするために、各縦フレーム21,22
の下端には脚部34が設けられ、これら脚部34
が上方から外嵌自在な突起35が前記蓋体29の
上面に取付けてある。前記蓋体29の下面側に
は、左右側板27に設けたコの字形の係止部36
に係合して該蓋体29を開き姿勢で保持する係止
杆37が係止解除自在に設けられている。
次に蓋体29の二姿勢切換え可能な取付け構造
を示す。38は横断面状の支持フレームで、連
結板部38aと一対の平行板部38bとから構成
される。この支持フレーム38は、後部縦フレー
ム22の前方に向く内面に連結板部38aを介し
て縦方向に取付けられ、その取付けは溶接などに
より行なわれる。支持フレーム38の平行板部3
8bには、前面側が上位となるようにその長さ方
向が傾斜する長孔39が形成され、その傾斜角は
ほぼ45度であり、且つ所定間隔置きで上下方向に
複数形成してある。40は断面長方形状のピン
で、平行板部38bの相対向する長孔39間に挿
抜自在であり、その挿入限は後部縦フレーム22
の側内面に接当することにより規制され、またピ
ン40の不測な回動は、ピン40の偏平な外面と
長孔39の偏平な内面との面接触により阻止され
る。41はピン40に対して挿抜自在なスナツプ
ピンで、挿入した該ピン40の位置決めを行な
う。前記棚板33の内端両側には取付け板42が
一体化され、これら取付け板42は対応する支持
フレーム38の両平行板部38b間に挿抜自在で
ある。前記取付け板42には、前記棚板33の長
さ方向に沿つた長形状孔43aと、この長形状孔
43aの内端に連通し且つ前記ピン40に対して
所定角度(ほぼ45度)内において相対回転自在な
つづみ状孔43bとからなる取付け孔43が形成
されている。したがつて、ピン40に長形状孔4
3aを係合させることにより棚板33を、その前
端が上位となる傾斜姿勢に維持でき、またピン4
0につづみ状孔43bを係合させて下動係止させ
ることにより、棚板33を水平姿勢に維持でき
る。
前記棚板33が軽量で且つ載置物品が軽量のと
きには、該棚板33の水平姿勢は後部縦フレーム
22側の片持ちでよいが、荷重支持が充分でない
とき、あるいは安全性を考えて、棚板33の前端
を支持する構造が提供される。すなわち前部縦フ
レーム22の後方に向く内面には、断面L形の係
止用フレーム44が縦方向に配設されると共に溶
接などにより一体化され、ここで両フレーム2
2,44の側板間には空間45が形成される。前
記係止用フレーム44の側板には、大矩形孔46
aと、この大矩形孔46aの下部に連通する小矩
形孔46bとからなる係止孔46が形成され、こ
の係止孔46は前記長孔39に合わせて上下方向
に複数形成される。47は受け具で、前記係止用
フレーム44に対して内側から当て付け自在なL
形部材47aと、このL形部材47aの側板部上
縁から内方に一体連設した受け部材47bとから
構成され、前記L形部材47bの前板部には、前
記小矩形孔46bに合致自在な矩形貫通孔48が
形成されている。固定具はボルト49とワツシヤ
50とナツト51とからなる。前記ボルト49
は、前記大矩形孔46aに対して挿抜自在な大矩
形頭部49aと、この大矩形頭部49aと一体の
小矩形頭部49bと、この小矩形頭部49bから
連設したねじ部49cとからなり、前記小矩形頭
部49bは小矩形孔46bに嵌合自在であり、且
つ矩形貫通孔48に内嵌自在である。
組立て使用状態においては、蓋体29は支軸2
8の周りに上動させ、そして係止杆37を係止部
36に係合させることによつて、第4図に示すよ
うに開動維持し得る。また棚板33は第4図〜第
7図に示すように、ピン40をつづみ状孔43b
内に位置させて下動させ、そして遊端を受け部材
47b上に載置させることによつて、物品を載置
可能な水平姿勢で維持し得る。この状態で棚板3
3を、つづみ状孔43bが許す範囲で上動(回
動)させてピン40に長形状孔43aを対向させ
たのち、斜め下方後方に押し込んでピン40に長
形状孔43aを外嵌させることによつて、該棚板
33を上方に退避させた姿勢で維持でき、したが
つて、その下段の棚板33に対する物品の出し入
れを容易に行なえる。棚板33の上下方向の間隔
(ピツチ)を変える場合、先ずスナツクピン41
を抜出したのち、第5図仮想線に示すように支持
フレーム38からピン40を抜出させる。これに
より棚板33は本体側から縁切れされ、上下方向
の移動が行なえる。そしてて目的とする位置の長
孔39に取付け孔43を対向させた状態で、これ
ら孔39,43間に亘つてピン40を挿入し、そ
の後、ピン40に対してスナツクピン40を挿入
することによつて間隔変更が終了する。その際に
受け具47の位置変更も行なわなければならな
