JPS63126016A - 傾動旋回接続構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔従来技術及びその問題点〕 ある種の機器は、その上に形成された画像を見たり、種
々の制御部を調整したりするために、所定の平面に容易
にチルト（ｔｆｌｔ以下、傾動という）し、垂直（ｖｅ
ｒｔｉｃａｌ）軸を中心に旋回できるようにすることが
望ましい。この目的のための取付構造は従来、卓上に固
定できるベース（ｂａｓｅ以下、台座ともいう）と、デ
ィスプレイ等の機器（ａｐｐａｒａ−ｔｕｓ）を上に設
置するとともに台座に対して傾動と旋回ができるプラッ
トホームとより構成されていた。この傾動旋回機能は、
台座の上で上方に延在する（ｅｘｔｅｎｄ）環状隆起部
に当接するプラットホームの球状底面、およびプラット
ホームの球状底部にあって、台座に固設した垂直ピボッ
トピンを貫通させる直線長孔により行われるゆプラット
ホームは、長孔の垂直平面での傾動のみ可能であり、ピ
ボットピンが長孔のどこにあるかに関わりなく、ピボッ
トピンを中心に回転することができる。この機器の操作
に必要なリード線やチューブ類は、機器とプラットホー
ムの間で、底部球状面の通孔および、環状隆起部内側に
ある台座開口部を通過する。旋回量は、台座開口部周縁
に接触するリードによって制限される。この構成は、リ
ードを引っ張って緩ませてしまうような力がリードに加
わり易いという問題点があって望ましくない。更に、ピ
ボットビンを安価にしかも確実に取り付けようとすると
プラットホームが旋回する角度が制限される。ワイヤや
チューブと台座開口部周縁の間の接触を避けるために旋
回角度を制限する手段を構成するのは、どんな簡単なも
のでもプラットホームを台座に対して傾動するために複
雑になってしまう。

〔解決しようとする問題点及びその解決手段３以上簡単
に説明した従来技術の機器において、傾動面ば長孔内を
摺動するビンによって定められ、プラットホームの旋回
垂直軸は、ビンの軸であることに注目する。

本発明の実施例においては、台座の下側に下方に延在す
る環状隆起部が、上方に延在する環状隆起部と同軸に形
成されており、この下方に延在する環状隆起部に、その
周縁を巡る各所で接触するタブを形成した板状体が設け
られており、該板状体の回転軸は環状隆起部の共通の軸
となるよう構成されている。板状体と台座との接触を保
つ手段が設けられる。これには、板状体に取付けられて
、プラットホームの球状底面の長孔を貫通するビンを使
用するが、他の手段を使用してもよ（、たとえば台座を
設置した卓上に板状体を当接させてもよい。

機器の各リード線はプラットホームと台座との間に接続
され、プラットホームの球状底部にあるポートと、環状
隆起部内にある台座開口部と、板状体の通孔を通過する
。

プラットホームの傾動平面の制限と、板状体とプラット
ホームの旋回は、プラットホームの球状底面から延びる
少なくとも１つの直線状の垂直面と、前記板状体上の直
線状の垂直面の間の摺動作用によって行うようにするの
が望ましい。実施例においては、ポート縁端からスリー
ブ状垂直延長部を複数設け、これと符号する板状体の通
孔を通過するのに十分な長さに定める。プラントホーム
は、延長部が通孔の縁端に当接するまで傾動するように
してもよい。

板状体はプラットホームといっしょに回転するが傾動は
しないので、外方に延在するタブと台座の上のストッパ
の間の干渉のため、旋回の最大量はほぼ一回転分に設定
することが出来る。

〔実施例〕

本実施例の構成要素は、図面中の各図で同じ符号で表示
される。プラスチックの真空成型等より成る台座Ｂは、
下方に延在する環状隆起部ｒ、により囲まれた円形開口
部０を有する。外方に延在するフランジｆ、とｆ２をも
つ取付ブランケットｂは、適当な方法で台座Ｂの下側に
固着される。板状体Ｐ１は、隆起部ｒ１の外側に接触す
る外方延在タブ２゜４、６．８を有する。プラットホー
ムＰ２は、下方に延在する球状薄壁Ｗを有する。薄壁Ｗ
の中心半径は、プラットホームＰ２が水平位置にある時
、台座Ｂの円形開口部０の軸１０と一致する。球状壁Ｗ
は第１図の破線で示す環状隆起部ｒ２に当接する。隆起
部ｒ２は台座Ｂから上方に延びて、下方に延びる隆起部
ｒ１と同心となっている。直線細孔Ｓが薄壁Ｗを貫いて
形成され、さらに軸１０を貫通している。

ポートｐ＋とＰ２は細孔Ｓの両側に形成されている。

延長部ｅ、とｅ２がそれぞれポートＰＩとＰ２端部から
下方に延長される。該延長部ｅ＋とｅ２は台座Ｂの開口
部０を通過して、板状体Ｐ、の通孔ａ１とａ２に係入す
る。モニタＭその他の機器は、出来ればその重心を、傾
動方向に垂直であって、軸１０を通り、球状面Ｗの回転
中心よりも高（ない平面に配するようにして、適当な方
法でプラットホームＰ２に設置する。モニタＭから軸１
０を中心に回転もしくは傾動すると、球状壁Ｗが必要に
応じて環状隆起部ｒ２上を摺動する。

