JPS63121179A

JPS63121179A - ステ−ジング方法

Info

Publication number: JPS63121179A
Application number: JP61265487A
Authority: JP
Inventors: Yoshinori Okami; 吉規岡見
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1986-11-10
Filing date: 1986-11-10
Publication date: 1988-05-25
Also published as: JPH0543135B2; US4934823A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、ステージング方法（データの再読み込み方法
）に関し、特に光ディスクのように書き替え不能で、か
つ可搬性のある媒体からデータを読み出して、検索する
場合、読み出し時間を短縮できるステージング方法に関
する。

〔従来の技術〕

従来のステージング方法としては、特開昭５７−１３５
４６号公報に記載された読込み方式がある。この方法で
は、キー付きレコードを持つ順編成ファイルからの読み
込みにおいて、各ブロックの最初のレコード位置と最後
のレコード位置とを記録し、この位置情報を参照するこ
とによりブロックの読み込みを行フている。すなわち、
先ず、指定範囲の設定器に、最初のブロックから最後の
ブロックまでの節点番号（レコードのキーとなる情報）
を記入し、次に、全てのレコード１〜ｎの読み出しを行
フて、レコード位置レジスタにデータの書き込みおよび
第１ブロツクの読み込みを行う、このとき、各ブロック
の最初と最後のレコード位置番号が書き込まれることに
より、これらの位置番号を参照して第２ブロツク以下の
読み込みを行う、この方法によれば、全レコード数と第
２ブロツク以下のレコード数分の読み込み回数が必要と
なる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来の方法では、磁気テープ、磁気ディスク等のよ
うに、１Ｆき込み済みの媒体のみを読み込む場合だけ考
慮すればよかった。しかし、光ディスクのように、取り
外し可能であり、ｉＦき替え不能の媒体については、従
来は何も考慮されておらず、他の装置で追加、更新、削
除された媒体を、再び同一の装置で処理する場合には、
全ファイルを最初から最後まで読み込み直す必要がある
。

すなわち、電子ファイル装置において、複数の光ディス
クを一度検索する場合、予め光デイスク上のタイトル（
画像に付加された名称）を磁気ディスク等の不揮発性メ
モリ上にステージングし、その磁気ディスクを検索した
後、画像データは光ディスクより読み出す、そして、光
ディスクは可搬性があり、ステージングした後に、他の
電子ファイル装置で追加、更新、削除が行われると、再
びステージングが必要となる。従って、読み込みに要す
る時間が著しく長くなってしまう。

本発明の目的は、このような従来の問題を改善し、光デ
ィスク等の媒体上に書き込まれたデータの再読み込み時
間、つまりステージング時間を短縮することが可能なス
テージング方法を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的を達成するため、本発明のステージング方法は
、追加、更新、削除する前までの記憶情報のステージン
グを行うとともに、読み出し済み情報の位置を記憶した
後、記憶した情報の最後尾を検出することにより、上記
追加された情報のみをステージング済みの情報に追加記
録し、かつ、更新、削除された情報によりステージング
済み情報を更新、削除することに特徴がある。

〔作　　用〕

光ディスクのような書き替え不能な媒体では、追加記録
しかできず、データの更新、削除を行う場合でも、記録
済みデータ位置の最後にこれらの情報（更新、削除した
ことを示す情報と、データの位置情報）を追記するのみ
であることに着目して、本発明はこの記録方法を利用す
る。本発明においては、既にステージング済みであるデ
ータは読み込む必要がないため、読み出し済みデータ位
置から最後のデータまでを読み出して、ステージング済
データを更新する。すなわち、媒体に記憶されている最
後の位置を未書き込みブロック検出機能により検知して
、記憶媒体上の読み出し済みデータ位置を記憶する不揮
発性メモリに、読み出し済みデータ位置から未書き込み
ブロックまでの追加、更新、削除情報のみをステージジ
グする。

これにより、ステージング済みデータを再読み込みする
ことがないので、ステージング時間を短縮できる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を、図面により詳細に説明する。

