JPS63121407A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、ケーブル端末装置の構造を改良したガス絶縁
開閉装置に関する。

（従来の技術） 近年、高圧の電力系統の開閉装置として、ＳＦ６ガスの
ような絶縁ガスを充填した金属容器内に高圧導体を収納
した、遮断器、断路器、設置装置等のガス絶縁開閉機器
を、相互に接続して構成したガス絶縁開閉装置が主流に
なりつつある。

このガス絶縁開閉装置は、ＯＦケーブル等の電力ケーブ
ルにより変圧器等の他機器に接続するものもある。

第５図及び第６図は、従来のガス絶縁開閉装置１の具体
的な構成図である。すなわち、遮断器。

断路器、接地装置等のガス絶縁開閉装置本体２は、第５
図に示すように電力ケーブル３との接続板４と直円筒形
状のケーブル端末装置５を介して電力ケーブル３と同一
軸上に構成配置されるか、または、第６図に示すように
電力ケーブル３との接続板４と１字形状のケーブル端末
装置５を介して電カケ−プル３と９０°の角度をなすよ
うに構成配置されていた。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上記した従来のガス絶縁開閉装置１では
、第５図に示す構成の場合、現地で電力ケーブル３をガ
ス絶縁開閉装置１へ繋ぎ込む際に、ケーブル端末装置５
とケーブル端末装置５の上部に配置される接地装置、断
路器のガス絶縁開閉装置本体の一部のガス処理をしなけ
ればならない。

そのため、現地におけるガス絶縁開閉装置１の分解や組
立箇所が増し、作業工期が長くなるという欠点があった
。また、第６図に示す構成の場合、ケーブル端末装置５
をＬ字形状に配置するため、分解・組立は容易であるが
ガス絶縁開閉装置１の軸方向の寸法りが大きくなり、変
電所等の敷地能によるガス絶縁開閉装置の縮小化に相反
するものになっていた。

本発明の目的は、現地における分解や組立作業時に優れ
た作業性を有し、かつ、縮小化されたガス絶縁開閉装置
を提供することにある。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段および作用）本発明は、
電力ケーブルに接続するガス絶縁開閉装置において、一
端をガス絶縁開閉装置本体に接続した着脱自在の伸縮継
手と、この伸縮継手の他端に接続し、側面に取出口を有
する着脱自在の第１の金属容器と、一端をこの第１の金
属容器に接続し、他端を電力ケーブルとの接続板に接続
する着脱自在の第２の金属容器と、伸縮継手、第１の金
属容器及び第２の金属容器内に絶縁ガスと共に収納され
、ガス絶縁開閉装置本体の導体と電力ケーブルの接続端
子とを接続する軸方向に３分割され、相互に着脱自在の
分割導体を備え、かつ、この中央の分割導体を第１の金
属容器内に位置せしめたケーブル端末装置を備えたもの
で、ケーブル端末装置の内部の分割導体を、第１の金属
容器の側面の取出口より分解、取出した後に、伸縮継手
の伸縮性を利することで、ケーブル端末装置を構成する
伸縮継手、第１及び第２の金属′容器を取外すことが可
能になる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
１図において、ガス絶縁開閉装置１０は、ガス絶縁開閉
装置本体２と、接地装置と電力ケーブル３を同一軸上に
接続するケーブル端末装置１１とから構成されている。