第２図は、上記部品の組立時断面で、細孔Ｓの中心に対
して垂直の軸１０を通る平面で切ったものである。板状
体Ｐ１の中心に固着したスタッドＳは台座Ｂの開口部Ｏ
を貫いて軸１０に沿って上方に延び、さらに細孔Ｓを貫
通しており、ヘッドｈはスタッドＳにねじ込まれて、ス
タンドが細孔Ｓから抜けないようにしている。上方に延
びるフランジｆ、ｌ＋　ｆｔ、　ｆｓ、ｆｈが、それぞ
れＰ＋の通孔ａｌとａ２の端部に沿って形成され、延長
部ｅ、とｅ２はその内側にぴったり嵌入しており、した
がってＭを装着したプラントホームＰ２の回転により板
状体ＰＩもともに回転する。゛回転を１回転にとどめる
ために、板状体Ｐ、の一角から外方に延びるタブ１２が
設けられ、Ｐ、の回転中一点で、ブラケットｂの下側に
タブ１４を当接するようになっている。ブラケットｂは
環状で、ボルト１６．１８その他適当な方法で台座Ｂに
取付けられている。必要に応じて、２０．２２のような
複数のゴム脚を、適当な方法でブラケットｂのフランジ
ｆ、とｆ２に取付けてもよい。

第３図において、プラットホームＰ２の上側にモニタＭ
を取付ける手段が第三の板状体Ｐ３として示されている
。該板状体はプラットホームＰ２から上方に延びる隆起
部ｒの内側に嵌入してこれに接触する下方延設折曲部２
４．２６を有する。隆起部ｒの切れ百２８および第三の
板状体Ｐ、の切欠きｎは、リードをモニタＭの背面３０
から球状壁もしくはシェルＷの上側に通す通路を形成し
ている。ここからリードはさらにポートＰ、とＰｌ＋　
延長部ｅｌ＋　８２＋　板状体Ｐ１の通孔ａ、とａ２、
環状隆起部ｒ、とｒ２内の開口部０を通過する。ブラケ
ットｂは卓３２の所定の場所にねじにより固着し、台座
Ｂの開口部０が卓３２の開口部０°と重なるようにして
もよい。

図に明らかなように、フランジｆｉ　ｆａ＝　ｆｓ、　
ｆｂは、軸１０からの半径に垂直で、スリーブ状延長部
ｅ１と８２の隣接する各側の平坦面とそれぞれ摺動面接
触する平坦面を形成する。平坦面の面接触により板状体
Ｐ、はプラントホームＰ２とともに軸１０を中心に回転
し、タブ１２と突起１４は旋回を一回転弱に制限する。

本実施例では傾動の量は、長孔Ｓの端部に当接するスタ
ッドＳにより制限される。

傾動は隆起部ｒ、に当接する延長部ｅ１と８２により制
限してもよいが、この場合は、プラットホームＰ２をも
ち上げるかまたはプラットホームＰ２を傾動し過ぎた場
合、構造体が抜けるのをスタッドまたはピンＳで防止す
る。板状体Ｐ、はプラットホームＰ２の回転軸を定める
ので、スタッドＳは、従来技術のように断面を円形にす
る必要はない。機器Ｍからの電線等はＭとプラットホー
ムＰ２の間の切欠きｎ、延長部ｅｌ＋　ｅＺのどちらか
または両方、開口部０および通孔ａ１とａ２のどちらか
または両方を通過する。

〔効　果〕

本発明は、上記のように構成され、作用するものである
から、特に可動範囲の制限手段において優れており、製
造が容易で信顧性の高い傾動旋回接続構造を提供し得る
という効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例に係り、第１図は本発明の適用例
であるモニタを含む傾動旋回接続構造の下側から見た分
解斜視図、第２図は第１図に示す傾動旋回接続構造の断
面図、第３図は傾動旋回接続構造の上側から見た分解斜
視図である。 ０：開口部、 ｒＩ　：環状隆起部（ａｎｎｕｌａｒ　ｒｉｄｇｅｓ）
、Ｂ：台座（ｂａｓｅ）、　Ｐ、：板状体（ｐｌａｔｅ
）、Ｗ：球状面の一例たる球状薄壁（Ｓρｈｅｒｉｃａ
ｌｔｈｉｎｋ　ｗａｌｌ）　　　Ｐｚ　　ニブラットフ
オーム、ｐＩ　：ポート、　１０：中心軸、

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　開口部と該開口部の端面付近から延在する環状隆起部
   とを有する台座と、 前記環状隆起部に接触する板状体と、 該板状体に通孔を形成する手段と、 前記環状隆起部の隆起と反対側に接触する球状面を有す
   るプラットフォームと、 前記プラットフォームに設けられたポートを形成する手
   段と、 前記球状面から前記環状隆起部の中心軸に平行な平坦面
   と、 該平坦面と接触する第２の平坦面と、 を備えていることを特徴とする傾動旋回接続構造。