第２図は、本発明を適用する電子ファイル装置の構成図
であって、光ディスクを使用した電子ファイル装置が示
されている。光ディスク３は本実施例において読み込み
処理の対象となるデータが記録されている媒体であり、
ステージングファイル５．管理ファイル６は再読み込み
を行ったデータを格納するファイルと読み込み済みデー
タ（タイトル位ＩＩ）のポインタを格納するファイルで
ある。操作部１０、表示装置１１は、オペレータが画像
データに付加するタイトルを入力したり、その他の操作
を行う部分と、光ディスク３から読み出された画像デー
タを表示して、オペレータがこれを監視するための表示
装置である。画像入力部８、画像印刷装置９は、光ディ
スク３に格納するために、原稿上の画像を読み取る装置
、および光ディスク３から読み出した画像データを印刷
する装置である。メモリ７は光ディスク３にデータを格
納する前に一時記憶させたり、読み出したデニタを出力
する前に一時記憶させる装置であり、制御装置１は全体
を制御する装置である。

操作部１０からのオペレータの指示により、画像入力部
８で原稿上の画像データを読み取って、操作部１０より
オペレータの入力したタイトル（画像に付加された名称
）とともに、光デイスク入出力制御装置２を経由して画
像データを光ディスり３にｍ納する。光ディスク３は、
取り外し可能な媒体であって、複数の光ディスクに対し
て検索を行う場合には、予め光デイスク３上に格納され
ているタイトルを読み出し、磁気ディスク入出力制御装
置４を経由して、管理ファイル６とステージングファイ
ル５に格納しておく。検索に際しては、ステージングフ
ァイル５を読み出して、検索した後、必要に応じて光デ
イスク３上の画像データを読み出して、表示装置１１に
出力したり、あるいは画像印刷装置９に出力する。

第３図は、第２図の光デイスク内のデータ格納状態図で
あり、第４図は第３図の１つのタイトルを表わす構成図
である。

光ディスク３は、第３図に示すように、光デイスクＩＤ
部３０、タイトル格納部３１、および画像データ格納部
３２から構成されている。光デイスクＩＤ部３０は、複
数の光ディスク３を識別するための識別番号を格納する
領域である。タイトル格納部３１は、複数のタイトル（
Ｔ−１〜Ｔ〜ｎ）を格納しており、タイトル（Ｔ−１〜
Ｔ−ロ）は、第４図に示すように、タイトルの処理を表
わす種別３１１．タイトルのユニークな番号を示すタイ
トルＩＤ３１２．タイトルおよび画像データの格納情報
を示すデータ３１３より構成されている。種別３１１に
対しては、追加、更新、削除に対してそれぞれ“Ｒ”、
Ｕ″ｇ、ｄｌＤＨを記録する。タイトルＩＤ３１２に対
しては、追加のときに新しい番号を、更新、削除のとき
に、更新、削除のタイトルと同一の番号を、それぞれ記
録する。つまり、更新、削除する場合においても、追加
記録することにより、更新および削除を実現する。

第１図は、本発明の一実施例を示すステージング処理時
のファイルとタイトル格納部の状態図である。ここでは
、既にタイトルＴ−１２までステージング済みである光
ディスク３を、ステージングファイル５にステージジグ
する際の管理ファイル６とタイトル格納部３１との関係
を示している。

管理ファイル６は、光ディスクＩＤ３０を格納するＩＤ
部と、読み込みタイトル位置を示すポインタ部から構成
される。ＩＤ部には、ステージングする可能性がある光
ディスクＩＤ３０が格納され、ここでは４台の光ディス
クＩＤであるＯ−１〜〇−４が格納される。また、ポイ
ンタ部には、格納されている光ディスク３に対応したポ
インタＰ−１〜Ｐ−４が格納され、各ポインタはそれぞ
れ読み込みタイトル位置を記憶している。いま、光ディ
スクＩＤ（０−３）に対しては、破線で示すように、ポ
インタＰ−３は既にステージング済みのタイトルの次の
タイトルＴ−１３を指示している。

ステージングファイル５は、タイトルＩＤ３１２を格納
するＩＤ部と、データ３１３を格納するデータ部とから
構成される。ＩＤ部には、第４図のタイトルＴ−ｎのう
ちのタイトルｒＤ３１２（これをＩ−１〜■−１２で示
す）が格納され、データ部には、第４図のデータ３１３
（これをＤ−１〜Ｄ−１２で示す）が格納されている。

