JPH066915A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents
ガス絶縁開閉装置Info
- Publication number
- JPH066915A JPH066915A JP4158359A JP15835992A JPH066915A JP H066915 A JPH066915 A JP H066915A JP 4158359 A JP4158359 A JP 4158359A JP 15835992 A JP15835992 A JP 15835992A JP H066915 A JPH066915 A JP H066915A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- bus
- room
- chambers
- busbar
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】回路室を母線室に対して千鳥配置することによ
り、母線の軸方向を短くすることにある。 【構成】回路室４が母線室３０の両側に配されるととも
に、母線室３０の軸方向に進むにしたがって母線室３０
から分岐する側を交互に変え千鳥配置される。また、回
路室３０のうち、軸方向長の同じもの同士が、母線室３
０に対して同じ側に配置される。
り、母線の軸方向を短くすることにある。 【構成】回路室４が母線室３０の両側に配されるととも
に、母線室３０の軸方向に進むにしたがって母線室３０
から分岐する側を交互に変え千鳥配置される。また、回
路室３０のうち、軸方向長の同じもの同士が、母線室３
０に対して同じ側に配置される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、タンク内にＳＦ6 ガ
スとともに遮断器など電気機器を密閉したガス絶縁開閉
装置 (ＧＩＳ) 、とくにそのタンク配置に関する。
スとともに遮断器など電気機器を密閉したガス絶縁開閉
装置 (ＧＩＳ) 、とくにそのタンク配置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は従来のガス絶縁開閉装置の構成例
を示す平面図である。複数のＴ字状のタンク１がベロー
ズ２を介して直線的に接続され、内部にＳＦ6 ガスとと
もに母線室３を収納している。また、複数の回路室４を
ＳＦ6 ガスとともに収納するタンクが、母線室３から分
岐している。回路室４は、ＰＴ回路室４Ａ、変圧器回路
室４Ｂ、送電線回路室４Ｃ、および母線連絡回路室４Ｄ
の４種類よりなる。
を示す平面図である。複数のＴ字状のタンク１がベロー
ズ２を介して直線的に接続され、内部にＳＦ6 ガスとと
もに母線室３を収納している。また、複数の回路室４を
ＳＦ6 ガスとともに収納するタンクが、母線室３から分
岐している。回路室４は、ＰＴ回路室４Ａ、変圧器回路
室４Ｂ、送電線回路室４Ｃ、および母線連絡回路室４Ｄ
の４種類よりなる。
【０００３】図２において、母線室３は三相の主母線を
タンク内に２回線収納している。ＰＴ回路室４Ａは、計
器用変圧器および接地開閉器をタンク内に収納し、主母
線の電圧を計測する。変圧器回路室４Ｂは、遮断器、断
路器、接地開閉器、計器用変流器、およびケーブルヘッ
ドをタンク内に収納し、このケーブルヘッドからケーブ
ルを介して別置の電力用変圧器に接続される。送電線回
路室４Ｃは、変圧器回路室５に備えられたものと同じ種
類の電気機器に加えてさらに、計器用変圧器、避雷器を
タンク内に収納し、このケーブルヘッドからケーブルを
介して負荷側へ電力を供給する。母線連絡回路室４Ｄ
は、遮断器、断路器、接地開閉器、計器用変流器、およ
び連絡母線をタンク内に収納し、この連絡母線を介して
各回線間の主母線を接続、または断路することができ
る。
タンク内に２回線収納している。ＰＴ回路室４Ａは、計
器用変圧器および接地開閉器をタンク内に収納し、主母
線の電圧を計測する。変圧器回路室４Ｂは、遮断器、断
路器、接地開閉器、計器用変流器、およびケーブルヘッ
ドをタンク内に収納し、このケーブルヘッドからケーブ
ルを介して別置の電力用変圧器に接続される。送電線回
路室４Ｃは、変圧器回路室５に備えられたものと同じ種
類の電気機器に加えてさらに、計器用変圧器、避雷器を
タンク内に収納し、このケーブルヘッドからケーブルを
介して負荷側へ電力を供給する。母線連絡回路室４Ｄ
は、遮断器、断路器、接地開閉器、計器用変流器、およ
び連絡母線をタンク内に収納し、この連絡母線を介して
各回線間の主母線を接続、または断路することができ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の装置は、母線室の軸方向が長いという問
題があった。すなわち、隣接する回路室の間には人が入
り込んで点検操作するためのスペースが必要である。図
２において、回路室４の間の空隙Ｇが少なくとも５００
mm前後は確保されていないと、人が通過したり、または
作業したりすることが出来ない。回路室４の総数が多い
装置の場合は、空隙Ｇの数も増え、母線室３の軸方向
(図２では左右方向) の全幅が非常に長くなる。そのた
めに、従来は母線室３の軸方向に長い敷地がない限り、
回路室４の設置台数を増やすことができなかった。
たような従来の装置は、母線室の軸方向が長いという問
題があった。すなわち、隣接する回路室の間には人が入
