JPS63123664A - カムシヤフトのカムスラスト面の面取り加工方法 - Google Patents

カムシヤフトのカムスラスト面の面取り加工方法

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JPS63123664A
JPS63123664A JP26929586A JP26929586A JPS63123664A JP S63123664 A JPS63123664 A JP S63123664A JP 26929586 A JP26929586 A JP 26929586A JP 26929586 A JP26929586 A JP 26929586A JP S63123664 A JPS63123664 A JP S63123664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam thrust
thrust surface
cam
chamfering
thrust face
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26929586A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Ishikawa
俊一 石川
Nobuhiko Sawara
佐原 伸彦
Katsuya Narisawa
成沢 克也
Seiji Sezaki
瀬崎 省二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPS63123664A publication Critical patent/JPS63123664A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、カムシャフトのカムスラスト面の面取り加
工方法に関し、特に、カムスラスト面の端面を精度良く
しかも滑らかに加工するのに好適なカムシャフトのカム
スラスト面の面取り加工方法の改良にかかるものである
〔従来の技術〕
従来、カムシャフトのカムスラスト面の面取り加工は、
第5図(A)に示す第1工程において、まず、旋削によ
りカムスラスト面52の荒加工を行い、次に、第5図(
B)に示す第2工程において、カムスラスト面52の仕
上げ研削を行うことにより行っていた。
また、荒加工を行わない場合には、仕上げ加工時に、カ
ムスラスト面52の外径部を旋削により面取り加工して
いた。
しかしながら、荒加工と仕上げ加工の2工程からなる従
来の加工方法は、カムスラスト面52の端部54に微小
なバリ56が生じたり、端部54が鋭くなるという問題
があった。
このため、手作業による新たな工程を追加して、カムス
ラスト面52の端部54の面取り加工を行っていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、手作業による面取り加工方法は、カムス
ラスト面52の有効面積を確保することが難しく、また
、手作業のために熟練者を必要とするという問題があっ
た。
また、手作業によりバリや段付き−を除去しない場合に
は、第4図に示すカムシャフト50の回転時、そのカム
部分58でシリンダヘッド59を削るという問題があっ
た。
そして、これによってカムシャフト50の回転不能等の
エンジントラブルを生じさせるという問題があった。
しかも、このような傾向は、エンジンの高性能化に伴い
、カムスラスト面52とシリンダヘッド59とのクリア
ランスが縮小されるに従って、−層重大な問題となって
きた。
従うて、本発明の目的は、カムシャフトのカムスラスト
面の端面を精度よく、しかも滑らかに加工することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本発明にかかるカムシャフトのカムスラスト
面の面取り加工方法は、旋削による曲面状の面取り加工
と、研削によるカムスラスト面の仕上げ加工を組合せた
方法としたことを特徴とするものである。
具体的には、カムシャフトのカムスラスト面の端面を精
度良くしかも滑らかに加工するための、カムシャフトの
カムスラスト面の面取り加工方法であって、旋削加工に
より、前記カムスラスト面と該カムスラスト面の端面を
、同時に曲面状に面取りする第1の工程と、研削加工に
より前記カムスラスト面を仕上げ加工する第2の工程と
、前記第2の工程により前記カムスラスト面の端面に生
じたバリを取る第3の工程とからなる方法である。
ここで、前記カムシャフトのカムスラスト面の面取り加
工方法において、前記バリを取る第3の工程は、研削砥
石を使用して行うことができる。
また、前記カムシャフトのカムスラスト面の面取り加工
方法において、前記バリを取る第3の工程は、研摩ペー
パーを使用して行うことができる。
また、前記カムシャフトのカムスラスト面の面取り加工
方法において、前記バリを取る第3の工程は、研削砥石
と研摩ペーパーを併用して行うことができる。
〔作用〕
上記の構成にかかる本発明方法の作用を説明すると、旋
削による曲面状の面取り加工と、研削によるカムスラス
ト面の仕上げ加工を組合せた方法としたため、カムスラ
スト面に生じる微小なバリや段付きを有効に除去するこ
とができ、精度の良い滑らかなカムスラスト面を形成す
ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
(第1実施例) 第1図は本発明にかかる、カムシャフトのカムスラスト
面の面取り加工方法の第1実施例を時系列的に示す工程
図である。
第1実施例にかかる、カムシャフトのカムスラスト面の
面取り加工方法は、3工程から成り立っている。
まず、第1図(A)に示すように、旋削加工によりカム
スラスト面52の端面522を曲面状に面取りする。こ
れが第1の工程である。
次に、第1図(B)に示すように、研削加工によりカム
スラスト面52を仕上げ加工する。これが第2の工程で
ある。
そして、このとき、カムスラスト面52の端面522に
は微小なバリ524が生じる。
次に、第1図(C)に示すように、第2の工程により端
面522に生じたバリ524を、研削砥石2を使用して
、端面522が曲面状に滑らかになるように除去する。
これが第3の工程である。
ここで、研削砥石2としては、例えば、CBN砥石を使
用することができる。
このようにして、カムシャフト50のカムスラスト面5
2の面取りを行うことができる。
(第2実施例) 第2図は本発明にかかる、カムシャフトのカムスラスト
