JPS6231014Y2 - - Google Patents

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JPS6231014Y2
JPS6231014Y2 JP165882U JP165882U JPS6231014Y2 JP S6231014 Y2 JPS6231014 Y2 JP S6231014Y2 JP 165882 U JP165882 U JP 165882U JP 165882 U JP165882 U JP 165882U JP S6231014 Y2 JPS6231014 Y2 JP S6231014Y2
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plate piece
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JP165882U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主として店舗、工場、作業所、倉庫
などで物品の陳列、保管用に供するパネルと物品
保持具の組合せよりなる陳列・保管装置におい
て、そのパネルと物品保持具の間に介在される状
態で使用されるアタツチメントで、詳しくは次の
ような背景をもつものに関する。
前記のパネルは、横長な係止部(通例、断面L
字形の板状片)を多数、高分布密度で平行に有し
ているのがふつうである。前記の物品保持具は、
その背部にパネル横長係止部に対する係脱自在な
係止板片を備えている。この物品保持具には多種
類がある。すなわち、商品、工具、組立用部品
(パーツ)、衣料、家庭用品その他各種任意の物品
を、収容、載置、引掛け、吊下げその他適宜の形
態で保管や陳列するための、箱状、かご状、トレ
ー状、あみ棚状、ロツド状、ハンガー状その他
様々の仕様に構成されたものがある。
このようなパネルと物品保持具の組合せに係る
従来のものの一例を第1図に示す。物品保持具
1,2は何れもトレーであり、背部上縁に係止板
片3があり、パネル4の横長係止部5に係止され
ている。2つのトレー1,2は、収納容積や収納
部の形状、寸法が同等であるが、底板の姿勢が違
う。一方の底板はほぼ水平である。他方の底板は
前下がりに傾斜する。一般的タイプは底板水平の
方だが、底板傾斜式のトレーも必要である。それ
はパネルの上部がわに係止したときに陳列商品等
を、人が真横あるいは少し斜め下から見たときに
もよく見えるようにするためである。ただし、他
の目的とか好みによりパネルの中間部とか下部が
わに係止されることもある。
この2種のトレーの相違についてみたとき、背
部の構成において第1図に示す延長板部6の有無
だけであるといつてもよい。それにも拘わらず、
2種のトレーを全く別々に設計し製造しているの
である。これでは無駄な要素が多い。例えばトレ
ーを合成樹脂の射出成形でつくるときは2種の型
枠を要し設備費において負担が多くなる。傾斜角
を異にするトレーが3種、4種必要なときには負
担が一層ます。
これとは別に、トレーには大型、中型、小型な
どの別もあり、夫々に傾斜角を異にする複数種を
必要とする。又、物品保持具はトレーだけに限ら
ない。既記の通り、箱状、かご状、あみ棚状、ロ
ツド状、ハンガー状その他があり、これら個々に
つき大型、中型、小型などがあり、かつ傾斜角を
異にする複数種を必要とする。
こうなると、自由自在な陳列のためにそれら多
種多様の物品保持具を用意するときは、それらの
製造面からの波及で相当に大なる経済負担が強い
られる。
このような問題点を解決しようとするところに
本考案の目的がある。
次に、上記のような問題点を解決するために講
じた手段、すなわち本考案の(要旨に係る)構成
について述べる。次項(1)ないし(3)がそれである。
(1) 横長係止板をもつパネルと係止板片を背部に
もつ物品保持具との間に介在されるアタツチメ
ントである。
(2) このアタツチメントは本体と本体背部の係止
板片と本体前部の横長係止板とをその構成要素
とする。この係止板片は、パネル横長係止部に
対して係脱自在なものであつて、物品保持具が
その背部にもつている係止板片すなわちパネル
横長係止部に対して係脱自在なものと同等ない
し類似のものである。横長係止板は、物品保持
背部の係止板片を係脱自在とするものであつ
て、パネルがもつている横長係止部と同等ない
し類似のものである。
(3) アタツチメントの本体はその前側面が上方前
位・下方後位の扁平又はほぼ扁平な傾斜面とな
つている。この傾斜面は、いわば、パネル面を
鉛直な面から傾斜した面に転換するものである
といつてよい。すなわち、このアタツチメント
を使わないときは物品保持具の係止対象が鉛直
な面のパネル自体である。アタツチメントを使
うときは、アタツチメント自体の直接の係止対
象が鉛直な面のパネル自体であり、物品保持具
の係止対象はパネルではなくパネルにとつて代
わつたともいうべきアタツチメント自体とな
る。
この(1)ないし(3)項に記した構成の作用は概ね次
のとおり。
(a) このアタツチメントを用いたときの物品保持
具の姿勢(以下「特定姿勢」という。)を、ア
タツチメントを用いないときの物品保持具の姿
勢(以下「原姿勢」という。)から転換して現
出させる。
(b) 特定姿勢と原姿勢との相互転換が自在であ
る。
(c) 特定姿勢で物品保持具を支持する機能は原姿
勢のそれに比べて遜色なきものとなし得る。
(d) 特定姿勢と原姿勢とを一の物品保持具におい
て現出する。うら返していうと、例えば、収納
容積、大きさ、形状などが同じで傾きが違う二
状態の物品保持具を得るのに、物品保持具自体
は一種でよい。
本考案の実施態様としては次のものが好まし
い。
(i) アタツチメント本体前部の横長係止板の位置
を傾斜前側面の上端にすること。アタツチメン
ト本体は上下寸法の小さなものとしやすい。
(ii) アタツチメント本体背部の係止板片の位置を