り込んで点検操作するためのスペースが必要である。図
２において、回路室４の間の空隙Ｇが少なくとも５００
mm前後は確保されていないと、人が通過したり、または
作業したりすることが出来ない。回路室４の総数が多い
装置の場合は、空隙Ｇの数も増え、母線室３の軸方向
(図２では左右方向) の全幅が非常に長くなる。そのた
めに、従来は母線室３の軸方向に長い敷地がない限り、
回路室４の設置台数を増やすことができなかった。
【０００５】この発明の目的は、回路室を母線室に対し
て千鳥配置することにより、母線室の軸方向を短くする
ことにある。
て千鳥配置することにより、母線室の軸方向を短くする
ことにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、主母線を収納する母線室と、こ
の母線室から分岐し、電気機器を収納する複数の回路室
とから構成され、前記母線室および回路室に絶縁ガスが
密封されたものにおいて、前記回路室が母線室の両側に
交互に千鳥配置されてなるものとし、かかる構成におい
て、回路室のうち軸方向長の同じもの同士が、母線室に
対して同じ側に配置されてなるものとする。
に、この発明によれば、主母線を収納する母線室と、こ
の母線室から分岐し、電気機器を収納する複数の回路室
とから構成され、前記母線室および回路室に絶縁ガスが
密封されたものにおいて、前記回路室が母線室の両側に
交互に千鳥配置されてなるものとし、かかる構成におい
て、回路室のうち軸方向長の同じもの同士が、母線室に
対して同じ側に配置されてなるものとする。
【０００７】
【作用】この発明の構成によれば、回路室を母線室の両
側に配するとともに母線室に対して千鳥配置にする。こ
の構成によって、隣接する回路室間の空隙の数が、従来
の装置のそれより半減する。したがって、母線室の軸方
向が大幅に短くなる。かかる構成において、回路室のう
ち軸方向長の同じもの同士が、母線室に対して同じ側に
配置される。母線室の軸に直角な方向の装置幅は、母線
室自体の幅と、回路室の軸方向長とによって決まる。軸
方向の最も長い回路室をすべて母線室の一方側に配置す
れば、母線室の他方側にはより短い回路室が配されるこ
とになるので装置の幅を小さく納めることができる。
側に配するとともに母線室に対して千鳥配置にする。こ
の構成によって、隣接する回路室間の空隙の数が、従来
の装置のそれより半減する。したがって、母線室の軸方
向が大幅に短くなる。かかる構成において、回路室のう
ち軸方向長の同じもの同士が、母線室に対して同じ側に
配置される。母線室の軸に直角な方向の装置幅は、母線
室自体の幅と、回路室の軸方向長とによって決まる。軸
方向の最も長い回路室をすべて母線室の一方側に配置す
れば、母線室の他方側にはより短い回路室が配されるこ
とになるので装置の幅を小さく納めることができる。
【０００８】
【実施例】以下この発明を実施例に基づいて説明する。
図１はこの発明の実施例にかかるガス絶縁開閉装置の構
成を示す平面図である。母線室３０のＴ字状のタンク１
０がベローズ２を介して交互にその向きを変えて接続さ
れている。母線室３０の両側に回路室４が千鳥配置さ
れ、母線室３０の一方側 (図では上側) にはＰＴ回路室
４Ａと送電線回路室４Ｃとが分岐し、他方側 (図では下
側) には変圧器回路室４Ｂと母線連絡回路室４Ｄとが分
岐している。その他の構成は従来の装置と同じであり、
同じ部分には同一参照符号を用いることにより詳細な説
明は省略する。
図１はこの発明の実施例にかかるガス絶縁開閉装置の構
成を示す平面図である。母線室３０のＴ字状のタンク１
０がベローズ２を介して交互にその向きを変えて接続さ
れている。母線室３０の両側に回路室４が千鳥配置さ
れ、母線室３０の一方側 (図では上側) にはＰＴ回路室
４Ａと送電線回路室４Ｃとが分岐し、他方側 (図では下
側) には変圧器回路室４Ｂと母線連絡回路室４Ｄとが分
岐している。その他の構成は従来の装置と同じであり、
同じ部分には同一参照符号を用いることにより詳細な説
明は省略する。
【０００９】図１において、回路室４の間の空隙Ｇが図
の上側に４個所、下側に３個所しかない。従来の装置の
場合は、図２のように空隙Ｇが母線室３の片側に６個所
も存在する。図１のように千鳥配置に構成すると、母線
室３０の軸方向 (図では左右方向) が非常に短くなる。
７７kV, ３０００Ａのガス絶縁開閉装置が図１、図２の
ように構成された場合、母線室の軸方向長は、図１の母
線室３０が6.３Ｍ、図２の母線室３が9.５Ｍになる。す
なわち、この実施例によって、母線室の軸方向長が66.4
％に縮小される。
の上側に４個所、下側に３個所しかない。従来の装置の
場合は、図２のように空隙Ｇが母線室３の片側に６個所
も存在する。図１のように千鳥配置に構成すると、母線
室３０の軸方向 (図では左右方向) が非常に短くなる。
７７kV, ３０００Ａのガス絶縁開閉装置が図１、図２の
ように構成された場合、母線室の軸方向長は、図１の母
線室３０が6.３Ｍ、図２の母線室３が9.５Ｍになる。す
なわち、この実施例によって、母線室の軸方向長が66.4
％に縮小される。
【００１０】さらに、図１において、軸方向の最も長い
送電線回路室４Ｃが３台ともすべて同じ側に配されてい
る。仮に、送電線回路室４Ｃを母線室３０に対して両側
に配置したとすると、それだけ母線室３０の軸に直角な
方向 (図２では上下方向) に多くの敷地を必要とする。
