JPS63126742A - 自動車用成形内装材およびその製造方法 - Google Patents

自動車用成形内装材およびその製造方法

Info

Publication number
JPS63126742A
JPS63126742A JP61272774A JP27277486A JPS63126742A JP S63126742 A JPS63126742 A JP S63126742A JP 61272774 A JP61272774 A JP 61272774A JP 27277486 A JP27277486 A JP 27277486A JP S63126742 A JPS63126742 A JP S63126742A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base material
glass wool
net
aluminum foil
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61272774A
Other languages
English (en)
Inventor
成瀬 信平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hayashi Telempu Corp
Original Assignee
Hayashi Telempu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hayashi Telempu Corp filed Critical Hayashi Telempu Corp
Priority to JP61272774A priority Critical patent/JPS63126742A/ja
Publication of JPS63126742A publication Critical patent/JPS63126742A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車の天井パネル等に使用される成形内装材
およびその製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来より、自動車の成形内装材には、ガラスウールある
いは有機質繊維ウェブに、バインダーとしてフェノール
樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させ、熱プレスにより所望
形状に成形後、表皮材をその表面に積層したもので広く
用いられてきた。
この種の成形内装材の製造方法について、ガラスウール
を使用するものを例に挙げて説明する。
この場合、ガラスクールにレゾールタイプのフェノール
樹脂を6〜15憾含浸させたものを180〜250 ’
Oの温度に昇温した型を用いて圧締し所望形状の基材に
成形する。その後この基材の上にホットメルトフィルム
を介して表皮材を積層して再度圧締する。この圧締時の
型の温度は120 ’0前後であって、成形時の型の温
度よりかなり低い。
またこの時の圧締時間は約60秒である。この工程によ
り表皮材と基材とは互に接着する。接着完了後、型から
取り出され、外周トリミング処理が施されて成形内装材
は完成される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述のガラスウールを基材とする天井成形内装材は吸音
性と耐熱性が優れているものの、ポリスチレンやポリプ
ロピレンの発泡体を用いた天井と比較して重量が大きく
、かつその製造には表皮と基材との接着に別工程を必要
とするという問題があった。す々わち、基材成形時の上
型表面温度は表皮材の基材への接着に使用する型の表面
温度よ!:l 100 ゛C前後高いので、成形直後の
基材表面温度も通常2200程度で、その温度で表皮材
を基材に接着しようとすると表皮材は熱で損傷する。
そこで基材の成形を行なった後、基材を冷却してからで
ないと表皮材の接着はできなかった。またホットメルト
フィルムは高価でコスト的にも不利であった。
本発明は上記問題を克服し、基材成形後冷却の必要がな
く、高価なホットメルトフィルムを使用しないので低コ
ストでさらに耐衝撃性および剛性その他の強度の優れた
成形内装材およびその製造方法を提供することを目的と
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決する本発明の手段は、ガラスウール基
材と、該ガラスウール基材の一面にネット入アルミ箔を
介して接着された表皮材と、該ガラスウール基材の他面
に接着されたネットとによるなることを特徴とする自動
車用成形内装材であり、また熱プレス下型上にネット、
ガラスウール基材、ネット入りアルミ箔、表皮材をこの
順に積重ねて積層体を構成し、熱プレス上型により該積
層体を圧締し成形することを特徴とする自動車用成形内
装材の製造方法である。
〔作 用〕
表皮材とガラスウール基材との間に介挿されたネット入
りアルミ箔は成形時にガラスウール基材側から伝導する
熱を遮り、表皮材が熱で冒されることを防止し、またガ
ラスウール基材の裏面に配置されたネットはもう一方の
面に重ねたネット入りアルミ箔とともに、ガラスウール
基材を補強する役割を果たす。裏面のネットは熱伝導を
阻害しないのでガラスクールの熱プレス型による加熱速
度はネットを用いない場合と比較して目立つ程低下しな
い。
〔実施例〕
つぎに本発明を実施例により図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の断面図である。この図にお
いて、本発明の成形内装材1は成形されたガラスウール
基材2の一面にネット人アルミ箔3を介在させて表皮材
4が重層される。またガラスウール2の他の面にネット
5が積層される。
ここで使用されるカラスウール基材2は、繊維径が4〜
15μで、フェノール等の熱硬化性のバインダーが約6
〜20多含浸させであるもので、目付量が350〜14
00 g / m”の範囲のものが使用される。繊維径
が4μより小さいと剛性が不足し、また繊維径が25μ
より大きいと折れた時飛散して人体に悪影響を及ぼすこ
ともありうる。
ネット人アルミ箔のネットの材質としては、ガラスファ
イバ、PET等であり、その片面にマイラーシートが積
層されているものも用いられ、またマイラーシートの片
面にアルミ蒸着したものも使用される。
第2図は本発明の製造方法の一実施例の説明図である。
プレスの下型6の上部にネット5.ガラスウール基材2
.ネット人アルミ箔31表皮材4をこの順に積み重ね、
上型7により矢印Pで示すように圧締し、第3図に示す
ように成形内装材1が成形される。この時表皮材4.ネ
ツト入りアルミ箔3は上型および下型から伝わる熱によ
りガラスウール基材2と一体に接着される。
この時のプレス型の上下型6,7は鉄あるいはアルミニ
ウム製のものが使用され、100〜250゛Cの範囲で
温度調節が可能になっているものが望ましい。実際の成
形時の望ましい型温度としては上型7が100〜i s
 o ’c、−ガニ型6は180〜250 aである。
成形時の加圧力は成形内装材1の1d当り0.2〜3.
0 kg /の圧力が望ましい。
成形時間はガラスウール基材2の目付量との関係で変動
するが概ね30〜120秒の範囲内である。
このようにして製作された成形内装材1は表皮材4とガ
ラスウール基材2の間にネット人アルミ箔3を介装し、
圧締して成形するが、その際基材側から伝導する熱をネ
ット人アルミ箔3が遮り、表皮材1が熱で損傷されるこ
とはない。また、ガラスウール2の基材の裏面に配置し
たネット5はガラスウール基材2を補強する役割を果た
し、また熱伝導性に優れているのでガラスウール基材2
の下型6による加熱速度は単体の場合と比較して目立つ
程の低下は々い。成形された成形内装材1はガラスウー
ル基材2を基材としているので、熱による寸法変化は少
なく、そのため成形直後にトリミングした場合も精度よ
く加工することができる。
表皮材4.ネット入りアルミ箔3及びガラスウール基材
2の間の接着力を上げるために、もし必要であれば、あ
らかじめネット入りアルミ箔の両側、あるいは表皮材4
の裏面にプライマーを塗布しておいても良い。あるいは
ホットメルトフィルムを介在させるようにしても良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明はガラスウール基材と表皮
材の間にネット人アルミ箔を介在させて接着したので、
アルミ箔により基材側から表皮材側への熱伝導が抑えら
れるため、下型の熱で表皮材が冒されることが防止され
る。更に、ネット人アルミ箔を用いたため、ガラスウー
ルを補強し、保護する働きをし、その結果成形内装材の
耐衝撃性及び剛性その他の強度が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の部分断面図、第2図は本発
明の製造方法の一実施例の説明のだめの断面図、第3図
は第2図により製造された成形内装材の断面図である。 1・・・成形内装材、 2・・・ガラスウール基材、 3・・・ネット人アルミ箔、 4・・・表皮材、 5・・・ネット、 6・・・下 型、 7・・・上 型。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガラスウール基材と、該ガラスウール基材の一面
    にネット入アルミ箔を介して接着された表皮材と、該ガ
    ラスウール基材の他面に接着されたネットとによるなる
    ことを特徴とする自動車用成形内装材。
  2. (2)熱プレス下型上にネット、ガラスウール基材、ネ
    ッド入りアルミ箔、表皮材をこの順に積重ねて積層体を
    構成し、熱プレス上型により該積層体を圧締し成形する
    ことを特徴とする自動車用成形内装材の製造方法。
JP61272774A 1986-11-18 1986-11-18 自動車用成形内装材およびその製造方法 Pending JPS63126742A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61272774A JPS63126742A (ja) 1986-11-18 1986-11-18 自動車用成形内装材およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61272774A JPS63126742A (ja) 1986-11-18 1986-11-18 自動車用成形内装材およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63126742A true JPS63126742A (ja) 1988-05-30

