JPS6223186Y2 - - Google Patents

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JPS6223186Y2
JPS6223186Y2 JP8342682U JP8342682U JPS6223186Y2 JP S6223186 Y2 JPS6223186 Y2 JP S6223186Y2 JP 8342682 U JP8342682 U JP 8342682U JP 8342682 U JP8342682 U JP 8342682U JP S6223186 Y2 JPS6223186 Y2 JP S6223186Y2
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JP
Japan
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base plate
crt device
rotation
lower base
plate
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JP8342682U
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JPS58185891U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はCRT装置を垂直方向及び水平方向に
自在に回転させるための回転機構に関する。
第1図は従来のこの種の一般的な回転機構を示
す正面図、第2図はその側面図で、図において1
はCRT装置であり、外部と接続するためのケー
ブル2を有している。
3は前記CRT装置1と一体に動く上部台板
で、CRT装置1の底面部にネジ4によつて固定
されており、その両側部は下方に向けて曲折され
た形状となつている。
5は下部台板で、両側部が上方に向けて折立て
られた形状となつており、この両側部が前記上部
台板3の両側部の内側に入つていて、この上部台
板3と下部台板5の両側部に回転支持軸6が一連
に貫通している。この回転支持軸6の所定の位置
には段差部が設けてあつて、この段差部は下部台
板5の一方の側部に当接しており、また、この段
差部側の端部にはナツト7が螺着されている。
そして、ナツト7と上部台板3の一方の側部と
の間にワツシヤ8、皿バネ9及び非金属性のワツ
シヤ10が装着され、更に上部台板3の一方の側
部と下部台板5の一方の側部との間には両者が直
接接触して摩擦するのを防ぐための非金属性のワ
ツシヤ11が装着されている。尚、前記皿バネ9
はナツト7を締付けることによりワツシヤ10と
11との間に挟まれた上部台板3の一方の側部を
押え込むためのもので、ナツト7による締付力を
規制するためにワツシヤ8と下部台板5の一方の
側部との間にカラー12が設けられている。
13はシヨルダピンで、このシヨルダピン13
は取付板14上にネジ15で固定された回転座1
6に回転可能に嵌込まれている。そして、このシ
ヨルダピン13の上面部には前記下部台板5がネ
ジ17によつて固定されており、また、下部には
雌ネジが立てあつて、この雌ネジに螺着されたボ
ルト18により回転座16からの抜けを防止する
ためのワツシヤ19及び皿バネ20が締付けられ
ている。
以上の構成による回転機構は、回転支持軸6を
中心としてCRT装置1を垂直方向に回転させる
ことができ、またシヨルダピン13を中心として
CRT装置1を水平方向に回転させることができ
るものであるが、皿バネ9自身の寸法誤差が摩擦
力に影響を与えるため、カラー12で締付力を規
制しようとしても均一な摩擦力でCRT装置1を
垂直方向に安定して回転させることが困難であつ
た。
また、重量の異なるCRT装置を回転させる場
合、皿バネ7のみを使用している前記の回転機構
では、回転部の摩擦力を変える必要があるのでそ
の都度皿バネ7を交換する手間を要し、同一の回
転機構を使用することができないという不具合が
あり、更に、シヨルダピン13及び回転座16を
用いているため、全体の高さが高くなり、また、
ケーブル2がCRT装置1の後部に露出している
ので、CRT装置1を回転させる際のケーブル2
のクランプ方法が難しい等の欠点もあつた。
本考案はこれらの欠点を解決することを目的と
し、そのため、中央部に円孔を設けた下部台板を
用い、この円孔に内接する少なくとも3本のスタ
ツドを取付板に固定してCRT装置を水平方向に
回転できるようにすると共に、前記下部台板と上
部台板またはCRT装置との間にコイルスプリン
グを渡してCRT装置の垂直方向の回転の不安定
さを補うようにし、更にCRT装置と外部との接
続を行うケーブルを下部台板の円孔に通して回転
の妨げにならないようにしたことを特徴とする。
以下図面により説明すると、第3図は本考案の
一実施例を示す一部破断正面図、第4図はその側
面図で、図において1はCRT装置、2はケーブ
ルである。
21は2個1組とした上部台板で、各々ネジ2
2によつてCRT装置1の底面部に固定されてお
り、一側が各々下方に向けて曲折された形状とな
つている。
23は両側部を上方に向けて折立てた形状とし
た下部台板で、中央部に円孔24を有しており、
この下部台板23の両側部は2個の上部台板21
の両側部の内側に入つていて、この両側部に回転
支持軸25が一連に貫通している。この回転支持
軸25の所定の位置には段差部が設けてあつて、
この段差部は下部台板23の一方の側部に当接し
ており、また、この段差部側の端部にはナツト2
6が螺着されている。
そして、ナツト26と上部台板21の一方の側
部との間にワツシヤ27、皿バネ28及び非金属
性のワツシヤ29が装着され、更に上部台板21
の一方の側部と下部台板23の一方の側部との間
には両者が直接接触して摩擦するのを防ぐための
非金属性のワツシヤ30が装着されている。尚、
前記皿バネ28はナツト26を締付けることによ
りワツシヤ29と30との間に挟まれた上部台板
21の側部を押え込むためのもので、ナツト26
による締付力を規制するためにワツシヤ27と下
部台板23の一方の側部との間にカラー31が設
けられている。
32はスタツドで、同心円上に少なくとも3本
配置する形で取付板33上に固定されている。こ
のスタツド32は前記円孔24に内接するように
下部台板23と嵌合されており、その上端面には
円孔24より径の大きい押え板34がネジ35に
より固定されていて、この押え板34により下部
台板23は回転可能に押えられている。そして押
え板34の外周には第5図に示すように所定の長