しかして、このケーブル端末装置１１は、第２図に示す
ように金属ベローズを有する伸縮継手１２及び第１．第
２の金属容器１３゜１４とで着脱自在に接続し、その内
部に分割導体１５を配設すると共に絶縁ガスを充填して
いる。すなわち、断路器本体及び接地装置本体を共通に
収納した容器１６の直下に伸縮自在の伸縮継手１２をボ
ルト、ナツト等により着脱自在に取付ける。ざらに、こ
の伸縮継手１２の直下には、取出口１７を側面中央部に
有する第１の金属容器１３を着脱自在に取付ける。そし
て、この第１の金属容器１３の直下には、電力ケーブル
３の端末に設けた電力ケーブル３との接続板４上に取付
けた第２の金属容器１４を着脱自在に取付ける。なお、
伸縮継手１２．第１の金属容器１３及び第２の金属容器
１４は、一つの共通のガス区分である。また、容器１６
内に配置した高圧導体と電力ケーブル３との接続板４に
設けたケーブルコーン１８の接続端子１９とが軸方向に
３分割された分割導体１５で接続されている。すなわち
、第１の分割導体１５ａは、伸縮継手１２及び第１の金
属容器１３内に収納され、一端が容器１６内の高圧導体
に絶縁スペーサ２０を介して着脱自在に取付ける。この
分割導体１５ａの他端には、第１の金属容器１３内で取
出口１７とほぼ同一水平面上に収納した第２の分割導体
１５ｂの一端を着脱自在に取付ける。そして、この第２
の分割導体１５ｂの他端には、第１の金属容器１３及び
第２の金属容器１４内に収納し、接続端子１９と接離可
能な第３の分割導体１５ｃ　′４ｆｒ着脱自在に取付け
る。

次に、上記実施例の構成におけるケーブル端末装置１１
の分解、取外し手順を第３図及び第４図を参照して説明
する。いま、伸縮継手１２．第１の金属容器１３及び第
２の金属容器１４の軸方向長をそれぞれＩＢ　、Ｉ１２
及び１３とし、伸縮継手１２の縮み代Ｓ、接続端子１９
の第１の金属容器１３内への突出長をｈとする。

（条件１）伸縮継手１２を取外し、かつ突出長りが正の
場合 この場合の条件は、ｊｌ　＞ｈかつ１３＜１１＋ｆ！ｚ
−ｈである。まず、第３図の（ａ）に示すように第１の
金属容器１３の取出口１７より第２の分割導体１５ｂを
取外し、引続きこの取出口１７より第１の分割導体１５
ａ及び第３の分割導体１５ｃを取外す。

そして、同図の（ｂ）に示すように容器１６に取付けら
れた伸縮継手１２を容器１６より取外した俊、伸縮継手
１２を第１の金属容器１３側に圧縮して、第１の金属容
器１３より取外して、水平方向にずらすことにより、伸
縮継手１２をケーブル端末装置１１から取外すことがで
きる。さらに、同図の（Ｃ）に示すように第１の金属容
器１３を第２の金属容器１４より取外した後、伸縮継手
１２が取付けられていた空間を利用して垂直上方に接続
端子１９を越える位置まで吊り上げ水平方向にずらすこ
とにより、第１の金属容器１３が取外される。この後、
同図の（ｄ）に示すように第２の金属容器１４を電力ケ
ーブル３の接続板４から取外し、伸縮継手１２及び第１
の金属容器１３が取付けられていた空間を利用して吊り
上げ水平方向にずらすことで電力ケーブル３より第２の
金属容器１４を取外すことができる。

（条件２）伸縮継手１２を圧縮し、かつ突出長りが正の
場合 この場合の条件は、Ｓ＞ｈかつ１３＜ｆ１２＋ｓ−ｈで
ある。上記した条件１と同様の手順で第４図の（ａ）に
示すように取出口１７より第１〜第３の分割導体１５ａ
　、　１５ｂ　、　１５ｃを取外す。そして、同図の（
ｂ）に示すように容器１６に取付けられた伸縮継手１２
を第１の金属容器１３より取外した後、伸縮継手１２を
容器１６側に圧縮する。この後、同図の（Ｃ）に示すよ
うに第１の金属容器１３を第２の金属容器１４より取外
し、伸縮継手１２の縮み代Ｓ分の空間を利用して垂直上
方に接続端子１９を越える位置まで吊り上げ、水平方向
にずらすことにより、第１の金属容器１３を取外す。こ
の後、第２の金属容器１４を接続板４から取外し、伸縮
継手１２の縮み代Ｓ及び第１の金属容器１３が取付けら
れていた空間を利用して吊り上げ、水平方向にずらすこ
とにより電力ケーブル３より第２の金属容器１４を取外
すことができる。