Family

ID=17518556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61272774A Pending JPS63126742A (ja) 1986-11-18 1986-11-18 自動車用成形内装材およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63126742A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4342620B2 (ja) ハニカムサンドイッチ構造複合材パネルの成形方法
JPS6246353B2 (ja)
JPS6337907A (ja) 補強熱可塑性シ−トの積層板の製造方法およびその製品
WO2005060386A3 (en) Process for the manufacture of composite structures
JPS58217352A (ja) エンジンの各種カバ−類の製造方法
JPH0245135A (ja) 自動車用内装材及びその製造方法
JP2632297B2 (ja) 積層体及びその製造方法
JPS63126742A (ja) 自動車用成形内装材およびその製造方法
JPS63170423A (ja) 鏡面を有する多層複合パネルの成形方法
JP2974581B2 (ja) 自動車用成形天井基材の製造方法
JP3152478B2 (ja) 多層ハニカムコアを有する翼形状構造体及びその製造方法
JP2700996B2 (ja) 段ボール基材の製造方法
JPS5838699Y2 (ja) 防水性スピ−カ−の振動板
JP2003053865A (ja) ハニカムサンドイッチパネルの製造方法
JPS63126708A (ja) 自動車用成形内装材の製造方法
JP3739583B2 (ja) 床材の製造方法
JPH01314138A (ja) 車両用インシュレータの成形方法
JP2978557B2 (ja) モールディング
JP3563181B2 (ja) 自動車の成形天井用芯材
JPS59103742A (ja) 内装成形材
JPH06320559A (ja) 自動車用内装部品の製造方法
JPH0367607B2 (ja)
JP4447120B2 (ja) 積層構造体の製造方法及び積層構造体
JPS606455A (ja) 表皮を有する板紙熱圧成形品およびその製造方法
JPS58110248A (ja) 内装材の製造方法