さの切欠部36が設けられており、この切欠部3
6と対応する突起37が下部台板23に設けられ
ている。38は押え板34の中央部にあけられた
孔である。
39はCRT装置1のカバーで、下部台板23
に固定されており、下部台板23の円孔24と同
等の円孔40を有している。
41は前記取付板33とカバー39とが直接摩
擦するのを避けるために両者の間に接着された非
金属性の円板で、前記下部台板23及びカバー3
9と同様にスタツド32が内接する円孔42を有
しており、ここで前記ケーブル2はCRT装置1
の底面部より引出され、押え板34の孔38及び
各円板24,40,42に通されている。
43はCRT装置1の後部側においてこのCRT
装置1の重量とバランスを取つた位置に設けられ
た2本のコイルスプリングであり、各々一端は
CRT装置1の底面部または上部台板21に係合
され、他端は下部台板23に係合されている。
以上の構成による回転機構は、手動操作により
回転支持軸25を中心としてCRT装置1を垂直
方向に回転することができ、その際CRT装置1
はコイルスプリング43によつて回転が調節され
る。そして水平方向の回転はスタツド32を中心
として行うことができ、その際カバー39と円板
41との滑り摩擦によつて容易に回転させること
ができる。
尚、上述した実施例において、CRT装置1の
水平方向の回転範囲は押え板34に設けられた切
欠部36と下部台板23に形成された突起37に
より規制されるが、この回転範囲を規制する手段
は前記切欠部36と突起37の組合わせに限られ
るものではなく、例えば押え板34に突起37を
設けておき、この突起37につき当るストツパを
下部台板23の2個所に設けるものとしてもよ
い。
また、上述した実施例において、CRT装置1
の底面部か上部台板21または下部台板23の数
個所に係合穴44またはこれに代るフツク等の係
合部を設けてコイルスプリング43の係合位置を
変更できるようにしておけば、重量の異なる
CRT装置の場合にも使用することが可能とな
る。
以上説明したように本考案は、CRT装置の垂
直方向の回転の中心となる回転支持軸に皿バネを
装着すると共に、CRT装置とカバーとの間にコ
イルスプリングを設けて、このコイルスプリング
により皿バネのみの場合の回転の不安定さを補つ
ているため、安定した回転を行うことができる。
また、コイルスプリングの取付位置を変えるこ
とができるため、重量の異なるCRT装置に使用
することも可能であり、さらに従来のようなシヨ
ルダピンや回転座を用いないため、全体の高さを
低くすることができると共に、ケーブルを回転機
構の中心に通しているため、ケーブルのクランプ
を容易に行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回転機構を示す正面図、第2図
はその側面図、第3図は本考案の一実施例を示す
一部破断正面図、第4図はその側面図、第5図は
第3図のA−A線断面図である。 1……CRT装置、2……ケーブル、21……
上部台板、23……下部台板、24……円孔、2
5……回転支持軸、26……ナツト、28……皿
バネ、29,30……ワツシヤ、32……スタツ
ド、33……取付板、34……押え板、36……
切欠部、37……突起、38……孔、39……カ
バー、41……円板、43……コイルスプリン
グ、44……係合穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. CRT装置を垂直方向及び水平方向に回転させ
    るための回転機構であつて、前記CRT装置に固
    定された上部台板と、CRT装置の垂直方向の回
    転中心となる回転支持軸を介して前記上部台板を
    支持すると共に中央部に円孔を有する下部台板
    と、前記上部台板の一部を挟むように回転支持軸
    に装着された非金属性のワツシヤと、このワツシ
    ヤと上部台板との間に摩擦を生じさせるために回
    転支持軸に装着された皿バネと、取付板上に少な
    くとも3本固定されかつ前記下部台板の円孔に内
    接してCRT装置の水平方向の回転中心となるス
    タツドと、前記孔より大きい径を有していて前記
    スタツド上に固定された押え板と、CRT装置の
    水平方向の回転範囲を規制するために前記下部台
    板及び押え板に設けられた回転範囲規制手段と、
    前記上部台板またはCRT装置と下部台板との間
    に位置変更可能に取付けられたコイルスプリング
    とを備えていることを特徴とする回転機構。
JP8342682U 1982-06-07 1982-06-07 回転機構 Granted JPS58185891U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8342682U JPS58185891U (ja) 1982-06-07 1982-06-07 回転機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8342682U JPS58185891U (ja) 1982-06-07 1982-06-07 回転機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58185891U JPS58185891U (ja) 1983-12-10
JPS6223186Y2 true JPS6223186Y2 (ja) 1987-06-12

Family

ID=30092438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8342682U Granted JPS58185891U (ja) 1982-06-07 1982-06-07 回転機構

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59166289U (ja) * 1983-04-22 1984-11-07 カシオ計算機株式会社 角度調節装置
JPH0518788Y2 (ja) * 1986-11-20 1993-05-18
JP2694688B2 (ja) * 1995-07-05 1997-12-24 アルパイン株式会社 ディスプレイ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58185891U (ja) 1983-12-10

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