い。これは先ずナツト51を緩め(完全に外さな
い。)、そしてナツト51と共に受け具47を上動
させて大矩形孔46aに大矩形頭部49aを対向
させたのち、引抜くことによつて取外し得、また
目的とする位置への取付けは、大矩形孔46aに
対して大矩形頭部49aを挿通して該大矩形頭部
49aを空間45内に位置させ、そして下動して
小矩形孔46bに小矩形頭部49bを嵌合させた
のちナツト51の締付けを行なえばよい。
上記構成の本考案によると、次のような効果を
期待できる。すなわち棚板の取付けけは、任意な
長孔に取付け孔を対向させた状態で、これら孔間
に亘つてピンを挿入したのち該ピンにスナツプピ
ンを挿入することにより行なうことができ、また
逆作業により棚板の取外しを行なうことができ
る。したがつて棚板の取付け位置は、長孔のピツ
チに対応して任意に変更でき、以つて棚板の上下
間距離は任意に且つ容易に変更することができ
て、被載置物品の形状変更に迅速に対処できる。
また取付け状態において棚板は、ピンに長形状孔
を係合させた傾斜姿勢と、ピンにつづみ状孔を下
動係止させた水平姿勢との二姿勢に切換えること
ができ、その際に二姿勢切換え構造は、長形状孔
とつづみ状孔とからなる1つの取付け孔と、1本
のピンだけでよいことから、構造簡単に提供でき
る。さらに横断面状の支持フレームにおける一
対の平行板部間に、長孔を介してピンを挿入する
ことによつて、このピンの両端を支持フレーム側
で安定して支持することができ、しかもピンは断
面長方形状であることから不測な回動を生ずるこ
となく支持することができる。したがつて棚板の
支持を強固に行なうことができると共に、姿勢変
更はガタ付くことなく円滑に行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す要部の縦断側面図、第2
図〜第8図は本考案の一実施例を示し、第2図は
一部切欠き正面図、、第3図は側面図、第4図は
縦断側面図、第5図は要部の横断平面図、第6図
は要部の縦断側面図、第7図は要部の一部切欠き
背面図、第8図は受け具部の分解斜視図である。 20……棚、21…前部縦フレーム、22……
後部縦フレーム、33……棚板、38……支持フ
レーム、38a……連結板部、38b……平行板
部、39……長孔、40……ピン、41……スナ
ツクピン、42……取付け板、43……取付け
孔、43a……長形状孔、43b……つづみ状
孔、44……係止用フレーム、46……係止孔、
46a……大矩形孔、46b……小矩形孔、47
……受け具、48……矩形貫通孔、49……ボル
ト、49a……大矩形頭部、49b……小矩形頭
部、51……ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 縦フレームに横断面状の支持フレームを、そ
    の連結板部を介して縦方向に取付け、この支持フ
    レームの平行板部に、その長さ方向が傾斜する長
    孔を上下方向に複数形成し、相対向する長孔間に
    挿抜自在な断面長方形状のピンを設けると共に、
    挿入したピンの位置決めを行なうスナツプピンを
    設け、棚板の内端に取付け板を設け、この取付け
    板に、前記棚板の長さ方向に沿つた長形状孔と、
    この長形状孔の内端に連通し且つ前記ピンと所定
    角度内において相対回転自在なつづみ状孔とから
    なる取付け孔を形成し、前記ピンに前記つづみ状
    孔が下動係止されたときに前記棚板が水平になる
    ように構成したことを特徴とする揺動自在な棚板
    を有する棚。
JP13161883U 1983-08-25 1983-08-25 揺動自在な棚板を有する棚 Granted JPS6039636U (ja)

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JP13161883U JPS6039636U (ja) 1983-08-25 1983-08-25 揺動自在な棚板を有する棚

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JPS6039636U JPS6039636U (ja) 1985-03-19
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JP13161883U Granted JPS6039636U (ja) 1983-08-25 1983-08-25 揺動自在な棚板を有する棚

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