面の面取り加工方法の第2実施例を時系列的に示す工程
図である。
第2実施例において、第1実施例と同一部分は同一の番
号を付して説明し、第1実施例と異なる部分のみ説明す
る。
第2実施例にかかる、カムシャフトのカムスラスト面の
面取り加工方法も、第1実施例と同様に3工程から成り
立っている。
しかしながら、第2実施例は、第1実施例と第3の工程
のみ異なっていることが最大のポイントである。
すなわち、第2図(A)および(B)にそれぞれ示す第
1および第2の工程は、それぞれ第1図(A)および(
B)と全く同一である。
これに対して、第2図(C)に示す第2実施例の第3の
工程は、第1実施例の第3の工程と異なり研摩ペーパー
4を使用している。
第2実施例の方法によっても、第1実施例の方法と作用
において基本的に異なるところはなく、第1実施例と同
様に、カムシャフト50のカムスラスト面52の面取り
を行うことができる。
(第3実施例) 第3図は本発明にかかる、カムシャフトのカムスラスト
面の面取り加工方法の第3実施例を時系列的に示す工程
図である。
第3実施例において、第1実施例および第2実施例と同
一部分は同一の番号を付して説明し、第1実施例および
第2実施例と異なる部分のみ説明する。
第3実施例にかかる、カムシャフトのカムスラスト面の
面取り加工方法も、第1実施例および第2実施例と同様
、実質的には3工程から成り立っている。
そして、第3図(A)に示す第1の工程、および第3図
(B)に示す第2の工程は、第1実施例および第2実施
例と全く同一である。
しかしながら、第3実施例は、第1実施例および第2実
施例とは、第3の工程の中身が少し異なっている。
すなわち、第3実施例の第3の工程は、その中でさらに
前段と後段の2工程に分かれている。
そして、前段においては、第3図(C)−1に示すよう
に、研摩ペーパー4を使用する。
次に、後段においては、第3図(C)−2に示すように
、研削砥石2を使用する。
なお、第3実施例の方法によっても、第1実施例および
第2実施例の方法と作用において基本的に異なるところ
はな(、第1実施例および第2実施例と同様に、カムシ
ャフト50のカムスラスト面52の面取りを行うことが
できる。
である。
以上、本発明の特定の実施例について説明したがこれに
限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範
囲内で当業者が実施可能な種々の別な態様が考えられる
例えば、第3実施例の第3の工程においては、前段にお
いて研摩ペーパーを使用し、後段において研削砥石を使
用したが、逆に前段で研削砥石を使用し、後段で研摩ペ
ーパーを使用するようにしても1よい。
〔発明の効果〕
゛ 以上説明したように、本発明にかかるカムシャフト
のカムスラスト面の面取り加工方法は、旋削による曲面
状の面取り加工と、研削によるカムスラスト面の仕上げ
加工を組合せた方法としたため、カムシャフトのカムス
ラスト面の端面を精度よ(、しかも滑らかに加工するこ
とができる。
また、これによってカムシャフトを組付ける際に、シリ
ンダヘッドに傷をつけることを防止することができる。
さらに、カムスラスト面を機械加工により精度良く加工
できるため、熟練作業者の手作業に鯨る必要を低減する
ことができるというすぐれた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる、カムシャフトのカムスラスト
面の面取り加工方法の第1実施例を時系列的に示す工程
図、第2図は同じく本発明方法の第2実施例を時系列的
に示す工程図、第3図は同じく本発明方法の第3実施例
を時系列的に示す工程図、第4図はカムシャフトを組付
けたシリンダヘッドを概略的に示す平面図、第5図は従
来のカムスラスト面の面取り加工方法を時系列的に示す
工程図である。 2・−・−研削砥石 4−−−−−・−・研摩ペーパー 50・−−−−−−−・カムシャフト 52・−−−m−−−・カムスラスト面522・−−一
一−−一端面 524・・−・−−−−バリ 出願人  トヨタ自動車株式会社 第1図 (A)         CB)        <C
,)第2図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カムシャフトのカムスラスト面の端面を精度良く
    しかも滑らかに加工するための、カムシャフトのカムス
    ラスト面の面取り加工方法であって、旋削加工により前
    記カムスラスト面の端面を曲面状に面取りする第1の工
    程と、研削加工により前記カムスラスト面を仕上げ加工
    する第2の工程と、前記第2の工程により前記カムスラ
    スト面の端面に生じたバリを取る第3の工程とからなる
    ことを特徴とするカムシャフトのカムスラスト面の面取
    り加工方法。
  2. (2)前記バリを取る第3の工程は、研削砥石を使用し
    て行うことを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の
    カムシャフトのカムスラスト面の面取り加工方法。
  3. (3)前記バリを取る第3の工程は、研摩ペーパーを使
    用して行うことを特徴とする、特許請求の範囲第1項記
    載のカムシャフトのカムスラスト面の面取り加工方法。
  4. (4)前記バリを取る第3の工程は、研削砥石と研摩ペ
    ーパーを併用して行うことを特徴とする、特許請求の範
    囲第1項記載のカムシャフトのカムスラスト面の面取り
    加工方法。
JP26929586A 1986-11-12 1986-11-12 カムシヤフトのカムスラスト面の面取り加工方法 Pending JPS63123664A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016162979A1 (ja) * 2015-04-08 2016-10-13 三菱電機株式会社 研削加工方法及び研削装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54132895A (en) * 1978-04-07 1979-10-16 Toshiba Corp Burr removing and finishing device

Patent Citations (1)

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