（条件３）伸縮継手１２を取外し、かつ突出長りが零又
は負 この場合の条件は、Ｉ１３＜ｌｔ　＋１２である。

上記した条件１と同様の手順で取出口１７より第１〜第
３の分割導体１５ａ　、　１５ｂ　、　１５Ｃを取外す
。そして、容器１６に取付けられた伸縮継手１２を容器
１６より取外した後、伸縮継手１２を第１の金属容器１
３の側に圧縮して第１の金属容器１３より取外し、水平
方向にずらすことにより、伸縮継手１２をケーブル端末
装置１１から取外すことができる。さらに、第１の金属
容器１３を第２の金属容器１４より取外した後に、伸縮
継手１２が取付けられていた空間を利用して吊り上げ、
水平方向にずらすことにより第１の金属容器１３を取外
すことができる。この後に、第２の金属容器１４を接続
板４から取外し、伸縮継手１２、第１の金属容器１３が
取付けられていた空間を利用して取外すことができる。

以上のように構成することにより、ガス絶縁開閉装置１
０と電力ケーブル３を接続するケーブル端末装置１１は
、伸縮継手１２．第１の金属容器１３及び第２の金属容
器１４を＠脱自在に構成され、電気的には、伸縮継手１
２及び第１，２の金属容器１３．１４内に軸方向に３分
割に収納された接続導体１５で接続している。これによ
り、電力ケーブル３を繋ぎ込む際に、ケーブル端末装置
１１の上部に位置するガス絶縁開閉装置本体２を分解、
移動させる必要がないので、作業時間が短縮されかつ作
業が容易となる。また、クレーン等の大形の吊上げ機器
も不要となる。ざらに、ガス絶縁開閉装置本体２の直下
にケーブル端末装＠１１を配置するため、ガス絶縁開閉
装置１の縮小化が可能となる。

［発明の効果］ 本発明は、以上のように構成されているから、現地にお
ける分解や組立作業を容易にすると共に作業時間を短縮
して作業性を大幅に向上し、また、縮小化を可能とした
ガス絶縁開閉装置を°提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す構成図、第２図は本発
明の一実施例のケーブル端末装置の構成図、第３図は本
発明の一実施例のケーブル端末装置の分解手順を示す説
明図、第４図は第３図と異なる本発明の一実施例のケー
ブル端末装置の分解手順を示す説明図、第５図は従来の
ガス絶縁開閉装置の構成図、第６図は第５図と異なる従
来のガス絶縁開閉装置の構成図である。 ２・・・ガス絶縁開閉装置本体 ３・・・電力ケーブル、　４・・・接続板１１・・・ケ
ーブル端末装置 １２・・・伸縮継手、１３・・・第１の金属容器１４・
・・第２の金属容器 １５、１５ａ　、　１５ｂ　、　１５ｃ　−・・分割導
体１７・・・取出口、１９・・・接続端子代理人　弁理
士　則　近　憲　佑 同　　三俣弘文 第１図 第２図 ｎ　　　　　　　％ｔ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電力ケーブルに接続するガス絶縁開閉装置において、一
   端をガス絶縁開閉装置本体に接続した着脱自在の伸縮継
   手と、この伸縮継手の他端に接続し、側面に取出口を有
   する着脱自在の第１の金属容器と、一端をこの第１の金
   属容器に接続し、他端を前記電力ケーブルとの接続板に
   接続する着脱自在の第２の金属容器と、前記伸縮継手、
   第１の金属容器及び第２の金属容器内に絶縁ガスと共に
   収納され、前記ガス絶縁開閉装置本体の導体と前記電力
   ケーブルの接続端子とを接続する軸方向に３分割され、
   相互に着脱自在の分割導体とを備え、かつ、この中央の
   分割導体を前記第１の金属容器内に位置せしめたケーブ
   ル端末装置を備えたことを特徴とするガス絶縁開閉装置
   。