前記本体の上端にすること。このアタツチメン
トのパネルに対する係止作用が安定化しやす
い。
(iii) アタツチメント本体背部の係止板片として、
前記本体の上端と下端とに1つずつ都合2つ設
けること。アタツチメントのパネルに対する係
止作用が安定化し係止強度が充分なものとな
る。
次に本考案の実施例を第2図ないし第9図に基
づいて説明しよう。
〔第1例〕 第2図、第3図参照 アタツチメント本体(以下単に「本体」とい
う。)11は中空逆三角形状をなす。上板部12
と背板部13とは直角をなす。傾斜前板14が上
板部12に対してなす角は60度ないし80度くらい
がよいであろう。傾斜前板14の表面が扁平な傾
斜前面15である。本体11背部の上端と下端と
に係止板片16が連設されている。本体11の前
部の上端に横長係止板17が連設されている。各
係止板片16および横長係止板17は本体11の
全長に亘つている。このアタツチメント10は鋼
板の溶接構造とか、アルミなどの金属材料の引抜
き成形とか合成樹脂の押出し成形とかで造られ
る。
トレーで代表された2つの物品保持具31は全
く同じものである。一方はパネル33の横長係止
部34に対してその係止板片32を係止してい
る。他方はアタツチメント10を用いている。パ
ネル横長係止部34に上下の係止板片16を係止
させてパネル33に安定的に支持させたアタツチ
メント10の横長係止板17に対し物品保持具3
1の係止板片32を係止させている。
〔第2例〕 第4図参照。
上位係止板片16が上板部12より上方にあた
る。横長係止板17が上板部12より少しだけ下
方にある。その他は第1例と同様である。
〔第3例〕 第5図参照。
下位係止板片がなくて上位係止板片16のみで
ある。その他は第1例とほぼ同様である。
〔第4例〕 第6図参照。
一つの係止板片16が本体11の上端ではなく
中間にある。その他は第2例とほぼ同様である。
〔第5例〕 第7図参照。
上位係止板片16が本体11の両端近くにのみ
設けられている。その他は第1例と同様である。
図示は省くが下位係止板片16も同様に本体11
の両端近くのみとするのもよい。
〔第6例〕 第8図参照。
これは1つの物品保持具31に対しアタツチメ
ント10を2つ用いてもよいことを示す。すなわ
ち、アタツチメント10は短いものでよい。
〔第7例〕 第9図参照。
これは傾斜前側面15の傾斜角を変更可能にし
たものである。本体11が係止板片16を有する
後部分18と横長係止板17を有する前部分19
の組合せからなる。後部分18も前部分19も平
面視でコの字状をなし、側面視で扇状をなす。両
者が開口部どうし合さるようにして互嵌されたう
え下方の横軸20で回動自在に連結されている。
内側の後部分18から横外方へ突設したねじが、
外側の前部分19の横軸20を中心とする円弧孔
21に突出し、このねじに螺合した蝶ナツト22
の緩緊により前側面15の傾斜角を変更する。
以上で実施例の説明を終わる。
本考案による効果は次のとおり。
一の物品保持具を、これがパネルに係止される
構造の改変を要求されることなしに、パネルに直
接係止れる姿勢とは異なつた傾斜角の姿勢におい
て係止することができる。言いかえると、傾斜角
変更だけのために従来の如く、物品保持具を、そ
れの全体において別仕様のものとして用意しなけ
ればならなかつたという制約を解消でき、多種類
の物品保持具を任意に組合せ使用して物品の陳
列・保管を行なうにあたつての経済負担の軽減が
図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の陳列・保管装置の一例を示す斜
視図である。第2図ないし第9図は本考案の実施
例を示す。第2図はアタツチメントの斜視図、第
3図は第2図のものの使用例を示す斜視図であ
る。第4図ないし第6図および第9図は各実施例
の側面図、第7図、第8図は斜視図である。 11……アタツチメント本体、15……前側
面、16……係止板片、17……横長係止板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 パネル横長係止部への係止板片16を背部に
    備え、パネル係止部と同一又はこれに類似する
    断面形状の横長係止板17を前部に備えた本体
    11の前側面15が上方前位・下方後位の扁平
    又はほぼ扁平な傾斜面に構成されているパネル
    引掛式物品保持具のアタツチメント。 前記横長係止板17が前記傾斜前側面15の
    上端に設けられている実用新案登録請求の範囲
    第項に記載のパネル引掛式物品保持具のアタ
    ツチメント。 前記係止板片16がアタツチメント本体11
    の上端に設けられた一つのものである実用新案
    登録請求の範囲第項に記載のパネル引掛式物
    品保持具のアタツチメント。 前記係止板片16がアタツチメント本体11
    の上端と下端とに設けられた二つのものである
    実用新案登録請求の範囲第項に記載のパネル
    引掛式物品保持具のアタツチメント。
JP165882U 1982-01-07 1982-01-07 パネル引掛式物品保持具のアタツチメント Granted JPS58102645U (ja)

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JP165882U JPS58102645U (ja) 1982-01-07 1982-01-07 パネル引掛式物品保持具のアタツチメント

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006305366A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Paul Hettich Gmbh & Co Kg 家具の一部の引出し

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