回路室４の軸方向長の同じもの同士は、母線室３０に対
して同じ側に配した方が有利である。
送電線回路室４Ｃが３台ともすべて同じ側に配されてい
る。仮に、送電線回路室４Ｃを母線室３０に対して両側
に配置したとすると、それだけ母線室３０の軸に直角な
方向 (図２では上下方向) に多くの敷地を必要とする。
回路室４の軸方向長の同じもの同士は、母線室３０に対
して同じ側に配した方が有利である。
【００１１】
【発明の効果】この発明は前述のように、回路室を母線
室の両側に配するとともに、母線室に対して千鳥配置に
する。この構成によって、母線室の軸方向が数十％も短
くなり装置が大幅に縮小化される。かかる構成におい
て、回路室のうち軸方向長の同じもの同士が、母線室に
対して同じ側に配置される。この構成によって、母線室
の軸に直角な方向の装置幅も縮小化される。
室の両側に配するとともに、母線室に対して千鳥配置に
する。この構成によって、母線室の軸方向が数十％も短
くなり装置が大幅に縮小化される。かかる構成におい
て、回路室のうち軸方向長の同じもの同士が、母線室に
対して同じ側に配置される。この構成によって、母線室
の軸に直角な方向の装置幅も縮小化される。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の実施例にかかるガス絶縁開閉装置の
構成を示す平面図
構成を示す平面図
【図２】従来のガス絶縁開閉装置の構成例を示す平面図
１０ タンク ２ ベローズ ３０ 母線室 ４ 回路室 ４Ａ ＰＴ回路室 ４Ｂ 変圧器回路室 ４Ｃ 送電線回路室 ４Ｄ 母線連絡回路室
Claims (2)
- 【請求項１】主母線を収納する母線室と、この母線室か
ら分岐し、電気機器を収納する複数の回路室とから構成
され、前記母線室および回路室に絶縁ガスが密封された
ものにおいて、前記回路室が母線室の両側に交互に千鳥
配置されてなることを特徴とするガス絶縁開閉装置。 - 【請求項２】請求項１記載のものにおいて、回路室のう
ち軸方向長の同じもの同士が、母線室に対して同じ側に
配置されてなることを特徴とするガス絶縁開閉装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4158359A JPH066915A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | ガス絶縁開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4158359A JPH066915A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | ガス絶縁開閉装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH066915A true JPH066915A (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=15669952
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4158359A Pending JPH066915A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | ガス絶縁開閉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH066915A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001024333A1 (en) * | 1999-09-29 | 2001-04-05 | Hitachi, Ltd. | Gas insulated switch |
| US6556428B1 (en) | 2002-01-14 | 2003-04-29 | Hitachi, Ltd. | Gas insulated switchgear |
| JP2013055863A (ja) * | 2011-09-06 | 2013-03-21 | Mitsubishi Electric Corp | ガス絶縁開閉装置 |
-
1992
- 1992-06-18 JP JP4158359A patent/JPH066915A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001024333A1 (en) * | 1999-09-29 | 2001-04-05 | Hitachi, Ltd. | Gas insulated switch |
| US6560091B1 (en) | 1999-09-29 | 2003-05-06 | Hitachi, Ltd. | Gas insulated switchgear |
| US6556428B1 (en) | 2002-01-14 | 2003-04-29 | Hitachi, Ltd. | Gas insulated switchgear |
| JP2013055863A (ja) * | 2011-09-06 | 2013-03-21 | Mitsubishi Electric Corp | ガス絶縁開閉装置 |
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