このように、タイトルを構成する内容は、種別を除いて
全てステージングファイル５に格納される。

第５図は、第１図におけるステージング方法の動作フロ
ーチャートである。ステージング処理に際しては、先ず
光ディスク３から光ディスクＩＤ３０を読み出す（ステ
ップ５１）１次に、管理ファイル６上のＩＤ部を検索し
て（０−３）、読み出した上記光ディスクＩＤに対応す
るポインタ（ｐ−３）を得て、読み込み済みタイトル位
置（Ｔ−１２）を知る（ステップ５２．５３）。ポイン
タＰ−３は読み込み済みの次のタイトルＴ−１３を示し
ているので、このＴ−１３より光デイスク３上のタイト
ル格納部３１を読み込む（ステップ５５）、Ｔ−１３の
種別が“Ｒ１Ｍであったときには、ステージングファイ
ル５にタイトルＩＤ３Ｌ２とデータ３１３を後尾に追加
する（ステップ５６）。また、読み込んだ種別がＩＩ　
［Ｊ　ＩＩ、または１１　Ｄ　ｊｌのときには、タイト
ルＩＤ３１２をキーとしてステージングファイル５（７
）ＩＤ部（Ｅｌ　〜ｌ−１２）を検索しくステップ５７
）そのＩＤに対応するデータ部（Ｄ−１〜Ｄ−１２）の
更新または削除を行う（ステップ５８゜５９）。この後
、ポインタを次のタイトルに位置付ける（ステップ６０
）、このとき、未書き込みブロックを検出することによ
り、最後のタイトルＴ−１７までステージングが完了し
たことを検知し。

管理ファイル６のポインタＰ−３をＴ−１８を指示する
ように更新する（ステップ６１）。なお、前述の動作の
うち、管理ファイル６上のＩＤ部を検索した結果、ＩＤ
部が存在しなかったときには、ステージジグされていな
い光ディスク３であることを知る。ステージングされて
いない光ディスク３を新しくステージングする際におい
ては、先頭のタイトルよりステージングを開始しくステ
ップ５４）、ステージング完了後、管理ファイル６に光
ディスクＩＤ３０をＩＤ部０−５に、未書き込みブロッ
ク位置を示すポインタＰ−５を追加する（ステップ６２
）。

このようにして、既にステージジグしたことのある光デ
ィスク３を、再びステージジグする際には、まだステー
ジジグしていない情報のみを読み込むことによりステー
ジジグすることが可能である。

例えば、１万件の画像データを格納している光ディスク
３はステージング済みであり、このステージング処理時
間に１件当り６ミリ秒として６０秒だけかかるものと仮
定する。この光ディスク３に対して、１０００件の画像
データの追加、更新、削除を行った後、再びステージン
グする場合には、従来の方法によれば６６秒必要である
が、本実施例では読み込み済みのデータを再び読み出す
必要がなく、追加、更新、削除したデータのみでよいた
め、６秒でステージング処理が可能である。

従って、大量の画像データを扱う電子ファイル装置に適
用すれば、ステージング処理時間を大幅に節約できる。

なお、実施例においては、ステージング情報を磁気ディ
スクを用いたステージングファイル５に格納する場合に
ついて述べたが、これに限らず、その他の全てのメモリ
に格納することができる。

また、電子ファイル装置とＬＡＮ等で接続された検索装
置とからなるシステムにおいて、検索装置側にステージ
ングファイルを備え、電子ファイル装置側に接続されて
いる光ディスクのタイトル情報を高速にステージングす
ることも可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、ステージング済
みデータを再び読み出す必要がないため、読み込み回数
およびそのデータ処理を大幅に削減することができ、ス
テージング時間の短縮が可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すステージング処理の各
ファイル状態図、第２図は本発明の一実施例を示す電子
ファイル装置の構成図、第３図は第２図における光ディ
スクの格納状態図、第４図は第３図における１つのタイ
トルの構成図、第５図は第１図におけるステージング処
理の動作フローチャートである。１：制御装置、３：光ディスク、５ニスチーシフアイル
、６：管理ファイル、３０：光ディスクＩＤ、３１：タ
イトル格納部、３２：画像データ格納部、３１．１：種
別、３１２：タイトルＩＤ、３１３：データ、Ｔ−ｎ：
タイトル、０−ｎ二光ディスクＩＤ部、Ｐ−ｎ：ポイン
タ、Ｉ−ｎ：タイトルＩＤ部、Ｄ−ｎ：データ部。

Claims

【特許請求の範囲】

１、情報の更新、削除を行うときにも、該情報を追加記
録する書き替え不能な記憶媒体のステージング方法にお
いて、追加、更新、削除する前までの記憶情報のステー
ジングを行うとともに、読み出し済み情報の位置を記憶
した後、記憶した情報の最後尾を検出することにより、
上記追加された情報のみをステージング済みの情報に追
加記録し、かつ、更新、削除された情報によりステージ
ング済み情報を更新、削除することを特徴とするステー
ジング方法。